JPH066875U - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH066875U
JPH066875U JP3596992U JP3596992U JPH066875U JP H066875 U JPH066875 U JP H066875U JP 3596992 U JP3596992 U JP 3596992U JP 3596992 U JP3596992 U JP 3596992U JP H066875 U JPH066875 U JP H066875U
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pipe
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resin lining
pair
pipes
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Abstract

(57)【要約】 【目的】樹脂ライニング管の接続部における管端部の腐
食を防止できる管継手を提供する。 【構成】 係合溝20a、21aが形成された端部をそ
れぞれ有する一対の樹脂ライニング管20、21の端部
20b、21bの外周面に弾性パッキン40、41を装
着し、樹脂ライニング管20、21内に装着される筒部
31と筒部31のほぼ中心部から径方向に延びるフラン
ジ部32を備えた環状のコア30を弾性パッキン40、
40間又は管端部20b、21b間に配置しハウジング
11、11を締結すると管端部20b、21bはコア3
0及び弾性パッキン40、40により又はフランジ部3
2の凹部により被覆される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は管継手、特に接続すべき管の接続部の腐食を防止できる管継手に関 連する。
【0002】
【従来の技術】
図6は樹脂ライニング鋼管を接続する従来のビクトリック型の管継手を示す。 接続すべき一対の管2、2の各々は、内周面に設けられた樹脂ライニング2a、 2aと、端部2c、2c近傍に形成された係合溝2b、2bとを有する。係合溝2b、 2bには鋳鉄製のハウジング1を構成するハーフハウジング1a、1aの係合爪部 1b、1bが装着される。ハーフハウジング1a、1aをボルト12及びナット13 で締結することにより、一対の管2、2を分離不能に連結することができる。管 継手1と管2、2との間に環状のパッキン3が配置され、管継手1内の密封性が 保持される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、図6に示す従来の管継手では、管2、2の連結後管端部2c、2cが 内部の流体に露出された状態に保持され、管端部2c、2cが管2、2内の流体に より腐食する欠点がある。
【0004】 そこで、本考案は樹脂ライニング鋼管の接続部における管端部の腐食を防止で きる管継手を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案による管継手は、係合溝が形成された端部をそれぞれ有する一対の樹脂 ライニング管と、樹脂ライニング管内に装着されかつ樹脂ライニング管の内面に 対向する筒部及びこの筒部のほぼ中心部から径方向に延びるフランジ部とからな るT字形断面を備えた環状のコアと、樹脂ライニング管の各端部の外周面にそれ ぞれ装着される一対の環状の弾性パッキンと、樹脂ライニング管の係合溝に係合 する係合爪部を有しかつ一対の弾性パッキン及び対向する弾性パッキン間に配置 されるコアを包囲するハウジングとを備えている。一対の弾性パッキンの各々は コ字状断面を有する。又、コアの筒部には樹脂ライニング管の内面に当接するパ ッキンが装着される。
【0006】 本考案による管継手のもう一つの構成を以下に示す。
【0007】 係合溝が形成された端部をそれぞれ有する一対の樹脂ライニング管と、樹脂ラ イニング管内に装着されかつ樹脂ライニング管の内面に対向する筒部及び一対の 樹脂ライニング管の端部の間に配置されかつこの筒部のほぼ中心部から径方向に 延びるフランジ部とからなる環状のコアと、一対の樹脂ライニング管の各管端部 の外周面に管に跨って装着されかつ内面に形成された凹部を有する環状の弾性パ ッキンと、樹脂ライニング管の係合溝に係合する係合爪部を有しかつ弾性パッキ ン及びコアを包囲するハウジングとを備える。コアのフランジ部は弾性パッキン の内面に形成された凹部に嵌合さる。コアのフランジ部には凹部が形成される。
【0008】
【作用】
コア及び弾性パッキンにより又はフランジの凹部により被覆された管の端部は 管内の流体に接触することがなく、腐食が防止される。
【0009】
【実施例】
以下、この考案による管継手の実施例を図1〜図5により説明する。
【0010】 図1に示すように本考案の管継手10は、係合溝20a、21aが形成された 端部をそれぞれ有する一対の樹脂ライニング管20、21を有する。樹脂ライニ ング管20、21の端部20b、21bには一対の弾性パッキン40、40が装 着される。対向する弾性パッキン40、40間にT字形断面を有する環状のコア 30が配置される。ハウジング11、11の係合爪部11b、11bを樹脂ライ ニング管20、21の係合溝20a、21aに係合させ、ボルト12とナット1 3で締結する。
【0011】 図2はコア30の断面図を示す。コア30は樹脂ライニング管20、21の内 面22、22に対向する筒部31及び筒部31のほぼ中心部から径方向に延びる フランジ部32を備えT字形断面を有する。また、弾性パッキン40、40は図 3に示すようにコ字状断面を有する。
【0012】 本実施例による管継手10を組み立てる際には、樹脂ライニング管20の端部 20bに一方の弾性パッキン40を装着し、コア30の筒部31の片方を樹脂ラ イニング管20の端部20b内に配置する。コア30の筒部31の他方をもう一 方の弾性パッキン40を装着した樹脂ライニング管21の端部21bで被覆し、 弾性パッキン40、40とコア30とをハウジング11、11で包囲し、ハウジ ング11、11の係合爪部11b、11bを樹脂ライニング管20、21の係合 溝20a、21aに係合させボルト12とナット13とで締結すると樹脂ライニ ング管20、21の接続作業が完了する。コア30及び弾性パッキン40、40 により被覆された管20、21の管端部20b、21bは管内の流体に接触する ことがなく、腐食が防止される。この構造では弾性パッキン40の底部40aと 樹脂ライニング管20、21との密着面及び弾性パッキン40の側部40bと環 状のコア30のフランジ部32との密着面が密着性を有するので、組立時にコア 30を誤って装着しない場合、弾性パッキン40が分割されているため、水漏れ が必ず発生し取付工事時の不備を早期に発見でき、防食上の管理もし易い。
【0013】 図4はコア30の変形例を示す。筒部31の端部に溝部31a、31aを設け パッキン33、33を備えると、環状のコア30と樹脂ライニング管20、21 の内面22、22との密着性が向上し腐食防止効果が上昇する。
【0014】 図5は管継手10の変形例を示す。弾性パッキン41はコア30のフランジ部 32と嵌合する凹部41aを有する。更に、フランジ部32は樹脂ライニング管 20、21の管端部20b、21bが嵌入可能な凹部32a、32aを有する。 この変形例による管継手10では、弾性パッキン41を一体に形成するため、部 品数を減少できる。
【0015】 組立の際には、弾性パッキン41の凹部41aにコア30のフランジ部32の 上部を嵌合させて弾性パッキン41を樹脂ライニング管20に装着し、樹脂ライ ニング管21を弾性パッキン41とコア30とが形成する隙間に差し込み、ハウ ジング11、11で包囲し、ハウジング11、11の係合爪部11b、11bを 樹脂ライニング管20、21の係合溝20a、21aに係合させて締結すると樹 脂ライニング管20、21の接続作業が完了する。この変形例による管継手は部 品数が少ないので作業工程が少ない。樹脂ライニング管20、21の管端部20 b、21bはコア30のフランジ部32に形成された凹部32a、32aにより 覆われるので管内の流体に接触することがなく、腐食が防止される。
【0016】
【考案の効果】
上述のように、本考案による管継手は、一対の樹脂ライニング管の管端部が弾 性パッキン及びコアにより、又は、コアのフランジ部に形成された凹部により覆 われるので管内の流体に接触することがなく、腐食が防止される。このため管継 手の寿命を延長することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による管継手を示す組立断面図
【図2】コアの断面図
【図3】弾性パッキンの断面図
【図4】環状のコアの変形例を示す断面図
【図5】本考案による管継手の変形例を示す組立断面図
【図6】従来の管継手を示す組立断面図
【符号の説明】
10..管継手本体、11..ハウジング、11b..
係合爪部、12..ボルト、13..ナット、20,2
1..樹脂ライニング管、20b,21b..管端部、
22..樹脂ライニング、30..コア、31..筒
部、31a..溝部、32..フランジ部、32a..
凹部、33..弾性体、40,41..弾性パッキン、
40a..底部、40b..側部、41a..凹部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 係合溝が形成された端部をそれぞれ有す
    る一対の樹脂ライニング管と、樹脂ライニング管内に装
    着されかつ樹脂ライニング管の内面に対向する筒部及び
    この筒部のほぼ中心部から径方向に延びるフランジ部と
    からなるT字形断面を備えた環状のコアと、樹脂ライニ
    ング管の各端部の外周面にそれぞれ装着される一対の環
    状の弾性パッキンと、樹脂ライニング管の係合溝に係合
    する係合爪部を有しかつ一対の弾性パッキン及び対向す
    る弾性パッキン間に配置されるコアを包囲するハウジン
    グとを備えたことを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 一対の弾性パッキンの各々はコ字状断面
    を有する「請求項1」に記載の管継手。
  3. 【請求項3】 コアの筒部には樹脂ライニング管の内面
    に当接するパッキンが装着される「請求項1」に記載の
    管継手。
  4. 【請求項4】 係合溝が形成された端部をそれぞれ有す
    る一対の樹脂ライニング管と、樹脂ライニング管内に装
    着されかつ樹脂ライニング管の内面に対向する筒部及び
    一対の樹脂ライニング管の端部の間に配置されかつこの
    筒部のほぼ中心部から径方向に延びるフランジ部とから
    なる環状のコアと、一対の樹脂ライニング管の各管端部
    の外周面に管に跨って装着されかつ内面に形成された凹
    部を有する環状の弾性パッキンと、樹脂ライニング管の
    係合溝に係合する係合爪部を有しかつ弾性パッキン及び
    コアを包囲するハウジングとを備え、コアのフランジ部
    は弾性パッキンの内面に形成された凹部に嵌合されたこ
    とを特徴とする管継手。
  5. 【請求項5】 コアのフランジ部には凹部が形成された
    「請求項4」に記載の管継手。
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JPH0428291U (ja) * 1990-07-02 1992-03-06
JP3110292U (ja) * 2005-02-09 2005-06-16 株式会社大畠製作所 温水散布装置

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