JPH0670699A - 調理方法及び装置 - Google Patents

調理方法及び装置

Info

Publication number
JPH0670699A
JPH0670699A JP4230276A JP23027692A JPH0670699A JP H0670699 A JPH0670699 A JP H0670699A JP 4230276 A JP4230276 A JP 4230276A JP 23027692 A JP23027692 A JP 23027692A JP H0670699 A JPH0670699 A JP H0670699A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooking
heated
bubbles
cooking container
bubble generator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4230276A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Asai
泰博 浅井
Masasuki Akasaka
匡透 赤坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OKU TEC KK
Tokyo Living Service Co Ltd
Original Assignee
OKU TEC KK
Tokyo Living Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OKU TEC KK, Tokyo Living Service Co Ltd filed Critical OKU TEC KK
Priority to JP4230276A priority Critical patent/JPH0670699A/ja
Priority to US08/111,930 priority patent/US5436016A/en
Publication of JPH0670699A publication Critical patent/JPH0670699A/ja
Priority to US08/438,958 priority patent/US5592868A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L5/00Preparation or treatment of foods or foodstuffs, in general; Food or foodstuffs obtained thereby; Materials therefor
    • A23L5/10General methods of cooking foods, e.g. by roasting or frying
    • A23L5/13General methods of cooking foods, e.g. by roasting or frying using water or steam
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L5/00Preparation or treatment of foods or foodstuffs, in general; Food or foodstuffs obtained thereby; Materials therefor
    • A23L5/10General methods of cooking foods, e.g. by roasting or frying
    • A23L5/11General methods of cooking foods, e.g. by roasting or frying using oil

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Cookers (AREA)
  • Commercial Cooking Devices (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 湯を沸騰させなくても液相と気相の混合し
た二相流を発生させることができ、加熱温度と攪拌流の
強さをそれぞれの料理に最も適した条件で自由に組み合
わせることができ、更に、沸騰していない状態において
調理人が掻き混ぜなくても、調理材料を流動・攪拌する
ことのできる調理方法及び装置を提供する。 【構 成】 被加熱材を収容する調理容器に、この被加
熱材の中に送気して気泡を発生させるための送気孔を形
成した気泡発生器を、前記被加熱材を流動攪拌し易い位
置に設け、調理容器内の被加熱材の中に送気することに
よって気泡を発生させ、この気泡の上昇流によって前記
被加熱材を流動攪拌しながら加熱調理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は調理方法及び調理装置の
改良に関し、調理するために必要な熱量を低減すること
ができ、調理する際に被加熱材に所望の対流を起こした
り、攪拌したりすることができる調理方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、加熱調理を行う場合には、調理容
器に収容された調理材料に対して、ただ単に加熱を行う
のみであった。例えば、麺類を茹でる場合には、沸騰さ
せた湯を使用することによって、加熱すると共に湯を流
動・攪拌して、麺をほぐすようにしている。このように
湯を沸騰させて沸騰対流(液相と気相が混合した二相
流)を起こし、この沸騰対流によって麺をほぐす攪拌力
を得るようにしている。
【0003】また、スープをつくる場合には、ダシが良
く出るようにスープを流動・攪拌させる必要があるが、
この流動・攪拌はスープを沸騰させるか、又は、調理人
が掻き混ぜるか、何れかの方法によって行っている。煮
物を作る場合は、掻き混ぜると煮崩れを生じるので、前
記と同様に煮汁を沸騰させて、調理容器内の具材を攪拌
しながら、味が良くしみ込むようにして煮込んでいる。
【0004】更に、天ぷらやフライを油で揚げる場合に
は、調理する具材によって調理に適した温度が異なり、
例えばコロッケの場合は 190℃程度で揚げると良く、ド
ーナツの場合には 160℃程度が好ましいことが知られて
いる。従って、できるだけその料理に適した温度で調理
するために、油の温度を一定に保つ必要がある。そこ
で、調理具材を油中に投入するのに伴って油温が低下す
るので、油温が調理に適したある程度の範囲内の温度を
保てるように、具材を時間をあけて少しずつ油の中に投
入している。
【0005】上記に列挙した調理方法の例に限らず、従
来の調理方法は、調理材料が入った調理容器に対して加
熱するのみであり、調理材料の流動・攪拌は、沸騰によ
って自然に行うか、又は調理人が掻き混ぜるかの何れか
によって行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような、従来の調
理方法によると次のような問題が生じる。先ず、麺を茹
でる場合には湯を沸騰させ、蒸気を発生させることによ
って、調理容器内に湯と蒸気による二相流、即ち沸騰対
流を形成しているのであるが、このようにすると蒸気を
発生させるために気化潜熱を与える必要があり、加熱に
大きなエネルギーを必要とする。
【0007】麺を茹でるという行為は、加熱によってデ
ンプンをデンプン糊に変性させる糊化(α化)を行い、
消化・吸収し易いようにすることと、麺が溶着して団子
状にならないようにほぐすことであり、茹でる温度が80
℃程度であれば糊化は充分に行うことができるので、糊
化のためだけに湯を沸騰させる必要はないのである。次
に、スープをつくる場合として、例えば魚のスープをつ
くる場合を例にとると、約70℃程度の比較的に低い温度
でゆっくりと時間をかけて煮るようにすると、美味しい
スープができることが知られている。また、この時には
調理容器のスープに乱流が発生することを防止しつつ、
一定の対流を発生させて、スープに濁りが生じないよう
に攪拌することが必要である。
【0008】これは、コンソメスープ等の透明なスープ
をつくる場合にも言えることで、ダシの具材が煮崩れ
て、細かく粉砕されたものがスープに混合し、舌触りが
悪くなることを防止すると共に、透明度の高いスープと
することで視覚的にも美しいものにするためである。し
かしながら、70℃程度の比較的に低い温度では、スープ
を攪拌するための充分な対流を加熱によって発生させる
ことは困難であり、強い攪拌力を得るために沸騰させる
と、味が悪くなるばかりか、ダシの煮崩れが生じてスー
プが濁り、その結果、舌触りや見た目が悪くなってしま
うという問題がある。
【0009】また、煮込み料理をつくる場合として、肉
の煮物を例にとると、約65℃程度の温度で調理すると美
味しくできることが知られている。肉の旨みを引き出す
ためには、肉のタンパク質の凝固点付近の温度、即ち65
℃程度で調理することが重要であり、あまり高い温度で
調理すると肉の収縮が起こり、固くなって味も悪くな
り、消化し難くなるのである。
【0010】しかしながら、肉に煮汁の味を染み込ませ
るには、ある程度の攪拌が必要であり、上記したような
低い温度で攪拌を起こすためには、調理人が掻き混ぜ続
けなければならず、人手がかかるという問題があった。
一方、天ぷらやフライを揚げる場合には、調理する材料
によって調理に適した温度が異なり、 160℃程度で比較
的に長時間かけて揚げるものや、 200℃程度の高温で短
時間で揚げるものがある。従って、油の温度を調理に適
した温度を保つために、一度に沢山の調理材料を油の中
に入れるのではなく、少量に分けて入れることによっ
て、油の急激な温度低下を防止しながら調理している。
【0011】このように、天ぷらやフライを揚げる場合
には、調理材料は油の上の方に浮き上がった状態で加熱
されるので、油の中に調理材料を投入した直後は上層部
の油の温度は急速に低下する。しかしながら、熱源に近
い下層部の油の温度は、比較的に高い温度を保持したま
まであり、油の温度は調理容器内の場所によってかなり
大きな温度差が生じている。そして、調理材料が浮いて
いる上層部の油の温度を一定に保つために、熱源に近い
下層部の油を必要以上に加熱しているのが実情である。
【0012】これらの例にあげた調理方法のみならず、
他の調理方法の場合も同様に、蒸気を発生させて攪拌流
を起こしたり、油を使った揚物の場合には、温度の低下
が比較的に少ない下層部の油を加熱したりしており、調
理するのに必要以上の熱量を使用しているため加熱に必
要なエネルギーの無駄が多いという問題があった。つま
り、殆ど全ての調理において、伝熱を改善する為か、又
は調理容器内の温度分布を改善するためか、或いは調理
容器内の濃度分布を改善するためか、の何れかの改善を
行うために、調理温度を無視して沸騰させているのであ
る。
【0013】また、湯に気化潜熱を与えて蒸気を発生さ
せ、この湯と蒸気が混合した沸騰対流(二相流)によっ
て攪拌するだけでは、調理に適した温度と好ましい攪拌
流の組み合わせが得られないという問題がある。更に、
比較的に低い温度で調理する場合には、攪拌流を起こす
ために調理人が掻き混ぜており、人手がかかる等の多く
の問題があった。
【0014】本発明は以上の問題点に鑑みて、湯を沸騰
させなくても液相と気相の混合した二相流を発生させる
ことができ、加熱温度と攪拌流の強さをそれぞれの料理
に最も適した条件で自由に組み合わせることができ、更
に、沸騰していない状態において調理人が掻き混ぜなく
ても、調理材料を流動・攪拌することのできる調理方法
及び装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の調理方法は、調理容器内の被加熱材の中に送
気することによって気泡を発生させ、この気泡の上昇流
によって前記被加熱材を流動攪拌しながら加熱調理する
方法である。また、本発明の調理装置は、被加熱材を収
容する調理容器に、この被加熱材の中に送気して気泡を
発生させるための送気孔を形成した気泡発生器を、前記
被加熱材を流動攪拌し易い位置に設けたことを特徴とす
る構成である。
【0016】前記した被加熱材とは、茹で料理の場合に
は水であり、天ぷらやフライの場合には油であり、煮込
み料理の場合にはスープや煮汁を意味している。即ち、
食材と液媒の両方を含んでいる。前記気泡発生器として
は、多孔質の金属・セラミック・ガラス等を適宜使用し
て、それ自体に形成されている孔を送気孔としても良い
し、送気管に小孔を形成して、これを送気孔とすること
もできる。また、ノズル状のものを気泡発生器として、
ノズルの開口部を送気孔としても良く、要は被加熱材中
に気泡を発生させることができれば良いので、上記に例
示したものに限定されない。
【0017】また、この気泡発生器は、調理容器と一体
的に形成しても良く、調理容器とは別体の脱着式にして
も良い。更に、この気泡発生器を調理容器に設けるにあ
たり、この気泡発生器を調理容器内に収納しても良い
し、調理容器の外側にケーシングを取り付け、このケー
シング内に気泡発生器を設けると共にこのケーシングと
前記調理容器を連通させるように構成しても良い。
【0018】尚、この気泡発生器を設置する位置として
は、例えば麺を茹でる場合等には調理容器の周縁部に沿
って環状に配設すると好ましいが、スープをつくる場合
等には、調理容器の中央部に配設すると良く、要は、調
理するものに合わせて被加熱材を流動攪拌し易いよう
に、適切な位置を適宜選択して配設すると良い。また、
設置位置を変えられるように可動式にしても良い。
【0019】気泡発生器から被加熱材の中に送気する方
法としては、前記気泡発生器に対してこの気泡発生器の
外部から気体を送り込む方法が一般的であり、その場合
にはコンプレッサや高圧のボンベ等を使用すると好まし
い。しかしながら、これらの方法に限定されるものでは
なく、気泡発生器をパラジウム、白金、銀、チタン、ジ
ルコニウム等の気体を吸蔵し易い金属で形成すると共
に、予めこの気泡発生器に気体を吸蔵させておき、この
気泡発生器から徐々に放出させるようにしたり、沸点の
低い液体や固体を断熱性(実際には微小に熱は伝導す
る)のカプセルに収納しておき、この微小に伝導する熱
によって徐々に気化させて、気体として放出するように
しても良く、このようにした場合には、外部から気泡発
生器に気体を送り込む必要がなくなり、装置が小型化で
きる。
【0020】また、上記のようにして気泡発生器から送
気する気体の量は、一定量を送気する固定量式のもので
も構わないが、好ましくは送気量を可変式とすることに
よって、流動・攪拌作用をそれぞれの調理に適したもの
とすると良い。尚、前記調理容器の外部から気泡発生器
に送り込む場合には絞り弁等によって流量調節をすると
良く、外部から気体を送り込まずに、気泡発生器自体か
ら気泡を発生させるタイプのものは気泡発生器に形成す
る送気孔の開度を調整するようにすると好ましい。
【0021】このような送気量の調整や、加熱の熱量調
整は、手動で行っても構わないが、被加熱材の温度を温
度センサーで検出したり、送気量を流量センサーで検出
したりすることによって、フィードバック自動制御する
ようにしても良い。また、気泡発生器から送気する気体
としては、茹で料理等のように被加熱材に水を使用する
場合には空気を使用して構わないが、揚げ料理等のよう
に被加熱材に油を使用する場合には、油が酸化しないよ
うに、不活性ガスや窒素ガス等を使用すると好ましい。
【0022】更に、炭酸ガスを送気することによって、
流動・攪拌と同時に、食材や液媒に炭酸ガスを溶け込ま
せ、発泡性を持たせるようにしても良い。尚、この調理
容器には、蓋を設けなくても良いが、調理人が攪拌しな
くても気泡発生器によって適切な攪拌力を得ることがで
きるので、蓋を設けた方が更にエネルギーの節約にな
り、好ましい。その場合には、調理容器内の圧力を常圧
にして調理しても良いし、圧力調整弁等の圧力調整手段
を設けて、加圧又は減圧するようにしても良い。このよ
うに圧力調整をすることによって沸点のコントロールを
することができる。
【0023】
【作 用】本発明は上記した構成を有しており、調理容
器内の被加熱材の中に気泡発生器から気体を送気するこ
とによって気泡を発生させることができ、この気泡は被
加熱材の熱によって膨脹する。そして、この被加熱材の
中を上昇する気泡は、下層部から上層部に向かって上昇
するに従って膨脹するので、例えば、麺を茹でる場合に
は、デポ(金網状のカゴ)に麺を入れて、調理容器の上
層部に配置するだけで、このデポの中の麺を攪拌して、
ほぐすことができる。
【0024】また揚げ料理の場合には、同様にして気泡
を発生させることにより、被加熱材である油を流動・攪
拌して、調理材料が浮いている上層部の油温が下層部の
油温に比して急速に低下することを防止することができ
る。更に、スープを作る場合には、気泡発生器によって
送気される気体の量を少な目にして静かに対流を生じさ
せるようにすれば、ダシとなる具材の煮崩れを防止する
ことができ、スープが濁ったり、細かく粉砕されたダシ
がスープに混合することを防止できる。また、比較的に
低温で調理した場合に、加熱によって発生する対流が微
弱なために、充分な攪拌力が得られない場合でも、気泡
を発生させることによって積極的に対流を発生させるこ
とができる。
【0025】また煮物をつくる場合にも、煮汁に乱流が
発生しないように、気泡発生器によって気泡を発生させ
て一定の対流を起こすことにより、煮崩れを防止するこ
とができ、焦げつきも防止できる。更に、例えば深鍋を
使用して米を炊飯する場合等のように、食材の流体粘度
が高く、流動・攪拌させるのが困難な調理の場合であっ
ても、本発明を適用すれば容易に流動・攪拌を行うこと
ができる。
【0026】また以上に例示したものに限らず、他の調
理に適用した場合も同様であって、沸騰させなくても気
泡噴流を発生させることができ、加熱温度と攪拌流の強
さをそれぞれの料理に最も適した条件で自由に組み合わ
せることができ、更に、調理容器内の食材や液媒の温度
や濃度を均一にすることができる。
【0027】
【実 施 例】次に図面を参照して本発明の実施例を説
明する。先ず、図1は誘導加熱式の電磁調理器1に本発
明に使用される調理容器2を載置した場合である。この
調理容器2の底部には、多孔質のセラミックによって形
成された気泡発生器3が設けられ、この気泡発生器3か
ら被加熱材としての水(湯)Wの中に送気して気泡を発
生させるために、この気泡発生器3に形成されている微
細な孔を送気孔3aとして利用している。
【0028】この調理容器2内の水温は温度センサー4
によって測定しており、また、水Wの量は水位センサー
5によって測定している。これらのセンサーから出力さ
れる信号は制御装置6に設けられている加熱制御回路7
及び水供給制御回路8に入力され、この加熱制御回路7
によって前記電磁調理器1の電源制御装置9を制御する
と共に、水供給制御回路8によって水道管10に接続され
た給水管11の電磁弁12を開閉制御している。
【0029】この気泡発生器3は、調理容器2の外部に
設置されたエアーコンプレッサー13に送気管14を介して
接続されており、エアーコンプレッサー13によって圧送
された空気を気泡として放出している。この気泡は、気
泡発生器3から湯Wの中に放出されると、熱によって膨
張し、調理容器2の下層部から上層部に向かって上昇す
るのに伴って大きくなる。つまり、調理容器2の下層部
では、液相に僅かの気相が混合した気泡流が形成され、
調理容器2の上層部では、液相に多くの気相が混合した
スラグ流が形成されることとなる。
【0030】例えば、図2及び図3に示すように麺を茹
でる場合には、調理容器2の縁にデポ15を引っかけ、こ
のデポ15の中に麺を入れる。すると、調理容器2の周縁
部に沿って複数個配設した気泡発生器3の送気孔3aか
ら、このデポ15に向かって湯Wの中に放出される気泡
は、送気量が少なくても、熱膨張によって大きくなり、
調理容器2の上層部では麺をほぐすのに充分な攪拌力を
持った気泡噴流となる。
【0031】このように、本発明によると、蒸気と湯W
による二相流を形成する必要がなくなり、湯Wを沸騰さ
せなくても、湯Wや麺の流動・攪拌が行えるので、加熱
に要する熱量を大幅に低減することができる。更に、調
理容器内における気泡噴流の強さや発生箇所、或いは加
熱の熱量を制御することによって、流動・攪拌と加熱と
を独立して行うことができる。
【0032】また、図4及び図5に示すように気泡発生
器3を調理容器2の中央部に一つ配設した場合には、デ
ポ15の中の麺は湯と気泡が混合した二相流によって直接
流動・攪拌されることはないが、送気孔3aから放出され
る気泡の上昇流によって生じる強い対流によって攪拌さ
れるので、前記実施例と同様に湯Wを沸騰させなくても
麺をほぐす効果が得られる。
【0033】このように、湯Wの中に気泡を発生させて
二相流を形成し、それによって湯Wに強い対流を生じさ
せ、攪拌する方法としては上記の方法に限定されるもの
ではなく、図6に示すように気泡発生器3を混和筒16に
収容して、一旦この混和筒16内に湯Wと気泡の二相流を
形成し、これを調理容器2内の湯Wに注ぎ込むようにし
ても良い。
【0034】本発明者の実験では、麺を茹でるのに、従
来のように湯Wを 100℃に加熱して沸騰させ、蒸気を発
生させることによって攪拌した場合に比して、湯温を95
℃にして沸騰させずに気泡発生器3から発生する気泡に
よって攪拌した場合は、ほぼ同じ攪拌力になるように送
気量を調整した場合で、麺の茹で時間は約70%に短縮で
き、加熱に要した熱量は約40%に低減することができ
た。
【0035】麺を糊化するためには更に低い温度で茹で
ても支障はないので、加熱温度を更に下げると共に、送
気した気泡噴流が効率良く麺を攪拌するように気泡発生
器3の位置や送気量を設定すれば、エネルギーの節減効
果をより向上させ、茹で時間の短縮も可能である。次
に、別の実施例としては図7(a)に示すような装置も
ある。この実施例では、熱源としてガスを使用し、約70
℃程度の比較的に低温でスープをつくる場合であり、ガ
スコンロ17の上に載置した調理容器2内のスープSを沸
騰させない状態にして、気体を吸蔵することによって送
気管を排した気泡発生器3から気泡を発生させている。
【0036】このように比較的に温度の低い状態では、
気泡発生器3から気泡を放出させなければスープSに対
流は殆ど起こらない。これは、ダシをとる具材を流動さ
せ、調理容器2内を循環させるには火力が弱過ぎるから
であり、本発明による調理方法及び装置を適用すること
によって始めて、気泡発生器3から放出される気泡によ
って攪拌するのに充分な対流を生じさせることができ
る。
【0037】また、このような場合送気量を多くする
と、調理容器2内に乱流が発生し、だしが細かく粉砕さ
れて、これがスープに混合し、スープが濁って舌触りや
味が悪くなるので、図中に示すような一定の乱れのない
対流を発生させるように、送気量は少なめにしておくと
良い。この場合には、スープの温度が比較的に低いた
め、気泡の膨張率も小さく、水面に発生する波も穏やか
で乱流の発生はより確実に防止することができる。
【0038】尚、このようにして調理を行っている場合
に、図7(b)に示すように誤って調理容器2を矢印P
のように押してしまい、調理容器2がガスコンロ17から
ずれてしまっても、スープSに生じている対流は気泡発
生器3から発生する気泡の上昇流によって規定されるの
で、熱源に対する調理容器2の位置が移動しても、対流
に乱れが生じることを防止できる。
【0039】別の実施例としては、図8に示すような装
置もある(加熱装置は省略する)。これは、調理容器2
の底部の外側にケーシング18を取り付け、このケーシン
グ18内に気泡発生器3を収容したものである。そして、
このケーシング18と、調理容器2とを通気穴2aによって
連通し、調理容器2内に気泡を放出するようにしてい
る。
【0040】この場合には、気泡発生器3の送気孔3aか
ら送気される気泡を直接調理容器2内の湯Wの中に放出
するのではなく、一旦ケーシング18の中に放出して、通
気穴2aを介して調理容器2底部の比較的に広い面積から
気泡の上昇流を発生させている。従って、この通気穴2a
を形成した調理容器2の底部が一種の拡散板となり、調
理容器2内の広い範囲にわたって気泡の上昇流を発生さ
せている。
【0041】また、この実施例では調理容器2に蓋19を
設け、水面から放散する熱を低減することによって、よ
り熱効率を高めたものである。本発明によると、送気量
の調整によって、最適な流動・攪拌作用を得ることがで
きるので、蓋19を開けて掻き混ぜる必要もなく、更に充
分な対流によって焦げつき等が発生することもないの
で、調理が完了するまで蓋19を開けることなく加熱を続
けられる。尚、本実施例で使用した蓋19には、気泡発生
器3によって送気される空気の排気穴19aが形成されて
いる。
【0042】次に、図9に示す実施例は、気泡発生器3
を調理容器2に一体的に形成したものであり、送気孔3a
はノズル状に形成された気泡発生器3の開口部となって
いる(加熱装置は省略する)。このように気泡発生器3
をノズル状に形成する場合には、開口部を通常の一孔タ
イプに形成しても良いが、本実施例では、この開口部を
多孔タイプの送気孔3aとして形成している。
【0043】また、本実施例では、天ぷらやフライを揚
げる場合のように油Oを使用した例であり、通常油Oの
温度は 160〜 200℃程度まで加熱して調理するので、気
泡の熱膨張率も大きくなり、少量の送気量でも攪拌作用
は非常に大きなものとなる。このような場合には、気泡
の上昇流によって油面に発生する波も大きなものとな
り、調理容器2内の油Oには図中に示すように強力な攪
拌流が発生する。
【0044】従って、調理する具材を油Oの中に投入
し、浮き上がった具材によって油面付近の上層部の油温
が低下しても、大きな攪拌力によって上層部の油温は速
やかに回復し、所定の油温を保持して、調理材料の味を
落とさずに短時間で調理ができる。尚、この場合に送気
する気体は、油の酸化を防止するために不活性ガス或い
は窒素ガス等を使用すると好ましく、これらの気体を充
填したボンベ20等から供給するようにすると好ましい。
【0045】次に、図10に示す実施例は、調理容器2に
圧力調整手段を設けることによって一種の圧力鍋として
構成しており、更に、制御装置21を設けることによって
水温(油温)、水量(油量)、送気量、及び調理容器2
内の圧力を自動制御するようにしたものである。これら
は全て手動で行っても構わないが、省力化や調理の失敗
を防ぐためにも自動制御すると好ましいものである。
【0046】制御装置21には、水温(油温)センサー2
2、水量(油量)センサー23、流量センサー24、及び圧
力センサー25からの信号が入力されるように構成されて
いる。また、電磁調理器1の電源スイッチ26aや出力レ
ベルスイッチ26bを制御するように制御装置21から制御
ユニット26に出力信号を出力している。これと同様にし
て、調理容器2内の水Wがエアーコンプレッサー13側に
流入することを防止する逆止弁27を設けている送気管14
の流量調節弁28を、開閉制御・流量制御し、更に、給水
管(給油管)11の弁29を開閉制御・流量制御している。
【0047】本実施例では、この調理容器2内の圧力を
調整するための圧力調整弁30を蓋19に設けていると共
に、調理容器2内の圧力が適切な圧力となるように、気
泡発生器3から送気される気体を、この圧力調整弁30か
ら外部に逃がすように制御している。このように、調理
容器2内の圧力を調整することによって、沸点の設定温
度をコントロールすることができるようになり、加熱に
使用されるエネルギーが気化潜熱として奪われることを
最小限に抑制し、省エネルギー化を更に高めることがで
きる。また、本発明では気泡発生器3を設けることによ
って、調理容器2内に気体を送出しているので、例え
ば、調理の途中で蓋19を開け、一旦常圧まで圧力が低下
しても、再び蓋を閉めれば、極めて速やかに予め設定し
た圧力まで回復させることができる。
【0048】制御装置21は上記した各センサーの信号入
力によって、各調整装置、即ち制御ユニット26、流量調
節弁28、弁29、及び圧力調整弁30をそれぞれ独立して制
御するように構成しても良いし、或いは様々な組み合わ
せで制御するようにしても良い。また、制御装置21にタ
イマーを設けることによって、これらの各調整装置に時
間制御を付加すると共に、調理開始から終了まで、最適
な調理条件を得られるように、調理の途中でも制御条件
を可変とすれば更に好ましい。
【0049】更に、上記各センサーによって計測した測
定値を表示する表示装置や、上記各調整装置の故障を知
らせる警報装置を設けても良い。尚、本発明は上記した
各実施例や、それらの組み合わせに限定されるものでは
なく、要は調理容器2内の被加熱材、即ち水、油、スー
プ、煮汁等の中に送気することによって気泡を発生さ
せ、この気泡の上昇流によって前記被加熱材を流動攪拌
しながら加熱調理できれば良いものである。このように
構成することによって、被加熱材を沸騰させなくても液
相と気相の混合した二相流を発生させることができ、加
熱温度と攪拌流の強さをそれぞれの料理に最も適した条
件で自由に組み合わせることができ、調理の自由度を飛
躍的に向上させることができるのである。
【0050】
【発明の効果】本発明の調理方法は、調理容器内の被加
熱材の中に送気することによって気泡を発生させ、この
気泡の上昇流によって前記被加熱材を流動攪拌しながら
加熱調理する方法であり、また本発明の調理装置は、被
加熱材を収容する調理容器に、この被加熱材の中に送気
して気泡を発生させるための送気孔を形成した気泡発生
器を、前記被加熱材を流動攪拌し易い位置に設けたこと
を特徴とするので以下の効果を奏することができる。
【0051】調理容器内の被加熱材の中に気泡発生器か
ら気体を送気することによって気泡噴流を発生させるこ
とができ、この気泡の上昇流によって前記被加熱材を流
動攪拌しながら加熱調理できる。また、沸騰していない
状態において被加熱材を流動・攪拌することができるの
で調理するために必要な熱量を大幅に低減することがで
きる。
【0052】更に、このように、被加熱材を沸騰させな
くても液相と気相の混合した二相流を発生させることが
できるので、加熱温度と攪拌流の強さをそれぞれの料理
に最も適した条件で自由に組み合わせることができ、更
に、調理容器内の被加熱材の温度や濃度を均一にするこ
とができる。また、気泡噴流を発生させることによっ
て、被加熱材を流動・攪拌することができるので、調理
人が掻き混ぜる必要がなくなり、省力化に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の概略図である。
【図2】本発明の実施例2の一部を断面にした側面図で
ある。
【図3】図2の平面図である。
【図4】本発明の実施例3の一部を断面にした側面図で
ある。
【図5】図4の平面図である。
【図6】本発明の実施例4の一部を断面にした側面図で
ある。
【図7】(a)は本発明の実施例5の一部を断面にした
側面図であり、(b)は調理容器とガスコンロの位置関
係が(a)の状態から横にずれた状態を示す一部を断面
にした側面図である。
【図8】本発明の実施例6の一部を断面にした側面図で
ある。
【図9】本発明の実施例7の一部を断面にした側面図で
ある。
【図10】本発明の実施例8の概略図である。
【符号の説明】
2 調理容器 3 気泡発生器 3a 送気孔 O 油(被加熱
材) S スープ(被加熱材) W 水(被加熱
材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理容器内の被加熱材の中に送気するこ
    とによって気泡を発生させ、この気泡の上昇流によって
    前記被加熱材を流動攪拌しながら加熱調理する調理方
    法。
  2. 【請求項2】 被加熱材を収容する調理容器に、この被
    加熱材の中に送気して気泡を発生させるための送気孔を
    形成した気泡発生器を、前記被加熱材を流動攪拌し易い
    位置に設けたことを特徴とする調理装置。
JP4230276A 1992-08-28 1992-08-28 調理方法及び装置 Pending JPH0670699A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4230276A JPH0670699A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 調理方法及び装置
US08/111,930 US5436016A (en) 1992-08-28 1993-08-26 Method of cooking food materials
US08/438,958 US5592868A (en) 1992-08-28 1995-05-11 Apparatus for cooking food materials

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4230276A JPH0670699A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 調理方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0670699A true JPH0670699A (ja) 1994-03-15

Family

ID=16905268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4230276A Pending JPH0670699A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 調理方法及び装置

Country Status (2)

Country Link
US (2) US5436016A (ja)
JP (1) JPH0670699A (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999032221A1 (en) * 1997-12-23 1999-07-01 Cem Corporation Gas agitation of microwave assisted chemical processes
NL1010988C2 (nl) * 1999-01-11 2000-07-13 Biostrada V O F Werkwijze voor het bereiden van een waterig aftreksel uit in hoofdzaak biologische grondstoffen.
US6485171B1 (en) * 1999-12-13 2002-11-26 Goss Graphic Systems, Inc Apparatus and method for sensing the fluid level in a mixing device
AU2002366026A1 (en) * 2001-11-20 2003-06-10 The Nisshin Oillio, Ltd. Frying method
US8192069B2 (en) * 2008-05-12 2012-06-05 Koopmans Richard J Water supply mixing process
GB0903018D0 (en) * 2009-02-23 2009-04-08 Board Ken Food heating arrangement
CN107847069B (zh) * 2015-07-07 2020-11-06 皇家飞利浦有限公司 压力烹饪装置
CN106539493B (zh) * 2016-10-20 2018-05-22 金华市金东区科技创新服务中心 一种能自动投料搅拌的煮面装置
IT202100003644A1 (it) * 2021-02-17 2022-08-17 Offcar The Great Cooking Srl Cuocipasta professionale con sistema migliorato di agitazione dell’acqua

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB829269A (en) * 1957-04-26 1960-03-02 Alexander M Zenzes Fluidized film frying process and products
US3438612A (en) * 1967-02-09 1969-04-15 Robert E Knowlden Pressure differential type mixing device
US3711330A (en) * 1971-08-23 1973-01-16 T Kierce Method and apparatus for heating viscous sugar solutions
US4136970A (en) * 1977-12-15 1979-01-30 Coulter Electronics, Inc. Method and apparatus for regulating the size and frequency of bubbles employed for mixing liquids
FR2448161A1 (fr) * 1979-01-30 1980-08-29 Essilor Int Machine de nettoyage de lunettes, a usage domestique
US4817510A (en) * 1986-04-09 1989-04-04 The Meyer Company Cooking apparatus for fluid container
JPH0318311A (ja) * 1989-06-16 1991-01-25 Izumi Giken Kk 噴流発生器
BE1003458A5 (fr) * 1989-10-02 1992-03-31 Nova Electro Internat N V Dispositif pour appareil de cuisson d'aliments et appareil de cuisson muni d'un tel dispositif.
US5009508A (en) * 1990-03-26 1991-04-23 Wojdylo Henry K Apparatus for mixing concrete

Also Published As

Publication number Publication date
US5592868A (en) 1997-01-14
US5436016A (en) 1995-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107550232B (zh) 烹饪器及烹饪方法
US9545168B2 (en) Method and apparatus for quickly cooking comestibles
JPH0670699A (ja) 調理方法及び装置
JP2017093932A (ja) 炊飯器
CN104873096A (zh) 可移动旋转式蒸煎锅装置
CN102727070A (zh) 加热烹调器
US20120034354A1 (en) Food Heating System
KR102034756B1 (ko) 이중가열식 다용도 찜기
KR200371963Y1 (ko) 조리기구판
JP2910313B2 (ja) 電気調理器
JPH06304067A (ja) 蒸気式調理法及び調理器
JP2001095678A (ja) 調理用補助具、調理用補助具付調理鍋
CN109124299A (zh) 一种炒菜机器人及其采用陀螺仪控制烹饪工艺的方法
CN204743732U (zh) 可移动旋转式蒸煎锅装置
JPH08238171A (ja) 加熱調理方法
JP2004130034A (ja) 蒸し焼き式バーベキュー兼用石焼調理装置
CN2326133Y (zh) 浇烫食品的锅具
WO2003043442A1 (fr) Procede de friture
CN113951424B (zh) 一种冲泡即食油茶米粉、油茶及生产工艺
CN219305958U (zh) 一种泡椒鸡爪煮制桶
KR102677193B1 (ko) 사골액 추출 장치
CN214128113U (zh) 一种蒸汽加热的快速烹饪装置
CN112971510B (zh) 烹饪器具及其烹饪控制方法和装置
KR200287787Y1 (ko) 조리기구
KR980008129A (ko) 열매체 기름을 이용한 조리기구