JPH0667609A - ラベルおよびラベル付き布帛 - Google Patents

ラベルおよびラベル付き布帛

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JPH0667609A
JPH0667609A JP24722392A JP24722392A JPH0667609A JP H0667609 A JPH0667609 A JP H0667609A JP 24722392 A JP24722392 A JP 24722392A JP 24722392 A JP24722392 A JP 24722392A JP H0667609 A JPH0667609 A JP H0667609A
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JP
Japan
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label
heat
chemical
present
adhesive
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JP24722392A
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English (en)
Inventor
Seiya Sugiura
靖也 杉浦
Mikito Ikeda
幹人 池田
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリーニングを相当回数繰り返しても、ラベ
ルの剥れ、破断、熱収縮、印字の不鮮明化などが生じな
い、安価で有用な布帛製品用ラベルを提供する。 【構成】 耐熱性透明プラスチックフイルムに耐熱性イ
ンクを用いて印字し、該印字面に耐熱・耐水・耐薬品性
粘接着剤を塗設したラベル、およびそのラベルを用いた
ラベル付き布帛。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、布帛製品に取り付け
る、耐熱、耐水、耐薬品性に優れたラベルに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ホテル、病院、レストランなどにおいて
大量に使用される衣料品、シーツ、タオル、お絞り等の
クリーニングにおいて、これらの布帛製品は製品種別、
耐用年数、クリーニング依頼主などが様々である。その
管理の合理化や省力化法として各布帛製品に文字や記号
を印刷したラベルを付することが望まれている。布帛製
品に識別用タグを付する方法としては、例えば、特開平
2−235976号公報が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の特開平
2−235976号公報に示された方法は、ドライクリ
ーニング用であり、またクリーニング毎にタグをいちい
ち取り付ける必要がある。
【0004】そこで、本発明は、これら従来技術の欠点
を解消せしめ、クリーニングを相当回数繰り返しても、
ラベルの剥がれ、破断、熱収縮、印字の不鮮明化などが
生じない、安価で有用な布帛製品用ラベルを提供するこ
とを目的とする。
【0005】なお、本発明のラベルとは、特開平2−8
1292号公報や特開平2−235976号公報に挙げ
られているタグとは異なり、一面の全面あるいは一部に
接着剤が塗設され、その面全面が布帛に接するような形
で貼り付けられるものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的に沿う本発明の
ラベルは、耐熱性透明プラスチックフイルムに耐熱性イ
ンクを用いて印字し、該印字面に耐熱・耐水・耐薬品性
粘接着剤を塗設したものから成る。
【0007】また、本発明のラベル付き布帛は、上記ラ
ベルの耐熱・耐水・耐薬品性粘接着剤塗設面を布帛に貼
り合せたものから成る。
【0008】本発明の耐熱性透明ブラスチックフイルム
としては、ポリエステル、フッ素樹脂、ポリ−p−フェ
ニレンスルフィドを主成分とする樹脂組成物、分子鎖中
にイミド基を有する重合体、芳香族ポリアミド系重合体
のいずれかからなるフイルムであって、これらのフイル
ムの耐熱温度は150℃、望ましくは200℃、より望
ましくは240℃以上であり、また150℃における熱
収縮率は、2%以下が好ましく、さらに好ましくは25
0℃における熱収縮率が15%以下、より好ましくは8
%以下が望ましい。熱収縮率がこれを越えると、耐熱性
が劣り好ましくない。また割れや破れの生じないような
しなやかさも必要である。
【0009】本発明のポリエステルとは、ポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレー
ト、ポリエチレン−α,βビス(2−クロルフェノキ
シ)エタン−4,4’−ジカルボキシレート等が挙げら
れる。
【0010】本発明におけるフッ素樹脂は一般に知られ
たフッ素樹脂が使用される。例えば、ポリテトラフルオ
ロエチレン(PTFE)、ポリテトラフルオロエチレン
−ポリヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、
ポリテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビ
ニルエーテル共重合体(PFA)、ポリテトラフルオロ
エチレン−エチレン共重合体(ETFE)、ポリクロロ
フルオロエチレン(PCTFE)、ポリフッ化ビニリデ
ン(PVDF)、ポリフッ化ビニル(PVF)、ポリト
リフルオロエチレン−エチレン共重合体(ECTFE)
等が挙げられる。
【0011】本発明におけるポリ−p−フェニレンスル
フィドを主成分とする樹脂組成物の構造は下記繰り返し
単位化1を主たる構成単位とするポリフェニレンスルフ
ィドである。好ましくは本構成単位が70モル%以上で
あることがよく、さらに好ましくは90モル%以上であ
ることが望ましい。
【0012】
【化1】
【0013】上記ポリマにおける繰り返し単位の残りの
30モル%未満については、下記化2の各ユニットなど
から構成することができる。
【0014】
【化2】
【0015】本発明におけるポリ−p−フェニレンスル
フィドの特性溶融粘度は、温度300℃、見掛け剪断速
度200sec-1 の条件下で、500〜12000ポ
アズが好ましく、700〜7000ポアズの範囲にある
ことが、フイルムの製膜性、表面特性などの点からより
好ましい。
【0016】本発明における分子鎖中にイミド基を有す
る重合体とは、一般にポリイミド、ポリアミドイミドと
して知られたものが有効に使用される。繰り返し単位を
示すと下記化3のようなものが挙げられる。
【0017】
【化3】
【0018】かかるAr1 としては、下記化4で示され
るものが好ましい。
【0019】
【化4】
【0020】Ar2 としては、下記化5で示されるもの
が好ましい。
【0021】
【化5】
【0022】Ar3 としては、下記化6で示されるもの
が好ましい。
【0023】
【化6】
【0024】Ar4 としては、下記化7で示されるもの
が好ましい。
【0025】
【化7】
【0026】上記化4、化5、化6、化7において、
X、Yとしてはそれぞれ下記化8のようなものが挙げら
れる。
【0027】
【化8】
【0028】あるいはこれらの芳香族環の水素原子の少
なくとも1個がアルキル基(炭素原子数が1〜6)、ヒ
ドロキシル基、ハロゲン基で置換されていてもよい。
【0029】本発明における分子鎖中にイミド基を有す
る重合体は他の構成単位を含んだ共重合体であったり、
他の成分とのブレンド物であってもよいが、全重量中の
40重量%以上が前記一般式(A)または(B)の単位
であることが本発明に対して有効である。上記単位が4
0重量%未満であると、フイルムとしての機械的強度、
寸法安定性、耐熱性などが損われるので好ましくない。
【0030】本発明における芳香族ポリアミド系重合体
とは、下記一般式
【0031】
【化9】
【0032】ただし、nは整数、R1 、R2
【0033】
【化10】
【0034】(ここでa、b、cはR1 、R2 とも同時
にa=b=c=0になることはなく、またa=0、b=
c=1またはc=0、a=b=1にならないように選ば
れた0または1を表わし、xは
【0035】
【化11】
【0036】から選ばれるものである)R3
【0037】
【化12】
【0038】(ここでd、eはd=e=1またはd=e
=0あるいはd=0、e=1になるように選ばれた0ま
たは1を表わし、Xは
【0039】
【化13】
【0040】から選ばれるものである)で示される重合
体において、該重合体を構成する全結合数のうち少なく
とも50%以上、さらに好ましくは70%以上はパラ結
合からなり、該重合体を構成するフェニル核の少なくと
も15%以上はアミド結合に対しオルトの位置にハロゲ
ン基(Cl、Br、Fのうちから選ばれるもの)、また
はニトロ基あるいはC1 〜C3 のアルキル基、C1 〜C
3 のアルコキシ基などの置換基を有する芳香族ポリアミ
ドである。
【0041】本発明の芳香族ポリアミド系重合体は上記
のように全結合数中の50%以上をパラ結合とするもの
であるが、全結合中に、フイルムの可撓性、耐久性およ
び強靱性を増すため、50%未満の範囲でメタ、オル
ト、アルキレン、エステル、複素環、尿素、ウレタン等
の結合を含ませることは好ましい。また本発明に言うオ
ルト位置とは下記の4つの位置のすべてを含むものであ
る。
【0042】
【化14】
【0043】ここはでX1 〜X4 は本発明で言うオルト
の位置を示すものである。具体例としては、一般式の中
でa=1、b=c=0でありCl基をもつ
【0044】
【化15】
【0045】などがあるが下式のものは含まれない。
【0046】
【化16】
【0047】しかし
【0048】
【化17】
【0049】のようなヒドラジド結合を有するポリマ
ー、また
【0050】
【化18】
【0051】のようなオキサイド結合を有するポリマー
は含まれるものである。これらの重合体からフイルムを
作るには一般に溶融製膜は不可能であり、溶液状態から
の乾式、湿式、乾湿式プロセスによって製膜される。製
膜用の溶液としては濃硫酸やアミド系のN−メチルピロ
リドン、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホル
アミドまたはこれと無機塩との混合溶媒などを使用して
調製される。
【0052】本発明における耐熱性透明プラスチックフ
イルムは、バーコードリーダーによりラベルに印字され
たバーコードが誤りなく読み取られ、読み取り深度もバ
ーコードリーダーの仕様を満足するのに十分な透明性を
有することが望まれる。
【0053】本発明のラベルを構成する耐熱性透明プラ
スチックフイルムの厚みは、特に限定されないが、1〜
500μmが望ましく、5〜300μmの範囲がより好
ましく、基材ベースとしての実用面での取り扱い性に優
れている。本発明の耐熱性インクは耐熱性が150℃、
望ましくは200℃、より望ましくは240℃以上であ
る。印字方式としては、レーザー法、バブルジェット
法、熱転写法、インクジェット法、PPC法などが挙げ
られる。
【0054】本発明の特徴は、ラベルと布帛を貼り合わ
せるために粘接着剤を用いることにある。粘接着剤を用
いることにより、布に仮付けをして位置を固定できると
同時に、水分や熱、光、放射線により反応させて接着強
度を大幅に増大させることができるので、洗濯に対して
強固に布帛に接着できる。これが、粘着剤であると、布
帛に押し当てることで位置を固定できるが、接着強度が
不足するので、洗濯により剥がれるおそれがある。ま
た、単なる接着剤を用いると、布帛に押し当てただけで
は接着しないので、貼りつけ位置を固定できず、貼りつ
け時に非常に手間がかかり、生産性が低下する。
【0055】本発明における耐熱・耐水・耐薬品性粘接
着剤の耐熱性は150℃、好ましくは200℃、より好
ましくは240℃である。また、粉石鹸、合成洗剤、過
酸化水素、次亜塩素酸等の洗剤や温水に対して十分な耐
久力を有することが望ましく、さらに綿、ポリエステ
ル、ナイロン等の布帛製品に貼り付け反応させた状態で
1kg/25mm以上の接着強度を有することが望まし
い。
【0056】そのような粘接着剤としては、エポキシ樹
脂系、シリコン樹脂系、ウレタン系、ポリアミド系、ポ
リエステル系、エラストマー系、アクリル系等が挙げら
れる。
【0057】布に貼り合わせ、位置を固定した後に、粘
接着剤を硬化させ、接着強度を増大させるため、水分や
光、酸素、架橋剤の接触、熱等の物理的、化学的な反応
開始剤やエネルギーを用いる。
【0058】本発明におけるアール加工は、好ましくは
半径2mm以上、より好ましくは、半径5mm以上ある
ことが望ましい。
【0059】本発明における布帛としては特に限定され
るものではないが、いわゆる衣服を始めとして、ホテル
等で仕様されるリネン(シーツ、タオル、テーブルクロ
ス等)、病院のリネン(シーツ、寝間着、白衣など)お
よびレストランのお絞り、テーブルクロス等が挙げられ
る。
【0060】本発明における縫い付け糸および縫い付け
法は特に限定されるものではないが、綿、ポリエステ
ル、ナイロンあるいはそれらの混紡されたものなどを糸
として用い、ミシンなどで縫い付ける方法が挙げられ
る。
【0061】次に本発明の一態様を述べるが、特にこれ
に限定されるものではない。まず、耐熱性透明プラスチ
ックフイルムとして、ポリエステル、フッ素樹脂、ポリ
−p−フェニレンスルフイドを主成分とする樹脂組成
物、分子中にイミド基を有する重合体、芳香族ポリアミ
ド系重合体のいずれかからなるフイルムの片面に印字を
行う。印字の方法としてはオートニクス社BC−8Mk
2プリンターを用いる方法があげられる。次に耐熱性透
明プラスチックフイルムの印字面側に接着層を塗設す
る。
【0062】粘接着剤としては、エポキシ樹脂系、シリ
コン樹脂系、ウレタン系、ポリアミド系、エラストマー
系、アクリル系等が挙げられる。
【0063】塗布方法は特に限定されず押出ラミネート
法、メルトコーティング法等を用いてもよいが、高速で
薄膜コートすることが可能であるという理由からグラビ
ヤコート法、リバースコート法、キッスコート法、ダイ
コート法、メタリングバーコート法など公知の方法を適
用できる。また、塗布する前に必要に応じて空気中ある
いはその他種々雰囲気中でのコロナ放電処理など公知の
表面処理を施すことによって、塗布性が良化するのみな
らず、粘接着剤をより強固に、耐熱性透明プラスチック
フイルム表面上に形成できる。なお、塗材濃度、塗膜乾
燥条件は特に限定されるものではないが、塗膜乾燥条件
は基体フイルムや印字の諸特性に悪影響を及ぼさない範
囲で行なうのが望ましい。
【0064】こうして製造されたラベルは、任意の塗布
製品、例えば、シーツ、タオル、テーブルクロス、寝間
着、白衣、お絞りなどに人力または機械により貼り付け
る。さらに、熱、光、水、酸素等により、粘接着剤を硬
化させる。
【0065】ラベルを貼り付けた後、さらに綿、ポリエ
ステル、ナイロン等の糸を用い、ミシンまたは人の手で
縫い付けを行うと、耐久性が向上する。
【0066】本発明の特性値は次の測定方法、評価基準
による。 (1)耐熱性 平織シーツに貼り合わせた本発明のラベルをシーツ面を
下にして平面上に置き、20g/cm2 の圧力、200
℃の温度で1分間加熱した。判定基準は、 フイルム : 良好(収縮率±5%以内) −−−−−−−−−−−−
−−−−−○ 劣る(収縮率±5〜10%) −−−−−−−−−−−
−−−−−△ 不良(収縮率±10%を越える、あるいは融解する)
−−−−−× 接着剤 : 良好(180°剥離強度1kg/25mm以上) −−
−−−−−○ 劣る(180°剥離強度500g/25mm以上 1kg/25mm未満) −−−−−−−−−−−−−
−−△ 不良(180°剥離強度500g/25mm未満) −
−−−−−× インク :印字記号を拡大鏡で肉視観察して判定 印字性良好 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−○ 印字性劣る −−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−△ 印字性不良 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−×
【0067】(2)耐水性 平織シーツに貼り合わせたラベルを60℃の水に30分
間浸漬処理後、180°剥離強度を測定した。 良好(1kg/25mm以上) −−−−−−−−−−
−−−−−−−−○ 劣る(500g/25mm以上1kg/25mm未満)
−−−−−−−△ 不良(500g/25mm未満) −−−−−−−−−
−−−−−−−−×
【0068】(3)耐洗剤性 平織シーツに貼り合わせたラベルを水1lに対して1g
の洗剤「アタック」(花王株式会社製)を溶かした60
℃の水に30分間浸漬処理し、180°剥離強度を測定
した。 良好(1kg/25mm以上) −−−−−−−−−−
−−−−−−−−○ 劣る(500g/25mm以上1kg/25mm未満)
−−−−−−−△ 不良(500g/25mm未満) −−−−−−−−−
−−−−−−−−×
【0069】
【実施例】以下、本発明を実施例に基いて説明するが、
本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1 厚さが100μmのフッ素フイルム(東レ合成フイルム
株式会社製“トヨフロン”)を放電処理した。該フイル
ムの片面にオートニクス社製BC−8Mk2プリンター
(リボンは凸版印刷株式会社製HD、印字条件10.5
V、4.2ms)を用いてバーコードを印刷した。
【0070】次にバーコードを印刷した面に、エポキシ
樹脂を主成分とした粘接着剤をコンマ方式で塗布し、塗
布層を100℃で1分間乾燥させ、粘接着剤層が40μ
mのシートを得た。これをシートAとする。シートAの
接着剤塗布面を平織シーツに接触させて、その上から2
kgのゴムローラーを5往復で接着させ、さらに、14
0℃、300g/cm2 、60秒の熱圧着を行なった。
さらにバーコード印字部の周りをミシンで縫いつけをし
た。このバーコードラベルの耐熱性、耐水性、耐洗剤性
を評価した。結果は表1に示す。
【0071】次にこのバーコードラベルを貼り付けたシ
ーツを洗濯機MWX−450(東京洗染機械製作所製)
で60℃、22分で洗濯、27分間ですすぎ・脱水し、
その後150℃に加熱したローラープレス機で乾燥、プ
レスした。この洗濯工程を100回繰り返した後のバー
コードラベルの特性は表2に示す。
【0072】実施例2 厚さが25μmのポリイミドフイルム(米国Du Po
nt社製“Kapton”)を用いた以外は実施例1と
同様にした。結果は表1、2に示す。
【0073】比較例1 厚さが25μmの2軸延伸ポリプロピレンフイルム(東
レ株式会社製“トレファン”)を用いた以外は実施例1
と同様にした。このラベルはバーコード印字後に収縮、
変形していた。また、印字後のバーコードラベルは熱処
理により変形が生じバーコードの読取りができなくなっ
た。結果は表1に示す。
【0074】
【表1】
【0075】
【表2】
【0076】
【発明の効果】本発明のラベルは耐熱性、耐水性、耐薬
品性に優れているので、シーツ、タオル、テーブルクロ
ス等の布帛製品のクリーニングに対して十分な耐久性を
有している。
【0077】これらの特質により、本発明のラベルはホ
テル、病院、レストラン等で使用されるシーツ、タオ
ル、テーブルクロス、寝間着、白衣等のクリーニングの
管理に好適である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱性透明プラスチックフイルムに耐熱
    性インクを用いて印字し、該印字面に耐熱・耐水・耐薬
    品性粘接着剤を塗設したことを特徴とするラベル。
  2. 【請求項2】 両隅角のないアール加工が施されている
    請求項1のラベル。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のラベルの耐熱・耐
    水・耐薬品性粘接着剤塗設面を布帛に貼り合せたことを
    特徴とするラベル付き布帛。
  4. 【請求項4】 ラベルと布帛とが縫い合わされている請
    求項3のラベル付き布帛。
JP24722392A 1992-08-24 1992-08-24 ラベルおよびラベル付き布帛 Pending JPH0667609A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002258753A (ja) * 2001-03-01 2002-09-11 Lintec Corp 耐熱性ラベル
JP2002275438A (ja) * 2001-03-22 2002-09-25 Lintec Corp 耐熱性ラベル

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JP2002258753A (ja) * 2001-03-01 2002-09-11 Lintec Corp 耐熱性ラベル
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