JPH066734A - 液晶パネルを用いた投射装置における液晶パネルのライン走査方法 - Google Patents

液晶パネルを用いた投射装置における液晶パネルのライン走査方法

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JPH066734A
JPH066734A JP18295892A JP18295892A JPH066734A JP H066734 A JPH066734 A JP H066734A JP 18295892 A JP18295892 A JP 18295892A JP 18295892 A JP18295892 A JP 18295892A JP H066734 A JPH066734 A JP H066734A
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Yasuaki Sato
靖朗 佐藤
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アスペクト比が4対3の液晶パネルの全画素
を使用してビスタサイズの映像信号の表示を行なえるよ
うにする。 【構成】 走査線数2倍化補間回路4で第1の映像信号
の水平走査周波数の2倍の水平走査周波数を有し、走査
線数2倍化補間が施された第2の映像信号を発生させ
る。前記の第2の映像信号により液晶パネル8のライン
を液晶パネル駆動回路6により順次に走査する際に、液
晶パネル8における連続する5本のライン毎に、第1番
目のラインの走査、第2番目のラインの走査、第3番目
のラインと第5番目のラインとの同時走査、第4番目の
ラインの走査を、前記した第2の映像信号における連続
する4水平走査期間の信号における順次の1水平走査期
間の映像信号を用いて行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶パネルを用いた投射
装置における液晶パネルのライン走査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の各種の標準方式のテレビジョン方
式(以下、テレビジョンをTVのように略記することも
ある)におけるTV画面のアスペクト比(画面の横寸法
と縦寸法との比)は4対3と定められていたが、このよ
うに従来のTV方式において4対3のアスペクト比が採
用されたのは、TV技術が実用化される以前に広く実用
化されていた映画で使用されていた映画フィルムの駒の
横寸法と縦寸法との比が略々4対3だったことから、そ
の映画の画面との整合を図るという理由だけであったと
いう事情によることは多くの文献にも記載されていると
おりである。ところが近年になって人間の視野、視覚特
性に整合する情報量や心理効果などの諸条件についての
多角的な研究が行われたり検討が加えられたりした結
果、TV画面のアスペクト比としては従来の4対3より
も大きな方が良いということになり、例えば我国の日本
放送協会が開発した高品位TVとして知られているハイ
ビジョンにおけるTV画面のアスペクト比としても16
対9というように従来のTV画面のアスペクト比4対3
に比べて大きなアスペクト比が採用されている。
【0003】そして、TV画面のアスペクト比を従来の
TV画面のアスペクト比4対3よりも大きく定めたTV
方式による再生画像は、人間の視野との整合性も良く、
見易く、自然で、臨場感にも富み迫力のある画面として
感じられるものとなるために、アスペクト比の大きな画
面で再生画像が見られるようにすることは望ましいこと
である。それで、従来から現在に至るまで、広く実用さ
れている各種のTV方式に比べて、高品質なTV画像が
得られるようなTV方式の開発研究に際しても、現在広
く実用されているTV方式との間の良好な互換性が満足
できるという条件も考慮しつつ、TV画面のアスペクト
比を従来の4対3のアスペクト比よりも大きくする方向
での検討がなされていることは、発表されている各種の
文献の記載からも知ることができるのであり、例えば現
在BTA関係機関において鋭意協議中の第二世代EDT
V、その他、ビデオパッケージメディア等においても、
例えばアスペクト比を16対9にするというような画面
のワイド化の方向を指向している。
【0004】ところで、近年になって再生画像の大型化
が望まれるようになったのに伴い、大型の再生画像を得
るための装置の一つとして液晶パネルを用いた投射装置
が実用化されたが、現在の液晶パネルはアスペクト比が
4対3の画像と対応するものとして作られているため
に、その液晶パネルを用いて例えばアスペクト比が16
対9の投射画像をスクリーン上に映出させたい場合に
は、例えばアナモフィックレンズのような光学的水平伸
長装置が使用される(例えば特開平3ー150984号
公報の第6図及び第8図を参照して行なわれている従来
例装置についての記述を参照)。アスペクト比が16対
9の画像を再生できる映像信号のプログラムソースとし
てはMUSE放送があり、このMUSE放送はMUSE
−NTSCコンバータを用いて方式変換を行なうことに
より、日本の標準方式のカラーTV受像機によっても視
聴できる。
【0005】図9はアスペクト比が16対9の再生画像
を映出できるハイビジョンTV受像機11から出力され
たMUSE信号を、MUSE−NTSCコンバータ12
に供給して、前記のMUSE−NTSCコンバータ12
から出力されたスクイーズ信号を、アスペクト比が16
対9のディスプレイを備えているNTSC方式のTV受
像機13に供給して再生画像を得たり、前記のスクイー
ズ信号を、アスペクト比が4対3のディスプレイを備え
ているNTSC方式のTV受像機14に供給して再生画
像を得たりした場合にディスプレイ上の再生画像の状態
を例示している図であって、前記したアスペクト比が1
6対9のディスプレイを備えているNTSC方式のTV
受像機13では正常な再生画像を映出できるが、アスペ
クト比が4対3のディスプレイを備えているNTSC方
式のTV受像機14では画像内容が縦方向に伸長した状
態の再生画像が映出されることになる。
【0006】ところで、既述のようにアスペクト比が4
対3の画像と対応するものとして作られている現在の液
晶パネルに対して、前記したスクイーズ信号を供給した
場合に液晶パネルによって映出される画像も、図9中の
TV受像機14のディスプレイに映出された再生画像と
同様に、画像内容が縦方向に伸長した状態の再生画像と
なるが、液晶パネルから射出された光を、例えばアナモ
フィックレンズのような光学的水平伸長装置を使用すれ
ば、正常な画像内容を有するアスペクト比が16対9の
投射画像をスクリーン上に映出させることができること
は既に述べたとおりである。
【0007】ところが、液晶パネルを用いた投射装置に
よってスクリーン上に映出させるべき画像のプログラム
ソースの映像信号としては、アスペクト比が16対9の
再生画像を正常な画像内容のものとして映出させること
ができるような信号形態とされている映像信号と、アス
ペクト比が4対3の再生画像を正常な画像内容のものと
して映出させることができるような信号形態とされてい
る映像信号とがあるから、前記の各種類の映像信号によ
る画像のそれぞれが、ともに正常な画像内容を有する画
像としてスクリーン上に投射させようとする場合には、
液晶パネルに供給される映像信号の種類に応じて、前記
したアナモフィックレンズのような光学的水平伸長装置
を使用したり不使用としたりすることが必要とされる
が、前記のように液晶パネルに供給される映像信号の種
類に応じて、アナモフィックレンズのような光学的水平
伸長装置を取付けたり取外したりすることは煩雑である
ために、液晶パネルに供給される映像信号の種類の如何
に拘らずに、常時、アナモフィックレンズのような光学
的水平伸長装置を使用している状態の構成を採用した上
で、映像信号の種類の如何に拘らずに、正常な画像内容
を有する画像をスクリーン上に投射させようとする試み
がなされた。
【0008】図10は前記のような考えに基づいて構成
された液晶パネルを用いた投射装置の概略構成を示して
いるブロック図であり、この図において1は原映像信号
(第1の映像信号)の入力端子であり、前記の入力端子
1に供給された第1の映像信号は、水平圧縮回路2と切
換スイッチ3の固定接点bとに与えられる。前記した切
換スイッチ3の可動接点vは、入力端子1に供給された
第1の映像信号が16対9のスクイーズ信号の場合だけ
に固定接点b側に切換えられ、前記以外の種類の第1の
映像信号が入力端子1に供給された場合には、固定接点
a側に切換えられるように操作される。水平圧縮回路2
は、それに供給された第1の映像信号を水平方向に約3
/4に圧縮した状態の第1の映像信号として、その出力
信号を前記した切換スイッチ3の固定接点aに供給す
る。それで第1の映像信号は前記の切換スイッチ3の切
換え態様に従って選択された切換スイッチ3の固定接点
a,bの何れかのものと、切換スイッチ3の可動接点v
とを経て走査線2倍化補間回路4に供給される。
【0009】走査線2倍化補間回路4では、それに供給
された第1の映像信号を、水平走査周期が第1の映像信
号の水平走査周期の1/2で、かつ、同一の水平走査周
期の映像信号が時間軸上で連続して2度ずつ現われるよ
うな信号形態の第2の映像信号(走査線数2倍化補間映
像信号)に変換した後に、液晶パネル駆動回路16の入
力端子15に供給する。前記した走査線2倍化補間回路
4としては、例えば、2個のメモリを備えていて、一方
のメモリが第1の映像信号における1水平走査期間にわ
たって書込み動作を行なっているときには、他方のメモ
リが第1の映像信号の水平走査期間の1/2の期間に1
水平走査期間の映像信号の読出し動作を行なうという動
作を、前記した2つのメモリが順次交互に行なうことが
できるものとして構成されたものが使用できる。
【0010】前記した第2の映像信号が供給された液晶
パネル駆動回路16としては、例えば図12に示されて
いるような構成例のものを使用できる。図12において
161はデータドライバ、162はスキャンドライバ、
163は同期分離回路、164はフィールド判別回路で
あり、前記した同期分離回路163では、第2の映像信
号の垂直同期信号と水平同期信号とを分離し、前記の各
信号に基づいて前記した第2の映像信号における垂直走
査周期を有するシフトスタート信号Ss{ 図13の
(b)参照}と、第2の映像信号の水平走査周期を有する
シフトクロック信号Sc{図13の(c)参照}とを発生
して、それをスキャンドライバ162に与える。また、
前記のフィールド判別回路164では、それに与えられ
た第2の映像信号における奇数フィールドの映像信号と
偶数フィールドの映像信号との区別を判定して、フィー
ルド判別信号を発生し、それをスキャンドライバ162
に与える。前記した第2の映像信号が供給されているデ
ータドライバ161は、第2の映像信号における順次の
1水平走査期間の映像信号における画像情報を液晶パネ
ル8に供給する。
【0011】前記した液晶パネルの駆動回路16による
液晶パネル8に対する駆動態様を図12乃至図14等を
参照して説明すると次のとおりである。まず図14の
(a),(b)の各図におけるそれぞれ左側に示してある各
図は、第1の映像信号の走査標準に従ってディスプレイ
(例えば陰極線管)の表示面に描かれた走査線#1,#2,
#3…を示しているものであり、図中における実線図示
の走査線#1,#3…は、第1の映像信号が奇数フィー
ルドの場合の順次の走査線であり、また図中における点
線図示の走査線#2,#4…は、第1の映像信号が偶数
フィールドの場合の順次の走査線を示している。また図
14の(a),(b)の各図におけるそれぞれ右側に示
してある図は、液晶パネル8における順次のライン,
,,…の配列態様を示しており、図14の(a)
と図14の(b)とにおいて、それぞれ左右の図の間に
示されている矢印は、第1の映像信号の画像内容と、液
晶パネル8における順次のライン,,,…に表示
される画像内容との関係を示すためのものであり、液晶
パネル8における各ライン,,,中に示してある
#1S,#2S,#3S…等の記号は、第1の映像信号の
走査標準に従ってディスプレイ(例えば陰極線管)の表
示面に描かれた順次の走査線#1,#2,#3…のそれぞ
れのものの画像内容を表わしていることを表現している
ものであって、例えば、#1Sは第1の映像信号の走査
標準に従ってディスプレイ(例えば陰極線管)の表示面
に描かれた走査線#1によって表示されている画像内容
を表わしており、また、#2Sは第1の映像信号の走査
標準に従ってディスプレイ(例えば陰極線管)の表示面
に描かれた走査線#2によって表示されている画像内容
を表わしている。
【0012】液晶パネル駆動回路16におけるフィール
ド判別回路164から出力されたフィールド判別信号に
よりスキャンドライバ162は、液晶パネル8で表示し
ようとしている第2の映像信号が奇数フィールドであっ
た場合には、図14の(a)に示されているように、第
1の映像信号の走査標準に従ってディスプレイ(例えば
陰極線管)の表示面に描かれた走査線#1の画像内容
が、走査線2倍化補間回路4により、水平走査周期が第
1の映像信号の水平走査周期の1/2で、かつ、同一の
水平走査周期の映像信号が時間軸上で連続して2度ずつ
現われるような信号形態とされている第2の映像信号に
よって、1番目のラインと2番目のラインとに#1
S,#1Sとして表示させうるように、次に、第1の映
像信号の走査標準に従ってディスプレイ(例えば陰極線
管)の表示面に描かれた走査線#3の画像内容が、走査
線2倍化補間回路4により、水平走査周期が第1の映像
信号の水平走査周期の1/2で、かつ同一の水平走査周
期の映像信号が時間軸上で連続して2度ずつ現われるよ
うな信号形態とされている第2の映像信号によって、3
番目のラインと4番目のラインとに#3S,#3S
として表示させうるようにというような走査態様で、液
晶パネル8における順次のラインに画像内容を表示させ
うるような走査態様での走査を行なう。前記の走査態様
での走査は、各フィールド毎に、図13の(b)に示さ
れているシフトスタート信号Ssによって開始されて、
図13の(c)に示されているシフトクロック信号Sc
によって、図13の(d)〜(j)に例示されているよ
うに順次のライン,,,…について順次の走査が
行なわれる。
【0013】液晶パネル駆動回路16の前記のような動
作によって、液晶パネル8に表示された画像情報によっ
て強度変調された光は、アナモフィックレンズのような
光学的水平伸長装置9により光学的に横方向に拡大され
て、アスペクト比が16対9の画像としてスクリーン1
0上に映出されることになる。図11は、前記した図1
0に示されている液晶パネルを用いた投射装置の入力端
子1に供給された第1の映像信号が、 (1)正しい画像内
容の画像をアスペクト比が4対3の再生画像としてディ
スプレイの表示面に表示させうるような信号構成の映像
信号、例えば、NTSC方式の映像信号{図11の
(a)}の場合と、 (2)MUSE−NTSCコンバータか
ら出力されたスクイーズ信号{図11の(d)}の場合と、
(3)アスペクト比が4対3のディスプレイの表示面上
に、アスペクト比が16対9の正しい画像内容の画像を
映出させることができるような信号構成にされている映
像信号(以下、ビスタサイズの映像信号と記載されるこ
とがある)の場合{図11の(g)}とのそれぞれの場合
に、図10に示されている液晶パネルを用いた投射装置
で行なわれる信号処理の状態の違いと、スクリーン10
に映出される画像の状態とを図示説明している図であ
る。
【0014】すなわち、図10に示されている液晶パネ
ルを用いた投射装置の入力端子1に供給された第1の映
像信号が、前記した(1)のNTSC方式の映像信号{図
11の(a)}の場合には、入力映像信号として入力端子
1に供給されたNTSC信号が、水平圧縮回路2によっ
て水平方向に約3/4に圧縮された状態にされた後に切
換スイッチ3の固定接点aと可動接点vとを介して、走
査線2倍化補間回路4に供給され、走査線2倍化補間回
路4において水平走査周期が第1の映像信号の水平走査
周期の1/2で、かつ、同一の水平走査周期の映像信号
が時間軸上で連続して2度ずつ現われるような信号形態
の第2の映像信号とされて、液晶パネル駆動回路16の
入力端子15に供給される。そして、液晶パネル駆動回
路16の前述のような動作によって、液晶パネル8には
図11の(b)に示されているような画像が表示され
る。前記の液晶パネル8に表示された画像情報によって
強度変調された光は、アナモフィックレンズのような光
学的水平伸長装置9により光学的に横方向に拡大される
ことにより、スクリーン10には図11の(c)に示さ
れているような画像が映出されることになる。
【0015】また、図10に示されている液晶パネルを
用いた投射装置の入力端子1に供給された第1の映像信
号が、前記した(2)のスクイーズ信号{図11の(d)}の
場合には、入力映像信号として入力端子1に供給された
スクイーズ信号が、切換スイッチ3の固定接点bと可動
接点vとを介して走査線2倍化補間回路4に供給され
て、走査線2倍化補間回路4において水平走査周期が第
1の映像信号の水平走査周期の1/2で、かつ、同一の
水平走査周期の映像信号が時間軸上で連続して2度ずつ
現われるような信号形態の第2の映像信号とされて、液
晶パネル駆動回路16の入力端子15に供給される。そ
して、液晶パネル駆動回路16の前述のような動作によ
って、液晶パネル8には図11の(e)に示されている
ような画像が表示される。前記の液晶パネル8に表示さ
れた画像情報によって強度変調された光は、アナモフィ
ックレンズのような光学的水平伸長装置9により光学的
に横方向に拡大されることにより、スクリーン10には
図11の(f)に示されているような画像が映出される
ことになる。
【0016】さらに図10に示されている液晶パネルを
用いた投射装置の入力端子1に供給された第1の映像信
号が、前記した(3)のビスタサズの映像信号{図11の
(g)}の場合には、入力映像信号として入力端子1に供
給されたビスタサズの映像信号が、水平圧縮回路2によ
って水平方向に約3/4に圧縮された状態にされた後に
切換スイッチ3の固定接点aと可動接点vとを介して、
走査線2倍化補間回路4に供給され、走査線2倍化補間
回路4において水平走査周期が第1の映像信号の水平走
査周期の1/2で、かつ、同一の水平走査周期の映像信
号が時間軸上で連続して2度ずつ現われるような信号形
態の第2の映像信号とされて、液晶パネル駆動回路16
の入力端子15に供給される。前記の液晶パネル駆動回
路16の前述のような動作によって、液晶パネル8には
図11の(h)に示されているような画像が表示され
る。前記の液晶パネル8に表示された画像情報によって
強度変調された光は、アナモフィックレンズのような光
学的水平伸長装置9により光学的に横方向に拡大される
ことにより、スクリーン10には図11の(i)に示さ
れているような画像が映出されることになる。
【0017】図15は液晶パネル8における画素の配列
態様が、所謂、デルタ配列とされている場合に、液晶パ
ネル8に斜めの線を表示させた場合の表示状態を例示し
たものであり、図中における#1,#2,#3…、,
,…等の符号の意味は、図14について既述したと
ころと同様である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】液晶パネルを用いた投
射装置でスクリーン上に映出させるべき画像のプログラ
ムソースの映像信号として、既述の図11の(a),
(d),(g)に例示したようにNTSC方式の映像信号
と、MUSE−NTSCコンバータから出力されたスク
イーズ信号と、ビスタサイズの映像信号等の各種の映像
信号が選択的に用いられるような場合に、前記の各種類
の映像信号による画像のそれぞれが、ともに正常な画像
内容を有する画像としてスクリーン上に投射させようと
する場合の最も一般的な手段としては、液晶パネルに供
給される映像信号の種類に応じて、アナモフィックレン
ズのような光学的水平伸長装置を取付けたり、取外ずし
たりするような方法を用いられるが、前記のように液晶
パネルに供給される映像信号の種類に応じて、アナモフ
ィックレンズのような光学的水平伸長装置を取付けたり
取外したりすることは煩雑である。そのために、液晶パ
ネルに供給される映像信号の種類の如何に拘らずに、常
時、アナモフィックレンズのような光学的水平伸長装置
を使用している状態の構成を採用した上で、映像信号の
種類の如何に拘らずに正常な画像内容を有する画像をス
クリーン上に投射させることができるように、図10を
参照して既述したような構成の投射装置が考えられた
が、この図10に示されている投射装置では、特にビス
タサイズの映像信号を映出させる場合に、図11の
(g),(h)を見ても明らかなように、液晶パネル8
における画素の使用効率が低く、画像の表示のために液
晶パネル8に備えている全画素の約半分{ビスタサイズ
の映像信号は図11の(g)のように、もともと縦方向
について5/8に圧縮されており、それが水平圧縮回路
2により水平方向にも3/4に圧縮されるから、液晶パ
ネル8における画素の使用状態は図11の(h)のよう
に、液晶パネル8に備えられている全画素数の約半分に
なる}しか使用されないことになり、それにより水平解
像度が低下する他に、水平圧縮回路を通過させるために
S/Nの劣化も生じるということが問題になり、それの
解決策が求められた。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は第1の映像信号
の水平走査周波数の2倍の水平走査周波数を有し、走査
線数2倍化補間が施された第2の映像信号によって、液
晶パネルのラインを順次に走査する際に、液晶パネルに
おける連続する5本のライン毎に、第1番目のラインの
走査、第2番目のラインの走査、第3番目のラインと第
5番目のラインとの同時走査、第4番目のラインの走査
を、前記した第2の映像信号における連続する4水平走
査期間の信号における順次の1水平走査期間の映像信号
を用いて行なうようにした液晶パネルを用いた投射装置
における液晶パネルのライン走査方法を提供する。
【0020】
【作用】第1の映像信号の水平走査周波数の2倍の水平
走査周波数を有し、走査線数2倍化補間が施された第2
の映像信号を発生させ、前記の第2の映像信号により液
晶パネルのラインを順次に走査する際に、液晶パネルに
おける連続する5本のライン毎に、第1番目のラインの
走査、第2番目のラインの走査、第3番目のラインと第
5番目のラインとの同時走査、第4番目のラインの走査
を前記した第2の映像信号における連続する4水平走査
期間の信号における順次の1水平走査期間の映像信号を
用いて行なう。
【0021】
【実施例】以下、本発明の液晶パネルを用いた投射装置
における液晶パネルのライン走査方法の具体的な内容に
ついて添付図面を参照して詳細に説明する。図1は本発
明の液晶パネルを用いた投射装置における液晶パネルの
ライン走査方法を適用した液晶パネルを用いた投射装置
の概略構成を示すブロック図、図2はビスタサイズの映
像信号による液晶パネルとスクリーン上の画像を説明す
る図、図3は液晶パネルに対する奇数フィールドの映像
信号による走査状態の説明図、図4は液晶パネルに対す
る偶数フィールドの映像信号による走査状態の説明図、
図5は走査線2倍化補間回路の一例構成のブロック図、
図6は液晶パネル駆動回路の動作を説明するためのタイ
ミングチャート、図7は液晶パネル駆動装置の動作を説
明するためのフローチャート、図8は液晶パネル上に表
示された斜線を示す図、図16は液晶パネルのラインの
走査順序を説明するための図である。
【0022】図1に示されている本発明の液晶パネルを
用いた投射装置における液晶パネルのライン走査方法を
適用した液晶パネルを用いた投射装置において、1は原
映像信号(第1の映像信号)の入力端子である。前記の
入力端子1に供給された第1の映像信号は、図10につ
いて既述した液晶パネルを用いた投射装置の場合と同様
に、水平圧縮回路2と切換スイッチ3の固定接点bとに
与えられる。前記した切換スイッチ3の可動接点vは、
入力端子1に供給された第1の映像信号が16対9のス
クイーズ信号と、ビスタサイズの映像信号の場合には固
定接点b側に切換えられ、また、前記以外の種類の第1
の映像信号が入力端子1に供給された場合には、固定接
点a側に切換えられるように操作される。水平圧縮回路
2は、それに供給された第1の映像信号を水平方向に約
3/4に圧縮した状態の第1の映像信号として、その出
力信号を前記した切換スイッチ3の固定接点aに供給す
る。それで第1の映像信号は前記の切換スイッチ3の切
換え態様に従って選択された切換スイッチ3の固定接点
a,bの何れかのものと、切換スイッチ3の可動接点v
とを経て走査線2倍化補間回路4に供給される。
【0023】走査線2倍化補間回路4では、それに供給
された第1の映像信号を、水平走査周期が第1の映像信
号の水平走査周期の1/2で、かつ、同一の水平走査周
期の映像信号が時間軸上で連続して2度ずつ現われるよ
うな信号形態の第2の映像信号(走査線数2倍化補間映
像信号)に変換した後に、液晶パネル駆動回路6の入力
端子5に供給する。前記した走査線2倍化補間回路4と
しては、例えば、2個のメモリを備えていて、一方のメ
モリが第1の映像信号における1水平走査期間にわたっ
て書込み動作を行なっているときには、他方のメモリが
第1の映像信号の水平走査期間の1/2の期間に1水平
走査期間の映像信号の読出し動作を行なうという動作
を、前記した2つのメモリが順次交互に行なうことがで
きるものとして構成されたものが使用できる。
【0024】前記した第2の映像信号が供給された液晶
パネル駆動回路6としては、例えば図5に示されている
ような構成例のものが使用できる。図5において61は
データドライバ、62はスキャンドライバ、63は同期
分離回路、64はフィールド判別回路、65は制御部で
あり、前記の制御部65としては例えばマイクロプロセ
ッサとランダムアクセスメモリとリードオンリーメモリ
とを含んで構成されているものが使用できる。前記した
同期分離回路63では、第2の映像信号の垂直同期信号
と水平同期信号とを分離し、前記の各信号に基づいて前
記した第2の映像信号における垂直走査周期を有するシ
フトスタート信号Ss{図6の(b)参照}と、第2の映
像信号の水平走査周期を有するシフトクロック信号Sc
{図6の(c)参照}とを発生して、それを制御部65に
与える。また、前記のフィールド判別回路64では、そ
れに与えられた第2の映像信号における奇数フィールド
の映像信号と偶数フィールドの映像信号との区別を判定
して、フィールド判別信号を発生し、それを制御部65
に与える。また、前記した制御部65には端子7からビ
スタサイズ判別信号が供給されている。
【0025】前記した制御部65では、前記したビスタ
サイズ判別信号とフィールド判別信号とシフトスタート
信号Ssとシフトクロック信号Sc等に基づいてスキャ
ンドライバ62の動作を制御して、スキャンドライバ6
2と、前記した第2の映像信号が供給されているデータ
ドライバ61とによって、第2の映像信号における順次
の1水平走査期間の映像信号における画像情報が後述の
ような走査態様で液晶パネル8に供給されるようにす
る。すなわち、入力端子1に供給された第1の映像信号
が、ビスタサイズの映像信号以外の信号形態の映像信号
の場合には、制御部65は液晶パネル駆動回路6による
液晶パネル8の走査態様として、図10に示されている
投射装置について、図14の(a),(b)を参照して
既述したような走査態様での走査が、液晶パネル8に対
して行なわれようにスキャンドライバ62の動作を制御
する。また、入力端子1に供給された第1の映像信号
が、ビスタサイズの映像信号の場合には、液晶パネル駆
動回路6による液晶パネル8の走査態様として、図3及
び図4に示されているような走査態様での走査を、液晶
パネル8に対して行なって、ビスタサイズの映像信号に
よる液晶パネル8における表示ライン数が5/4倍(1
2.5%増)とされるようにし、垂直方向での伸長が行
なわれる状態の走査態様で液晶パネル8に対する走査が
行なわれるように、制御部65がスキャンドライバ62
の動作を制御する。
【0026】入力端子1に供給された第1の映像信号
が、ビスタサイズの映像信号以外の信号形態の映像信号
の場合における液晶パネル駆動回路6による液晶パネル
8に対する走査態様の詳細については、図14の
(a),(b)を参照して既に詳述したところであるか
ら、ここでの再度の説明は省略することにし、以下の記
載は入力端子1に供給された第1の映像信号が、ビスタ
サイズの映像信号であった場合における液晶パネル駆動
回路6による液晶パネル8に対する走査態様について行
なうことにする。入力端子1に供給された第1の映像信
号が、ビスタサイズの映像信号の場合には、入力端子7
を介して液晶パネル駆動回路6の制御部65に対して与
えられたビスタサイズ判別信号により、制御部65では
第1の映像信号の水平走査周波数の2倍の水平走査周波
数を有し、走査線数2倍化補間が施された第2の映像信
号によって、液晶パネルのラインを順次に走査する際
に、液晶パネルにおける連続する5本のライン毎に、第
1番目のラインの走査、第2番目のラインの走査、第3
番目のラインと第5番目のラインとの同時走査、第4番
目のラインの走査を、前記した第2の映像信号における
連続する4水平走査期間の信号における順次の1水平走
査期間の映像信号を用いて行なうような走査が、液晶パ
ネル8に対して行なわれるように、液晶パネルの駆動回
路6の動作を制御する。
【0027】前記した制御部65の制御動作に基づいて
行なわれる液晶パネルの駆動回路6による液晶パネル8
に対する駆動態様を図3及び図4ならびに図6等を参照
して説明すると次のとおりである。まず図3及び図4の
各図におけるそれぞれ左側に示してある各図は、第1の
映像信号の走査標準に従ってディスプレイ(例えば陰極
線管)の表示面に描かれた走査線#1,#2,#3…を示
しているものであり、図中における実線図示の走査線#
1,#3…は、第1の映像信号が奇数フィールドの場合
の順次の走査線であり、また図中における点線図示の走
査線#2,#4…は、第1の映像信号が偶数フィールド
の場合の順次の走査線を示している。
【0028】また図3及び図4の各図におけるそれぞれ
右側に示してある図は、液晶パネル8における順次のラ
イン,,,…の配列態様を示しており、図3と
図4とにおけるそれぞれの左右の図の間に示されている
矢印は、第1の映像信号の画像内容と、液晶パネル8に
おける順次のライン,,,…に表示される画像内
容との関係を示すためのものであり、液晶パネル8にお
ける各ライン,,,中に示してある#1S,#2
S,#3S…等の記号は、第1の映像信号の走査標準に
従ってディスプレイ(例えば陰極線管)の表示面に描か
れた順次の走査線#1,#2,#3…のそれぞれのものの
画像内容を表わしていることを表現しているものであっ
て、例えば、#1Sは第1の映像信号の走査標準に従っ
てディスプレイ(例えば陰極線管)の表示面に描かれた
走査線#1によって表示されている画像内容を表わして
おり、また、#2Sは第1の映像信号の走査標準に従っ
てディスプレイ(例えば陰極線管)の表示面に描かれた
走査線#2によって表示されている画像内容を表わして
いる。
【0029】さて、液晶パネル駆動回路6に設けられて
いるフィールド判別回路64(フィールド判別回路64
としては周知構成のものを使用できる)から出力された
フィールド判別信号が与えられた制御部65が、液晶パ
ネル8で表示しようとしている第2の映像信号が奇数フ
ィールドのものであると前記のフィールド判別信号に基
づいて判定した場合には、制御部65ではスキャンドラ
イバ62による液晶パネル8に対する垂直走査態様が図
3に示されているようなものとなるようにスキャンドラ
イバ62の動作を制御する。すなわち、奇数フィールド
の映像信号の場合におけるスキャンドライバ62による
液晶パネル8に対する垂直走査態様は、図3に例示して
あるように、第1の映像信号の走査標準に従ってディス
プレイ(例えば陰極線管)の表示面に描かれた走査線#1
の画像内容と対応する第1の映像信号が、走査線2倍化
補間回路4により、水平走査周期が第1の映像信号の水
平走査周期の1/2で、かつ同一の水平走査周期の映像
信号が時間軸上で連続して2度ずつ現われるような信号
形態にされている第2の映像信号によって、まず、液晶
パネル8の1番目のラインで前記した画像内容を有す
る第2の映像信号における最初の1水平走査期間の映像
信号による#1Sの表示が行なわれ、それに引続く第2
の映像信号の1水平走査期間の映像信号による#1Sの
表示が液晶パネル8の2番目のラインで行なわれるよ
うな走査態様での走査を行なう。
【0030】次に、第1の映像信号の走査標準に従って
ディスプレイ(例えば陰極線管)の表示面に描かれた走
査線#3の画像内容と対応する第1の映像信号が、走査
線2倍化補間回路4により、水平走査周期が第1の映像
信号の水平走査周期の1/2で、かつ同一の水平走査周
期の映像信号が時間軸上で連続して2度ずつ現われるよ
うな信号形態とされている第2の映像信号における最初
の1水平走査期間の第2の映像信号によって、液晶パネ
ル8の3番目のラインと5番目のラインとに同時に
#3S,#3Sの表示が行なわれ、それに引続く第2の
映像信号の1水平走査期間の映像信号による#3Sの表
示が液晶パネル8の4番目のラインで行なわれるよう
な走査態様での走査を行なう。次いで、第1の映像信号
の走査標準に従ってディスプレイ(例えば陰極線管)の表
示面に描かれた走査線#5の画像内容と対応する第1の
映像信号が、走査線2倍化補間回路4により、水平走査
周期が第1の映像信号の水平走査周期の1/2で、かつ
同一の水平走査周期の映像信号が時間軸上で連続して2
度ずつ現われるような信号形態にされている第2の映像
信号によって、まず、液晶パネル8の6番目のライン
で前記した画像内容を有する第2の映像信号における最
初の1水平走査期間の映像信号による#5Sの表示が行
なわれ、それに引続く第2の映像信号の1水平走査期間
の映像信号による#5Sの表示が液晶パネル8の7番目
のラインで行なわれるような走査態様での走査を行な
う。
【0031】次に、第1の映像信号の走査標準に従って
ディスプレイ(例えば陰極線管)の表示面に描かれた走
査線#7(図示されていない)の画像内容と対応する第
1の映像信号が、走査線2倍化補間回路4により、水平
走査周期が第1の映像信号の水平走査周期の1/2で、
かつ同一の水平走査周期の映像信号が時間軸上で連続し
て2度ずつ現われるような信号形態とされている第2の
映像信号における最初の1水平走査期間の第2の映像信
号によって、液晶パネル8の8番目のラインと10番目
のラインとに同時に#5S,#5Sの表示が行なわれ、
それに引続く第2の映像信号の1水平走査期間の映像信
号による#7S(図示されていない)の表示が液晶パネ
ル8の9番目のラインで行なわれるような走査態様での
走査を行なう。
【0032】このように、液晶パネル8で表示しようと
している第2の映像信号が奇数フィールドのものである
場合には、液晶パネル8における1番目のラインから
連続する5本のライン毎に、5本ずつのラインからなる
各1群のライン群を構成し、次々のライン群に対して順
次に行なわれて行くラインの走査は、各ライン群内にお
ける第1番目のラインの走査、第2番目のラインの走
査、第3番目のラインと第5番目のラインとの同時走
査、第4番目のラインの走査が、第2の映像信号におけ
る連続する4水平走査期間の信号における順次の1水平
走査期間の映像信号を用いて行なわれるような走査態様
で行なわれる。
【0033】次に、液晶パネル駆動回路6に設けられて
いるフィールド判別回路64から出力されたフィールド
判別信号が与えられた制御部65が、液晶パネル8で表
示しようとしている第2の映像信号が偶数フィールドの
ものであると前記のフィールド判別信号に基づいて判定
した場合には、制御部65ではスキャンドライバ62に
よる液晶パネル8に対する垂直走査態様が図4に示され
ているようなものとなるようにスキャンドライバ62の
動作を制御する。すなわち、偶数フィールドの映像信号
の場合におけるスキャンドライバ62による液晶パネル
8に対する垂直走査態様は、図4に例示してあるよう
に、第1の映像信号の走査標準に従ってディスプレイ
(例えば陰極線管)の表示面に描かれた走査線#2の画像
内容と対応する第1の映像信号が、走査線2倍化補間回
路4により、水平走査周期が第1の映像信号の水平走査
周期の1/2で、かつ同一の水平走査周期の映像信号が
時間軸上で連続して2度ずつ現われるような信号形態に
されている第2の映像信号によって、まず、液晶パネル
8の2番目のラインで前記した画像内容を有する第2
の映像信号における最初の1水平走査期間の映像信号に
よる#2Sの表示が行なわれ、それに引続く第2の映像
信号の1水平走査期間の映像信号による#2Sの表示が
液晶パネル8の3番目のラインで行なわれるような走
査態様での走査を行なう。
【0034】次に、第1の映像信号の走査標準に従って
ディスプレイ(例えば陰極線管)の表示面に描かれた走
査線#4の画像内容と対応する第1の映像信号が、走査
線2倍化補間回路4により、水平走査周期が第1の映像
信号の水平走査周期の1/2で、かつ同一の水平走査周
期の映像信号が時間軸上で連続して2度ずつ現われるよ
うな信号形態とされている第2の映像信号における最初
の1水平走査期間の第2の映像信号によって、液晶パネ
ル8の4番目のラインと6番目のラインとに同時に
#4S,#4Sの表示が行なわれ、それに引続く第2の
映像信号の1水平走査期間の映像信号による#4Sの表
示が液晶パネル8の5番目のラインで行なわれるよう
な走査態様での走査を行なう。次いで、第1の映像信号
の走査標準に従ってディスプレイ(例えば陰極線管)の表
示面に描かれた走査線#6の画像内容と対応する第1の
映像信号が、走査線2倍化補間回路4により、水平走査
周期が第1の映像信号の水平走査周期の1/2で、かつ
同一の水平走査周期の映像信号が時間軸上で連続して2
度ずつ現われるような信号形態にされている第2の映像
信号によって、まず、液晶パネル8の7番目のライン
で前記した画像内容を有する第2の映像信号における最
初の1水平走査期間の映像信号による#6Sの表示が行
なわれ、それに引続く第2の映像信号の1水平走査期間
の映像信号による#6Sの表示が液晶パネル8の8番目
のラインで行なわれるような走査態様での走査を行な
う。
【0035】次に、第1の映像信号の走査標準に従って
ディスプレイ(例えば陰極線管)の表示面に描かれた走
査線#8(図示されていない)の画像内容と対応する第
1の映像信号が、走査線2倍化補間回路4により、水平
走査周期が第1の映像信号の水平走査周期の1/2で、
かつ同一の水平走査周期の映像信号が時間軸上で連続し
て2度ずつ現われるような信号形態とされている第2の
映像信号における最初の1水平走査期間の第2の映像信
号によって、液晶パネル8の9番目のラインと11番目
のラインとに同時に#8S,#8S(図示されていな
い)の表示が行なわれ、それに引続く第2の映像信号の
1水平走査期間の映像信号による#8Sの表示が液晶パ
ネル8の10番目のラインで行なわれるような走査態様
での走査を行なう。
【0036】このように、液晶パネル8で表示しようと
している第2の映像信号が偶数フィールドのものである
場合には、液晶パネル8における2番目のラインから
連続する5本のライン毎に、5本ずつのラインからなる
各1群のライン群を構成し、次々のライン群に対して順
次に行なわれて行くラインの走査は、各ライン群内にお
ける第1番目のラインの走査、第2番目のラインの走
査、第3番目のラインと第5番目のラインとの同時走
査、第4番目のラインの走査が、第2の映像信号におけ
る連続する4水平走査期間の信号における順次の1水平
走査期間の映像信号を用いて行なわれるような走査態様
で行なわれる。
【0037】前記のような走査態様での走査は、順次の
各フィールド毎に、図6の(b)に示されているシフト
スタート信号Ssによって開始されて、図6の(c)に
示されているシフトクロック信号Scによって、図6の
(d)〜(r)に例示されているように順次のライン
,,,…について順次の走査が行なわれる。液晶
パネル駆動回路6の前記のような動作によって、液晶パ
ネル8に表示された画像情報によって強渡変調された光
は、アナモフィックレンズのような光学的水平伸長装置
9により光学的に横方向に拡大されて、ビスタサイズの
映像信号による画像がアスペクト比が16対9の画像と
してスクリーン10上に映出されることになる。図2は
アスペクト比が4対3のディスプレイの表示面上に、ア
スペクト比が16対9の正しい画像内容の画像を映出さ
せることができるような信号構成にされている映像信号
(ビスタサイズの映像信号)に対して行なわれる信号処理
と、スクリーン10に映出される画像の状態とを図示説
明している図である。
【0038】液晶パネルを用いた投射装置の入力端子1
に供給された第1の映像信号が、ビスタサズの映像信号
{図2の(a)}の場合には、入力映像信号として入力端子
1に供給されたビスタサズの映像信号が、切換スイッチ
3の固定接点bと可動接点vとを介して、走査線2倍化
補間回路4に供給され、走査線2倍化補間回路4におい
て水平走査周期が第1の映像信号の水平走査周期の1/
2で、かつ、同一の水平走査周期の映像信号が時間軸上
で連続して2度ずつ現われるような信号形態の第2の映
像信号とされて液晶パネル駆動回路6の入力端子5に供
給される。前記の液晶パネル駆動回路6における前述の
ような動作によって、ビスタサイズの映像信号は実質的
に垂直方向に12.5%の伸長が施された状態の映像信
号として液晶パネル8に表示されるから、それは図2の
(b)に示されているような画像として表示されること
になる。そして、前記の液晶パネル8に表示された画像
情報によって強渡変調された光は、アナモフィックレン
ズのような光学的水平伸長装置9により光学的に横方向
に拡大されることにより、スクリーン10には図2の
(c)に示されているような画像が映出されることにな
る。
【0039】図8は液晶パネル8における画素の配列態
様が、所謂、デルタ配列とされている場合に、ビスタサ
イズの映像信号によって液晶パネル8に斜めの線を表示
させた場合の表示状態を例示したものであり、図中にお
ける#1,#2,#3…、,,…等の符号の意味
は、図14について既述したところと同様である。図7
は本発明の液晶パネルを用いた投射装置における液晶パ
ネルのライン走査方法を適用した液晶パネルを用いた投
射装置における液晶パネル駆動装置6の動作を説明する
ためのフローチャートであり、また、図16は液晶パネ
ルのラインの走査順序を説明するための図(垂直走査の
数式)である。液晶パネル駆動装置6における制御部6
5のマイクロコンピュータは、図7のフローチャートの
スタート後に、代数の初期値としてn=0,Z=0,A
=1のようにを設定する。ビスタサイズの映像信号か否
かの判断の結果、ビスタサイズの映像信号でない場合
(その他の映像信号の場合)には、図14に示されてい
るような走査態様での走査を行なうようにし、代数N=
0,Z=0,A=1を設定してもと(ビスタサイズの判
別信号か否かの判断)に戻る。
【0040】ビスタサイズの映像信号か否かの判断の結
果、ビスタサイズの映像信号の場合には、映像信号が奇
数フィールドの映像信号か、偶数フィールドの映像信号
かの判別を行なって、判別結果が奇数フィールドの映像
信号の場合にはb=0、判別結果が偶数フィールドの映
像信号の場合にはb=1として次のステップに進む。次
のステップではシフトスタート信号の有無を見て、YE
SならばZ=0,n=0,a=1を設定して次のステッ
プに進み、また、NOならば次のステップに進む。次い
で、Z=Z+1としてから、Z≧73かどうかを調べ
て、NOならばもと(ビスタサイズの判別信号か否かの
判断)に戻り、YESならば次のステップに進む。次の
ステップでは、Z=72+4nかどうかを調べてYES
ならば、液晶パネル8における5n−1+b番目のライ
ンの走査が行なわれるようにしてから、a=a+1とし
て次のステップに進み、また、NOならば液晶パネル8
における5n+a+b番目のラインの走査が行なわれる
ようにしてから、a=a+1として次のステップに進
む。
【0041】次のステップではZ=3+4n+72かど
うかを調べてYESならば、液晶パネル8における5n
+5+b番目のラインの走査が行なわれるようにしてか
らn=n+1,a=0として、もと(ビスタサイズの判
別信号か否かの判断)に戻り、また、NOならば、もと
(ビスタサイズの判別信号か否かの判断)に戻る。以上の
ような動作が行なわれることによって、入力端子1にビ
スタサイズの映像信号が供給されたときに、切換スイッ
チ3の可動接点vを固定接点b側に切換えておけば、図
2に示されているようにビスタサイズの映像信号が垂直
方向に125%だけ伸長された状態で、アスペクト比が
4対3の液晶パネル8(480本のライン)の全画素を
有効に使用して表示され、それが光学的水平伸長装置9
により水平方向に伸長されてスクリーン10に投射され
ることになる。
【0042】前記のような走査態様での走査は、各フィ
ールド毎に、図6の(b)に示されているシフトスター
ト信号Ssによって開始されて、図6の(c)に示され
ているシフトクロック信号Scによって、図6の(d)
〜(r)に例示されているように順次のライン,,
,…について順次の走査が行なわれる。液晶パネル
駆動回路6の前記のような動作によって、液晶パネル8
に表示された画像情報によって強度変調された光は、ア
ナモフィックレンズのような光学的水平伸長装置9によ
り光学的に横方向に拡大されて、ビスタサイズの映像信
号による画像がアスペクト比が16対9の画像としてス
クリーン10上に映出されることになる。図2はアスペ
クト比が4対3のディスプレイの表示面上に、アスペク
ト比が16対9の正しい画像内容の画像を映出させるこ
とができるような信号構成にされている映像信号(ビス
タサイズの映像信号)に対して行なわれる信号処理と、
スクリーン10に映出される画像の状態とを図示説明し
ている図である。
【0043】液晶パネルを用いた投射装置の入力端子1
に供給された第1の映像信号が、ビスタサズの映像信号
{図2の(a)}の場合には、入力映像信号として入力端子
1に供給されたビスタサズの映像信号が、切換スイッチ
3の固定接点bと可動接点vとを介して、走査線2倍化
補間回路4に供給され、走査線2倍化補間回路4におい
て水平走査周期が第1の映像信号の水平走査周期の1/
2で、かつ、同一の水平走査周期の映像信号が時間軸上
で連続して2度ずつ現われるような信号形態の第2の映
像信号とされて液晶パネル駆動回路6の入力端子5に供
給される。前記の液晶パネル駆動回路6における前述の
ような動作によって、ビスタサイズの映像信号は実質的
に垂直方向に12.5%の伸長が施された状態の映像信
号として液晶パネル8に表示されるから、それは図2の
(b)に示されているような画像として表示されること
になる。そして、前記の液晶パネル8に表示された画像
情報によって強度変調された光は、アナモフィックレン
ズのような光学的水平伸長装置9により光学的に横方向
に拡大されることにより、スクリーン10には図2の
(c)に示されているような画像が映出されることにな
る。
【0044】図8は液晶パネル8における画素の配列態
様が、所謂、デルタ配列とされている場合に、ビスタサ
イズの映像信号によって液晶パネル8に斜めの線を表示
させた場合の表示状態を例示したものであり、図中にお
ける#1,#2,#3…、,,…等の符号の意味
は、図14について既述したところと同様である。図7
は本発明の液晶パネルを用いた投射装置における液晶パ
ネルのライン走査方法を適用した液晶パネルを用いた投
射装置における液晶パネル駆動装置6の動作を説明する
ためのフローチャートであり、また、図16は液晶パネ
ルのラインの走査順序を説明するための図(垂直走査の
数式)である。液晶パネル駆動装置6における制御部6
5のマイクロコンピュータは、図7のフローチャートの
スタート後に、代数の初期値としてn=0,Z=0,A
=1のようにを設定する。ビスタサイズの映像信号か否
かの判断の結果、ビスタサイズの映像信号でない場合
(その他の映像信号の場合)には、図14に示されてい
るような走査態様での走査を行なうようにし、代数N=
0,Z=0,A=1を設定してもと(ビスタサイズの判
別信号か否かの判断)に戻る。
【0045】ビスタサイズの映像信号か否かの判断の結
果、ビスタサイズの映像信号の場合には、映像信号が奇
数フィールドの映像信号か、偶数フィールドの映像信号
かの判別を行なって、判別結果が奇数フィールドの映像
信号の場合にはb=0、判別結果が偶数フィールドの映
像信号の場合にはb=1として次のステップに進む。次
のステップではシフトスタート信号の有無を見て、YE
SならばZ=0,n=0,a=1を設定して次のステッ
プに進み、また、NOならば次のステップに進む。次い
で、Z=Z+1としてから、Z≧73かどうかを調べ
て、NOならばもと(ビスタサイズの判別信号か否かの
判断)に戻り、YESならば次のステップに進む。次の
ステップでは、Z=72+4nかどうかを調べてYES
ならば、液晶パネル8における5n−1+b番目のライ
ンの走査が行なわれるようにしてから、a=a+1とし
て次のステップに進み、また、NOならば液晶パネル8
における5n+a+b番目のラインの走査が行なわれる
ようにしてから、a=a+1として次のステップに進
む。
【0046】次のステップではZ=3+4n+72かど
うかを調べてYESならば、液晶パネル8における5n
+5+b番目のラインの走査が行なわれるようにしてか
らn=n+1,a=0として、もと(ビスタサイズの判
別信号か否かの判断)に戻り、また、NOならば、もと
(ビスタサイズの判別信号か否かの判断)に戻る。以上の
ような動作が行なわれることによって、入力端子1にビ
スタサイズの映像信号が供給されたときに、切換スイッ
チ3の可動接点vを固定接点b側に切換えておけば、図
2に示されているようにビスタサイズの映像信号が垂直
方向に125%だけ伸長された状態で、アスペクト比が
4対3の液晶パネル8(480本のライン)の全画素を
有効に使用して表示され、それが光学的水平伸長装置9
により水平方向に伸長されてスクリーン10に投射され
ることになる。
【0047】
【発明の効果】以上、詳細に説明したところから明らか
なように本発明の液晶パネルを用いた投射装置における
液晶パネルのライン走査方法は、第1の映像信号の水平
走査周波数の2倍の水平走査周波数を有し、走査線数2
倍化補間が施された第2の映像信号を発生させ、前記の
第2の映像信号により液晶パネルのラインを順次に走査
する際に、液晶パネルにおける連続する5本のライン毎
に、第1番目のラインの走査、第2番目のラインの走
査、第3番目のラインと第5番目のラインとの同時走
査、第4番目のラインの走査を、前記した第2の映像信
号における連続する4水平走査期間の信号における順次
の1水平走査期間の映像信号を用いて行なうようにした
から、液晶パネルを用いた投射装置としてアナモフィッ
クレンズのような光学的水平伸長装置を常備させて取扱
いが容易となるようにした投射装置において、ビスタサ
イズの映像信号による画像の投射に当ってもアスペクト
比が4対3の液晶パネルの全画素を利用することができ
るために、従来問題になっ解像度の低下もなく、また信
号処理に水平圧縮回路も必要としないためにS/Nの劣
化もなく、本発明方法によれば既述した問題点はすべて
良好に解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶パネルを用いた投射装置における
液晶パネルのライン走査方法を適用した液晶パネルを用
いた投射装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】ビスタサイズの映像信号による液晶パネルとス
クリーン上の画像を説明する図である。
【図3】液晶パネルに対する奇数フィールドの映像信号
による走査状態の説明図である。
【図4】液晶パネルに対する偶数フィールドの映像信号
による走査状態の説明図である。
【図5】走査線2倍化補間回路の一例構成のブロック図
である。
【図6】液晶パネル駆動回路の動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【図7】液晶パネル駆動装置の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図8】液晶パネル上に表示された斜線を示す図であ
る。
【図9】MUSE−NTSCコンバータから出力された
スクイーズ信号によるディスプレイ上の再生画像の状態
を例示した図である。
【図10】液晶パネルを用いた投射装置の一例の概略構
成を示すブロック図である。
【図11】図11は映像信号の種類により液晶パネルを
用いた投射装置で行なわれる信号処理の状態の違いとス
クリーン10に映出される画像の状態とを図示説明して
いる図である。
【図12】走査線2倍化補間回路の一例構成のブロック
図である。
【図13】液晶パネル駆動回路の動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図14】液晶パネルに対する走査状態の説明図であ
る。
【図15】液晶パネル上に表示された斜線を示す図であ
る。
【図16】液晶パネルのラインの走査順序を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1…原映像信号(第1の映像信号)の入力端子、2…水
平圧縮回路、3…切換スイッチ、4…走査線2倍化補間
回路、6,16…液晶パネル駆動回路、8…液晶パネ
ル、9…光学的水平伸長回路、10…スクリーン、11
…ハイビジョンTV受像機、12…MUSE−NTSC
コンバータ、13…アスペクト比が16対のディスプレ
イを備えているNTSC方式のTV受像機、14…アス
ペクト比が4対3のディスプレイを備えているNTSC
方式のTV受像機、61,161…データドライバ、6
2,162…スキャンドライバ、63,163…同期分
離回路、64,164…フィールド判別回路、65…制
御部、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の映像信号の水平走査周波数の2倍
    の水平走査周波数を有し、走査線数2倍化補間が施され
    た第2の映像信号によって、液晶パネルのラインを順次
    に走査する際に、液晶パネルにおける連続する5本のラ
    イン毎に、第1番目のラインの走査、第2番目のライン
    の走査、第3番目のラインと第5番目のラインとの同時
    走査、第4番目のラインの走査を、前記した第2の映像
    信号における連続する4水平走査期間の信号における順
    次の1水平走査期間の映像信号を用いて行なうようにし
    た液晶パネルを用いた投射装置における液晶パネルのラ
    イン走査方法。
JP18295892A 1992-06-17 1992-06-17 液晶パネルを用いた投射装置における液晶パネルのライン走査方法 Pending JPH066734A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008268701A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Mitsubishi Electric Corp 画像表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008268701A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Mitsubishi Electric Corp 画像表示装置

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