JPH0669808A - データの丸め処理回路およびデータの復元回路 - Google Patents

データの丸め処理回路およびデータの復元回路

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JPH0669808A
JPH0669808A JP22305092A JP22305092A JPH0669808A JP H0669808 A JPH0669808 A JP H0669808A JP 22305092 A JP22305092 A JP 22305092A JP 22305092 A JP22305092 A JP 22305092A JP H0669808 A JPH0669808 A JP H0669808A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】データの丸め処理によっても画質が劣化しない
ようにする。 【構成】10ビットのディジタルデータを8ビットに丸
め処理するデータの丸め処理回路10において、少なく
とも2サンプルで一巡する1ビットの固定パターンであ
って、少なくとも4個の固定パターンPTN0〜PTN
3を発生するパターン発生回路22を有し、これら固定
パターンのうち1種類の固定パターンが丸め処理しよう
とする2ビットデータcの大きさで選択されて入力ディ
ジタルデータのうち上位8ビットのディジタルデータb
に加算されることによって、8ビットに丸め処理された
ディジタルデータeが出力される。丸め処理時に固定パ
ターンを使用しているため画質が改善され、固定パター
ンの1ビットの順序を入れ替えることによって固有の縦
縞パターンの発生も抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタルビデオ機
器などのデータ処理回路系に適用して好適なデータの丸
め処理回路およびその復元回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルビデオ機器ではそのビデオ素
材として図17に示すように緩やかなスロープをもった
ビデオ信号を必要とすることがある。たとえばグラデュ
エーションのついた背景となるビデオ信号に文字信号な
どを挿入(スーパーインポーズ)する場合である。
【0003】このような目的で使う緩やかなスロープを
もったビデオ信号は通常8ビットで量子化される場合が
多いが、これを例えば10ビットで量子化すると、図1
8に示すように、8ビットでの量子化ステップ(破線図
示)よりも10ビットでの量子化ステップ(実線図示)
の方が量子化による階段状の模様が目立たなくなる。こ
れは当然のことであるが10ビットの方が4倍分階調表
現にすぐれているからである。
【0004】このためビデオ素材としては10ビットで
量子化されたものが増えてきているが、ディジタルビデ
オ信号を記録するビデオ機器の主流は現在8ビットのデ
ィジタルVTRである。それは、テープ上に「1」,
「0」データを記録するため、その記録密度の制限から
くるものである。そのため現状では、せっかく得られた
10ビットのディジタルビデオ信号の下位2ビットが切
り捨てられて8ビットディジタルVTRに記録されてい
ることになる。
【0005】このようなビット切り捨ての記録方法に対
してデータの丸め処理を施して10ビットデータを8ビ
ットデータに一旦変換して記録する丸め処理を伴った記
録方法が知られている。
【0006】その一般的な丸め処理としてはランダムノ
イズを用い、その発生確率から失われている2ビットの
諧調を発生させる方法である。図19に従来の丸め処理
回路10の一例を示す。
【0007】図19は10ビットを8ビットに丸め処理
する場合である。端子11に入力された10ビットのデ
ィジタルビデオ信号aはまず上位8ビットのデータbと
下位2ビットのデータcに分離される。下位2ビットデ
ータcはアダー13に送られ、ランダムノイズ発生器1
4から出力された2ビットのノイズデータdと加算され
る。
【0008】ランダムノイズ発生器14からは2ビット
のノイズデータd(「00」,「01」,「10」,
「11」)がそれぞれ1/4の確率で出力される。アダ
ー13の加算出力は桁上がりビット(キャリーアウトC
O)を含めると3ビットとなる。
【0009】図20に示すように、キャリーアウトCO
が「1」となる確率は入力した下位2ビットの大きさを
反映している。そこでこのキャリーアウトCOを入力デ
ィジタルビデオ信号の上位8ビットデータbのうちの最
下位ビットと同じ重み付けをして、アダー12にて入力
8ビットデータbとキャリーアウトCOとが足し合わさ
れる。
【0010】この加算処理に8ビットの加算器を使用す
る場合には、1つの入力に入力8ビットデータbが供給
され、もう1つの入力はオールゼロとなされる。そのキ
ャリーインプット入力にキャリーアウトCOのデータを
与えることで実現できる。
【0011】ここで、入力8ビットデータbが「111
11111」(オール「1」)である場合で、キャリー
アウトCOのビットが「1」になると、アダー12がオ
ーバーフローしそのキャリーアウトには「1」が出力さ
れるので出力データeが9ビットになってしまう。これ
を避けるため、アダー12のキャリーアウトが「1」に
なったときにはオーバーフロー処理回路15でオーバー
フロー処理が行なわれ、出力されるディジタルビデオ信
号が常に8ビットとなるようにしている。
【0012】図21に以上の信号の処理を示している。
本来のディジタル処理では数字のみを用いてその処理過
程が表記できるわけであるが、説明のし易さから図21
では振幅をアナログ的に表現している。
【0013】同図Aは10ビットのときの諧調を示す階
段波形であり、同図Bは同図Dと同じ入力ディジタルビ
デオ信号に付加されるデータを、そして、同図Cは8ビ
ットのときの諧調を示す階段波形である。
【0014】同図Dが最終的に端子16(図19)に得
られる丸め処理後の出力ディジタルビデオ信号fであ
る。これは10ビットのときの各諧調ごとに、25%の
確率でそのレベルが次の諧調レベルと等しくなるように
付加されて丸め処理される。図はレベル「200」の階
段波形に丸め処理を施すときの例を示した。
【0015】この出力ディジタルビデオ信号fをアナロ
グ変換してモニター(図示はしない)で観察すると、1
0ビットビデオアウトプットのうち下位2ビットがもっ
ている階調が視覚の積分効果により認識される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このようにランダムノ
イズを使用した丸め処理では、所詮ノイズを用いている
ため、画面がノイズぽくなり視覚上目障りである。ラン
ダムノイズの帯域にはコンポジットビデオ信号のサブキ
ャリヤ周波数を含むものがあり、その場合には丸め処理
されたビデオ信号をベクトルスコープで観察すると不要
の軌跡が表れてしまう。さらに丸め処理された8ビット
のディジタルデータからは10ビットの原ディジタルデ
ータを復元することができないなどの問題があった。
【0017】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、視覚上目障りとはならない丸
め処理を実現すると共に、丸め処理する前のデータを復
元できるようにしたデータの丸め処理回路およびその復
元回路を提案するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載されたデータの丸め処理に関する発
明では、nビットのディジタルデータをkビット(n,
kは整数であって、n〉k)に丸め処理するデータの丸
め処理回路において、少なくとも(n−k)サンプルで
一巡する1ビットの固定パターンであって、少なくとも
2の(n−k)乗個の固定パターンを発生するパターン
発生回路を有し、2の(n−k)乗個の固定パターンの
うち1種類の固定パターンが丸め処理しようとするビッ
トの大きさで選択されて上記入力ディジタルデータのう
ち上位kビットのディジタルデータに加算されることに
よって、kビットに丸め処理されたディジタルデータが
出力されるようになされたことを特徴とするものであ
る。
【0019】請求項4に記載されたデータの復元処理に
関する発明ではkビットに丸められたディジタルデータ
をnビット(n,kは整数であって、n〉k)のディジ
タルデータに復元するデータの復元回路において、kビ
ットの現ディジタルデータと1サンプル前のディジタル
データの差をとる差分手段と、その差分データを1サン
プルずつ順次遅延する複数の遅延手段と、各遅延手段の
入出力差分データから丸められた(n−k)ビットを判
定する判定手段とを有し、この判定手段から出力された
データが上記入力ディジタルデータに加算される復元デ
ータとして用いられるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0020】
【作用】データの丸め処理に関しては、図7に示す8サ
ンプルを繰り返し周期とする1ビットの固定パターンが
使用される。固定パターンは丸め処理すべきビット数に
対応した固定パターンPTN0,PTN1,PTN2,
PTN3が用意される。これが図1に示す入力の下位2
ビットデータcのビット内容によって選択され、選択さ
れた固定パターンが上位8ビットデータbに加算され
て、リミッタ処理された加算出力が丸め処理された出力
ディジタルビデオ信号として用いられる。
【0021】データの復元処理に関しては、図9のよう
にフレーム遅延回路46,47の各入力差分データを参
照して2ビットのデータが復元されこれを入力8ビット
のデータの下位2ビットとすることによって10ビット
のディジタルデータが復元される。
【0022】このようなデータの丸め処理および復元処
理を行なえば、8ビットディジタルVTRから出力され
る8ビットディジタルデータをD/Aコンバートした場
合、10ビットに近いクオリティのアナログビデオ信号
を得ることができる。
【0023】
【実施例】続いて、この発明に係るデータの丸め処理回
路およびその復元回路の一例を、図面を参照して詳細に
説明する。以下にはまずクロマ信号のないビデオ信号に
適用した場合について説明し、クロマ信号が含まれたビ
デオ信号についての丸め処理などについてはその後に説
明する。
【0024】図1はこの発明に係るデータ丸め処理回路
10の一例を示す系統図であって、端子11にはディジ
タルビデオ信号aが供給される。ディジタルビデオ信号
aは10ビットで量子化されているものとするが、量子
化ビット数nにはとらわれない。
【0025】この10ビットのディジタルビデオ信号a
は上位8ビットデータbと下位2ビットデータcに分離
され、上位8ビットデータbはアダー12に供給され、
下位2ビットデータcはセレクタ21にその制御信号と
して供給される。
【0026】セレクタ21は丸め処理時に使用される固
定のパターン(データ)を下位2ビットの内容によって
選択するためのものである。固定パターンとは丸め処理
される際の(n−k)ビット(kは丸め処理後の出力ビ
ット数)のもつ諧調を表現するためのパターンで、少な
くとも(n−k)サンプルで一巡する1ビットのパター
ンである。そして、2の(n−k)乗個の種類の異なっ
た固定パターンをもつ。10ビットから8ビットに丸め
処理する場合、4種類の固定パターンが用意されてい
る。
【0027】それぞれの固定パターンは、n−k=2で
はなく、後述するように8サンプル分で構成されてい
る。各固定パターンをPTN0,PTN1,PTN2,
PTN3とすると、これらのパターンデータはパターン
ROM22に格納されている。パターンROM22の内
容は後述する。
【0028】パターンROM22のアドレスはビデオ信
号の水平走査期間ごとに1度クリアされるHカウンタ2
3の出力jと、水平走査期間ごとに1づつインクリメン
トされるVカウンタ24の出力iを用いている。
【0029】Hカウンタ23のクロック(CLOCK)は入
力ディジタルビデオ信号のサンプリングクロックと同一
のものが使用される。Hカウンタ23に対するクリアパ
ルスは図1に示すように水平走査期間を周期とする1ク
ロック幅のパルス(HCLR)が用いられる。
【0030】Vカウンタ24のクロックも同じくサンプ
リングクロックを用いる。Vカウンタ24のイネーブル
パルス(端子ENへの入力)はクリアパルスHCLRの
反転出力が用いられる。これによってVカウンタ24は
水平走査期間ごとにインクリメントされる。
【0031】セレクタ21にて選択された固定パターン
はアダー12に入力されて、入力ディジタルビデオ信号
のうちの上位8ビットデータに足し込まれる。
【0032】オーバーフロー処理回路15は上述したと
同様に動作するものであって、アダー12からキャリー
アウトCO ’が出力されたときオーバーフロー処理が
行なわれる。オーバーフロー処理された8ビットのディ
ジタルビデオ信号が最終的なディジタルビデオ信号とし
て用いられる。
【0033】このように丸め処理された8ビットディジ
タルビデオ信号をD/A変換してモニターで観察すると
視覚の積分効果により10ビットのディジタルビデオ信
号をモニタしたときに近い下位2ビットの階調を認識す
ることができる。
【0034】図1における各点の信号波形を図2に示
す。同図Aは10ビットの入力ディジタルビデオ信号を
アナログ的に表記したものであり、図示のスタートレベ
ルとしては「200.0」を示す。
【0035】同図Bは下位2ビットデータc「00」,
「01」,「10」,「11」によってセレクター21
で選択される固定パターンの例である。
【0036】下位2ビットが「00」のときは「000
00000」の固定パターンが選択され、以下同様に、 下位2ビットが「01」のときは「10100000」 下位2ビットが「10」のときは「10101010」 下位2ビットが「11」のときは「01011111」 の固定パターンがそれぞれ選択される。
【0037】それぞれの固定パターンの平均値は下位2
ビットのもつ階調を表している。例えば、下位2ビット
が「11」であるなら、その諧調は上述の固定パターン
から(0+1+0+1+1+1+1+1)/8=3/4
となる。
【0038】同図Cは入力ディジタルビデオ信号aのう
ち上位8ビットデータbのアナログ波形であり、同図D
はこれに下位2ビットの固定パターンを加算したアナロ
グ波形である。
【0039】ところで、モニタに表われるビデオの輝度
が画面全体で一様になりそのときの入力レベルが「20
0.25」であったとする。入力下位2ビットは0.2
5レベルに対応する「01」であることから、このとき
にセレクタ21にてセレクトされる固定パターンは、
「10100000」である。これが8サンプルごとに
1水平走査期間の間繰り返えされ、さらにこの固定パタ
ーンが1垂直走査期間の間繰り返されることになる。
【0040】そのため、固定パターン「1」の点が正し
く垂直に並んでしまい、視覚上そのパターン(縦縞パタ
ーン)が認識されてしまう。そこでこの固定パターンが
垂直方向に二列に並ぶのを避けなければならない。縦縞
パターンとならないようにするためには8サンプル1ビ
ット構成の固定パターンの1ビットの並び順序を2の
(n−k)ラインごとに一巡するようにすればよい。こ
の例では4ラインごとに一巡する並び替えとなる。図3
はその具体例である。
【0041】図3において、固定パターンPTN0,P
TN1,PTN2,PTN3は上述したようにそれぞれ
下位2ビットが「00」,「01」,「10」,「1
1」であるときにセレクトされる固定パターンである。
【0042】PTN1について特に言及すれば、基本と
なるパターン「10100000」の他に基本パターン
に対する1ビットの並び方を変えた3種類のパターン
「00001010」,「01010000」,「00
000101」を用意し、隣接する水平走査線上に同じ
パターンが並ばないようにする。そして、この図3に示
すトータル4種類のパターンを適宜選択して使用するこ
とによって特定のパターンの並びを視覚上認識しずらい
ようにする。
【0043】図3に示すように固定パターンPTN0で
は1通りのパターン「00000000」しか存在しな
いが、固定パターンPTN3では、同図のように固定パ
ターンPTN1と同じく基本パターンにおける1ビット
の並び方を変えることによってトータル4種類のパター
ンを作ることができる。固定パターンPTN2では「1
0101010」,「01010101」の2通りがあ
る。
【0044】そうすると、いずれのパターンも4水平走
査期間で完結するパターン発生シーケンスとなる。この
4水平走査期間で一巡する発生シーケンスは図1に示し
たようにVカウンタ24の出力iを利用して実現でき
る。固定パターンは8サンプルごとに繰り返すシーケン
スであるから、この発生シーケンスは同じくHカウンタ
23の出力jを利用して実現できる。
【0045】さて、2ビット分の階調を表現する固定パ
ターンは本来的には4サンプルで実現できるはずであ
る。今回あえて8サンプル構成としたのは次のような理
由に基づく。
【0046】図4に4サンプルシーケンスで得られる固
定パターンの例を示す。固定パターンPTN1’では
「1000」によって階調「0.25」を、固定パター
ンPTN3’では「0111」によって階調「0.7
5」を表現している。
【0047】8サンプルシーケンスでの固定パターンの
もつ周波数スペクトルは図5のようになり、スペクトル
が3つに別れる。これに対して4サンプルシーケンスで
の固定パターンのもつ周波数スペクトルは図6のように
なり、スペクトルは1つである。
【0048】サンプリング周波数を4fsc(fscは
サブキャリア周波数3.58MHz)としたとき、ディ
ジタルコンポジットビデオ信号ではfs/4=fscと
なり、4サンプルシーケンスでのスペクトルがサブキャ
リア周波数fscと一致してしまう。したがって、4サ
ンプルシーケンスで丸め処理をすると、モニタでは丸め
処理部分に薄く“色”が付いてしまう。このような理由
からこの発明では4サンプルシーケンスではなく8サン
プルシーケンスの固定パターンを採用したものである。
【0049】ディジタルコンポーネントビデオ信号の場
合、一般にfs=13.5MHzである。コンポーネン
トゆえfs/4のスペクトルの発生は問題がないが、方
式変換器を用いてディジタルコンポーネントビデオ信号
をディジタルコンポジットビデオ信号に変換すると、そ
のときのサンプリング周波数はfs/4=3.38MH
zとなるからfscに近くなってしまう。
【0050】このようなことからコンポーネント、コン
ポジットいずれのディジタルビデオ信号についても、f
s/4でのスペクトルの発生を避けることができる固定
パターンを採用するのが望ましい。図7に望ましい固定
パターンが得られるROMデータ例を示す。
【0051】図8以下はデータの復元処理のための具体
例を示す。本例でも10ビットが8ビットに丸められた
データを復元する場合を例示する。復元できる素材は静
止画あるいは動画のうち、静止している領域に限られ
る。
【0052】まず、同一固定パターンは4水平走査期間
で一巡する発生シーケンスであることは先に述べた。ビ
デオ画像の1フレームはNTSC方式では「525」の
水平走査線によって構成され、PAL方式では「62
5」の水平走査線によって構成される。この「52
5」,「625」という値は、(4の倍数+1)で表わ
すことができる(525=131×4+1,625=1
56×4+1)。
【0053】これの意味するところを図8を用いて説明
する。図8のように例えば、固定パターンPTN1に関
して、フレームm、ラインnのときの固定パターンが
「10100000」であったとする。
【0054】この時、過去のフレームでの同ライン、例
えばnラインでの固定パターンは次のようになる。
【0055】 フレームm ・・・ 「10100000」 フレームm−1・・・ 「00000101」 フレームm−2・・・ 「01010000」 フレームm−3・・・ 「00001010」 フレームm−4・・・ 「10100000」 このように、あるラインで観測した場合、固定パターン
は4フレームで一巡し、画像の積分は水平方向、垂直方
向およびフレーム方向の3次元によって行なわれている
ことになる。そのほかの固定パターンPPT0,PTN
2,PTN3についても同じである。
【0056】このことを考慮してデータ復元回路が構成
される。図9に8ビットデータのディジタルビデオ信号
を10ビットのディジタルビデオ信号に復元するデータ
復元回路の一例を示す。
【0057】8ビットのディジタルビデオ信号はフレー
ムmでの静止画のビデオデータ(以下これをAとする)
に8サンプル繰り返しの固定パターンamが加算された
ものである。したがって、現在から過去4フレームまで
を示すと、 フレームm ・・・A+am フレームm−1・・・A+am-1 フレームm−2・・・A+am-2 フレームm−3・・・A+am-3 フレームm−4・・・A+am-4 となる。
【0058】図9に示すように8ビットの入力ディジタ
ルビデオ信号(A+am)と、これをフレーム遅延回路
42で1フレームだけ遅延した出力(A+am-1)との
差が引算器43で求められる。8ビット同志の引き算結
果は9ビットにビット拡張されるが、リミッタ45にお
いて2ビットに制限される。
【0059】リミッタ45の入出力関係は図10となる
ように構成され、入力が0か若しくは+1以上、−1以
下のときは1種類の出力で充分であるので、この例では
「−2」が出力されるようになっている。出力の2進表
現は「2」の補数表現である。
【0060】リミッタ45の出力はフレーム遅延回路4
6,47でそれぞれ1フレームずつ遅延され、それぞれ
の出力(合計6ビット)が判定器48に送られる。ここ
でリミッタ45の出力am−(am-1)となるからフレー
ム遅延回路46の出力は(am-1)−(am-2)となり、
フレーム遅延回路47の出力は(am-2)−(am-3)と
なる。
【0061】判定器48からは3ビットの判定出力信号
が出力される。3ビットのうち2ビットの出力pは復元
された10ビットの下位2ビットに相当する。もう1ビ
ットの出力qは8ビットの入力ディジタルビデオ信号
(A+am)に含まれている固定パターン分の振幅am
(振幅は「0」若しくは「1」)に相当する。
【0062】引き算器49で(A+am)−amの演算を
行ないamをキャンセルし、10ビットデータ中の上位
8ビットに相当するAを得る。その後下位2ビットに相
当する出力を上位8ビットの下位側に付加して、端子5
0には10ビットディジタルビデオ信号が復元される。
【0063】上述した判定器48の動作を次に説明す
る。まずam,am-1,am-2,am-3のとりうる値
(「0」若しくは「1」)とそのときの差分の出力am
−(am-1),(am-1)−(am-2),(am-2)−(a
m-3)との関係を図11に示す。
【0064】ビデオ信号が静止画ならば(am,am-1,
am-2,am-3)=(「0」,「0」,「0」,「0」)
〜(「1」,「1」,「1」,「1」)のケースのみを
考えればよい。それは固定パターンの振幅が「0」か若
しくは「1」だからである。もし動画ならばam,am-
1,am-2,am-3に「2」以上の振幅があると考えれば
よい。
【0065】判定器48に入力されるam−(am-1)あ
るいは(am-1)−(am-2),(am-2)−(am-3)が
「+2」以上あるいは「−2」以下の場合は、リミッタ
45にて「−2」が出力される。したがって図11のよ
うに(am,am-1,am-2,am-3)の“その他の条件”
とされる場合には、am−(am-1)あるいは(am-1)
−(am-2),(am-2)−(am-3)のいずれかが「−
2」となる。
【0066】判定器48ではこれらの入力6ビットのビ
ットパターンから丸め処理用の固定パターンPTN0,
PTN1,PTN2,PTN3の何れかであるかを特定
する。具体例で説明する。
【0067】(am−am-1,am-1−am-2,am-2−am
-3)=(「0」,「0」,「−1」)ならば、 (am,am-1,am-2,am-3)=(「0」,「0」,
「0」,「1」) である。この(「0」,「0」,「0」,「1」)なる
固定パターンは、図8に示すサンプルブロック枠52に
相当するから、結局丸め処理として使用された固定パタ
ーンはPTN1となる。この固定パターンでは下位2ビ
ットは、 (DO,D1)=(「01」) となる。このときam=「0」も判定器48から出力さ
れる。
【0068】(am−am-1,am-1−am-2,am-2−am
-3)=(「1」,「−1」,「1」)の場合は、 (am,am-1,am-2,am-3)=(「1」,「0」,
「1」,「0」) となる。(「1」,「0」,「1」,「0」)となるパ
ターンを生ずるのは固定パターンがPTN2の場合で、
図のサンプルブロック枠53となる。したがって、下位
2ビットは、 (DO,D1)=(「10」) となる。am=「1」も同時に判定器48から出力され
る。
【0069】もう一例として、 (am−am-1,am-1−am-2,am-2−am-3)=
(「0」,「0」,「1」) の場合は、 (am,am-1,am-2,am-3)=(「1」,「1」,
「1」,「0」) となる。このパターンを生ずるのは固定パターンがPT
N3の場合で、図8のサンプルブロック枠54となり、
そのときの下位2ビットは、 (DO,D1)=(「10」) となる。am=「1」も同時に判定器48から出力され
る。
【0070】(am−am-1,am-1−am-2,am-2−am
-3)の組み合わせで固定パターンが判定できない場合、
例えば、図11に示すパターンの覧に“−”で記載され
てあるところでは、判定器48の出力3ビットをすべて
「0」として10ビット化する。この処理は動画領域で
生じる。
【0071】上述の実施例は何れも輝度信号だけでビデ
オ信号が構成された場合の丸め処理とその復元処理を説
明したが、例えば輝度信号が緩やかなスロープをもち、
それにサブキャリアが重畳しているようなディジタルの
コンポジットビデオ信号の場合の丸め処理およびその復
元処理を次に説明する。
【0072】図12はディジタルコンポジットビデオ信
号を用いる場合の丸め処理回路の一例である。この場合
には、10ビットの入力ディジタルコンポジットビデオ
信号がY/C分離回路61にて輝度信号Yとクロマ信号
(クロミナンス信号)Cに分離される。
【0073】分離された輝度信号Yに対して上述したと
同様な丸め処理が施される。10が図1に相当する丸め
処理手段で8ビットに丸められる。クロマ信号Cについ
ては2ビットの切り捨て回路62において10ビットの
ディジタルデータの下位2ビットが切り捨てられて8ビ
ットのディジタルデータとなされ、その後合成器63に
て両者が合成される。
【0074】クロマ信号Cに対しても丸め処理を行ない
たいときには、図13のようにデコーダ65によってク
ロマ信号Cを一度ベースバンドに落してから丸め処理し
たのちエンコーダ66にてサブキャリアで再びエンコー
ドすればよい。10’はクロマ信号Cに対する丸め処理
手段で、図1と同じ構成のものが使用される。
【0075】図14はデータ復元回路70の具体例であ
って、これは図9に対応した実施例である。
【0076】端子41に供給された丸め処理後の8ビッ
トのコンポジットビデオ信号はY/C分離回路71で輝
度信号Yとクロマ信号Cとに分離され、輝度信号Yに対
してはビット復元手段72を通すことによって10ビッ
トの輝度信号となされる。ビット復元手段72は上述し
たデータ復元回路40が利用される。
【0077】クロマ信号Cはビット付加回路73に供給
されてクロマ信号Cの最下位ビット側に2ビットだけ
「00」が無条件に付加される。共に10ビットとなさ
れた輝度信号Yとクロマ信号Cとが合成器74で合成さ
れて10ビットのディジタルコンポジットビデオ信号に
復元される。
【0078】ここで、上述したY/C分離回路71には
若干の工夫が必要である。上述したように丸め処理用と
して使用される固定パターンのスペクトルは図5のよう
になる。サブキャリアはfs/4すなわち3.58MH
z付近に広がったスペクトルであり、このサブキャリヤ
領域を分離するには図15に示すような特性を持つ分離
フィルタを使用する必要がある。
【0079】すなわち固定パターンのスペクトルが存在
する周波数帯域(fs/8,3fs/8,fs/2)は
通過しないようなフィルタ特性とすべきであって、これ
を実現するには例えば図16に示すようなフィルタ特性
となされたFIR形のディジタルフィルタを使用すれば
よい。例として挙げることができるディジタルフィルタ
のフィルタ特性はZ変換の表現で、 F(Z)=(1−Z-22・(1+Z-42 である。
【0080】なお、図1において下位2ビットデータc
によってパターンROM62を直接制御するようにすれ
ば、下位2ビットデータcによって制御されるセレクタ
21を省略することができる。上述した実施例のビット
数や固定パターンには制限されない。
【0081】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るデータ丸
め処理回路によれば、固定パターンを用いているため丸
め処理後の画面がノイズぽくなることもなく、使用する
固定パターンが疑似クロマ信号として処理されることも
ない。そのため、画質が改善される。
【0082】また、フレーム差分から丸め処理時に使用
した固定パターンを推定して元のビットを復元するよう
にしているので、少なくとも静止画像に対しては元のビ
ット数に復元できる特徴を有する。
【0083】したがって、この発明はディジタルVTR
のデータ処理系に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデータ丸め処理回路の一例を示
す系統図である。
【図2】丸め処理動作の説明に供する波形図である。
【図3】丸め処理時に使用される固定パターンの一例を
示す図である。
【図4】図3に対する比較のために用いる固定パターン
の図である。
【図5】図3の一部の周波数スペクトル図である。
【図6】図4の一部の周波数スペクトル図である。
【図7】パターンROMのデータ例を示す図である。
【図8】フレームを含めた固定パターンの変化例を示す
図である。
【図9】この発明に係るデータ復元回路の一例を示す系
統図である。
【図10】リミッタ45の入出力関係を示す図である。
【図11】判定器48の動作例を示す図である。
【図12】データの丸め処理回路の他の例を示す系統図
である。
【図13】データの丸め処理回路の他の例を示す系統図
である。
【図14】この発明に係るデータの復元回路の一例を示
す系統図である。
【図15】固定パターンのスペクトルとサブキャリヤの
関係を示す図である。
【図16】サブキャリヤをフィルタリングするためのフ
ィルタ特性図である。
【図17】ビデオ信号の一例の波形図である。
【図18】量子化の違いを示す図である。
【図19】従来のデータの丸め処理回路を示す系統図で
ある。
【図20】下位2ビットに対する桁上がり確率を示す図
である。
【図21】丸め処理動作の説明図である。
【符号の説明】
10 丸め処理回路 21 セレクタ 22 パターンROM 23 Hカウンタ 24 Vカウンタ 40 復元回路 42,46,47 フレーム遅延回路 48 判定器 PTN0〜PTN3 固定パターン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 nビットのディジタルデータをkビット
    (n,kは整数であって、n〉k)に丸め処理するデー
    タの丸め処理回路において、 少なくとも(n−k)サンプルで一巡する1ビットの固
    定パターンであって、少なくとも2の(n−k)乗個の
    固定パターンを発生するパターン発生回路を有し、 2の(n−k)乗個の固定パターンのうち1種類の固定
    パターンが丸め処理しようとするビットの大きさで選択
    されて上記入力ディジタルデータのうち上位kビットの
    ディジタルデータに加算されることによって、kビット
    に丸め処理されたディジタルデータが出力されるように
    なされたことを特徴とするデータの丸め処理回路。
  2. 【請求項2】 2の(n−k)乗個の固定パターンの夫
    々について1ビットの並び順を変更するための制御回路
    が付加されたことを特徴とする請求項1記載のデータの
    丸め処理回路。
  3. 【請求項3】 1ビットの並び順序は2の(n−k)乗
    ラインごとに一巡するようになされたことを特徴とする
    請求項2記載のデータの丸め処理回路。
  4. 【請求項4】 kビットに丸められたディジタルデータ
    をnビット(n,kは整数であって、n〉k)のディジ
    タルデータに復元するデータの復元回路において、 kビットの現ディジタルデータと1サンプル前のディジ
    タルデータの差をとる差分手段と、 その差分データを1サンプルずつ順次遅延する複数の遅
    延手段と、 各遅延手段の入出力差分データから丸められた(n−
    k)ビットを判定する判定手段とを有し、 この判定手段から出力されたデータが上記入力ディジタ
    ルデータに加算される復元データとして用いられるよう
    にしたことを特徴とするデータの復元回路。
  5. 【請求項5】 判定手段からは丸め処理時に使用された
    1ビットのデータと、データ復元用の2ビットの復元デ
    ータが出力されるようになされたことを特徴とする請求
    項4記載のデータの復元回路。
  6. 【請求項6】 上記丸め処理時に使用された1ビットの
    データは上記入力ディジタルデータに対する減算用のデ
    ータとして使用されることを特徴とする請求項5記載の
    データの復元回路。
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