JPH0669286U - フインガ作動装置 - Google Patents

フインガ作動装置

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JPH0669286U
JPH0669286U JP1459593U JP1459593U JPH0669286U JP H0669286 U JPH0669286 U JP H0669286U JP 1459593 U JP1459593 U JP 1459593U JP 1459593 U JP1459593 U JP 1459593U JP H0669286 U JPH0669286 U JP H0669286U
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千晴 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 フインガと該フインガの駆動源とを具備して
成り、該フィンガに設けられたピン穴にピンを挿着して
該フインガを支持体に支持させ、当該フインガを前記フ
インガの駆動源により駆動させるとともに、前記支持箇
所を支点として当該フインガを作動させ、編機の編成針
の選針または織機のヘルド棒の制御等を行うフインガ作
動装置において、前記フィンガのピン穴を角穴とし当該
角穴のピン穴に丸ピンを挿着するかまたは前記ピン穴を
丸穴に構成して当該丸穴のピン穴に角ピンを挿着して成
るフインガ作動装置。 【効果】フインガを、その中途位置のピンヒンジ部を支
点として作動させる場合、特に、当該フインガを圧電方
式の駆動源により格段にスピード早く作動させる場合
に、ピンヒンジ部における潤滑油の流れが良好となり、
劣化したオイル除去の為に多大の時間を消費したりする
という欠点が解消され、円滑なフインガ動作を阻害しな
いので選針装置の駆動動作を円滑にすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はフインガ作動装置に関し、特に、圧電方式または電磁方式の駆動源に よりフインガを作動させ、それにより編成針の選針または織機のヘルド棒の制御 を行わせるフインガ作動装置における当該フインガを支持しているピンヒンジ部 の改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
柄編み丸編機や柄編み横編機等の柄編み編機において、ピンドラム、テープ又 はフロッピーディスク等の記憶装置に記憶された柄編成手順を編成針の上下動に 伝達するために選針装置が用いられている。 この種の選針装置として、電磁石を用いた編機用選針装置が知られているが、 電磁石自体の機能面から応答速度の高速化には限界があり、また、スピードを上 げようとすると熱を持ち、消費電力が大きく、選針装置も大型化してしまう。 また、この種の選針装置として、圧電体に電圧を印加して選択フィンガを作動 させ、編成針の選針を行わせる圧電方式の選針装置も提案されている。 この圧電方式の選針装置よる選針動作例を図4に従い説明するに、プレート1 とその両面に貼り合わせた圧電素子2とを備えて成る圧電体3の先端部にフイン ガ4を取り付け、圧電体3にリード線5を介して電圧を印加し、圧電体3の動き に追従して当該フィンガ4を作動させ、該編成針6の下端に当接して配置された 選針用ジャック7におけるバット(フィンガ用バット)8との係合の形成または 解除を行うもので、図4(A)に示すように、圧電体3の圧電素子2にパルスを 印加していない(あるいは負のパルスを印加した)場合には、フィンガ4の先端 部がジャック7(編成針6自体でもよい)のバット(フィンガ用バット)8と当 接し、ジャック7をプレスし、その結果、ジャック7の下端の上げカム用バット 9は、上げカム10に係合することができず、ジャック7およびその上方に当接 する編成針6は上昇運動をせず、その結果、この編成針6では、編み目の形成は 行われないが、一方、図4(B)に示すように、圧電体3の圧電素子2にパルス を印加して、圧電体3を湾曲させると、フィンガ4の先端部は、ジャック7のバ ット8の移動軌跡内に入らないので、ジャック7は垂直位置を保ち、その結果、 ジャック7の下端の上げカム用バット9が上げカム10に係合し、ジャック7お よびその上方に当接する編成針6を上昇運動させ、その結果、編成針6による編 み目の形成が行われるようになっている。 この圧電方式による選針装置によれば、電磁石利用の選針装置に比して、格段 に早い選針速度で選針作用を行うことができ、応答速度が迅速で、高サイクルの パルスを印加することができ、電磁石利用の選針装置に比して消費電力が少なく て済み、選針装置自体の大きさを一段と小型にすることができる等の利点がある 。 こうした圧電方式による選針装置の一例斜視図を図6に示すが、図示のように 、フィンガ4の中途位置は、フィンガ支持部11に保持され、フィンガ4の先端 部を、フィンガ支持部11から離隔した位置に立設したストッパー部12の開口 部13から突出して、前述のような選針動作が行われる。 従来、当該フインガ4をフィンガ支持部11に支持するのに、図3および図5 に示すように、フィンガ4の中途位置に、当該フィンガ4の幅方向に、丸穴のピ ン穴14を穴設し、この丸穴のピン穴14に、丸ピン15をフィンガ支持部11 の左右両側壁に設けられた孔から挿通し、当該丸ピン15の両端部に軸受16を 入れ、当該フィンガ4の中途位置をフィンガ支持部11に取付し、フインガ4を 当該中途位置(以下、ピンヒンジ部と称することがある)を支点として選針動作 させている。その際に、ガタ防止の為に、ピン穴14と丸ピン15とのクリアラ ンスを出来るだけ小さくしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、このようにピンヒンジ部を構成し、選針装置を作動させ、当該ピン ヒンジ部の機械的抵抗を軽減させる為に、潤滑油を使用した場合、ピン穴14と 丸ピン15とのクリアランスが小さい為に、潤滑油の流れも悪くなり、潤滑油が 当該ピン15の外周全域とピン穴14の内面全体にわたり付着し、それにより、 当該選針装置の駆動を悪化させ、適切な応答速度を得られないという現象が起こ ることがある。潤滑油の粘性抵抗は、温度条件により左右され易く、特に、冬場 、機械をアイドルアップさせることが必要となったりあるいは、劣化した潤滑油 (以下、オイルということがある)除去の為に多大の時間を消費したりするとい う欠点があり、機械のメンテナンスが煩雑になるという欠点があった。 かかる現象は、前記のような圧電方式による選針装置の場合に顕著に起こり、 格段にスピードが早いことに伴う問題であり、電磁式の選針装置では、余り問題 とならず、重要視されていなかった。 尚、こうした現象は、フインガを動作させ、織機のヘルド棒の制御を行い柄織 を可能とする織機用の制御装置においても同様に起こる。 そこで、本考案は、従来例における上述した欠点を解消することができる技術 を提供することを目的としたものである。 本考案の他の目的や新規な特徴は本明細書全体の記載および添付図面からも明 らかとなるであろう。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本考案は、フインガと該フインガの駆動源とを具 備して成り、該フィンガに設けられたピン穴にピンを挿着して該フインガを支持 体に支持させ、当該フインガを前記フインガの駆動源により駆動させるとともに 、前記支持箇所を支点として当該フインガを作動させて、編機の編成針の選針ま たは織機のヘルド棒の制御等を行うフインガ作動装置において、前記フィンガの ピン穴を角穴とし当該角穴のピン穴に丸ピンを挿着するかまたは前記ピン穴を丸 穴に構成して当該丸穴のピン穴に角ピンを挿着して成ることを特徴とするフイン ガ作動装置に係り、特に、圧電体に電圧を印加してフィンガを作動させ、当該フ ィンガの作動により編機の編成針の選針を行い靴下等における柄編を可能とする 編機用選針装置、または、同様にして圧電体に電圧を印加してフィンガを作動さ せ、当該フィンガの作動により織機のヘルド棒の制御、延ては、たて糸の制御を 行って織物の柄織を可能とする織機のたて糸制御装置に係るものである。
【0005】
【作用】 上記手段に示すように、角穴に丸ピンを挿着するかまたは丸穴に角ピンを挿着 するようにすると、潤滑油の粘着エリアが軽減され、オイルの温度依存性または オイルの劣化の影響を少なくし、さらに、オイルの流れるスペースが増す為、潤 滑油の流れが良好となり、劣化したオイル除去の為に多大の時間を消費したりす るという欠点が解消され、機械のメンテナンスが楽になり、選針装置の駆動動作 を円滑にすることができる。当該技術は、フインガの中途位置のピンヒンジ部を 支点として当該フインガを作動させる場合に有効であり、当該フインガを圧電方 式の駆動源により格段にスピード早く作動させる場合に、円滑なフインガ動作を 阻害しないので有効となり、また、後の実施例で述べるようなフインガの端部が 圧電体の先端部に固定されていず可動可能に構成され、さらには、当該圧電体の 後端部及びその中途位置が可動可能に支持体に支持されている場合に有効となる 。
【0006】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1(A)〜(C)に示すように、フィンガ17のピンヒンジ部に、角穴18 を設け、当該角穴18に丸ピン15を挿着するようにする。
【0007】 図2は本考案の変形例を示し、図2(A)は、ピン穴18を三角穴とし、それ に丸ピン15を挿着する例を、図2(B)は、ピン穴18を六角穴とし、それに 丸ピン15を挿着する例を、また、図2(C)は、ピン穴18を丸穴とし、それ に四角ピン15を挿着する例を示す。本考案では、さらに、図2(D)に示すよ うに、ピン穴18を四角穴とし、それに六角ピン15を挿着するというように、 ピン穴もピンも両者とも角形状のものとしてもよい。
【0008】 上記のように、フィンガ17のピンヒンジ部に、角穴18を設け、当該角穴1 8に丸ピン15を挿着するようにし、また、上記変形例のように構成することに より、圧電方式のようにスピードが早くピン穴とピンとの摩擦抵抗が問題となる 場合に、オイルの粘着エリアが軽減され、オイルの温度依存性またはオイルの劣 化の影響を少なくし、さらに、オイルの流れるスペースが増す為、潤滑油の流れ が良好となり、劣化したオイル除去の為に多大の時間を消費したりするという欠 点が解消され、機械のメンテナンスが楽になり、選針装置のフインガ17の駆動 動作を円滑にすることができる。
【0009】 図1(B)に示すように、選針装置の構成において、フィンガ17の後端部開 口部には圧電体3を連結する。当該圧電体3は、前記においては、プレート1に 圧電素子2を貼り合わせしたものについて説明したが、圧電素子2と圧電素子2 とを導電性接着剤により貼付けしてなるもの等でもよい。圧電素子2としては逆 圧電効果を有する素子であればどのような圧電素子でも用いることができるが、 工業的に安定した品質を有する圧電素子を大量に供給するためにはチタン酸バリ ウム等から成るセラミック圧電素子を用いるとよい。フィンガ17は、例えば金 属により構成されている。
【0010】 圧電体取付部19の溝部20に、球状体21を取付けた圧電体3の一端部(後 端部)を嵌挿する。球状体21の端部には溝部が溝設されており、当該溝部に圧 電体3の一端部を挿入し、固定する。当該球状体21の球状部は圧電体取付部1 9の溝部20内で回動でき、それに伴い、圧電体3の後端部は可動し得るように なっている。当該球状体21は、例えば、樹脂製で、圧電体3に例えば樹脂を射 出して行う射出成形(一体成形)により固着させることができる。
【0011】 圧電体3の他端部(先端部)にも上記と同様の球状体21を取付ける。上記と 同様にして、圧電体3に例えば樹脂を射出して行う射出成形による一体成形によ り、当該球状体21を取り付けすることが出来る。図示のように、当該球状体2 1がフィンガ4の後端部の開放端部に挟持連結されている。当該球状体21は当 該フィンガ4の後端部内で回動することができ、それにより、圧電体3の先端部 は可動し得るようになっている。フィンガ4は、長方形状の圧電体1と一直線上 (同一方向)にくるように連結する。
【0012】 圧電体1の後端部と先端部との中途位置を、回転体取付部(途中支点部)22 に付設された回転体23に固定する。回転体23に、圧電体3を挿通できる程度 の大きさの貫通穴を設け、圧電体3を回転体3の当該貫通穴に挿通し、貫通穴内 で、接着剤などにより固定して、当該圧電体3の中途位置を当該回転体23の回 転に追従して可動可能としてもよいが、当該回転体23を樹脂で構成し、例えば 樹脂の射出成形により、圧電体3に、固着させるようにするとよい。回転体23 の両端部は、回転体取付部(途中支点部)22に孔設された孔に軸を通し、回転 可能に架設されている。
【0013】 圧電体3にはリード線5が取付けられ、当該リード線5の他端には、コントロ ーラ(図示せず)が接続され、当該コントローラから、各圧電素子2にパルスを 印加する。当該コントローラは、柄編組織を記憶し、その記憶された編成手順に 基き、複数の圧電素子2にパルスを印加する装置で、フィンガ17は、当該コン トローラの編成手順に基づき、フインガの中途位置のピンヒンジ部を支点として 前述のように編成作用を行い、柄編成を行う。
【0014】 上記のように、圧電体3の一端部及び他端部に、それぞれ球状体21を取り付 け、これら一端部や他端部が自由に動けるようにすると共に、圧電体3の中途位 置も回転体23の回転に追従して可動可能となすと、従来の次に述べるような圧 電方式の選針装置に比較して格段に選針スピードを向上させることができる。本 考案は、このように圧電体3が自由に動き、それに伴いフインガ17が高スピー ドで動作し、選針スピードが早いものに有効となる。上記装置は、選針スピード が従来装置に比較してより一層早いものになるるとともに、圧電体3の寿命が長 くなり、また、圧電体3とフィンガ17とを同じ方向を向くようにし一直線上と したので、横幅をとらず選針装置が横方向に小型化され、また、その高さ方向に も選針装置が小型化されるようになった。 この点、従来の当該圧電方式による選針装置では、圧電体の端部を支持体等に 固定して、片持ちの形態で当該圧電体を動作させるとか、圧電体上にフインガを 載置させるとか、T字形にフインガを圧電体に取付けする等、圧電体を片持ち形 態で湾曲運動をさせているので、より一層高サイクルのパルスを印加して応答速 度をより一層速めようとすると、その動作の安定化を欠如したり、あるいは、圧 電体に負荷がかかり、圧電体の圧電素子を破損し、その寿命を短くするとか、横 方向に幅をとったりするので選針装置を大型化させる等の問題があったが、本考 案の上記装置はそのような欠点をも解消することが出来る。
【0015】 本考案による選針装置は、靴下編み機等各種の編機に適用することができ、 丸編機の他、横編機にも用いることができる。 次に、本考案を織機のジャガ−ド装置における制御棒(ヘルド棒)を制御して 、ジャガード織り等の柄織を可能とする織機用の制御装置に適用した場合の例を 図7および図8に基づいて説明する。 当該制御装置も圧電方式により作動するようになっており、紋様編成手順を記 憶したコントローラを介して、圧電体3の圧電素子にパルスを印加すると、圧電 体3は、湾曲運動を行ない、当該圧電体3にはフィンガ17が連結されているの で、このフィンガ17も作動し、フィンガ17には、フック部または穴170が 設けられているので、同様にフック部または穴が設けられている制御棒24を、 当該フィンガ17により係合し、一方、圧電体3の圧電素子にパルスが印加され ていないときには、フィンガ17は、制御棒24と係合せず、離れた位置を保持 し、かくして、フィンガ17は、制御棒24を選択的に係合保持することができ るようになっており、制御棒24の下端部のフック240は、織機のヘルド、さ らには、たて糸に連っており、制御棒24がヘルドに作動的に連動し、ヘルドを 制御し、たて糸の制御を行なう。図8(A)に示すように、制御棒24がフィン ガ17に留まるときには、制御棒24は下方に進まず、一方、図8(B)に示す ように、逆の場合には、制御棒24は下方に進むようになっており、こうした上 下運動により、ヘルドの選択さらにはたて糸の制御が行われる。 当該制御装置において、図7(B)にも示すように、フィンガ17のピンヒン ジ部に、角穴18を設け、当該角穴18に丸ピン15を挿着するようにする。あ るいは、ピン穴を丸穴に構成して角ピンを挿着するようにする。 圧電体3の一端部及び他端部に、それぞれ球状体21を取り付け、これら一端 部や他端部が自由に動けるようにすると共に、圧電体3の中途位置も当該回転体 23の回転に追従して可動可能となす点も同様の構成とする。 このような圧電方式によるたて糸装置によれば、応答速度が高く、高サイクル のパルスを印加しても発熱が少なく、従来公知の電磁石利用のものに比し、2倍 以上の回転数の速度で織機そうこう作用を行うことができる。
【0016】 以上本考案によってなされた考案を実施例にもとづき具体的に説明したが、本 考案は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々 変更可能であることはいうまでもない。 尚、本考案は、フインガの駆動源を電磁石利用の電磁式のものとしたものでは あるが、フインガの中途位置のピンヒンジ部を支点として当該フインガを作動さ せる場合に適用してもよい。
【0017】
【考案の効果】
以上、本考案によれば、オイルの粘着エリアが軽減され、オイルの温度依存性 またはオイルの劣化の影響を少なくし、さらに、オイルの流れるスペースが増す 為、潤滑油の流れが良好となり、劣化したオイル除去の為に多大の時間を消費し たりするという欠点が解消され、機械のメンテナンスが楽になり、選針装置の駆 動動作を円滑にすることができる。 当該効果は、フインガの中途位置のピンヒンジ部を支点として動作させる場合 に有効で、さらに、圧電方式で、特に、圧電体が自由に動き、それに伴いフイン ガが高スピードで動作し、選針スピードが早いものにより一層有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案の実施例を示すフインガ断面
図、(B)は本考案の実施例を示す選針装置の構成図、
(C)は本考案の実施例を示すフインガ斜視図、
【図2】(A)〜(D)は本考案の他の実施例を示すフ
インガ断面図、
【図3】本考案の実施例を示すフインガ取付断面図、、
【図4】(A)、(B)はそれぞれ選針装置の動作説明
図、
【図5】従来例の説明図、
【図6】選針装置の斜視図、
【図7】(A)〜(B)はそれ本考案の実施例を示す制
御装置説明図、
【図8】(A)〜(B)はそれ本考案の実施例を示す制
御装置の動作説明図、
【符号の説明】 1・・・プレート、 2・・・圧電素子、 3・・・圧電体、 4・・・フインガ、 5・・・リード線、 6・・・編成針、 7・・・選針用ジャック、 8・・・バット(フィンガ用バット)、 9・・・上げカムバット、 10・・・上げカム、 11・・・フィンガ支持部、 12・・・ストッパー部、 13・・・ストッパー部開口部、 14・・・ピン穴、 15・・・ピン、 16・・・軸受、 17・・・フインガ、 18・・・ピン穴 19・・・圧電体取付部、 20・・・溝部、 21・・・球状体、 22・・・回転体取付部(途中支点部)、 23・・・回転体、 24・・・制御棒、 40・・・フインガ後端部開口部、 170・・・フインガフック部、 240・・・制御棒フック部、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小寺 康男 埼玉県飯能市南町10番13号 新電元工業株 式会社工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フインガと該フインガの駆動源とを具備し
    て成り、該フィンガに設けられたピン穴にピンを挿着し
    て該フインガを支持体に支持させ、当該フインガを前記
    フインガの駆動源により駆動させるとともに、前記支持
    箇所を支点として当該フインガを作動させ、編機の編成
    針の選針または織機のヘルド棒の制御等を行うフインガ
    作動装置において、前記フィンガのピン穴を角穴とし当
    該角穴のピン穴に丸ピンを挿着するかまたは前記ピン穴
    を丸穴に構成して当該丸穴のピン穴に角ピンを挿着して
    成ることを特徴とするフインガ作動装置。
JP1459593U 1993-03-05 1993-03-05 フインガ作動装置 Expired - Lifetime JP2581748Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108342823A (zh) * 2018-03-29 2018-07-31 常熟长润智能科技有限公司 选针器的选针片组件

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108342823A (zh) * 2018-03-29 2018-07-31 常熟长润智能科技有限公司 选针器的选针片组件

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