JPH0669754U - 液面検出器 - Google Patents
液面検出器Info
- Publication number
- JPH0669754U JPH0669754U JP008149U JP814993U JPH0669754U JP H0669754 U JPH0669754 U JP H0669754U JP 008149 U JP008149 U JP 008149U JP 814993 U JP814993 U JP 814993U JP H0669754 U JPH0669754 U JP H0669754U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid level
- coil
- liquid
- float
- magnetic body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁性体とコイルと制御回路を用いて、機械的
作動が介在しない検出手段により液面の検出を検出精度
や信頼性を高くする。 【構成】 液体の供給を受ける容器4から液体を分出し
た分岐管内3において液位に応じて上下動するように設
けられたフロ−ト1と、このフロ−ト1と一体的に設け
られた磁性体2と、前記分岐管3の外周に配置された伝
導体からなるコイル5により、液面の変化による磁性体
2のコイル5中へに挿入の度合いによるインダクタンス
の変化を制御回路6の中の発振回路8に発振要素の一部
として取入れ、制御器6で検出して、コイル5の設定位
置により液面を検出する。
作動が介在しない検出手段により液面の検出を検出精度
や信頼性を高くする。 【構成】 液体の供給を受ける容器4から液体を分出し
た分岐管内3において液位に応じて上下動するように設
けられたフロ−ト1と、このフロ−ト1と一体的に設け
られた磁性体2と、前記分岐管3の外周に配置された伝
導体からなるコイル5により、液面の変化による磁性体
2のコイル5中へに挿入の度合いによるインダクタンス
の変化を制御回路6の中の発振回路8に発振要素の一部
として取入れ、制御器6で検出して、コイル5の設定位
置により液面を検出する。
Description
【0001】
この考案は、液体容器内の液位を検出して表示する液面検出器に関する。
【0002】
従来の液面検出器としては、液位に応じて上下動するフロ−トを取付けた回動 レバ−でポテンションメ−タを動かすアナログ式のものや、フロ−トに磁石を取 付けておき、この磁石が通過する部位にリ−ドスイッチを設けたものが代表的で ある。
【0003】
前者のポテンションメ−タを用いる液面検出器では、液体容器が非常に深く、 液位の変動範囲が広いものには適用しにくく、また抵抗体上を摺動子が繰返し摺 動する構造であることから寿命や信頼性に問題がある。
【0004】 一方、磁石付きのフロ−トとリ−ドスイッチを用いる液面検出器の場合は、リ −ドスイッチに機械的接点を有するものであるため、フロ−トの激しい挙動に対 しては検出精度や信頼性に問題がある。
【0005】 この考案の目的は、磁性体とコイルと制御回路を用いて、機械的作動が介在し ない検出手段により検出精度や信頼性の高い液面検出器を提供することにある。
【0006】
以上の目的を達成するために、この考案は、液体の供給を受ける容器から液体 を分出した分岐管内に液位に応じて上下動するように設けられたフロ−トと、こ のフロ−トと一体的に設けられた磁性体と、前記分岐管の外周に配置された伝導 体からなるコイルとを備え、液面の変化による磁性体のコイル中への挿入の度合 いによるインダクタンスの変化を制御回路の中の発振回路に発振要素の一部とし て取入れ、制御器で検出して、コイルの設定位置により液面を検出することを特 徴とする。
【0007】
以上の構成により本考案の液面検出器にあっては、コイルの設定位置による液 面のフロ−トにより磁性体がコイルへ挿入する度合いによるインダクタンスの発 振信号の変化を制御回路で検出して、コイルの設定位置により液面を検出するの で検出精度や信頼性が高くなる。
【0008】
図1はこの考案の一実施例にかかる液面検出器の構成を示している。1は磁性 体2が一体的に取付けられたフロ−ト、3は液体容器4から液体を分出した非磁 性体からなる分岐管、5は分岐管3の外周に配置された伝導体からなるコイル、 6は制御器である。
【0009】 コイル5は液体容器4の液面を検出する位置、本実施例では、液体容器4から 液体を分出した分岐管3に設置されている。分岐管3にはフロ−ト1を下限で停 止させる下限停止部7が設けられている。
【0010】 以上の構成において、分岐管3の外周に配置された伝導体からなるコイル6は 制御器6のL−C発振回路8のインダクタンス成分として回路素子の中に取り入 れられており、フロ−ト1の磁性体2がコイル6の中に挿入されてない、即ち液 面が上部にあるときは、空振コイルとして作動してインダクタンスの小さい状態 として発振条件が成立している。液面が下がりフロ−ト1の磁性体2がコイル6 の中に挿入されると、インダクタンスが大きくなり発振条件が変化する。この変 化は周波数、振幅、発振の有無等さまざまの形で捕らえられ、この変化を制御器 6の発振状態監視回路により電圧変化、二位置変化等の形で捕らえて外部に出力 することにより液面を検出する事ができる。
【0011】 コイル5に挿入される磁性体2の量が増えると、即ち液面が低下すると、コイ ル5のインダクタンスが増加して発振振幅が減少し(本願では発振振幅が減少す る回路となっている)、液面が上がりコイル5から磁性体2が排出されるとこの 逆の現象となる。この現象は制御器6内のL−C発振回路8に発振波として送ら れ、次いでL−C発振回路8から発振波が出力され発振出力検波9に送られると 、発振波は整流され直流電圧に変換し緩衝増幅10に送られて検波される。基準 電圧発生11から基準となる基準電圧が電圧比較12に送られ、緩衝増幅10か ら電圧比較12に送られてくる出力電圧と基準電圧とを比較してコイル5へ液面 が接近したことを検出する。コイル5から液面が離れており、磁性体2がコイル 5外にあるときは、緩衝増幅10から電圧比較12に送られてくる出力電圧は基 準電圧より大きく、液面が低下して磁性体2がコイル5に挿入されると緩衝増幅 10から電圧比較12に送られてくる出力電圧は基準電圧より小さくなる。この 基準電圧と比較した出力電圧の大小をとらえて液面を検出する。リレ−を介して 外部へ接点出力を行う。またコイル5内に磁性体2が挿入される範囲で連続的に 液面の位置を表示することができるので、コイル5の巻かれている範囲内で液面 の基準値に対して液面がどの程度増減状態にあるのかを表示できる。
【0012】
以上の実施例によって詳細に説明したように、この考案に係る液面検出器の液 面の検出は、コイルの設定位置によりコイルに磁性体が挿入されると、コイルが 電気的特性の変化を起こす現象を利用して、基準電圧と比較した出力電圧の大小 をとらえて液面を検出するので検出精度や信頼性が高くなる。
【図1】この考案による液面検出器の構造図である。
1 フロ−ト 2 磁性体 3 分岐管 4 液体容器 5 コイル 6 制御器
Claims (1)
- 【請求項1】 液体の供給を受ける容器から液体を分出
した分岐管内に液位に応じて上下動するように設けられ
たフロ−トと、このフロ−トと一体的に設けられた磁性
体と、前記分岐管の外周に配置された伝導体からなるコ
イルとを備え、液面の変化による磁性体のコイル中への
挿入の度合いによるインダクタンスの変化を制御回路の
中の発振回路に発振要素の一部として取入れ、制御器で
検出して、コイルの設定位置により液面を検出すること
を特徴とする液面検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP008149U JPH0669754U (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 液面検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP008149U JPH0669754U (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 液面検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0669754U true JPH0669754U (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=18528381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP008149U Pending JPH0669754U (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 液面検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0669754U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100386419B1 (ko) * | 2000-05-09 | 2003-06-02 | 키펙스솔루션스 주식회사 | 수위 감지 장치 |
-
1993
- 1993-03-02 JP JP008149U patent/JPH0669754U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100386419B1 (ko) * | 2000-05-09 | 2003-06-02 | 키펙스솔루션스 주식회사 | 수위 감지 장치 |
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