JPH0670647B2 - 可動鉄片形計器 - Google Patents

可動鉄片形計器

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JPH0670647B2
JPH0670647B2 JP63099251A JP9925188A JPH0670647B2 JP H0670647 B2 JPH0670647 B2 JP H0670647B2 JP 63099251 A JP63099251 A JP 63099251A JP 9925188 A JP9925188 A JP 9925188A JP H0670647 B2 JPH0670647 B2 JP H0670647B2
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cylinder
iron piece
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instrument
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JP63099251A
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JPH01270671A (ja
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優志 河井
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 {産業上の利用分野} 本発明は、可動鉄片形計器の改良に関するものである。
可動鉄片形計器は、可動コイル形計器と共にパネル用計
器として従来より用いられている。このような可動鉄片
形計器の従来例の構成を第5図に示す。
{従来の技術} 第5図において、1は可動部で、可動軸1a,指針1b,ダン
パー1c,スプリング1d,及び軸1aに取付けられた一対の可
動鉄片1e,1fよりなる。2は有底円筒状のシリンダで、
その開口部がフレーム3にねじ止めされている。シリン
ダ2の側面には可動鉄片1e,1fに対向して固定鉄片2a,2b
が取付けられ、底部には石ネジ2cが取付けられており、
この石ネジに前記可動軸1aの下端に取付けられたピボッ
トが係合される。可動軸1aの上端はブリッジ3に取付け
られた石ネジ2dに係合されている。5はシリンダ2を包
囲するように配置された環状の固定コイル、6はコイル
5を包囲する椀状のシールドである。
周知の様に、可動鉄片形計器は固定コイル5に電流を供
給することにより発生する磁界によって磁化される固定
鉄片2a,2bと可動鉄片1e,1fとの相互作用によって駆動ト
ルクを発生させて計器可動部1を回転させ、その回転位
置を指針1bで読取るものである。ところで、第5図に示
す従来の可動鉄片形計器に於いては、 (a)計器の感度調整,或いは延長目盛とする場合、ね
じ3a,3bを緩めてシリンダ2を回転させるが、その場合
シリンダに取付けた石ねじ2cも同時に回転してしまう。
その結果、一度石ねじ2c,2dと可動軸1aの先端に取付け
たピボットとの間のギッャップを適正に調整しても、感
度調整或いは延長目盛とする場合には石ねじ2c,2dを緩
めたのちシリンダ2を回転させなければならず、2度手
間である。
(b)シリンダ2は金属板をプレスの絞り加工で作った
ものである。石ネジ2cはシリンダ2の底部の中心位置に
取付ける必要があるが、シリンダ2は上記の様に絞り加
工で作る為、その中心をだしにくく、下部石ネジ2cは可
動部1の軸心からずれやすい。
(c)シリンダ2は金属で構成されているため、過電流
が流れる。その結果、50乃至400Hzでほぼ−0.7%の指示
誤差が生じる。即ち、第4図の計器は周波数特性が悪
い。
等の課題がある。
{発明が解決しようとする課題} 本発明はこの様な課題を解決する為になされたもので、
その目的は簡単な構成により高い精度のものが得られ、
かつ周波数特性のよいこの種の計器を提供することにあ
る。
{課題を解決する為の手段} 本発明は上記の目的を達成するために、シリンダを固定
鉄片が取付けられたプラスチック材よりなるシリンダ部
材と、可動鉄片が取付けられた可動軸を保持するプラス
チック材よりなるフレーム部材とに分離して構成し、固
定鉄片に対する可動鉄片の回転方向の相対位置が調整可
能なようにシリンダ部材をフレーム部材に回転可能に装
着するように構成したものである。以下、実施例に付い
て説明する。
{実施例} 第1図は本発明に係る装置の一実施例の構成図で、
(A)は上面図、(B)は(A)図のX方向から見た一
部断面図、(C)は(A)図のY方向から見た一部断面
図、第2図(A),(B)は第1図の要部の分解斜視
図、第3図は第1図の組立斜視図である。第1図乃至第
3図において、10は可動軸11,この可動軸に固定された
指針サポート12,このサポートに取付けられた指針13,零
調整腕14に取付けられコイルスプリング14a,及び可動軸
11に取付けられた可動鉄片15よりなる計器可動部であ
る。
20は固定鉄片が取付けられる円筒状のシリンダ部材(第
2図(A)に斜視図を示す)で、その開口部には円板状
の鍔21を有し、この鍔21の上面にはL字状の突起部22a,
22b及び円弧状の穴22c,22dが形成されている。底面23の
中心部には貫通孔24が形成されている。25は固定鉄片
で、シリンダ部材20における円筒部の外側に接着等によ
り取付けられている。このようなシリンダ部材20はプラ
スチック材を施削加工或いは精密成型することにより作
られている。
30は可動鉄片が取付けられた可動軸を保持するフレーム
(第2図(B)に斜視図を示す)で、前記したシリンダ
20の鍔21と同形状の円板31と、この円板とその中心軸が
同一の小径の円板32,及び円板31と32を連結する胴部33
よりなる。円板32と胴部33部分は前記したシリンダ部材
20の円筒内に挿入配置されるが、その場合円板32はシリ
ンダ20における底面23の中心部に形成した貫通孔24に位
置するようになっている。円板31の上側にはブリッジ31
aと,このブリッジの両脚に形成された取付用の腕部31
b,31cが形成され、かつ円板31には中心に至る切欠き31
d,及びこの円板の円周に沿った円弧状の一対の孔31e,31
fが形成されている。この一対の孔の夫々の一端部には
前記シリンダ部材20に形成した突起部22a,22bが挿入さ
れる角孔31g,31hが形成されている。この様な構成のフ
レーム部材30はその胴部33部分がシリンダ部材20の円筒
内に嵌め合わされて用いられるが、その場合フレーム部
材30に於ける円板31に形成した孔31e,31fにシリンダ部
材20に形成した突起部22a,22bが角孔31g,31hより挿入さ
れ、かつ円弧状の孔31e,31fにガイドされてシリンダ部
材20はこの一対の孔の長さの範囲内に於て回転できるよ
うになっている。ブリッジ31aと円板32の夫々の中心部
には石ねじ41,42が螺合されるねじ穴31i,32aが夫々形成
されている。このようなフレーム部材30はシリンダ部材
20と同様にプラスチックを精密成型により一体に作られ
ている。
50は円筒状の固定コイルで、その筒内にフレーム部材30
が取付けられたシリンダ部材20が挿入される。60は固定
コイル50を包囲するように配置されたシールドである。
この様な構成の各部からなる計器の構成順序は次の通り
である。
(1)鍔21を有する円筒体を施削加工或いは精密成型に
よりシリンダ部材20を形成し、その円筒部に固定鉄片25
を取付ける。
また、円板31,32、胴部33,ブリッジ31a等よりなるフレ
ーム部材30を施作加工或いは精密成型により一体に作
り、このフレームのブリッジ31a及び円板32に石ねじ41,
42を夫々取付ける。
(2)予め、可動軸11に指針サポート12とスプリング14
及び可動鉄片15等を取付けることにより構成された計器
可動部10における可動軸11をフレーム部材30の円板31に
形成した切欠31dよりこのフレーム内に挿入し、可動軸1
1の両端に取付けたピボットをこのフレーム部材30に取
付けた石ねじ41と42の間に装着し、各ピボットと石ねじ
間のギャップを両石ねじ41,42を調整することにより適
正に調節する。
(3)計器可動部10が取付けられたフレーム部材30をそ
の胴部33がシリンダ部材20内に嵌合されるように挿入す
ると共に、シリンダ部材20に形成した一対の突起部22a,
22bをフレーム部材30の円板31に形成した円弧状の一対
の孔31e,31fに係合させる。この場合、計器の感度調
整,或いは延長目盛にする場合はシリンダ部材20に取付
けた固定鉄片25と可動部10に取付けた可動鉄片形15との
相対位置によって決定される。その為には、シリンダ部
材20をフレーム部材30に対して回転する必要があるが、
本発明の計器に於てはシリンダ部材20に形成した突起部
22a,22bがフレーム部材30の円板31に形成した円弧状の
孔31e,31fにガイドされ、可動軸11を中心としてシリン
ダ20は精度良く回転する。
(4)フレーム部材30が取付けられたシリンダ部材20
を,シールド60が被せられた固定コイル50の円環内に装
着する。
(5)固定コイル50に基準の電流を供給しながら、シリ
ンダ部材20をフレーム部材30に対して回転させ、計器の
感度等を調整する。調整後、ねじ71と72により、フレー
ム部材30の円板31に形成した穴31j,31k及びシリンダ20
の鍔21に形成した円弧状の穴22c,22dを介してシリンダ
部材20とフレーム部材30を固定コイル50に固定する。
なお、上述した実施例に於ては固定鉄片25をシリンダ部
材20の外側に取付けた場合いを示したが、部材20の内側
に固定するようにしてもよい。内側に取付けた方が、可
動鉄片15とのギャップが小さいものが出来るため、高駆
動トルクの計器が得られる。なお又、上述した実施例に
於てはシリンダ部材20の回転時の位置決めを、フレーム
部材30の円板31上に形成した孔31e,31fによって実施し
た場合を示したが、孔31e,31fだけの場合にはシリンダ
部材20の突起部22a,22bのみが孔31e,31fに接触するた
め、僅かなガタがあってもフレーム部材30が上,下に動
いてしまうので、シリンダ20の位置を調整するために動
かすと鉄片同志の相対位置がずれてしまうというおそれ
がある。それを防ぐために、第4図に示すようにシリン
ダ部材20の開口部において、フレーム30の円板31の下側
にシリンダ20の円筒内に嵌まり合う環状の突起部34を形
成し、この突起部34でシリンダ部材20の円筒部内側に嵌
合させるようにすることにより、シリンダ部材20を可動
中心に対して正確に回転させることができる。
{本発明の効果} 以上説明したように、本発明においては (a)シリンダをシリンダ部材とフレーム部材の2部分
に分け、このフレーム部材に上下の石ねじを取付けてこ
れに可動部を保持させるように構成したため、可動部を
組み込んだ状態で一度ピボット・石ねじ間のギャップを
調整しておけば、計器の感動調整又は延長目盛への調整
を行う場合、シリンダを回転させてもギャップを再調整
する必要がない。
(b)可動部が装着されるフレームは精密成形加工によ
り作られるので、プレスの絞り加工により作ったシリン
ダに可動部を装着するようにした従来の計器に比して高
精度の計器を得ることができる。
(c)シリンダ部材とフレーム部材をプラスチック材で
構成したので、固定コイルの周辺の金属体に生じる過電
流による計器の周波数誤差を0.13〜0.14%(50〜400H
z)と従来の計器のほぼ1/5に減少させることができた。
尚、上述の実施例に於いてシリンダ部材とフレーム部材
をプラスチック材で構成した場合について説明したが、
周波数特性を特に問題としない場合にはプラスチックに
代えてアルミ又は亜鉛ダイカスト等を用いるようにして
も良い。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)乃至(C)は本発明に係る計器の一実施例
の構成図で、(A)は上面図、(B)は(A)図のX方
向から見た一部断面図、(C)は(A)図のY方向から
見た一部断面図、第2図(A),(B)は同じく本発明
に係る計器の要部の分解斜視図、第3図は同じく本発明
に係る計器の一部断面斜視図、第4図は本発明の他の要
部の実施例の構成図、第5図は従来の可動鉄片形計器の
構成図である。 11……可動部軸、20……シリンダ部材、30……フレーム
部材、41,42……石ねじ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定鉄片を備えたシリンダ内に可動鉄片が
    取付けられた可動軸を配置してなる計器に於いて、 前記シリンダを固定鉄片が取付けられたプラスチック材
    よりなるシリンダ部材と、可動鉄片が取付けられた可動
    軸を保持するプラスチック材よりなるフレーム部材とに
    分離して構成し、前記固定鉄片に対する可動鉄片の回転
    方向の相対位置が調整可能なように前記シリンダ部材を
    フレーム部材に回転可能に装着してなる可動鉄片型計
    器。
JP63099251A 1988-04-21 1988-04-21 可動鉄片形計器 Expired - Lifetime JPH0670647B2 (ja)

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JP63099251A JPH0670647B2 (ja) 1988-04-21 1988-04-21 可動鉄片形計器
US07/322,150 US4912398A (en) 1988-04-21 1989-03-10 Moving iron instrument
GB8906193A GB2217855B (en) 1988-04-21 1989-03-17 Moving-iron instrument
DE3912048A DE3912048A1 (de) 1988-04-21 1989-04-12 Dreheiseninstrument
CN 89102388 CN1012592B (zh) 1988-04-21 1989-04-20 可动铁芯式测量仪

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JPH01270671A JPH01270671A (ja) 1989-10-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS581166U (ja) * 1981-06-26 1983-01-06 竹本電機計器株式会社 可動鉄片形計器

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JPH01270671A (ja) 1989-10-27

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