JPH0668094B2 - 被覆用樹脂組成物 - Google Patents
被覆用樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH0668094B2 JPH0668094B2 JP61257888A JP25788886A JPH0668094B2 JP H0668094 B2 JPH0668094 B2 JP H0668094B2 JP 61257888 A JP61257888 A JP 61257888A JP 25788886 A JP25788886 A JP 25788886A JP H0668094 B2 JPH0668094 B2 JP H0668094B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- resin
- epoxy
- precondensate
- resin composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被覆用樹脂組成物に関するものである。更に
詳しくは、特定のキレート反応性ポリオール樹脂とアミ
ノ樹脂系硬化剤との組み合わせにより加熱硬化型塗膜形
成用として機械特製、特に密着性と防蝕性が優れた被覆
用樹脂組成物に関するものである。
詳しくは、特定のキレート反応性ポリオール樹脂とアミ
ノ樹脂系硬化剤との組み合わせにより加熱硬化型塗膜形
成用として機械特製、特に密着性と防蝕性が優れた被覆
用樹脂組成物に関するものである。
特に本発明は、錆の認められない鋼板や脱錆鋼板は勿論
のこと、下地処理の不備の鋼板及びアルミニウム板、亜
鉛鋼板、ステンレス板等に対しても優れた密着性及び防
蝕性を与える被覆用樹脂組成物に関するものである。
のこと、下地処理の不備の鋼板及びアルミニウム板、亜
鉛鋼板、ステンレス板等に対しても優れた密着性及び防
蝕性を与える被覆用樹脂組成物に関するものである。
従来のポリオール樹脂は、金属保護塗料として用いるに
はその密着性と防蝕性は充分ではなく、満足する性能を
発揮させるには、下地処理を充分に行う必要がある。こ
の下地処理を不充分に行った状態で塗装した場合、密着
不良を起こし、防蝕性能も著しく低下する。
はその密着性と防蝕性は充分ではなく、満足する性能を
発揮させるには、下地処理を充分に行う必要がある。こ
の下地処理を不充分に行った状態で塗装した場合、密着
不良を起こし、防蝕性能も著しく低下する。
本発明の目的は、下地処理を簡略化した鋼板或いはアル
ミニウム板、亜鉛鋼板、ステンレス板等に対しても優れ
た密着性と耐蝕性を有する被覆用樹脂組成物を提供する
ことにある。
ミニウム板、亜鉛鋼板、ステンレス板等に対しても優れ
た密着性と耐蝕性を有する被覆用樹脂組成物を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕 即ち本発明は、必須の成分として、エポキシ樹脂(A-
1)と、P-OH結合を少なくとも1個有するリンの酸、そ
のエステル又は塩(A-2)とから得られる予備縮合物に
エポキシ基と反応性を有するアミノ基を含む1級又は2
級のヒドロキシルアミン化合物(A-3)を反応せしめて
得られるポリオール樹脂(A)と、アミノ樹脂(B)と
を含有することを特徴とする被覆用樹脂組成物を提供す
るものである。
1)と、P-OH結合を少なくとも1個有するリンの酸、そ
のエステル又は塩(A-2)とから得られる予備縮合物に
エポキシ基と反応性を有するアミノ基を含む1級又は2
級のヒドロキシルアミン化合物(A-3)を反応せしめて
得られるポリオール樹脂(A)と、アミノ樹脂(B)と
を含有することを特徴とする被覆用樹脂組成物を提供す
るものである。
本発明の組成物に於いて、予備縮合物は、エポキシ樹脂
(A-1)と、リン酸類、水酸基を含有するリン酸エステ
ル類又はそれらの塩類等(A-2)とを、エポキシ基が残
存する割合で溶剤の存在下又は不存在下に加熱処理する
ことにより得られる。
(A-1)と、リン酸類、水酸基を含有するリン酸エステ
ル類又はそれらの塩類等(A-2)とを、エポキシ基が残
存する割合で溶剤の存在下又は不存在下に加熱処理する
ことにより得られる。
加熱温度としては特に限定はないが、エポキシ樹脂の分
解が起こらず、且つ適当な時間で反応が終了するべく50
〜130℃で行うのが良い。
解が起こらず、且つ適当な時間で反応が終了するべく50
〜130℃で行うのが良い。
ここで使用するエポキシ樹脂(A-1)としては、式 で示される置換又は非置換のグリシジルエーテル基を分
子内に1個より多く有するもの等種々のものを用いるこ
とができ、エポキシ当量には特に制限はないが、好まし
くはエポキシ当量200〜1000程度のものが良い。
子内に1個より多く有するもの等種々のものを用いるこ
とができ、エポキシ当量には特に制限はないが、好まし
くはエポキシ当量200〜1000程度のものが良い。
本発明に用いられる少なくとも1個のP-OH結合を有する
リンの酸としては、例えばオルトリン酸、メタリン酸、
ピロリン酸、亜リン酸、ポリリン酸、ホスホン酸、ホス
フィン酸等が挙げられ、特にオルトリン酸が好ましい。
リンの酸としては、例えばオルトリン酸、メタリン酸、
ピロリン酸、亜リン酸、ポリリン酸、ホスホン酸、ホス
フィン酸等が挙げられ、特にオルトリン酸が好ましい。
また、リンの酸のエステルとしては、上記のリンの酸の
エステル、好ましくは炭素原子数8程度までのアルキル
エステル(水酸基を1個以上有するもの)及びヒドロキ
シアルキルエステル、例えば、エチル、n−ブチル、2
−エチルヘキシル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシブチ
ル、ヒドロキシプロピル、ヒドロキシペンチル等の基を
持つものが挙げられ、特にn−ブチル又は2−エチルヘ
キシルのモノ又はジ−リン酸エステルが好ましい。
エステル、好ましくは炭素原子数8程度までのアルキル
エステル(水酸基を1個以上有するもの)及びヒドロキ
シアルキルエステル、例えば、エチル、n−ブチル、2
−エチルヘキシル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシブチ
ル、ヒドロキシプロピル、ヒドロキシペンチル等の基を
持つものが挙げられ、特にn−ブチル又は2−エチルヘ
キシルのモノ又はジ−リン酸エステルが好ましい。
また、リンの酸の塩としては、上記のリンの酸の塩、例
えばカリウム、ナトリウム、リチウム、カルシウム、亜
鉛、アルミニウム、スズ、バリウム等の塩が挙げられ、
特にカリウム、ナトリウム又はカルシウムの第1又は第
2リン酸塩が好ましい。
えばカリウム、ナトリウム、リチウム、カルシウム、亜
鉛、アルミニウム、スズ、バリウム等の塩が挙げられ、
特にカリウム、ナトリウム又はカルシウムの第1又は第
2リン酸塩が好ましい。
エポキシ樹脂(A-1)とリン酸類(A-2)との反応はエポ
キシ樹脂中のエポキシ基1当量当たりリン酸塩の水酸基
が0.05〜0.9当量、好ましくは0.05〜0.4当量となるよう
な割合で行うのが良く、生成した変性エポキシ樹脂(予
備縮合物)のエポキシ当量は3000以下とするのがよい。
キシ樹脂中のエポキシ基1当量当たりリン酸塩の水酸基
が0.05〜0.9当量、好ましくは0.05〜0.4当量となるよう
な割合で行うのが良く、生成した変性エポキシ樹脂(予
備縮合物)のエポキシ当量は3000以下とするのがよい。
本発明のポリオール樹脂(A)はかかる予備縮合物とア
ミノ基を含む化合物(A-3)例えば第1級アミン又は第
2級アミンを反応させて得られるが、アミノ基を含む化
合物(A-3)として特に好ましいものは水酸基を含有す
るヒドロキシルアミンである。第1級アミンとしては、
例えばメチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン
等、第2級アミンとしては、例えばジブチルアミン等、
またヒドロキシルアミンとしては、例えばエタノールア
ミン、プロパノールアミン、ジエタノールアミン、ジイ
ソプロパノールアミン等が挙げられる。
ミノ基を含む化合物(A-3)例えば第1級アミン又は第
2級アミンを反応させて得られるが、アミノ基を含む化
合物(A-3)として特に好ましいものは水酸基を含有す
るヒドロキシルアミンである。第1級アミンとしては、
例えばメチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン
等、第2級アミンとしては、例えばジブチルアミン等、
またヒドロキシルアミンとしては、例えばエタノールア
ミン、プロパノールアミン、ジエタノールアミン、ジイ
ソプロパノールアミン等が挙げられる。
予備縮合物とアミノ基含有化合物(A-3)との反応割合
は前者が有しているエポキシ基に対する後者が有してい
る、エポキシ基と反応性を有する基の割合が1.1〜0.7、
特に1.0〜0.9となるような割合が好ましい。
は前者が有しているエポキシ基に対する後者が有してい
る、エポキシ基と反応性を有する基の割合が1.1〜0.7、
特に1.0〜0.9となるような割合が好ましい。
予備縮合物とアミノ基含有化合物(A-3)の反応は触媒
なしで例えば60〜150℃の温度で行うことができる。
なしで例えば60〜150℃の温度で行うことができる。
本発明に用いられるアミノ樹脂(B)としては、例えば
尿素とホルムアルデヒド類(主としてホルムアルデヒ
ド)との縮合反応によって得られる尿素樹脂及び尿素の
代わりにチオ尿素を用いたチオ尿素樹脂、メラミンとホ
ルムアルデヒド類とを反応させて得られるメラミン樹
脂、グアナミンとホルムアルデヒド類を反応させて得ら
れるグアナミン樹脂及び/又はこれらの共縮合樹脂等が
挙げられる。これは何れもアルコール類、例えばメチル
アルコール、ブチルアルコール等にてメチル化、ブチル
化したものも使用することができる。
尿素とホルムアルデヒド類(主としてホルムアルデヒ
ド)との縮合反応によって得られる尿素樹脂及び尿素の
代わりにチオ尿素を用いたチオ尿素樹脂、メラミンとホ
ルムアルデヒド類とを反応させて得られるメラミン樹
脂、グアナミンとホルムアルデヒド類を反応させて得ら
れるグアナミン樹脂及び/又はこれらの共縮合樹脂等が
挙げられる。これは何れもアルコール類、例えばメチル
アルコール、ブチルアルコール等にてメチル化、ブチル
化したものも使用することができる。
本発明の被覆用樹脂組成物は、ポリオール樹脂(A)10
0重量部に対してアミノ樹脂2〜40重量部、好ましくは
5〜25重量部使用するのが良い。
0重量部に対してアミノ樹脂2〜40重量部、好ましくは
5〜25重量部使用するのが良い。
アミノ樹脂が2重量部未満になると、上塗り塗料を塗装
した時の硬化が進みにくくなり、逆に40重量部を越えた
ときには上塗り塗装との層間密着性が悪くなる傾向にあ
り、経日劣化を生じ易くなる。
した時の硬化が進みにくくなり、逆に40重量部を越えた
ときには上塗り塗装との層間密着性が悪くなる傾向にあ
り、経日劣化を生じ易くなる。
本発明による塗料組成物は、通常炉温150〜300℃で数分
〜数十秒の焼付け条件で硬化でき、特に短時間焼付けを
しようとする場合には、200〜300℃で20秒〜60秒の焼付
け条件で硬化することができる。
〜数十秒の焼付け条件で硬化でき、特に短時間焼付けを
しようとする場合には、200〜300℃で20秒〜60秒の焼付
け条件で硬化することができる。
また、本発明による被覆用樹脂組成物は、焼付け塗膜形
成後そのままでも使用できるし、上塗り塗料として、ア
クリル樹脂、ウレタン、ポリエステル樹脂等の塗料を使
用する事もできる。
成後そのままでも使用できるし、上塗り塗料として、ア
クリル樹脂、ウレタン、ポリエステル樹脂等の塗料を使
用する事もできる。
本発明の被覆用樹脂組成物は、各種硬化促進剤、通常の
防錆顔料、着色顔料、体質顔料、溶剤、その他の添加剤
を加えることができる。
防錆顔料、着色顔料、体質顔料、溶剤、その他の添加剤
を加えることができる。
以下、本発明を実施例により更に詳述する。
尚、例中の部は重量基準である。
製造例1 ビスフェノールA・ジグリシジルエーテル(エポキシ当
量=470)100部とリン酸モノエチル5部とキシレン35部
を混合して90℃で4時間撹拌反応を行い、得られた予備
縮合物を〔I〕とする。
量=470)100部とリン酸モノエチル5部とキシレン35部
を混合して90℃で4時間撹拌反応を行い、得られた予備
縮合物を〔I〕とする。
予備縮合物〔I〕(固型分=75%)100部に対してジエ
タノールアミン14部を加え、70℃で3時間撹拌してポリ
オール樹脂(I)を得た。
タノールアミン14部を加え、70℃で3時間撹拌してポリ
オール樹脂(I)を得た。
該ポリオール樹脂(I)の水酸基当量は350であった。
製造例2 ビスフェノールF・ジグリシジルエーテル(エポキシ当
量=280)100部とビスフェノールA・プロピレンオキサ
イド付加物のジグリシジルエーテル(エポキシ当量=34
0)50部とキシレン70部と第2リン酸カリウム17部とを
混合して110℃で5時間撹拌反応を行い、得られた予備
縮合物を〔II〕とする。
量=280)100部とビスフェノールA・プロピレンオキサ
イド付加物のジグリシジルエーテル(エポキシ当量=34
0)50部とキシレン70部と第2リン酸カリウム17部とを
混合して110℃で5時間撹拌反応を行い、得られた予備
縮合物を〔II〕とする。
予備縮合物〔II〕(固型分=70%)100部に対してジイ
ソプロパノールアミン28部を加え、80℃で2時間撹拌し
てポリオール樹脂(II)を得た。
ソプロパノールアミン28部を加え、80℃で2時間撹拌し
てポリオール樹脂(II)を得た。
該ポリオール樹脂(II)の水酸基当量は370であった。
製造例3 ビスフェノールA・ジグリシジルエーテル(エポキシ当
量=260)100部とアデカグリシロールED-501(エポキシ
当量=300)25部とキシレン30部を混合してジブチルア
ミン58部を加え、80℃で2時間撹拌してポリオール樹脂
(III)を得た。
量=260)100部とアデカグリシロールED-501(エポキシ
当量=300)25部とキシレン30部を混合してジブチルア
ミン58部を加え、80℃で2時間撹拌してポリオール樹脂
(III)を得た。
該ポリオール樹脂(III)の水酸基当量は210であった。
製造例4 ビスフェノールA・ジグリシジルエーテル(エポキシ当
量=470)100部とキシレン55部とジエタノールアミン22
部を加え、70℃で3時間撹拌してポリオール樹脂(IV)
を得た。
量=470)100部とキシレン55部とジエタノールアミン22
部を加え、70℃で3時間撹拌してポリオール樹脂(IV)
を得た。
該ポリオール樹脂(IV)の水酸基当量は270であった。
製造例5 ビスフェノールF・ジグリシジルエーテル(エポキシ当
量=280)100部とビスフェノールA・プロピレンオキサ
イド付加物のジグリシジルエーテル(エポキシ当量=34
0)50部とキシレン70部とジイソプロパノールアミン67
部を加え、80℃で2時間撹拌してポリオール樹脂(V)
を得た。
量=280)100部とビスフェノールA・プロピレンオキサ
イド付加物のジグリシジルエーテル(エポキシ当量=34
0)50部とキシレン70部とジイソプロパノールアミン67
部を加え、80℃で2時間撹拌してポリオール樹脂(V)
を得た。
該ポリオール樹脂(V)の水酸基当量は190であった。
実施例1〜2、比較例1〜3 上記の製造例1〜5で得られたポリオール樹脂(I)〜
(V)を用い、表1に示す組成を有する組成物を得た。
かかる組成物の塗膜性能試験結果を表1に示す。
(V)を用い、表1に示す組成を有する組成物を得た。
かかる組成物の塗膜性能試験結果を表1に示す。
製造例A ビスフェノールA・ジグリシジルエーテル(エポキシ当
量=260)100部とアデカグリシロールED-501(エポキシ
当量=300)25部とキシレン33部とオルトリン酸6部を
混合し、80℃で5時間反応を行い、得られた予備縮合物
を〔A〕とする。
量=260)100部とアデカグリシロールED-501(エポキシ
当量=300)25部とキシレン33部とオルトリン酸6部を
混合し、80℃で5時間反応を行い、得られた予備縮合物
を〔A〕とする。
予備縮合物〔A〕(固形分=80%)100部に対してエタ
ノールアミン10部を加え、80℃で2時間撹拌してポリオ
ール樹脂(A)を得た。
ノールアミン10部を加え、80℃で2時間撹拌してポリオ
ール樹脂(A)を得た。
該ポリオール樹脂(A)の水酸基当量は130であった。
製造例B ビスフェノールA.ジグリシジルエーテル(エポキシ当量
=260)100部とアデカグリシロールED-501(エポキシ当
量=300)25部とキシレン33部とオルトリン酸6部を混
合し、80℃で5時間反応を行い、得られた予備縮合物を
〔A〕とする。
=260)100部とアデカグリシロールED-501(エポキシ当
量=300)25部とキシレン33部とオルトリン酸6部を混
合し、80℃で5時間反応を行い、得られた予備縮合物を
〔A〕とする。
予備縮合物〔A〕(固形分=80%)100部に対してN-エ
チルモルホリン20部を加え、80℃で2時間撹拌してポリ
オール樹脂(B)を得た。
チルモルホリン20部を加え、80℃で2時間撹拌してポリ
オール樹脂(B)を得た。
該ポリオール樹脂(B)の水酸基当量は280であった。
製造例C ビスフェノールA・ジグリシジルエーテル(エポキシ当
量=260)100部とアデカグリシロールED-501(エポキシ
当量=300)25部とキシレン33部とオルトリン酸6部を
混合し、80℃で5時間反応を行い、得られた予備縮合物
を〔A〕とする。
量=260)100部とアデカグリシロールED-501(エポキシ
当量=300)25部とキシレン33部とオルトリン酸6部を
混合し、80℃で5時間反応を行い、得られた予備縮合物
を〔A〕とする。
予備縮合物〔A〕(固形分=80%)100部に対して、ジ
メチルエタノールアミン15部を、別に脱イオン水50部に
混合したものを15分間かけて加え、80℃で2時間撹拌し
てポリオール樹脂(C)を得た。
メチルエタノールアミン15部を、別に脱イオン水50部に
混合したものを15分間かけて加え、80℃で2時間撹拌し
てポリオール樹脂(C)を得た。
該ポリオール樹脂(C)の水酸基当量は200であった。
実施例A、比較例A〜B 上記の製造例A〜Cで得られたポリオール樹脂(A)〜
(C)を用い、表2に示す組成を有する組成物を得た。
かかる組成物の塗膜性能試験結果を表2に示す。
(C)を用い、表2に示す組成を有する組成物を得た。
かかる組成物の塗膜性能試験結果を表2に示す。
〔発明の効果〕 本発明により、下地処理を簡略化した鋼板、アルミニウ
ム板、亜鉛鋼板、ステンレス板等に対しても優れた密着
性と耐蝕性を有する被覆用樹脂組成物を得ることができ
る。
ム板、亜鉛鋼板、ステンレス板等に対しても優れた密着
性と耐蝕性を有する被覆用樹脂組成物を得ることができ
る。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−130328(JP,A) 特開 昭61−98724(JP,A) 特開 昭59−81326(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】必須の成分として、エポキシ樹脂(A-1)
と、P-OH結合を少なくとも1個有するリンの酸、そのエ
ステル又は塩(A-2)とから得られる予備縮合物にエポ
キシ基と反応性を有するアミノ基を含む1級又は2級の
ヒドロキシルアミン化合物(A-3)を反応せしめて得ら
れるポリオール樹脂(A)と、アミノ樹脂(B)とを含
有することを特徴とする被覆用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61257888A JPH0668094B2 (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | 被覆用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61257888A JPH0668094B2 (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | 被覆用樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63112667A JPS63112667A (ja) | 1988-05-17 |
JPH0668094B2 true JPH0668094B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=17312577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61257888A Expired - Lifetime JPH0668094B2 (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | 被覆用樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0668094B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5981336A (ja) * | 1982-10-30 | 1984-05-11 | Showa Denko Kk | ポリオレフインのゲル化方法 |
US4598109A (en) * | 1984-10-18 | 1986-07-01 | Desoto, Inc. | Production of epoxy phosphates |
US4638020A (en) * | 1984-11-23 | 1987-01-20 | Ppg Industries, Inc. | Aqueous composition comprising a phosphated epoxy and non-self dispersible resin |
-
1986
- 1986-10-29 JP JP61257888A patent/JPH0668094B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63112667A (ja) | 1988-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0170474B1 (en) | Water-borne coating compositions containing metallic pigment having reduced tendency to gas generation on storage | |
EP0119769B1 (en) | Heat-curable resin coating composition | |
KR900007873B1 (ko) | 경화성 피복조성물 및 이에 유용한 에폭시수지 부가물 | |
US4507363A (en) | Polyoxyalkyleneamine modified epoxy coatings for corroded metal surfaces | |
US4702962A (en) | Coating composition | |
KR20070086320A (ko) | 방식 도료 조성물 | |
KR20160007493A (ko) | 에폭시 수지 조성물 | |
JPS5863758A (ja) | 被覆用組成物 | |
JP4662655B2 (ja) | 水性樹脂組成物 | |
JPS6336355B2 (ja) | ||
JPH0668094B2 (ja) | 被覆用樹脂組成物 | |
JPS5869265A (ja) | 塗料組成物 | |
JP2002327040A (ja) | リン酸変性エポキシ樹脂の製造方法並びに該リン酸変性エポキシ樹脂を用いる一液性熱硬化性塗料組成物及び塗膜 | |
JPH06136303A (ja) | 電着塗料組成物 | |
US4781984A (en) | Aromatic polyether resins having improved adhesion | |
JPH0246073B2 (ja) | ||
JPH0245664B2 (ja) | ||
JPH0649392A (ja) | 腐食防止用プライマー | |
Tator | Epoxy resins and curatives | |
US7067047B2 (en) | Electro-dip coating method | |
GB2109383A (en) | Anti-corrosion epoxy resin coating composition | |
JP2003165948A (ja) | 下塗塗料組成物及びこれを用いた補修塗装方法 | |
JPH06136302A (ja) | 電着塗料組成物 | |
JPS59105056A (ja) | 被覆用樹脂組成物 | |
JP3100207B2 (ja) | 水溶性被覆用樹脂組成物 |