JPH0670048A - 電話用電子装置 - Google Patents

電話用電子装置

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JPH0670048A
JPH0670048A JP3099800A JP9980091A JPH0670048A JP H0670048 A JPH0670048 A JP H0670048A JP 3099800 A JP3099800 A JP 3099800A JP 9980091 A JP9980091 A JP 9980091A JP H0670048 A JPH0670048 A JP H0670048A
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    • G07F7/08—Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by coded identity card or credit card or other personal identification means
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電話通信用の装置である。 【構成】 装置は音響送信機（１０）、トーンジェネレ
ータ（１２）、識別コード（Ｎ）とサービス鍵（Ｃ）を
含んだメモリ（１４）、電子回路（１６）を有してい
る。送信されるディジタルメッセージはＮとＣにより決
められ、使用毎に変化する。装置の制限時間の瞬間が決
められている。装置はトークンの形に見える。応用分野
は電話サービス料金支払いシステムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電話用電子装置に関す
る。装置のほぼ平面な丸い形は“トークン(token) ”に
類似している。
【０００２】
【従来の技術】本発明は、例えばアラン ベルナール(A
lain BERNARD) により本発明の出願の日に出願され、タ
イトルが“テレフォン サービス ペイメント システ
ム(Telephone service payment system)”のような電話
サ−ビス料金支払いシステムにとりわけ適用される。
【０００３】小さなスピーカを通して音を送出できる音
響カプラモデムがすでにある。電話器の受話器のマイク
ロホンと同じく、このスピーカにより電話網にこれらの
音が伝達される。リンクの他の端にある他のモデムによ
りデータの受信が判断され、例えばコンピュータと接続
される。
【０００４】ＣＣＩＴＴ（国際電信電話諮問委員会）で
は通告Ｑ２３において電話器のキーパッドの１２種類の
数字と符号に対応した一組のトーンを定義しており、モ
デムの助けによりその数字と符号を送信することができ
る。
【０００５】このように、ポケット計算機に類似した箱
形のモデルが数多くあり、これにより電話番号を記憶す
ることができ、しかもその電話番号を電話網に送信する
ことができる。
【０００６】他の分野の出願においては、一組のデータ
とその時間的変化を知ることにより、最初のディジタル
信号の位置のみが定められるので、１つのディジタル信
号に時間的に変化する擬似ランダムデータを加えること
ができるようにするナンバリング装置がある。
【０００７】最後に、電話網に接続されているコンピュ
ータを呼び出す人間の識別については、最近ではコード
番号をキーパッドに打ち込む人間に問い合わせることに
より行われている。
【０００８】この種の従来の技術の１例を述べている文
献ＵＳ−Ａ−４，６０１，０１１には、秘密の正しいコ
ードがキーパッドに打ち込まれるとディジタルメッセー
ジを構成できる装置を含んだ装置が記載されている。こ
のメッセージは使用毎の増分だけ内容が増加するカウン
タによりある一定の時間だけ変化する。これらの内容に
より、電話ラインに送られるディジタルメッセージが部
分的に決められる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】ある面から見ると満足
すべきものであるが、コード番号による人間の識別には
コードが盗まれる可能性があるというようないくつかの
欠点がある。装置は複雑であり、その装置にキーパッド
が必要な時は特に多くの空間をとる。最良の場合、必要
な空間はポケット計算機の大きさまで小さくされる。更
に、それらの装置は有効時間、すなわち制限時間を決め
るには不適合である。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、これ
らの欠点を克服することである。この目的のため、この
発明は使用が容易であり、しかもキーパッドのない極め
て簡単な構造を有した装置に関しており、更にこの装置
自体により機能の終了が明確になるように終る瞬間を決
めることができる。
【００１１】より詳細には、この発明は次のものを有す
る電話用電子装置に関している： −音響送信機、−音響送信機を制御し、電話周波数帯の
中にあるトーンを発生できるジェネレータ、この装置に
は更に次のものが含まれている：
【００１２】ａ）装置を使用する毎に変化する一組の番
号から構成されたディジタルメッセージを構成できる装
置、この装置は更に制限時間の瞬間を決めることがで
き、次のものを有している： −装置に使用している電話システムと組み合わされて働
らく鍵の１番目の識別コードと２番目のコードを含んだ
メモリ； −メモリに接続され、ジェネレータを制御するメッセー
ジを伝達する電子論理回路、このメッセージは１番目及
び２番目のコードにより決められ、メッセージのそれぞ
れの番号は音響送信機が特殊なトーンを送出するように
ジェネレータを制御しており、更にその送信機は一連の
トーンを送出している；
【００１３】ｂ）メッセージを構成できる装置に供給で
きる蓄電池；
【００１４】ｃ）一連のトーンを送出するためジェネレ
ータを働らかせることができる手動制御スイッチ。
【００１５】
【作用】１つの実施例によれば、その装置内に日時を決
め更に装置の制限時間の瞬間を決める時計が含まれてい
ることを特徴としており、従ってメッセージが１番目と
２番目のコードにより決められ、しかもその日時は時計
により示される。
【００１６】２番目の実施例によれば、その装置には内
容が使用毎の増分により増加するカウンタを含んでいる
ことを特徴としており、従ってメッセージが１番目と２
番目のコードと更にカウンタの内容により決められる。
【００１７】できるだけこの発明の装置を構成する全て
の装置はトークンの形を有した固い材料のブロック内に
密封されていることが好ましい。スイッチはトークンの
一方の面の上にあり、ラウドスピーカは他の面の上にあ
る。
【００１８】ブロックの形成に使用されている材料は樹
脂またはプラスチック材料であることが好ましい。
【００１９】装置に時計が含まれている時、トークンが
使用されているならば種々のトークンの時計は全て動か
され、しかも基準の時計に同期している。
【００２０】
【実施例】以下図面に基づきこの発明を更に詳しく説明
する。図１に示すように、装置Ｊは次のものを有してい
る：ジェネレータ１２で制御される音響送信機１０（ジ
ェネレータ１２は標準Ｑ２３のように３００ボーのモデ
ムまたは多周波数トーンジェネレータである）、電源停
止の場合には内容が失われるＲＡＭであることが好まし
いメモリ１４、メモリ１４に接続され回路１２を制御す
る電子論理回路１６。変形して示すと、装置には更に日
時Ｈ（例えば分で）を与える時計２０と蓄電池２２があ
り、この蓄電池は時計２０とメモリ１４には恒久的に、
ジェネレータ１２には押し釦２６のような特殊な装置
（又は他のあらゆる同等な装置）を通してスイッチ２４
が閉じている時のみ供給している。
【００２１】時計２０は第１には経過時間、例えば装置
の原点の日時からの分を測る回路であり、更に第２には
制限時間日時までの残りの時間を決める回路である。時
計２０は第１には分カウンタの内容が１つの出力２１に
現われる分カウンタに接続されている時間ベースから構
成されており、更に第２には分ダウンカウンタに接続さ
れており、出力２３にＲＡＺリセット信号が現われるこ
とによりこのダウンカウンタが零になることが示され
る。
【００２２】他の実施例も可能であり、この分野の専門
家が利用できるが、これらの実施例に含まれるカウンタ
装置のカウンタは増分により増加する。情報（日時及び
使用の数）を得ることが基本的な要素であり、この情報
により制限時間の瞬間を記録することができ、更に送信
の順序を変更できる。
【００２３】時計によりしかも日時が分で記録される例
によれば、１０年の期間は５，２５６，０００分を表わ
し、それには７個の数字（０から９まで）が必要とな
る。トークンの寿命は６カ月、すなわち２６２，８００
分となる。
【００２４】メモリ１４にはトークンの識別コードであ
る１番目のコードが含まれている。このコードはソフト
ウェアにより、又は集積回路をマスキングすることによ
り、又はプログラミングによりトークンを作り出す時に
導入された数Ｎに関連している。メモリ１４には更に２
番目のコードすなわち鍵Ｃが含まれており、このコード
はトークンが使用されている全体の電話システムの一部
分となっている。メモリ１４は２つの独立したメモリか
ら構成されていることは勿論であり、それらのメモリの
一方は１番目のコードを記憶しており、メモリの他方は
２番目のコードを記憶している。
【００２５】電子論理回路１６にはこのように時計２０
により伝達される日時Ｈが任意にあり、識別コードＮと
鍵Ｃは全システムに属している。回路１６はＨ、Ｎ及び
Ｃの関数であるディジタルメッセージをその後発生す
る。多くの専門家はそのようなメッセージを構成するア
ルゴリズムに詳しい。上述の文献ＵＳ−Ａ−４，６０
１，０１１とそれに含まれている参考図書にはそのよう
なアルゴリズムを実施できる方法が記載されており、更
に他の行の端には逆アルゴリズムが取り出せる方法が記
載されている。従って、これらの回路の詳細を提供する
必要はない。
【００２６】例として、番号Ｎが８個の数字から成ると
いうことが十分にできる（８個の数字は０から９までの
数字で、それにより１億通りのトークンを表わすことが
できる；鍵Ｃも又８個の数字からなる；更に４個の制御
数字（例えば、番号Ｈ、Ｎ及びＣのそれぞれの和と、こ
れらの番号の全ての和）を使用することができる）。従
って、７＋８＋８＋４＝２７個の数字のメッセージが得
られる。標準Ｑ２３に基づいて変換すると、これらの２
７個の数字は約２．７秒で送信される。
【００２７】純然な例として、メッセージを構成する系
列は次のようになる：日時Ｈに対し７個の数字、その前
の９個の数字の和として１個の制御用数字、番号Ｎに対
する８個の数字、その前の９個の数字の和としての１個
の制御用数字、及び３個所の制御用数字の間の９個の数
字の和としての１個の数字。
【００２８】この発明の要旨から逸脱することなく、よ
り複雑な系列を全ての既知の暗号アルゴリズムの助けに
より構成することができることは勿論である。メッセー
ジＭが構成されると、ジェネレータ１２はそれに応じて
ラウドスピーカ１０を制御するが、そのラウドスピーカ
は一組のトーンから構成される系列ＳＱを送出する。
【００２９】時計２０が制限時間の瞬間を検知すると、
ＲＡＺリセット信号はメモリ１４と動作していない回路
１６の両方又は一方に入れられる。従って、トークンは
使用することができない。
【００３０】判り易くするため添付の図面に互いに離れ
て示されている回路の殆んどのもの（時計、メモリ、論
理回路）は、１つの同一の回路にまとめることができ
る。同様に、これらの回路にまとめられた機能はマイク
ロプロセッサ又はコントローラのようなより高性能な回
路のプログラムにより得ることができる。
【００３１】実際、示してある全ての装置はトークンの
外観を有するようにするため樹脂又はプラスチック材料
の中に入れられ形作ることができる。従って押し釦はト
ークンの１つの面に現われ、音響送信機は他の面に置か
れる。動作させる時トークンＪは電話器の受話器のマイ
クロホン４０の上に取り付けられる。
【００３２】図２にはこの発明のトークンＪの一般的な
外観を示してあり、前面からラウドスピーカ１０が音の
系列ＳＱを送出するように置かれているのが判る（見え
ない後面は押し釦５に対応している）。
【図面の簡単な説明】
【図１】装置の電子的な図
【図２】トークンの一般的な外観を示す図
【符号の説明】
１０ 音響送信機 １２ ジェネレータ １４ メモリ １６ 電子論理回路 ２０ 時計 ２１、２３ 出力 ２２ 蓄電池 ２４ スイッチ ２６ 押し釦 ４０ マイクロホン Ｃ 鍵 Ｈ 日時 Ｍ メッセージ Ｎ 識別コード ＳＱ 音の系列

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 電話システムのための装置で、次のもの
    を有する電子装置： −音響送信機； −音響送信機を制御し、電話周波数帯の中にあるトーン
    を発生できるジェネレータ、 この装置には更に次のものが含まれている： ａ）装置を使用する毎に変化する一組の番号から構成さ
    れたディジタルメッセージを構成できる装置、この装置
    は更に制限時間の瞬間を決めることができ、次のものを
    有している： −装置に使用している電話システムと組み合わされて働
    らく鍵の１番目の識別コードと２番目のコードを含んだ
    メモリ； −メモリに接続され、ジェネレータを制御するメッセー
    ジを伝達する電子論理回路、このメッセージは１番目及
    び２番目のコードにより決められ、メッセージのそれぞ
    れの番号は音響送信機が特殊なトーンを送出するように
    ジェネレータを制御しており、更にその送信機は一連の
    トーンを送出している； ｂ）メッセージを構成できる装置に供給できる蓄電池； ｃ）一連のトーンを送出するため、ジェネレータを働ら
    かせることができる手動制御スイッチ。
  2. 【請求項２】 日時を決め更に装置の制限時間の瞬間を
    決める時計が装置内に含まれており、従ってメッセージ
    が１番目と２番目のコード及び時計により示される日時
    により決められる請求項１記載の装置。
  3. 【請求項３】 内容が使用毎の増分により増加するカウ
    ンタを装置が含んでおり、従ってメッセージが１番目と
    ２番目のコード及びカウンタの内容により決められる請
    求項１記載の装置。
  4. 【請求項４】 装置を構成する全ての装置が固いブロッ
    クで密封されており、更にトークンの形をした請求項１
    記載の装置。
  5. 【請求項５】 ブロックが樹脂又はプラスチックででき
    ている請求項４記載の装置。
  6. 【請求項６】 ジェネレータにより送出されるトーンが
    多周波数のトーンである請求項１記載の装置。
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JPH0670048A true JPH0670048A (ja) 1994-03-11
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DE (1) DE69107652T2 (ja)
DK (1) DK0451056T3 (ja)
ES (1) ES2071247T3 (ja)
FR (1) FR2660776B1 (ja)

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