JPH0670828U - 給液方向自動切替装置 - Google Patents

給液方向自動切替装置

Info

Publication number
JPH0670828U
JPH0670828U JP5760292U JP5760292U JPH0670828U JP H0670828 U JPH0670828 U JP H0670828U JP 5760292 U JP5760292 U JP 5760292U JP 5760292 U JP5760292 U JP 5760292U JP H0670828 U JPH0670828 U JP H0670828U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
liquid supply
tank
liquid guiding
supply direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5760292U
Other languages
English (en)
Inventor
邦彦 立川
Original Assignee
邦彦 立川
高島 賢昌
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 邦彦 立川, 高島 賢昌 filed Critical 邦彦 立川
Priority to JP5760292U priority Critical patent/JPH0670828U/ja
Publication of JPH0670828U publication Critical patent/JPH0670828U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 液通路を有する導液管体1が支点をもって左
右の導液部1A、1Bに分けられており、そしてこの導
液管体1は、重量が掛かった導液部側へ自由に傾斜され
るように成して2つの槽の区画壁30上に支持され、し
かも該導液管体1の各導液部の出口部には任意高さの止
液板5が下方領域を塞ぐように成して固着されてなり、
さらに各導液部にはそれぞれ浮子6A、6Bが取り付け
られてなる給液方向自動切替装置である。 【効果】 止液板により、傾いた側の導液部には、給液
中常に液溜部が形成され、これが導液管体の傾きを安定
させるウエイトの役目を果たし、給液方向の安定化を図
り、給液中の槽の液量がオーバーフローする量に達する
と、当該槽側の浮子が押し上げられることにより、導液
管体の傾き方向が自動的に逆転し、反対側の槽への給液
が行なわれる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数の槽への自動給液技術において、給液中の槽のオーバーフロー 時の他槽への自動切替技術の新規な提案に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、並設された2つの槽の一方を休ませる(空にする)ことが要求される 場合においては、給液中の槽がオーバーフローを起こすに至った時には、他の給 液対象槽へ給液を自動切替させてやる(この間に、先に給液してある槽から液を 抜いてやる)ことが必須の要件となる。
【0003】 然るに、現在、この給液方向の自動切替については、電磁弁等の弁機構を給液 管路に設け、電気的指示手段によりその弁機構を開閉制御することにより、その 目的を達成させるようにしたものが実用に供されている。
【0004】 ところが、上に記した弁機構方式のものは; a)特別なエネルギー源(電気エネルギー)を必要とする、 b)構造が複雑で、故障を招き易く、修理にも手間取る。 c)構造的な面から製造コストの低減化を図ろうにも限界がある、 という問題を抱える。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記実情を踏まえて提案に及んだものであり、従って、その目的は 、特別なエネルギー源を必要とせず、構造が簡単で確実な作動を期すことができ 、しかも極めて安価に製造し得る給液方向自動切替装置の提案にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案では; 液通路を有する導液管体が支点をもって左右の導液部に分けられており、そし てこの導液管体は、重量が掛かった導液部側へ自由に傾斜されるように成して2 つの槽の区画壁上に支持され、しかも該導液管体の各導液部の出口部には任意高 さの止液板が下方領域を塞ぐように成して固着されてなり、さらに各導液部には それぞれ浮子が取り付けられてなることを特徴とする給液方向自動切替装置、を 完成し得たことにより、課題を解決することに成功したものである。
【0007】
【作用】
給液源からの給液により導液管体に液が入ると、左右どちらかの導液部が 重量的に勝ち(あるいは、予め最初に給液しようしする槽側に人為的に傾けさせ ておくことにより)、導液管体は支点を中心にしてその導液部側に傾き、一方の 槽への給液が開始されるが、この時、当該導液部の出口部に設けた止液板の高さ を最大幅として、その幅が零になる支点に向けて徐々に狭まる液溜部(流れ方向 の側断面で言えば、止液板を底辺として、当該導液部の底壁を一辺とし、該底壁 のゼロ点(始点)と止液板の上端とを結ぶ線を他の一辺とする細長三角形となる 部分)が形成され、そして、この液溜部は給液中常時形成され、導液管体の傾き を安定させるウエイトの役目を成し、給液方向の安定化を図る。
【0008】 給液の継続により、給液中の槽の液量が増え、オーバーフローする量に近 付くと、当該槽側の導液部の浮子が押し上げられて行き(導液管体の傾きが徐々 に水平に戻されて行き)、オーバーフローするに至った時には、導液管体の傾き 方向が逆転し、反対側の槽への給液が行なわれる。 すなわち、給液中の槽のオーバーフロー時の給液方向の切替が自動で行なわれ る。 そして、反対側の槽への給液においても、上記に記した作用が得られること 勿論である。
【0009】
【実施例】
(1)は給液管体で、角筒形、円筒形、あるいは天壁のない上方が開口された もの等任意形状のものが用いられる。
【0010】 給液管体(1)の長手方向中央の底壁(1a)の下面にはブラケット(2)が 固着されており、給液管体(1)は、該ブラケット(2)を介して、槽(3A) (3B)の区画壁(30)の頂面に据設された支持基体(4)に支持されている 。
【0011】 すなわち、支持基体(4)に両端が固着された円形支軸(4a)ざ、ブラケッ ト(2)を図示手前側から奥に貫通していることにより、給液管体(1)は、支 軸(4a)を支点として自由にシーソー運動が成され、同時に、給液管体(1) には、支釉(4a)を中心として、左右に導液部(1A)(1B)が形成される ことになる。
【0012】 給液管体(1)の両方の出口部(1b)(言い替えれば、各導液部《1A》《 1B》の出口部)には、高さ(h)を有する止液板(5)が、該出口部(1b) の下方領域を塞ぐように成してそれぞれ固着されている。
【0013】 給液管体(1)の両端部の底壁(1a)の下面には、浮子(6A)(6B)が それぞれ取り付けられている。
【0014】 そして、これら浮子(6A)(6B)は、「図1」の如く、給液管体(1)が どちらにも傾かずに水平状態にあるときに、槽(3A)(3B)のオーバーフロ ー線(7)の少し下まで達するように成してそれぞれ取り付けられており、従っ て、給液により、どちらかの槽、例えば槽(3A)内の液量が増え、当該槽(3 A)の浮子(6A)を押しあげて行き、液水位がオーバーフロー線(7)に達す ると、給液管体(1)の傾きを逆転させ、給液方向は反対側の槽(3B)へと切 り替えられる。
【0015】 尚、給液管体(1)が所定角度傾いた時、給液管体(1)がストッパー突起体 (8)に当接することにより、過度な傾きが阻止され一定の傾きが保持されるよ うになっており、給液管体(1)の傾き角度を色々と設けたい場合には、ストッ パー突起体(8)を上下動可能に構成する等の手段を講ずれば良い。
【0016】 以下、本考案装置の作動を説明する。
【0017】 図「1」に示す状態のところに、給液源からの給液があり(給液管体《1》 の中央位置に点線で記した円《9》が、供給源からの供給管先端が、供給管体《 1》の向壁に臨んでいるところをイメージ図示したものである)、液の流れ態様 の重力関係により(あるいは、予めの人為的操作により)、「図2」の如く、導 液部(1A)側に給液管体(1)が傾くことにより、槽(3A)に対する給液が 行なわれる。
【0018】 この給液が始まると、導液部(1A)における施点部分(9)に液溜まりが形 成され、この液溜まり(9)は、槽(3A)に対する給液中形成され続けて給液 管体(1)の傾きを安定させるウェイトの役目を果たし、槽(3A)に対する給 液動作の信頼性を高度に保障する。
【0019】 また、給液管体(1)の傾きは、ブラケット(2)の下面がストッパー突起体 (8)に当たることにより、給液中所定の傾き角度に保たれる。
【0020】 給液動作が続いて槽(3A)の液嵩が上がり浮子(6A)に達すると、浮子( 6A)を押しあげて行く。
【0021】 そして、液嵩が槽(3A)のオーバーフロー線(7)に達すると、押し上げら れた浮子(6A)により、給液管体(1)は水平状態を通り越して反対側の槽( 3B)側に自動的に傾き、槽(3B)に対する給液が開始される。
【0022】 この槽(3B)に対する給液中の挙動は、上に記した槽(3A)に対する挙動 と同じであるので省略する。
【0023】
【考案の効果】
本考案によれば、目的の槽への給液が開始されると、給液管体の傾いた側の出 口部に設けた止液板により、傾いた側の導液部には、給液中常に液溜部が形成さ れ、これが導液管体の傾きを安定させるウエイトの役目を果たし、給液方向の安 定化を図り、給液の継続により、給液中の槽の液量が増え、それがオーバーフロ ーする量に達すると、当該槽側の浮子が押し上げられることにより、導液管体の 傾き方向が自動的に逆転し、反対側の槽への給液が行なわれる。 すなわち、本考案によれば、非常に簡単な機構構造でありながら、給液動作の 信頼性が極めて高く、かつ給液中の槽のオーバーフロー時の給液方向の切替が自 動で行なわれる、という抜群の実用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の正面図を示し、給液管体が水平状
態にあるところの図。
【図2】本考案装置の正面図を示し、給液中の図。
【符号の説明】
1・・・給液管体 2・・・フラケット 3A、3B・・・槽 4・・・支持基体 5・・・止液板 6A、6B・・・浮子 7・・・オーバーフロー線 8・・・ストッパー突起体 9・・・液溜まり 30・・・区画壁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液通路を有する導液管体が支点をもって左
    右の導液部に分けられており、そしてこの導液管体は、
    重量が掛かった導液部側へ自由に傾斜されるように成し
    て2つの槽の区画壁上に支持され、しかも該導液管体の
    各導液部の出口部には任意高さの止液板が下方領域を塞
    ぐように成して固着されてなり、さらに各導液部にはそ
    れぞれ浮子が取り付けられてなることを特徴とする給液
    方向自動切替装置。
JP5760292U 1992-07-07 1992-07-07 給液方向自動切替装置 Pending JPH0670828U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5760292U JPH0670828U (ja) 1992-07-07 1992-07-07 給液方向自動切替装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5760292U JPH0670828U (ja) 1992-07-07 1992-07-07 給液方向自動切替装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0670828U true JPH0670828U (ja) 1994-10-04

Family

ID=13060409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5760292U Pending JPH0670828U (ja) 1992-07-07 1992-07-07 給液方向自動切替装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0670828U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1035798A (ja) * 1996-07-24 1998-02-10 Kayaba Ind Co Ltd 液油等の供給装置における残液量検知装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1035798A (ja) * 1996-07-24 1998-02-10 Kayaba Ind Co Ltd 液油等の供給装置における残液量検知装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5814213A (en) Skimming apparatus
JPH0670828U (ja) 給液方向自動切替装置
KR910000952B1 (ko) 볼콕형 플로우트 구조
EP0331109A2 (en) Liquid level regular device
GB2302162A (en) Swimming pool filler
JPH0245715Y2 (ja)
JP3700158B2 (ja) 液体供給装置
US6864445B1 (en) Latching fluid level switch
JPH0348039Y2 (ja)
JPH0326304B2 (ja)
JPH0610626Y2 (ja) 蓄電池用補水栓
JPS604353Y2 (ja) 液面スイツチ
JPS5842551Y2 (ja) 給水装置
KR200235175Y1 (ko) 수위조절장치
JPH0673087B2 (ja) 液面制御装置
JPH0374404B2 (ja)
JPH078004Y2 (ja) 上澄水の引抜装置
JPS5932775Y2 (ja) ボ−ルタツプ型自動給水装置
JPS6225827Y2 (ja)
JPS59117972A (ja) 水位差動式ボ−ルタップ
JPS59154746U (ja) 液面の2位検出用フロ−トスイツチ
US2689516A (en) Egg cooker
JPS6314008Y2 (ja)
JPH0351639Y2 (ja)
JP2516558Y2 (ja) スカム処理装置