JP3086542B2 - 液晶プロジェクタ装置 - Google Patents

液晶プロジェクタ装置

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JP3086542B2
JP3086542B2 JP04257488A JP25748892A JP3086542B2 JP 3086542 B2 JP3086542 B2 JP 3086542B2 JP 04257488 A JP04257488 A JP 04257488A JP 25748892 A JP25748892 A JP 25748892A JP 3086542 B2 JP3086542 B2 JP 3086542B2
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敦弘 山下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、HD(高精細)TV
画像を表示する液晶プロジェクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のHDTV画像を表示する液晶プロ
ジェクタは、HDTV仕様の液晶パネルを3枚使用して
いた。
【0003】HDTV仕様の液晶パネルの画素は非常に
高密度であるため、製造時に画素欠陥が発生しやすい。
このような液晶プロジェクタにおいては液晶パネルの製
造時の歩留りが非常に低いという問題を抱えていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、HD
TV仕様の液晶パネルの画素は非常に高密度であるた
め、製造時に画素欠陥が発生しやすく、歩留りが非常に
低くなるという問題があった。
【0005】また、液晶パネルのサイズが大きいため、
投射レンズの口径が大きくなり、投射レンズが高価格に
なるという問題もあった。
【0006】この発明は、液晶パネルの製造時の歩留り
を向上させること、および投射レンズの小口径化を図り
コストを低減することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、光源からの
光を液晶パネルに入射して光変調した後、投射レンズで
スクリーンに拡大投影する液晶プロジェクタにおいて、
液晶パネルの水平方向、垂直方向の(開口部の幅)/
(画素ピッチ)をそれぞれ1/x,1/yにした液晶プ
ロジェクタを水平方向にm台、垂直方向にn台(ここ
で、m≦〔x〕,n≦〔y〕である。)、各投射レンズ
の光軸を並行に近接させて配置し、各液晶プロジェクタ
において、液晶パネルの中心軸に対して投射レンズの光
軸を相対的に水平、垂直方向にそれぞれ平行移動させる
ことにより、同一スクリーン上に表示画素が重ならない
ように投射することを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明は、液晶プロジェクタ用液晶パネルの
水平、垂直方向の画素数をそれぞれ1/m,1/n
(m,nは自然数)にした液晶パネルを使用した液晶プ
ロジェクタをm×n台並べ、各液晶プロジェクタから同
一スクリーン上に水平、垂直方向の画素がそれぞれ順番
に隣り合うように投射し、全体の画素数を1台当りの画
素数のm×n倍にして画像を表示することで、各液晶パ
ネルの開口率は1/(m×n)程度でよく、製造時の歩
留りを向上させることができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。この発明で用いる液晶パネル1aは、従来のH
DTV液晶プロジェクタ用液晶パネルの水平、垂直方向
の画素数をそれぞれ1/m,1/n(m,nは自然数)
にしたものである。この液晶パネル1aを3枚(R,
G,B用)ずつ使用した液晶プロジェクタ1・・・をm×
n台、この実施例では、図1に示すように、2×2の4
台(1(A),1(B),1(C),1(D))並べ
る。即ち、各液晶パネル1aの水平、垂直方向の画素数
をそれぞれHDTV仕様の1/2にした液晶プロジェク
タ1が4台配置される。図1(A)は正面図、(B)は
側面図である。
【0010】そして、各液晶プロジェクタ1・・・の画素
は、図2に示すように、水平、垂直方向の画素が1画素
ずつずれて同一スクリーンに投射するように構成する。
このため、各液晶プロジェクタ1(A),1(B),1
(C),1(D)の投射レンズ2は上記のような画素配
列になるように、図3及び図4に示すように水平、垂直
方向に夫々平行移動させている。
【0011】この結果、各液晶プロジェクタ1から同一
スクリーン上にそれぞれ順番に隣り合うように投射さ
れ、全体の画素数を1台当りの画素数のm×n倍、この
実施例では2×2倍の4倍にしてHDTV画像を表示す
る。
【0012】従って、各液晶パネル1aの開口率は1/
(m×n)程度でよく、製造時の歩留りを向上させる要
因の1つとなる。尚、液晶パネル1aの開口率が1/
(m×n)より大きい場合は、液晶パネル上にブラック
マトリックスを重ね合わせて開口率を下げればよい。
【0013】また、各液晶プロジェクタ1の投射レンズ
2を近接させて配置することにより、各種収差を低減さ
せ、かつ投射レンズ2の口径を小さくすることができ
る。
【0014】次にこの実施例にかかる液晶プロジェクタ
装置の駆動回路について説明する。図5に回路ブロック
図を示す。
【0015】4台の液晶プロジェクタ1(A),1
(B),1(C),1(D)に同一のHDTV信号を入
力端子11から入力するが、各液晶パネル1aのV‐T
特性(Voltage-Transmittance Characteristics)が異
なるので、各液晶パネル1aごとにV‐T特性の補正が
必要なため、V‐T特性補正回路13で補正を行った
後、ビデオアンプ14に補正したRGB信号を与える。
このビデオアンプ14で増幅及び極性反転を行い、ビデ
オ信号を液晶パネル1aに入力する。
【0016】各液晶パネル1aの走査側電極ドライバへ
は液晶プロジェクタ4台の合成画面において、インタレ
ースあるいはノンインタレースとなるようなタイミング
信号を入力する。このタイミング信号は、端子12から
入力される同期信号(SYNC)信号に基づいてタイミ
ング信号発生装置16にて生成される。
【0017】本実施例においてインタレース走査を行う
場合は、奇数フィールドで、1(A)と1(B)の液晶
プロジェクタで順次走査し、偶数フィールドで1(C)
と1(D)の液晶プロジェクタで順次走査すればよい。
【0018】各液晶パネル1aの信号電極ドライバへ
は、タイミング信号発生装置16から各液晶プロジェク
タに入力するサンプリングパルスを図6に示すように、
AとB、CとDに関して1画素分ずつずらして入力すれ
ばよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明は、m×n
台の液晶プロジェクタに使用する液晶パネルの画素数を
1/(m×n)に減少させることにより、液晶パネルの
製造時の歩留りを向上させる共に投射レンズを小口径化
することができるため、コストを低減することができ
る。また、各液晶プロジェクタにおいて、液晶パネルの
中心軸に対して投射レンズの光軸を相対的に水平、垂直
方向にそれぞれ平行移動させることにより、同一スクリ
ーン上に各液晶プロジェクタからの表示画素を重畳する
際に、各液晶プロジェクタからの画素ピッチを均一にす
ると共に、表示画素が重ならないように精度良く同一ス
クリーン上に投射することをできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる液晶プロジェクタ装置の配置
を示す模式図である。
【図2】この発明にかかる液晶プロジェクタ装置の合成
画像の画素配列をしめす模式図である。
【図3】投射レンズの光軸の移動を示す模式図である。
【図4】画像合成した場合の位置関係を示す模式図であ
る。
【図5】この発明にかかる液晶プロジェクタ装置の駆動
回路のブロック図である。
【図6】この発明の液晶パネルの信号電極ドライバに入
力するサンプリングパルスのタイミング図である。
【符号の説明】
1 液晶プロジェクタ 1a 液晶パネル 2 投射レンズ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1347 G02F 1/13 505 G09F 9/40 301 H04N 5/74

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を液晶パネルに入射して光
    変調した後、投射レンズでスクリーンに拡大投影する液
    晶プロジェクタにおいて、液晶パネルの水平方向、垂直
    方向の(開口部の幅)/(画素ピッチ)をそれぞれ1/
    x,1/yにした液晶プロジェクタを水平方向にm台、
    垂直方向にn台(ここで、m≦〔x〕,n≦〔y〕であ
    る。)、各投射レンズの光軸を並行に近接させて配置
    し、各液晶プロジェクタにおいて、液晶パネルの中心軸
    に対して投射レンズの光軸を相対的に水平、垂直方向に
    それぞれ平行移動させることにより、同一スクリーン上
    に表示画素が重ならないように投射することを特徴とす
    る液晶プロジェクタ装置。
  2. 【請求項2】 各液晶プロジェクタごとに映像信号をサ
    ンプリングするタイミングを変更することにより、高精
    細画像を表示することを特徴とする請求項1に記載の液
    晶プロジェクタ装置。
JP04257488A 1992-08-31 1992-08-31 液晶プロジェクタ装置 Expired - Fee Related JP3086542B2 (ja)

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