JPH0669626A - 回路保護素子の実装構造 - Google Patents

回路保護素子の実装構造

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JPH0669626A
JPH0669626A JP23639292A JP23639292A JPH0669626A JP H0669626 A JPH0669626 A JP H0669626A JP 23639292 A JP23639292 A JP 23639292A JP 23639292 A JP23639292 A JP 23639292A JP H0669626 A JPH0669626 A JP H0669626A
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JP
Japan
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circuit protection
protection element
groove portion
substrate
mounting structure
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JP23639292A
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English (en)
Inventor
Takashi Ayukawa
尚 鮎川
Nagao Koike
長雄 小池
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH0669626A publication Critical patent/JPH0669626A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/28Applying non-metallic protective coatings
    • H05K3/281Applying non-metallic protective coatings by means of a preformed insulating foil

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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路保護素子自体が小型に構成され得ると共
に、溶断時には、周囲に飛び散ることのない、信頼性の
高い回路保護素子の実装構造を提供すること。 【構成】 各種回路が構成されるべき基板10上に設け
られた比較的小さい第一の溝部11と、この第一の溝部
に連続するように形成された比較的大きな第二の溝部1
2とを備えており、この第一の溝部内に、回路保護素子
14が装架され、かつこの回路保護素子が回路保護のた
めに溶断する際、この回路保護素子の破片が、上記第二
の溝部内に飛び散るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板上に構成された回
路の部品が不良になった場合に、他のトランジスタ等の
回路素子を保護するためのヒューズ等の回路保護素子を
基板に対して実装する方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図6に示すようなトランジ
スタを使用した電気回路において、トランジスタ1の出
力側に接続されたコンデンサ2がショートした場合、こ
のトランジスタ1に大電流が流れて、このトランジスタ
1が破壊することを防止するために、入力側に挿入され
た回路保護素子3を溶断するようにしている。
【0003】このような回路保護素子3としては、例え
ば図7に示すような形状、即ち図7(A)に示す角形セ
ラミックタイプ,図7(B)に示す筒形タイプ,図7
(C)に示すガラス管タイプ、そして図7(D)に示す
モールドタイプのヒューズ等の回路保護素子が使用され
ている。
【0004】ここで、上記回路保護素子3は、従来一般
には、他のトランジスタ1やコンデンサ2等の回路部品
と共に、基板上に実装されている。
【0005】このような回路保護素子の実装構造におい
ては、例えばコンデンサ2がショートしたような場合に
は、この回路保護素子3が溶断することにより、回路が
遮断される。かくして、このトランジスタ1が大電流等
から保護され得るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな回路保護素子の実装構造によれば、この回路保護素
子3自体が比較的大きな形状であることから、比較的大
きな実装面積を必要とする。従って、回路を構成すべき
基板も、比較的大きくなってしまうので、高密度の実装
を実現することは困難であった。また、この回路保護素
子は、溶断の際に、その破片が周囲に飛び散ることにな
るので、この破片によって、この基板上に設けられた導
電パターンによる回路が、ショートしてしまうこともあ
った。
【0007】本発明は、以上の点に鑑み、回路保護素子
自体が小型に構成され得ると共に、溶断時には、周囲に
飛び散ることのない、信頼性の高い回路保護素子の実装
構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、各種回路が構成されるべき基板上に設けられた比
較的小さい第一の溝部と、この第一の溝部に連続するよ
うに形成された比較的大きな第二の溝部とを備えてお
り、この第一の溝部内に、回路保護素子が装架され、か
つこの回路保護素子が回路保護のために溶断する際、こ
の回路保護素子の破片が、上記第二の溝部内に飛び散る
ように構成した回路保護素子の実装構造により、達成さ
れる。
【0009】本発明による実装構造は、好ましくは、第
一の溝部が、基板上に設けられた第二の溝部の底面に、
設けられている。
【0010】また、本発明による実装構造は、好ましく
は、第一の溝部が、多層基板の一つの基板層の一面に設
けられていて、かつ第二の溝部が、隣接する基板層の上
記基板層の一面に対向する面に設けられている。
【0011】さらに、本発明による実装構造は、好まし
くは、第一の溝部内に装架される回路保護素子が、その
断面積及び長さを適宜に選定することにより、所望の動
作特性になるように構成されている。
【0012】
【作用】上記構成によれば、基板上に設けられた比較的
小さな第一の溝部内に、回路保護素子が装架されてお
り、この回路保護素子が、回路保護のために溶断した際
には、この回路保護素子の破片が、この第一の溝部に隣
接して設けられた第二の溝部内に飛び散ることにより、
この回路保護素子が電気的に遮断され得ることになる。
【0013】通常の一枚の基板の場合には、第一の溝部
が、基板上に設けられた第二の溝部の底面に設けられる
ことにより、構成され得る。また、多層基板の場合に
は、第一の溝部が、一つの基板層の一面に設けられ、か
つ第二の溝部が、隣接する基板層の上記基板層の一面に
対向する面に設けられることにより、構成され得ること
になる。
【0014】さらに、上記回路保護素子は、第一の溝部
内に装架される回路保護素子の断面積や長さを適宜に選
定することにより、組み込まれる回路に対応して、最適
な所望の動作特性が得られるようになっている。
【0015】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1乃至図
5を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べる
実施例は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に
好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載
がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0016】図1乃至図4は、本発明による実装構造の
第一の実施例を示している。図1及び図2において、基
板10は、その回路保護素子の実装位置にて、この基板
上に設けられた、比較的小さな第一の溝部11と、この
溝部11に隣接した比較的大きな第二の溝部12とを備
えている。図示の場合、この第一の溝部11は、基板1
0の表面に設けられた第二の溝部12の底面に備えられ
ていると共に、その両端部分が、この第一の溝部12の
側壁に沿って立ち上がるように形成されている。
【0017】さらに、この第二の溝部12の両端の側壁
には、基板上に形成された導電パターン13a,13b
が延びている。
【0018】この第一の溝部11内には、図3に示すよ
うに、鉛,スズ,アンチモン,銀等の合金から成る回路
保護素子14が装架され得るようになっている。これに
より、この回路保護素子14は、第二の溝部12の側壁
に延びている導電パターン13a,13bに対して、電
気的に接続されることになる。かくして、この回路保護
素子14は、この導電パターン13a,13bを介し
て、この基板上に構成された電気回路の遮断すべき配線
部に対して直列に接続され得るようになっている。
【0019】ここで、上記第一の溝部11及び第二の溝
部12は、例えば図4に関連して、以下に説明するよう
に、形成され得る。即ち、図4において、先づ基板10
の所定位置に対して、ドリル20を使用して、二つの孔
21,22を穿設する(図4(A)参照)。さらに、図
4(B)に示すように、比較的幅広の刃23を基板10
の表面に当てて、上記孔21,22の間を移動させる。
これにより、図4(C)に示すように、この孔21,2
2の間に、所定の深さの第二の溝部12が形成される。
続いて、図4(D)に示すように、この第二の溝部12
の底面に、比較的幅が狭い刃24を当てて、この孔2
1,22の間を移動させる。これにより、図4(E)に
示すように、この孔21,22の間に、所定深さの第一
の溝部11が形成されることとなる。
【0020】本発明による回路保護素子の実装構造は、
以上のように構成されており、通常は、この回路保護素
子14は、第二の溝部12の側壁にて、基板上に形成さ
れた導電パターン13a,13bの延長部分に対して接
続されている。これにより、この回路保護素子14を介
して、基板10上に構成された電気回路は接続されてい
る。
【0021】この状態から、この基板10上に構成され
た電気回路の一部の部品に、ショート等の不具合が発生
した場合に、導電パターン13a,13bから、この回
路保護素子14に対して大電流が流れると、この回路保
護素子14は、その断面積及び長さにより決まる抵抗値
に基づいて、発熱することになる。従って、この回路保
護素子14は、その熱によって溶断することになる。こ
のとき、溶断した回路保護素子14の破片は、第一の溝
部11内から、第二の溝部12内に飛び散ることにな
る。尚、上記回路保護素子14の破片は、第二の溝部1
2から外に飛び散らないので、基板10上に形成された
導電パターンや他の部品等をショートさせてしまうこと
はない。この際、この第二の溝部12の上方に、例えば
絶縁シート等が被せられていると、回路保護素子14の
破片の第二の溝部12から外への飛び散りが、より確実
に阻止され得ることになる。
【0022】これにより、導電パターン13a,13b
は、互いに遮断される。かくして、この回路保護素子1
4の溶断により、電気回路が遮断せしめられ、これによ
り例えばトランジスタ等の大電流に弱い回路素子が保護
され得ることになる。
【0023】図5は、本発明による実装構造の第二の実
施例を示している。図5において、基板30は、多層基
板、図示の場合には二枚の基板層から成る多層基板であ
る。この実施例の場合、第一の溝部11が、多層基板の
一つの基板層31の上面に設けられていて、かつ第二の
溝部12が、隣接する基板層32の上記基板層の一面に
対向する下面に設けられている点を除いては、図1の実
施例とほぼ同様の構成であり、その作用も同様である。
【0024】尚、上述した何れの実施例においても、第
一の溝部11及び第二の溝部12の形状は、方形である
が、これに限らず、他の形状、例えば丸形や菱形等の任
意の形状であってもよいことは明らかである。
【0025】また、回路保護素子が溶断する際、この回
路保護素子の破片が、第一の溝部に隣接する第二の溝部
内に飛び散るようになっていることから、この回路保護
素子が確実に断線せしめられると共に、上記破片が、基
板上の導電パターンをショートさせてしまうようなこと
はない。
【0026】さらに、この回路保護素子の動作特性は、
第一の溝部内に装架される回路保護素子の断面積及び長
さを適宜に選定することにより、所望の特性が得られる
ことになり、各種特性の回路保護素子を前以て用意して
おく必要がなくなる。
【0027】尚、第二の溝部内の側壁に、基板上の導電
パターンが露出していることから、この回路保護素子が
溶断した後、応急修理として、第二の溝部内に、チップ
タイプの回路保護素子を挿入することも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、回
路保護素子自体が小型に構成でき、その溶断時には、周
囲に飛び散ることのない、信頼性の高い回路保護素子の
実装構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路保護素子の実装構造の第一の実施
例で使用する基板の溝部付近の部分拡大斜視図である。
【図2】図1の基板の側面図である。
【図3】図1の基板の溝部内に回路保護素子を実装した
状態を示す斜視図である。
【図4】図1の基板の溝部を形成する工程を順次に示す
斜視図である。
【図5】本発明による回路保護素子の実装構造の第二の
実施例で使用する基板の断面図である。
【図6】回路保護素子により回路保護すべき回路の一例
を示す回路図である。
【図7】従来使用されている回路保護素子の例をそれぞ
れ示す斜視図である。
【符号の説明】
10 基板 11 第一の溝部 12 第二の溝部 13a 導電パターン 13b 導電パターン 14 回路保護素子 20 ドリル 21 孔 22 孔 23 刃 24 刃 30 多層基板 31 第一の基板層 32 第二の基板層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種回路が構成されるべき基板上に設け
    られた比較的小さい第一の溝部と、 この第一の溝部に連続するように形成された比較的大き
    な第二の溝部とを備えており、 この第一の溝部内に、回路保護素子が装架され、 かつこの回路保護素子が回路保護のために溶断する際、
    この回路保護素子の破片が、上記第二の溝部内に飛び散
    るように構成したことを特徴とする、回路保護素子の実
    装構造。
  2. 【請求項2】 前記第一の溝部が、基板上に設けられた
    第二の溝部の底面に、設けられていることを特徴とす
    る、請求項1に記載の回路保護素子の実装構造。
  3. 【請求項3】 前記第一の溝部が、多層基板の一つの基
    板層の一面に設けられていて、 かつ第二の溝部が、隣接する基板層の上記基板層の一面
    に対向する面に設けられていることを特徴とする、請求
    項1に記載の回路保護素子の実装構造。
  4. 【請求項4】 前記第一の溝部内に装架される回路保護
    素子が、その断面積及び長さを適宜に選定することによ
    り、所望の動作特性になるように構成されていることを
    特徴とする、請求項1乃至3のいずれかひとつに記載の
    回路保護素子の実装構造。
JP23639292A 1992-08-12 1992-08-12 回路保護素子の実装構造 Pending JPH0669626A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7116208B2 (en) 2000-03-14 2006-10-03 Rohm Co., Ltd. Printed-circuit board with fuse
JP2014049553A (ja) * 2012-08-30 2014-03-17 Nichicon Corp 固体電解コンデンサ
DE102016109962A1 (de) * 2016-05-31 2017-11-30 Lisa Dräxlmaier GmbH Verfahren zum Herstellen einer Sicherungseinrichtung und Sicherungseinrichtung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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