JPH0670596U - 携帯用灰皿 - Google Patents

携帯用灰皿

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JPH0670596U
JPH0670596U JP1291493U JP1291493U JPH0670596U JP H0670596 U JPH0670596 U JP H0670596U JP 1291493 U JP1291493 U JP 1291493U JP 1291493 U JP1291493 U JP 1291493U JP H0670596 U JPH0670596 U JP H0670596U
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JP
Japan
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leaf spring
protective member
folded
protection member
bag body
Prior art date
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Pending
Application number
JP1291493U
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English (en)
Inventor
八郎 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIDAKA SANGYO CO., LTD.
Original Assignee
HIDAKA SANGYO CO., LTD.
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Filing date
Publication date
Application filed by HIDAKA SANGYO CO., LTD. filed Critical HIDAKA SANGYO CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 携帯用灰皿の組立て作業を簡素化し、品質を
向上することを目的とする。 【構成】 防火加工等を施した外装材21と内装材22
とにて袋体3を形成し、該袋体23の開口部24に2枚
の板バネ25を対向して内装し、該板バネ5の弾性力を
利用して袋体23の開口部24を開閉自在に形成した携
帯用灰皿20の該板バネ25と略同幅の保護部材26を
合成樹脂にて形成する。そして、該保護部材26に前記
板バネ25の両端部より延長して折り返し部27を設
け、更に、該保護部材26には板バネ25の両側に開穿
された位置決め孔30の位置に突部29を形成する。ま
た、前記折り返し部27に該突部29に嵌合する嵌着孔
31を開穿し、該保護部材26を板バネ25に圧接して
保護部材26の突部29を板バネ25の位置決め孔30
に嵌入する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、携帯用灰皿に関するものであり、特に、組立て工程を簡素化した 携帯用灰皿に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種、携帯用灰皿を図9乃至図12に従って説明する。 図において、1は携帯用灰皿であり、図9乃至図11に示すように、該携帯用 灰皿1は防火加工を施した外装材2及び内装材3にて袋体4を形成している。該 袋体4の開口部5縁部には2枚の板バネ6,6が内装されている。該板バネ6, 6は相互に対面して装着され、該板バネ6,6にて携帯用灰皿1の開口部5を開 閉自在に形成してある。
【0003】 即ち、該板バネ6,6の弾性力により、常時袋体4の開口部5は閉じられてい る。そして、携帯用灰皿1の上部両端部を内側に押圧することにより、該板バネ 6,6が側方に湾曲して開口部が開となる。該押圧を解除すれば、再び開口部5 は閉となる。 該板バネ6は図12に示すように、板バネ6の両端部に保護部材7,7を装着 してある。該保護部材7,7は樹脂にて形成され、該保護部材7,7を装着した ことにより、該板バネ6,6を装着した前記携帯用灰皿1を開閉することによる 外装材2及び内装材3の開口部5の両端部位が破損することを防止している。
【0004】 該保護部材7は保護部材7に開穿した嵌合孔8と板バネ6の両端部に開穿した 位置決め孔9とを合致させて鳩目10にて止着してある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の携帯用灰皿は、板バネの両端部に鳩目にて保護部材を止着して いた。しかし、鳩目にて保護部材を止着する作業は、細かい作業となって高度な 技術を必要とされ、多大な労力と時間を要していた。 また、該保護部材は袋体を保護する作用はするものの、一枚物、且つ、薄型で あるため前記保護は充分ではなく、往々にして袋体を破損することがあった。更 に、該保護部材自体も破損することがあり、品質の低下を招いている。
【0006】 そこで、保護部材の取付け作業を簡素化して作業性を向上すると共に、袋体及 び保護部材の破損を防止するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり 、本考案は該課題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために提案されたものであり、防火加工等を施 した外装材と内装材とにて袋体を形成し、該袋体の開口部に2枚の板バネを対向 して内装し、該板バネの弾性力を利用して袋体の開口部を開閉自在に形成した携 帯用灰皿において、合成樹脂にて該板バネと略同幅の保護部材を形成し、該保護 部材には前記板バネの両端部より延長して折り返し部が設けられ、更に、該保護 部材には板バネの両側に開穿された位置決め孔の位置に突部を形成すると共に、 前記折り返し部に該突部に嵌合する嵌着孔を開穿し、該保護部材を板バネに圧接 して保護部材の突部を板バネの位置決め孔に嵌入すると共に、板バネの両端部よ り保護部材の折り返し部を折り返して板バネの両端部を該保護部材により被弊し 、該保護部材の嵌着孔を突部に嵌合して板バネに保護部材を装着し、保護部材を 装着した板バネを袋体の開口部に内装したことを特徴とする携帯用灰皿を提供せ んとするものである。
【0008】
【作用】
この考案は板バネより保護部材を長く延設して折り返し部を設け、保護部材の 突部を板バネの位置決め孔に嵌入するように形成している。更に、保護部材の折 り返し部には嵌合孔が開穿され、該保護部材両側の折り返し部を板バネ側に折っ て該嵌合孔を前記突部に嵌合することにより、保護部材を板バネに装着できるよ に構成してある。
【0009】 従って、従来のように鳩目にて保護部材を板バネに止着する煩雑な作業を排除 することができる。また、合成樹脂にて形成した保護部材は両端部で折り返され るため、袋体の内装材と当接する保護部材の端部がアールとなって袋体への破損 を防止することができると共に、該端部の強度が向上して保護部材の破損をも防 止する。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図1乃至図8に従って詳述する。 図において、20は携帯用灰皿であり、図1乃至図3に示すように、該携帯用 灰皿20は防火加工を施した外装材21及び内装材22にて袋体23を形成して いる。そして、該袋体23の開口部24縁部には2枚の板バネ25,25が内装 されている。該板バネ25,25は相互に対面して装着され、該板バネ25,2 5にて携帯用灰皿20の開口部24を開閉自在に形成してある。
【0011】 従って、該板バネ25,25の弾性力により、常時袋体23の開口部24は閉 じられている。そして、携帯用灰皿20の上部両端部を内側に押圧すること、該 板バネ25,25が外側に湾曲して開口部24が開となる。該押圧を解除すれば 、再び開口部24は閉となる。 また、図4に示すように、板バネ25には保護部材26が装着されている。該 保護部材26は図5乃至図8に示すように、前記板バネ25と略同幅に形成され 、且つ、該板バネ25より側方へ延設して折り返し部27,27を形成してある 。該保護部材26本体と折り返し部27,27との間には溝28,28が刻設さ れている。更に、該保護部材26本体の左右両側には円筒状の突部29,29が 形成されている。
【0012】 該突部29,29は板バネ25の左右両側に開穿された位置決め孔30,30 へ嵌入できるように形成してある。更に、保護部材26の折り返し部27,27 には嵌合孔31,31が開穿されてあり、折り返し部27,27を屈曲して該嵌 合孔31,31を突部29,29に嵌合できるように形成している。 而して、板バネ25に保護部材26を装着する際には、先ず、板バネ25に保 護部材26を圧接して板バネ25の位置決め孔30,30に保護部材26の突部 29,29を嵌入する。そして、保護部材26の折り返し部27,27を板バネ 25側に折り返して該折り返し部27,27の嵌合孔31,31を突部29,2 9に嵌合するれば、容易に保護部材26を板バネ25に装着することができる。 このときは、該折り返し部27,27の縁部に溝28,28を刻設したことから 、容易に該折り返し部27,27を折曲することができる。
【0013】 斯くして保護部材26を装着した板バネ25は両端部が保護部材26により被 弊され、且つ、該保護部材26の端部がアールに形成されることから、携帯用灰 皿20の開閉により、図3に示した内装材22及び外装材21を損傷することを 防止する。更に、保護部材26の両端部が二重に形成されることから、該保護部 材26の強度が向上して保護部材26自体の損傷をも防止する。
【0014】 尚、この考案は、この考案の精神を逸脱しない限り種々の改変を為す事ができ 、そして、この考案が該改変せられたものに及ぶことは当然である。
【0015】
【考案の効果】
この考案は上記一実施例に詳述したように、保護部材の突部を板バネの位置決 め孔に嵌入し、該保護部材の延設された折り返し部を板バネ側に折り返すと共に 、該折り返し部の嵌合孔を保護部材の突部に嵌合することにより、容易に板バネ に保護部材を装着することができる。従って、該板バネへの保護部材の装着作業 が簡素化し、作業性を向上することができる。
【0016】 また、板バネは両端部を保護部材により被弊され、且つ、折り返し部を折り返 した保護部材の両端部はアールに形成されるため、該板バネを内装する袋体の損 傷を防止することができる。更に、該保護部材の両端部が二重になることから、 該保護部材の強度が向上して保護部材自体の損傷をも防止し、品質の向上にも寄 与できる等正に実用的価値のある考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯用灰皿の正面図。
【図2】携帯用灰皿の側面図。
【図3】開口部を開とした状態を示す携帯用灰皿の縦断
面図。
【図4】保護部材を装着した状態を示す板バネの側面
図。
【図5】保護部材の平面図。
【図6】保護部材の側面図。
【図7】保護部材の裏面図。
【図8】板バネの平面図。
【図9】従来型の正面図。
【図10】従来型の側面図。
【図11】開口部を開とした状態を示す従来型の縦断面
図。
【図12】従来の保護部材を装着した状態を示す板バネ
の平面図。
【符号の説明】
20 携帯用灰皿 21 外装材 22 内装材 23 袋体 24 開口部 25 板バネ 26 保護部材 27 折り返し部 29 突部 30 位置決め孔 31 嵌合孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防火加工等を施した外装材と内装材とに
    て袋体を形成し、該袋体の開口部に2枚の板バネを対向
    して内装し、該板バネの弾性力を利用して袋体の開口部
    を開閉自在に形成した携帯用灰皿において、合成樹脂に
    て該板バネと略同幅の保護部材を形成し、該保護部材に
    は前記板バネの両端部より延長して折り返し部が設けら
    れ、更に、該保護部材には板バネの両側に開穿された位
    置決め孔の位置に突部を形成すると共に、前記折り返し
    部に該突部に嵌合する嵌着孔を開穿し、該保護部材を板
    バネに圧接して保護部材の突部を板バネの位置決め孔に
    嵌入すると共に、板バネの両端部より保護部材の折り返
    し部を折り返して板バネの両端部を該保護部材により被
    弊し、該保護部材の嵌着孔を突部に嵌合して板バネに保
    護部材を装着し、保護部材を装着した板バネを袋体の開
    口部に内装したことを特徴とする携帯用灰皿。
JP1291493U 1993-03-22 1993-03-22 携帯用灰皿 Pending JPH0670596U (ja)

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JPH0670596U true JPH0670596U (ja) 1994-10-04

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JP1291493U Pending JPH0670596U (ja) 1993-03-22 1993-03-22 携帯用灰皿

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010088919A (ja) * 2002-04-10 2010-04-22 Hollister Inc 完全な閉鎖性を有するドレインオストミーパウチ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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