JPH0670611U - ズボンが下がらないバックル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 運動をしても、無理な動作をしてもズボンが
一定の位置に保たれる様にズボンとベルトを一体化す
る。 【構成】 ベルトのバックルの裏側ににカギホック６を
付け、ズボンにカギホック固定金具を用意し必要に応じ
ズボンとベルトを一体化するもの。

Description

【考案の詳細な説明】 一般的に洋服といわれている男性用のスーツは上着とズボンにより構成されてい る。このズボンの着用の場合、或いはズボンを単独で着用の場合、一般的にはベ ルトを使用してズボンを腰の位置に固定する。体操をするとか、屈伸運動をする とか、行儀の悪い姿勢で腰掛けた後はズボンの前の部分の▲１１▼ベルトの上の 部分が下がり図１の様な形状になることが起き易い。こうした格好が悪い状態を 避ける為にズボンの裏側の腰の部分に滑り止めの布製のベルトが取り付けられて いることもある。然し、そうした場合でも身体とズボンの寸法が合わない場合、 ベルト通しとベルト通しの間隔が適当でない場合はバックルの上部の位置より ズボンの上部が下がり格好が悪くなる。こうした状態を避ける為に本案は考案さ れたものである。

ここで本案の詳細の説明をする。

図１は▲１２▼ズボンの下がった状態を示している。図２は一般的な状態、若し くは本案のバックルを使用した状態を示している。違いは図１の▲１０▼ズボ ンの上部の位置と図２の▲１０▼の位置の違いである。即ち図２の▲１０▼ズボ ンの上部の位置はズボンの上部の端とバックルとの寸法が適当な位置に保持され ている。この図１の状態を避ける為にベルト通しの間隔をせまくするとか、特 にバックルの左右のベルト通しの間隔をせまくしてズボンがずり落ちないように 配慮されている事もある。その為、ズボンのデザインは種々の制約を受けている 。

図３及び図４は現在市販されているバックルの代表的なものの背面の立体図であ る。図３のものはフレームがあり、可動部分により▲１１▼ベルトをフレ ームに固定する構造である。▲１１▼ベルトに連結する為にピンを中心に可 動部分が動く。突出部はベルトの穴に入れ固定する為に用意されている。金 属製ベルト通しはベルトが上下に動かない様にする為のものでフレームに固定 されている。図４のものはフレームが図３の形式よりも小さく、ベルトを固定 する為の可動部分が比較的大きい形式のものである。

図５及び図６は本案に依る構造であり、図３及び図４の金属製ベルト通しに カギホックを取り付けたものである。使用方法はベルトを締めた後、カギホッ クはズボンの上部の適当な位置に取り付けられたカギホック固定金具に引っ掛 けバックルとズボンを一体化する。この様にしてズボンとベルトの相対的な位置 を固定化することによりズボンが下がらない状態となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 ズボンを着用した場合の一般的なだらしない
状態を示している。

【図２】 正常な状態若しくは、本案に依るバックル使
用の状態。

【図３】 現在市販されている通常のバックルの背面を
示した斜視図。

【図４】 現在市販されている通常のバックルの背面を
示した斜視図。

【図５】 本案に依るバックルの背面を示した斜視図。

【図６】 本案に依るバックルの背面を示した斜視図。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 バックルの背面にカギホックを固定
   したもの。