JPH07110455A - ヘッドマウント・ディスプレイ - Google Patents
ヘッドマウント・ディスプレイInfo
- Publication number
- JPH07110455A JPH07110455A JP27737393A JP27737393A JPH07110455A JP H07110455 A JPH07110455 A JP H07110455A JP 27737393 A JP27737393 A JP 27737393A JP 27737393 A JP27737393 A JP 27737393A JP H07110455 A JPH07110455 A JP H07110455A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display device
- optical path
- head mounted
- eye
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用する液晶表示装置が１個で済むように構
成を簡略化したヘッドマウント・ディスプレイを提供す
る。 【構成】 内蔵された表示装置１と、表示装置に表示さ
れた画像を左右の目に結像する接眼レンズ３、７とを具
備するヘッドマウント・ディスプレイにおいて、表示装
置１を１個にすると共に、表示装置に表示された画像の
一部を反射し、残部を透過するハーフミラー２と、反射
された画像が一方の目４に届くまでの光路または透過し
た画像が他方の目８に届くまでの光路の少なくとも一方
に配置された光路長修正レンズ５とを設け、表示装置に
表示された画像が左右の目に同じ大きさに映るように、
この光路長修正レンズで修正する。使用される表示装置
が一つで済み、コストが大幅に低減する。
成を簡略化したヘッドマウント・ディスプレイを提供す
る。 【構成】 内蔵された表示装置１と、表示装置に表示さ
れた画像を左右の目に結像する接眼レンズ３、７とを具
備するヘッドマウント・ディスプレイにおいて、表示装
置１を１個にすると共に、表示装置に表示された画像の
一部を反射し、残部を透過するハーフミラー２と、反射
された画像が一方の目４に届くまでの光路または透過し
た画像が他方の目８に届くまでの光路の少なくとも一方
に配置された光路長修正レンズ５とを設け、表示装置に
表示された画像が左右の目に同じ大きさに映るように、
この光路長修正レンズで修正する。使用される表示装置
が一つで済み、コストが大幅に低減する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、バーチャル・リアリテ
イなどの表示装置として用いられるヘッドマウント・デ
ィスプレイに関し、特に、部品点数を減らしてコストダ
ウンを図ったものである。
イなどの表示装置として用いられるヘッドマウント・デ
ィスプレイに関し、特に、部品点数を減らしてコストダ
ウンを図ったものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、小型で携帯性に優れたヘッドマウ
ント・ディスプレイが次世代のディスプレイとして注目
されている。
ント・ディスプレイが次世代のディスプレイとして注目
されている。
【０００３】従来のヘッドマウント・ディスプレイは、
図２に示すように、左目４のための画像を表示する左目
用液晶表示装置10と、右目８のための画像を表示する右
目用液晶表示装置11と、表示された画像を目の方向に反
射する平面鏡12、13と、接眼レンズ３、７とを備えてお
り、左目用液晶表示装置10の表示画像が平面鏡12で反射
され接眼レンズ３を通って左目４に結像し、また、右目
用液晶表示装置11の表示画像が平面鏡13で反射され接眼
レンズ７を通って右目８に結像する。
図２に示すように、左目４のための画像を表示する左目
用液晶表示装置10と、右目８のための画像を表示する右
目用液晶表示装置11と、表示された画像を目の方向に反
射する平面鏡12、13と、接眼レンズ３、７とを備えてお
り、左目用液晶表示装置10の表示画像が平面鏡12で反射
され接眼レンズ３を通って左目４に結像し、また、右目
用液晶表示装置11の表示画像が平面鏡13で反射され接眼
レンズ７を通って右目８に結像する。
【０００４】このヘッドマウント・ディスプレイでは、
左右の表示装置10、11の各々に、僅かに違いのある画像
を映し出すことによって、立体映像を表示することが可
能であり、従来のヘッドマウント・ディスプレイの多く
は、基本的にこうした構造を採っている。
左右の表示装置10、11の各々に、僅かに違いのある画像
を映し出すことによって、立体映像を表示することが可
能であり、従来のヘッドマウント・ディスプレイの多く
は、基本的にこうした構造を採っている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のヘッド
マウント・ディスプレイでは、立体映像で無い、通常の
テレビやビデオの画像を見る場合でも、高価な液晶表示
装置を２個必要としているため、コストダウンを図るこ
とが難しい。
マウント・ディスプレイでは、立体映像で無い、通常の
テレビやビデオの画像を見る場合でも、高価な液晶表示
装置を２個必要としているため、コストダウンを図るこ
とが難しい。
【０００６】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、使用する液晶表示装置が１個で済むよう
に構成を簡略化したヘッドマウント・ディスプレイを提
供することを目的としている。
るものであり、使用する液晶表示装置が１個で済むよう
に構成を簡略化したヘッドマウント・ディスプレイを提
供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、内
蔵された表示装置と、表示装置に表示された画像を左右
の目に結像する接眼レンズとを具備するヘッドマウント
・ディスプレイにおいて、表示装置を１個にすると共
に、表示装置に表示された画像の一部を反射し、残部を
透過するハーフミラーと、反射された画像が一方の目に
届くまでの光路または透過した画像が他方の目に届くま
での光路の少なくとも一方に配置された光路長修正レン
ズとを設け、表示装置に表示された画像が左右の目に同
じ大きさに映るように、この光路長修正レンズで修正し
ている。
蔵された表示装置と、表示装置に表示された画像を左右
の目に結像する接眼レンズとを具備するヘッドマウント
・ディスプレイにおいて、表示装置を１個にすると共
に、表示装置に表示された画像の一部を反射し、残部を
透過するハーフミラーと、反射された画像が一方の目に
届くまでの光路または透過した画像が他方の目に届くま
での光路の少なくとも一方に配置された光路長修正レン
ズとを設け、表示装置に表示された画像が左右の目に同
じ大きさに映るように、この光路長修正レンズで修正し
ている。
【０００８】
【作用】こうすることによって、使用される表示装置が
一つで済み、コストを従来と比べ大幅に低減することが
できる。
一つで済み、コストを従来と比べ大幅に低減することが
できる。
【０００９】
【実施例】本発明の実施例におけるヘッドマウント・デ
ィスプレイは、図１に示すように、１個の液晶表示装置
１と、透過率５０％程度のハーフミラー２と、凸レンズ
等の拡大レンズから成る光路長修正レンズ５と、液晶表
示装置に表示された画像を目８の方向に反射させる平面
鏡６と、接眼レンズ３、４と、装置全体を固定する筺体
９とを備えている。
ィスプレイは、図１に示すように、１個の液晶表示装置
１と、透過率５０％程度のハーフミラー２と、凸レンズ
等の拡大レンズから成る光路長修正レンズ５と、液晶表
示装置に表示された画像を目８の方向に反射させる平面
鏡６と、接眼レンズ３、４と、装置全体を固定する筺体
９とを備えている。
【００１０】このヘッドマウント・ディスプレイでは、
液晶表示装置１に表示された画像の光量は、ハーフミラ
ー２により、一部は反射され、残りは透過して２つの方
向に分けられる。ハーフミラーの透過率が５０％程度で
あるため、反射する光量と透過する光量とは、ほぼ等し
い。
液晶表示装置１に表示された画像の光量は、ハーフミラ
ー２により、一部は反射され、残りは透過して２つの方
向に分けられる。ハーフミラーの透過率が５０％程度で
あるため、反射する光量と透過する光量とは、ほぼ等し
い。
【００１１】反射された光の表わす像は、接眼レンズ３
を通り、左目４に結像する。一方、透過した光の表わす
像は、光路長修正レンズ５を通り、平面鏡６で反射さ
れ、接眼レンズ７を通って右目８に結像する。
を通り、左目４に結像する。一方、透過した光の表わす
像は、光路長修正レンズ５を通り、平面鏡６で反射さ
れ、接眼レンズ７を通って右目８に結像する。
【００１２】この液晶表示装置１から右目８までの光路
長は、液晶表示装置１から左目４までの光路長に比べて
長いために、そのままの状態では、右目８には左目４よ
りも液晶表示装置１の表示する画像が小さく映る。光路
長修正レンズ５は、それを修正するためのものであり、
右目８への光路の途中に在って、画像を拡大することに
より、左右の目に、画像が同じ大きさに見える。
長は、液晶表示装置１から左目４までの光路長に比べて
長いために、そのままの状態では、右目８には左目４よ
りも液晶表示装置１の表示する画像が小さく映る。光路
長修正レンズ５は、それを修正するためのものであり、
右目８への光路の途中に在って、画像を拡大することに
より、左右の目に、画像が同じ大きさに見える。
【００１３】このようにハーフミラーと光路長修正レン
ズとを配することにより、ヘッドマウント・ディスプレ
イに内蔵する表示装置を１つにすることが可能になる。
ズとを配することにより、ヘッドマウント・ディスプレ
イに内蔵する表示装置を１つにすることが可能になる。
【００１４】なお、光路長修正レンズは、左右の目に映
る画像が同じ大きさになるように修正するためのもので
あるから、一方の目で見る画像を縮小するものであって
も良い。また、右目および左目の光路にそれぞれ光路長
修正レンズを配置して、双方の目に映る画像が同じ大き
さになるように調整することも可能である。
る画像が同じ大きさになるように修正するためのもので
あるから、一方の目で見る画像を縮小するものであって
も良い。また、右目および左目の光路にそれぞれ光路長
修正レンズを配置して、双方の目に映る画像が同じ大き
さになるように調整することも可能である。
【００１５】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明のヘッドマウント・ディスプレイは、一つの
液晶表示装置しか使わずに、両目に像を結ぶことができ
るため、構成が簡略化され、大幅なコストダウンを図る
ことができる。
に、本発明のヘッドマウント・ディスプレイは、一つの
液晶表示装置しか使わずに、両目に像を結ぶことができ
るため、構成が簡略化され、大幅なコストダウンを図る
ことができる。
【図１】本発明のヘッドマウント・ディスプレイにおけ
る一実施例の構成を示す図、
る一実施例の構成を示す図、
【図２】従来のヘッドマウント・ディスプレイの構成を
示す図である。
示す図である。
【符号の説明】 １、10、11 液晶表示装置 ２ ハーフミラー ３、７ 接眼レンズ ４ 右目 ５ 光路長修正レンズ ６、12、13 平面鏡 ８ 左目 ９ 筐体
Claims (1)
- 【請求項１】 内蔵された表示装置と、該表示装置に表
示された画像を左右の目に結像させるための接眼レンズ
とを具備するヘッドマウント・ディスプレイにおいて、 １個の前記表示装置と、 前記表示装置に表示された画像の一部を反射し、残部を
透過するハーフミラーと、 反射された画像が一方の目に届くまでの光路または透過
した画像が他方の目に届くまでの光路の少なくとも一方
に配置された光路長修正レンズとを備え、 前記表示装置に表示された画像が左右の目に同じ大きさ
に映るように前記光路長修正レンズで修正することを特
徴とするヘッドマウント・ディスプレイ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27737393A JPH07110455A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | ヘッドマウント・ディスプレイ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27737393A JPH07110455A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | ヘッドマウント・ディスプレイ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07110455A true JPH07110455A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17582627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27737393A Pending JPH07110455A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | ヘッドマウント・ディスプレイ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07110455A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990000891A (ko) * | 1997-06-11 | 1999-01-15 | 구자홍 | 머리장착영상표시기의 광학계 |
| KR20000049533A (ko) * | 2000-04-06 | 2000-08-05 | 김성식 | 하나의 에프엘씨디를 사용한 스테레오 헤드 마운트디스플레이 |
| KR20010001314A (ko) * | 1999-06-03 | 2001-01-05 | 전주범 | 헤드 마운트 디스플레이 |
| KR100388392B1 (ko) * | 2000-10-05 | 2003-06-25 | (주)디오컴 | 헤드 마운티드 디스플레이 장치의 헤드셋 |
| US6657602B2 (en) | 1999-12-27 | 2003-12-02 | Minolta Co., Ltd. | Image display apparatus |
| KR100713024B1 (ko) * | 2005-04-14 | 2007-04-30 | (주)디오컴 | 프로젝션 유형 헤드 마운트 디스플레이 장치 |
-
1993
- 1993-10-12 JP JP27737393A patent/JPH07110455A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990000891A (ko) * | 1997-06-11 | 1999-01-15 | 구자홍 | 머리장착영상표시기의 광학계 |
| KR20010001314A (ko) * | 1999-06-03 | 2001-01-05 | 전주범 | 헤드 마운트 디스플레이 |
| US6657602B2 (en) | 1999-12-27 | 2003-12-02 | Minolta Co., Ltd. | Image display apparatus |
| KR20000049533A (ko) * | 2000-04-06 | 2000-08-05 | 김성식 | 하나의 에프엘씨디를 사용한 스테레오 헤드 마운트디스플레이 |
| KR100388392B1 (ko) * | 2000-10-05 | 2003-06-25 | (주)디오컴 | 헤드 마운티드 디스플레이 장치의 헤드셋 |
| KR100713024B1 (ko) * | 2005-04-14 | 2007-04-30 | (주)디오컴 | 프로젝션 유형 헤드 마운트 디스플레이 장치 |
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