JPH0667810B2 - 安定な、輸送可能な、パーオキシ含有殺微生物剤 - Google Patents
安定な、輸送可能な、パーオキシ含有殺微生物剤Info
- Publication number
- JPH0667810B2 JPH0667810B2 JP62505207A JP50520787A JPH0667810B2 JP H0667810 B2 JPH0667810 B2 JP H0667810B2 JP 62505207 A JP62505207 A JP 62505207A JP 50520787 A JP50520787 A JP 50520787A JP H0667810 B2 JPH0667810 B2 JP H0667810B2
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N37/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most two bonds to halogen, e.g. carboxylic acids
- A01N37/16—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most two bonds to halogen, e.g. carboxylic acids containing the group; Thio analogues thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N59/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing elements or inorganic compounds
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、わずかな制約のもとに連邦規制法表題49規則
(運搬輸送規制法部門)に基づいて輸送し得るパーオキ
シ含有化合物及び過酸化水素の濃度を含む安定な殺微生
物剤に関するものである。特に詳しくは、本発明は長期
貯蔵安定性を有し且つ室温並びに高められた温度におい
て有効な殺微生物性を保持する溶液を含む過酢酸/過酸
化水素に対するものである。好ましい形態において、本
発明製剤は過酸化水素の量よりも過酢酸と酢酸とを相当
多量に含む。過酢酸と酢酸との混合量に関する場合に
は、用語過酸が使用されるであろう。
(運搬輸送規制法部門)に基づいて輸送し得るパーオキ
シ含有化合物及び過酸化水素の濃度を含む安定な殺微生
物剤に関するものである。特に詳しくは、本発明は長期
貯蔵安定性を有し且つ室温並びに高められた温度におい
て有効な殺微生物性を保持する溶液を含む過酢酸/過酸
化水素に対するものである。好ましい形態において、本
発明製剤は過酸化水素の量よりも過酢酸と酢酸とを相当
多量に含む。過酢酸と酢酸との混合量に関する場合に
は、用語過酸が使用されるであろう。
背景技術 パーオキシ含有組成物はそれらの殺微生物活性のために
消毒剤として長く使用されてきた。多価金属カチオンの
存在下では、パーオキシ化合物は分解し易い。この傾向
を減少させるため、安定剤の使用が提案されてきた。パ
ーオキシ系の別の不利益は、過酢酸を含む高濃度パーオ
キシ化合物は取り扱いが非常に難しく、皮膚に対して腐
食性であり、且つ毒性があると云うことである。高濃度
形態は発火及び爆発の恐れがあるかもしれない。容器の
非通気性が必須である。これらの理由のために、従来技
術製剤の輸送は限られた方法において許されるのみであ
る。
消毒剤として長く使用されてきた。多価金属カチオンの
存在下では、パーオキシ化合物は分解し易い。この傾向
を減少させるため、安定剤の使用が提案されてきた。パ
ーオキシ系の別の不利益は、過酢酸を含む高濃度パーオ
キシ化合物は取り扱いが非常に難しく、皮膚に対して腐
食性であり、且つ毒性があると云うことである。高濃度
形態は発火及び爆発の恐れがあるかもしれない。容器の
非通気性が必須である。これらの理由のために、従来技
術製剤の輸送は限られた方法において許されるのみであ
る。
従来の研究において、貯蔵の際に安定であると主張され
るパーオキシ含有殺微生物剤が提案された。これらの中
に、ボーイング(Bowing)他、アメリカ合衆国第405104
9号の特許がある。この特許には、過酢酸又はその先駆
物質0.5ないし20%、過酸化水素25ないし40%、及びア
ニオン性界面活性剤0ないし5%を含む製剤が開示され
ている。前記消毒剤の製剤は、圧力上昇及び貯蔵容器の
破裂を防ぐために貯蔵容器の通気を必要とする。これら
の従来技術製剤は、連邦規制法の一連の規則に基づくい
ずれかの市販運搬容器による輸送のためには不適当であ
る。
るパーオキシ含有殺微生物剤が提案された。これらの中
に、ボーイング(Bowing)他、アメリカ合衆国第405104
9号の特許がある。この特許には、過酢酸又はその先駆
物質0.5ないし20%、過酸化水素25ないし40%、及びア
ニオン性界面活性剤0ないし5%を含む製剤が開示され
ている。前記消毒剤の製剤は、圧力上昇及び貯蔵容器の
破裂を防ぐために貯蔵容器の通気を必要とする。これら
の従来技術製剤は、連邦規制法の一連の規則に基づくい
ずれかの市販運搬容器による輸送のためには不適当であ
る。
濃厚パーオキシ化合物の酸化剤としての性質のために、
厳しい輸送規制法が公布されてきた。比較的高濃度のパ
ーオキシ化合物は通気性容器に入れて輸送しなければな
らず、そして酸素ガスの発生及び続く輸送容器からの該
ガスの発生のために市販の運搬容器によっては飛行機で
輸送することはできない。
厳しい輸送規制法が公布されてきた。比較的高濃度のパ
ーオキシ化合物は通気性容器に入れて輸送しなければな
らず、そして酸素ガスの発生及び続く輸送容器からの該
ガスの発生のために市販の運搬容器によっては飛行機で
輸送することはできない。
上記のボーイング他のような濃厚物の使用者は、稀釈の
ために超純水を供給することができなければならず、且
つ腐食性で毒性の前記濃厚物を取り扱うために準備をし
なければならない。
ために超純水を供給することができなければならず、且
つ腐食性で毒性の前記濃厚物を取り扱うために準備をし
なければならない。
発明の開示 本発明は非通気性容器に入れて飛行機により輸送し得る
安定なパーオキシ含有殺微生物剤を提供する。この殺微
生物剤は過酸化水素を8重量%未満、そして好ましくは
2重量%未満含み、且つ過酢酸、酢酸、及びその混合物
からなる群から選ばれた全酸を約11重量%未満、そして
好ましくは6%含む。安定性は全酸対酸化水素の比率が
約1.0と11との間であるような前記殺微生物剤を調製す
ることにより得られる。安定性は1−ヒドロキシエチリ
デン−1,1−ジホスホン酸及びエチレンジアミン四酢酸
(EDTA)及び多価金属カチオンを封鎖することができる
その塩のような金属イオン封鎖剤により強めてもよい。
安定なパーオキシ含有殺微生物剤を提供する。この殺微
生物剤は過酸化水素を8重量%未満、そして好ましくは
2重量%未満含み、且つ過酢酸、酢酸、及びその混合物
からなる群から選ばれた全酸を約11重量%未満、そして
好ましくは6%含む。安定性は全酸対酸化水素の比率が
約1.0と11との間であるような前記殺微生物剤を調製す
ることにより得られる。安定性は1−ヒドロキシエチリ
デン−1,1−ジホスホン酸及びエチレンジアミン四酢酸
(EDTA)及び多価金属カチオンを封鎖することができる
その塩のような金属イオン封鎖剤により強めてもよい。
更に、界面活性剤例えばソルビタンモノパルミテート、
ポリオキシエチレン(2)セチルエーテル、ポリオキシ
エチレン(20)ソルビタンモノパルミテート、ラウリル
硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン
を、前記殺微生物剤の湿潤及び可溶化作用を増強するた
めに0ないし約1%の濃度で含んでもよい。
ポリオキシエチレン(2)セチルエーテル、ポリオキシ
エチレン(20)ソルビタンモノパルミテート、ラウリル
硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン
を、前記殺微生物剤の湿潤及び可溶化作用を増強するた
めに0ないし約1%の濃度で含んでもよい。
そうして製造した殺微生物剤は有効な抗微生物化合物で
ある。この製剤がおよそ約2%の過酸化水素を有する場
合には、前記殺微生物剤はどこでも必要とされる所へ飛
行機により輸送することができる。この殺微生物剤は過
酸化水素対過酢酸及び酢酸の前記唯一の比率のために全
く安定である。
ある。この製剤がおよそ約2%の過酸化水素を有する場
合には、前記殺微生物剤はどこでも必要とされる所へ飛
行機により輸送することができる。この殺微生物剤は過
酸化水素対過酢酸及び酢酸の前記唯一の比率のために全
く安定である。
最終生成物の成分として過酢酸を使用する本発明の利点
が記載されるであろう。本発明の製剤においては、多量
の酢酸及びもちろん過酸化水素も存在するであろう。お
よそ2%又はそれ未満の過酸化水素を含む本発明の製剤
は、軽量のポリエチレン瓶中に封入し、次いで貯蔵し、
次いで適当な期間にわたって十分な圧力上昇を起すこと
なく輸送することができる。この溶液は燃焼又は漂白作
用を生ずることなく、人間の皮膚を消毒するために使用
することができる。この生成物は悪臭を有しないばかり
か、むしろ酢様のわずかな酢酸臭を有している。それは
本質的に少量の残渣を残すか又は全く残渣を残すことな
く容易に蒸発し得る。
が記載されるであろう。本発明の製剤においては、多量
の酢酸及びもちろん過酸化水素も存在するであろう。お
よそ2%又はそれ未満の過酸化水素を含む本発明の製剤
は、軽量のポリエチレン瓶中に封入し、次いで貯蔵し、
次いで適当な期間にわたって十分な圧力上昇を起すこと
なく輸送することができる。この溶液は燃焼又は漂白作
用を生ずることなく、人間の皮膚を消毒するために使用
することができる。この生成物は悪臭を有しないばかり
か、むしろ酢様のわずかな酢酸臭を有している。それは
本質的に少量の残渣を残すか又は全く残渣を残すことな
く容易に蒸発し得る。
発明の詳細な説明 安定な、輸送可能な殺微生物剤は、過酸化水素、酢酸及
び過酢酸の濃度を低く保つことにより、そして重要なこ
とは全酸(本文中では過酢酸、酢酸及びそれらの混合物
を意味する)対過酸化水素の比率を約1.0と約11との間
に保つことにより得られる。
び過酢酸の濃度を低く保つことにより、そして重要なこ
とは全酸(本文中では過酢酸、酢酸及びそれらの混合物
を意味する)対過酸化水素の比率を約1.0と約11との間
に保つことにより得られる。
前記殺微生物剤は、過酸化水素約0.2ないし約8重量%
を含んでいてよい。過酸化水素がより高濃度のものも調
製し得るが、しかし容易に輸送可能ではないであろう。
酸素発生及び圧力上昇は過酸化水素の増大した濃度を生
じさせる。過酸化水素の濃度がおよそ8重量%である場
合には、室温で3ないし4日貯蔵後、発生したガスを放
出するために通気をしない場合には過剰の圧力が容器中
に生じるのであろう。過酸化水素の濃度が約2%よりも
大きい場合には、貯蔵における酸素圧力上昇は貯蔵を延
長するためにはいくらかの通気を必要とするかもしれな
いが、しかしながら、従来製剤についての他の所望の性
質は残る。酢酸、過酢酸及び過酢酸と酢酸との混合物と
して示される全酸の全重量%は0.2と約11重量%との間
である。前記殺微生物剤は所望により、有機ホスホン酸
又は多価金属カチオンを封鎖することができるその水溶
性酸塩の形態において安定剤として金属イオン封鎖性化
合物を含んでもよい(しかし含まなくてもよい)。
を含んでいてよい。過酸化水素がより高濃度のものも調
製し得るが、しかし容易に輸送可能ではないであろう。
酸素発生及び圧力上昇は過酸化水素の増大した濃度を生
じさせる。過酸化水素の濃度がおよそ8重量%である場
合には、室温で3ないし4日貯蔵後、発生したガスを放
出するために通気をしない場合には過剰の圧力が容器中
に生じるのであろう。過酸化水素の濃度が約2%よりも
大きい場合には、貯蔵における酸素圧力上昇は貯蔵を延
長するためにはいくらかの通気を必要とするかもしれな
いが、しかしながら、従来製剤についての他の所望の性
質は残る。酢酸、過酢酸及び過酢酸と酢酸との混合物と
して示される全酸の全重量%は0.2と約11重量%との間
である。前記殺微生物剤は所望により、有機ホスホン酸
又は多価金属カチオンを封鎖することができるその水溶
性酸塩の形態において安定剤として金属イオン封鎖性化
合物を含んでもよい(しかし含まなくてもよい)。
エチレンジアミン四酢酸(EDTA)又はそのナトリウム塩
は、多価金属カチオンを封鎖するために使用してもよ
い。好ましい安定剤は有機ホスホン酸例えば1−ヒドロ
キシエチリデン−1,1−ジホスホン酸である。金属イオ
ン封鎖剤は全混合物に対して約0ないし約1.0重量%の
濃度で加えてもよい。前記組成物を調製する際に使用す
る水は脱イオン化したものが好ましい。
は、多価金属カチオンを封鎖するために使用してもよ
い。好ましい安定剤は有機ホスホン酸例えば1−ヒドロ
キシエチリデン−1,1−ジホスホン酸である。金属イオ
ン封鎖剤は全混合物に対して約0ないし約1.0重量%の
濃度で加えてもよい。前記組成物を調製する際に使用す
る水は脱イオン化したものが好ましい。
更に、前記殺微生物剤の湿潤化及び可溶化作用を強める
ために、界面活性剤を0ないし約1%の濃度で含んでも
よい。
ために、界面活性剤を0ないし約1%の濃度で含んでも
よい。
本発明の実施例に記載された溶液は、ボーイング他、第
4051049号に一般的に示された方法の使用を含む多数の
方法により作ることができる。
4051049号に一般的に示された方法の使用を含む多数の
方法により作ることができる。
発明を実施するための最良の形態 実施例I 過酸化水素1%、過酢酸0.08%、酢酸5%、1−ヒドロ
キシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、0.5%、及び残部
脱イオン水を含むパーオキシ含有殺微生物剤溶液を製造
した。濃度は分析により確めた。
キシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、0.5%、及び残部
脱イオン水を含むパーオキシ含有殺微生物剤溶液を製造
した。濃度は分析により確めた。
実施例Iに対する室温での代表的な安定性データを第1
表に示す。
表に示す。
実施例Iの殺微生物剤は、非常に安定であり、経時的に
過酸化水素又は酢酸濃度に関して小さな変化を示してい
る。過酢酸の値は、半年間にわたって増加した。過酢酸
濃度におけるこの増加は、前記殺微生物剤溶液の殺微生
物活性を強め、そしてそれ故に望ましい。前記期間にわ
たる封入容器中での貯蔵の間の酸素発生は無視し得るも
のであった。
過酸化水素又は酢酸濃度に関して小さな変化を示してい
る。過酢酸の値は、半年間にわたって増加した。過酢酸
濃度におけるこの増加は、前記殺微生物剤溶液の殺微生
物活性を強め、そしてそれ故に望ましい。前記期間にわ
たる封入容器中での貯蔵の間の酸素発生は無視し得るも
のであった。
殺微生物効果 実施例1の殺微生物剤の効果は、公認分析化学者連合第
14版(1984年)〔The Association of Official Analyt
ical Chmists(A.O.A.C.)14th(1984年)〕により保証
された下記方法を使用して評価した:(1)稀釈使用方
法(Use−Dilution Methods)(第4.007−4.011章)、
(2)消毒剤の殺胞子活性試験(Sporicidal Activity
of Disinfectants Test)(第4.033−4.035章)、及び
(3)消毒剤の殺結節活性試験(Tuberculocidal Activ
ity of Disinfectants Test)(第4.036章、第4.039−
4.041章)。言及するように、本文中ではA.O.A.C.法を
用いる。
14版(1984年)〔The Association of Official Analyt
ical Chmists(A.O.A.C.)14th(1984年)〕により保証
された下記方法を使用して評価した:(1)稀釈使用方
法(Use−Dilution Methods)(第4.007−4.011章)、
(2)消毒剤の殺胞子活性試験(Sporicidal Activity
of Disinfectants Test)(第4.033−4.035章)、及び
(3)消毒剤の殺結節活性試験(Tuberculocidal Activ
ity of Disinfectants Test)(第4.036章、第4.039−
4.041章)。言及するように、本文中ではA.O.A.C.法を
用いる。
稀釈使用試験 用いた微生物はプソイドモナス・アエルギノサ(Pseudo
monas aeruginosa)、ATCC 15442,スタフィロコッカス
・アウレス(Staphylococcus aureus)、ATCC 6538
及びサルモネラ・チョレラエスイス(Salmonellaa chol
eraesuis)、ATCC 10708であった。無菌の脱イオン水
を用いて1:50の稀釈した殺微生物剤3ロットを、上記菌
のうちの一つを約6.7及び9.0×108/mlの間で含む培養
液を用いて汚染したステンレススチール製運搬容器に対
して試験した。全体として、試験は180個の汚染された
運搬容器を稀釈した本発明の殺微生物剤の各ロットに10
分間暴露することを含んでいた。この殺微生物剤を、次
いで液体チオグリコレートを含む各運搬容器の第一及び
第二副培養液を作用させることにより中和した。副培養
液を37℃で48時間培養後、ピー・アエルギノサ、エス.
アウレウス又はエス.チュレラエスイスの生育は全く見
られなかった。殺微生物剤溶液の各ロットに暴露した60
個の運搬容器のうちの外の59個における生育は、非感染
信頼水準95%に対しては全く必要ではない。使用した菌
のフェノール耐性試験は生育、すなわち5、10及び15分
暴露後の1:90及び1:100フェノール稀釈液に対する耐性
(ピー.アエルギノサ);5、10及び15分暴露後の1:70フ
ェノール稀釈液に対する耐性(エス.アウレウス);5及
び10分しかし15分ではない)暴露後の1:100フェノール
稀釈液に対する耐性(エス.チョレラエスイス)を示し
た。
monas aeruginosa)、ATCC 15442,スタフィロコッカス
・アウレス(Staphylococcus aureus)、ATCC 6538
及びサルモネラ・チョレラエスイス(Salmonellaa chol
eraesuis)、ATCC 10708であった。無菌の脱イオン水
を用いて1:50の稀釈した殺微生物剤3ロットを、上記菌
のうちの一つを約6.7及び9.0×108/mlの間で含む培養
液を用いて汚染したステンレススチール製運搬容器に対
して試験した。全体として、試験は180個の汚染された
運搬容器を稀釈した本発明の殺微生物剤の各ロットに10
分間暴露することを含んでいた。この殺微生物剤を、次
いで液体チオグリコレートを含む各運搬容器の第一及び
第二副培養液を作用させることにより中和した。副培養
液を37℃で48時間培養後、ピー・アエルギノサ、エス.
アウレウス又はエス.チュレラエスイスの生育は全く見
られなかった。殺微生物剤溶液の各ロットに暴露した60
個の運搬容器のうちの外の59個における生育は、非感染
信頼水準95%に対しては全く必要ではない。使用した菌
のフェノール耐性試験は生育、すなわち5、10及び15分
暴露後の1:90及び1:100フェノール稀釈液に対する耐性
(ピー.アエルギノサ);5、10及び15分暴露後の1:70フ
ェノール稀釈液に対する耐性(エス.アウレウス);5及
び10分しかし15分ではない)暴露後の1:100フェノール
稀釈液に対する耐性(エス.チョレラエスイス)を示し
た。
殺胞子試験 殺微生物剤溶液3ロットを、バシルス・スブチリス(Ba
cillus subtilis)ATCC 19659又はクロストリディウム
・スポロゲネス(Clostridium sporogenes)ATCC 3584
を用いて汚染した磁器ペニシリンダー(penicylinder)
及び絹製縫糸輪に対する殺胞子試験に用いた。全体とし
て、720個の運搬容器を二種の微生物の間に等しく分配
し、且つ二種の運搬容器型を末稀釈の本発明製剤に対し
て試験した。全部の運搬容器が合格、すなわち微生物/
胞子は全く生残らなかった。生残りが全くないので無菌
剤としての環境保護機関による前記溶液に対する資格の
付与に耐えることができる。前記胞子は二種の暴露期
間、20℃で5−1/2時間及び20℃で11時間、に対して
試験した。暴露時間の最後において、各運搬容器を液体
チオグリコレートを含む第一及び第二副培養液により中
和した。副培養液を36℃で21日間培養した。どのような
残りの胞子も活性化するために、21日培養した後、この
試験管に80℃で20分間熱衝撃を与えた。この試験管を次
いで36℃で72時間培養した。実施例Iの溶液は完全に有
効であり、且つビー.スブチリス又はシー.スポロゲネ
スの生長は、磁器製ペニシリンダー又は絹製縫糸輪上で
前記微生物を5−1/2又は11時間暴露した後も全く見
られなかった。前記微生物の耐酸性を試験した。ビー.
スブチリスは輪及びペニシリンダーの2.5N塩酸に対する
5分の、しかし10分ではない暴露に耐えた。シー.スポ
ロゲネスは輪及びペニシリンダーの前記酸に対する2分
の、しかし5分ではない暴露に耐えた。各微生物に対す
る最小耐性要求は2分である。
cillus subtilis)ATCC 19659又はクロストリディウム
・スポロゲネス(Clostridium sporogenes)ATCC 3584
を用いて汚染した磁器ペニシリンダー(penicylinder)
及び絹製縫糸輪に対する殺胞子試験に用いた。全体とし
て、720個の運搬容器を二種の微生物の間に等しく分配
し、且つ二種の運搬容器型を末稀釈の本発明製剤に対し
て試験した。全部の運搬容器が合格、すなわち微生物/
胞子は全く生残らなかった。生残りが全くないので無菌
剤としての環境保護機関による前記溶液に対する資格の
付与に耐えることができる。前記胞子は二種の暴露期
間、20℃で5−1/2時間及び20℃で11時間、に対して
試験した。暴露時間の最後において、各運搬容器を液体
チオグリコレートを含む第一及び第二副培養液により中
和した。副培養液を36℃で21日間培養した。どのような
残りの胞子も活性化するために、21日培養した後、この
試験管に80℃で20分間熱衝撃を与えた。この試験管を次
いで36℃で72時間培養した。実施例Iの溶液は完全に有
効であり、且つビー.スブチリス又はシー.スポロゲネ
スの生長は、磁器製ペニシリンダー又は絹製縫糸輪上で
前記微生物を5−1/2又は11時間暴露した後も全く見
られなかった。前記微生物の耐酸性を試験した。ビー.
スブチリスは輪及びペニシリンダーの2.5N塩酸に対する
5分の、しかし10分ではない暴露に耐えた。シー.スポ
ロゲネスは輪及びペニシリンダーの前記酸に対する2分
の、しかし5分ではない暴露に耐えた。各微生物に対す
る最小耐性要求は2分である。
殺結節試験 末稀釈の殺微生物剤溶液2ロットを、殺結節活性を決定
するための“インビトロ”試験に用いた。この試験は20
℃で行ない、接触暴露は10分であった。培養期間は36℃
で90日であった。正のキャリアはミドルブロック・7H9
・ディフコ・B(Middlebrook・7H9・Difco・B)〔キ
ルチナー(Kirchner)又はプロスカウワー‐ベック(Pr
oskauer−Beck)(変性)媒体〕中には見られなかっ
た。ミコバクテリウム・ボヴィス(Mycobacterium bovi
s)は、ミドルブロック・7H9・ディフコ・B〔キルチナ
ー及びプロスカウワー‐ベック(変性)媒体〕上を再被
覆した場合には、1:75フェノール稀釈溶液に対して10分
暴露後に耐性を示した(生育を示した)。
するための“インビトロ”試験に用いた。この試験は20
℃で行ない、接触暴露は10分であった。培養期間は36℃
で90日であった。正のキャリアはミドルブロック・7H9
・ディフコ・B(Middlebrook・7H9・Difco・B)〔キ
ルチナー(Kirchner)又はプロスカウワー‐ベック(Pr
oskauer−Beck)(変性)媒体〕中には見られなかっ
た。ミコバクテリウム・ボヴィス(Mycobacterium bovi
s)は、ミドルブロック・7H9・ディフコ・B〔キルチナ
ー及びプロスカウワー‐ベック(変性)媒体〕上を再被
覆した場合には、1:75フェノール稀釈溶液に対して10分
暴露後に耐性を示した(生育を示した)。
AOAC法参照試験の結果は、本発明の殺微生物剤は、安定
で且つ容易に輸送可能であること以外に有効な抗菌剤で
あることを示している。
で且つ容易に輸送可能であること以外に有効な抗菌剤で
あることを示している。
実施例II 過酸化水素6%、過酢酸0.74%、酢酸10%、1−ヒドロ
キシエチリデン−1,1−ジホスホン酸1%、及び残部好
ましくは脱イオン水を含むパーオキシ含有殺微生物剤溶
液を製造した。濃度は分析により確めた。
キシエチリデン−1,1−ジホスホン酸1%、及び残部好
ましくは脱イオン水を含むパーオキシ含有殺微生物剤溶
液を製造した。濃度は分析により確めた。
実施例IIに対する室温での代表的な安定性データを第2
表に示す。
表に示す。
上記第2表に示される如く、過酸化水素6%含有殺微生
物剤生成物は非常に安定であり、且つ試験期間にわたっ
て過酸化水素又は酢酸濃度に関して比較的小さな変化を
示す。実施例Iの溶液又は過酸化水素2%を含む溶液に
おけるよりも、多くの酸素発生量がある。貯蔵容器の通
気は、実施例IIの溶液のために望ましい。
物剤生成物は非常に安定であり、且つ試験期間にわたっ
て過酸化水素又は酢酸濃度に関して比較的小さな変化を
示す。実施例Iの溶液又は過酸化水素2%を含む溶液に
おけるよりも、多くの酸素発生量がある。貯蔵容器の通
気は、実施例IIの溶液のために望ましい。
殺微生物効果 稀釈使用試験 実施例IIの殺微生物剤の効果は、実施例IIの殺微生物剤
3ロットを無菌の脱イオン水を用いて1:35に稀釈したこ
と以外は、実施例Iの稀釈使用試験法を使用して評価し
た。更に、ステンレススチール運搬容器は、菌を2×10
8及び1×109/mlの間で含む培養液を用いて汚染した。
実施例IIの殺微生物剤溶液に対する稀釈使用試験の結果
は、実施例Iの殺微生物剤溶液に対する結果と同じであ
った。発育は全く起らなかった。
3ロットを無菌の脱イオン水を用いて1:35に稀釈したこ
と以外は、実施例Iの稀釈使用試験法を使用して評価し
た。更に、ステンレススチール運搬容器は、菌を2×10
8及び1×109/mlの間で含む培養液を用いて汚染した。
実施例IIの殺微生物剤溶液に対する稀釈使用試験の結果
は、実施例Iの殺微生物剤溶液に対する結果と同じであ
った。発育は全く起らなかった。
殺胞子試験 実施例IIの殺微生物剤の効果は、下記の変形を加えて実
施例Iに対して記載した殺胞子試験を使用することによ
り評価した。
施例Iに対して記載した殺胞子試験を使用することによ
り評価した。
実施例IIのパーオキシ含有殺微生物剤溶液3ロットを、
無菌の脱イオン水による20倍稀釈液として試験した。微
生物/胞子は全く生残らなかった。それ故、実施例IIの
殺微生物剤溶液は、無菌剤として表示するための環境保
護機関の要求に合致する。
無菌の脱イオン水による20倍稀釈液として試験した。微
生物/胞子は全く生残らなかった。それ故、実施例IIの
殺微生物剤溶液は、無菌剤として表示するための環境保
護機関の要求に合致する。
実施例III 過酸化水素7.45%、過酢酸0.1218%、酢酸10.98%、1
−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸0.5%、及
びソルビタンモノパルミテート0.01%、及び残部好まし
くは脱イオン水を含むパーオキシ含有殺微生物剤溶液を
製造した。濃度は分析により確めた。
−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸0.5%、及
びソルビタンモノパルミテート0.01%、及び残部好まし
くは脱イオン水を含むパーオキシ含有殺微生物剤溶液を
製造した。濃度は分析により確めた。
実施例IIIの溶液は殺微生物活性を有することが分っ
た。
た。
実施例IV 過酸化水素7.3249%、過酢酸0.1747%、酢酸9.72%、及
び残部好ましくは脱イオン水を含むパーオキシ含有殺微
生物剤溶液を製造した。濃度は分析により確めた。
び残部好ましくは脱イオン水を含むパーオキシ含有殺微
生物剤溶液を製造した。濃度は分析により確めた。
実施例IVの溶液は殺微生物活性を有することが分った。
実施例V 過酸化水素7.3957%、過酢酸0.2131%、酢酸9.49%、ソ
ルビタンモノパルミテート0.01%、及び残部好ましくは
脱イオン水を含むパーオキシ含有殺微生物剤溶液を製造
した。実施例Vの溶液は殺微生物活性を有することが分
った。
ルビタンモノパルミテート0.01%、及び残部好ましくは
脱イオン水を含むパーオキシ含有殺微生物剤溶液を製造
した。実施例Vの溶液は殺微生物活性を有することが分
った。
前記の如く、本発明の過酸化水素2%を含む溶液は、封
入容器中の酸素圧力の発生に対する著しい耐性を示す。
1%又は8%溶液のいずれにも勝るこの強められた過酸
化水素量の利点は、8%溶液における酸素ガス圧力の望
ましくない上昇は2%組成物により避けられるので、過
酢酸のより多量が使用者に利用可能であると云うことで
ある。
入容器中の酸素圧力の発生に対する著しい耐性を示す。
1%又は8%溶液のいずれにも勝るこの強められた過酸
化水素量の利点は、8%溶液における酸素ガス圧力の望
ましくない上昇は2%組成物により避けられるので、過
酢酸のより多量が使用者に利用可能であると云うことで
ある。
他の試験は、本発明の本製剤の蒸気の殺微生物剤として
の活性を示し且つ証明していた。実施例Iのパーオキシ
含有殺微生物剤の場合においてさえも、その蒸気は汚染
された表面を暴露により無菌化するのに有効であると云
うことが実験的に分った。
の活性を示し且つ証明していた。実施例Iのパーオキシ
含有殺微生物剤の場合においてさえも、その蒸気は汚染
された表面を暴露により無菌化するのに有効であると云
うことが実験的に分った。
本発明の製剤は、環境保護機関再使用記録規格書(Envi
ronmental Protection Agency Re−Use Test Protocol
Specifications)に基づいて試験した時に証明された如
く、再使用することができる。この再使用能力は、繰り
返し無菌化が供与物質のバッチに対して行なわれた後で
さえも利用可能である。30日の再使用研究にわたって、
本発明の実施例Iの製剤を洗浄剤で予備浄化した装置の
浸漬、再浸漬及び生物負荷の添加による負荷管理に付し
た。定められた期間において、この溶液を過酸化水素、
過酢酸及び酢酸について分析した。再使用物質は、成分
濃度の認め得るほどの変化を生ずることなく、7、14及
び30日の再使用期間の後も、無菌化及び消毒を行ない続
けた。
ronmental Protection Agency Re−Use Test Protocol
Specifications)に基づいて試験した時に証明された如
く、再使用することができる。この再使用能力は、繰り
返し無菌化が供与物質のバッチに対して行なわれた後で
さえも利用可能である。30日の再使用研究にわたって、
本発明の実施例Iの製剤を洗浄剤で予備浄化した装置の
浸漬、再浸漬及び生物負荷の添加による負荷管理に付し
た。定められた期間において、この溶液を過酸化水素、
過酢酸及び酢酸について分析した。再使用物質は、成分
濃度の認め得るほどの変化を生ずることなく、7、14及
び30日の再使用期間の後も、無菌化及び消毒を行ない続
けた。
過酸化水素が0.2ないし0.8重量%であり、酸すなわち過
酢酸と酢酸との合計が1.0ないし11重量%であり、且つ
酸対過酸化水素の比率が1.0ないし11であると云う制限
内での殺微生物製剤の実用試験は、有効な抗微生物活性
を示した。
酢酸と酢酸との合計が1.0ないし11重量%であり、且つ
酸対過酸化水素の比率が1.0ないし11であると云う制限
内での殺微生物製剤の実用試験は、有効な抗微生物活性
を示した。
本発明について考える際に、開示された実施例は説明の
ためのみのものであり、且つ本発明の示唆内の多数の変
型を、本発明の思想から離れることなく殺微生物活性安
定性及び酸素ガス圧力発生の程度の変化を制御するため
に製造し得ると云うことを思い出さなければならない。
ためのみのものであり、且つ本発明の示唆内の多数の変
型を、本発明の思想から離れることなく殺微生物活性安
定性及び酸素ガス圧力発生の程度の変化を制御するため
に製造し得ると云うことを思い出さなければならない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィッシュバッチ,レロイ ジェー. アメリカ合衆国,ミネソタ 55441,プリ マス,39ス アヴェニュー ノース 10710 (72)発明者 ジァンセン,ウォルター ビー. アメリカ合衆国,ミネソタ 55441,プリ マス,エヴァーグリーン レイン 4015 (72)発明者 マルテイス,ジョーアン ビー. アメリカ合衆国,ミネソタ 55410,ミネ アポリス,ウォッシュバーン アヴェニュ ー サウス 4505
Claims (18)
- 【請求項1】a)過酸化水素0.2ないし8重量%; b)過酢酸、酢酸及び過酢酸と酢酸との混合物からなる
酸0.2ないし11重量%; c)残部を水で100重量%とし;且つ d)前記酸対過酸化水素の比率が1.0ないし11の間であ
る; 殺微生物剤として使用するための溶液。 - 【請求項2】金属イオン封鎖剤0ないし1.0重量%を含
む請求項1記載の溶液。 - 【請求項3】界面活性剤又は湿潤剤0ないし1%を含む
請求項1又は請求項2記載の溶液。 - 【請求項4】多価カチオンのための金属イオン封鎖剤0
ないし1.0重量%、及び界面活性剤0ないし1%を含む
請求項1記載溶液。 - 【請求項5】前記酸対過酸化水素の比率が1.8ないし5.1
の間である請求項1記載の溶液。 - 【請求項6】過酸化水素含有率が過酸化水素0.5ないし
3重量%である請求項5記載の溶液。 - 【請求項7】過酸化水素濃度が1重量%であり、過酢酸
含有率が0.08重量%であり、そして酢酸含有率が5重量
%である請求項1記載の溶液。 - 【請求項8】金属イオン封鎖剤が1重量%よりも少ない
量で存在する請求項7記載の溶液。 - 【請求項9】界面活性剤の量が0.01%存在する請求項7
又は8記載の溶液。 - 【請求項10】界面活性剤がソルビタンモノパルミテー
トである、請求項9記載の溶液。 - 【請求項11】金属イオン封鎖剤が1−ヒドロキシエチ
リデン−1,1−ジホスホン酸である請求項10記載の溶
液。 - 【請求項12】過酸化水素1重量%からなる請求項5又
は6記載の溶液。 - 【請求項13】前記金属イオン封鎖剤化合物が1−ヒド
ロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸である請求項2
記載の溶液。 - 【請求項14】過酸化水素8重量%からなる請求項1に
記載の溶液。 - 【請求項15】a)過酸化水素3重量%又はそれ未満; b)過酢酸、酢酸及び過酢酸と酢酸との混合物からなる
酸0.2ないし11重量%; c)残部を水で100重量%とし; 前記酸対過酸化水素の比率が1.0ないし11の間である溶
液を含む非通気性容器。 - 【請求項16】a)過酸化水素2重量%又はそれ未満; b)酢酸と過酢酸との混合物5重量%; c)多価金属イオンのための金属イオン封鎖剤0ないし
0.5重量%;及び d)残部水; からなる殺微生物剤として使用するための溶液。 - 【請求項17】a)過酸化水素8重量%又はそれ未満; b)酢酸と過酢酸との混合物11重量%; c)多価金属イオンのための金属イオン封鎖剤0ないし
1.0重量%;及び d)残部水; からなる溶液。 - 【請求項18】a)過酸化水素2重量%又はそれ未満; b)過酢酸、酢酸及び過酢酸と酢酸との混合物からなる
酸0.2ないし11重量%; c)残部を水で100重量%とし; 前記酸対過酸化水素の比率が1.0ないし11.0の間である
殺微生物剤。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/US1987/001147 WO1988008667A1 (en) | 1987-05-14 | 1987-05-14 | Stable, shippable, peroxy-containing microbicide |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02502532A JPH02502532A (ja) | 1990-08-16 |
JPH0667810B2 true JPH0667810B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=22202392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62505207A Expired - Lifetime JPH0667810B2 (ja) | 1987-05-14 | 1987-05-14 | 安定な、輸送可能な、パーオキシ含有殺微生物剤 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0357598B1 (ja) |
JP (1) | JPH0667810B2 (ja) |
AT (1) | ATE102436T1 (ja) |
AU (1) | AU619449B2 (ja) |
BR (1) | BR8707983A (ja) |
DE (1) | DE3789315T2 (ja) |
WO (1) | WO1988008667A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH03130498A (ja) * | 1989-10-17 | 1991-06-04 | Toppan Printing Co Ltd | 紙又は紙を含む積層材料の殺菌方法 |
ES2155824T3 (es) * | 1991-07-15 | 2001-06-01 | Minntech Corp | Agente esterilizante del tipo peracetico/peroxido, estable y anticorrosivo. |
AU4544893A (en) * | 1992-06-25 | 1994-01-24 | Bioxy Incorporated | Biocidal antimetabolite compositions with particular activity against microorganisms with a high propensity to reproduce (infectivity) |
GB9219465D0 (en) * | 1992-09-15 | 1992-10-28 | Solvay Interox Ltd | Microbicidal compositions and methods |
US6302968B1 (en) * | 1994-04-19 | 2001-10-16 | Ecolab Inc. | Precarboxylic acid rinse method |
DK0752467T3 (da) * | 1995-07-01 | 2001-06-18 | Bactria Industriehygiene Servi | Lagerstabilt præparat på basis af persyrer |
DE19531241A1 (de) * | 1995-08-25 | 1997-02-27 | Degussa | Verfahren zur Desinfektion wäßriger Lösungen |
ES2120372B1 (es) * | 1996-07-31 | 1999-06-16 | Uniclor Asturias S L | Nuevo uso domestico de una composicion liquida dotada de propiedades blanqueantes y desinfectantes. |
EP1025759A1 (en) * | 1999-02-02 | 2000-08-09 | SOLVAY (Société Anonyme) | Aqueous disinfectant compositions, process for preparing them and their use |
US6962714B2 (en) * | 2002-08-06 | 2005-11-08 | Ecolab, Inc. | Critical fluid antimicrobial compositions and their use and generation |
US9271494B2 (en) * | 2007-08-30 | 2016-03-01 | Ecolab USA, Inc. | Shelf stable, reduced corrosion, ready to use peroxycarboxylic acid antimicrobial compositions |
WO2009057835A1 (en) * | 2007-10-31 | 2009-05-07 | Jinsik Lee | Acidic antibiotic composition containing peracid and acetyl salicylic acid |
CN104039154A (zh) * | 2011-12-22 | 2014-09-10 | 美涤威公司 | 无腐蚀性的稳定的过醋酸浓缩溶液 |
CN104981158B (zh) | 2012-12-14 | 2017-12-22 | 萨班企业私人有限公司 | 消毒剂 |
CA2894595A1 (en) | 2012-12-14 | 2014-06-19 | Saban Ventures Pty Limited | Synergistic disinfection enhancement |
US10463754B2 (en) | 2014-04-28 | 2019-11-05 | American Sterilizer Company | Process for decontaminating or sterilizing an article |
US20150305344A1 (en) * | 2014-04-28 | 2015-10-29 | American Sterilizer Company | Decontamination or sterilization process |
US10869479B2 (en) | 2014-04-28 | 2020-12-22 | American Sterilizer Company | Wipe for killing spores |
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FR3063498B1 (fr) * | 2017-03-03 | 2020-02-14 | Gina Gillieron | Composition de nettoyage |
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DE3003875A1 (de) * | 1980-02-02 | 1981-08-13 | Norddeutsche Affinerie, 2000 Hamburg | Bodenbehandlungsmittel |
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GB8334249D0 (en) * | 1983-12-22 | 1984-02-01 | Tenneco Organics Ltd | Disinfectants |
FR2578332B1 (fr) * | 1985-01-30 | 1989-03-31 | Air Liquide | Composition aseptisante pour lentilles de contact |
-
1987
- 1987-05-14 WO PCT/US1987/001147 patent/WO1988008667A1/en not_active Application Discontinuation
- 1987-05-14 BR BR8707983A patent/BR8707983A/pt not_active IP Right Cessation
- 1987-05-14 JP JP62505207A patent/JPH0667810B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1987-05-14 AU AU78706/87A patent/AU619449B2/en not_active Ceased
- 1987-05-14 DE DE3789315T patent/DE3789315T2/de not_active Revoked
- 1987-05-14 AT AT87905672T patent/ATE102436T1/de not_active IP Right Cessation
- 1987-05-14 EP EP87905672A patent/EP0357598B1/en not_active Revoked
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6114122A (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-22 | エス・カー・ウエー・トロストベルク・アクチエンゲゼルシヤフト | 固形ナトリウムヒドロジエンシアンアミドの製造法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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DE3789315T2 (de) | 1994-06-30 |
ATE102436T1 (de) | 1994-03-15 |
BR8707983A (pt) | 1990-05-22 |
DE3789315D1 (de) | 1994-04-14 |
WO1988008667A1 (en) | 1988-11-17 |
EP0357598B1 (en) | 1994-03-09 |
JPH02502532A (ja) | 1990-08-16 |
EP0357598A1 (en) | 1990-03-14 |
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AU619449B2 (en) | 1992-01-30 |
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