JPH0670182B2 - 硬化可能組成物 - Google Patents

硬化可能組成物

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JPH0670182B2
JPH0670182B2 JP60089106A JP8910685A JPH0670182B2 JP H0670182 B2 JPH0670182 B2 JP H0670182B2 JP 60089106 A JP60089106 A JP 60089106A JP 8910685 A JP8910685 A JP 8910685A JP H0670182 B2 JPH0670182 B2 JP H0670182B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水性液体を吸収するための、吸収性および保有
性の大きい材料に関するものであり、より詳しく言え
ば、生理用ナプキン,おむつ,包帯等のような製品に体
液を吸収させるための、吸収性および保有性の大きい材
料に関するものである。特に、本発明は、それ自体の重
さの何倍ものその種の水性液体を吸収および貯留するこ
とのできる架橋高分子電解質を製造するための組成物お
よび方法に関するものである。
吸収性の大きい架橋高分子電解質およびこれを製造する
方法は既に知られている。米国特許第3,669,103号およ
び第3,670,731号はこれら材料の、おむつおよびドレツ
シングへの使用を教示する。米国特許第2,988,539号;3,
393,168号;3,514,419号および3,557,067号は、そのよう
な吸収体を作る方法を教示し、特に、共重合時に架橋し
たか、重合後に架橋し、その後中和して、最終産物に水
保有性を付与せしめるペンダントイオン部分を生成する
水膨潤性架橋カルボキシ共重合体に関して述べている。
その他に、エピハロヒドリンを用いて硬化又は架橋した
高分子電解質が作られた。例えば米国特許第3,980,663
号はエピハロヒドリンを用いているが、そのようなポリ
マーを架橋する方法としては認容できない程緩徐で非能
率的であることがわかつた。
米国特許第4,076,673号では、ハーキユルズ社(Hercule
s Incorporated)が生産し、ポリカツプ(Polycup)の
商標で販売している種類の、ポリアミドポリアミン エ
ピハロヒドリン付加物を架橋剤として用いることによつ
て、高分子電解質の硬化速度および硬化効率の改善を達
成した。架橋剤の選択におけるもう一つの改善が米国特
許第4,310,593号に開示され、これは架橋剤としてアミ
ンエピハロヒドリン単量体を教示する。この架橋剤は、
より大きい効率およびより長い保存寿命をもち濃縮物と
して運搬できる便利さをもつと言われている。
上記の開示があるにもかゝわらず、架橋高分子電解質技
術の改善がなお必要であり特に、架橋反応の効率,架橋
剤の保存寿命並びにその使用の便利さを改善する必要が
ある。
或る架橋剤を用いて、前に示唆したプロセスの利点を犠
牲にすることなく、著しく大きい効率、より速い反応速
度およびより長い保存寿命を示す高分子電解質を硬化又
は架橋することができることが発見された。
特に、これらの好都合な特質は、そのような組成物およ
び方法において、少くとも2つのアジリジニル基が付い
た、水溶性の比較的低分子量の化合物である架橋剤を用
いることによつて得られることがわかつた。そのような
基は次の一般式をもつことが好ましい。
こゝで各R基は、H,1〜3個の炭素原子を含むアルキ
ル、又は1〜3個の炭素原子を含むアルキレンから独立
的に選択される。この化合物の分子量は1000以下である
ことが一層好ましい。選択された官能基は、その化合物
を水溶性に保つのに十分な程小さい脂肪族又は置換脂肪
族基に結合している。好ましい架橋剤は二および三官能
性アジリジンで、そのいくつかは市販されている。
本発明の架橋剤を用いると、最小量の架橋剤を用いさえ
すればよく、これら架橋剤の硬化速度は、これまでの架
橋剤より明らかに速く、これら架橋剤の保存寿命は、そ
れらのもつ高い反応性にもかゝわらず、従来の架橋剤よ
り明らかに長いことが判明した。
本発明の教示に従つて架橋できるカルボキシ高分子電解
質はよく知られており、こゝに参照のため挿入された米
国特許第4,310,593号に詳細に記述されている。使用可
能の高分子電解質の必須条件は、それを水溶性にするの
に十分なカルボキシル部分を少くとも塩の形で含むこと
である。入手の容易な単量体から作ることができ、塩の
形に変換し得る、使用可能のポリマーは、例えば、アク
リル酸−アクリレート共重合体、アクリル酸−アクリル
アミド共重合体、アクリル酸−オレフイン共重合体、ポ
リアクリル酸、アクリル酸−ビニル芳香族共重合体、ア
クリル酸−スチレンズルフオン酸共重合体、アクリル酸
−ビニルエーテル共重合体、アクリル酸−酢酸ビニル共
重合体、アクリル酸−ビニルアルコール共重合体、メタ
クリル酸と上記すべてのコモノマーとの共重合体、マレ
イン酸、フマール酸およびそれらのエステルと上記すべ
てのコモノマーとの共重合体、無水マレイン酸と、上記
すべてのコモノマーとの共重合体を含む。
一般的に言えば、本発明の架橋剤は、低分子量,水溶性
で、好ましくは次の構造式をもつ最低2個の1−アジリ
ジニル基が結合している化合物で、 こゝでR基は、H,1〜3ケの炭素原子を含む基又は2〜
3ケの炭素原子を含むアルケニルの中から独立的に選択
される。官能基は、その化合物を水溶性にするのに十分
なほど小さい脂肪鎖又は置換脂肪鎖に結合することが好
ましい。その化合物は1000以下の分子量であることが好
ましい。そのような脂肪族鎖又は置換脂肪鎖としては、
2〜12個の炭素原子を含むオレフイン基、水酸化オレフ
インのような置換オレフイン基、たとえばブチレンヒド
ロキシド又はブチレンジヒドロキシド、メルカプトブチ
レンのような、オレフインのメルカプタン、ジエチレン
グリコール又はトリエチレングリコールのような、脂肪
族化合物のエーテル、トリグリヒリド、又はトリメチル
プロパンおよびペンタエリトリトールのエステルのよう
な、脂肪族化合物のエステルがある。
このような化合物のいくつかは既に市販されており、こ
れら市販化合物の変形物で上記の一般的記載に適合する
きわめて多種の化合物が合成できることは当業者にとつ
てはよく理解されよう。特に有効な化合物は、次式をも
つトリメチロールプロパン,トリプロピオネート付加物
を基礎にしたトリアジリジンである。
そして商品名「TAZ」としてアセトケミカルカンパニー
(Aceto Chemical Company)から売り出されている。
ペンタエリトリトールトリプロピオネート付加物を基礎
とするその他の有効な化合物は次式を有する。
そしてアセト・ケミカル・カンパニー(Aceto Chemica
l Company)から商品名「TAZO」として、販売されてい
る。上記の一般的記載に従う同様な物質は、コルドバ・
ケミカル・カンパニー(Cordova Chemical Company)か
ら商品名「XAMA」として販売されている。その他に、ト
リアジン又はホスフエート幹をもつ多官能アジリジンも
使用できる。その種のものとして、例えばtris(1−ア
ジリジニル)ホスフインオキシド,tris(1−アジリジ
ニル)ホスフインズルフイド、2,4,6,トリスアジリジニ
ル−S−トリアジンがある。
アジリジンの官能基とカルボキシ高分子電解質のカルボ
キシル基との反応は、室温から約150゜以下までの温度
で速かに進行し、勿論最高温度では反応速度は増加す
る。反応は環開裂によつて次のように進む。
上記のような多官能性アジリジン分子が、隣接する高分
子電解質のカルボキシル基と反応したときに架橋が行わ
れ、これら分子間に橋が形成される。
本発明を遂行する一般的方法において、5〜60重量%の
カルボキシ高分子電解質、例えば10,000〜4,000,000も
しくはそれ以上の分子量をもつポリアクリル酸又はその
塩を含む溶液が調製される。分子量は10,000から1,000,
000の間にあるのが一層好ましい。この関係において用
いる「分子量」という用語は、ポリマーの重量平均分子
量を示すことを意味する。選択される高分子電解質の分
子量は、最終架橋製品の所望の性質に依つてこの広い範
囲に変り得る。例えば非常に小さい重量の高分子電解質
は溶液になり易く、そのため最終製品を製造するために
あまり乾燥を必要としない高濃度の溶液をつくることが
できる。しかし低重量の高分子電解質の場合、不溶性に
するために架橋剤の比を高くしなければならない。他
方、極端に大きい分子量の高分子電解質は非常に粘稠な
溶液を形成し、予備架橋の形で取り扱かうのはむづかし
いが、不溶性にするための架橋剤の濃度は小さくてす
む。
溶媒としては水が最もよいが、その他の溶媒、例えばア
ルコール又は水とアルコールとの混合物、も用いられ
る。
溶液は酸性状態に保つか、又は水酸化ナトリウムのよう
な強塩基を用いてpH12又はそれ以上にまでアルカリ性に
しておいてもよい。反応が非常によくコントロールされ
るのは、pH5〜10の範囲の、比較的中性溶液を調製した
場合であり、pH6〜8にすればより一層好ましい。
多官能性アシリジンは、その溶液に、カルボキシ高分子
電解質の重量を基準にして約2〜約20重量%の濃度で溶
解される。その濃度が0.5から15%までの間にあるのが
好ましく、1から10%までの間にあるのがより一層好ま
しい。ある種の高分子電解質に対しては、アシリジン濃
度が低過ぎると、高分子電解質を不溶性にすることがで
きない。他方、アジリジン濃度が高過ぎると、膨潤性が
比較的小さく、従つて吸収能力の小さい架橋産物ができ
上る。これらの性質も架橋してないポリマーの分子量に
よつて変わり、こゝで低分子量の高分子電解質を不溶性
にするためにはより高濃度が必要となり、分子量のより
大きい高分子電解質を用いる場合にはより少い量の架橋
剤が用いられる。一般に最良の吸収性を得るためには、
高分子電解質を不溶性にし得る架橋剤を最小量用いるべ
きである。
溶液を剥離支持体上に盛り、乾燥させて吸収性の非常に
大きい膜をつくる。ついでこの膜を砕いて吸収性粉末を
つくる。この粉末は、おむつ,生理用ナプキン,タンポ
ン,包帯等のような体液吸収製品に使用が考えられる高
度に吸収性物質の一般的形態である。
特に有用な物質は、中和塩基として、Na2CO3,K2CO3又は
重炭酸アンモニウムのような炭酸塩化合物を使用するこ
とにより得られる。カルボキシ高分子電解質を中和する
と、炭酸ガスが遊離し、混合物が泡立つ、そのため乾燥
した時、大きい容積および高い吸収性をもつ気泡構造
の、フオーム状物質が生成する。普通はそのような系を
用いてポリマーをフオーム状にすることは、というのは
気泡があまりに速くつぶれる傾向があるために難かし
い。しかしながら本発明の架橋剤を用いれば反応が速か
なため、これが可能となる。
本発明の組成物および方法を実施するもう一つの方法
は、高分子電解質溶液および架橋剤を乾いた時に良い吸
収性を示す組織のような支持体表面に噴霧することであ
る。あるいは、溶液をセルローズ繊維のパツド等のよう
な支持体につめるか飽和させて使用する。これらをその
後乾かすと、吸収性の大きい架橋高分子電解質がパツド
全体に分布する。現在吸引不織布を生産するために用い
られているような、真空吸引手段を用いて溶液の付加を
コントロールすることができる。乾燥した架橋高分子電
解質は大部分の表面に非常にしつかりと粘着するから、
吸収性粉末を不織布又はセルローズ性性質のパツドと結
合させようとする時よくおこる、ずれもしくは移動のよ
うな問題を回避することができる。
実施例1 分子量100,000をもつポリ(アクリル酸ナトリウム)の2
5重量%水溶液を、pHを7から8に中和するのに十分な
量の50重量%水酸化ナトリウム水溶液と混合することに
よつて組成物をつくる。トリメチロールプロパントリプ
ロピオネート付加物,TAZ、を基礎にした、アセト・ケミ
カル・カンパニーから入手したトリアジリジンを種々の
濃度(下記の1表に、ポリ(アクリル酸ナトリウム)の
重量を基にした重量パーセントで示したような)で溶液
中に溶解する。この溶液の膜〔厚さ30ミル(約0.076c
m)〕をシリコンコーテイングを施した紙の上に置き、1
10℃のオーブン中で30分間乾燥した。膜をその紙から剥
がし、20メツシユの粉末に砕いた。秤量した粉末をテス
ト液(脱イオン水および1重量%NaCl水溶液)で飽和
し、過剰の液をペーパータオルで吸収し、水の重量増加
を自由吸収として測定する。結果を第1表に示す。
表からわかるように、この比較的低い分子量の高分子電
解質は、約2%の架橋剤濃度で至適自由吸収値に達し、
その後は吸収を減少する。
実施例2 分子量200,000のポリ(アクリル酸ナトリウム)を用い
ること以外は実施例1の方法に従う。この実施例2に用
いた架橋剤は、アセトケミカルカンパニーから販売され
ている、ペンタエリトリツトトリプロピオネート付加物
を基にしたトリアジリジン,TAZ−0,である。結果を以下
の第2表に示す。
これからわかるように、この比較的高分子量の高分子電
解質は架橋剤濃度約1%で至適吸収を示した。
実施例3 用いる高分子電解質が、水酸化ナトリウムで中和したポ
リ(アクリル酸)であり、その分子量が以下の3表に示
す範囲に変動することと、用いる架橋剤が1%の一定濃
度のTAZ−0であることを除いて、実施例1の方法を繰
返す。実施例1におけるように高分子電解質の25%溶液
を用いるが、分子量400,000のポリアクリル酸では12.5
%溶液を用いる。結果を第3表に示す。
この実施例からわかるように、架橋剤濃度が一定なら
ば、吸収は分子量の増加につれて増加する。
実施例4 架橋した吸収性高分子電解質フオームを作る。水酸化ナ
トリウム3g,炭酸カリウム3gおよび重炭酸アンモニウム1
gの混合物を、水80gおよびTAZトリアジリジン架橋剤1g
に溶解する。その溶液をポリサイエンシズ社(Polyscie
nces.Inc)から入手した450,000分子量ポリアクリル酸
粉末10g上に注ぎ、手で3分間充分に混合する。混合物
は、炭酸塩化合物から遊離する二酸化炭素により、ドウ
状の稠度を示す。混合物を電子オーブン中で30秒間加熱
し、熱風オーブン中で120℃に15分間保つ。生成した乾
燥物質はふわふわして気泡性で、非常に高い吸収率を示
す。その物質を手でちぎり、前述のように自由吸収を測
定する。その物質は1gあたり、脱イオン水48gを吸収
し、1gあたり1重量%の塩化ナトリウム水溶液を吸収す
ることが判明した。
実施例5 架橋高分子電解質の吸収性膜をつくる。1−スケミカル
社(North Chemical Inc)から入手した、分子量100,00
0のポリアクリル酸の25%水溶液,26.4gを、炭酸カリウ
ム4gおよび重炭酸アンモニウム2gで中和した。界面活性
剤「プルロニツク(Pluronic)L−62」2滴を加えて泡
をばらばらにする。架橋剤,TAZトリアジリジン、をその
溶液に混ぜ、シリコンコーチング紙の上に膜をつくり上
げる。110℃で15分後に、強いがもろい膜が得られ、こ
れは水でぬれると瞬時に膨潤する。その膜をモーターで
砕いた。得られた粉末は1gにつき水128g、1gにつき1%
塩化ナトリウム溶液22gという自由吸収を示した。加圧
下の吸収残留を測定するために、米国特許第4,357,827
号に記載の重力吸収テスター(GAT)を用いた。この器
具を用いて測定した吸収は1重量%塩化ナトリウム水溶
液をテスト液として用いた場合、1gあたり20.8g,残留1
4.8gであることが判明した。
実施例6 実施例5の組成物を水で希釈して10重量%の固溶体を得
た。溶液をセルロース繊維の不織布上に噴霧し、その間
その不織布の反対側を真空にして過剰の液を布を通して
吸引した。その溶液を組織紙上にも噴霧した。両方の含
浸支持体を10分間110℃で乾かした。同様なサンプルを
作り、一晩室温で乾かした。これらの含浸支持体の吸収
特性は、そこに使用された溶液の量によつて変化する
が、すべてが高い吸収性を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−41940(JP,A) 特開 昭58−117222(JP,A) 特公 昭42−22044(JP,B1) 山下晋三、金子東助編「架橋剤ハンドブ ック」P.34、36−38 株式会社大成社 (昭56−10−20)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カルボキシ高分子電解質の吸収製品を製造
    するのに有用な、硬化可能組成物であって、 (a)水、低級アルコールおよびこれらの混合物からな
    る群より選ばれる溶媒と、 (b)5〜60重量%のカルボキシ高分子電解質またはそ
    の混合物と、 (c)最低2個の1−アジリジニル基が結合した水溶性
    で比較的低分子量の化合物を含み、前記高分子電解質を
    吸収製品に硬化させるのに十分な量存在する架橋剤と、 (d)中和時に気体を放出できる中和剤塩基を含む組成
    物。
  2. 【請求項2】前記1−アジリジニル基は式 (ここで各R基は、水素、1〜3個の炭素原子を有する
    アルキル、または2〜3個の炭素原子を有するアルケニ
    ルからなる群より独立に選ばれる)で表される特許請求
    の範囲第1項記載の組成物。
  3. 【請求項3】前記化合物の分子量は1000未満である特許
    請求の範囲第1項記載の組成物。
  4. 【請求項4】前記1−アジリジニル基は、前記化合物を
    水溶性に保つのに十分なくらい小さい脂肪族基又は置換
    脂肪族基に結合している、特許請求の範囲第1項記載の
    組成物。
  5. 【請求項5】前記化合物は二官能基性アジリジンである
    特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  6. 【請求項6】前記化合物は三官能基性アジリジンである
    特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  7. 【請求項7】前記三官能基性アジリジンが である特許請求の範囲第6項記載の組成物。
  8. 【請求項8】前記三官能基性アジリジンが である特許請求の範囲第6項記載の組成物。
  9. 【請求項9】前記高分子電解質は10,000〜4,000,000の
    分子量を有する特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  10. 【請求項10】前記化合物は、前記高電解質の重量を基
    準にして0.2〜20重量%存在する特許請求の範囲第1項
    記載の組成物。
  11. 【請求項11】前記化合物は、前記高電解質の重量を基
    準にして0.5〜15重量%存在する特許請求の範囲第1項
    記載の組成物。
  12. 【請求項12】前記化合物は、前記高電解質の重量を基
    準にして1〜10重量%存在する特許請求の範囲第1項記
    載の組成物。
  13. 【請求項13】前記中和剤塩基は炭酸塩化合物である特
    許請求の範囲第1項記載の組成物。
  14. 【請求項14】前記炭酸塩化合物は炭酸ナトリウム、炭
    酸カリウムまたは重炭酸アンモニウムである特許請求の
    範囲第13項記載の組成物。
JP60089106A 1984-04-27 1985-04-26 硬化可能組成物 Expired - Lifetime JPH0670182B2 (ja)

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JP (1) JPH0670182B2 (ja)
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AU (1) AU588527B2 (ja)
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