JPH0670168U - ターミナル絶縁装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クラスタをターミナルのターミナルピンに挿
入する際の作業性がよく、且つ絶縁性が非常に向上する
ターミナル絶縁装置を提供すること。 【構成】 ターミナルピン２に絶縁チューブ３を被せた
ターミナル１とクラスタ４とを組み合わせて、クラスタ
４をターミナル１に装着する際絶縁チューブ３の先端が
クラスタ４の内部まで挿入されるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はターミナル絶縁装置、特にコンプレッサに付設されているターミナル の絶縁装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、コンプレッサのターミナルにクラスタを装着するに当たっては、クラス タとハットの組み合わせ使用をしているのが一般である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ところが、ハットをクラスタに挿入する作業性が自動化できないという問題が あり、又、ハットの成形が難しい（フイルムを伸ばし加工するので、伸ばす長さ に限度がある）という問題があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

前記ハットよりも簡単に作れてクラスタのターミナルピンへの挿入性が良いも のをということから、本考案では絶縁チューブの使用を考え、ターミナルピンに 絶縁チューブを被せたターミナルとクラスタとを組み合わせ、前記クラスタを前 記ターミナルに装着する際前記絶縁チューブの先端が前記クラスタの内部まで挿 入されるようにした。

【０００５】

【作用】

本考案によるターミナル絶縁装置の場合は、絶縁チューブの加工は規定の長さ に切るだけで特別な加工は不要であり、又、ターミナルのターミナルピンに被せ る作業も自動化が容易になる。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案によるターミナル絶縁装置の実施例について、図１及び図２を参 照して説明する。 図１は本考案によるターミナル絶縁装置の断面正面図、図２は図１のターミナ ルピンに絶縁チューブを被せる状態を示すもので、（Ａ）被せる前の分解斜視図 、（Ｂ）被せた後の組立体斜視図である。 図１及び図２において、１はターミナル、２はターミナルピン、３は絶縁チュ ーブ、４はクラスタ、５はリード線、６はリセプタクルである。 本考案によるターミナルの絶縁装置は、ターミナルピン２に絶縁チューブ３を 被せたターミナル１とクラスタ４とを組み合わせ、前記クラスタ４を前記ターミ ナル１に装着する際、前記絶縁チューブ３の先端が前記クラスタ１のリセプタク ル６の内部まで挿入されるようになっている。 絶縁チューブ３としては、具体的にはテフロン製チューブを適当な長さに切り 、ターミナルピン２に被せる。その後、クラスタ４をそのターミナルピン２に装 着するのである。

【０００７】

【考案の効果】

本考案によるターミナルの絶縁装置は、ターミナルピンに絶縁チューブを被せ るようにしたので、絶縁性が非常に向上するという効果があり、又、絶縁チュー ブの先端をクラスタの端子穴に入れることでさらに絶縁性が向上するという効果 がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案によるターミナル絶縁装置の実施例の断
面正面図である。

【図２】図１のターミナルピンに絶縁チューブを被せる
状態を示すもので、（Ａ）は被せる前の分解斜視図、
（Ｂ）は被せた後の組立体斜視図である。

【符号の説明】

１ ターミナル ２ ターミナルピン ３ 絶縁チューブ ４ クラスタ ５ リード線 ６ リセプタクル

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ターミナル絶縁装置であって、ターミナ
   ルピンに絶縁チューブを被せたターミナルとクラスタと
   を組み合わせ、前記クラスタを前記ターミナルに装着す
   る際前記絶縁チューブの先端が前記クラスタの内部まで
   挿入されるようにしたことを特徴とするターミナル絶縁
   装置。