JPH0669347A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0669347A
JPH0669347A JP4107197A JP10719792A JPH0669347A JP H0669347 A JPH0669347 A JP H0669347A JP 4107197 A JP4107197 A JP 4107197A JP 10719792 A JP10719792 A JP 10719792A JP H0669347 A JPH0669347 A JP H0669347A
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JP
Japan
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layer wiring
wiring
insulating film
film
upper layer
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JP4107197A
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Yoshiyuki Yamada
祥之 山田
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スルーホールによる上層配線の被覆性の悪化、
また同時に微細化、多層化による配線遅延を防止する。 【構成】絶縁膜103を選択的に形成し、その上に下層
配線104Bを形成し、層間絶縁膜105,106をそ
の上面よりエッチング除去して下層配線104Bの上部
を露出させ、上層配線107を層間絶縁膜上に形成し、
かつ露出した下層配線104Bの上部に接続する。 【効果】下層配線と上層配線はスルーホールなしに直接
接続され、デバイスの高速化,高信頼性化を実現でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に係わり、特に上部配線と下部配線とを接続する技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の半導体装置の製造方法を工
程順に示す半導体チップの断面図である。半導体素子を
形成したシリコン基板301の上に第1の絶縁膜302
をプラズマCVDにより被着させ、つづいて下層配線3
03を形成するための材料のアルミニウム膜をスパッタ
で生成する。そしてこのアルミニウム膜をフォトレジス
ト304をマスクとして加工して下層配線303を形成
し(図4(a))、第2の絶縁膜305をプラズマCV
Dにより被着する。さらに平坦性を向上させるために有
機塗布膜306を塗布し、その上に第3の絶縁膜307
をプラズマCVDにより被着する(図4(b))。次
に、フォトレジスト加工により、第2の絶縁膜305お
よび第3の絶縁膜307をそれぞれ等方性エッチングお
よび異方性エッチングして、スルーホール308を形成
する(図4(c))。その後上層配線309と材料とな
るアルミニウム膜をスパッタで生成して、フォトレジス
ト加工によりパターニングすることで、下層配線303
とスルーホール308を介して接続される上層配線30
9を形成する(図4(d))。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の半導体装置
の製造方法では、上層配線と下層配線を接続するため
に、層間絶縁膜をフォトレジスト加工により、選択的に
エッチングしてスルーホールを形成している。従って、
半導体装置の微細下が進むにつれ、このスルーホール形
状も微細になり、その上目合せのマージンも厳しくなる
ため、スルーホール形成のためのフォトレジスト加工に
高度な技術を要する。また、スルーホールを開口するこ
とで、スルーホール部における上層配線の被覆性が著し
く低下し、スルーホール形状の微細化が進むと、スルー
ホール部の配線抵抗が高くなり、スピードの遅延をまね
いたり、またスルーホール部付近で上層配線が断線する
という問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、下層配
線と上層配線とこれら両配線を接続する接合部とを有す
る多層配線構造の半導体装置の製造方法において、半導
体基板上の絶縁層上に絶縁膜を形成する工程と、前記絶
縁膜をパターニングして前記接合部下に位置する該絶縁
膜を選択的に残余せしめる工程と、前記絶縁層上から前
記残余した絶縁膜上にかけて前記下層配線を形成する工
程と、前記残余した絶縁膜上において前記下層配線と前
記上層配線とを接続する工程とを有する半導体装置の製
造方法にある。又、前記下層配線上に塗布膜を含む層間
絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜をその上面よ
りエッチング除去して前記残余した絶縁膜上に位置する
前記下層配線の上面部分を露出せしめる工程とを有し、
前記層間絶縁膜上に前記上層配線を形成して前記露出し
た前記下層配線の上面部分に接続することが好ましい。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の第1の実施例の製造工程順に示した
半導体チップの断面図である。まず半導体素子を形成し
たシリコン基板101の上に、シリコン酸化膜のような
絶縁層であるフィールド絶縁膜102をCVD法により
形成する。前記フィールド酸化膜102上にシリコン窒
化膜のような絶縁膜103をプラズマCVD法により、
後述する下層配線の膜厚のおよそ半分の厚さで形成す
る。例えば下層配線の厚さを1.0μmとすれば前記シ
リコン窒化膜103を0.5〜0.8μmの厚さに成膜
するとよい(図1(a))。そして、シリコン窒化膜1
03をフォトレジスト加工によりパターニングする。次
にスパッタ法によりアルミニウム膜104を前面に被着
させ(図1(b))、フォトレジスト加工により前記ア
ルミニウム膜104をパターニングすることにより下層
配線104A,104Bを形成する。このとき、パター
ニングされたシリコン窒化膜103上には、下層配線の
全部または一部が形成されるが、少なくとも上層配線と
の接合部となる104Bはシリコン窒化膜103上に位
置させる。そして、前記下層配線104A,104B上
にP−CVD法によるプラズマ酸化膜105をおよそ
0.5〜1.0μm形成し、さらにPSI(シリコンリ
ッチなポリイミド膜)のような塗布膜106を回転塗布
し、平坦化を計る(図1(c))。その後、塗布膜10
6およびプラズマ酸化膜105の一部を上面よりエッチ
ングにより除去し、パターニングされたシリコン窒化膜
103上に形成された下層配線104Bの少なくとも上
部の一部が露出するようにする。次に、下層配線と同様
にして、アルミニウム膜をスパッタ法により被着させ、
フォトレジスト加工によりパターニングして上層配線1
07を形成する。このとき前述した露出している下層配
線104Bと上層配線107は、その接合部108によ
り、接続されている。
【0006】つぎに本発明の第2の実施例について図2
および図3を参照して説明する。本実施例では、半導体
素子を形成したシリコン基板201上に絶縁層としてシ
リコン酸化膜のようなフィールド絶縁膜202を形成す
る。そしてフィールド酸化膜202上にシリコン窒化膜
のような絶縁膜203をプラズマCVD法により形成す
るが、このとき前述した第1の実施例とは異なり、この
プラズマ窒化膜203の膜厚を後述する下層配線の厚さ
のおよそ2倍ぐらいにする。例えば下層配線の厚さを
1.0μmとすれば前記プラズマ窒化膜203を2.0
μm〜2.5μmの厚さに形成するとよい(図2
(a))。そして前述した第1の実施例と同様にプラズ
マ窒化膜203をパターニングした後、アルミニウム膜
204をスパッタで生成し(図2(b))、フォトレジ
スト加工により下層配線204A,204Bを形成し、
この下層配線上にプラズマ酸化膜205をおよそ0.5
〜1.0μmの膜厚に形成し、さらにPSIのような塗
布膜206を回転塗布し、平坦化を図る(図2
(c))。その後、塗布膜206およびプラズマ酸化膜
205,プラズマ窒化膜203の一部を上面側からエッ
チングにより除去し、プラズマ窒化膜203上の下層配
線204Bの少なくとも上部の一部を露出するようにす
る。次に下層配線と同様にして第1の上層配線207を
形成する(図3(a))。また、さらに、下層配線と第
1の上層配線の層間を形成した方法と同様にして、第1
の上層配線207上に層間絶縁膜208,209を形成
する。このとき、前述の場合と同様、層間絶縁膜20
8,209を上面側からエッチングする際、下方配線2
04Bの少なくとも上部の一部を露出するようにする。
次に、第1の上層配線207と同様にして、第2の上層
配線210を形成する。このとき、前記下層配線204
Bと第2の上層配線210は、その接合部211により
接合されている(図3(b))。
【0007】この第2の実施例では、下層配線と直上の
上層配線だけでなく、さらに上層の上層配線ともスルー
ホールの形成なしに直接、接続することが可能であり、
かつ、上層の配線層の平坦性も損なわれないという利点
がある。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、下層配線
下の一部にたとえば0.5μm〜2.5μmの段差を設
け、この段差上に形成された下層配線と上層配線とを、
従来のようなスルーホールの形成なしに直接接続したの
で、スルーホール部における配線抵抗による配線遅延を
解消し、従来に比べて50%〜80%の高速化が得られ
る。また、スルーホール形成のないうえに層間絶縁膜の
一部に有機系の塗布膜を用いるので、上層配線の被覆性
が80%以上向上し、高集積化に伴う微細化、多層配線
化にも十分対応できる。また、信頼性においてもスルー
ホール形成がないため、上層配線のスルーホール部にお
ける断線という問題がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の半導体装置の製造方法
を工程順に示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例の半導体装置の製造方法
を工程順に示す断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例の半導体装置の製造方法
を工程順に示す断面図である。
【図4】従来技術の半導体装置の製造方法を工程順に示
す断面図である。
【符号の説明】
101,201,301 半導体基板 102,202,302 フィールド酸化膜 103,203 絶縁膜 104,204 下層配線パターニング前のアルミニ
ウム膜 104A,104B,204A,204B,303
下層配線 107,207,309 第1の上層配線 210 第2の上層配線 105,205,208,305,307 層間絶縁
膜 106,206,209,306 塗布膜 108,211 接合部 304 フォトレジスト 308 スルーホール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下層配線と上層配線とこれら両配線を接
    続する接合部とを有する多層配線構造の半導体装置の製
    造方法において、半導体基板上の絶縁層上に絶縁膜を形
    成する工程と、前記絶縁膜をパターニングして前記接合
    部下に位置する該絶縁膜を選択的に残余せしめる工程
    と、前記絶縁層上から前記残余した絶縁膜上にかけて前
    記下層配線を形成する工程と、前記残余した絶縁膜上に
    おいて前記下層配線と前記上層配線とを接続する工程と
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記下層配線上に塗布膜を含む層間絶縁
    膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜をその上面よりエ
    ッチング除去して前記残余した絶縁膜上に位置する前記
    下層配線の上面部分を露出せしめる工程とを有し、前記
    層間絶縁膜上に前記上層配線を形成して前記露出した前
    記下層配線の上面部分に接続することを特徴とする請求
    項1に記載の半導体装置の製造方法。
JP4107197A 1992-04-27 1992-04-27 半導体装置の製造方法 Withdrawn JPH0669347A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001015512A (ja) * 1999-06-29 2001-01-19 Nec Corp 半導体装置及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001015512A (ja) * 1999-06-29 2001-01-19 Nec Corp 半導体装置及びその製造方法

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Effective date: 19990706