JPH078514U - オイルレベルゲージ - Google Patents

オイルレベルゲージ

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JPH078514U
JPH078514U JP3544593U JP3544593U JPH078514U JP H078514 U JPH078514 U JP H078514U JP 3544593 U JP3544593 U JP 3544593U JP 3544593 U JP3544593 U JP 3544593U JP H078514 U JPH078514 U JP H078514U
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JP
Japan
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oil
gauge
engine
guide
guide pipe
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Pending
Application number
JP3544593U
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English (en)
Inventor
義典 宮浦
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】エンジンのオイルパンに貯留されるオイル量を
容易に測定することを目的とする。 【構成】エンジンに設けられたゲージガイド4に対して
抜き差しされ、常にはオイルパン3に貯留されるオイル
面より上方に位置し、エンジンのオイルパン3に貯留さ
れるオイル2の量を測定するオイルレベルゲージ8は、
前記ゲージガイド4に差し込まれてエンジンに装着され
るガイドパイプ9と、前記ガイドパイプ9のエンジン内
部側における先端内周面に配設されるゴムリング18
と、前記ガイドパイプ9内に摺動可能に配設され、前記
ゴムリング18に対して摺動しながら該ガイドパイプ9
内から突出し、前記オイルパン3のオイル2内に挿入さ
れるゲージ部材12とから構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はオイルレベルゲージに係り、詳しくはオイルレベルゲージによりエン ジンのオイルパンに貯留されるオイル量を容易に測定することができるオイルレ ベルゲージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図4に示すように、エンジン本体51の下部側にはオイルパン52が設 けられ、このオイルパン52にはオイル53が貯留されている。そして、このオ イル53の貯留量の測定はグリップ54が設けられたオイルレベルゲージ55に よって行っている。
【0003】 前記オイルレベルゲージ55はエンジン本体51の側面に斜めに一体形成され た筒状となるゲージガイド56に差し込まれている。又、オイルレベルゲージ5 5にはゲージガイド56の上端にと当接するカバー57が設けられ、このカバー 57をゲージガイド56に当接させることにより、ゲージガイド56が常に一定 の箇所に位置決め固定されるようになっている。尚、オイルレベルゲージ55に はゲージガイド56の内周面に摺接するOリング58が設けられ、このOリング 58によってエンジン本体51内に異物が侵入しないように防止している。
【0004】 このオイルレベルゲージ55によってオイルパン52に貯留されるオイル53 の貯留量の測定を以下のように行っている。 まず、オイルレベルゲージ55のグリップ54を握り、該オイルレベルゲージ 55をゲージガイド56から抜き取る。この抜き取ったオイルレベルゲージ55 の先端に付着しているオイル53を拭き取り、再びオイルレベルゲージ55をゲ ージガイド56に挿入する。そして、オイルレベルゲージ55のカバー57をゲ ージガイド56に当接させ、常に一定の箇所にとなるようにオイルレベルゲージ 55を位置決めする。すると、オイルレベルゲージ55の先端がオイル53内に 挿入される。
【0005】 その後、再びオイルレベルゲージ55をゲージガイド56から抜き取り、オイ ルレベルゲージ55の先端のオイル53の付着量に基づいてオイルパン52に貯 留されたオイル53の量を測定する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このオイルレベルゲージ55においては、オイルレベルゲージ 55を抜き取ってその先端を清掃した後、再びゲージガイド56にオイルレベル ゲージ55を差し込む。そして、差し込んだオイルレベルゲージ55を再び抜き 取ってオイルレベルゲージ55の先端に付着しているオイル53の付着量に基づ いてオイル53の量を測定しなければらない。
【0007】 従って、オイルレベルゲージ55の先端を抜き取って清掃する清掃作業を行わ なければならず、この清掃作業が面倒であるという問題がある。 本考案は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的はオイ ルレベルゲージの抜き取りによるオイルレベルゲージの清掃作業を不要にして容 易にオイルの貯留量を測定することができるオイルレベルゲージを提供すること にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、請求項1記載の考案は、エンジンに設けられたゲ ージガイドに対して抜き差しされ、常にはオイルパンに貯留されるオイル面より 上方に位置し、エンジンのオイルパンに貯留されるオイルの量を測定するオイル レベルゲージは、前記ゲージガイドに差し込まれてエンジンに装着されるガイド パイプと、前記ガイドパイプのエンジン内部側における先端内周面に配設される 清掃部材と、前記ガイドパイプ内に摺動可能に配設され、前記清掃部材に対して 摺動しながら該ガイドパイプ内から突出し、前記オイルパンのオイル内に挿入さ れるゲージ部材とから構成したことをその要旨とする。
【0009】 請求項2記載の考案は、ガイドパイプ内からエンジンのオイル内に挿入される ゲージ部材を常にガイドパイプ内に配設させる位置決め手段を備えたことをその 要旨とする。
【0010】 請求項3記載の考案は、ガイドパイプ内からエンジン内に突出するゲージ部材 の長さを一定にする長さ設定手段を備えたことをその要旨とする。
【0011】
【作用】
請求項1記載の考案によれば、ゲージガイドに差し込まれてエンジンに装着さ れるガイドパイプに対してゲージ部材を摺動させ、該ゲージ部材をエンジン内部 におけるガイドパイプの先端から突出させる。すると、ガイドパイプの先端内周 面に配設された清掃パイプに対してゲージ部材が摺動する。そのため、ガイドパ イプの先端から突出するゲージ部材が清掃された状態でオイルパンに貯留される オイルに挿入される。この状態で、ガイドパイプをゲージガイドから抜き取り、 ゲージ部材の先端に付着したオイルに基づいてオイルパンに貯留される貯留量が 測定できる。
【0012】 請求項2記載の考案によれば、位置決め手段によりゲージ部材はガイドパイプ 内に配設された状態となり、オイルパンに貯留されるオイルに挿入されない状態 となる。
【0013】 請求項3記載の考案によれば、長さ設定手段によりガイドパイプからエンジン 内に突出する長さを一定にすることが可能となる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例を図1〜図3に基づいて説明する。 図1に示すように、エンジンを構成するエンジン本体1の下部にはオイル2を 貯留するためのオイルパン3が設けられている。又、エンジン本体1の側面には 断面略三角形状となるゲージガイド4が設けられている。そして、ゲージガイド 4の上面には斜めとなる当接面5が形成されている。ゲージガイド4には当接面 5と直交し、エンジン本体1内と連通するガイド孔6が貫通形成されている。ガ イド孔6の上部及び下部内周面にはOリング7が配設されている。
【0015】 このガイド孔6にはオイルパン2に貯留されるオイル2の貯留量を測定するオ イルレベルゲージ8が着脱可能に配設され、このオイルレベルゲージ8がOリン グ7に対して摺動し、該オイルレベルゲージ8とガイド孔6との間のシールを行 っている。
【0016】 次に、オイルレベルゲージ8の構成について説明する。 オイルレベルゲージ8を構成するガイドパイプ9はゲージガイド4のガイド孔 6に挿入される本体パイプ10と、該本体パイプ10より大径となる係合パイプ 11とから構成されている。そして、ガイドパイプ9における本体パイプ10が ゲージガイド4のガイド孔6に挿入されたとき、係合パイプ11がゲージガイド 4の当接面5に当接する。このとき、ガイドパイプ9における本体パイプ10の 先端はオイルパン3におけるオイル2のオイル面(オイルパン2に貯留される最 大貯留においても)に挿入されないよう、該本体パイプ10の長さが予め設定さ れている。
【0017】 前記ガイドパイプ9における本体パイプ10には断面円形状となるゲージ部材 12が挿入されている。前記Oリング7の近傍におけるゲージ部材12にはOリ ング13が嵌め込まれ、ゲージ部材12とガイドパイプ9における本体パイプ1 0との間のシールが行われるようになっている。従って、ゲージ部材12はOリ ング13によってガイドパイプ9における本体パイプ10の内周面と摺接するよ うになっている。
【0018】 前記ゲージ部材12の上端には押圧プレート14が設けられている。そして、 係合パイプ11内には押圧プレート14を上方へ移動させるための位置決め手段 としてのコイルスプリング15が配設されている。この場合、コイルスプリング 15の付勢力により押圧プレート14の上面が係合パイプ11の上端と面一とな り、かつゲージ部材12が本体パイプ10内に収納され、該ゲージ部材12の先 端と本体パイプ10の先端とが面一となるようになっている。
【0019】 従って、押圧プレート14をコイルスプリング15の付勢力に抗しながら押圧 すると、その押圧した分だけゲージ部材12の先端が本体パイプ10の先端から 突出するようになっている。
【0020】 更に、係合パイプ11内部における下部外周には押圧プレート14の下面外周 を当接させる長さ設定手段としての規制部16が設けられている。従って、コイ ルスプリング15の付勢力に抗して押圧プレート14を押圧し、押圧プレート1 4を下方に移動させると、規制部16に押圧プレート14が当接して該押圧プレ ート14の下方への移動が規制される。従って、本体パイプ10からゲージ部材 12の先端が突出する長さを常に一定にすることができるようになっている。
【0021】 又、ゲージ部材12の先端にはオイル2のオイル面と平行となるようにゲージ 部17が形成され、このゲージ部17に付着するオイル2の量に基づいてオイル パン3に貯留されるオイル2の量を測定することができるようになっている。即 ち、押圧プレート14を押圧して規制部16に当接させ、ゲージ部材12の先端 を本体パイプ10の先端から一定の長さ突出させてオイル2内にゲージ部材12 のゲージ部17を挿入させる。
【0022】 このとき、ゲージ部材12のゲージ部17に付着するオイル2がFを示す位置 まで付着した場合、オイルパン3に貯留されるオイル2が最大規定量となってい ることを示し、オイル2の補充は不要であることが判断できるようになっている 。一方、ゲージ部12に付着するオイル2がLを示す位置まで付着した場合、オ イルパン3に貯留されるオイル2が最小規定量となっていることを示し、オイル 2を補充する必要があると判断できるようになっている。
【0023】 図2に示すように、前記本体パイプ10の先端内周面には清掃部材としてのゴ ムリング18が配設されている。このゴムリング18は断面三角形状を成し、前 記ゲージ部材12のゲージ部17に摺接するリップ部19が形成されている。従 って、ゲージ部材12のゲージ部17が本体パイプ10に対して摺動すると、ゲ ージ部17はゴムリング18のリップ部19に対して摺動する。そのため、ゲー ジ部17に付着したオイル2や異物等を掻き落とすことができるようになってい る。
【0024】 次に、上記のように構成されたオイルレベルゲージ8の作用について説明する 。 エンジン本体1におけるゲージガイド4のガイド孔6に装着されたオイルレベ ルゲージ8によってオイルパン3に貯留されるオイル2の量を測定する場合、図 3に示すように、まず押圧プレート14をコイルスプリング15の付勢力に抗し て下方へ押圧し、該押圧プレート14を規制部16に当接させる。
【0025】 すると、ゲージ部材12がガイドパイプ9における本体パイプ10に対して摺 動し、該ゲージ部材12の先端が本体パイプ10の先端から一定の長さだけ突出 してゲージ部17がオイルパン3のオイル2内に挿入される。このとき、本体パ イプ10先端内周面におけるゴムリング18のリップ部19に対してゲージ部1 7が摺動するため、該ゲージ部17に付着しているオイル2や異物が掻き落とさ れる。
【0026】 このオイル2や異物が掻き落とされたゲージ部17がオイル2内に挿入される ため、オイル2の貯留量に合ったオイル2がゲージ部17に新たに付着すること になる。
【0027】 この押圧プレート14を規制部16に当接させた状態で、ゲージ部材12とと もにガイドパイプ9をゲージガイド4のガイド孔6から引き抜く。そして、ガイ ドパイプ9の先端から突出しているゲージ部材12のゲージ部17に付着してい るオイル2の付着量を視認することにより、オイルパン3に貯留されているオイ ル2の量を測定することができ、必要に応じてオイル2の補充をすることができ る。
【0028】 この結果、オイルレベルゲージ8におけるゲージ部材12のゲージ部17を拭 き取るために、該オイルレベルゲージ8を一度ゲージガイド4のガイド孔6から 引き抜く必要がなく、押圧プレート14を規制部16に当接させた状態でガイド パイプ9とともにゲージ部材12をガイド孔6から引き抜けばオイル2の貯留さ れた量を測定することができる。
【0029】 又、コイルスプリング15が無いと、ゲージ部材12のゲージ部17が本体パ イプ10の先端から所定の長さだけ突出することになる。従って、オイル2の量 を測定する場合、一度押圧プレート14を引き上げた後、再び押圧プレート14 を押圧し、ゲージ部17をオイル2に挿入する必要がある。
【0030】 しかし、ゲージ部材12を本体パイプ10内に常に収納させるコイルスプリン グ15を設けたことにより上記の様な操作が不要となり、押圧プレート14を押 圧した状態でガイドパイプ9を引き抜けば容易にオイル2の量を測定することが できる。
【0031】 又、規制部16を係合パイプ10に設けたとこにより、本体パイプ10の先端 から所定のゲージ部材12の先端を所定の長さだけ突出させることができる。こ の結果、常に一定の基準でオイルパン3に貯留されるオイル2の量を測定するこ とができる。
【0032】 本実施例においては、ゲージ部材12を断面円形状となるように形成したが、 断面四角形状等、多角形状にすることも可能である。この場合、この形状の変更 によりゲージ部材12のゲージ部17に摺接するゴムリング18の形状も変更す る必要がある。
【0033】 又、本実施例においては、ゲージ部材12の押圧プレート14を上方へ付勢す るためにコイルスプリング15を使用したが、この他に板ばねやウレタン等を使 用することも可能である。
【0034】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、オイルレベルゲージの抜き取りによるオ イルレベルゲージの清掃作業を不要にして容易にオイルの貯留量を測定すること ができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るオイルレベルゲージをエンジンに
対して装着した状態を示す部分断面図である。
【図2】オイルレベルゲージにおけるガイドパイプの先
端側内周面に設けられた清掃リップを示す部分断面図で
ある。
【図3】オイルレベルゲージのゲージ部材を押圧し、ゲ
ージ部材の先端をオイル内に挿入した状態を示す部分断
面図である。
【図4】従来のオイルレベルゲージをエンジンに対して
装着した状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1…エンジンを構成するエンジン本体、2…オイル、3
…オイルパン、4…ゲージガイド、8…オイルレベルゲ
ージ、9…ガイドパイプ、12…ゲージ部材、15…位
置決め手段としてのコイルスプリング、16…長さ設定
手段としての規制部、18…清掃部材としてのゴムリン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンに設けられたゲージガイドに対
    して抜き差しされ、常にはオイルパンに貯留されるオイ
    ル面より上方に位置し、エンジンのオイルパンに貯留さ
    れるオイルの量を測定するオイルレベルゲージは、 前記ゲージガイドに差し込まれてエンジンに装着される
    ガイドパイプと、 前記ガイドパイプのエンジン内部側における先端内周面
    に配設される清掃部材と、 前記ガイドパイプ内に摺動可能に配設され、前記清掃部
    材に対して摺動しながら該ガイドパイプ内から突出し、
    前記オイルパンのオイル内に挿入されるゲージ部材とか
    ら構成したオイルレベルゲージ。
  2. 【請求項2】 前記ガイドパイプ内からエンジンのオイ
    ル内に挿入されるゲージ部材を常にガイドパイプ内に配
    設させる位置決め手段を備えた請求項1記載のオイルレ
    ベルゲージ。
  3. 【請求項3】 前記ガイドパイプ内からエンジン内に突
    出するゲージ部材の長さを一定にする長さ設定手段を備
    えた請求項1又は2記載のオイルレベルゲージ。
JP3544593U 1993-06-29 1993-06-29 オイルレベルゲージ Pending JPH078514U (ja)

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JP3544593U JPH078514U (ja) 1993-06-29 1993-06-29 オイルレベルゲージ

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JP3544593U JPH078514U (ja) 1993-06-29 1993-06-29 オイルレベルゲージ

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JPH078514U true JPH078514U (ja) 1995-02-07

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ID=12442032

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11988118B2 (en) 2022-08-04 2024-05-21 Lombardini S.R.L. Self-cleaning dipstick assembly

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11988118B2 (en) 2022-08-04 2024-05-21 Lombardini S.R.L. Self-cleaning dipstick assembly

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