JPH0670770B2 - 感圧式タブレツト入力装置 - Google Patents

感圧式タブレツト入力装置

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JPH0670770B2
JPH0670770B2 JP59063417A JP6341784A JPH0670770B2 JP H0670770 B2 JPH0670770 B2 JP H0670770B2 JP 59063417 A JP59063417 A JP 59063417A JP 6341784 A JP6341784 A JP 6341784A JP H0670770 B2 JPH0670770 B2 JP H0670770B2
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JP
Japan
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input
electrode
electrode surface
flexible sheet
input device
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JP59063417A
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JPS60207922A (ja
Inventor
弘和 坂野
俊春 滝沢
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は入力盤面上に筆記された文字か図形あるいは入
力盤面上に表記された文字・項目等を筆記具あるいは入
力ペンの押圧により検知し、それら位置座標を検出する
感圧式タブレツト入力装置に関するものである。
〔発明の技術的背景〕 この種の装置は対向する電極が筆記具等の押圧で互いに
導通するときの電気的変化により位置検出を行なうもの
であるが、押圧時以外においては絶縁状態を保持する必
要がある。この絶縁状態を維持するための方法としては
従来種々検討され実現されているが、その中で対向する
電極間に絶縁性部材を配置する方法がある。この種の感
圧式タブレツト入力装置における構造の詳細は、従来の
感圧式タブレツト入力装置の入力盤面構造を表わす第1
図及び前記第1図に示す入力盤面の部分断面図を表わす
第2図に示すとおりである。つまり、絶縁性部材4を格
子状もしくは点状に、電極面2aが一部露出する格好で、
電極全面に配置することにより電極面1aと2aとの間隔を
一定に保持していた。
〔背景技術の問題点〕
前記装置の問題点としてまず誤入力の問題が挙げられ
る。従来の装置においては、基板2は全面に渡り同じ構
造、つまり全体が電極面となつており、その大きさは入
力可能な領域つまり保護カバー3により囲撓される領域
よりも大きなものであつた。その理由としては、まず全
体を電極にした方が、部分的に電極を配置するよりも製
造上安価となるためである。次に電極面の大きさである
が、今仮りに基板2を有効入力領域と同じ大きさとす
る。ここで言う有効入力領域とは、外部に位置座標とし
て出力できる有効な入力領域を言い、以下これを単に有
効入力領域という。上記の様に仮定した場合、保護カバ
ー3の位置が次の2通りが考えられ、第1として有効入
力領域のすぐ外側に配したときは、基板2とそれを固定
するボード5によつてできる、基板2の厚み分の段差部
分で可撓性シート1が直角におれて電極1aが損傷する恐
れがある。また第2として保護カバー3の位置を上記保
護カバー3による折れがなくなる程度に、有効入力領域
から離したときは、入力可能な領域内に上記段差が存在
することになり、筆記具あるいは入力ペンによる押圧に
より、上記段差部分において第1の場合と同様に電極1a
の損傷が考えられる。ゆえに従来の装置においては、基
板2の大きさを電極1aの損傷を防ぐため、入力可能な領
域よりも大きなものにしていた訳である。さらに可撓性
シート1の電極面は、抵抗層の周囲に図示していないが
外部と接続させるための周端電極を配置する必要がある
ので有効入力領域よりも大きな領域に形成されている。
ここで言う抵抗層とは、可撓性シート1の電極面1aのこ
とを言う。以上の様に電極面1a及び2aが有効入力領域よ
り大きくならざるをえないために、有効入力領域の外側
部分に内側部分と同様な構造をもつ部分が存在してい
た。従つて筆記具等でその部分を押圧することにより誤
入力が生じていた。そのため誤入力を防ぐために、有効
入力領域を可撓性シート1の筆記面1bに明示して注意を
促していたが、この方法が誤入力防止の決定的なもので
ないことは明らかである。その他に保護カバー3によ
り、有効入力領域以外を覆うことが考えられるが、この
場合位置合わせが困難となる。
第2として、前記可撓性シート1と基板2の周端部に位
置する保護カバー3に関する問題である。保護カバー3
と可撓性シート1とは、ゴミの侵入を防ぐ等の理由から
接触している事が好ましい。しかしながら同じ接触させ
る場合でも、可撓性シート1には取付けに伴う圧力を全
く加えない方法と圧力を加えて接触させる方法があり、
前者においては取付け構造が技術的問題から煩雑になる
為、従来後者の方法をとつていた。ところが後者におい
ては短絡の問題が生ずる場合がある。それは、保護カバ
ー3の取付けに伴う圧力が加わる部分が電極面2a上の絶
縁性部材4の配置間隔より小さい時に、電極1aと2aとが
圧力により短絡が起きたり、前記間隔より大きい場合で
も、バリや接触面における凹凸により同様に短絡するた
めである。ゆえに圧力を加えて接触させる時には、保護
カバー3の取付けに伴う圧力が加わる部分を前記間隔よ
り大きくしなければいけないという形状における制約
や、さらに圧力の加わる部分のバリや凹凸をなくし、平
滑にしなければならないという製造における問題も生じ
ていた。
最後に第3の問題として電極1aの接栓1cによる短絡があ
る。従来ボード5の背面5aのスペースを有効に利用する
ために、図示していないが座標検出基板等をボード背面
5aに実装していた。それゆえ可撓性シート1の電極面1a
と前記基板とを電気的に接続するための接栓1cを、その
柔軟性を生かしてボード5にあけた穴を通すことにより
背面5a側へ湾曲させて接続させていた。そのため曲げに
よる力で電極1aと電極2aの端面とが、絶縁性部材4のな
い部分で接触、短絡していた。従つて従来の装置では、
基板2の周端部に絶縁性フイルムを貼付して短絡を防止
するかもしくは可撓性シートの柔軟性を有効に利用でき
る前記接続方法自体を変更せざるをえなかつた。
〔発明の目的〕
この発明は、上記欠点を除去し、有効入力領域以外の部
分での誤入力を簡単に防止し、さらに筆記面の周囲に配
置される保護カバーの実装構造及び入力検出基板の実装
構造をも容易にするような感圧式タブレツト入力装置を
提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
この発明では、片面に電極面を有する可撓性シートと、
絶縁性部材を電極面に部分的に配置した基板とからなる
感圧式タブレツト入力装置において、前記絶縁性部材を
格子状あるいは点状に電極面が一部露出する格好で電極
面の中央に位置する有効入力領域にあたる部分に配置し
さらにその周囲を帯状に囲撓する格好で電極面を覆うよ
うにして配置することにより上記した目的を達成してい
る。
〔発明の実施例〕
第3図は、本発明の実施例であつて、一般の黒板の筆記
面と同等の広さの入力面を有する感圧式タブレツト入力
装置である。1は入力面、6は脚、7は操作部、8は制
御部、9はケーブル、10は筆記具である。
以上本実施例の感圧式タブレツト入力装置は電子黒板と
呼ばれ、黒板のように筆記することが可能で、筆記した
ものを描画信号として電気的に伝送、出力する機能が可
能な装置で、種々の利用方法が考えられるものである。
次に第4,5図に基づいて入力盤面の構造を説明する。図
に示す基板2は100〜150μmの厚さの可撓性プラスチツ
クフイルムを基材として、その表面2aに導電層が全面積
層され、さらにその上に絶縁性部材4が配置されてい
る。これは等間隔に電極面2aの一部を露出させる格好で
有効入力領域全体に点状に各々同一形状で配置され、そ
の周囲にそれと同じ高さでちようど有効入力領域以外の
電極面2aの全体を帯状に覆う形で配置されているもので
ある。以上のような構造を持つ基板2は、両面粘着テー
プ等により同寸法のボード5全体に接着されている。な
お、ここで基板2は、1つの外部接栓2cを有し、上記導
電層がそのまま延長されている。そしてその上に載置さ
れている可撓性シート1は、やはり100〜150μmの厚さ
のプラスチツクフイルムを基材とし、ホワイトボード用
フエルトペン等による筆記が可能でかつ、その耐久性を
もたせるための表面処理が表面側1bに施されており、そ
れと反対側の面1aには、抵抗層が有効入力領域よりも大
きな領域に均一に積層されている。
この様にして、絶縁性部材4をはさんで電極1aと2aが対
向しているため、筆記具によつて可撓性シート表面1bを
押圧したとき、シートがたわむことにより電極1aと2aが
導通する。このときの電気的変化により押圧点の位置を
検出する。以上の検出機構から絶縁性部材4によつて覆
われている有効入力領域以外の部分においては、電極1a
と2aが導通しないため、筆記具で押圧されても入力しな
い事は明らかである。従つて有効入力領域が、その表示
の有無と無関係に確実に規定され、実装上困難な保護カ
バー3による領域設定も行なう必要がなくなる。
次に可撓性シート1の上に位置する保護カバー3である
が、電極面2a上の有効入力領域以外の部分が絶縁性部材
4に覆われているため、保護カバー3を可撓性シート1
に短絡の心配がなく直接接触させることができ、なお且
つ圧力の加わる部分の形状的制約や製造面での問題に注
意を払う必要なく保護カバー3の形状及び実装構造を設
定できる。
最後に可撓性シート1には図示されていないが、基材の
周辺の4辺に外部接続用のパターン電極が配置されてい
て、各々有効入力領域以外の部分で前記抵抗層と導通状
態にあり、なお且つ外部に接続可能な接栓1cを有してい
る。この接栓1cは、可撓性シートの一部であるため柔軟
性に富んでいる。また本実施例においては可撓性シート
1の周端部が帯状の絶縁性部材上に位置するため、接栓
の曲げに伴う力によつて電極1aと2aの短絡が防止され
る。従つて接栓の出し方に関して、ボード背面5bに実装
された基板に接続させる場合に、その柔軟性を生かして
湾曲させることにより背面5bにまわすという方法が可能
となる訳である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、有効入力領域以外
の部分を絶縁性部材で完全に覆うことにより、有効入力
領域以外の部分での誤入力を簡単に防止することがで
き、さらに筆記面の周囲に配置される保護カバーや入力
検出基板の実装構造を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の感圧式タブレツト入力装置の入力盤面を
示す分解斜視図、第2図は第1図に示す入力盤面の部分
断面図、第3図(A)は本発明を適用した電子黒板の一
実施例を示す正面図、第3図(B)はその側面図、第4
図は第3図に示す電子黒板における入力盤面を示す分解
斜視図、第5図は第4図に示す入力盤面の部分断面図で
ある。 1……可撓性シート、1a……抵抗層(電極面)、1b……
筆記面、1c……接栓、2……基板、2a……電極面、2c…
…接栓、3……保護カバー、4……絶縁性部材、5……
ボード、5a……ボード背面、6……脚、7……操作部、
8……制御部、9……ケーブル、10……筆記具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】片面に電極面を有する可撓性シートと絶縁
    性部材を電極面に部分的に配置した基板とからなる感圧
    式タブレツト入力装置において、前記絶縁性部材を格子
    状あるいは点状に電極面が一部露出する格好で電極面の
    中央に配置し、さらにその周囲を帯状に囲撓する格好で
    電極面を覆うようにして配置したことを特徴とする感圧
    式タブレツト入力装置。
JP59063417A 1984-04-02 1984-04-02 感圧式タブレツト入力装置 Expired - Lifetime JPH0670770B2 (ja)

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JPS60207922A JPS60207922A (ja) 1985-10-19
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JP2021002210A (ja) * 2019-06-21 2021-01-07 フリー株式会社 情報提供装置、情報提供方法及び情報提供プログラム

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