JPH0668682A - メモリ装置 - Google Patents

メモリ装置

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Publication number
JPH0668682A
JPH0668682A JP24432392A JP24432392A JPH0668682A JP H0668682 A JPH0668682 A JP H0668682A JP 24432392 A JP24432392 A JP 24432392A JP 24432392 A JP24432392 A JP 24432392A JP H0668682 A JPH0668682 A JP H0668682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory transistor
voltage
memory
bit line
transistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP24432392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohiko Inoue
博彦 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0668682A publication Critical patent/JPH0668682A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 EPROMの消去,書き込み回数が増えて
も、安定してデータを読み出せるようにする。 【構成】 センスアンプ回路4に入力されるRef用メ
モリトランジスタ3のビット線Brの電圧を、本番メモ
リトランジスタ1のビット線Btの電圧に応じて補正す
る補正回路7を備えた。 【効果】 消去,書き込みにより、EPROMのメモリ
トランジスタにおけるブランク状態のしきい値電圧Vt
hが上昇しても、安定してデータを読み出すことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はメモリ装置に係り、特
にメモリからデータを読み出すセンスアンプ回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来技術におけるセンスアンプ
回路周辺の構成図である。図において、1は実際にデー
タの書き込み,読み出し,消去等が行われる第1のメモ
リトランジスタとしての本番メモリトランジスタで、ソ
ースはグランドに接地され、ゲートはx方向デコーダに
接続されている。2はy方向セレクタで、Nチャネルト
ランジスタで構成され、ソースは上記本番メモリトラン
ジスタ1のドレインに、ゲートはy方向デコーダに接続
されている。3は上記本番メモリトランジスタ1の内容
を判定するための基準となる第2のメモリトランジスタ
としてのRef用メモリトランジスタで、ソースはグラ
ンドに接地され、ゲートはx方向デコーダに接続されて
いる。4は上記本番メモリトランジスタ1から読み出し
た値をRef用メモリトランジスタ3の値に基づき判定
して出力するセンスアンプ回路で、一方の入力端子はN
チャネルトランジスタ2のドレイン(ビット線Bt)と
接続され、他方の入力端子はRef用メモリトランジス
タ3のドレイン(ビット線Br)と接続されている。ま
た、センスアンプ回路4には、制御端子5と出力端子6
が設けられている。
【0003】次に従来技術の動作について説明する。図
5にセンスアンプ回路4がメモリからデータを読み出す
場合のタイミングチャートを、そして、図6にセンスア
ンプ回路4の“H”,“L”レベルの判定の仕方につい
て示す。メモリからデータを読み出す場合、図示されて
いないがアドレスバスにアドレスが入力されると、アド
レスがx方向デコーダとy方向デコーダに分解され、本
番メモリトランジスタ1の内のx方向デコーダとy方向
デコーダで指定されるメモリトランジスタと、Ref用
メモリトランジスタ3の内のx方向デコーダで指定され
るメモリトランジスタを選択する。この時、制御端子5
に例えば“L”レベルの電圧が印加されると、センスア
ンプ回路4はセンスを開始し、選択されたメモリトラン
ジスタのビット線Btの電圧と選択されたRef用メモ
リトランジスタのビット線Brの電圧を比較し、選択さ
れたメモリトランジスタのデータが“0”なのか“1”
なのかを判定する。つまり、図6に示すように、例え
ば、(選択されたメモリトランジスタのビット線Btの
電圧)<(Ref用メモリトランジスタのビット線Br
の電圧)の場合、センスアンプ回路4は選択されたメモ
リトランジスタのデータを“1”と判定し、出力端子6
に“H”レベルの信号を出力する。一方、(選択された
メモリトランジスタのビット線Btの電圧)>(Ref
用メモリトランジスタのビット線Brの電圧)の場合、
センスアンプ回路4は選択されたメモリトランジスタの
データを“0”と判定し、出力端子6に“L”レベルの
信号を出力する。なお、判定に一定の基準電圧を用いず
Ref用メモリトランジスタの値を用いる理由は、メモ
リ素子の場合、製造中のプロセス的なバラツキによりメ
モリトランジスタのしきい値電圧Vthにバラツキが生
じ、メモリ素子毎に判定の基準となる値が異なるからで
あり、同一条件で製造されたRef用メモリトランジス
タの値を判定の基準としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種のメモリ
装置は以上のように構成されているので、メモリ素子毎
にRef側のビット線の電圧は常に一定であるため、E
PROM等の不揮発性メモリで書き込み,消去という動
作を繰り返し行うと、メモリトランジスタのブランク状
態(メモリトランジスタのフローティングゲートに電荷
が蓄積されていない状態)におけるしきい値電圧Vth
が上昇(つまり、メモリトランジスタのビット線Btの
電圧が上昇)するために、メモリトランジスタがブラン
ク状態でのビット線Btの電圧とRef用メモリトラン
ジスタのビット線Brの電圧とのマージンがなくなり、
センスアンプ回路は、メモリトランジスタのデータを正
確に判定できなくなるという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、書き込み,消去を繰り返し行っ
ても、安定してメモリのデータを読み出すことができ、
書き込み,消去の実効回数を増やすことを可能としたメ
モリ装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るメモリ装
置は、データの書き込み,読み出し,消去等が行われる
第1のメモリトランジスタと、この第1のメモリトラン
ジスタの内容を判定するための基準となる第2のメモリ
トランジスタと、上記第1のメモリトランジスタから読
み出した値を第2のメモリトランジスタの値に基づき判
定して出力するセンスアンプ回路とを有するメモリ装置
において、上記第2のメモリトランジスタからセンスア
ンプ回路に入力される値を上記第1のメモリトランジス
タから読み出される値に基づき補正する補正手段を備え
たものである。
【0007】
【作用】この発明においては、第2のメモリトランジス
タ、すなわちRef用メモリトランジスタからセンスア
ンプ回路に入力される値を、第1のメモリトランジス
タ、すなわち本番メモリトランジスタのしきい値電圧V
thの上昇に応じて補正できるので、書き込み,消去を
繰り返し行ってもデータを安定して読み出せる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、この発明の一実施例を示す構成図であ
る。図において、1は実際にデータの書き込み,読み出
し,消去等が行われる第1のメモリトランジスタとして
の本番メモリトランジスタで、ソースはグランドに接地
され、ゲートはx方向デコーダに接続されている。2は
y方向セレクタで、Nチャネルトランジスタで構成さ
れ、ソースは上記本番メモリトランジスタ1のドレイン
に、ゲートはy方向デコーダに接続されている。3は上
記本番メモリトランジスタ1の内容を判定するための基
準となる第2のメモリトランジスタとしてのRef用メ
モリトランジスタで、ソースはグランドに接地され、ゲ
ートはx方向デコーダに接続されている。7は上記Re
f用メモリトランジスタ3からセンスアンプ回路4に入
力される値(ビット線Brの電圧)を本番メモリトラン
ジスタ1から読み出される値(ビットBtの電圧)に基
づき補正する補正回路で、一方の入力端子はRef用メ
モリトランジスタ3のドレイン(ビット線Br)に接続
され、他方の入力端子はNチャネルトランジスタ2のド
レイン(ビット線Bt)に接続されている。4は上記本
番メモリトランジスタ1から読み出した値を上記補正回
路7を介して入力されるRef用メモリトランジスタ3
の値に基づき判定して出力するセンスアンプ回路で、一
方の入力端子はNチャネルトランジスタ2のドレイン
(ビット線Bt)と接続され、他方の入力端子は上記補
正回路7の出力(ビット線Br)と接続されている。
【0009】図2は上記補正回路7の構成を示すブロッ
ク図である。図において、8は比較部で、2つの入力端
子がそれぞれ本番メモリトランジスタ1とRef用メモ
リトランジスタ3からのビット線Bt,Brに接続され
ている。9は補正部で、その入力端子は上記比較部8の
出力端子に接続され、出力端子はセンスアンプ回路4の
ビット線Brの入力端子に接続されている。
【0010】次に、この実施例の動作について説明す
る。メモリからデータを読み出すタイミングは従来技術
と同じであるので説明を省略する。メモリからデータを
読み出す場合、補正回路7内の比較部8で、本番メモリ
トランジスタ1のビット線Btの電圧とRef用メモリ
トランジスタ3のビット線Brの電圧を比較する。本番
メモリトランジスタ1のビット線Btの電圧とRef用
メモリトランジスタ3のビット線Brの電圧の間で差が
生じないときは、補正部9でRef側のビット線Brの
補正は行わないが、メモリの書き込み,消去により、メ
モリトランジスタのブランク状態のしきい値電圧Vth
が上昇してくると本番メモリトランジスタ1のビット線
Btの電圧が上昇するので、本番メモリトランジスタ1
のビット線BtとRef用メモリトランジスタ3のビッ
ト線Brを比較すると差が生じる。補正部9はその差に
応じて図3に示すようにRef側のビット線Brに補正
をかける。つまり、差が小さい時は、その差に応じてR
ef側のビット線Brの電圧も上げるが、差が大きくな
ると、Ref側のビット線Brの電圧は一定値をとるよ
うに設定する。こうすることにより、メモリトランジス
タのブランク状態のしきい値電圧Vthが変化しても安
定してメモリからデータを読み出すことができる。
【0011】上記補正において、Ref用メモリトラン
ジスタ3のビット線Brの電圧の上昇を一定値で抑える
意味は次の通りである。すなわち、EPROM部のメモ
リトランジスタにデータの書き込み,紫外線による消去
を繰り返し行うと、メモリトランジスタのブランク状態
(メモリトランジスタのフローティングゲートに電荷が
蓄積されていない状態)のしきい値電圧Vthが上昇
(つまり、メモリトランジスタ1のビット線Btの電圧
が上昇)し、Ref用メモリトランジスタ3のビット線
Brの電圧を越えると、センスアンプ回路4は、メモリ
トランジスタ1がブランク状態であると判定できなくな
る。そこで、本番メモリトランジスタ1のブランク状態
のビット線Btの電圧とRef用メモリトランジスタ3
のブランク状態のビット線Brの電圧を比較し、本番メ
モリトランジスタ1のブランク状態のビット線Btの電
圧が高い場合には、補正回路7によりセンスアンプ回路
4のRef電圧入力側の電圧を上げるという補正を行う
が、Ref電圧入力側の電圧の上昇に上限を設定してお
かないと、逆にメモリトランジスタ1のフローティング
ゲートに電荷が蓄積された状態が読み出せなくなるの
で、メモリトランジスタ1のブランク状態のビット線B
tとRef用メモリトランジスタ3のブランク状態のビ
ット線Brの電圧差が大きくなると、Ref電圧入力側
の電圧がある一定値をとるようにしたものである。
【0012】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、デー
タの書き込み,読み出し,消去等が行われる第1のメモ
リトランジスタと、この第1のメモリトランジスタの内
容を判定するための基準となる第2のメモリトランジス
タと、上記第1のメモリトランジスタから読み出した値
を第2のメモリトランジスタの値に基づき判定して出力
するセンスアンプ回路とを有するメモリ装置において、
上記第2のメモリトランジスタからセンスアンプ回路に
入力される値を上記第1のメモリトランジスタから読み
出される値に基づき補正する補正手段を備えたので、E
PROM等の消去,書き込み回数に応じて、メモリトラ
ンジスタのブランク状態のしきい値電圧Vthが上昇し
ても、安定してメモリからデータを読み出すことができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】実施例における補正回路の構成を示すブロック
図である。
【図3】実施例における補正回路の動作説明図である。
【図4】従来例を示す構成図である。
【図5】従来例におけるセンスアンプ回路のタイミング
チャートである。
【図6】従来例におけるセンスアンプ回路の動作説明図
である。
【符号の説明】
1 本番メモリトランジスタ(第1のメモリトランジス
タ) 2 Nチャネルトランジスタ 3 Ref用メモリトランジスタ(第2のメモリトラン
ジスタ) 4 センスアンプ回路 5 制御端子 6 出力端子 7 補正回路(補正手段) 8 比較部 9 補正部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの書き込み,読み出し,消去等が
    行われる第1のメモリトランジスタと、この第1のメモ
    リトランジスタの内容を判定するための基準となる第2
    のメモリトランジスタと、上記第1のメモリトランジス
    タから読み出した値を第2メモリトランジスタの値に基
    づき判定して出力するセンスアンプ回路とを有するメモ
    リ装置において、上記第2のメモリトランジスタからセ
    ンスアンプ回路に入力される値を上記第1のメモリトラ
    ンジスタから読み出される値に基づき補正する補正手段
    を備えたことを特徴とするメモリ装置。
JP24432392A 1992-08-20 1992-08-20 メモリ装置 Pending JPH0668682A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24432392A JPH0668682A (ja) 1992-08-20 1992-08-20 メモリ装置

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ID=17117013

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JP (1) JPH0668682A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006011221A1 (ja) * 2004-07-30 2006-02-02 Spansion Llc 半導体装置および半導体装置にデータを書き込む方法
JPWO2010082243A1 (ja) * 2009-01-13 2012-06-28 パナソニック株式会社 不揮発性半導体メモリ及びメモリシステム

Cited By (5)

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