JPH067012B2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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Publication number
JPH067012B2
JPH067012B2 JP2406767A JP40676790A JPH067012B2 JP H067012 B2 JPH067012 B2 JP H067012B2 JP 2406767 A JP2406767 A JP 2406767A JP 40676790 A JP40676790 A JP 40676790A JP H067012 B2 JPH067012 B2 JP H067012B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
passage
heating chamber
sensor
food
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2406767A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03247920A (ja
Inventor
芳明 宮地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2406767A priority Critical patent/JPH067012B2/ja
Publication of JPH03247920A publication Critical patent/JPH03247920A/ja
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Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は赤外線センサを備えた、
電子レンジ等の調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子レンジでは、実開昭51−1
11243号公報に見られる如く、加熱室の上壁に赤外
線通過口が形成されていると共に、加熱室外にて上記通
過口上方に赤外線センサが設けられ、このセンサに上記
通過口を通して食品からの赤外線が受光せしめられ、こ
れにより食品温度が検知され、マイクロ波加熱における
温度制御が行われるようになっている。
【0003】更に、この場合、加熱により食品から飛散
する食品ガスなどの飛散物が、上記通過口を通って上昇
しないように、通過口から加熱室内に送風されており、
よって上記センサなどが上記飛散物により汚れるのが防
止されている。
【0004】上記の如き通過口からの送風について考察
するに、その送風量が多過ぎると、例えばセンサ出力に
基づいて熱風加熱、即ちオーブン調理がなされる電子レ
ンジにおいては、加熱室内の熱気が上記風量にて加熱室
外に排出され、加熱室内の温度が低下し良好な熱風加熱
ができ難い。反面、実開昭57−24902号公報に見
られる如く、加熱室内への送風量を少なくすると、食品
ガスなどの飛散物が上記開口を通って上昇するのを充分
に阻止できず、よって上記センサなどが汚れるのを充分
に防ぐことができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、例えばオー
ブンレンジにおける熱風加熱等のオーブン調理時、加熱
室内の温度を低下させることなく良好にできるととも
に、赤外線センサが汚れるのを顕著に防ぐことができる
調理器を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成すべく、食品を収納する加熱室と、この加熱室の壁面
に形成された赤外線通過口と、この通過口を通過する食
品からの赤外線を受光し食品の温度を検知するための赤
外線センサと、上記通過口を通して上記加熱室内に送風
するための第1風路と、上記センサと通過口との間にて
上記通過口を通る上記第1風路を流れる風の経路を横切
るように送風した後、上記加熱室外に排気する第2風路
とを備える。
【0007】
【作用】赤外線センサに、食品からの赤外線を受光せし
める赤外線通過口を通して、加熱室内に送風するための
第1風路と、上記センサと通過口との間にて、上記通過
口を通る風の経路を横切るように送風するための第2風
路とを設けた構成とすることにより、上記通過口を通り
加熱室内に至る風の量を抑制しつつ第1風路、第2風路
双方の風量を大きく設定できる。
【0008】
【実施例】以下本発明実施例の電子レンジについて説明
する。
【0009】図面において、1は食品2を収納する加熱
室で、この加熱室1には食品2を加熱するためのマイク
ロ波、及び熱風が供給される。3は上記加熱室1の上壁
中央に形成された赤外線通過口、4はこの通過口3に固
定されたマイクロ波遮断リングで、このリング4は食品
2からの赤外線は通過せしめるが、マイクロ波は遮断す
るようになっている。
【0010】5は上記加熱室上壁1aの上方に装着され
た上、下部材5a、5bからなる金属製外ケース、6は
同様に上、下部材6a,6bからなる金属製内ケース
で、この内ケース6において、上部材6aの周縁は凹状
に形成され、その上部材6aの凹状部分が下部材6bの
上端とかみ合っており、これにより内ケース6内にマイ
クロ波が極めて侵入し難いものとなっている。そして、
上記内ケース6は上記外ケース5の底壁に形成された座
押し部7に固定されており、上記内、外ケース6、5は
各面とも互いに離間している。8は特願昭58−237
584号公報に見られる如き赤外線センサ、9は上記内
ケース6内の上部に装着され、上記センサ8からの信号
を増幅、処理するための温度検知回路10が形成された
プリント基板である。この基板9の下面には上記センサ
8が直接半田固定され、又、上面には上記温度検知回路
10の回路部品11、11・・・が半田付けされてい
る。12及び13は各々上記外ケース5及び内ケース6
のセンサ8真下に形成された第1、第2小孔、14は上
記外ケース5にダクト15を介して連結されたブロワ、
16は一端を上記外ケース5の下壁に連通し、上記セン
サ8と通過口6との間を通り、他端に排気孔16aを有
すると共に上記加熱室上壁1aに平行に配置された下部
ダクト、17a及び17bはこのダクトのセンサ8の真
下に形成された上孔及び下孔で、この下孔には上記リン
グ4の上端が篏合している。
【0011】そして、上記センサ8は上記リング4、下
部ダクト16、第1小孔12及び第2小孔13を介し
て、食品2からの赤外線を受光して食品温度を検知し、
この食品温度に基づいてマイクロ波加熱及び熱風加熱を
制御する。
【0012】更に、上記外ケース5内には、上記ブロワ
14から冷却風が供給されるこの冷却風は、外ケース5
内に供給されると、内ケース6周辺を矢印の如く通過
し、これにより実質的に内ケース6内のセンサ8及びプ
リント基板9を冷却する。そしてその後の冷却風は、一
部は上記第1小孔12からリング4及び通過口3を通る
加熱室1内に向けて矢印Aの如く吐出され(第1風
路)、残りは上記下部ダクト16を通り、上記センサ8
と通過口3との間にてこの通過口3を通る矢印A方向の
風の経路を横切るようにし、矢印Bの如く送風され、排
気孔16aから排気される(第2風路)。
【0013】ここに、上記第1小孔1から加熱室1内に
向かう矢印Aの風は、矢印Bの風で加熱室に入るのを阻
止されるから、上記第1小孔12から吐出される矢印A
への風と、矢印Bの風の風量差を適切に選択することに
より、上記第1小孔12から吐出する風量を増大させて
も、加熱室1内に吐出される矢印Aの風は少なくでき
る。
【0014】従って、熱風加熱がなされる場合であって
も、加熱室1内の温度は殆ど低下せず、よって熱風加熱
を良好に仕上げることができる。反面、加熱により食品
2から飛散する食品カスなどの飛散物は、リング4内の
矢印Aの風の量が少ないため、通過口3及びリング4を
通って上昇する可能性があるが、この場合は矢印B方向
の風及び、矢印A方向の風の上記第1小孔12から矢印
Bの風に突き当る風cにて、完全にその上昇が阻止さ
れ、よってセンサ8などが汚れるのを顕著に防止でき
る。
【0015】尚、矢印B方向だけの風であると、上記飛
散物を下方に抑え込む力が全くなく、この場合飛散物が
矢印B方向の風の部分を突き抜けて上昇し、センサ8な
どが汚れる可能性が生じる。よって、上記実施例の如
く、矢印A方向の風と矢印B方向の風との組み合わせ
は、センサ8などの汚れ防止には効果的なのである。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、赤外線センサに食品か
らの赤外線を受光せしめる赤外線通過口を通して、加熱
室内に送風するための第1風路と、上記センサと通過口
との間にて、上記通過口を通る風の経路を横切るように
送風するための第2風路とを設けた構成であり、上記通
過口を通り加熱室内に至る風の量を抑制しつつ食品から
の飛散物が上記通過口を通って上記センサの方へ至るの
を顕著に抑制でき、従って例えば熱風加熱をその温度を
下げることなく良好に行えると共に、赤外線センサが汚
れるのを顕著に防ぐことができる、優れた調理器を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の電子レンジの要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 加熱室 3 赤外線通過口 4 リング 5 外ケース 6 内ケース 16 下部ダクト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食品を収納する加熱室と、この加熱室の壁
    面に形成された赤外線通過口と、この通過口を通過する
    食品からの赤外線を受光し食品の温度を検知するための
    赤外線センサと、上記通過口を通して上記加熱室内に送
    風するための第1風路と、上記センサと通過口との間に
    て上記通過口を通る上記第1風路を流れる風の経路を横
    切るように送風した後、上記加熱室外に排気する第2風
    路とを備えたことを特徴とする調理器。
JP2406767A 1990-12-26 1990-12-26 調理器 Expired - Lifetime JPH067012B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2406767A JPH067012B2 (ja) 1990-12-26 1990-12-26 調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2406767A JPH067012B2 (ja) 1990-12-26 1990-12-26 調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03247920A JPH03247920A (ja) 1991-11-06
JPH067012B2 true JPH067012B2 (ja) 1994-01-26

Family

ID=18516391

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JP2406767A Expired - Lifetime JPH067012B2 (ja) 1990-12-26 1990-12-26 調理器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016056246A1 (ja) * 2014-10-10 2016-04-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 加熱調理器

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KR960018364A (ko) * 1994-11-28 1996-06-17 이헌조 전자레인지의 서모파일 냉각장치 및 방법
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JPH03247920A (ja) 1991-11-06

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