JP3217698U - スポイト - Google Patents

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Abstract

【課題】押しボタンが左右にグラつかず、安定して押圧でき、吸引又は注出する量を良好に制御し得るスポイトを提供する。
【解決手段】一端の開口を吸引注出口とする吸上げ管12と、吸上げの他端に設けられた操作部16とを備えるスポイであって、操作部は、弾性体ピストン18と押しボタン22とを含む加圧機構26を有し、弾性体ピストンは、吸上げ管の他端の外周を覆う筒状の本体部と、本体部の先端に一体に設けられるとともに、軸方向に離間して形成された上側拡径部及び下側拡径部を有する緩衝部とを含み、押しボタンは、吸上げ管の他端の開口を閉塞するように配置された押圧部と、押圧部の外縁に一体に設けられた円筒部を有し、押圧部方向に付勢され、円筒部の内周面は、上側拡径部及び下側拡径部の外周面に接する。
【選択図】図2

Description

本考案は、容器等から内容液を吸引して注出するスポイトに関する。
液の定量注出が可能で、注出の終期に液が飛散しないスポイトが提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1のスポイトは、合成樹脂製の吸引管と、この吸引管に連通した弾性帽状体とを備えている。弾性帽状体を押しボタンにより押圧することによって、液を飛散させずに定量の液を注出できることが記載されている。
具体的には、押しボタンの押圧の第1段階では、弾性帽状体の中央を上部から押圧し、第2段階では弾性帽状体の側部をも押圧する。第1段階で定量注出ができ、第2段階では、吸引管内の液の注出の終期における注出速度を速やかにして、液の飛散を防ぐことができるというものである。
実開平5−13536号公報
しかしながら、上記特許文献1の場合、弾性帽状体を上部から押しボタンにより押圧する構成であることから、押しボタンが左右にグラついて押し具合が安定しない。このため、吸引又は注出する液の量を必ずしも正確に制御することができない。
そこで本考案は、押しボタンが左右にグラつかず、安定して押圧することができ、吸引又は注出する液の量を正確に制御することができるスポイトを提供することを目的とする。
本考案に係るスポイトは、一端の開口を吸引注出口とする吸上げ管と、前記吸上げ管の他端に設けられた操作部とを備えるスポイトであって、前記操作部は、弾性体ピストンと押しボタンとを含む加圧機構を有し、前記弾性体ピストンは、前記吸上げ管の前記他端の外周を覆う筒状の本体部と、前記本体部の先端に一体に設けられるとともに、軸方向に離間して形成された上側拡径部及び下側拡径部を有する緩衝部とを含み、前記押しボタンは、前記吸上げ管の前記他端の開口を閉塞するように配置された押圧部と、前記押圧部の外縁に一体に設けられた円筒部を有し、前記押圧部方向に付勢され、前記円筒部の内周面は、前記上側拡径部及び前記下側拡径部の外周面に接することを特徴とする。
本考案によれば、スポイトは、一端の開口を吸引注出口とする吸上げ管を備え、吸上げ管の他端に設けられた操作部は、特定の弾性体ピストンと押しボタンとを含む加圧機構を有している。こうした加圧機構を備えていることから、スポイトは、吸引又は注出する量を良好に制御することができる。
加圧機構における弾性体ピストンは、吸上げ管の他端の外周を覆う筒状の本体部と、本体部の先端に一体に設けられた緩衝部とを有している。弾性体ピストンは、加圧機構におけるピストンとして作用するのみならず、吸上げ管の他端を破損から保護する。こうした弾性体ピストンによって、ガラス製の吸上げ管を含む、あらゆる素材の吸上げ管を使用することが可能となったものである。
本実施形態に係るスポイトの全体構成を示す側面図である。 本実施形態に係るスポイトの縦断面における全体構成を示す図である。 本実施形態に係るスポイトにおける操作部の分解図である。 弾性体ピストンを説明する図であり、図4Aは全体図、図4Bは緩衝部の拡大図である。 キャップを説明する図である。 押しボタンを説明する図である。 本実施形態に係るスポイトの押しボタンを押し下げた状態を示す図である。
以下、図面を参照して本考案の実施形態について詳細に説明する。
(全体構成)
図1に示すスポイト10は、一端の開口を吸引注出口14とする吸上げ管12と、吸上げ管12の他端に設けられた操作部16とを備える。操作部16は、側面がカバー28で覆われ、カバー28の上端から押しボタン22が突出している。スポイト10においては、押しボタン22が押圧されることにより、吸引注出口14を介して内容液の吸引・注出が行われる。本実施形態における吸上げ管12は、ガラス製としている。
操作部16は、図2に示すように、吸上げ管12の他端に接して配置された弾性体ピストン18と、該弾性体ピストン18の下部に固定されたキャップ20と、該弾性体ピストン18の上部の外周面と摺動可能な内周面を有する円筒部を含む押しボタン22と、該押しボタン22を該キャップ20上で支持するコイルスプリング24とを備えている。スポイト10は、キャップ20によって所定のボトルの口部に取り付け可能な構造である。本実施形態における加圧機構26は、弾性体ピストン18と押しボタン22とを含む。押しボタン22は、コイルスプリング24とキャップ20とによって、上向きに付勢されている。
図3には、操作部16の分解図を示す。弾性体ピストン18は、NBRやシリコンゴム、EPDMといったゴム類や、LDPEやLLDPEといった軟質性プラスチックにより構成されている。キャップ20、押しボタン22、及びカバー28は、プラスチックなどの合成樹脂で構成されている。コイルスプリング24としては、ステンレス等からなる一般的なスプリングを用いることができる。
次に、図4を参照して、弾性体ピストン18について説明する。図4Aに示すように、弾性体ピストン18は、本体部18aと、本体部18aの先端に一体に設けられた緩衝部18bとを含む。本体部18aは筒状であり、吸上げ管12の他端の外周を覆う(図2)。本体部18aは、肉厚が半径方向に徐々に増大するスカート部18dを有する。このスカート部18dの基部の外周には、キャップ20を固定するための嵌合溝18cが設けられている。スカート部18dは、嵌合溝18cに固定されたキャップ20の抜けを防止する。嵌合溝18cの下部は、スポイト10をボトル(図示しない)に取り付けた際に、ボトル口部のパッキンとして機能するフランジ18eを構成している。このように本実施形態においては、弾性体ピストン18の本体部18aの下端にパッキンが一体に設けられている。
弾性体ピストン18においては、緩衝部18bが、本体部18aの先端に一体に設けられている。この緩衝部18bの外径dpは、追って説明する押しボタン22の内径db(図6参照)より若干大きく形成される。
図4Bの拡大図に示すように、弾性体ピストン18の緩衝部18bは、離間して形成された上側拡径部18b1と下側拡径部18b2とを有している。弾性体ピストン18の緩衝部18bの内周面18binnerは、湾曲した形状である。図示するように、下側拡径部18b2は、吸上げ管12の半径方向における肉厚t2が、上側拡径部18b1における肉厚t1より大きい。上側拡径部18b1と下側拡径部18b2の間には、半径方向内側へゆるやかに湾曲した凹部が形成されている。
図4Bには示していないが、押しボタン22は、円筒部22bの内周面22b1(図6)が、弾性体ピストン18における緩衝部18bの上側拡径部18b1及び下側拡径部18b2の外周面と摺動する。
弾性体ピストン18の下部に固定されるキャップ20は、図5に示すように、天部20aに開口20dが設けられ、この開口20dの内周に嵌合突起20bを有している。キャップ20の天部20aの開口20dには、弾性体ピストン18の本体部18aで外周が覆われた吸上げ管12が貫通する。キャップ20の嵌合突起20bが、弾性体ピストン18における本体部18aのスカート部18dの基部外周の嵌合溝18cに嵌合することによって、キャップ20が弾性体ピストン18に固定される(図2)。キャップ20が弾性体ピストン18に固定されると、弾性体ピストン18の本体部18aの下端のフランジ18eは、キャップ20の天部20aの下面で、ボトル口部のパッキンとして機能する。
また、キャップ20の天部20aにおいては、嵌合突起20bの外側に環状溝20cが設けられている。環状溝20cは、コイルスプリング24の下端を支持する。
押しボタン22は、図6に示すように、押圧部22aと、この押圧部22aの外縁に一体に設けられた円筒部22bとを含む。押圧部22aは、吸上げ管12の他端の開口を閉塞するように配置される。本実施形態のスポイト10においては、押しボタン22は、コイルスプリング24とキャップ20とによって押圧部22a方向(上向き)に付勢される。円筒部22bの内周面22b1は、弾性体ピストン18における緩衝部18bの上側拡径部18b1及び下側拡径部18b2の外周面と摺動する。押しボタン22の円筒部22bの内径dbは、弾性体ピストン18の緩衝部18bの外径dpより若干小さい。
押しボタン22の円筒部22bは、半径方向外側に突出した肉抜き形成部22cを外周上部に有する。肉抜き形成部22cの下端には、スプリング押え溝22dが設けられている。押しボタン22は、この肉抜き形成部22cのスプリング押え溝22dで、コイルスプリング24の上端を押えつつ、押圧部22a及び円筒部22bで弾性体ピストン18の上部を覆って配置される(図2)。コイルスプリング24は、押しボタン22の円筒部22bの半径方向外側に配置されて、上端で押しボタン22を支持する。こうしてコイルスプリング24は、弾性体ピストン18の外側に配置される。
(動作及び効果)
上記のように構成されたスポイト10は、操作部16における押しボタン22の押圧部22aを押圧することによって、ボトル(図示しない)の内容液の吸引・注出を行うことができる。
内容液を吸引するためには、吸上げ管12の吸引注出口14を内溶液に浸す前に、押しボタン22の押圧部22aを押圧する。これによって、弾性体ピストン18の緩衝部18bにおける上側拡径部18b1及び下側拡径部18b2の外周面と、押しボタン22の円筒部22bの内周面22b1とが摺動する。上述したとおり、弾性体ピストン18における緩衝部18bの外径dpは、押しボタン22の円筒部22bの内径dbより若干大きい。このため、押しボタン22が下側拡径部18b2方向(矢印A方向)に摺動すると、弾性体ピストン18の緩衝部18bの上側拡径部18b1は、円筒部22bの内周面22b1との間に矢印A方向の摩擦力が生じる。この摩擦力によって上側拡径部18b1には、矢印Bで表される半径方向外側に力が働く。この力によって上側拡径部18b1は、円筒部22bの内周面22b1に押し付けられる(図4B)。
このようにして、緩衝部18bにおける上側拡径部18b1及び下側拡径部18b2の外周面と押しボタン22の円筒部22bの内周面22b1との接触は保たれているので、押しボタン22が矢印A方向に摺動する際、押しボタン22と弾性体ピストン18との間の密閉性が損なわれることはない。弾性体ピストン18の緩衝部18bにおける上側拡径部18b1は、加圧機構26における密閉性を維持する作用を有する。こうして、押しボタン22の押圧部22aを押圧することによって、吸上げ管12内の空気の一部が吸引注出口14から押し出される。
弾性体ピストン18における緩衝部18bの下側拡径部18b2は、吸上げ管12の半径方向における肉厚t2が上側拡径部18b1における肉厚t1より大きい。このため、押しボタン22が矢印A方向に摺動しても、下側拡径部18b2は押しボタン22を同軸上に保持することができる。下側拡径部18b2は、吸上げ管12の他端で吸上げ管12を固定することもできる。吸上げ管12は弾性体ピストン18の本体部18aに安定して固定されるので、押しボタン22が押圧された際、吸上げ管12のガタツキを防止することができる。
本実施形態のスポイト10は、押しボタン22の押し具合も良好である。上述したとおり、操作部16の加圧機構26においては、押しボタン22は、コイルスプリング24とキャップ20とによって上向き(押圧部22a方向)に付勢されている。コイルスプリング24の上端は、押しボタン22の外周上部に設けられた肉抜き形成部22cの下端のスプリング押え溝22dで押えられている。押しボタン22からの押圧力は、安定してコイルスプリング24に伝達されるので、押しボタン22をグラつくことなく安定に押し下げることができる。一方、コイルスプリング24の下端は、キャップ20の天部20aに設けられた環状溝20cに嵌め込まれていることから、コイルスプリング24は、押しボタン22を安定して支持することができる。このような構成に起因して、押しボタン22の押し具合は良好となる。押しボタン22の円筒部22bの外周上部に肉抜き形成部22cが設けられていることもまた、押しボタン22の押し具合の安定性が高められる一因である。
押しボタン22が完全に押し下げられると、押しボタン22の押圧部22aの上面は、図7に示すようにカバー28の上端面28aと一致する。押しボタン22が完全に押し下げられた場合でも、本実施形態のスポイト10においては、弾性体ピストン18に緩衝部18bが設けられていることから、押しボタン22が吸上げ管12に直接接して押圧することはない。押しボタン22の押圧によって吸上げ管12がガラス製であっても、破損するおそれは、極めて小さいものとなる。
本実施形態のスポイト10においては、キャップ20の天面20aに設けられた嵌合突起20bが、弾性体ピストン18の本体部18aの基部に設けられた嵌合溝18cに嵌合することによって、キャップ20が弾性体ピストン18に固定されている。弾性体ピストン18が存在しているので、キャップ20は、吸上げ管12に直接接することはない。このため、キャップ20との接触により、特に吸上げ管12がガラス製であったとしても、吸上げ管12が破損するおそれも低減される。
弾性体ピストン18は、加圧機構26におけるピストンとして作用するのに加えて、吸上げ管12を破損から保護する。押し具合の良好な押しボタン22を有する加圧機構26を備えているので、本実施形態のスポイト10は、吸引する内容液の量を良好に制御することができる。
本実施形態のスポイト10を用いて内容液を吸引するには、押しボタン22の押圧部22aを押圧しつつ、吸上げ管12の吸引注出口14を内容液に浸して押圧を解除する。押しボタン22は、上向きの付勢力を受けて上昇し、これによって、吸上げ管12内への内容液の吸引が開始される。押しボタン22の押圧部22aを再度押圧することにより、吸上げ管12内への内容液の吸引を停止することができる。押しボタン22の押圧部22aが上向きの付勢力によって押圧前の位置まで戻った際にも、吸上げ管12内への内容液の吸引が停止する。こうして、所定量の内容液が吸上げ管12内に収容される。
吸上げ管12内に収容された内容液は、押しボタン22の押圧部22aを押圧することによって、吸引注出口14から注出することができる。内容液を吸引する場合と同様、押圧部22aの押圧によって、押しボタン22は、円筒部22bの内周面22b1が、弾性体ピストン18における緩衝部18の上側拡径部18b1及び下側拡径部18b2の外周面と摺動する。
すでに説明したとおり、弾性体ピストン18は、加圧機構26におけるピストンとして作用するのに加えて、吸上げ管12を破損から保護する。押し具合の良好な押しボタン22を有する加圧機構26を備えているので、本実施形態のスポイト10は、注出する内容液の量を良好に制御することができる。
本実施形態においては、上述したような弾性体ピストン18を備えているので、吸上げ管12としてガラス製のものを用いることが可能となった。これによって、内容液の種類によらず適用できるスポイトとすることが可能となる。本実施形態のスポイト10は、ガラス製の吸上げ管12が用いられているので、吸上げ管が合成樹脂製の場合よりも高級感が増し、付加価値(商品価値)を向上させることもできる。なお、吸上げ管12は、ガラス製以外の素材で構成されていても良いことは、言うまでもない。
また、本実施形態のスポイト10の加圧機構26においては、弾性体ピストン18の緩衝部18bの上側拡径部18b1によって密閉性が確保されている。このような弾性体ピストン18の外側にコイルスプリング24が配置されているので、内容液がコイルスプリング24に接触するのを防止することができる。
(変形例)
本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨の範囲内で適宜変更することが可能である。
上記実施形態においては、弾性体ピストン18の緩衝部18bは、吸上げ管12の半径方向における下側拡径部18b2の肉厚t2を上側拡径部18b1の肉厚t1より大きくし、内周面18binnerが湾曲した形状としたが、緩衝部18bの形状はこれに限定されない。弾性体ピストン18の緩衝部18bは、押しボタン22の円筒部22bの内周面22b1が接して摺動する上側拡径部18b1と下側拡径部18b2とを備え、これら拡径部18b1,18b2で凹部が挟まれた外周に備えていれば、任意の形状とすることができる。また、弾性体ピストン18は、NBRやシリコンゴム、EPDMといったゴム類や、LDPEやLLDPEといった軟質性プラスチックを用いて形成してもよい。
押しボタン22は、上向き(押圧部22a方向)に付勢されていればよく、上記実施形態の構成に限定されない。例えば、コイルスプリング24は、弾性体ピストン18の上で押しボタン22の円筒部22bの内側に配置してもよい。コイルスプリング24を弾性体ピストン18の上に配置した場合には、より効率よく押しボタン22を上向きに付勢することができる。この場合には、スプリング押え溝は、押しボタン22の押圧部22aの下面に設けられる。押しボタン22の円筒部22bの外周上部には、肉抜き成形部22cを設ける必要はない。
さらに、キャップ20の上で押しボタン22を支持して、キャップ20とともに押しボタン22を上向きに付勢することができる部材であれば、コイルスプリング24に限定されない。例えばステンレス等を、コイルスプリングの代わりに用いてもよい。
10 スポイト
12 吸上げ管
14 吸引注出口
16 操作部
18 弾性体ピストン
20 キャップ
22 押しボタン
24 コイルスプリング
26 加圧機構
28 カバー

Claims (7)

  1. 一端の開口を吸引注出口とする吸上げ管と、前記吸上げ管の他端に設けられた操作部と、を備えるスポイトであって、
    前記操作部は、弾性体ピストンと押しボタンとを含む加圧機構を有し、
    前記弾性体ピストンは、前記吸上げ管の前記他端の外周を覆う筒状の本体部と、前記本体部の先端に一体に設けられるとともに、軸方向に離間して形成された上側拡径部及び下側拡径部を有する緩衝部とを含み、
    前記押しボタンは、前記吸上げ管の前記他端の開口を閉塞するように配置された押圧部と、前記押圧部の外縁に一体に設けられた円筒部を有し、前記押圧部方向に付勢され、前記円筒部の内周面は、前記上側拡径部及び前記下側拡径部の外周面に接する、
    ことを特徴とするスポイト。
  2. 前記下側拡径部は、前記吸上げ管の前記半径方向における肉厚が、前記上側拡径部より大きい、ことを特徴とする請求項1記載のスポイト。
  3. 前記押しボタンは、前記押しボタンを支持するコイルスプリングと、前記コイルスプリングを支持するとともに前記弾性体ピストンに固定されたキャップとによって、前記押圧部方向に付勢されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のスポイト。
  4. 前記弾性体ピストンは、肉厚が徐々に増大するスカート部を前記本体部に有し、前記スカート部の基部外周に嵌合溝が設けられ、前記キャップは、前記弾性体ピストンの前記本体部が外嵌された前記吸上げ管が貫通する天部を備え、前記天部に設けられた嵌合突起と前記弾性体ピストンの前記嵌合溝とが嵌合することにより前記弾性体ピストンに固定されている、ことを特徴とする請求項3に記載のスポイト。
  5. 前記押しボタンの前記円筒部は、半径方向外側に突出した肉抜き成形部を外周上部に有し、前記肉抜き成形部の下端に設けられたスプリング押え溝で前記コイルスプリングの上端を押え、前記キャップは、前記天部の嵌合突起の外側に設けられた環状溝で前記コイルスプリングの下端を受け、前記コイルスプリングは、前記弾性体ピストンの外側に配置されている、ことを特徴とする請求項3又は4に記載のスポイト。
  6. 前記押しボタンの前記押圧部を上端から突出させて、前記押しボタンから前記キャップまでの側面を覆うカバーをさらに備える、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のスポイト。
  7. 前記吸上げ管はガラス製である、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のスポイト。

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