JPH0670265A - 映像表示装置 - Google Patents
映像表示装置Info
- Publication number
- JPH0670265A JPH0670265A JP22132192A JP22132192A JPH0670265A JP H0670265 A JPH0670265 A JP H0670265A JP 22132192 A JP22132192 A JP 22132192A JP 22132192 A JP22132192 A JP 22132192A JP H0670265 A JPH0670265 A JP H0670265A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image display
- screen
- mirror
- half mirror
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画面の縦横が簡単に切り換えられる映像表示
装置。 【構成】 眼球１の前面に、光軸に対して斜めにハーフ
ミラー２が配置され、その前に凹面鏡３が配置され、光
軸外に配置された２次元画像表示素子４からの電子像は
ハーフミラー２により凹面鏡３側に反射され、その像は
凹面鏡３により空中の拡大像として拡大反射され、その
拡大像はハーフミラー２を透過して眼球１へ導かれる
が、点線で囲んだ２次元画像表示素子４とハーフミラー
２は一体になって光軸の周りで回転可能になっており、
観察画面を回転することができる。
装置。 【構成】 眼球１の前面に、光軸に対して斜めにハーフ
ミラー２が配置され、その前に凹面鏡３が配置され、光
軸外に配置された２次元画像表示素子４からの電子像は
ハーフミラー２により凹面鏡３側に反射され、その像は
凹面鏡３により空中の拡大像として拡大反射され、その
拡大像はハーフミラー２を透過して眼球１へ導かれる
が、点線で囲んだ２次元画像表示素子４とハーフミラー
２は一体になって光軸の周りで回転可能になっており、
観察画面を回転することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ポータブル型映像表示
装置に関し、特に、観察者の頭部又は顔面に保持するこ
とを可能とする頭部又は顔面装着式映像表示装置に関す
る。
装置に関し、特に、観察者の頭部又は顔面に保持するこ
とを可能とする頭部又は顔面装着式映像表示装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、観察者の頭部又は顔面に装着して
液晶表示素子等の画像表示素子に表示された電子像を見
る映像表示装置として、各種のものが知られており、例
えば、眼球の前面にハーフミラーと凹面状の全反射ミラ
ー又はハーフミラーとを配置して、電子像をこれらのミ
ラー面で反射させて眼球に導くものが知られている（特
開平３−１８８７７７号）。すなわち、図６に示すよう
に、観察者の各眼球１の前面に、光軸に対して斜めにハ
ーフミラー２を配置し、その前に凹面鏡又は凹面ハーフ
ミラー３を配置して、光軸外に配置した液晶表示素子等
の画像表示素子４からの電子像をハーフミラー２により
凹面鏡又は凹面ハーフミラー３側に反射し、その像を凹
面鏡又は凹面ハーフミラー３により空中の拡大像として
拡大反射し、その拡大像はハーフミラー２を透過して眼
球１へ導かれるようにしている。
液晶表示素子等の画像表示素子に表示された電子像を見
る映像表示装置として、各種のものが知られており、例
えば、眼球の前面にハーフミラーと凹面状の全反射ミラ
ー又はハーフミラーとを配置して、電子像をこれらのミ
ラー面で反射させて眼球に導くものが知られている（特
開平３−１８８７７７号）。すなわち、図６に示すよう
に、観察者の各眼球１の前面に、光軸に対して斜めにハ
ーフミラー２を配置し、その前に凹面鏡又は凹面ハーフ
ミラー３を配置して、光軸外に配置した液晶表示素子等
の画像表示素子４からの電子像をハーフミラー２により
凹面鏡又は凹面ハーフミラー３側に反射し、その像を凹
面鏡又は凹面ハーフミラー３により空中の拡大像として
拡大反射し、その拡大像はハーフミラー２を透過して眼
球１へ導かれるようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の頭部もしくは顔面装着式の映像表示装置にお
いては、観察画面の縦横が簡単に変えられず、縦長画
面、横長画面が混在する様々な映像ソフトに対応できな
い。
うな従来の頭部もしくは顔面装着式の映像表示装置にお
いては、観察画面の縦横が簡単に変えられず、縦長画
面、横長画面が混在する様々な映像ソフトに対応できな
い。
【０００４】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、画面の縦横が簡単に切り換え
られる映像表示装置を提供することである。
ものであり、その目的は、画面の縦横が簡単に切り換え
られる映像表示装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の映像表示装置は、映像を表示する２次元画像表示素
子と、前記２次元画像表示素子上の映像を眼球に投影す
る接眼光学系と、前記映像を映像面に垂直な軸の周りで
回動させる手段とを有することを特徴とするものであ
る。
明の映像表示装置は、映像を表示する２次元画像表示素
子と、前記２次元画像表示素子上の映像を眼球に投影す
る接眼光学系と、前記映像を映像面に垂直な軸の周りで
回動させる手段とを有することを特徴とするものであ
る。
【０００６】
【作用】本発明においては、２次元画像表示素子上の映
像を映像面に垂直な軸の周りで回動させる手段を設けた
ので、画面の縦横が簡単に切り換えられ、縦長画面、横
長画面が混在する様々な映像ソフトに対応した電子像を
表示することができる。
像を映像面に垂直な軸の周りで回動させる手段を設けた
ので、画面の縦横が簡単に切り換えられ、縦長画面、横
長画面が混在する様々な映像ソフトに対応した電子像を
表示することができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の映像表示装置をいくつかの実
施例に基づいて説明する。図１〜図３は横長の画面を縦
長の画面に変換する第１実施例を説明するための図であ
り、図１は映像表示装置を装着した状態の上から見た
図、図２は横から見た図、図３は画面の縦横の関係を示
すための図である。この映像表示装置は、観察者の各眼
球１の前面に、光軸に対して斜めにハーフミラー２が配
置され、その前に凹面鏡又は凹面ハーフミラー３が配置
され、光軸外に配置された液晶表示素子等の２次元画像
表示素子４からの電子像はハーフミラー２により凹面鏡
又は凹面ハーフミラー３側に反射され、その像は凹面鏡
又は凹面ハーフミラー３により空中の拡大像として拡大
反射され、その拡大像はハーフミラー２を透過して眼球
１へ導かれるようになっている。以上の構成は従来技術
と同様であるが、本発明においては、点線で囲んだよう
に、２次元画像表示素子４とハーフミラー２は一体にな
って光軸の周りで回転可能になっており、図１（ａ）及
び図２（ａ）に示すように、２次元画像表示素子４を顔
面の側面側に配置し、ハーフミラー２をこの位置の２次
元画像表示素子４からの映像を凹面鏡又は凹面ハーフミ
ラー３側に反射するように位置させると、図３（ａ）に
示すような横長の画面が得られる。このとき、２次元画
像表示素子４とハーフミラー２を一体にして、左眼用、
右眼用とも光軸の周りで上方に９０°回転させると、図
１（ｂ）及び図２（ｂ）のような配置となり、図３
（ｂ）のように縦長の画面が得られる。このように、２
次元画像表示素子４とハーフミラー２を一体に回転する
ことにより、画面のケラレ、収差の悪化をもたらすこと
なく、画面を回転することができる。
施例に基づいて説明する。図１〜図３は横長の画面を縦
長の画面に変換する第１実施例を説明するための図であ
り、図１は映像表示装置を装着した状態の上から見た
図、図２は横から見た図、図３は画面の縦横の関係を示
すための図である。この映像表示装置は、観察者の各眼
球１の前面に、光軸に対して斜めにハーフミラー２が配
置され、その前に凹面鏡又は凹面ハーフミラー３が配置
され、光軸外に配置された液晶表示素子等の２次元画像
表示素子４からの電子像はハーフミラー２により凹面鏡
又は凹面ハーフミラー３側に反射され、その像は凹面鏡
又は凹面ハーフミラー３により空中の拡大像として拡大
反射され、その拡大像はハーフミラー２を透過して眼球
１へ導かれるようになっている。以上の構成は従来技術
と同様であるが、本発明においては、点線で囲んだよう
に、２次元画像表示素子４とハーフミラー２は一体にな
って光軸の周りで回転可能になっており、図１（ａ）及
び図２（ａ）に示すように、２次元画像表示素子４を顔
面の側面側に配置し、ハーフミラー２をこの位置の２次
元画像表示素子４からの映像を凹面鏡又は凹面ハーフミ
ラー３側に反射するように位置させると、図３（ａ）に
示すような横長の画面が得られる。このとき、２次元画
像表示素子４とハーフミラー２を一体にして、左眼用、
右眼用とも光軸の周りで上方に９０°回転させると、図
１（ｂ）及び図２（ｂ）のような配置となり、図３
（ｂ）のように縦長の画面が得られる。このように、２
次元画像表示素子４とハーフミラー２を一体に回転する
ことにより、画面のケラレ、収差の悪化をもたらすこと
なく、画面を回転することができる。
【０００８】このように、２次元画像表示素子４とハー
フミラー２を一体に回転させる代わりに、２次元画像表
示素子４だけを光軸の周りで９０°回転させても同様な
効果が極めて簡単に得られる。さらに、２次元画像表示
素子４とハーフミラー２の間に、図５（ａ）、（ｂ）に
例示したようなイメージローテイタープリズムを配置し
て、そのプリズムを光軸の周りで４５°回転させて映像
を９０°回転させるようにしてもよい。図５（ａ）のプ
リズムは台形プリズムであり、同図（ｂ）のプリズムは
ペチャンプリズムである。その代わりに、台形プリズム
と同様の作用をする同図（ｃ）のような２個の三角プリ
ズム７、７と平面鏡８とからなる組み合わせ光学系を用
いてもよい。なお、予めこのようなイメージローテイタ
ー光学系を配置する代わりに、２次元画像表示素子４と
ハーフミラー２の間に、このような光学系を挿入、退避
させて、相互に９０°回転した映像を得るようにしても
よい。また、２次元画像表示素子４に表示する映像を電
気的に回転させるようにしてもよい。
フミラー２を一体に回転させる代わりに、２次元画像表
示素子４だけを光軸の周りで９０°回転させても同様な
効果が極めて簡単に得られる。さらに、２次元画像表示
素子４とハーフミラー２の間に、図５（ａ）、（ｂ）に
例示したようなイメージローテイタープリズムを配置し
て、そのプリズムを光軸の周りで４５°回転させて映像
を９０°回転させるようにしてもよい。図５（ａ）のプ
リズムは台形プリズムであり、同図（ｂ）のプリズムは
ペチャンプリズムである。その代わりに、台形プリズム
と同様の作用をする同図（ｃ）のような２個の三角プリ
ズム７、７と平面鏡８とからなる組み合わせ光学系を用
いてもよい。なお、予めこのようなイメージローテイタ
ー光学系を配置する代わりに、２次元画像表示素子４と
ハーフミラー２の間に、このような光学系を挿入、退避
させて、相互に９０°回転した映像を得るようにしても
よい。また、２次元画像表示素子４に表示する映像を電
気的に回転させるようにしてもよい。
【０００９】ところで、画面を図３のように単に９０°
若しくは特定の角度だけ傾けるのみであれば、左右の眼
に投影される映像の回転方向はお互いに同じ方向でも反
対の方向でもよいが、左右の眼に同じ映像を投影させる
場合には、左右の眼に投影される映像の回転方向はお互
いに同じ方向に回転させる必要がある。
若しくは特定の角度だけ傾けるのみであれば、左右の眼
に投影される映像の回転方向はお互いに同じ方向でも反
対の方向でもよいが、左右の眼に同じ映像を投影させる
場合には、左右の眼に投影される映像の回転方向はお互
いに同じ方向に回転させる必要がある。
【００１０】次に、接眼光学系を偏心させることによ
り、２次元画像表示素子を観察者の頭の側面に配置する
頭部装着式映像表示装置の実施例を示す。図４はその装
置を装着した状態を上から見た図であり、頭部の左右に
配置された２次元画像表示素子４からの映像は、リレー
レンズ５を経て偏心配置の凹面鏡又は凹面ハーフミラー
６に入射し、空中に拡大投影され、左右の眼球１に導か
れる。この場合は、２次元画像表示素子４、リーレンズ
５、凹面鏡又は凹面ハーフミラー６を一体として、頭の
上方に回転することは困難である。この場合は、２次元
画像表示素子４だけを左眼用、右眼用共に９０°回転さ
せればよく、図３（ａ）の横長の画面と同図（ｂ）の縦
長の画面が得られる。また、第１実施例と同様、２次元
画像表示素子４とリレーレンズ５の間に、図５に例示し
たようなイメージローテイター光学系を配置するか、そ
の挿入、退避を行ってもよく、また、２次元画像表示素
子４に表示する映像を電気的に回転させるようにしても
よい。
り、２次元画像表示素子を観察者の頭の側面に配置する
頭部装着式映像表示装置の実施例を示す。図４はその装
置を装着した状態を上から見た図であり、頭部の左右に
配置された２次元画像表示素子４からの映像は、リレー
レンズ５を経て偏心配置の凹面鏡又は凹面ハーフミラー
６に入射し、空中に拡大投影され、左右の眼球１に導か
れる。この場合は、２次元画像表示素子４、リーレンズ
５、凹面鏡又は凹面ハーフミラー６を一体として、頭の
上方に回転することは困難である。この場合は、２次元
画像表示素子４だけを左眼用、右眼用共に９０°回転さ
せればよく、図３（ａ）の横長の画面と同図（ｂ）の縦
長の画面が得られる。また、第１実施例と同様、２次元
画像表示素子４とリレーレンズ５の間に、図５に例示し
たようなイメージローテイター光学系を配置するか、そ
の挿入、退避を行ってもよく、また、２次元画像表示素
子４に表示する映像を電気的に回転させるようにしても
よい。
【００１１】以上、本発明の頭部又は顔面装着式映像表
示装置をいくつかの実施例に基づいて説明してきたが、
本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が可能で
ある。
示装置をいくつかの実施例に基づいて説明してきたが、
本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が可能で
ある。
【００１２】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の映像表示装置によると、２次元画像表示素子上の映像
を映像面に垂直な軸の周りで回動させる手段を設けたの
で、画面の縦横が簡単に切り換えられ、縦長画面、横長
画面が混在する様々な映像ソフトに対応した電子像を表
示することができる。
の映像表示装置によると、２次元画像表示素子上の映像
を映像面に垂直な軸の周りで回動させる手段を設けたの
で、画面の縦横が簡単に切り換えられ、縦長画面、横長
画面が混在する様々な映像ソフトに対応した電子像を表
示することができる。
【図１】本発明の第１実施例の映像表示装置を装着した
状態の上から見た図である。
状態の上から見た図である。
【図２】図１の状態を横から見た図である。
【図３】画面の縦横の関係を示すための図である。
【図４】第２実施例の装置を装着した状態の上から見た
図である。
図である。
【図５】イメージローテイター光学系を例示するための
図である。
図である。
【図６】従来の映像表示装置を装着した状態の上から見
た図である。
た図である。
１…眼球 ２…ハーフミラー ３…凹面鏡又は凹面ハーフミラー ４…２次元画像表示素子 ５…リーレンズ ６…凹面鏡又は凹面ハーフミラー ７…三角プリズム ８…平面鏡
Claims (1)
- 【請求項１】 映像を表示する２次元画像表示素子と、
前記２次元画像表示素子上の映像を眼球に投影する接眼
光学系と、前記映像を映像面に垂直な軸の周りで回動さ
せる手段とを有することを特徴とする映像表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22132192A JPH0670265A (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22132192A JPH0670265A (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 映像表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0670265A true JPH0670265A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=16764975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22132192A Pending JPH0670265A (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 映像表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0670265A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010109814A (ko) * | 2000-06-02 | 2001-12-12 | 윤병이 | 3차원 영상장치 |
| JP2013073188A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-22 | Seiko Epson Corp | 虚像表示装置 |
| US9726894B2 (en) | 2015-03-25 | 2017-08-08 | Seiko Epson Corporation | Head-mounted display |
-
1992
- 1992-08-20 JP JP22132192A patent/JPH0670265A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010109814A (ko) * | 2000-06-02 | 2001-12-12 | 윤병이 | 3차원 영상장치 |
| JP2013073188A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-22 | Seiko Epson Corp | 虚像表示装置 |
| US9726894B2 (en) | 2015-03-25 | 2017-08-08 | Seiko Epson Corporation | Head-mounted display |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011120 |