JPH066710B2 - 石炭のガス化法 - Google Patents

石炭のガス化法

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JPH066710B2 JP21473985A JP21473985A JPH066710B2 JP H066710 B2 JPH066710 B2 JP H066710B2 JP 21473985 A JP21473985 A JP 21473985A JP 21473985 A JP21473985 A JP 21473985A JP H066710 B2 JPH066710 B2 JP H066710B2
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【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、石炭ガス化炉を組合せたプラントの石炭ガス
化プロセスに係り、特に石炭ガス化と発電とを組合せた
複合プロセスにおける排ガス中のCO2ガスを、石炭ガ
ス化炉へ再循環して石炭ガス化に有効に利用する石炭の
ガス化法に関する。
〔発明の背景〕
従来技術における石炭のガス化プロセスの代表的な一例
として、石炭のガス化と発電とを組合せた複合プロセス
を挙げ、図面に基づいて説明する。第4図は従来の石炭
ガス化複合発電プロセスの概要を示す系統図である。図
に示すごとく、石炭ガス化炉2に原料の石炭を供給する
場合に、石炭供給ホッパ1内の石炭を加圧し、気流輸送
によって石炭ガス化炉2へ石炭を導入するが、この場
合、石炭の着火、爆発を防止するために、石炭の加圧、
搬送用媒体としてN2ガスなどの不活性ガスを使用す
る。しかるに、N2ガスは石炭ガス化炉2内ではガス化
反応に何ら寄与せず、しかも常温で供給するため、石炭
のガス化温度まで加熱するに必要な熱量を余分に消費
し、石炭のガス化反応にとっては不利な条件となってい
る。すなわち、石炭1kgを供給するに必要なN2ガス量
は、常圧で0.02〜1.0m3必要であり、N2ガスの重量では
約0.02〜1.0kg必要となり、石炭ガス化炉2内の圧力が3
0気圧であるとすると、おおよそ0.6〜3kgのN2ガスが必
要となる。一方、石炭ガス化炉2からの生成ガスは、石
炭1kg当り約2Nm3のガスが発生し、石炭のガス化圧力
が30気圧の場合にはN2ガス含有量は最少でも20%以上
になり、このN2の石炭のガス化温度までの昇温に要す
る熱量は、石炭ガス化炉2内での発熱量の約15%を占め
るに至る。そして、石炭ガス化炉2が高圧にあると、さ
らにこの割合は大きくなる傾向にある。このN2ガスの
昇温に必要な熱量は、原料の石炭をむO2ガスによって
燃焼させて補うことになるが、これは、石炭のガス化効
率の低下と、O2ガスのユーティリティの増加となる。
また、一方生成ガス中へのN2ガスの混合量の増大に伴
い、生成ガスの発熱量の低下を招き、ガスタービン5な
どのガス使用元への輸送配管の増大、燃焼時における燃
焼不良による燃焼効率の低下ならびにNOxの発生量が
増加するという問題が生じる。また、上記の石炭の輸送
用媒体としてのN2ガスはユーテイリティとして運転コ
ストの増加の原因になっている。現在、多くの場合は酸
素プラント25の副生成物であるN2ガスが使用されてい
るが、当然N2ガスにも生産コストの振り分けがなさ
れ、かつN2ガスを石炭の気流輸送を行なう所定の圧力
まで上昇するに要する設備ならびに動力費を必要とする
などの問題があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、従来技術の問題点を解消し、従来、原
料である石炭をガス化炉へ気流輸送するための搬送用媒
体として使用されているN2ガスの代りに、プラントか
ら発生する排ガス中のCO2ガスを分離回収してCO2
スを生成させるか、または排ガス中のO2ガスをCO2
スに転換させてCO2に富むガスを生成させて、これを
石炭ガス化炉へ再循環して、石炭の搬送用媒体ならびに
ガス化剤として用いることによって、石炭のガス化効率
が良く、発熱量の高い良質の生成ガスを製造し、かつユ
ーティリティが少なくランニングコストの安価な石炭の
ガス化法を提供することにある。
〔発明の概要〕
要するに本発明は、石炭ガス化炉を組合せたプラントに
おける石炭ガス化プロセスにおいて、上記プラントから
排出される排ガス中に含まれるCO2ガスを分離回収し
てCO2ガスを生成させるか、または上記排ガス中に含
まれるO2ガスをCO2ガスに転換した後、排ガス中に含
まれるCO2ガスを分離回収してCO2ガスを生成させる
か、もしくは上記上記排ガス中に含まれるO2ガスをC
2ガスに転換してCO2に富むガスを生成させ、上記分
離回収したCO2ガスもしくはCO2に富むガスを、石炭
ガス化炉へ再循環して、石炭を気流輸送するための搬送
用媒体ならびに石炭のガス化剤として用いることを基本
とする石炭ガス化プロセスであって、石炭のガス化効率
が高く、かつ発熱量の高い良質の生成ガスを製造するこ
とができ、その上ユーティリティの低減をはかることの
できる効果的な石炭ガス化法である。
〔発明の実施例〕
以下に本発明の一実施例を挙げ、図面を参照しながらさ
らに具体的に説明する。図において、同一符号を付した
ものは同一部品(装置)または同一性能を有する部分で
ある。
(実施例1) 第1図は、本発明の一例である石炭ガス化と発電とを組
合せた複合プロセスにおける石炭のガス化法を示す系統
図である。図に示すごとく、石炭は石炭供給ホッパ1に
供給される。そして、コンプレッサ18によって所定の圧
力にまで昇圧されたリサイクルの回収CO2ガスは、石
炭供給ホッパ1内へ圧力送入され、原料石炭はCO2
スによる気流輸送によって石炭ガス化炉2内へ供給され
る。石炭ガス化炉2内では、酸素(O2)供給ライン20
より吹込まれたO2により石炭の一部を燃焼させ、石炭
をガス化する反応温度は反応装置にまで昇温させる。一
般に、石炭のガス化温度は反応装置によって異なるが80
0〜1800℃の範囲である。この温度範囲において石炭ガ
ス化炉2内では次に示すガス化反応が生じている。
H2+1/2O2→H2O CH4+2O2→CO2+2H2O 石炭チャ−(C)+H2O→H2+CO 石炭チャ−(C)+CO2→2CO そして、石炭と共に供給されたCO2ガスは、上記の石
炭チャー(C)との反応により、石炭チャーをガス化し
てCOガスに転換させる。
C+CO2→2CO また、このCO2ガスは、石炭チャーと直接反応するた
めに、ガス化され難い石炭チャー中のC分のガス化を助
長し、石炭のガス化効率を向上させる働きがある。この
ため、CO2ガスを用いた場合においては、石炭のガス
化により生じる生成ガスは、石炭の気流輸送による同伴
気体によって希釈され生成ガスのカロリが低下すること
はない。
石炭ガス化炉2を出た生成ガスは、熱交換器3による熱
回収後、ガス精製装置4を通り、脱じん、脱硫後、ガス
タービン5に導かれ、空気によって燃焼し発電する。ガ
スタービン5の排ガスは、廃熱回収ボイラ6によって熱
回収された後、スタック7より排気される。この廃熱回
収後の排ガスを排ガスバイパス11によって触媒燃焼装置
12へ導き、さらにガスタービン5の入口部より生成ガス
を、生成ガスライン19によって触媒燃焼装置12へ導入し
て、排ガス中のO2をCO2とH2Oに変換させる。ガス
タービン5の出口の排ガス組成は、CO212%,H2O6
%,O210%,N272%程度であり、S分は脱硫後のガス
であるために含まれていない。触媒燃焼用の生成ガス
は、H2,CO,CO2を主成分とする組成のガスであ
り、触媒燃焼後の排ガス組成は、大略、CO225%,H2
O15%,N260%となる。このガスは、熱回収装置13で
冷却された後、CO2吸収塔14へ導入され、モノエタノ
ールアミン(MEA)またはノチルジエタノールアミン(M
DEA)などのアミン系の吸収液によってガス中のCO2
吸収され、CO2放出塔15からCO2ガスが放出される。
この放出されたCO2ガスはコンプレッサ18で昇圧し、
CO2ライン17を通って、石炭供給ホッパ1および石炭
ガス化炉2へ再循環され、石炭の搬送媒体用ガス、石炭
のガス化剤あるいはパージガスとして使用される。CO
2ガスの石炭ガス化反応面での効果は上述したとおりで
あるが、安全性の面においても、CO2ガスと可燃性ガ
スの混合による爆発範囲は、N2ガスに比べて狭いこと
はよく知られており極めて有利である。
本実施例の方法において、石炭ガス化炉2によって生成
される生成ガス中には、N2ガスを石炭の搬送用媒体と
して用いた時のようにN2が20〜30%も含有されること
はなく、石炭中に本来含まれているN分のみによるN2
ガスが含まれるのみであって、生成ガス中には1〜3%
程度して含まれず、したがってガスタービン5での高温
燃焼を行なってもNOxの発生を大幅に低減させること
ができる。
第3図に、石炭の搬送用媒体として、CO2ガスとN2
スを用いた場合の生成ガス発熱量(kcal/Nm3)、カー
ボン利用率%(%)aおよび冷ガス効率(%)bの関係
を示す。図に示すごとく、O2/石炭の比率が大きくな
るにしたがい、すなわち、石炭のガス化温度が高くなる
にしたがってCO2の反応は促進され、カーボン利用率
(%)および冷ガス効率(%)共に、N2ガスの場合よ
りも向上しており、また、生成ガスの発熱量(kcal/Nm
3)は、O2/石炭のいずれの比率においても、CO2
ス使用の方が高カロリを示している。
なお、触媒燃焼装置12で燃焼させたガスの顕熱は、熱回
収装置13によってスチームとして回収され、ガスタービ
ン5の廃熱回収ボイラ6のスチームと共に、スチームタ
ービン8へ導かれ電気に変換される。
(実施例2) 本発明の他の実施例を第2図に示す。図に示す石炭ガ
ス化と発電とを組合せた複合プロセスは、上述の実施例
1の第1図に示した複合プロセスにおいて、ガスタービ
ン5の排ガスを、廃熱回収ボイラ6によって廃熱を回収
した後、排ガスバイパス11で分岐し、コンプレッサ18に
よって昇圧後、触媒燃焼装置12において、生成ガスを用
いて排ガス中のO2をCO2に転換してCO2に富むガス
を生成させ、石炭の搬送用媒体ならびにガス化剤として
用いる方法で、第1図に示す複合プロセスのCO2吸収
塔14およびCO2放出塔15によって構成されるCO2吸収
装置を取り除いたものである。
そして、触媒燃焼装置12を出た排ガスは、熱交換器23お
よびガス凝縮器24によって冷却し水分を除去すると、C
230%,N270%の組成の排ガスとなる。この組成の排
ガスを再び熱交換器23に通し昇温して、石炭供給ホッパ
1ならびに石炭ガス化炉2へ供給する。本実施例の方法
では、排ガス中にN2が70%程度含まれるため、上述の
実施例1における方法に比べて、石炭のガス化効率、生
成ガスのカロリ、NOx発生などの面で不利となるが、
CO2吸収装置を不要としたものであり、その分だけ設
備費ならびにランニングコストが安価となる。なお、C
2に富む再循環排ガスは昇温して石炭の搬送用媒体な
らびにガス化剤とて用いるので、供給ガスの顕熱分のロ
スを少なくすることができる。さらに、本実施例の複合
プロセスでは、排ガス中のO2をCO2に転換する燃焼装
置として触媒燃焼装置を用いているため高圧での操作が
可能であり、昇圧に用いるコンプレッサ容量を縮小、ま
たは取り除くことができる。なお、従来のN2ガスを使
用する方法に比べ、CO2に富む排ガス中には、N2の含
有量が少ないので、石炭のガス化効率が向上し、生成ガ
スの発熱量が高くなることは言うまでもない。
本実施例においては、空気による石炭のガス化よりも、
酸素によるガス化の方が有効である。すなわち、空気に
よる石炭のガス化の場合は、すでに空気中のN2により
生成ガスは希釈されているために、生成ガスの発熱量が
ガスタービンにおける燃焼可能範囲の最低値である800k
cal/Nm3以下となる恐れが多くあり、そのために燃焼
用空気の予熱などを行なう必要が生じてくるので、余分
のN2は極力抑制する必要がある。したがって、O2ガス
を石炭のガス化に使用すれば、余分のN2含有量を低く
することができると共に、CO2を含む再循環ガスの保
有する顕熱により、ガス化効率の向上をはかることがで
き、かつ生成ガスのカロリの低下を防止することができ
る。なお、空気酸化による石炭のガス化の場合には、酸
素プラントの設置を必要としないので、その分だけ設備
費は安価になるが、パージガスとして不活性ガス
(N2)を別途用意する必要が生じ、ユーティリティが
増加することになる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したごとく、本発明の石炭ガス化炉を組
合せたプラントにおける石炭ガス化プロセスは、次に示
す優れた効果を有する。
(1)プラントの排ガス中のCO2ガスを分離回収し、ある
いは燃焼処理を施すことによってCO2に富む比較的高
温のガスを、石炭ガス化炉へ石炭を供給する搬送用媒体
として使用するので、石炭ガス化炉内ではCO2ガスが
石炭のガス化剤として高率的に反応し、そのため石炭の
ガス化効率を著しく高くすることができ、冷ガス効率な
らびにカーボン利用率を大幅に向上させることができ
る。
(2)石炭の搬送用媒体として不活性ガス(N2)を使用す
る場合のごとく、石炭のガス化反応によって生成する生
成ガスがN2によって大きく希釈されることがないの
で、生成ガスのカロリ低下が少なく、本来の石炭ガス化
発熱量である高カロリに保ち得る。
(3)石炭のガス化による生成ガス中のN2含有量を低下さ
せることができるので、例えばガスタービンなどの燃焼
時におけるNOxの発生量を抑制することができる。こ
のことは、ガスタービンの設計温度を高くすることがで
き、発電効率の向上につながる。
(4)石炭ガス化炉よりの生成ガスならびに複合プロセス
における排ガスを利用することによって、必要とする石
炭の搬送用媒体ならびにガス化剤をまかなうことができ
るので、ユーティリティである不活性ガス(N2)の使
用を低減させることができる。したがつて、O2プラン
トを用いる場合には、その副生ガスである余剰のN2
系外へ導き、製品として販売することができるメリット
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1として引用した石炭ガス化と
発電とを組合せた複合プロセスにおける石炭のガス化法
を示す系統図、第2図は本発明の実施例2として引用し
た石炭ガス化と発電とを組合せた複合プロセスにおける
石炭のガス化法を示す系統図、第3図は本発明によるC
2ガス使用の場合と、従来技術であるN2ガス使用の場
合の、生成ガス発熱量およびガス化効率の比較を示すグ
ラフ、第4図は従来技術の代表的な一例である石炭のガ
ス化と発電とを組合せた複合プロセスにおける石炭のガ
ス化法を示す系統図である。 1…石炭供給ホッパ、2…石炭ガス化炉 3…熱交換器、4…ガス精製装置 5…ガスタービン、6…廃熱回収ボイラ 7…スタック、8…スチームタービン 9…GT発電機、10…ST発電機 11…排ガスバイパス、12…触媒燃焼装置 13…熱回収装置、14…CO2吸収塔 15…CO2放出塔、16…排ガス還元ライン 17…CO2ライン、18…コンプレッサ 19…生成ガスライン、20…酸素供給ライン 21…スラグ取出しホッパ 22…スラグ排出ライン、23…熱交換器 24…ガス凝縮器、25…酸素プラント

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】石炭ガス化炉を組合せたプラントにおける
    石炭ガス化プロセスにおいて、上記プラントから排出さ
    れる排ガス中に含まれるCO2ガスを分離回収してCO2
    ガスを生成させるか、または上記排ガス中に含まれるO
    2ガスをCO2ガスに転換した後、排ガス中に含まれるC
    2ガスを分離回収してCO2ガスを生成させるか、もし
    くは上記排ガス中に含まれるO2ガスをCO2ガスに転換
    してCO2に富むガスを生成させる手段を設け、さらに
    上記分離回収したCO2ガスもしくはCO2に富むガス
    を、上記石炭ガス化炉へ再循環して、原料石炭を気流輸
    送するための搬送用媒体ならびに石炭のガス化剤として
    使用する手段を設けて、石炭のガス化を行なうことを特
    徴とする石炭のガス化法。
  2. 【請求項2】石炭ガス化プロセスが、石炭ガス化と発電
    とを組合せた石炭ガス化複合発電プロセスであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の石炭のガス化
    法。
  3. 【請求項3】プラントから排出される排ガス中に含まれ
    るCO2ガスの分離回収手段は、アミン系のCO2吸収液
    を用いるプロセスによることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項または第2項に記載の石炭のガス化法。
  4. 【請求項4】プラントから排出される排ガス中に含まれ
    るO2ガスのCO2ガスへの転換手段は、触媒燃焼プロセ
    スによることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし
    第3項のいずれか1項に記載の石炭のガス化法。
  5. 【請求項5】プラントから排出される排ガス中に含まれ
    るO2ガスのCO2ガスへの転換手段は、石炭ガス化炉に
    より生成された生成ガスの一部を上記排ガス中に混合
    し、触媒燃焼プロセスによることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項ないし第4項のいずれか1項に記載の石炭
    のガス化法。
  6. 【請求項6】プラントから排出される排ガスが、ガスタ
    ービン出口の排ガスであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項ないし第5項のいずれか1項に記載の石炭の
    ガス化法。
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