JPH0669309U - オイルレベルゲージ - Google Patents

オイルレベルゲージ

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JPH0669309U
JPH0669309U JP1111093U JP1111093U JPH0669309U JP H0669309 U JPH0669309 U JP H0669309U JP 1111093 U JP1111093 U JP 1111093U JP 1111093 U JP1111093 U JP 1111093U JP H0669309 U JPH0669309 U JP H0669309U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
gauge body
gauge
housing
oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP1111093U
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English (en)
Inventor
幸男 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
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Publication of JPH0669309U publication Critical patent/JPH0669309U/ja
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲージ本体が長くてもその抜き差し回数が僅
かで済み、しかもゲージ本体の抜き出しが容易で、点検
者の衣服を汚す恐れがない。ゲージ本体が抜き出し時に
不必要なオイルで汚れることがなく、かつ簡単に取付け
られる。 【構成】 オイルレベルゲージはパイプ基端13aがオ
イルパン12内に臨むように設けられたパイプ13と、
先端に目盛部15が設けられこの目盛部をパイプ先端か
らパイプに挿入して目盛部がオイルパン内に到達すると
き基端がパイプ先端から突出する長さを有するフレキシ
ブルなゲージ本体14とを備える。ゲージ本体14がゼ
ンマイばね18によりハウジング開口部19から引出し
可能に螺旋状に巻取られてハウジング16に収容され、
このハウジングがその開口部19でパイプ13の先端に
取外し可能に取付けられたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両のオイルレベルゲージに関する。更に詳しくは大型トラックのよ うな大型車のエンジンの油量をチェックするのに適するオイルレベルゲージに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両の日常点検や整備時にエンジンの油量のチェックは不可欠である。従来、 キャブをチルトアップ可能な大型トラックにおいてキャブをチルトアップさせる ことなくエンジンの油量をチェックできるオイルレベルゲージが試みられている 。 しかし、この種のオイルレベルゲージはそのゲージ本体及びゲージ本体が挿入 されるパイプを短くすると、ゲージ本体の抜き差し口であるパイプの先端がキャ ブ下部の奥に位置するようになって、点検者が身体を折り曲げてパイプ先端に現 れているゲージ本体の取手部まで手を伸ばす必要がある。この点を避けるため、 パイプの先端を車両の外側にレイアウトしてパイプとゲージ本体を延長すると、 長くなったゲージ本体のパイプに対する抜き差し作業が困難になり、しかもゲー ジ本体を抜いたときに点検者がゲージ本体に付着したオイルを不意に衣服につけ てしまう恐れがある。
【0003】 従来、これらの点を解決するため、オイルパン内にゼンマイばねを備えた巻取 り装置を設け、この巻取り装置にゲージ本体を接続しておき、点検時には巻取り 装置のゼンマイばねの弾性力に抗してパイプからゲージ本体を引き出し、点検し ないときにはこの巻取り装置によりゲージ本体を自動的に引き戻してパイプ内に 収容するオイルレベルゲージが開示されている(実開昭58−87911,実開 昭63−147515)
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかし、上記オイルレベルゲージでは、油量のチェックするためにゲージ本体 をパイプから抜き出すときに、ゲージ本体の取手部を掴んだ手を大きくパイプ先 端より外方に伸ばす必要があり、手を伸ばしても目盛部が現れないほどゲージ本 体が長い場合には、取手部からゲージ本体に持ち変えて更にゲージ本体を引き出 さなければならなかった。この場合にはゲージ本体に付着したオイルにより点検 者の衣服を不意に汚す等の不具合があった。
【0005】 またこのオイルレベルゲージでは、非点検時に目盛部がオイルパン内のオイル に常時濡れているため、点検時にはゲージ本体を一旦抜き出して目盛部を拭いた 後、改めて目盛部をオイルパン内に挿入し、再度ゲージ本体を抜き出さなければ ならず点検が煩わしく、またゲージ本体の抜き出し時に油中に置かれたゼンマイ ばねがゲージ本体に追従してパイプの内面にオイルを付着することが多く、パイ プから抜き差しするゲージ本体を不必要なオイルで汚し易い欠点があった。 更にオイルパン内への巻取り装置の設置は取付工数が増大する問題点があった 。
【0006】 本考案の目的は、ゲージ本体が長くてもゲージ本体の抜き差し回数が僅かで済 み、ゲージ本体の抜き出しが容易で、しかも点検者の衣服を汚す恐れがないオイ ルレベルゲージを提供することにある。 本考案の別の目的は、ゲージ本体を抜き出したときにゲージ本体が不必要なオ イルで汚れることがなく、かつ取付けが簡単なオイルレベルゲージを提供するこ とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の構成を、実施例に対応する図1及び図6を 用いて説明する。 本考案は、パイプ基端13aがオイルパン12内に臨むように設けられたパイ プ13と、先端に目盛部15が設けられこの目盛部をパイプ先端からパイプ13 に挿入して目盛部15がオイルパン12内に到達するとき基端がパイプ先端から 突出する長さを有するフレキシブルなゲージ本体14とを備えたオイルレベルゲ ージの改良である。 その特徴ある構成は、ゲージ本体14がゼンマイばね18によりハウジング開 口部19から引出し可能に螺旋状に巻取られてハウジング16に収容され、この ハウジング16がその開口部19でパイプ13の先端に取外し可能に取付けられ たことにある。
【0008】
【作用】
油量をチェックするときには、ハウジング16をパイプ先端から取外し、ゼン マイばね18の弾性力に抗してゲージ本体14をハウジング開口部19から繰り 出して、ゲージ本体先端の目盛部15をパイプ13内に挿入する。目盛部15が オイルパン内に達したところで、ゲージ本体14を押し込みから解放すると、ゼ ンマイばね18の弾性力でゲージ本体がハウジング内に巻取られる。目盛部15 が手元に来たところで油量をチェックし、付着したオイルを払拭してハウジング 16をパイプ先端に取付ける。
【0009】
【実施例】
次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳しく説明する。 図5及び図6に示すように、キャブオーバ型トラック10のエンジン11のエ ンジンルームにはオイルパン12内にパイプ基端13aが臨み、エンジンルーム 外のキャブ10aの下にパイプ先端が位置するようにパイプ13が設けられる。 この例では、パイプ13はその長さが約1.5mあり、エンジンルーム内に配置 された各種の車両部品や機器(図示せず)を避けるように、三次元に曲げられて 車体に固定される。 このパイプ13には先端に剛性のある細板状の目盛部15が設けられたフレキ シブルな細い帯状のゲージ本体14が挿入される。ゲージ本体14はこの目盛部 をパイプ先端からパイプに挿入して目盛部がオイルパン内に到達するとき基端が パイプ先端から突出する長さを有する。
【0010】 図1〜図3に示すように、16はハウジングであって、開口部19を備え、ゲ ージ本体14を開口部19から引き出し可能に螺旋状に巻取って収容する。即ち 、ハウジング16の中心には巻取り軸17がハウジングに回転可能に設けられる 。軸17にはゼンマイばね18の一端が固定される。このゼンマイばね18は軸 17を巻回されて、ばね18の他端はゲージ本体14の基端に固着される。ゲー ジ本体14の先端には目盛部15の基端が接続される。具体的には図1及び図4 に示すように、目盛部15の基端に設けられたスリット15aにゲージ本体14 を挿入してこのスリット幅より広幅のゲージ本体広幅部14aを係止して溶着さ れる。目盛部15には図1及び図6の拡大図に示すように、油量のアッパマーク A及びロアマークBが付けられる。またハウジング内部にはゲージ本体14が完 全に巻取られたときに目盛部15の基端が突き当る突当り部16aが設けられる 。
【0011】 20はゲージ本体のロック装置であって、ハウジング16内にはハウジングの 軸20aを中心に揺動可能に取付けられた停止ボタン21と、このボタンのカム 21aによって押し上げられるストッパ22と、ストッパ22の先端に対向して 設けられたゲージ本体挟持部23が設けられる。24はストッパ22のリターン スプリングである。 ハウジング16の開口部19の外周面には雄ネジ26が形成され、開口端には パイプ13に挿入可能な突起19aが形成される。またパイプ13の先端の外周 面にも上記雄ネジ26と同じ雄ネジ27が形成される。これらの雄ネジ26,2 7に図2に示すようにパイプ13にハウジング16を突き合わせた状態で雌ネジ 管28が螺合することにより、パイプ13にハウジング16が取付けられるよう になっている。
【0012】 このように構成されたオイルレベルゲージの使用方法を説明する。 先ずオイルパン12の油量をチェックするときには、図2に示す状態のハウジ ング16を雌ネジ管28を弛めてパイプ13の先端から取外し、図1の状態にす る。ここで目盛部15に付着していたオイルを拭いた後、目盛部15を手指で掴 んで、ゼンマイばね18の弾性力に抗してハウジング開口部19から繰り出す。 目盛部15に追従してゲージ本体14が引き出される。
【0013】 目盛部15をパイプ内に挿入した状態で、順次ゲージ本体14を繰り出せば、 場所をとらずに長いゲージ本体14をパイプ内に挿入できる。目盛部15が図6 に示すようにオイルパン12内に達したところで、図3に示すように停止ボタン 21を矢印の方向に押込む。これによりカム21aがストッパ22を押上げ、ス トッパ22の先端と挟持部23とによりゲージ本体14が挟持され固定される。 目盛部15がオイルパン12の所定の位置に達したことを再確認した後、停止 ボタン21を元の位置に戻すと、ゼンマイばね18の弾性力でゲージ本体14が ハウジング内に巻取られる。目盛部15の基端が突当り部16aに突当って止ま った状態で、パイプ13から目盛部15を引き抜きそこに付着しているオイル量 からオイルパン内の油量をチェックする。チェック後、目盛部15に付着したオ イルを払拭して図2に示すように、雌ネジ管28を雄ネジ26,27に螺合して ハウジング16をパイプ13の先端に取付ける。
【0014】 なお、上記例ではハウジングにロック装置を設けたが、必ずしもロック装置は 設けなくてもよい。 また、上述したハウジングのパイプ先端への取付機構は一例であって、ネジ機 構によらず、ハウジングの開口端をパイプ内に差し込んで半回転させてハウジン グを固定する等の他の手段を用いてもよい。 更に、本考案のオイルレベルゲージはエンジンのオイルパンに限らず、トラン スミッション、パワーステアリング等の他の油量チェックをするためのオイルレ ベルゲージに適用することもできる。
【0015】
【考案の効果】
以上述べたように、従来のオイルレベルゲージと異なり、本考案のオイルレベ ルゲージでは、常時ゲージ本体がオイルパン内に置かれていないため、ゲージ本 体が長くてもゲージ本体の抜き差し回数が僅かで済み、またゼンマイばねにより ゲージ本体の抜き出しが容易である特長がある。また、抜き出し時にゲージ本体 がハウジング内に巻取られて収容されるため、点検者の衣服を汚す恐れがない。 更に、目盛部以外の部分のオイル付着が少ないため、ゲージ本体を抜き出した ときにゲージ本体が不必要なオイルで汚れることがなく、かつオイルパン内にゲ ージ本体の巻取り装置を取付けていた従来のオイルレベルゲージと比べて、パイ プ先端に巻取り機構を設けるようにしたので、巻取り機構の取付けが簡単な利点 もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例のハウジングをパイプから取外
した状態のオイルレベルゲージの断面図。
【図2】そのハウジングをパイプに取付けた状態のオイ
ルレベルゲージの断面図。
【図3】その引き出したゲージ本体を一時固定した状態
のオイルレベルゲージを示す断面図。
【図4】その目盛部とゲージ本体との接続状況を示す
図。
【図5】そのキャブオーバ型トラックの平面図。
【図6】そのパイプの配管状況を示す図。
【符号の説明】
11 エンジン 12 オイルパン 13 パイプ 13a パイプ基端 14 ゲージ本体 15 目盛部 16 ハウジング 18 ゼンマイばね 19 ハウジング開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ基端(13a)がオイルパン(12)内に
    臨むように設けられたパイプ(13)と、 先端に目盛部(15)が設けられ前記目盛部を前記パイプ先
    端から前記パイプに挿入して前記目盛部がオイルパン内
    に到達するとき基端がパイプ先端から突出する長さを有
    するフレキシブルなゲージ本体(14)とを備えたオイルレ
    ベルゲージにおいて、 前記ゲージ本体(14)がゼンマイばね(18)によりハウジン
    グ開口部(19)から引出し可能に螺旋状に巻取られてハウ
    ジング(16)に収容され、 前記ハウジング(16)が前記開口部(19)で前記パイプ(13)
    の先端に取外し可能に取付けられたことを特徴とするオ
    イルレベルゲージ。
JP1111093U 1993-03-15 1993-03-15 オイルレベルゲージ Pending JPH0669309U (ja)

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JP1111093U JPH0669309U (ja) 1993-03-15 1993-03-15 オイルレベルゲージ

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JPH0669309U true JPH0669309U (ja) 1994-09-30

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JP1111093U Pending JPH0669309U (ja) 1993-03-15 1993-03-15 オイルレベルゲージ

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