JPH0669691B2 - 基板の封止方法 - Google Patents
基板の封止方法Info
- Publication number
- JPH0669691B2 JPH0669691B2 JP2331795A JP33179590A JPH0669691B2 JP H0669691 B2 JPH0669691 B2 JP H0669691B2 JP 2331795 A JP2331795 A JP 2331795A JP 33179590 A JP33179590 A JP 33179590A JP H0669691 B2 JPH0669691 B2 JP H0669691B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- sealing material
- circuit board
- printed circuit
- sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/28—Applying non-metallic protective coatings
Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ケース内に実装される基板の封止方法に関し、 該基板に貫通孔を形成し、該貫通孔より基板下部に封止
材を注入して該基板を封止することにより、基板下部に
おける気泡の発生を防止する。
材を注入して該基板を封止することにより、基板下部に
おける気泡の発生を防止する。
本発明はケース内に実装される基板の封止方法に関す
る。
る。
電子機器にはケース内に電子部品を搭載したプリント基
板等の基板が実装されている。この内、エンジンルーム
に搭載される電子機器のように、電子部品を防湿する必
要のあるものは、通常電子部品を含む基板全体を封止材
で封止することが行われている。
板等の基板が実装されている。この内、エンジンルーム
に搭載される電子機器のように、電子部品を防湿する必
要のあるものは、通常電子部品を含む基板全体を封止材
で封止することが行われている。
第3図は一般的な封止構造を示す図であり、ケース12の
内部に電子部品15を搭載したプリント基板11を固定し、
上部から封止材14を吐出ノズル13より吐出して電子部品
15を含むプリント基板11全体を覆った後硬化することで
封止を行っている。その際、ボイドと称される封止材内
部に気泡が発生する現象が生じると、気泡自体が水分を
含むことから防湿が不十分になり、また、封止材を硬化
する際気泡が熱により膨張して封止材の一部を破り外気
と連なるブローホールと称される現象が生じるとやはり
防湿が不十分になる。そこで従来では、このボイドやブ
ローホールを防ぐためにワークを温めたり、封止材の温
度を温めたりすることで封止材の回り込みをよくしてい
た。
内部に電子部品15を搭載したプリント基板11を固定し、
上部から封止材14を吐出ノズル13より吐出して電子部品
15を含むプリント基板11全体を覆った後硬化することで
封止を行っている。その際、ボイドと称される封止材内
部に気泡が発生する現象が生じると、気泡自体が水分を
含むことから防湿が不十分になり、また、封止材を硬化
する際気泡が熱により膨張して封止材の一部を破り外気
と連なるブローホールと称される現象が生じるとやはり
防湿が不十分になる。そこで従来では、このボイドやブ
ローホールを防ぐためにワークを温めたり、封止材の温
度を温めたりすることで封止材の回り込みをよくしてい
た。
しかしながら、第4図に示すようにプリント基板11の上
部から封止材14を吐出する方法では、封止材14がプリン
ト基板11の周囲から下部へ回り込むため、プリント基板
11の中央部に気泡16が残ってしまう。また、第5図に示
すようにプリント基板11の側面から封止材を吐出する方
法では、封止材14はまずプリント基板11の図面左側から
下部へ入り込み、その後右側から遅れて下部へ入り込む
ため、プリント基板11の下側部に気泡16が残ってしま
う。
部から封止材14を吐出する方法では、封止材14がプリン
ト基板11の周囲から下部へ回り込むため、プリント基板
11の中央部に気泡16が残ってしまう。また、第5図に示
すようにプリント基板11の側面から封止材を吐出する方
法では、封止材14はまずプリント基板11の図面左側から
下部へ入り込み、その後右側から遅れて下部へ入り込む
ため、プリント基板11の下側部に気泡16が残ってしま
う。
このように、従来の封止方法では基板下部に気泡が残り
易く、ボイド、ブローホールの発生を押えることができ
なかった。
易く、ボイド、ブローホールの発生を押えることができ
なかった。
そこで本発明は、基板下部における気泡をなくすことを
目的とする。
目的とする。
前記問題点を解決するため、本発明はケース内に実装さ
れる基板の封止方法において、該基板に該貫通孔に封止
材を吐出する吐出ノズルを差し込み、該吐出ノズルによ
り基板下部に封止材を注入して該基板を封止することを
特徴とする。
れる基板の封止方法において、該基板に該貫通孔に封止
材を吐出する吐出ノズルを差し込み、該吐出ノズルによ
り基板下部に封止材を注入して該基板を封止することを
特徴とする。
基板に形成された貫通孔から基板下部に封止材を注入す
ると、封止材は基板下部から基板周囲を通って基板上部
へ回り込むため、気泡も基板下部から上部へ押し出され
基板の下部に気泡が残ることはなくなる。
ると、封止材は基板下部から基板周囲を通って基板上部
へ回り込むため、気泡も基板下部から上部へ押し出され
基板の下部に気泡が残ることはなくなる。
以下、図面を用いて本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す図であり、第2図は本
発明に関するプリント基板の平面図である。プリント基
板1には電子部品5が搭載されており、またプリント基
板1の中央部には封止材吐出用の貫通孔6が形成されて
いる。貫通孔6の大きさは封止材吐出ノズル3が入りこ
めるだけの大きさに設定されている。このプリント基板
1がケース2の内部に実装される。
発明に関するプリント基板の平面図である。プリント基
板1には電子部品5が搭載されており、またプリント基
板1の中央部には封止材吐出用の貫通孔6が形成されて
いる。貫通孔6の大きさは封止材吐出ノズル3が入りこ
めるだけの大きさに設定されている。このプリント基板
1がケース2の内部に実装される。
かかるプリント基板1を封止する場合、まず吐出ノズル
3の先端部をプリント基板1に形成された貫通孔6に挿
入し、その後封止材4を吐出する。すると封止材4はプ
リント基板1の下部から矢印A及びBの経路でプリント
基板1の上部へ押し出され、やがて第3図で示したよう
にプリント基板1及び電子部品5全体が封止材4で覆わ
れる。その際、プリント基板1の下部に気泡が存在して
も、その気泡は封止材4と一緒にプリント基板1の上部
へ押し出され、プリント基板1の下部に気泡が残ること
がなくなる。この状態で加熱して封止材4を硬化させる
ことで封止が完了する。尚、プリント基板1の上部にあ
る封止材4中に気泡が存在しても硬化前に自然に外部へ
抜け出るが、封止材4あるいはプリント基板1を予め温
めておくことでより一層気泡は外部へ抜け出易くなる。
3の先端部をプリント基板1に形成された貫通孔6に挿
入し、その後封止材4を吐出する。すると封止材4はプ
リント基板1の下部から矢印A及びBの経路でプリント
基板1の上部へ押し出され、やがて第3図で示したよう
にプリント基板1及び電子部品5全体が封止材4で覆わ
れる。その際、プリント基板1の下部に気泡が存在して
も、その気泡は封止材4と一緒にプリント基板1の上部
へ押し出され、プリント基板1の下部に気泡が残ること
がなくなる。この状態で加熱して封止材4を硬化させる
ことで封止が完了する。尚、プリント基板1の上部にあ
る封止材4中に気泡が存在しても硬化前に自然に外部へ
抜け出るが、封止材4あるいはプリント基板1を予め温
めておくことでより一層気泡は外部へ抜け出易くなる。
以上の実施例では貫通孔の基板の中央部に形成したが、
本発明は特にこの位置に限定するものではない。しかし
ながら、中央部に形成するのが最も望ましい。なぜなら
基板の一端近傍に形成すると、基板とケースとの間隔に
もよるが封止材が基板下部から基板の他端へ押し出され
る前に基板一端から上部へ押し出された封止材が基板の
上部より他端へ回り込む可能性があり、これにより気泡
が残ってしまう恐れがあるからである。
本発明は特にこの位置に限定するものではない。しかし
ながら、中央部に形成するのが最も望ましい。なぜなら
基板の一端近傍に形成すると、基板とケースとの間隔に
もよるが封止材が基板下部から基板の他端へ押し出され
る前に基板一端から上部へ押し出された封止材が基板の
上部より他端へ回り込む可能性があり、これにより気泡
が残ってしまう恐れがあるからである。
以上、詳細に説明したように、本発明によれば簡単な構
成で基板下部の気泡を除去することができる。
成で基板下部の気泡を除去することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す図、 第2図は本発明に係るプリント基板の平面図、 第3図は封止構造を示す図、 第4図は従来の問題点を示す図、 第5図は従来の他の問題点を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:34 4F
Claims (1)
- 【請求項1】ケース内に実装される基板の封止方法にお
いて、 該基板に貫通孔を形成し、該貫通孔に封止材を吐出する
吐出ノズルを差し込み、該吐出ノズルにより基板下部に
封止材を注入して該基板を封止することを特徴とする基
板の封止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2331795A JPH0669691B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 基板の封止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2331795A JPH0669691B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 基板の封止方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04197716A JPH04197716A (ja) | 1992-07-17 |
JPH0669691B2 true JPH0669691B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=18247731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2331795A Expired - Fee Related JPH0669691B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 基板の封止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0669691B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4856862B2 (ja) * | 2004-09-08 | 2012-01-18 | 矢崎総業株式会社 | 電流センサ |
WO2011033618A1 (ja) | 2009-09-16 | 2011-03-24 | 株式会社 東芝 | 立体画像表示装置 |
JP5286302B2 (ja) | 2010-02-04 | 2013-09-11 | 株式会社東芝 | 立体画像表示装置 |
JP6439394B2 (ja) * | 2013-12-19 | 2018-12-19 | ミツミ電機株式会社 | スイッチの製造方法、およびスイッチ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56164815A (en) * | 1980-05-26 | 1981-12-18 | Toshiba Corp | Production of resin-sealed type module |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP2331795A patent/JPH0669691B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04197716A (ja) | 1992-07-17 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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