JPH0668638A - ディスクベースの記憶媒体ハウジング用のシャッタ及び製造方法 - Google Patents
ディスクベースの記憶媒体ハウジング用のシャッタ及び製造方法Info
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- JPH0668638A JPH0668638A JP5161691A JP16169193A JPH0668638A JP H0668638 A JPH0668638 A JP H0668638A JP 5161691 A JP5161691 A JP 5161691A JP 16169193 A JP16169193 A JP 16169193A JP H0668638 A JPH0668638 A JP H0668638A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/03—Containers for flat record carriers
- G11B23/0301—Details
- G11B23/0308—Shutters
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
- G11B33/02—Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
Abstract
(57)【要約】
【目的】 表面硬化コーティンク゛を施したアルミニウム合金から形
成されるヘット゛アクセスウィント゛ウ用シャッタを提供する。 【構成】 シャッタ(300)は、一体式側面脚部又はエフ゜ロン(20)
を伴い脊柱部(30)を形成するよう曲げられたアルミニウム合金
薄板ストック(200)から形成される。表面硬化コーティンク゛が脊柱
部に隣接する両脚部上に施されていて、シャッタ開口機構と
の接触の繰り返しによる塑性変形と金属破片物とを生じ
させがちな、シャッタ開口機構と係合するシャッタの領域におい
て耐磨耗性を増大させる。シャッタの製造方法は、薄板ストック
における塑性変形の生じやすいエッシ゛(40)を形成すること
になる位置に、スロットをスタンヒ゜ンク゛することを含む。表面硬
化コーティンク゛は、スタンヒ゜ンク゛された該エッシ゛を含む、シャッタの全
露出領域上に形成される。シャッタは、トリミンク゛されてその最
終寸法へとハ゜ンチンク゛され、脊柱部と脚部対を形成するよ
うに曲げられ、各脚部上に耐磨耗性エッシ゛が形成される。
成されるヘット゛アクセスウィント゛ウ用シャッタを提供する。 【構成】 シャッタ(300)は、一体式側面脚部又はエフ゜ロン(20)
を伴い脊柱部(30)を形成するよう曲げられたアルミニウム合金
薄板ストック(200)から形成される。表面硬化コーティンク゛が脊柱
部に隣接する両脚部上に施されていて、シャッタ開口機構と
の接触の繰り返しによる塑性変形と金属破片物とを生じ
させがちな、シャッタ開口機構と係合するシャッタの領域におい
て耐磨耗性を増大させる。シャッタの製造方法は、薄板ストック
における塑性変形の生じやすいエッシ゛(40)を形成すること
になる位置に、スロットをスタンヒ゜ンク゛することを含む。表面硬
化コーティンク゛は、スタンヒ゜ンク゛された該エッシ゛を含む、シャッタの全
露出領域上に形成される。シャッタは、トリミンク゛されてその最
終寸法へとハ゜ンチンク゛され、脊柱部と脚部対を形成するよ
うに曲げられ、各脚部上に耐磨耗性エッシ゛が形成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクベースの記憶
媒体に関するハウジング中のヘッドアクセスウィンドウ
用のシャッタに関する。さらに詳細には、表面硬化コー
ティング及びシャッタのエッジにそのようなコーティン
グを形成する方法に関する。
媒体に関するハウジング中のヘッドアクセスウィンドウ
用のシャッタに関する。さらに詳細には、表面硬化コー
ティング及びシャッタのエッジにそのようなコーティン
グを形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シャッタは、コンピュータ及び音響/映
像装置の広範囲において利用される「コンピュータマイ
クロディスク」及び「光ディスク」(産業上いくつかの
記憶装置がこのように呼ばれているが)を含む、しかし
これに限定されない、データ記憶装置のハウジングにお
けるヘッドアクセスウィンドウ上に用いられている。デ
ィスク型記憶媒体は磁気又は光学材料を含有可能であ
り、該記憶媒体はヘッドアクセスウィンドウ及びウィン
ドウ上の保護シャッタを含む保護外枠又はハウジングの
内部に含まれる。ハウジングはディスク駆動機構中に滑
動するように構成されていて、ディスク駆動機構はシャ
ッタを開くための機構と、ディスクベースの記憶媒体に
対して読込み及び/又は書込みを行うためのトランスデ
ューサ(駆動ヘッド)からなる。従来、シャッタを開口
する機構は、シャッタの両脚部に係合するよう配置され
たスチールピンを含み、ヘッドアクセスウィンドウを、
常閉位置の方向へと向かうシャッタの弾性バイアスに対
抗して開口する。シャッタは、ハウジングのヘッドアク
セスウィンドウ上に滑動可能に取り付けられていて、も
しシャッタがない場合にヘッドアクセスウィンドウを通
ってハウジング内に入り込むであろう埃や異物からディ
スク型記憶媒体を保護する。ハウジングが記憶媒体をそ
の中に伴ってディスク駆動機構に挿入される場合、シャ
ッタは、ヘッドアクセスウィンドウを開口して且つ読込
み及び/又は書込みトランスデューサに記憶媒体を露出
するように、シャッタを滑動する機構によって係合され
ている。シャッタを開口するピンの動作には、最初の衝
突と、それに続いてシャッタを常閉位置に保持する弾性
バイアスを克服するようシャッタのエッジ上で押し滑る
動作を含む。
像装置の広範囲において利用される「コンピュータマイ
クロディスク」及び「光ディスク」(産業上いくつかの
記憶装置がこのように呼ばれているが)を含む、しかし
これに限定されない、データ記憶装置のハウジングにお
けるヘッドアクセスウィンドウ上に用いられている。デ
ィスク型記憶媒体は磁気又は光学材料を含有可能であ
り、該記憶媒体はヘッドアクセスウィンドウ及びウィン
ドウ上の保護シャッタを含む保護外枠又はハウジングの
内部に含まれる。ハウジングはディスク駆動機構中に滑
動するように構成されていて、ディスク駆動機構はシャ
ッタを開くための機構と、ディスクベースの記憶媒体に
対して読込み及び/又は書込みを行うためのトランスデ
ューサ(駆動ヘッド)からなる。従来、シャッタを開口
する機構は、シャッタの両脚部に係合するよう配置され
たスチールピンを含み、ヘッドアクセスウィンドウを、
常閉位置の方向へと向かうシャッタの弾性バイアスに対
抗して開口する。シャッタは、ハウジングのヘッドアク
セスウィンドウ上に滑動可能に取り付けられていて、も
しシャッタがない場合にヘッドアクセスウィンドウを通
ってハウジング内に入り込むであろう埃や異物からディ
スク型記憶媒体を保護する。ハウジングが記憶媒体をそ
の中に伴ってディスク駆動機構に挿入される場合、シャ
ッタは、ヘッドアクセスウィンドウを開口して且つ読込
み及び/又は書込みトランスデューサに記憶媒体を露出
するように、シャッタを滑動する機構によって係合され
ている。シャッタを開口するピンの動作には、最初の衝
突と、それに続いてシャッタを常閉位置に保持する弾性
バイアスを克服するようシャッタのエッジ上で押し滑る
動作を含む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シャッタは通常ステン
レス鋼にて形成されているが、これはシャッタ開口機構
との接触摩耗には十分耐え得るが、アルミニウム合金の
ようなさらに柔軟性のあるさらに安価な金属と比較する
と使用上高価である。しかし、アルミニウム合金のシャ
ッタは通常、ディスク駆動機構への挿入の繰り返しによ
って、シャッタ開口機構との接触点において変形してす
り減ってしまい、それによる金属破片物を放出する。加
えて、変形したシャッタは、通常はプラスチックで形成
されているハウジングをすり減らし、それによるプラス
チック破片物を放出する。金属及びプラスチック破片物
は、ハウジング上に堆積され、ハウジング内に含まれる
ディスク型記憶媒体を汚染してしまい、ハウジング及び
シャッタを保護するという目的を損なう。
レス鋼にて形成されているが、これはシャッタ開口機構
との接触摩耗には十分耐え得るが、アルミニウム合金の
ようなさらに柔軟性のあるさらに安価な金属と比較する
と使用上高価である。しかし、アルミニウム合金のシャ
ッタは通常、ディスク駆動機構への挿入の繰り返しによ
って、シャッタ開口機構との接触点において変形してす
り減ってしまい、それによる金属破片物を放出する。加
えて、変形したシャッタは、通常はプラスチックで形成
されているハウジングをすり減らし、それによるプラス
チック破片物を放出する。金属及びプラスチック破片物
は、ハウジング上に堆積され、ハウジング内に含まれる
ディスク型記憶媒体を汚染してしまい、ハウジング及び
シャッタを保護するという目的を損なう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によると、ディス
クベースの記憶媒体用のハウジングにおけるヘッドアク
セスウインドウ用シャッタは、アルミニウム合金からス
タンピングされ、その上において選択的に、少なくとも
ディスク駆動機構のシャッタ開口機構に係合するシャッ
タのエッジ上には、耐磨耗性の、潤滑性、表面硬化コー
ティングが形成されている。
クベースの記憶媒体用のハウジングにおけるヘッドアク
セスウインドウ用シャッタは、アルミニウム合金からス
タンピングされ、その上において選択的に、少なくとも
ディスク駆動機構のシャッタ開口機構に係合するシャッ
タのエッジ上には、耐磨耗性の、潤滑性、表面硬化コー
ティングが形成されている。
【0005】本発明によるシャッタ及びその製造方法
は、接触表面における耐磨耗性、表面硬度及び潤滑性を
著しく増加させるように開口機構と接触しているシャッ
タのエッジ上に表面硬化コーティングを形成することに
基づく。
は、接触表面における耐磨耗性、表面硬度及び潤滑性を
著しく増加させるように開口機構と接触しているシャッ
タのエッジ上に表面硬化コーティングを形成することに
基づく。
【0006】
【実施例】図1の斜視図と図2の絵図を参照すると、デ
ータ記憶用ディスクのハウジング400の上で動作し、
脊柱部30及び脊柱部30の対向するエッジに沿って間
隔を置いて配置された一体のエプロン又は脚部20を含
む、従来型設計のシャッタ300が示されている。ここ
での記述は、説明を簡易化するために、長さの等しい脚
部20を備えた、即ち実質的に対称なシャッタ300を
参照している。シャッタ300は、全て従来様式と同様
に、各脚部又はエプロン20の開口部52と、シャッタ
300をハウジング内の溝に捕捉した状態に保持して置
くため及びシャッタにバネを取付けるためのいくつかの
タブ60とを含む。説明を簡易化するために、ここでの
記述は、アルミニウム合金で形成されるシャッタ300
を参照していて、それは主要表面と同様に、ディスク駆
動機構におけるシャッタ開口機構190(図2におけ
る)と接触するエッジ40の部分50に沿っても、陽極
処理が施されている。陽極処理されたアルミニウム合金
の表面は、金属の塑性変形及び結果的に生成される破片
物を著しく阻止する。図2に示すように、シャッタ30
0は、ハウジング400に滑動可能に取り付けられ、デ
ィスク駆動機構のシャッタ開口機構190に応答して側
面の経路に沿って移動する。矢印110は、ハウジング
400のディスク駆動機構への挿入方向を示す。シャッ
タ開口機構190が初期位置120から最終位置140
まで移動することによって、シャッタ300は、矢印1
60によって示される方向に、初期常閉位置130から
最終開位置150まで滑動する。矢印170は、挿入の
繰り返し及びシャッタ開口機構190のピンとの接触の
繰り返しにより、シャッタ300中の端部40の塑性変
形が生じる領域50を示している(図1中)。
ータ記憶用ディスクのハウジング400の上で動作し、
脊柱部30及び脊柱部30の対向するエッジに沿って間
隔を置いて配置された一体のエプロン又は脚部20を含
む、従来型設計のシャッタ300が示されている。ここ
での記述は、説明を簡易化するために、長さの等しい脚
部20を備えた、即ち実質的に対称なシャッタ300を
参照している。シャッタ300は、全て従来様式と同様
に、各脚部又はエプロン20の開口部52と、シャッタ
300をハウジング内の溝に捕捉した状態に保持して置
くため及びシャッタにバネを取付けるためのいくつかの
タブ60とを含む。説明を簡易化するために、ここでの
記述は、アルミニウム合金で形成されるシャッタ300
を参照していて、それは主要表面と同様に、ディスク駆
動機構におけるシャッタ開口機構190(図2におけ
る)と接触するエッジ40の部分50に沿っても、陽極
処理が施されている。陽極処理されたアルミニウム合金
の表面は、金属の塑性変形及び結果的に生成される破片
物を著しく阻止する。図2に示すように、シャッタ30
0は、ハウジング400に滑動可能に取り付けられ、デ
ィスク駆動機構のシャッタ開口機構190に応答して側
面の経路に沿って移動する。矢印110は、ハウジング
400のディスク駆動機構への挿入方向を示す。シャッ
タ開口機構190が初期位置120から最終位置140
まで移動することによって、シャッタ300は、矢印1
60によって示される方向に、初期常閉位置130から
最終開位置150まで滑動する。矢印170は、挿入の
繰り返し及びシャッタ開口機構190のピンとの接触の
繰り返しにより、シャッタ300中の端部40の塑性変
形が生じる領域50を示している(図1中)。
【0007】図3の絵図を参照すると、アルミニウム合
金薄板ストックのコイル200は、約0.20mm厚さの
アルミニウム合金薄板材料を、事前穿孔工具220を経
由して矢印210で示される方向に供給していて、この
工具は、その後シャッタ開口機構190に接するシャッ
タ300の領域50になるであろう繰り返し位置におい
て、間隔を置いて配置された一対のスロット250を、
アルミニウム薄板材料に沿って穿孔する。付加的開口即
ちパイロットホール240は、従来型設計の第二穿孔及
び形成工具(図示せず)においてシャッタブランク23
0の位置を整列させるために用いられ、これもまた事前
穿孔手段により形成され得る。もちろん、幾つものシャ
ッタブランクが、ロール200からの薄板ストックの幅
方向に交差して長さ方向に沿った配向でもって同時に事
前穿孔され得る。アルミニウム合金薄板ストックは次い
で、従来様式において陽極処理を施されて、シャッタ3
00の端部50を形成するスロット250中のエッジを
含む、全ての露出表面上に陽極処理コーティングが生成
される。そのように陽極処理されたアルミニウムコーテ
ィングは、従来型装置を使用した既知の様式に従って、
約0.00381mmの厚さに形成され得る。次いで、陽
極処理されたアルミニウム薄板は従来型設計の第二穿孔
及び形成工具(図示せず)を通して供給され、その場合
にスロット250の対はその後端(矢印210の方向へ
の薄板ストックの移動に関して)が、薄板ストックが後
でシャッタ周囲を表すライン254に沿って打ち抜き又
はせん断された場合に、シャッタブランク230の前端
となるように整列される。次いでシャッタ300の脊柱
部30が、アルミニウム薄板ストックの陽極処理後、シ
ャッタブランク230におけるライン256に沿って、
アルミニウム薄板ストックを曲げることによって形成さ
れ、シャッタブランクはさらに従来の様式に従って、ト
リミングされ、開口部、タブ等により整形及び穿孔され
得る。
金薄板ストックのコイル200は、約0.20mm厚さの
アルミニウム合金薄板材料を、事前穿孔工具220を経
由して矢印210で示される方向に供給していて、この
工具は、その後シャッタ開口機構190に接するシャッ
タ300の領域50になるであろう繰り返し位置におい
て、間隔を置いて配置された一対のスロット250を、
アルミニウム薄板材料に沿って穿孔する。付加的開口即
ちパイロットホール240は、従来型設計の第二穿孔及
び形成工具(図示せず)においてシャッタブランク23
0の位置を整列させるために用いられ、これもまた事前
穿孔手段により形成され得る。もちろん、幾つものシャ
ッタブランクが、ロール200からの薄板ストックの幅
方向に交差して長さ方向に沿った配向でもって同時に事
前穿孔され得る。アルミニウム合金薄板ストックは次い
で、従来様式において陽極処理を施されて、シャッタ3
00の端部50を形成するスロット250中のエッジを
含む、全ての露出表面上に陽極処理コーティングが生成
される。そのように陽極処理されたアルミニウムコーテ
ィングは、従来型装置を使用した既知の様式に従って、
約0.00381mmの厚さに形成され得る。次いで、陽
極処理されたアルミニウム薄板は従来型設計の第二穿孔
及び形成工具(図示せず)を通して供給され、その場合
にスロット250の対はその後端(矢印210の方向へ
の薄板ストックの移動に関して)が、薄板ストックが後
でシャッタ周囲を表すライン254に沿って打ち抜き又
はせん断された場合に、シャッタブランク230の前端
となるように整列される。次いでシャッタ300の脊柱
部30が、アルミニウム薄板ストックの陽極処理後、シ
ャッタブランク230におけるライン256に沿って、
アルミニウム薄板ストックを曲げることによって形成さ
れ、シャッタブランクはさらに従来の様式に従って、ト
リミングされ、開口部、タブ等により整形及び穿孔され
得る。
【0008】本発明における製造方法が、図4のフロー
チャートに示されている。説明を簡易化するために、こ
こでの記述は、主要な表面と、ディスク駆動機構のシャ
ッタ開口機構190と接触するエッジ40の部分50に
沿っても陽極処理を施した、アルミニウム合金から形成
されるシャッタ300を参照している。スタンピング段
階400において、コイル200からのアルミニウム薄
板ストックは、端部50を形成することになるスロット
250とパイロットホール又は位置合わせ開口240と
を、型抜きする事前穿孔又はスタンピング工具220を
通過する。その後、アルミニウム薄板ストックは従来様
式により陽極処理405されて、酸化アルミニウムコー
ティングが全露出表面及びエッジ上(スロット250の
内部を含む)に約0.00381mmの厚さで生成され
る。その後、個々のシャッタブランク230がトリミン
グされ、適所に全てのタブと開口を伴って最終寸法へと
穿孔408される。詳しく言えば、陽極処理及び事前穿
孔されたアルミニウム薄板ストックのコイルは、従来様
式により(任意の)適切な幅に切断406され、さらに
第二穿孔又はスタンピング工程を通過して、シャッタブ
ランク外周、取付又はロッキングタブとバネタブ60、
及びヘッドアクセスウィンドウ52が形成される。その
後、シャッタブランクは図1に示されるような脊柱部3
0、脚部20又はエプロンを形成するよう屈曲408さ
れる。そして脊柱部30及び脚部20のタブ60はディ
スクハウジングへの取付けのため及び常閉バネを従来の
様式で取付けるために適当な角度に曲げられ得る。その
後ブランクは、薄板ストックの長さ方向に沿って整列す
る脊柱部の端部において各ブランクを分離することによ
って、個々の完成したシャッタとして薄板ストックから
取りはずされ得る。これら個々のシャッタは、従来様式
で洗浄410され、常閉バネと共にディスクハウジング
上に組み立て412られて、図1及び図2に示されるよ
うに、ディスクハウジング上に保護シャッタが提供され
る。
チャートに示されている。説明を簡易化するために、こ
こでの記述は、主要な表面と、ディスク駆動機構のシャ
ッタ開口機構190と接触するエッジ40の部分50に
沿っても陽極処理を施した、アルミニウム合金から形成
されるシャッタ300を参照している。スタンピング段
階400において、コイル200からのアルミニウム薄
板ストックは、端部50を形成することになるスロット
250とパイロットホール又は位置合わせ開口240と
を、型抜きする事前穿孔又はスタンピング工具220を
通過する。その後、アルミニウム薄板ストックは従来様
式により陽極処理405されて、酸化アルミニウムコー
ティングが全露出表面及びエッジ上(スロット250の
内部を含む)に約0.00381mmの厚さで生成され
る。その後、個々のシャッタブランク230がトリミン
グされ、適所に全てのタブと開口を伴って最終寸法へと
穿孔408される。詳しく言えば、陽極処理及び事前穿
孔されたアルミニウム薄板ストックのコイルは、従来様
式により(任意の)適切な幅に切断406され、さらに
第二穿孔又はスタンピング工程を通過して、シャッタブ
ランク外周、取付又はロッキングタブとバネタブ60、
及びヘッドアクセスウィンドウ52が形成される。その
後、シャッタブランクは図1に示されるような脊柱部3
0、脚部20又はエプロンを形成するよう屈曲408さ
れる。そして脊柱部30及び脚部20のタブ60はディ
スクハウジングへの取付けのため及び常閉バネを従来の
様式で取付けるために適当な角度に曲げられ得る。その
後ブランクは、薄板ストックの長さ方向に沿って整列す
る脊柱部の端部において各ブランクを分離することによ
って、個々の完成したシャッタとして薄板ストックから
取りはずされ得る。これら個々のシャッタは、従来様式
で洗浄410され、常閉バネと共にディスクハウジング
上に組み立て412られて、図1及び図2に示されるよ
うに、ディスクハウジング上に保護シャッタが提供され
る。
【0009】
【発明の効果】本発明は上述のように構成され、ヘッド
アクセスウインドウ用シャッタは、アルミニウム合金か
らスタンピングされ、その上には、特にディスク駆動機
構のシャッタ開口機構に係合するシャッタのエッジ上に
は、耐磨耗性、潤滑性表面硬化コーティングが形成され
ていて、従来のステンレス鋼のシャッタに比べて安価で
ある上に、コーティングを施したことによりシャッタ開
口機構との耐磨耗性に優れ、シャッタの塑性変形及び金
属やプラスチック破片物を阻止することが可能になる。
よって、シャッタの開口機構との接触表面における耐磨
耗性、表面硬度及び潤滑性を著しく増加させ且つハウジ
ング及びシャッタ自身を保護するという本来の目的を十
分に達成する安価なヘッドアクセスウインドウ用シャッ
タが実現可能となる。
アクセスウインドウ用シャッタは、アルミニウム合金か
らスタンピングされ、その上には、特にディスク駆動機
構のシャッタ開口機構に係合するシャッタのエッジ上に
は、耐磨耗性、潤滑性表面硬化コーティングが形成され
ていて、従来のステンレス鋼のシャッタに比べて安価で
ある上に、コーティングを施したことによりシャッタ開
口機構との耐磨耗性に優れ、シャッタの塑性変形及び金
属やプラスチック破片物を阻止することが可能になる。
よって、シャッタの開口機構との接触表面における耐磨
耗性、表面硬度及び潤滑性を著しく増加させ且つハウジ
ング及びシャッタ自身を保護するという本来の目的を十
分に達成する安価なヘッドアクセスウインドウ用シャッ
タが実現可能となる。
【図1】一体式の脊柱部と脊柱部の対向する側部エッジ
に沿って下降しているエプロン又は脚部を示すシャッタ
の斜視図である。
に沿って下降しているエプロン又は脚部を示すシャッタ
の斜視図である。
【図2】ディスクハウジング上のシャッタとシャッタ開
口機構の係合ピンが辿る経路を示す絵図である。
口機構の係合ピンが辿る経路を示す絵図である。
【図3】金属薄板のコイルと、薄板ストックにスロット
及びパイロットホールを予め穿孔する型押し工具とを示
す絵図である。
及びパイロットホールを予め穿孔する型押し工具とを示
す絵図である。
【図4】本発明の組立段階の順序を示すフローチャート
である。
である。
20 エプロン又は脚部 30 脊柱部 40 エッジ 50 エッジの端部 200 薄板ストック 300 シャッタ 400 ハウジング
Claims (8)
- 【請求項1】 ディスクベースの記憶媒体のハウジング
上で使用するためのシャッタであって、 隔置された対向エッジを備えた脊柱部と、脊柱部の隔置
された両エッジに沿い且つ該脊柱部の隔置された該両エ
ッジに実質的に整列されている隔置された端部を有する
一体の脚部対とを形成するように曲げられた金属製本体
と、 少なくとも脊柱部に隣接した脚部の隔置された端部上に
施された、摩耗と変形を阻止するための表面硬化コーテ
ィングと、からなるシャッタ。 - 【請求項2】 表面硬化コーティングが陽極処理コーテ
ィングである、請求項1のシャッタ。 - 【請求項3】 金属製本体がアルミニウム合金であり、
陽極処理コーティングが脊柱部の端部に隣接する脚部の
隔置された端部上に施された酸化アルミニウムである、
請求項2のシャッタ。 - 【請求項4】 ディスクベースの記憶媒体のハウジング
上で使用するために薄板ストック金属からシャッタを製
造する方法であって、 薄板ストックの選択位置にエッジを有するスロットを形
成する段階と、 スタンピングされたスロットのエッジを含む薄板ストッ
クの全露出表面上に表面硬化コーティングを形成する段
階と、 シャッタを形成するよう薄板ストックをトリミング及び
穿孔する段階と、及びシャッタを屈曲して隔置された対
向エッジを備えた脊柱部と、脊柱部の隔置された両エッ
ジに沿い且つ該脊柱部の隔置された該両エッジと実質的
に整列されている隔置された端部を有する一体の脚部対
とを形成し、エッジが前記選択位置において表面硬化コ
ーティングを有し、実質的に脊柱部の端部と整列される
段階と、からなる製造方法。 - 【請求項5】 表面硬化コーティングが陽極処理工程を
用いて形成される、請求項4の方法。 - 【請求項6】 薄板ストックがアルミニウム合金であっ
て、陽極処理工程が薄板ストック上に酸化アルミニウム
層を形成する、請求項4の方法。 - 【請求項7】 ディスクベースの記憶媒体のハウジング
上で使用するためのシャッタを製造する方法であって、 シャッタのエッジを形成する段階と、 シャッタの前記エッジ上を含むシャッタ上に表面硬化コ
ーティングを形成する段階と、及び前記シャッタのエッ
ジに対する力の印加に応答してハウジング上で滑り移動
するようハウジング上にシャッタを装着する段階と、か
らなる製造方法。 - 【請求項8】 表面硬化コーティングの形成段階が、シ
ャッタの前記エッジ上に酸化アルミニウム層を形成する
ことを含む、アルミニウム合金シャッタを形成するため
の請求項7の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US909973 | 1992-07-07 | ||
US07/909,973 US5293294A (en) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | Shutter for disk-based memory medium housing and method of fabrication |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0668638A true JPH0668638A (ja) | 1994-03-11 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5161691A Pending JPH0668638A (ja) | 1992-07-07 | 1993-06-30 | ディスクベースの記憶媒体ハウジング用のシャッタ及び製造方法 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US5293294A (ja) |
EP (1) | EP0579943A3 (ja) |
JP (1) | JPH0668638A (ja) |
KR (1) | KR940006133A (ja) |
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JP3900674B2 (ja) * | 1998-05-11 | 2007-04-04 | ソニー株式会社 | ディスクカートリッジ |
JP2001222872A (ja) * | 2000-02-04 | 2001-08-17 | Sony Corp | ディスクカートリッジ及びディスクカートリッジのローディング方法 |
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-
1993
- 1993-06-07 EP EP19930109149 patent/EP0579943A3/en not_active Withdrawn
- 1993-06-28 KR KR1019930011845A patent/KR940006133A/ko not_active Application Discontinuation
- 1993-06-30 JP JP5161691A patent/JPH0668638A/ja active Pending
Also Published As
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EP0579943A3 (en) | 1994-06-29 |
EP0579943A2 (en) | 1994-01-26 |
KR940006133A (ko) | 1994-03-23 |
US5293294A (en) | 1994-03-08 |
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