JPH0668876B2 - 磁気デイスク制御装置 - Google Patents

磁気デイスク制御装置

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JPH0668876B2
JPH0668876B2 JP292486A JP292486A JPH0668876B2 JP H0668876 B2 JPH0668876 B2 JP H0668876B2 JP 292486 A JP292486 A JP 292486A JP 292486 A JP292486 A JP 292486A JP H0668876 B2 JPH0668876 B2 JP H0668876B2
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magnetic disk
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茂 大島
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NEC Corp
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報処理装置に使用する磁気ディスク制御装置
に関する。
〔従来の技術〕
従来、各セクタを識別するためのセクタID(識別符号)
を媒体上に有する固定セクタ方式の磁気ディスク装置を
2台以上制御する磁気ディスク制御装置において、接続
された複数の磁気ディスク装置に対してそれぞれ読出し
あるいは書込み命令が入力された場合、命令の処理順序
としては、命令が入力された順に実行する方法や磁気デ
ィスク装置の機器アドレス順に実行する方法があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した磁気ディスク制御装置においては、1つの命令
を実行するたびに読出しあるいは書込み動作をすべきセ
クタの先頭セクタのサーチ動作から開始せねばならず、
先頭セクタのサーチ動作を完了するまでには平均1/2
回転ディスクが回転する時間、いわゆる回転待ちの時間
が必要となり、その間読出しあるいは書込み動作を実行
出来ないという欠点があった。
本発明の目的は、従来の回転待ちの時間を短縮し、読出
しあるいは書込みの動作の終了を早くした磁気ディスク
制御装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の課題を解決するため、本発明の磁気ディスク制御
装置は、複数の磁気ディスク装置を制御する磁気ディス
ク制御回路と、中央処理装置との間の情報の授受を行う
バス制御回路と、このバス制御回路を介して前記中央処
理装置からの2つ以上の前記磁気ディスク装置に対する
読出命令もしくは書込命令を入力した場合、読出命令も
しくは書込命令が発行された全ての前記磁気ディスク装
置について読出命令もしくは書込命令が指定する開始セ
クタ番号およびセクタ数を前記バス制御回路を介して入
力し、読出命令もしくは書込命令が発行された全ての前
記磁気ディスク装置について前記磁気ディスク装置のヘ
ッドが存在するところのセクタ番号を前記磁気ディスク
制御回路を介して入力し、読出命令もしくは書込命令が
発行された全ての前記磁気ディスク装置について前記開
始セクタ番号、前記セクタ数および前記ヘッドが存在す
るところのセクタ番号から開始セクタまでのセクタ数お
よび終了セクタまでのセクタ数を求め、読出命令もしく
は書込命令が発行された前記磁気ディスク装置のうちの
1つの前記磁気ディスク装置の前記開始セクタまでのセ
クタ数と他の前記磁気ディスク装置の前記終了セクタま
でのセクタ数とを比較し、該磁気ディスク装置の前記開
始セクタまでのセクタ数が他の全ての前記磁気ディスク
装置の前記終了セクタまでのセクタ数よりも小さいとき
に該磁気ディスク装置に対する読出動作もしくは書込動
作を優先して実行する旨の指示を発行する記憶制御手段
とを含む。
〔実施例〕 次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を含むシステムのブロック図
である。磁気ディスク制御装置100は磁気ディスク制御
回路10、記憶制御手段20、ローカルメモリ30およびバス
制御回路40から構成されている。
バス制御回路40はバス300を介して中央処理装置400およ
び主記憶装置500と接続されている。バス制御回路40
は、中央処理装置400からバス300上に送出された命令を
解析し、信号線27を介して記憶制御手段20に通知する。
記憶制御手段20は、バス制御回路40から通知される中央
処理装置400の命令に従って磁気ディスク制御回路10を
制御する。磁気ディスク制御回路10への制御信号は、信
号線28を介して送出される。また、制御処理中に待避す
べきデータが発生したときには、順次ローカルメモリ30
に格納して待避する。
磁気ディスク制御回路10は、記憶制御手段20の指示にし
たがって、第1の磁気ディスク装置200および第2の磁
気ディスク装置201を制御する。具体的には、各磁気デ
ィスク装置のライト動作、リード動作、およびシーク動
作を実行する。ライト動作で各ディスク装置に書き込む
べきライトデータは、バス制御回路40を介してバス300
から取り込まれる。リード動作で各ディスク装置から読
出されたリードデータはバス制御回路40を介してバス30
0上に送出される。また、シーク動作の結果は信号線28
を介して記憶制御手段20に通知される。
ローカルメモリ30は、通常のRAMから構成され、記憶制
御手段20の指示に従いデータを保持する。
第3図は記憶制御手段20の詳細なブロック図である。記
憶制御手段20は制御プロセッサ21、ROM22および入出力
回路23から構成されいる。
ROM22には、制御プロセッサ21に所定の動作を行わせる
ための記憶制御プログラムが保持されている。
制御プロセッサ21は通常用いられているマイクロプロセ
ッサで、加算、減算および比較等の数値演算機能を有す
る。制御プロセッサ21はアドレスバス24およびデータバ
ス25を介してROM22およびローカルメモリ30と接続して
いる。制御プロセッサ21は、バス制御回路40を介して通
知される中央処理装置400の命令を受信することによ
り、ROM22内の記憶制御プログラムを起動し、実行す
る。
また、入出力回路23は、磁気ディスク制御回路10および
バス制御回路40と記憶制御手段20の間に配置され、制御
プロセッサ21と磁気ディスク制御回路10およびバス制御
回路40との間のデータの送受信を制御する。
第2図は第1図のセクタIDのフォーマット形式の例を示
す図である。このセクタIDは、図のように、同期を検出
するSYNC(同期)バイトと、ソフトウエアで使用するFL
AG(フラグ)バイトと、ディスクのシリンダの番号を示
すシリンダ番号と、ディスクのトラックの番号を示すト
ラック番号と、ディスクのセクタを示すセクタ番号と、
巡回冗長検査符号を示すCRCとから構成される。
次に、本実施例の動作を説明する。
中央処理装置400から、第1の磁気ディスク装置200に対
するリード命令と第2の磁気ディスク装置201に対する
ライト命令とが略同時に送出され、バス300を介してバ
ス制御回路40に入力されたとする。
バス制御回路40は、この命令を信号線27を介して記憶制
御手段20に通知する。信号は記憶制御手段20内の入出力
回路23および信号線26を介して制御プロセッサ21に入力
される。信号を受けた制御プロセッサ21は、ROM22内の
記憶制御プログラムを起動し、実行する。
記憶制御プログラムの動作を第4図を用いて説明する。
第4図は記憶制御プログラムの動作を示すフローチャー
トである。
ステップ1において、バス制御回路40および信号線27を
介して第1の磁気ディスク装置200に対するリード開始
セクタ番号とリード動作を実行するセクタ数とを読み込
む。
ステップ2において、ステップ1で読込んだリード開始
セクタ番号とリードセクタ数とをローカルメモリのX番
地およびX+1番地にそれぞれロードする。
ステップ3において、バス制御回路40および信号線27を
介して第2の磁気ディスク装置201に対するライト開始
セクタ番号とライト動作を実行するセクタ数とを読み込
む。
ステップ4において、ステップ3で読込んだライト開始
セクタ番号とライトセクタ数とをローカルメモリのY番
地およびY+1番地にそれぞれロードする。
ステップ5において、磁気ディスク制御回路10に対し
て、第1の磁気ディスク装置200に対するセクタサーチ
命令を出力する。
ここで、セクタサーチ命令を受けたディスク制御回路10
の動作を説明する。セクタサーチ命令を開始した磁気デ
ィスク制御回路10は、第1の磁気ディスク装置200から
のインデックスパルスまたはセクタパルスがくると、第
2図に示すセクタIDを認識するため、SYNCバイトをサー
チする動作を開始する。このSYNCバイトが認識される
と、磁気ディスク制御回路10は、FLAGバイト、シリンダ
番号、およびトラック番号を読み飛ばし、セクタ番号を
入力してCRCチェック動作を実行する。このCRCチェック
がノーエラーとなると、磁気ディスク制御回路10は、信
号線28を介して記憶制御手段20にセクタ番号を出力して
動作を終了する。
このセクタ番号は、セクタサーチ命令実行時において、
第1の磁気ディスク装置200のヘッドが存在するところ
のセクタ番号である。
再び記憶制御プログラムの動作を説明する。
ステップ6において、磁気ディスク制御回路10の出力す
る第1の磁気ディスク装置200のセクタ番号を入力す
る。
ステップ7において、ステップ6で入力した第1の磁気
ディスク装置200のセクタ番号をローカルメモリ30のX
+2番地にロードする。
ステップ8において、磁気ディスク制御回路10に対し
て、第2の磁気ディスク装置201に対するセクタサーチ
命令を出力する。セクタサーチ命令を受けた磁気ディス
ク制御回路28はステップ5と同様の動作を実行し、第2
の磁気ディスク装置201のセクタ番号を出力する。
このセクタ番号は、セクタサーチ命令実行時において、
第2の磁気ディスク装置201のヘッドが存在するところ
のセクタ番号である。
ステップ9において、磁気ディスク制御回路10の出力す
る第2の磁気ディスク装置201のセクタ番号を入力す
る。
ステップ10において、ステップ9で入力した第2の磁気
ディスク装置201のセクタ番号をローカルメモリ30のY
+2番地にロードする。
ステップ11において、ローカルメモリ30からX番地の内
容およびX+2番地の内容を読出し、X番地の内容から
X+2番地の内容を引き、その値をローカルメモリ30の
X+3番地にロードする。ただし、演算結果が負であっ
た場合は、その値に1シリンダ当たりのセクタ数を加え
てX+3番地にロードする。
ステップ12において、ローカルメモリ30からX+1番地
の内容およびX+3番地を読出し、X+1番地の内容と
X+3番地の内容とを加算し、その値をローカルメモリ
30のX+4番地にロードする。
ステップ13において、ローカルメモリ30からY番地の内
容およびY+2番地の内容を読出し、Y番地の内容から
Y+2番地の内容を引き、その値をローカルメモリ30の
Y+3番地にロードする。ただし、演算結果が負であっ
た場合は、その値に1シリンダ当たりのセクタ数を加え
てY+3番地にロードする。
ステップ14において、ローカルメモリ30からY+1番地
およびY+番地の内容を読出し、Y+1番地の内容とY
+3番地の内容とを加算し、その値をローカルメモリ30
のY+4番地にロードする。
ステップ15において、ローカルメモリ30からX+3番地
およびY+4番地の内容を読出し、比較する。比較の結
果、Y+4番地の内容がX+3番地の内容より小さい場
合、ステップ16で第2の第2の磁気ディスク装置201に
対するライト動作を開始する。また、Y+4番地の内容
がX+3番地の内容より大きい場合、ステップ17で第1
の磁気ディスク装置200に対するリード動作を開始す
る。すなわち、第2の磁気ディスク装置200の終了セク
タまでのセクタ数(Y+4番地の内容)が第1の磁気デ
ィスク装置201の開始セクタまでのセクタ数(X+3番
地の内容)よりも小さいとき、第2の磁気ディスク装置
201への書込動作が優先的に実行される。
記憶制御プログラムは、ステップ16またはステップ17を
実行することにより終了し、動作を停止する。
上述のように、本願発明の磁気ディスク制御装置では、
複数の磁気ディスク装置に対して略同時に読出、書込命
令が送出されたとき、1つの磁気ディスク装置の終了セ
クタが、他の全ての磁気ディスク装置の開始セクタより
も小さいか否かを記憶制御手段20により判別し、小さい
場合は、その磁気ディスク装置に対する処理を優先して
実行するため、読出し、書込み動作を早期に終了するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図のセクタIDのフォーマット形式の一例を示す図、
第3図は第1図の記憶制御手段20の詳細な構成を示すブ
ロック図、第4図は記憶制御プログラムの動作を示す流
れ図である。 10…磁気ディスク制御回路、20…記憶制御手段、21…制
御プロセッサ、22…ROM、23…入出力装置、24…アドレ
スバス、25…データバス、26、27、28…信号線、30…ロ
ーカルメモリ、40…バス制御回路、100…磁気ディスク
制御装置、200…第1の磁気ディスク装置、201…第2の
磁気ディスク装置、300…バス、400…中央処理装置、50
0…主記憶装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の磁気ディスク装置を制御する磁気ディスク制御回
    路と、 中央処理装置との間の情報の授受を行うバス制御回路
    と、 このバス制御回路を介して前記中央処理装置からの2つ
    以上の前記磁気ディスク装置に対する読出命令もしくは
    書込命令を入力した場合、読出命令もしくは書込命令が
    発行された全ての前記磁気ディスク装置について読出命
    令もしくは書込命令が指定する開始セクタ番号およびセ
    クタ数を前記バス制御回路を介して入力し、読出命令も
    しくは書込命令が発行された全ての前記磁気ディスク装
    置について前記磁気ディスク装置のヘッドが存在すると
    ころのセクタ番号を前記磁気ディスク制御回路を介して
    入力し、読出命令もしくは書込命令が発行された全ての
    前記磁気ディスク装置について前記開始セクタ番号、前
    記セクタ数および前記ヘッドが存在するところのセクタ
    番号から開始セクタまでのセクタ数および終了セクタま
    でのセクタ数を求め、読出命令もしくは書込命令が発行
    された前記磁気ディスク装置のうちの1つの前記磁気デ
    ィスク装置の前記開始セクタまでのセクタ数と他の前記
    磁気ディスク装置の前記終了セクタまでのセクタ数とを
    比較し、該磁気ディスク装置の前記開始セクタまでのセ
    クタ数が他の全ての前記磁気ディスク装置の前記終了セ
    クタまでのセクタ数よりも小さいときに該磁気ディスク
    装置に対する読出動作もしくは書込動作を優先して実行
    する旨の指示を発行する記憶制御手段とを含むことを特
    徴とする磁気ディスク制御装置。
JP292486A 1986-01-10 1986-01-10 磁気デイスク制御装置 Expired - Lifetime JPH0668876B2 (ja)

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JPS62162275A JPS62162275A (ja) 1987-07-18
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