JPH0667503B2 - 熱可塑性粘着剤の溶融装置 - Google Patents

熱可塑性粘着剤の溶融装置

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JPH0667503B2
JPH0667503B2 JP61304066A JP30406686A JPH0667503B2 JP H0667503 B2 JPH0667503 B2 JP H0667503B2 JP 61304066 A JP61304066 A JP 61304066A JP 30406686 A JP30406686 A JP 30406686A JP H0667503 B2 JPH0667503 B2 JP H0667503B2
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B13/00Conditioning or physical treatment of the material to be shaped
    • B29B13/02Conditioning or physical treatment of the material to be shaped by heating
    • B29B13/022Melting the material to be shaped
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2791/00Shaping characteristics in general
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は熱可塑性プラスチックを、特にポリウレタンを
ベースにした粘着剤を溶融するための装置に関するもの
である。
従来技術 この種の装置はドイツ特許第2836545号公報から知られ
ている。この装置は、熱可塑性プラスチック供給用の供
給容器と、該供給容器内に配置される熱可塑性プラスチ
ック加熱用の加熱手段と、供給容器の下方に配置される
溶融した熱可塑性プラスチックのための集合溝とを有し
ている。溶融したプラスチックは、集合溝から例えば加
減ポンプによって塗付ヘッドへ供給される。
この公知の装置は、特に顆粒状の高溶融粘着剤を処理す
るために適している。装置始動後の顆粒は上方から供給
容器内へ簡単に供給することができ、加熱溶融した後処
理される。
しかしながら高粘性のシール材、ブチレンまたは高融接
着剤、特にポリウレタンをベースとした粘着剤等の流動
性に乏しい高粘性の熱可塑性プラスチックを溶融させる
場合に問題が生じる。これは、この種の流動性に乏しい
高粘性物質を上方から供給容器内へ容易に注ぐことがで
きないためである。
このため、この種の熱可塑性プラスチックを開口した搬
送容器内へ供給し、高粘性物質を加熱して流動性をもた
せるようにしたいわゆる“ドラム式溶融装置”が開発さ
れた。
しかしながらこのドラム式溶融装置を、大気中の酸素と
急速に反応し硬化してしまうような熱可塑性プラスチッ
クの処理に使用することはできない。とりわけポリウレ
タンをベースにした粘着剤を処理する場合に粘着剤が硬
化してしまい、従って従来のドラム式溶融装置を用いて
この種の粘着剤を処理すると、絶えず種々の問題が生じ
ることになる。
目的 本発明は熱可塑性プラスチック、特にポリウレタンをベ
ースとした粘着剤の溶融装置において上述したような欠
点が生じないような装置を提供するとともに、空気中で
容易に反応する高感度で高粘性の物質をも溶融させるこ
とができるような装置を提供することを目的とするもの
である。
構成及び作用効果 本発明は、上記目的を達成するため、a)下方に開いた
熱可塑性粘着剤用の搬送容器を収容するための上部部分
と緩衝容積として供される下部部分とを有する加熱性供
給容器と、b)当該供給容器内に置かれた熱可塑性粘着
剤を搬送容器内に収容したままで加熱する加熱手段と、
c)供給容器の下方に配置され、溶融した熱可塑性粘着
剤のための集合溝を備える基礎部分と、d)供給容器の
上端部のカバーとを備えてなる熱可塑性粘着剤を溶融す
るための装置において、e)更に供給容器の内部に不活
性ガスを供給するための導管が備えられ、f)シールさ
れた供給容器が基礎部分に取外し可能に固定されるこ
と、及びg)供給容器の下部部分の緩衝容積が、処理さ
れるべき最大搬送容器の充填容積と少なくとも同じ大き
さであることを特徴とするものである。
有利な実施例は、実施態様項に開示されている。
本発明の利点は、次のような作動態様に基づいている。
熱可塑性プラスチック、特にポリウレタンをベースとし
た粘着剤のための缶状の或いはドラム状の搬送容器が開
かれ、開口部を下に向けて上方から溶融装置の供給容器
内へ挿入される。このため供給容器の内壁は、搬送容器
の下縁に取付けられる環状隆起部を具備することができ
る。
供給容器は旋回可能に取付けられたカバーによって閉じ
られ、この時点で上方に向いた搬送容器の底部に侵入す
るマンドレルの先端が流出を支援する。
最後に不活性ガス、特に窒素の供給源が開かれ、ガスが
供給容器の内部に侵入して、搬送容器への空気の侵入を
阻止する。
供給容器とカバーの間のギャップ及び集合溝と供給容器
の間のギャップにはシールが設けられ、該シールは、熱
絶縁及び空気の侵入の阻止或いは不活性ガスの流出を阻
止するために用いられる。
供給容器の壁のなかに配置されている抵抗加熱要素に電
流が供給されると、供給容器壁が、従って搬送容器内の
熱可塑性プラスチックが加熱される。温度が上昇するに
ともなって熱可塑性プラスチックの流動性が増大し、そ
の結果熱可塑性プラスチックは開口した搬送容器から、
該搬送容器のすぐ下に配置されている緩衝部に流出す
る。
緩衝部から熱可塑性プラスチックは、供給容器の下方に
配置されている集合溝を通過し、加熱される。集合溝
は、供給容器の加熱とは独立に制御される加熱手段を有
しているので、供給容器と集合溝を異なった温度に設定
することができる。
搬送容器下方の供給容器の下部部分は緩衝部として用い
られ、最大の搬送容器の容積に対応した量のプラスチッ
クを受容することができる。従って、緩衝部がいっぱい
になった時供給容器のカバーを開き、空に成った搬送容
器を取り出して新たに充填した搬送容器を挿入すること
ができ、その結果作動を連続的に行なうことができる。
“ガスフード”は、加熱された熱可塑性プラスチックの
非常に反応しやすい表面を大気から保護する。
加熱され、従って溶融した熱可塑性プラスチックは、集
合溝から通路を介して加減ポンプ、特に歯車ポンプに達
する。ポンプは、熱可塑性プラスチックをその後の処理
過程に供給する。
供給容器は、集合溝を備えた装置下部部分に着脱可能に
取付けられ、従って交換可能であり、搬送容器の種々の
容積に適合させることができる。
搬送容器と集合溝を具備した装置下部部分とが、付加的
な熱絶縁体として用いられるる熱保護フードによって取
り囲まれているのが有利である。
実施例 次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて説明する。
符号10を付した溶融装置は、電動機16を設けた基板11
と、種々の加熱要素で温度を制御するための電気的スイ
ッチ要素を設けたスイッチキャビネットにして通風穴14
が設けられているスイッチキャビネット12と、図の右側
に図示されている溶融部とを有している。電動機16は、
符号18で示した連結装置、特に磁気連結装置を介して、
或いは歯車装置、一般には減速歯車装置を介してポンプ
20を、一般には歯車ポンプを駆動する。ポンプ20は、加
熱された、従って溶融されたポリウレタン粘着剤を搬送
する。
溶融部は、スイッチキャビネット12の熱に敏感な電子部
品を熱から保護している熱保護フード38のなかに配置さ
れている。熱保護フード38は、その上端を、旋回可能に
装着されたカバー40によって密封されている。カバー40
と溶融部の下部領域との間のギャップをシールするた
め、シール42と43が設けられている。さらに図式的に示
した保持手段41は、図示したその作動位置でカバー40を
保持している。
溶融部は、加熱穴24を備えたブロック状の基礎構造部22
を有している。加熱穴24内には、例えばシャモットチュ
ーブによって絶縁された電気抵抗ヒータが配置されてい
る。
基礎構造部22は、その上端に、通路29aを介してポンプ2
0に接続している集合溝としての凹部28を有している。
搬送通路の一部29bは、ポンプ20から溶融された粘着剤
の排出口へ通じている。
ブラケット36によって供給容器30が基礎構造部22に着脱
可能に固定されている。供給容器30も同様に加熱穴32を
備え、該加熱穴32内には、例えばシャモットチューブに
よって絶縁された電気抵抗ヒータが配置されている。
凹部28の領域における基礎構造部22の壁の上端と、供給
容器30の壁の下端との間には、シール34が設けられてい
る。シール34は、特に鉱物性繊維をベースにした絶縁
体、便宜上アスベストである。
図からわかるように、2つの上部シール42と43は、上方
へ開口している供給容器30の外壁で支持されている。
供給容器30は、下部緩衝部48と上部部分の2つの部分か
ら構成されている。上部部分は、供給容器30の内壁から
内側へ突出している幅狭の環状隆起部31によって下部部
分48から仕切られている。この隆起部31には、図に破線
で示した下方へ開口している粘着剤搬送容器46の下端が
係止している。
カバー40の内縁は、下方へ突出している先がとがったマ
ンドレル44を具備している。マンドレル44の先端は、搬
送容器46の上方に向いた面のなかへ侵入している。
不活性ガス、特に窒素のための導管50は、基礎構造部22
の真下を通って供給容器30の横を上方へ延び、供給容器
30の上端とカバー40の間に形成されている空洞部に開口
している。
作動を開始するにあたってカバー40が開かれ、片側が開
口している、ポリウレタンをベースとした粘着剤のため
の搬送容器46が、開口部を下に向けて供給容器30のなか
へ導入される。その結果、搬送容器46の下縁が環状ウェ
ブ31に係止する。ポリウレタンをベースにした粘着剤に
は粘性があるので、粘着剤が下方へ開口している搬送容
器46から流れ出すことはない。
次にカバー40が閉じられ、、その結果マンドレル44の先
端が搬送容器46のなかへ上方から侵入する。これと同時
にカバー40と熱保護フード38の間のギャップが、即ちカ
バー40と供給容器30の間のギャップがシール42,43によ
って密閉される。次に窒素が導管50を介して供給され、
その結果空気が供給容器と集合溝から排出されるので、
粘着剤はもはや大気と直接接触することはない。
この時点で2つの独立に制御可能な加熱装置、即ち基礎
構造部22と供給容器30のための加熱装置がオンにされ
る。その結果搬送容器46内の粘着剤が溶融し、搬送容器
46の外へ下方へ流れ出して、下部緩衝部48内へ達する。
この下部緩衝部48は、搬送容器46の最大容積に対応する
量の粘着剤を受け入れることができるような大きさに選
定されている。溶融した粘着剤は、下部緩衝部48から、
集合溝として用いられる凹部28と通路29aとを通ってポ
ンプ20に達する。ポンプ20は、溶融した粘着剤を通路29
bを介して排出口に供給する。
搬送容器46が完全に空になると、カバー40が再び開けら
れ、空になった搬送容器を取り去って、粘着剤を充填し
た新たな搬送容器46が取り付けられる。この過程は同時
に行なうことができる。なぜなら、溶融した粘着剤が下
部緩衝部48内にまだ残っているが、加熱され、従って反
応性のある粘着剤は、大気側の先端部で窒素の膜(フー
ド)で保護されており、従って下部緩衝部48内の加熱さ
れた粘着剤の特性を損なわずに連続的な操作が可能であ
るからである。
加熱性供給容器30が集合溝28を具備した基礎構造部22に
着脱可能に取付けられているので、例えば筒状の、或い
は立方体状の供給容器30を容積が同じ他の形状のものに
取替えることによって、処理される粘着剤の容積の違い
に、従って搬送容器の容積に適合させることができる。
基礎構造部22の温度と供給容器30の温度は、図示してい
ない通常のサーモスタット装置や温度センサによって所
定の設定値に保持される。これに対応する電子部品は、
スイッチキャビネット12に配置される。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は、ポリウレタンをベースとした粘着剤を溶
融するための本発明による装置の垂直断面図である。 20……ポンプ、22……基礎構造部 24,32……穴 28……凹部(集合溝) 30……供給容器、31……隆起部 38……熱保護フード 40……カバー 42,43……シール 46……搬送容器、48……緩衝部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)下方に開いた熱可塑性粘着剤用の搬送
    容器(46)を収容するための上部部分と緩衝容積として
    供される下部部分(48)とを有する加熱性供給容器(3
    0)と、 b)当該供給容器(30)内に置かれた熱可塑性粘着剤を
    搬送容器(46)内に収容したままで加熱する加熱手段
    と、 c)供給容器(30)の下方に配置され、溶融した熱可塑
    性粘着剤のための集合溝(28)を備える基礎部分(22)
    と、 d)供給容器(30)の上端部のカバー(40)と を備えてなる熱可塑性粘着剤を溶融するための装置にお
    いて、 e)更に供給容器(30)の内部に不活性ガスを供給する
    ための導管(50)が備えられ、 f)シールされた供給容器(30)が基礎部分(22)に取
    外し可能に固定されること、 g)供給容器(30)の下部部分(48)の緩衝容積が、処
    理されるべき最大搬送容器(46)の充填容積と少なくと
    も同じ大きさであること、 を特徴とする粘着剤溶融装置。
  2. 【請求項2】シール(34)が供給容器(30)の下縁部と
    基礎部分(22)の上縁部との間に設けられていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  3. 【請求項3】鉱物繊維をベースとした絶縁シール(34)
    が使用されることを特徴とする特許請求の範囲第2項に
    記載の装置。
  4. 【請求項4】供給容器(30)の内壁が、搬送容器(46)
    の下縁部用支持体として、内側に突出した環状隆起部
    (31)を備えてなることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項〜第3項のいずれか一項に記載の装置。
  5. 【請求項5】供給容器(30)の壁に、絶縁された電気抵
    抗加熱要素を備えた穴(32)が設けられていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか一項
    に記載の装置。
  6. 【請求項6】旋回可能に据え付けられたカバー(40)を
    備え、当該カバー(40)を閉鎖する際に、搬送容器(4
    6)の上方に向いた面を貫く先端を有したマンドレル(4
    4)が、カバー(40)の内側に設けられることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれか一項に記
    載の装置。
  7. 【請求項7】カバー(40)用の保持手段(41)が設けら
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載
    の装置。
  8. 【請求項8】シール(42,43)がカバー(40)と供給容
    器(30)との間に設けられていることを特徴とする特許
    請求の範囲第6項又は第7項に記載の装置。
JP61304066A 1986-01-02 1986-12-22 熱可塑性粘着剤の溶融装置 Expired - Lifetime JPH0667503B2 (ja)

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DE3600020A DE3600020C1 (de) 1986-01-02 1986-01-02 Vorrichtung zum Verfluessigen eines thermoplastischen Kunststoffes
DE3600020.5 1986-01-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62160162A JPS62160162A (ja) 1987-07-16
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JP61304066A Expired - Lifetime JPH0667503B2 (ja) 1986-01-02 1986-12-22 熱可塑性粘着剤の溶融装置

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US (1) US4724983A (ja)
EP (1) EP0228689B1 (ja)
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AT (1) ATE56386T1 (ja)
DE (2) DE3600020C1 (ja)

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