JPH0668286B2 - フオイル軸受 - Google Patents

フオイル軸受

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JPH0668286B2
JPH0668286B2 JP59088021A JP8802184A JPH0668286B2 JP H0668286 B2 JPH0668286 B2 JP H0668286B2 JP 59088021 A JP59088021 A JP 59088021A JP 8802184 A JP8802184 A JP 8802184A JP H0668286 B2 JPH0668286 B2 JP H0668286B2
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foil
winding
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winding portion
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英文 斎藤
昌尚 安藤
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/02Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only
    • F16C17/024Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only with flexible leaves to create hydrodynamic wedge, e.g. radial foil bearings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、動圧気体軸受の一種であるフォイル軸受に関
するものである。
(ロ)従来技術 フォイル軸受では、従来、そのフォイル固定手段とし
て、第7図に示すように、フォイルaに別体のキーbを
スポット溶接で固着するとともに、第8図に示すよう
に、これをハウジングcに設けたキー溝dに嵌合させて
固定することが普通に行なわれている。
しかし、このような構造のものでは、フォイルにキーb
を溶接するための工程を要するばかりでなく、加工の寸
法公差でキーbとキー溝dとの間に間隙を生じると、フ
ォイルaがいわゆる「がたつき」を起こし易いという問
題があった。
(ハ)目的 本発明は、このような事情に着目してなされたもので、
フォイルにキーのような別体の固定用部材を取付けなけ
ればならない不便を解消すると同時に、多少の加工公差
によってもフォイルに不測のずれを生ずることのない構
造のフォイル軸受を提供することを目的としている。
(ニ)構成 本発明は、かかる目的を実現するために、フォイルの一
端側を複数巻きに巻回してフォイルの一端に巻回部を形
成するとともに、ハウジングまたは回転軸側に設けた溝
に前記巻回部を軸方向から挿入しかつその弾性回復力で
該巻回部を溝に密着させて、フォイルを固定するように
したことを特徴とするものである。
(ホ)実施例 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第4図を参照して
説明する。
まず、第1図は本発明で用いられるフォイルの一例を示
している。このフォイル1は、ステンレス薄板のような
1枚の弾性素材から成形したもので、所定の取付状態で
フォイル軸受に非接触に支承される回転軸の周囲に沿う
ように適宜の曲げ半径R1で彎曲させているとともに、そ
の一端に巻回部2を形成してなる。すなわち、フォイル
1は元の素材を一端側から適数回、例えば2〜3重に巻
回して、その一端に筒状の巻回部2を一体に形成してあ
り、この巻回部2の外側端部からフォイル2が延出され
るようにしてある。そして、この巻回部2の巻き半径R2
は、フォイル軸受のハウジング側に設けられる溝の内半
径よりも若干大きくするように調整してある。
しかして、このフォイル1は、第2図に示すようにし
て、ハウジング3の内面に取付けられる。このために、
ハウジング3の内面側には、それぞれ前記巻回部2を挿
入してフォイル1を固定するための軸方向の溝4、4・
・・が所定の配置状態で穿設してある。この各溝4は、
所定の内半径を有するとともに、フォイル1を導出した
状態でその巻回部2を脱出不能に固定すべくハウジング
3の内周面に口狭に開口するものとしている。そして、
この各溝4に軸方向から前記巻回部2をスライドさせて
挿入するようにする。このさい、予めフォイル1は、そ
の巻回部2を内側からさらに巻き込むようにしてその巻
き半径R2を溝4の内半径よりも小さいものに縮小し、同
時にこれによって該巻回部2に弾性回復力を貯えさせて
おく。そして、この状態を保持して、前記各溝4に対し
て巻回部2を緩嵌状態で挿入するとともに、挿入完了後
巻回部2に対する前記の巻き込み保持状態を解消するよ
うにする。すると、この巻回部2はそれ自身の弾性回復
力(スプリングバック力)で拡大し、溝4の内周面に適
当な圧力で密着されることになる。
なお、かかるフォイル1の巻回部2を内側に巻き込む力
で縮小させるための作業は、第4図に示すような補助器
具等を利用すれば容易になし得るものとなる。すなわ
ち、予め巻回部2の内側に位置するフォイル端部に折り
返し部6を設けておく一方、半径方向にスリット7を設
けた円柱器具8を使用し、これをそのスリット7に前記
折り返し部6を折り込む状態にして巻回部2の内部に挿
入して、巻回部2の巻き半径R2を縮小するときには、こ
の円柱器具8を回してその外周面にフォイルを巻き付け
るようにして巻回部2を内側に巻き込むのである。そし
て、巻回部2をハウジング3の溝4内で拡大させた後、
この円柱器具8を抜き取るようにすればよい。
このようにして、フォイル1はその巻回部2をハウジン
グ3の溝4に挿入しかつその弾性回復力で溝4に密着さ
せて、ハウジング3に固定される。第3図は、こうして
構成したフォイル軸受の構造を示し、各フォイル1はそ
の巻回部2でハウジング3に固定されているとともに、
ハウジング3内に浮遊状態に配置され、動圧を介し回転
力5を非接触で支持するものとなる。
このような構造のものでは、フォイル1の一端に形成さ
れた巻回部2がハウジング3の溝4に対する固定部とか
らなるから、勿論別体の固定部材を設ける必要がない上
に、その巻回部2がそれ自身の弾性回復力で溝4に密着
するものとしているから、各溝4の加工公差にかかわら
ず常に溝4に対して適合でき、このためフォイル1に
「がたつき」を生じるおそれを無くすることができる。
また、フォイル1は固定された巻回部2から一体に延出
しているものであるから、フォイル1の変形に対しバネ
作用を果すこの巻回部2が、フォイル1に対して良好な
弾性支持機能を与えるものとなり、各フォイル1のもつ
弾性を倍加できる効果がある。
特に、本実施例は巻回部2を複数回巻きにしているた
め、一回巻きに比べて次のような格別の効果が付随する
ものとなる。すなわち、本実施例によると、ハウジング
3側に設けた溝4に巻回部2を挿入する際に、予めその
巻回部2に巻数に応じて適切な弾性回復力(スプリング
バック力)を与えておくことで、その巻回部2を確実に
溝4に密着させて安定した取付状態を実現することがで
き、また、ヒンジシャフト部分の剛性を適度に高めてヒ
ンジ回転中心を安定させることができ、さらに、巻回部
2と溝4の係合状態を確実にしてヒンジシャフト部分が
溝4から飛び出しフォイル軸受が破損する不都合も確実
に解消することができるものとなる。
なお、本発明に係る構成は、フォイル軸受の構造種別に
制限されず、あらゆるフォイルおよびその固定部に適用
される。第5図は、かかる一例を示し、このものでは回
転軸5を1枚のアッパフォイル1′で包囲するようにし
ているとともに、該アッパフォイル1′を複数枚のアン
ダフォイル1″で支持するようにしている。しかして、
このようなものでも、やはりその一端に巻回部2′、
2″、2″・・・を形成し、これを前記実施例と同様に
してハウジング3に設けた溝4′、4″、4″・・・に
固定するようにすることができる。
また、フォイルを固定する側はハウジング側に限らず、
第6図に示すように、回転軸5側に溝4、4・・・
を設け、フォイル1、1・・・をやはりその巻回部
2、2・・・で固定するようにすることもできる。
なお、本発明を実施するに当って、フォイルの成形およ
びその巻回には種々の方式のものが採用可能であるが、
特に制限するものではない。また、フォイル巻回部にス
プリングバック力を与える手段も先に例示した巻き込み
方式によるもの以外にも様々の方式が適用可能である。
(ヘ)効果 本発明は、以上に述べた構成を具備してなるものである
から、フォイルに別体のキーのような固定用部材を取付
ける作業が不要になると同時に、その固定部をなす巻回
部が溝に対してその加工公差によらず密着してフォイル
の「がたつき」を確実に防止することができ、これによ
り安定な回転状態を約束することができる。また、本発
明ではフォイルに対し固定された巻回部が弾性支持機能
を発揮して、この点からも軸受性能を改善する効果を付
帯するものである。
また、本発明は、巻回部が一回巻きである態様を除外
し、複数巻きである態様を必須の構成要件としたため、
ハウジング側又は回転軸側に設けた溝に巻回部を挿入す
る際に、予めその巻回部に巻数に応じて適切な弾性回復
力(スプリングバック力)を与えておくことで、巻回部
を確実に溝に密着させて安定した取付状態を実現するこ
とができ、また、ヒンジシャフト部分の剛性を適度に高
めてヒンジ回転中心を安定させることができ、さらに、
巻回部と溝の係合状態を確実にしてヒンジシャフト部分
が溝から飛び出しフォイル軸受が破損する不都合も確実
に解消することができるなど、格別有益な効果が付随し
て奏されるものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、本発明の一実施例を示している。
すなわち、第1図はフォイルの斜視図、第2図はフォイ
ルのハウジングに対する組立状況を示す斜視図、第3図
はフォイル組立状態での軸受断面図、第4図はフォイル
の巻回部を縮小するための手段一例を示す断面図であ
る。第5図と第6図は、各、他の実施例を示す軸受断面
図である。第7図と第8図は従来例を示し、第7図は従
来フォイルの斜視図、第8図はその組立状態を示すハウ
ジングの一部断面図である。 1、1′、1″、1……フォイル 2、2′、2″、2……巻回部 3……ハウジング 4、4′、4″、4……溝 5……回転軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フォイルの一端側を複数巻きに巻回してフ
    ォイルの一端に巻回部を形成するとともに、ハウジング
    または回転軸側に設けた溝に前記巻回部を軸方向から挿
    入しかつその弾性回復力で該巻回部を溝に密着させて、
    フォイルを固定するようにしたことを特徴とするフォイ
    ル軸受。
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