JPH05216115A - 自己推進式カセットから露光済みフィルムが送り出されるのを防止するようにした写真カメラ - Google Patents

自己推進式カセットから露光済みフィルムが送り出されるのを防止するようにした写真カメラ

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JPH05216115A
JPH05216115A JP3046967A JP4696791A JPH05216115A JP H05216115 A JPH05216115 A JP H05216115A JP 3046967 A JP3046967 A JP 3046967A JP 4696791 A JP4696791 A JP 4696791A JP H05216115 A JPH05216115 A JP H05216115A
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cassette
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】自己推進式カセット内に収納された露光済みフ
ィルムの初期化を防止する。 【構成】フィルムストリップの露光状態を可視表示する
ための露光状態インジケータ77を有する自己推進フィ
ルムカセットを使用するカメラ201であって、フィル
ムストリップが実質上露光済みであることを露光状態イ
ンジケータが表示している状態のカセットを装填したと
きに、当該カセットの推進作動を不能にされるフィルム
推進手段(209)を備え、フィルムインジケータの状
態を感知する感知手段239,241と、該感知手段が
露光状態インジケータがフィルム露光済み状態にあるこ
とを感知したときにフィルム推進手段の作動を阻止する
制御手段253とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真技術、特に、カメラ
に関する。特に、本発明は、露光フィルムの初期化を阻
止するための、即ち自己推進式カセットに収納された露
光済みフィルムがカメラへのカセットの不注意な装填に
よりカセットから延出するのを阻止するための、カメラ
に設けた装置に関する。
【0002】
【従来の技術】米国のイーストマン・コダック社(Eastm
an Kodak Co.) や日本国の富士写真フィルム株式会社で
製造されているような従来の35mmフィルムカセット
においては、フィルムストリップは円筒状シェル内に回
転支持されたフランジ付きスプールに巻かれている。通
常「フィルム先導部分」と呼ばれるフィルムストリップ
の先端部分(先端から約2 1/3インチ(約59mm)の
長さを有する)は通常カセットシェルの遮光スリット即
ち出口から突出している。スプールの一端はカセットシ
ェルから突出した短い軸方向延長部を有し、手動でのス
プールの回転を可能にする。スプールを最初にフィルム
巻出し方向に手動で回転させたときには、カセットシェ
ル内部のフィルムロールは、フィルムストリップの内端
がスプールに固定されているため、半径方向に膨径する
が、遮光スリットから突出した不透明なフィルム先導部
分は静止状態を維持する。フィルムロールの最外側巻き
部分とカセットシェルの湾曲した内壁との間にフィルム
滑り無し関係が確立されるまで、フィルムロールは半径
方向に膨径する。このフィルム滑り無し関係が発生する
と、フィルムロールとカセットシェルとの間で結合効果
が生じ、フィルム巻出し方向へのスプールの更なる回転
が阻止される。従って、フィルム巻出し方向へのスプー
ルの回転によっては、フィルムストリップをカセットシ
ェル外へ前進させることができなくなり、典型的な35
mmカメラにおいては、カセットシェル外へフィルムス
トリップを引き出すために突出したフィルム先導部分に
係合する手段が必要となる。
【0003】従来のフィルムカセットとは異なり、フィ
ルムスプールをフィルム巻出し方向へ回転させることに
よりフィルムストリップをカセットシェル外へ自動的に
前進させるように作動できる35mmフィルムカセット
が提案された。このカセットにおいては、フィルム先導
部分は最初から全体的にカセツトシェル内に位置してい
る。特に、米国特許第4,423,943号明細書で開
示されたフィルムカセットにおいては、フィルムスプー
ルに巻かれたフィルムロールの最外側巻き部分は、フィ
ルムスプールの2つの軸方向に離間したフランジの円周
方向リップ部により半径方向で拘束されていて、カセッ
トシェルの湾曲内壁に接触できないようになっている。
フィルムストリップの後端はフィルムスプールに固定さ
れ、フィルムストリップの前端は僅かに傾斜していて、
円周方向リップ部間から自由に延出でき、カセットシェ
ルの壁に接した状態で位置できる。フィルムスプールの
フィルム巻出し回転期間中、フィルムストリップの前端
は、フィルム通路開口へ前進し、フィルム通路を通過し
て、カセットシェルの外部へ出る。このため、フィルム
スプールをフィルム巻出し方向へ回転させるだけでフィ
ルムストリップをカセットシェル外へ延出させることが
できる。しかし、上記米国特許第4,423,923号
明細書によれば、突出していないフィルム先導部分をカ
セットシェル外へ延出させた後にのみ、フィルムカセッ
トをカメラに装填するようになっている。この米国特許
においては、フィルム先導部分を手でつかんでカメラの
フィルム前進装置へ取り付けできるようになるまで、カ
セットシェルに関してフィルムスプールを手動で回転さ
せるようになっている。従って、カセットシェル外へフ
ィルムストリップを進出させるようにフィルムスプール
を回転させるためにカメラを使用しない。
【0004】従来の35mmフィルムカセットにおいて
は、フィルムストリップを完全に露光した後に、フィル
ムスプールをフィルム巻取り方向へ回転させて、カセッ
トシェル内へフィルム先導部分へ巻戻す。フィルムロー
ルとシェルとの間の結合効果のため、続いてフィルム先
導部分をカセットシェル外へ進出させることができない
ので、このことが、フィルムストリップが実質上完全に
露光されたことを表示する。逆に、上記米国特許第4,
423,943号明細書に開示されたフィルムカセット
においては、フィルム巻出し方向へのフィルムスプール
の回転によりフィルム先導部分をカセットシェル外へ自
動的に進出させることができる。これは、フィルムスト
リップが未露光であろうと、実質上露光済みであろう
と、部分的にのみ露光されているとに拘わらず、行うこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、フィルムカセ
ットはフィルムストリップの露光状態に関する表示を提
供できず、それ故、露光済みのフィルムストリップを再
装填して二重露光させてしまう恐れがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、フィルムスト
リップが実質上未露光であるか実質上露光済みであるか
に関係無くフィルムストリップをフィルムカセット外に
自動的に進出させるように作動するようになされてお
り、フィルムストリップが実質上未露光であることを可
視表示する未露光位置からフィルムストリップが実質上
露光済みであることを可視表示する露光位置へ動くこと
のできるフィルム露光状態インジケータを有するフィル
ムカセットを使用する写真カメラであって、フィルムカ
セット外へフィルムストリップを進出させるためにフィ
ルムカセットを駆動するように作動可能なフィルム推進
手段と;フィルムストリップが実質上露光済みであるか
否かを決定するため、フィルムカセットのフィルム露光
状態インジケータが露光位置にあるか否かを感知するイ
ンジケータ感知手段と;フィルム露光状態インジケータ
が露光位置にあるときにフィルム搬送手段の作動を阻止
し、これにより、フィルムカセット外へのフィルムスト
リップの進出を阻止するようにフィルム推進手段とイン
ジケータ感知手段とを接続する制御手段と;を備えたこ
とを特徴とする写真カメラを提供する。
【0007】従って、自己推進式のカセット内に収納さ
れたフィルムストリップが実質上露光済みであることを
フィルム露光状態インジケータが表示している状態でこ
のカセットをカメラに装填した場合は、カメラはカセッ
トからフィルムストリップを進出させることができな
い。
【0008】
【実施例】35mm普通カメラ(スチルカメラ)として
の実施例として本発明を説明する。この種のカメラの特
徴はほぼ周知なので、開示する実施例の一部を構成し、
これに直接関連する素子について専ら説明する。しか
し、特に図示せず説明しない他の素子については、当業
者にとって既知のものを適宜選択できる。
【0009】添付図面を参照すると、図1、2は35m
mフィルムカセット1を示し、このカセットは遮光カセ
ットシェル3と、カセットシェル内でフィルム巻出し方
向U及びフィルム巻取り方向Wに軸線Xのまわりで回転
できるフィルムスプール5とを有する。カセットシェル
3は、溝付き縁部11及び段付き縁部13に沿ってかん
合する2つのシェル半部分7、9を有する。かん合した
シェル半部分7、9は、スプールコア23の対向した比
較的短い端部延長部19及び比較的長い端部延長部21
をそれぞれ収容するための上方及び下方の整合した円形
開口15、17を画定し、また、カセットシェル3の外
部へ通じるフィルム通路25をも画定する。スプールコ
ア23の短い端部延長部19及び長い端部延長部21は
それぞれ、対応する開口15、17の対応する縁部29
にかん合する環状の溝27を有し、これにより、フィル
ム巻出し方向U及びフィルム巻取り方向Wへ軸線Xのま
わりで回転できるようにフィルムスプール5を回転支持
する。既知の黒色のビロード即ちフラシ天材料31でフ
ィルム通路25の内部を内張りし、周囲の光がフィルム
通路内へ侵入するのを阻止する。
【0010】35mmフィルムストリップFのロール3
3はスプールコア23のまわりにコイル状に巻かれ、多
重のフィルム巻き部分を形成する。図3に示すように、
フィルムロール33は前端37を有するフィルム先導部
分を備えた最外側巻き部分35を含んでおり、最外側巻
き部分のすぐ内側でコイル状に巻かれた外側から2番目
の巻き部分39をも含んでいる。フィルムロール33の
最内側巻き部分(図示せず)の内端即ち後端は例えば接
着テープでスプールコア23に固定してある。一対の上
方及び下方の同形の極めて薄い可撓性のフィルム拘束フ
ランジ41、43は、図1、2、5に示すように、スプ
ールコア23に沿って同軸的に離間している。2つのフ
ランジ41、43は、一体のディスク45、47と、デ
ィスクから円周方向に延びた一体の環状リップ部即ちス
カート部49、51とを有する。2つのディスク45、
47はフィルムロール33の各巻き部分の対応する両長
手縁53、55により画定されたフィルムロールの対向
する(両側の)平坦な側面(図示せず)を覆う。また、
ディスクは中央開口(図示せず)をそれぞれ備え、これ
らの開口を通ってスプールコア23が軸方向に延出し、
フランジ41、43に関するスプールコアの回転を許容
する(図5)。環状スカート部49、51は、フィルム
ロール33の最外側巻き部分(フィルム先導部分)35
の両長手縁53、55の半径方向外側で最外側巻き部分
に重なり、最外側巻き部分を半径方向で拘束し、最外側
巻き部分が半径方向に膨張してカセットシェル3の湾曲
内壁57に接触するのを阻止する。スカート収納ノッチ
(切欠き)59が前端37の比較的近傍で長手縁55に
沿って最外側巻き部分(フィルム先導部分)35に形成
してあり、このノッチは環状スカート部51の周辺部分
51′を収納する。このため、前端37とノッチ59と
を接続する最外側巻き部分(フィルム先導部分)35の
比較的短い縁区分61が半径方向外側で環状スカート部
51に重なり、フィルムロール33の2番目の巻き部分
39から距離Dだけ半径方向に離れた状態で前端37を
維持する(図3、6)。前端37は、最前端チップ部6
5を形成するように最外側巻き部分35の長手縁53か
ら他方の長手縁55へ向かって傾斜した前縁63を有
し、このチップ部65は、縁区分61と同様に、半径方
向外側で環状スカート部51に重なる(図5)。
【0011】カセットのシェル半部分7に形成したフィ
ルムストリッパガイド67はフィルム通路25への内側
入口のすぐ内方に位置していて、最外側巻き部分(フィ
ルム先導部分)35の前端37と2番目の巻き部分39
との間に受入れられ、フィルム巻出し方向Uへのフィル
ムスプール5の回転に応じて、前端37を摘出しフィル
ム通路25内へ案内する。前端37は、2番目の巻き部
分39から半径方向に距離Dだけ隔たっているため、ス
トリッパガイドと2番目の巻き部分との間では案内され
ずに、ストリッパガイド67上で前進しフィルム通路2
5内へ入る。従って、図3に示すように、前端37は、
2番目の巻き部分39から半径方向に距離Dだけ隔たっ
ているため、ストリッパガイド67の範囲内に位置す
る。
【0012】最外側巻き部分(フィルム先導部分)35
の前端37がフィルム巻出し方向Uへのフィルムスプー
ル5の回転に応じてストリッパガイド67上で前進する
と、最外側巻き部分の長手縁53、55は、図8に示す
ように、2つのフランジ41、43の湾曲部分を互いに
軸方向に離れるように徐々に撓ませ、まずノッチ59を
スカート部の周辺部分51′から分離させ、次いで(前
端から開始する)フィルムロール33の長手方向の連続
する部分をフランジ間からカセットシェル3の外部へ延
出させる。長手縁53、55間のフィルムの幅WF が環
状スカート部49、51間の軸方向間隔AS より若干大
きいため、フランジ41、43の局部的な撓みが生じ
る。更に、フィルムロール33の多重の巻き部分は、局
部的な撓みに対するフランジ41、43の抵抗よりも大
きな曲げ抵抗を有する。一対の弓形の平坦な部材69が
カセットシェル3の内壁57から突出していて、フラン
ジ41、43が互いに軸方向に離れるように局部的に撓
んだときに2つのディスク45、47の湾曲部分に対し
て平坦に接し、それによってフランジの撓んだ部分を元
の撓んでいない状態に戻す。
【0013】前端37の実質上近傍において最外側巻き
部分(フィルム先導部分)35に長孔(スロット)71
を形成する。カセツトシェルの内壁57に固定した歯7
3は尖った先端75を有し、この先端75は、フィルム
スプール5を図4に示すようなフィルム巻取り方向Wに
回転させたときには長孔71内に収容されて最外側巻き
部分(フィルム先導部分)35に係合し、フィルムスプ
ールを図3に示すようなフィルム巻出し方向Uに回転さ
せたときには長孔から離脱して最外側巻き部分から離れ
るように位置決めされている。フィルム巻取り方向Wへ
のフィルムスプール5の回転に応じて最外側巻き部分3
5と歯73とが係合すると、最外側巻き部分の前端37
はストリッパガイド67と2番目の巻き部分39との間
へ置かれなくなる。
【0014】スプールコア23がフィルム巻出し方向U
へ最初に回転すると、2つのフランジ41、43は一時
的に静止状態を維持し、フィルムロール33は、その内
端がスプールコアに固定されているため、半径方向に膨
張(クロックスプリング)して最外側巻き部分(フィル
ム先導部分)35とフランジの環状スカート部49、5
1との間にフィルム滑り無し関係を確立する。次いで、
スプールコア23が更に回転すると、フランジ41、4
3も同様に回転する。その結果、最外側巻き部分(フィ
ルム先導部分)35の前端37はストリッパガイド67
上で前進し、フランジ41、43の連続する湾曲部分を
軸方向に互いに離れるように撓ませる(図8)。このた
め、まずノッチ59がスカート部の周辺部分51′から
離脱し、次いで(前端37から開始する)フィルムロー
ル33の長手方向の連続する部分がフランジ間からカセ
ットシェル3の外部へ出る。
【0015】フィルムストリップFの実質上全長が露光
されてしまう前にフィルムスプール5を例えば写真カメ
ラ内でフイルム巻取り方向Wへ回転させた場合に、フィ
ルムストリップの残りの使用可能部分を後で使いたいと
きには、長孔71が歯73の先端75を収容して最外側
巻き部分(フィルム先導部分)35を歯に係合させるま
で、フィルムスプールを回転させる。その後、フィルム
ストリップの残りの使用可能部分を例えば写真カメラ内
で使用する場合は、フィルムスプール5をフィルム巻出
し方向Uに回転させて最外側巻き部分(フィルム先導部
分)35を歯73から離脱させ、フィルムストリップを
カセットシェル3の外部へ再度前進させる。
【0016】図9、10はリング状のフィルム露光状態
インジケータ77を示し、このインジケータは中央開口
79を有し、カセットシェル3の2つの対向する外端8
3、85のうちの一方の首(ネック)状延長部81がこ
の中央開口から突出する。インジケータ77は3つの等
間隔で離間した半径方向内向きの突起87、89、91
を有し、これらの突起は首状延長部81の周辺環状溝9
3にかん合して、カセットシェル3及びフィルムスプー
ル5に関して軸線Xのまわりで回転できるようにインジ
ケータを支持する。
【0017】インジケータ77は、図11A、15に示
す初期位置即ち通常の第1位置から図12A、13Aに
示す引き続きの第2及び第3位置へ、例えば巻取り方向
Wへ回転せしめられ、カセットシェル3内に収納された
フィルムストリップFが実質上未露光状態であること、
フィルムのすべてのこまが露光する前にフィルムストリ
ップがシェルの内部へ巻戻されてしまったこと、及びフ
ィルムストリップが実質上露光済みであることをそれぞ
れ可視表示する。これらの可視表示を達成するため、イ
ンジケータ77上にポインタ(指針)94を設け、カセ
ットシェル3の外側に印刷した3つの表示部「未露
光」、「部分露光」、「露光」のうちのいずれかと整合
するようにする(図9)。インジケータ77が図11
A、15に示す第1位置即ち未露光位置にあるとき、ポ
インタ94は表示部「未露光」を指す。インジケータ7
7が図12Aに示す第2位置即ち部分露光位置にあると
きは、ポインタ94は表示部「部分露光」を指す。イン
ジケータ77が図13Aに第3位置即ち露光位置にある
ときは、ポインタ94は表示部「露光」を指す。
【0018】カセットシェル3の外端83とインジケー
タ77の下面とに共働係合手段を形成して、第1位置即
ち未露光位置から第2位置即ち部分露光位置への及び第
2位置から第3位置即ち露光位置までの巻取り方向Wへ
のインジケータの1方向回転を制限し、第3位置外への
インジケータの回転を阻止する。特に、カセットシェル
3の外端83に設けた係合手段は一対の同形の傾斜部9
5、99を有し、各傾斜部は傾斜表面101及び絶壁表
面103を有していて半径方向に並んでおり、軸線Xか
ら等距離離れている(図9、11A、11B)。インジ
ケータ77の下面に設けた係合手段は4つの同形の傾斜
部105、107、109、111を有し、各傾斜部は
傾斜表面113及び絶壁表面115を有していて軸線X
から等距離離れており、単一の平坦部117は軸線Xか
ら同様に離れた2つの同形の絶壁表面119、121を
有する(図10、11A、11B)。インジケータが図
11A、11Bに示す第1位置即ち未露光位置にあると
き、傾斜部95の絶壁表面103は平坦部117の絶壁
表面119に隣接して位置して巻出し方向Uへのインジ
ケータの回転を完全に阻止し、傾斜部99の絶壁表面1
03は傾斜部109の傾斜表面113の反対側に位置し
て巻出し方向Wへのインジケータの回転を若干拘束す
る。従って、インジケータ77は第1位置即ち未露光位
置に固定されるが、第2位置即ち部分露光位置へ移動す
ることができる。次いでインジケータ77を巻取り方向
Wへ回転させた場合、傾斜部109の傾斜表面113は
傾斜部99の絶壁表面103上を動く。インジケータ7
7が図12A、12Bに示す第2位置即ち部分露光位置
にあるとき、傾斜部95の絶壁表面103は傾斜部10
5の絶壁表面115に隣接して位置して巻出し方向Uへ
のインジケータの回転を完全に阻止し、傾斜部99の絶
壁表面103は傾斜部111の傾斜表面113の反対側
に位置して巻取り方向Wへのインジケータの回転を若干
拘束する。従って、インジケータ77は第2位置即ち部
分露光位置に固定されるが、第3位置即ち露光位置へ移
動することができる。次いでインジケータ77を巻取り
方向Wへ回転させた場合、傾斜部111の傾斜表面11
3は傾斜部99の絶壁表面103上を動く。インジケー
タ77が図13A、13Bに示す第3位置即ち露光位置
にあるとき、傾斜部95の絶壁表面103は傾斜部10
7の絶壁表面115に隣接して位置して巻出し方向Uへ
のインジケータの回転を完全に阻止し、傾斜部99の絶
壁表面103は平坦部117の絶壁表面121に隣接し
て位置して巻取り方向へのインジケータの回転を完全に
阻止する。従って、インジケータ77は第3位置即ち露
光位置外へ移動することができない。
【0019】図14には、フィルム露光状態インジケー
タ77を有するフィルムカセット1と一緒に使用するカ
メラ装置201を示す。略述すれば、カメラ装置201
は、各フィルムのこまが露光されたことを表示するため
の二重露光防止(DEP)標識をフィルムストリップF
に磁気的に書き込み、部分的に露光したフィルムロール
をカメラ装置に装填したときに露光済みこまの再露光を
防止するために最後のDEP標識を読取るためためのも
のである。更に、カメラ装置201は、その第1位置
(未露光位置)から第2位置(部分露光位置)及び第3
位置(露光位置)へインジケータ77を移動させ、イン
ジケータが第3位置にあるときにある状態で使用者に視
覚的に(または聴覚的に)知らせるためのものである。
【0020】図14に示すように、カメラ装置201
は、装填室207へ横方向又は軸方向(端部方向)にフ
ィルムカセット1を収容できるように開くことのでき
る、カメラ本体205に枢着した後部即ち底部ドア20
3を具備する。普通のモータ作動フィルム推進手段20
9は、2方向回路211と、この回路により制御される
可逆駆動モータ213と、適当な駆動伝達手段215
と、駆動ハブ217、219とを有する。駆動ハブ21
7、219はフィルムカセット1のスプールコア23及
び巻取り室223内に回転支持された巻取りスプール2
21と係合し、スプールコア及び巻取りスプールを巻出
し方向U又は巻取り方向Wへ回転させる。
【0021】新たな未使用の未露光フィルムをカメラ装
置201内へ装填したとき、フィルム推進手段209は
最初に予備巻きモードで作動し、フィルムカセット1の
スプールコア23を巻出し方向Uへ回転させて、フィル
ムストリップFの突出していない前端37をカセットシ
ェル3外へ延出させ、この前端37を撮影レンズ(図示
せず)の焦点面に位置したバックフレーム開口225を
横切って巻取りスプール221まで運ぶ。同時に、巻取
りスプール221は巻出し方向Uへ回転せしめられ、そ
の周辺部に位置した歯(図示せず)を前端37の近傍で
フィルムストリップFに設けた長孔71に係合させる。
これに続き、フィルムストリップFの実質上残り全部
が、中断なくカセットシェル3からバツクフレーム開口
225を横切って巻取りスプール221へ予備的に巻か
れる。このフィルムの運動はフィルムストリップFを露
光させることなく行われる。フィルムストリップFの後
端(図示せず)がスプールコア23に固定されているの
で、モータ213を不作動にさせるフィルム端部状態が
達成され、その後に、既知のように2方向回路211が
予備巻きモードとは逆の巻戻しモードでフィルム推進手
段209を作動させるようにモータを逆回転させる。こ
の巻戻しモード期間中、スプールコア23は巻取り方向
Wへ回転し、巻取りスプール221も同様に回転する。
しかし、フィルム推進手段209は、最初の利用可能な
フィルムのこま#1(図17)がバックフレーム開口2
25での露光位置に到達したときに、去勢される。次い
で、最初の写真を撮った後、フィルム推進手段209が
巻戻しモードで作動して第1の露光したフィルムこまを
スプールコア23上へ巻取り、次の利用可能な未露光こ
ま#2(図17)を露光位置へ運ぶ。この工程は各フィ
ルムこまの露光毎に繰り返され、これにより、フィルム
ストリップFは各1つの露光済みこまをその都度カセッ
トシェル3内へ巻戻す。従って、例えばフィルムストリ
ップFがフィルムカセット1内へ完全に戻る前に、後部
ドア203を間違つて開いた場合でも、露光済みのこま
はカセットシェル3の内部で保護される。
【0022】カメラ装置201は、他の素子として、常
閉メータリングスイッチ233と、普通の磁気読み書き
ヘッド235と、常開フィルム感知スイッチ237と、
常開ドアスイッチ239と、常開カートリッジスイッチ
241と、常開シャッタ解除スイッチ243と、常開ミ
ッドロール(midroll) 中断(MRI)スイッチ245
と、普通のミッドロール中断(MRI)及び二重露光防
止(DEP)可視警報回路247、251とを有する。
これらの素子233、235、237、239、24
1、243、245、247、251は、フィルム推進
手段209と同様、最近の大半のカメラに使用している
ような普通のデジタルマイクロコンピュータ253に個
々に接続されている。図14に示すように、読み書きヘ
ッド235は普通の読み書き回路257を介してマイク
ロコンピュータ253に接続される。マイクロコンピュ
ータ253は、従来通り、中央処理装置(CPU)25
9、ランダムアクセスメモリー(RAM)261、読出
し専用メモリー(ROM)263及び外部タイマ265
を有する。
【0023】メータリングスイッチ233は、このスイ
ッチの孔センサ267がフィルムストリップFの一連の
等間隔で離間したフィルム孔Pの1つ内へ落下する毎に
閉じる。図17に示すように、フィルムストリップFは
2つの隣接するフィルムこま#1ー#36間にそれぞれ
1つずつの孔Pを有する。しかし、フィルムこま#36
とフィルムストリップFの前端37との間には孔Pは存
在しない。メータリングスイッチ233が閉じたときに
は、このスイッチは、フィルムストリップFが単一のこ
まの幅より僅かに大きな距離だけ移動したことを表示す
る。図18に示すように、孔センサ267はバックフレ
ーム開口225の1つの隅部に隣接して位置する。従っ
て、フィルムこま#1ー#36の1つがバックフレーム
開口225において露光位置に位置する毎に、メータリ
ングスイッチ233が閉じる。
【0024】読み書きヘッド235は、フィルムこまが
露光済みであることを表示するため、各露光済みフィル
ムこまに隣接してフィルムストリップFに沿って同形の
二重露光防止(DEP)標識269(その1つを図18
に示す)を磁気的に書き込む。また、ヘッドは、特定の
フィルムこまが露光済みであるか否かを判定するために
フィルムこまのためのDEP標識の有無を磁気的に感知
することができる。DEP標識269は、(フィルム推
進手段209の巻戻しモード期間中に)露光済みフィル
ムこまがバックフレーム開口225で露光位置からフィ
ルムカセット1内へ動く毎にフィルムストリップF上に
書き込まれ、(フィルム推進手段の予備巻きモード期間
中に)露光済みフィルムこまがフィルムカセットから進
出する毎に読取られる。図14、18に示すように、読
み書きヘッド235はフィルムカセット1のための装填
室207とバックフレーム開口225との間に位置す
る。フィルムストリップFは既知の磁気ストライプ又は
既知の透明磁気オーバーレイ(上張り)(図示せず)を
具備し、この上に各DEP標識269が書き込まれる。
書き込みヘッド235のための適当な支持体(図示せ
ず)は後部ドア203上に位置する。
【0025】ドアスイッチ239は、後部ドア203が
閉じたときに閉じ、後部ドアが開いたときに開く。カー
トリッジスイッチ241は、フィルムカセット1が装填
室207内に存在しているときには閉じ、装填室が空の
ときは開く。シャッタ解除スイッチ243は、既知のカ
メラシャッタ(図示せず)を開くためにカメラ本体20
5上のトリガ即ち解除ボタン(図示せず)を手で押す毎
に閉じ、カメラシャッタが閉じる毎に開く。ミッドロー
ル中断(MRI)スイッチ245は、フィルムカセット
1内へのフィルムストリップFの早期巻き戻しを開始さ
せるために(すなわち、利用可能なフィルムこまのすべ
てが露光されてしまう前にフィルムストリップを巻き戻
すために)カメラ本体205上のMRIボタン(図示せ
ず)を手で押したときに閉じる。フィルム感知スイッチ
237は、このスイッチのフィルムセンサ271がフィ
ルムストリップFに接触したときに閉じ、フィルムセン
サがフィルムストリップから離れたときに開く。図1
4、18に示すように、フィルム感知スイッチ237は
バックフレーム開口225と巻取りスプール221との
間に位置する。
【0026】カメラ装置201は、フィルムカセット1
の露光状態インジケータ77を通常の第1位置即ち未露
光位置から第2位置即ち部分露光位置及び第3位置即ち
露光位置へ移動させるための他の素子を有する。図1
4、15に示すこれらの素子は、マイクロコンピュータ
253に接続した2方向回路273と、この回路により
制御される可逆駆動モータ275と、モータシャフト2
79に対し同軸的に固定された駆動ギヤ277と、露光
状態インジケータ77をその第1位置即ち未露光位置か
ら第2位置即ち部分露光位置及び第3位置即ち露光位置
へ巻取り方向Wへ回転させるためにインジケータの対応
する突起287、289に係合するようになった2つの
ピン283、285を有する駆動リング281とを含
む。駆動リング281は、このリングの中央開口293
内に位置した軸受リング291のまわりで巻取り方向W
及び巻出し方向Uに回転するように支持され、駆動ギヤ
277の対応する歯297に噛合する周辺歯295を有
する。図15に示すように、フィルムカセット1のスプ
ールコア23を巻出し方向U及び巻取り方向Wへ回転さ
せるための駆動ハブ217は軸受リング291の中央開
口299を通って延びている。従って、駆動リング28
及び駆動ハブ217は同軸的に位置する。
【0027】露光状態インジケータ77が図11A、1
5、16Aに示す第1位置(未露光位置)にあるとき、
駆動リング281は、そのそれぞれのピン283、28
5がインジケータの2つの突起287、289に当接し
かつ一体のフィンガ301が装填室207内のみぞ30
5の停止壁303に当接した状態となるように、方位付
けられる。フィンガ301が停止壁303に当接する
と、巻出し方向Uへの駆動リング281の回転が阻止さ
れる。駆動リング281が図12A、16Bに示すよう
にインジケータ77を第1位置(未露光位置)から第2
位置(部分露光位置)へ回転させるために巻取り方向W
へ回転せしめられた場合、駆動リングは、そのそれぞれ
のピン283、285が突起287、289に当接しか
つその一体のフィンガ301が常開状態スイッチ309
のスイッチ部材307を押圧してこのスイッチを閉じる
ように、方位付けられる。状態スイッチ309はマイク
ロコンピュータ253に接続されている。駆動リング2
81が図13A、16Cに示すようにインジケータ77
を第1位置(未露光位置)又は第2位置(部分露光位
置)から第3位置(露光位置)へ回転させるために巻取
り方向Wへ回転せしめられた場合、駆動リングは、その
それぞれのピン283、285が突起287、289に
当接したままかつその一体のフィンガ301がみぞ30
5の停止壁311に当接するように、方位付けられる。
フィンガ301が停止壁311に当接すると、巻取り方
向Wへの駆動リング281の更なる回転が阻止される。
駆動リング281が巻出し方向Uへ回転し、インジケー
タ77が第2位置(部分露光位置)又は第3(露光位
置)にある場合、インジケータは、カセットシェル3の
外端83及びインジケータの下面に設けた(前述の)係
合手段により、第1位置(未露光位置)から第2位置
(部分露光位置)及び第3位置(露光位置)へのインジ
ケータの巻取り方向Wへの回転を制限するため、適所に
留まらねばならない。
【0028】マイクロコンピュータ253に接続した常
閉露光(E)スイッチ313はスイッチ部材315を有
し、このスイッチ部材は、露光状態インジケータ77が
その第1位置(未露光位置)又は第2位置(部分露光位
置)にあるとき(図14、15)にこのインジケータ7
7により押されてスイッチを開くようになっている。逆
に、インジケータ77がその第3位置(露光位置)にあ
るときは、スイッチ部材315はインジケータに沿った
不連続部即ちくぼみ317へ落下し、Eスイッチ313
を開く。従って、Eスイッチ313は、インジケータ7
7が第3位置(露光位置)にあるか否かを判定するため
に使用される。
【0029】図19A、19B及び20A−20C及び
21A、21Bは、種々のスイッチ233、237、2
39、241、243、245、309、313、フィ
ルム推進手段209、読み書きヘッド235、ミッドロ
ール中断(MRI)警報回路247、二重露光防止(D
EP)警報回路251、2方向回路273及び既知の使
用/再使用装填ラッチ319と共働して実行されるマイ
クロコンピュータ253の3つの別個のルーチン即ちモ
ードを表すそれぞれのフローチャートを示す。装填ラッ
チ319は、例えば未露光フィルム又は部分露光フィル
ムを収納したフィルムカセットが装填室207内に位置
していて最初に利用可能なフィルムこまが露光される毎
に、通常の「NO」状態即ち2進値「0」状態から「Y
ES」状態即ち2進値「1」状態に変化させることによ
り、状態を変化する。その後、引き続きのフィルムこま
が順次露光されるときには、装填ラッチ319は「YE
S」状態に維持される。
【0030】このルーチンにおいて、後部ドア203が
閉じているためにドアスイッチ239が閉じており、フ
ィルムカセット1が装填室207内にあるためにカート
リッジスイッチ241が閉じており、状態インジケータ
77がその第1位置(未露光位置)又は第2位置(部分
露光位置)にある(即ち、フィルムストリップが実質上
未露光状態または部分的に露光された状態にある)ため
にEスイッチ313が開いている場合は、読み書き回路
257は読取りモードをとり、磁気ヘッド(読み書きヘ
ッド)235はフィルムストリップ上のDEP標識26
9の有無を判定でき、フィルム推進手段209は予備巻
きモードで作動してモータ213を付勢し、フィルムカ
セットのスプールコア23を巻出し方向Uへ回転させる
と共に巻取りスプール221をも同方向へ回転させ、フ
ィルムこまを何等露光させることなくフィルムストリッ
プFをカセットシェル3から巻取りスプールへ連続的に
移動させる。フィルムストリップFが実質的に未露光状
態である場合(すなわち、フィルムストリップが全く使
用されていないフィルムである場合)は、フィルムスト
リップの実質上全長が巻取りスプール221に巻かれ、
フィルム端部状態になったらモータ213が停止し、こ
れによりフィルム推進手段209を(予備巻きモードの
代わりに)巻取りモードで作動させる。その結果、モー
タ213が逆回転して、メータリングスイッチ233が
閉じるまでスプールコア23を巻取り方向Wへ回転させ
ると共に巻取りスプール221を同方向へ回転させる。
次いで、モータ213が去勢される。この時点で、最初
に利用可能な未露光こま#1(図17)がバックフレー
ム開口225において露光位置に位置決めされる。同時
に、使用/再使用装填ラッチ319が「NO」状態に設
定され、これにより現在装填されているフィルムが未露
光であることを表示する。利用可能なフィルムこま#1
ー#36(図17)のすべてが露光される前にフィルム
ストリップFをカメラ装置201から取り外したために
フィルムストリップが部分的にしか露光されておらず、
そのフィルムストリップをカメラ装置内へ再装填した場
合は、読み書きヘッド235はフィルムカセット1から
出てくる最初のDEP標識269を読取る。次いで、フ
ィルム推進装置209が予備巻モードから巻戻しモード
に変わり、モータ213が逆回転して最後に露光された
フィルムこまをフィルムカセットへ戻す(図18)。利
用可能な未露光こまがバックフレーム開口225におい
て露光位置へ移動してしまったためにメータリングスイ
ッチ233が閉じたときには、モータ213が去勢さ
れ、装填ラッチ319は「NO」状態に設定されて、現
在装填されているフィルムが未露光であることを表示す
る。
【0031】このルーチンにおいて、露光状態インジケ
ータ77がその第3位置(露光位置)にあるため(すな
わち、フィルムストリップFが実質上露光済みであるた
め)Eスイッチ313が閉じたときには、フィルム推進
手段209は作動しない。その代わり、フィルムストリ
ップFはカセットシェル3内に留まり、DEP警報回路
251が作動して、フィルムストリップが完全に露光さ
れていることを使用者に知らせる。これにより、使用者
が装填室207からフィルムカセット1を取り外せば、
DEP警報回路251は去勢される。
【0032】このルーチンにおいて、カメラシャッタを
開くためにシャッタ解除スイッチ243が閉じ、露光状
態インジケータ77がその第1位置(未露光位置)又は
第2位置(部分露光位置)にあるため(すなわち、フィ
ルムストリップFが実質的に未露光状態であるか又は部
分的にのみ露光されているため)Eスイッチ313が開
いている場合は、装填ラッチ319は、(現在装填され
ているフィルムの少なくとも1つのこまが既に露光され
てしまったために)「YES」状態になっていないとき
には、この「YES」状態に設定され、読み書き回路2
57は書き込みモードとなり、フィルム推進手段209
が巻戻しモードで作動して、モータ213を付勢し、露
光済みこまをフィルムカセット1内へ巻戻すと共に次に
利用可能な未露光こまをバックフレーム開口225で露
光位置へ移動させる。露光済みこまが露光位置から移動
せしめられると、読み書きヘッド235は、特定のこま
が露光済みであることを表示するために露光済みこまに
隣接した所定位置でフィルムストリップF上にDEP標
識269を書き込む。次に利用可能な未露光こまが露光
位置へ移動せしめられたためにメータリングスイッチ2
33が閉じ、フィルム有無感知スイッチ237のフィル
ムセンサ271の位置にフィルムストリップが存在して
いるためにこのスイッチ237が閉じている場合は、モ
ータ213は去勢される。フィルムストリップFの前端
37がフィルム有無感知スイッチ237のフィルムセン
サ271を通過して巻戻されたためにこのスイッチ23
7が開いた場合(この時点では、メータリングスイッチ
233は、前端37がこのスイッチの孔センサ267を
通過して巻戻されたときに、閉じる)は、タイマ265
が作動する。フィルムストリップFの前端37をフィル
ムカセット1内へ巻戻すに十分な時間が経過したことを
タイマ265が判定したときは、モータ213が去勢さ
れ、モータ275が付勢されて、駆動リング281を巻
取り方向へ回転させ、露光状態インジケータ77を第1
位置(未露光位置)又は第2位置(部分露光位置)から
第3位置(露光位置)へ回転させる。駆動リング281
の一体のフィンガ301がくぼみ305の停止壁311
に当接したためにモータ275が停止すると、このモー
タは2方向回路273により逆回転せしめられ、インジ
ケータ77を第3位置(露光位置)に維持したまま駆動
リングを巻出し方向Uへ回転させる。駆動リング281
の一体のフィンガ301がくぼみ305の停止壁303
に当接したためにモータ275が再度停止したときに
は、このモータは去勢される。
【0033】このルーチンにおいて、露光状態インジケ
ータ77がその第3位置(露光位置)にあるために(す
なわち、フィルムストリップFが実質上露光済みである
ために)Eスイッチ313が閉じたときは、DEP警報
回路251が作動して、フィルムストリップが完全に露
光されたことを使用者に警報する。これにより、使用者
が装填室207からフィルムカセット1を取り外すと、
DEP警報回路251は去勢される。
【0034】このルーチンにおいて、使用者がMRIボ
タンを手で押したためにMRIスイッチ245が閉じた
場合は、MRI警報回路247が作動してその状態を使
用者に警報し、フィルム推進手段209は巻戻しモード
で作動してモータ213を付勢し、フィルムカセット1
の外側に残っているすべてのフィルムストリップFをカ
セットシェル3内へ巻戻す。次に、タイマ265が図2
0Bの露光ルーチンにおける所定時間を経過した後、モ
ータ213が去勢される。MRI警報回路247は作動
したままなので、装填室207からフィルムカセット1
を取り外すべきであることを使用者に知らされ、現在装
填されているフィルムが露光されていないために装填ラ
ッチ319が「NO」状態をとると、この回路は去勢さ
れる。
【0035】このルーチンにおいて、(現在装填されて
いるフィルムが露光されていないために「NO」状態に
ある代わりに)現在装填されているフィルムの少なくと
も1つのこまが露光済みであるために装填ラッチ319
が「YES」状態となったときは、モータ275が付勢
されて駆動リング281を巻取り方向Wへ回転させ、先
のフィルム装填期間中(この時点では、駆動リングは露
光状態インジケータ77を動かさない)にインジケータ
77が第2位置(部分露光位置)へ動いていなかった場
合は、このインジケータ77を第1位置(未露光位置)
から第2位置(部分露光位置)へ回転させる。S(状
態)スイッチ309のスイッチ部材307が駆動リング
281の一体のフィンガ301により閉じられたとき
は、モータ275が2方向回路273を介して逆回転
し、インジケータ77をその第2位置(部分露光位置)
に維持させたまま駆動リングを巻出し方向Uへ回転させ
る。駆動リング281の一体のフィンガ301がくぼみ
305の停止壁303に当接したためにモータ275が
停止したときは、このモータは去勢される。次いで、装
填室207からフィルムカセット1を取り外すと、MR
I警報回路247が去勢される。
【0036】以上、本発明を特定な実施例につき説明し
たが、当業者にとっては、本発明の要旨を逸脱すること
なく種々の変形、修正が可能であることは言うまでもな
い。例えば、カメラ装置201は、最初に利用可能なフ
ィルムこま#1が露光されたことに応答して露光状態イ
ンジケータを第1位置(未露光位置)から第2位置(部
分露光位置)へ移動させるように修正してもよい。別の
例としては、インジケータ77は、第1、第2及び第3
位置のほかに、露光に関する情報を提供する別の位置を
有することもできるし、または、第1及び第3位置のみ
を有してもよく、この場合、カメラ装置201はインジ
ケータを利用可能な位置へ移動させるように修正するこ
とができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、自己推進式のカセット
内に収納された露光済みフィルムの初期化(再露光)を
防止する写真カメラに関する上述の問題点を解決でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルム露光状態インジケータを有するフィル
ムカセットの分解部品斜視図である。
【図2】フィルムスプールのまわりに巻いたフィルムロ
ールを示すためにカセットシェルを開いた状態で示すフ
ィルムカセットの立面図である。
【図3】カセットシェル、フィルムロール及びフィルム
スプールの断面端面図である。
【図4】カセットシェル、フィルムロール及びフィルム
スプールの断面端面図である。
【図5】フィルムスプール上にフィルムロールを装着す
る方法を示すフィルムロール及びフィルムスプールの立
面図である。
【図6】フィルムスプール上にフィルムロールを装着す
る方法を示すフィルムロール及びフィルムスプールの立
面図である。
【図7】図5及び図6と同様の立面図であるが、フィル
ムロールをフィルムスプールから巻出す方法を示す図で
ある。
【図8】図5及び図6と同様の立面図であるが、フィル
ムロールをフィルムスプールから巻出す方法を示す図で
ある。
【図9】カセットシェル及びフィルム露光状態インジケ
ータの分解部品斜視図である。
【図10】カセットシェル及びフィルム露光状態インジ
ケータの分解部品斜視図である。
【図11】図11A及び図11Bは、フィルムロールが
実質上未露光状態であることを表示するため第1位置即
ち未露光位置にある露光状態インジケータを示す説明図
である。
【図12】図12A及び図12Bは、フィルムロールが
部分的にのみ露光されていることを表示するため第2位
置即ち部分露光位置にある露光状態インジケータを示す
説明図である。
【図13】図13A及び図13Bは、フィルムロールが
実質上露光済みであることを表示するため第3位置即ち
露光位置にある露光状態インジケータを示す説明図であ
る。
【図14】本発明の一実施例に係る、フィルムカセット
に使用する写真カメラの構成図である。
【図15】フィルムカセットの露光状態インジケータを
3つの位置へ移動させるための写真カメラの駆動手段の
分解部品斜視図である。
【図16】図16A,図16B及び図16Cは、露光状
態インジケータがそれぞれ3つの位置にあるときの駆動
手段の方位を示す説明図である。
【図17】カセットシェルから延出したフィルムストリ
ップの実質上全長を示すフィルムカセットの斜視図であ
る。
【図18】フィルムカセット及びフィルムストリップの
平面図である。
【図19】図19A及び図19Bは、写真カメラの装填
ルーチンを示すフローチャートである。
【図20】図20A,図20B及び図20Cは、写真カ
メラの露光ルーチンを示すフローチャートである。
【図21】図21A及び図21Bは、写真カメラのミッ
ドロール中断(MRI)ルーチンを示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 フィルムカセット 3 カセットシェル F フィルムストリップ 77 フィルム露光状態インジケータ 201 カメラ装置(写真カメラ) 207 装填室 209 フィルム推進手段 239 ドアスイッチ(感知手段) 241 カートリッジスイッチ(感知手段) 251 二重露光防止警報回路(警報手段) 253 マイクロコンピュータ(制御手段) 309 Sスイッチ(感知手段)
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図18】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図19】
【図20】
【図21】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムストリップが実質上未露光であ
    るか実質上露光済みかに関係無くフィルムストリップを
    フィルムカセット外へ自動的に推進させるように作動す
    るようになされており、同フィルムストリップが実質上
    未露光であることを可視表示する未露光位置から同フィ
    ルムストリップが実質上露光済みであることを可視表示
    する露光位置へ動くことのできるフィルム露光状態イン
    ジケータを有するフィルムカセットを使用する写真カメ
    ラにおいて、 前記フィルムカセット外へ前記フィルムストリップを推
    進させるために同フィルムカセットを駆動するように作
    動可能なフィルム推進手段と;前記フィルムストリップ
    が実質上露光済みであるか否かを決定するため、前記フ
    ィルムカセットの前記フィルム露光状態インジケータが
    前記露光位置にあるか否かを感知するインジケータ感知
    手段と;前記フィルム露光状態インジケータが前記露光
    位置にあるときに前記フィルム推進手段の作動を阻止
    し、これにより、前記フィルムカセット外への前記フィ
    ルムストリップの推進を阻止するように同フィルム推進
    手段と前記インジケータ感知手段とを接続する制御手段
    と;を備えたことを特徴とする写真カメラ。
  2. 【請求項2】 写真カメラに対して前記フィルムカセッ
    トを着脱するために開閉できるカメラドアと、同カメラ
    ドアが開いているか閉じているかを感知するためのドア
    感知手段とを備え;前記制御手段が、同カメラドアが開
    いているときに前記フィルム推進手段の作動を阻止する
    ように同フィルム推進手段と同ドア感知手段とを接続す
    ることを特徴とする請求項1の写真カメラ。
  3. 【請求項3】 前記フィルムカセットを収納するように
    なった装填室と、同フィルムカセットが同装填室に収納
    されているか否かを感知するためのカセット感知手段と
    を備え;前記制御手段が、同フィルムカセットが同装填
    室に収納されていないときに前記フィルム推進手段の作
    動を阻止するように同フィルム推進手段と同カセット感
    知手段とを接続することを特徴とする請求項1又は2の
    写真かカメラ。
  4. 【請求項4】 前記フィルムカセットを収納するように
    なった装填室と、前記インジケータ感知手段に接続さ
    れ、前記フィルム露光状態インジケータを前記露光位置
    に位置させた状態の同フィルムカセットが同装填室に収
    納されていることを警報するための警報手段と、を備え
    たことを特徴とする請求項1の写真カメラ。
JP3046967A 1990-03-12 1991-03-12 自己推進式カセットから露光済みフィルムが送り出されるのを防止するようにした写真カメラ Expired - Lifetime JPH0782191B2 (ja)

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