JPH0667287A - 現像済みフィルムを装填可能なカメラ - Google Patents

現像済みフィルムを装填可能なカメラ

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JPH0667287A
JPH0667287A JP4221755A JP22175592A JPH0667287A JP H0667287 A JPH0667287 A JP H0667287A JP 4221755 A JP4221755 A JP 4221755A JP 22175592 A JP22175592 A JP 22175592A JP H0667287 A JPH0667287 A JP H0667287A
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film
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cartridge
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JP4221755A
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Akira Ezawa
朗 江沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像済みフィルムに対して情報の書換えを可
能とし、かつ現像済みフィルムへの不所望な撮影が行わ
れないようにする。 【構成】 撮影操作に応じてフィルムに露光を与える撮
影手段60と、パトローネあるいはフィルムに設けられ
た記録領域にフィルムの各撮影駒に対応して情報を記録
する記録手段47bと、装填されたパトローネ内のフィ
ルムが未現像か現像済みかを検出する検出手段66と、
この検出手段66により未現像フィルムであることが検
出されているときには、撮影手段60による撮影および
記録手段47bによる情報記録を許容し、現像済みフィ
ルムであることが検出されているときには、記録手段4
7bによる記録情報の書換えを許容する制御手段50
と、検出手段66により現像済みフィルムであることが
検出されているときには、撮影手段60の作動を禁止す
る禁止手段50とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現像済みフィルムを収
容するパトローネが装填可能なカメラに関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】現在、写真撮影に広く用い
られている135型フィルムは、ラボでパトローネから
引き出されて現像され、現像済みのフィルムは複数本に
切断されてユーザに返却される。しかし、このように切
断されたフィルムでは、焼き増し時に現像所の引伸し機
に装填するのが容易ではない。また、例えば米国特許公
報4,933,780号のように、フィルム上に設けられた磁気
記録媒体にカメラ内の磁気ヘッドにより情報を記録する
カメラが知られている。記録される情報は、例えば日付
や露出値、あるいはズーム引伸し情報(フィルム露光画
面の周囲をトリミングして一部分のみを拡大してプリン
トすることを指令する情報)などが考えられるが、この
うちズーム引伸し情報は、その内容を現像後に書換えら
れると便利であり、この書換え動作をカメラで行えるよ
うにすればより一層便利である。しかし、上述の如くフ
ィルムが複数本に切断された状態では、再びそのフィル
ムをカメラに装填して情報の書換えを行うのは困難であ
る。そこで、現像済みのフィルムを未現像フィルムと同
様に再びパトローネに収容してユーザに返却するように
すれば、焼き増しの際に引伸し機に装填するのが容易に
なるとともに、現像済みフィルムを再度カメラに装填し
て情報の書換えを行うのも容易となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現像済
みフィルムに対して情報の書換えを可能とするカメラは
現在なく、また仮りに実現されたとしても、例えば現像
済みフィルムがカメラに装填されているにも拘らず未現
像フィルムと勘違いして撮影を行うおそれがあり、この
場合には撮ったつもりの写真が得られないばかりか、各
駒に関して正規の撮影時に記録されていた情報が不所望
に書換えられてしまう。
【0004】本発明の目的は、現像済みフィルムに対し
て情報の書換えを可能とし、かつ現像済みフィルムへの
不所望な撮影が行われないようにした、現像済みフィル
ムを装填するカメラを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、未現像フィル
ムおよび現像済みフィルムのいずれかを収容するパトロ
ーネが装填されるカメラに適用される。そして、撮影操
作に応じてフィルムに露光を与える撮影手段と、パトロ
ーネあるいはフィルムに設けられた記録領域にフィルム
の各撮影駒に対応して情報を記録する記録手段と、装填
されたパトローネ内のフィルムが未現像か現像済みかを
検出する検出手段と、この検出手段により未現像フィル
ムであることが検出されているときには、撮影手段によ
る撮影および記録手段による情報記録を許容し、現像済
みフィルムであることが検出されているときには、記録
手段による記録情報の書換えを許容する制御手段と、検
出手段により現像済みフィルムであることが検出されて
いるときには、撮影手段の作動を禁止する禁止手段とを
具備し、これにより上記問題点を解決する。また請求項
2の発明は、検出手段により未現像フィルムであること
が検出されているときには、記録手段による情報書換え
動作を禁止するようにしたものである。
【0006】
【作用】未現像フィルム装填時には、撮影手段による撮
影および記録手段による情報記録が許容される。一方、
現像済みフィルム装填時には、記録手段による記録情報
の書換えが許容され、撮影は禁止される。特に請求項2
では、未現像フィルム装填時の情報書換え動作が禁止さ
れる。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。まず実施例の概要を説明し、次に詳細を説明す
る。 (1)パトローネ概要について 図1(a),(b),(c)および図2は本発明に係る
パトローネを示し、図1はパトローネの上面図、図2は
分解斜視図である。このパトローネ10は例えば米国特
許第4,832,275号に示されているものと同型式のもの
で、フィルムが巻付けられるスプール11と、一対のケ
ース12、13により不図示のフィルムの収納空間を形
成し、スプール11を回転可能に収容する筒体と、フィ
ルムの使用状態を表示するとともに識別する識別部14
と、不図示のフィルム給送機構とを有してなる。筒体は
図2のように二分割された一対のケース12,13によ
り構成され、突出したリップ部10aを有する。フィル
ム給送機構の詳細は省略するが、フィルム先端は初めか
らパトローネ10内に取り込まれており、スプール11
を回転させることでフィルムがパトローネから送り出さ
れたり巻戻される。ここで、本実施例のパトローネ10
には、通常の未現像フィルムおよび現像済みフィルムの
いずれかが収容されている。なお、18はフィルムのI
SO感度や撮影枚数などが記録された周知のDXコード
である。
【0008】(2)表示識別機能の概要について 図1に示すように、パトローネ10の上端面周縁を四分
割し、その3領域にパトローネ10内のフィルムの使用
状態を表示する「1」、「2」、「3」の表示記号14
a,14b,14cを印刷等で表示する。一方、スプー
ル11の動きに応じて回転する指標11aを設け、スプ
ール11の回転停止位置により表示記号14a,14
b,14cのいずれかを指示するようにし、フィルムの
3種類の使用状態を表示する。つまり、「1」の表示記
号14aが指示される時は全く新しい未使用(未露光)
のフィルム、「2」の表示記号14bが指示される時は
1枚以上で最終駒までは至らない途中まで撮影してから
カメラから取り出した途中取出しフィルム、「3」の表
示記号14cが指示される時は最終駒まで撮影が終了し
た使用済み(撮影済み)フィルムであることを表示する
よう構成する。
【0009】以下の実施例においては、パトローネ10
の途中取り出しをする時はその指令に応じて「2」を表
示し、最終駒まで撮影が終了して巻戻し指令が出力され
た時には「3」を表示するようにスプール11を駆動制
御する。したがって、使用者がフィルムパトローネをカ
メラから取り出した時、この表示によりパトローネ10
内のフィルムの使用状態を知ることができる。また、こ
の実施例では後述するように「2」、「3」の表示時に
確実に2重露光を防止するように構成されている。な
お、上述の「1」、「2」、「3」の各表示記号14
a,14b,14cとしては、例えば「未」、「途」、
「完」等の文字やその他の数字・記号でもよい。
【0010】(3)現像の有無の表示について 図2および図9に示すように、未現像のフィルムを収容
するパトローネ10には、リップ部10aにノッチ12
dが設けられており、フィルムの現像が済むと現像所側
でノッチ12dが図9(b)のように折られる。したが
ってユーザは、パトローネ10を見てその中のフィルム
が未現像が現像済みかが容易に分かる。19は、「ノッ
チ有りが現像前」、「ノッチ無しが現像済み」であるこ
とを表示するラベルであり、パトローネ製造時に添付さ
れる。
【0011】(4)フィルムの概要について 図9は(c)、上記パトローネ10から引出されたフィ
ルム1を示す図であり、各駒の露光領域の下方には、パ
ーフォレーション2がそれぞれ設けられるとともに、各
露光領域の上方には、磁気記録領域3がそれぞれ設けら
れている。1駒も露光されていない未使用フィルムで
は、全駒に対応する磁気記録領域3に未露光情報が予め
記録されており、撮影が行われると、カメラ内の磁気ヘ
ッドによりその駒に対応する未露光情報が消去されると
ともに、露光済み情報が新たに記録される。このような
露光済み情報を記録するのは、「2」が表示される途中
取り出しの場合に、このパトローネ10を再度カメラに
装填して未露光部分に撮影を続けるには、いずれの駒が
未露光かをカメラ側で検知する必要があるからである。
ここで、各駒の撮影時に記録される情報は上記露光済み
情報の他に、例えば撮影日付や露出値を示す情報、ある
いは上述したズーム引伸し情報などがあるが、このうち
ズーム引伸し情報については、現像後にこれを消去した
り、あるいは新たに記録することができる。このズーム
引伸し情報の消去や再記録が本実施例における情報の書
換えに相当する。
【0012】(5)カメラの概要について 本実施例におけるカメラでは、上述したように撮影駒に
対して露光済み情報を記録するとともに、パトローネ1
0が途中取り出しされた場合には、フィルム巻戻終了時
にスプール11の回転停止位置を図1(b)のように
「2」の位置に制御する。そしてこのパトローネ10の
再装填時には、フィルム1の磁気記録領域3に記録され
た露光済み情報を読み取り、未露光部分に対し撮影を続
行するようにフィルムの給送を制御する(詳細は、特開
平4-76526号公報参照)。また本実施例のカメラは、レ
リーズ釦の操作に応じて撮影を行う撮影モードと、フィ
ルムの磁気記録領域に記録された情報を書換える情報モ
ードとが設定可能とされている。この情報モードについ
ては後で詳述する。
【0013】(6)パトローネの流れについて 図14は、上記パトローネ10がどのように扱われるか
を示している。まずユーザは、未現像かつ未使用のフィ
ルムを収容するパトローネP1をカメラC1に装填して
撮影を行う。パトローネP1は、1度の装填で全駒撮影
されて使用済みパトローネP3になることもあるし、全
駒撮影前に取出されて途中取り出しパトローネP2にな
ることもある。使用済みパトローネP3は現像所に持ち
込まれ、ここから引き出されたフィルムFが現像機20
1により現像に供される。P4は空のパトローネを示し
ている。なお、途中取り出しカ−トリッジP2を現像に
出しても構わない。
【0014】使用者が同時プリントを希望した場合に
は、現像済みフィルムFが同時プリント専用の引伸機2
03に送られて同時プリント209が作成される。その
際、ズーム引伸し情報が記録されている駒に対しては、
フィルムの露光領域のうち周辺部をトリミングした中心
部分のみが拡大されてプリントされ、ズーム引伸し情報
のない駒よりも画角の狭いプリンが得られる。その後、
現像済みフィルムFはフィルム装填機205で再び空パ
トローネP4に収容され、ユーザに返却されるが、この
ときパトローネのノッチ12d(図9)が折られ、現像
済み表示がなされる。なお、現像機201にノッチ12
dの検出器を設け、誤って現像済みパトローネが装填さ
れたときにそれを処理することがないように警告等を行
うようにすると安全である。また引伸し機207にも同
様な検出器を設け、誤って未現像パトローネが装填され
たときに警告等を行うようにするとよい。また現像後
は、上記表示記号「1」,「2」,「3」は何ら意味を
持たないので、スプール回転位置はいずれでもよい。
【0015】ユーザは、現像済みフィルムを収容するパ
トローネP5を保管する。また観賞・情報処理機D1
は、パトローネP5を装填してフィルム像をブラウン管
に表示させたり、各撮影駒に対応して記録された情報の
うち、ズーム引伸し情報を書換えることができる。すな
わち、既に記録されているズーム引伸し情報を消去した
り、ズーム引伸し情報が記録されていない駒に記録した
りできる。さらにユーザは、カメラを上述した情報モー
ドに切換えることにより、上記情報の書換えをカメラC
2ででも行える。現像済みフィルムを収容するパトロー
ネP5が焼き増しに出されると、現像所は、パトローネ
P5からフィルムFを引き出し、焼き増し専用の引伸機
207で焼き増しプリント211を作成する。その後、
フィルムFは再びパトローネP5に収容され、焼き増し
プリントとと共にユーザに返却される。
【0016】次に、実施例の詳細を説明する。 I−1:パトローネの構成について 上述したように本実施例では、フィルムの使用状態に応
じて「1」、「2」、「3」のいずれかを表示し、その
表示に連動して各種の処理をカメラが実行する。そのた
め、パトローネ単体の状態でスプール11の回転により
「1」、「2」、「3」の3つの表示状態の相互間で指
示位置がずれるのを防ぐ必要がある。
【0017】図2〜図4において、リング16、係止輪
17は、パトローネ10がカメラに装填されていない単
体時にスプール11の回転を規制することで、スプール
11が回転してしまって指標11aの指示位置が変わっ
てしまい誤った表示をするのを防止する機構である。す
なわち、リング16はパトローネ10下方でスプール1
1に嵌合し、突起16aがスプール11の溝11b(図
3)と係合するため両者は一体的に回転する。係止輪1
7はリング16の外周に位置し、リング16の外周に設
けられた突起16b,16cと選択的に係合する爪部1
7aを内周部に有するばね材からなり、突出した引っ掛
け部17b,17cが、図4、図5に示すように、パト
ローネ10のケース12,13の下部接合部に形成され
た引っ掛け溝12a,12b,13a,13bに引っ掛
けられて保持される。そして図3のようにパトローネ1
0単体時には、爪部17aが突起16b,16cと係合
し、スプール11の回転を規制する。
【0018】このリング16と係止輪17の係合はパト
ローネ10のカメラへの装填時には解除される。すなわ
ち、図3に示すように、カメラ40のパトローネ室41
の底部には規制解除ピン42が設けられている。この規
制解除ピン42は、パトローネ10側の穴12cに係入
して係止輪17を図3に想像線で示すようにそのばね性
に抗して押し上げ、爪部17aを突起16b,16cと
係合しない位置に保持し、スプール11の自由な回転を
許容する。この場合、係止輪17はケース12,13で
確実に保持されているので、スプール11の回転に対し
無用な摩擦や負荷を与えることはない。
【0019】なお、この状態では図6から明らかなよう
に、突起16b,16cの間隔内(フィルムの3つの状
態に対応して3カ所ある)でスプール11は回転可能で
あるが、この間隔内で回転しても、指標11aが表示記
号14a,14b,14cの各領域から外れることはな
い。なお、フィルム巻戻終了時は、この3つの間隔内の
どれかフィルム使用状態に対応するところにスプール1
1が停止するように制御される。その制御機構について
は後述する。
【0020】次に図7、図8により、スプール11の係
合部15とこれと係合するカメラ側のフォーク52を説
明する。本実施例は、通常の135型パトローネのよう
にスプラインによるものではなく、図示のような特徴的
な形状を有する。135型スプラインでは360度内で
2通りの係合が可能なのに対し、当構成では図8(a)
の回転位置でのみ係合が可能で、他の回転位置関係では
係合しない。このような係合部15が同じ回転角度位置
でスプール11の上下に対称に設けられている。なお、
図8(b)は図8(a)から180度回転した位置では
係合できない様子を示したものである。
【0021】更にパトローネ10の下部には、図2、図
5のように略90度離れて2つの窓部24a,24bが
形成され、そこからスプール11の下部に形成され一体
的に回転する係合面部23が露出している。係合面部2
3は、スプール11の下面図である図6のように、半周
毎の斜面23aと非斜面23bとで形成され、その断面
形状は図3、図4に示されている。従って,この斜面2
3aと非斜面23bがスプール11の停止位置(フィル
ムの使用状態)により窓部24a、24bから選択的に
以下のように露出する。
【表1】
【0022】I−2:カメラ40の構成 図10はカメラ40の水平方向断面図である。41はパ
トローネ10が装填されるパトローネ室、44はフィル
ム1を巻上げるためのフィルム巻取りスプール、45は
フィルムスイッチ、46はパーフォレーションスイッチ
である。フィルムスイッチ45は、フォトリフレクタな
どから成り、対向する位置にフィルム1が存在する場合
にはオンし、存在しない場合にはオフするよう構成され
る。またパーフォレーションスイッチ46は、同様にフ
ォトリフレクタなどから成り、対向する位置にフィルム
のパーフォレーション2(図9)が存在する場合、およ
びフィルム1が存在しない場合にはオンし、その他の場
合にはオフする。
【0023】ここで、任意の駒がアパ−チャと対向する
位置にあるときに、その駒に対応するパーフォレーショ
ン2がパーフォレーションスイッチ46と対向するもの
とする。また47bは、上記フィルム1の磁気記録領域
3に情報を書き込むための磁気ヘッド、47aは、既に
書き込まれている情報を読み込むための磁気ヘッドであ
る。巻取スプール44のフィルム巻取に伴い、ある駒の
磁気記録領域6の情報が磁気ヘッド47aに読み取ら
れ、更にフィルムが少し送られてから、その駒がアパー
チャと対向し、更にフィルムが送られてその駒がアパー
チャから退避する際に磁気ヘッド47bによりその駒の
磁気記録領域6に情報が記録される。
【0024】さらに図11において、64,65は、パ
トローネ室41の底部に設けられた反射型のフォトセン
サであり、パトローネ10の装填時に窓部24b,24
aに対応する位置にそれぞれ設けられる。フォトセンサ
64は、窓部24bから斜面23aが露出しているとき
は、図11(a)のように放った光を受光しないのでロ
−レベル(以下、「L」)の信号を出力し、窓部24b
から非斜面23bが露出しているときは、図11(b)
のように放った光を受光してハイレベル(以下、
「H」)の信号を出力する。またフォトセンサ65も同
様に、窓部24aから斜面23aが露出しているとき
は、放った光を受光しないので「L」の信号を出力し、
窓部24aから非斜面23bが露出しているときは、放
った光を受光して「H」の信号を出力する。
【0025】したがって、パトローネ10がパトローネ
室41に装填されたときの係合面部23が上記表1に示
した状態であるとすれば、フォトセンサ64,65の信
号の組合せによりどの状態かを検出できる。すなわち、 フォトセンサ64:L,フォトセンサ65:L→「1」 フォトセンサ64:H,フォトセンサ65:L→「2」 フォトセンサ64:H,フォトセンサ65:H→「3」 のように判断できる。
【0026】またカメラ40は、図12に示すように、
パトローネ10のスプール11を回転駆動するととも
に、巻取りスプール44を回転駆動してフィルム給送を
行うフィルム給送機構59と、図13に示すように、給
送機構59によるスプール11の回転停止位置をフィル
ムの使用状態に応じて制御する制御回路50(CPU、
RAM、ROMなどから構成される)とを有する。
【0027】フォーク52は、スプール11の下側の係
合部15と係合し、モーター53からクラッチ54を有
する減速歯車機構を介して回転伝達を受けてスプール1
1を回転させ、フィルム1のパトローネ10からの送り
出しや巻戻しを行う。ばね58は、パトローネ10の装
填時に係合部15とフォーク52の位相ずれがあっても
干渉させないための周知の退避機構を構成し、位相ずれ
が有るとフォーク52は下方に退避するが、フォーク5
2はフォークギア55と一体回転する軸55bと常に一
体的に回転する。なお、フィルム送り出し後のフィルム
巻き上げ時は、クラッチ54によりフォーク52とモー
ター53は切り離される。またモータ53の回転は、上
記巻取スプール44(図10)にも伝達される。
【0028】パトローネ10が装填された後、巻取スプ
ール44とフォーク52が正転するとフィルム先端がパ
トローネ10から押し出され、巻取スプール44に達す
るとこれに巻取られる。そして初めのパーフォレーショ
ン2がパーフォレーションスイッチ46で検出されると
フォーク52はモータ53から切り離され、以後巻取ス
プール44により巻取りが続けられる。一方、巻戻しの
ときは、巻取スプール44がモータ53から切り離さ
れ、フォーク52が逆転しフィルムを巻戻す。
【0029】66は、パトローネ10のノッチ12dの
有無を検出する反射型のフォトセンサであり、パトロー
ネ装填時、ノッチ12dがある場合(未現像フィルムの
場合)には、放った光がノッチ12dで反射されるので
その出力はハイレベルとなり、ノッチ12dがない場合
(現像済みフィルムの場合)には、放った光が反射しな
いのでその出力はロ−レベルとなる。
【0030】図13において、制御回路50には、上述
したフィルムスイッチ45およびパーフォレーションス
イッチ46が接続されるとともに、多目的で使用される
スイッチSW1、撮影開始を指令するレリーズスイッチ
SW2、および最終駒撮影終了前に巻戻す場合に操作さ
れる途中巻戻スイッチSW5が接続されている。
【0031】さらに、モード切換スイッチSW3、ズー
ム引伸し選択スイッチSW4、および書換えスイッチS
W6も接続される。モード切換スイッチSW3は、上記
撮影モードと情報モードとを切換えるためのものであ
る。ズーム引伸し選択スイッチSW4は、ズーム引伸し
情報をフィルムの磁気記録領域に記録するモードを選択
するためのスイッチである。ここで、ズーム引伸し情報
とは、トリミングによりフィルム露光領域の一部分のみ
を拡大してプリントする旨を指令する情報である。また
書換えスイッチSW6は、フィルム1の磁気記録領域3
に記録された情報を書換えるときに使用するスイッチで
ある。
【0032】また、制御回路50には、磁気ヘッド47
bを作動させて露光済み情報やその他の情報を磁気記録
領域3に書込む磁気書込回路63と、磁気ヘッド47a
を作動させて磁気記録領域3に記録された情報を読取る
磁気読取回路62と、上記モータ53を駆動制御するフ
ィルム給送回路59と、不図示の絞りやシャッタを駆動
して撮影動作を行う露出制御回路60と、各種の情報を
使用者に知らせるためのカメラ外部に設けられた液晶等
の表示器61とが接続されるとともに、上述したフォト
センサ64,65,66も接続されている。
【0033】I−3:カメラ40の動作 以上のように構成されたパトローネ10とカメラ40の
組合せでの動作を説明する。図15〜図17は上記制御
回路50による制御の手順を示すフローチャートであ
る。パトローネ10がカメラに装填されると図15のプ
ログラムが起動され、まずステップS1で多目的スイッ
チSW1がオンされるまで待ち、オンされるとステップ
S3でモードを判定する。撮影モードが設定されている
場合にはステップS5に進み、パトローネ10にノッチ
12dがあるか否かを判定する。フォトセンサ66の出
力がハイレベルであればノッチ有と判断してステップS
9に進み、ロ−レベルであればノッチなしと判断してス
テップS7に進む。
【0034】ステップS7では、「現像済みパトローネ
(フィルム)であるから撮影不可」の旨の警告表示を上
記表示器61を介して行い、次いでステップS19でパ
トローネ10が取り出されるのを待って処理を終了させ
る。すなわち、現像済みフィルムが装填されている場合
には撮影が禁止される。
【0035】一方、ステップS9ではフォトセンサ6
4,65の出力に基づいて、装填されているパトローネ
10の使用状態を判定する。「3」が表示される使用済
みパトローネと判定されるとステップS11に進み、
「使用済みパトローネだから撮影不可」の旨の警告表示
を表示器61を介して行い、その後、ステップS19に
進む。また「1」が表示される未使用パトローネあるい
は「2」が表示される途中取り出しパトローネと判定さ
れるとステップS13に進み、撮影動作を行う。
【0036】撮影動作の詳細は特開平4−76526号
公報に示される通りであるが、以下に概略を説明する。
すなわち、未使用パトローネの場合には、レリーズスイ
ッチSW2のオンに伴って先頭駒から終端駒にかけて順
に撮影を行うとともに、各駒の撮影後の駒送り時に磁気
ヘッド47bにより露光済み情報の記録を行う。また、
上記ズーム引伸し選択スイッチSW4によりズーム引伸
しが指令されている場合には、ズーム引伸し情報をも磁
気ヘッド47bにより記録する。一方、途中取り出しパ
トローネの場合には、未露光の駒に対してのみ撮影を行
う。未露光駒か否かの判定は、読込み用の磁気ヘッド4
7aにより未露光情報が記録されているか否かを検出し
て行う。そして、この場合も撮影駒に対して露光済み情
報が記録されるとともに、必要に応じてズーム引伸し情
報が記録される。
【0037】全駒の撮影が終了するか、あるいは途中巻
戻スイッチSW5がオンされると、ステップS15でフ
ィルムの巻戻しを行い、次いでステップS17で使用状
態表示制御を行う。これも上記特開平4−76526号
公報に開示されているが、その概要は、全駒の撮影が終
了している場合には、表示記号「3」が表示されるよう
にパトローネ10のスプール11を回転させ、また途中
巻戻しスイッチにて巻戻された場合には、「2」が表示
されるようにスプール11を回転させる。所定の回転位
置になったか否かは、上記フォトセンサ64,65の出
力により判断すればよい。ステップS17の後はステッ
プS19に進む。
【0038】一方、ステップS3で情報モードと判定さ
れた場合にはステップS21に進み、ノッチありと判定
されるとステップS23において、「未現像パトローネ
だから情報書換え不可」の旨の警告表示を行ってステッ
プS29に進み、パトローネが取り出されるまで待って
処理を終了させる。また、ノッチなしと判定されるとス
テップS25に進み、情報読出し,書換え処理を行った
後、ステップS27でフィルムを巻戻してステップS2
9に進む。
【0039】図16,図17は、上記情報読出し,書換
え処理の詳細を示している。まず、図16のステップS
51で多目的スイッチSW1がオンされるまで待ち、オ
ンされるとステップS53でフィルムカウンタを零リセ
ットする。ステップS55では、モータ53によるフォ
ーク52と巻取りスプール44の回転を開始し、フィル
ム1のパトローネ10からの送出しおよび巻取りスプー
ル44への巻き付け動作を開始させる。ステップS57
でフィルムスイッチ45(図10)がオンされるまで、
すなわちフィルム1が所定箇所まで引出されるまで待
ち、その後、ステップS59において、磁気ヘッド47
aでフィルム1の磁気記録領域3から第1駒目の情報を
読込む。読込んだ情報は不図示のメモリに記憶される。
ステップS61でパーフォレーションスイッチ46がオ
ンするまで、すなわち第1駒目がアパーチャと対向する
まで待ち、その後、ステップS63でモータ53を停止
する。
【0040】ステップS65では、フィルムカウンタに
「1」を加算するとともにフラグをリセットし、ステッ
プS67ではフィルムカウンタのカウント値と上記読込
んだ情報を表示器61を介して表示する。ステップS6
9で書換えスイッチSW6がオフ→オンと判定されると
ステップS71に進み、それ以外の場合にはステップS
77に進む。ステップS71でフラグリセットと判定さ
れるとステップS73でフラグをセットし、フラグセッ
ト判定されるとステップS75でフラグをリセットして
ステップS77に進む。多目的スイッチSW1がオフの
場合はステップS69に戻り、オンの場合は図17のス
テップS79に進む。
【0041】ステップS79では、モータ53による巻
取りスプール44の正転を開始し、フィルム10の巻上
げを開始させる。ステップS81では磁気ヘッド47a
で次の駒の情報読込みを開始する。ステップS83でフ
ラグがセットされていないと判定されるとステップS9
1に進み、フラグがセットされていると判定されるとス
テップS85に進む。ステップS85では、前回の情報
読込み結果を判定し、ズーム引伸ばしが記録されていた
場合にはステップS87でズーム引伸し情報を消去する
ための情報を当該駒の磁気記録領域3に磁気ヘッド47
bで記録し、ズーム引伸し情報が記録されていなかった
場合には、ステップS89でズーム引伸し情報を書込
む。
【0042】ステップS91では、フィルムが終端まで
巻上げられた際のフィルムの突っ張りが検出されたか否
かを判定し、肯定されると図15の処理にリターンし、
否定されるとステップS93に進む。ステップS93で
パーフォレーションスイッチ46がオフと判定されると
ステップS91に戻り、オンと判定されると1駒分巻上
げられたと判断して図16のステップS63に戻る。
【0043】以上の図16,図17の制御によれば、現
像済みフィルムの各駒に対して記録された情報を書換え
ることができる。すなわち、任意の駒に対してズーム引
伸し情報が記録されている場合には、これを消去するこ
とができるし、逆に引伸し情報が記録されていない場合
には、新たに書込むことができる。この書換えを行った
フィルムを焼き増しに出せは、同一の撮影駒から前回プ
リントとと異なった画角のプリントが得られる。
【0044】また上記図15の手順によれば、未現像フ
ィルム装填時には、通常の如く撮影および情報記録が許
容されるが、情報の書換えは禁止される。したがって誤
操作により情報が不所望に書換えられることがなく、誤
った情報の認識やユーザの意図しないプリントが作成さ
れることを防止できる。また、情報の書換えが禁止され
ることにより、装填されたフィルムが未現像であること
を認識できる。一方、現像済みフィルム装填時には、上
述したような記録情報の書換えが許容され便利であると
ともに、撮影が禁止されるので、現像済みフィルム装填
時に誤って撮影を行うことが防止され、また装填された
フィルムが現像済みであることが認識できる。さらに本
実施例では、未現像フィルム装填時に情報の書換えを行
おうとしたり、現像済みフィルム装填時に撮影を行おう
とすると、警告表示を行うようにしたので、ユーザにそ
の旨を容易に知らしめることができる。
【0045】以上の実施例の構成において、制御回路5
0および露出制御回路60が撮影手段を、磁気ヘッド4
7bおよび磁気書込回路63が記録手段を、フォトリフ
レクタ66が検出手段を、制御回路50が制御手段およ
び禁止手段をそれぞれ構成する。
【0046】なお図18は、図14に示した観賞・情報
処理機D1の制御系の一例を示すブロック図であり、符
号100で示す制御回路には上述したカメラと同様に、
フィルム給送回路102と、磁気ヘッド106を駆動し
て読込みを行う磁気読取回路104と、磁気ヘッド11
0を駆動して書込みを行う磁気書込回路108と、例え
ば図12に示したフォトリフレクタ66などのノッチ検
出器112とが接続されている。また、116はフィル
ム像を読取る撮像装置、114は撮像装置116が読取
った画像信号を表示するブラウン管などの表示装置であ
り、いずれも制御回路100に接続されている。さらに
制御回路100には、フィルム給送回路102によるフ
ィルム初期給送や駒送りなどを指令するフィルム送りス
イッチSW11や、図13で説明したと同様の途中巻戻
しスイッチSW12、書換えスイッチSW13も接続さ
れている。この装置によれば、現像済みフィルムの画像
をブラウン管にて観賞できるとともに、フィルムの各駒
の情報を書換ええることができる。
【0047】なお以上では、書換え可能な情報としてズ
ーム引伸し情報を示したが、その他の情報(例えばパノ
ラマ情報)などでもよい。また例えば、倍率の異なる複
数の引伸し情報を用意し、これらを自由に書換え可能と
すれば、1つの駒から複数種類の画角の写真が得られ
る。ここで、上記情報の他に撮影日付や露出値(シャッ
タ秒時や露出値)などの情報を記録可能としてもよい
が、これらの情報は書換え不能とすべきであることは言
うまでもない。さらに、情報記録領域はフィルムに限定
されず、例えばパトローネに設けた記録領域に記録する
ようにしてもよい。その記録、読取り方式も磁気的手段
に限定されず、例えば電気的あるいは光学的手段でもよ
い。
【0048】また、パトローネに設けられる現像の有無
を示す手段は上記ノッチに限定されず、例えば反射性シ
ールを添付したり、未現像・現像済みを示す情報をフィ
ルムのリーダ部に磁気信号として記録してもよい。さら
に、例えば図19に示すようにパトローネ上面を4分割
した残りの領域に「現像済」の文字14dを印刷し、現
像所側で現像済みフィルムを収容したら、指標11aが
この文字14dを指示する位置にスプール11を駆動す
るようにしてもよい。この場合には、上述した文字
「1」,「2」,「3」の指示位置を検出する手段と同
様の検出手段で現像の有無を検出できる。なおこの場合
には、カメラ側で現像済みフィルムに対する情報書換え
が終了してフィルムを巻戻した後に、指標11aが文字
14dを指示する位置にスプール11を回転駆動する必
要がある。さらにまた、例えばレバーなどの機械的手段
でノッチの有無を検出してもよいし、フィルムのリーダ
部に上記情報を記録した場合には、上記磁気ヘッド47
aを用いて現像の有無を検出できる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、未現像
フィルムおよび現像済みフィルムが使用可能であり、未
現像フィルム装填時には撮影および情報記録を許容し、
現像済みフィルム装填時には、記録情報の書換えを許容
するとともに撮影を禁止するようにしたので、必要に応
じて現像済みフィルムの情報を自由に書換えることがで
きるとともに、現像済みフィルムをカメラに装填したと
きに未現像フィルムと勘違いして撮影を行うことが防止
でき、撮ったつもりの写真が得られなかったり、各駒に
関して撮影時に記録されていた情報が不所望に書換えら
れてしまうといった不都合を回避できる。特に請求項2
の発明は、未現像フィルム装填時の情報書換え動作を禁
止するようにしたので、既に撮影された駒の情報が不所
望に書換えられることが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で用いられるフィルムパトロー
ネの上面図である。
【図2】上記パトローネの分解斜視図である。
【図3】図5のIII-III線に沿ったパトローネの縦断面
図である。
【図4】図5のIV-IV線に沿ったパトローネの断面図で
ある。
【図5】図3のV−V線矢視図である。
【図6】図3のVI-VI線断面図である。
【図7】フォークと係合部の拡大斜視図である。
【図8】フォークと係合部の係合を示す図である。
【図9】パトローネを示す図であり、(a),(b)が
斜視図、(c)がフィルムを引き出した状態を示す図で
ある。
【図10】本発明に係るカメラの水平方向断面図であ
る。
【図11】パトローネとパトローネ室底部を示す断面図
である。
【図12】カメラのスプール駆動機構を示す斜視図であ
る。
【図13】制御系のブロック図である。
【図14】パトローネの流れを説明する図である。
【図15】全体の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図16】情報書換え処理の詳細を示すサブル−チンフ
ローチャートである。
【図17】図16に続くフローチャートである。
【図18】観賞・情報処理機の構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【図19】パトローネの変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 フィルム 2 パーフォレーション 3 磁気記録領域 10,P1〜P5 パトローネ 11 スプール 11a 指標 14a,14b,14c 表示記号 14d 現像済みを示す文字 15 係合部 40,C1,C2 カメラ 41 パトローネ室 45 フィルムスイッチ 46 パーフォレーションスイッチ 47a,47b 磁気ヘッド 44 巻取りスプール 50 制御回路 52 フォーク 53 モータ 60 露出制御回路 61 表示器 62 磁気読取回路 63 磁気書込回路 64〜66 フォトセンサ 201 フィルム現像機 203 引伸し機1 205 フィルム装填機 207 引伸し機 D1 観賞,情報処理機 SW1 多目的スイッチ SW2 レリーズスイッチ SW3 モード切換スイッチ SW4 ズーム引伸し選択スイッチ SW5 途中巻戻しスイッチ SW6 書換えスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未現像フィルムおよび現像済みフィルム
    のいずれかを収容するパトローネが装填されるカメラで
    あって、 撮影操作に応じてフィルムに露光を与える撮影手段と、 パトローネあるいはフィルムに設けられた記録領域にフ
    ィルムの各撮影駒に対応して情報を記録する記録手段
    と、 装填されたパトローネ内のフィルムが未現像か現像済み
    かを検出する検出手段と、 この検出手段により未現像フィルムであることが検出さ
    れているときには、前記撮影手段による撮影動作および
    前記記録手段による情報記録動作を許容し、現像済みフ
    ィルムであることが検出されているときには、前記記録
    手段による記録情報の書換えを許容する制御手段と、 前記検出手段により現像済みフィルムであることが検出
    されているときには、前記撮影手段による撮影動作を禁
    止する禁止手段とを具備することを特徴とする現像済み
    フィルムを装填可能なカメラ。
  2. 【請求項2】 前記禁止手段は、前記検出手段により未
    現像フィルムであることが検出されているときには、前
    記記録手段による情報書換え動作を禁止することを特徴
    とする請求項1に記載の現像済みフィルムを装填可能な
    カメラ。
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