JPH0666877U - 電動チップドレッサー - Google Patents

電動チップドレッサー

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Publication number
JPH0666877U
JPH0666877U JP352993U JP352993U JPH0666877U JP H0666877 U JPH0666877 U JP H0666877U JP 352993 U JP352993 U JP 352993U JP 352993 U JP352993 U JP 352993U JP H0666877 U JPH0666877 U JP H0666877U
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JP
Japan
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power supply
tip
welding
electric
power
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Pending
Application number
JP352993U
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English (en)
Inventor
敏治 中島
正 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Publication of JPH0666877U publication Critical patent/JPH0666877U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 どこの場所でも容易に溶接チップの切削加工
が可能になり、作業性を向上させることのできる電動チ
ップドレッサーを得ること。 【構成】 溶接電極となる溶接チップの切削整形を行う
チップドレッサーにおいて、前記チップドレッサー6に
着脱自在な電源供給体5を設け、この電源供給体5に充
電可能な蓄電池を内蔵させたことを特徴とする。この電
源供給体5には、AC/DC変換器を設けて外部交流電
源によっても電動モータを駆動できるように構成しても
よい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、定置式スポット溶接機やマルチスポット溶接機のような定置式の 溶接装置の溶接電極となる溶接チップの切削整形を行う電動チップドレッサーに 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、溶接装置の溶接電極となる溶接チップの切削整形を行うチップドレ ッサーが知られている。これらチップドレッサーにおいては、溶接チップを切削 整形する切削刃を回転させるための駆動体として、圧縮空気を利用したエアモー ターや、100Vあるいは200Vの電源により駆動される電動モータであるの が一般的である。チップドレッサーは、これらの駆動体の駆動により切削刃が回 転して溶接チップの先端を所定の形状に切削整形するものである。
【0003】 ところで、ロボットなどで溶接作業を行う場合のように、溶接ガン等の溶接装 置自体が移動自在な場合には問題はないが、定置式スポット溶接機やマルチスポ ット溶接機などのように溶接装置自体の移動が自在でない溶接装置の溶接チップ を切削整形する場合には、チップドレッサーを溶接装置まで運搬して作業を行わ なければならない。この場合、チップドレッサーの駆動体を駆動するための電源 コードやエアホースなどが邪魔となり、チップドレッサーの取り回しがしにくく 、また周辺の機器に電源コードやエアホースが干渉して作業性が悪いという問題 がある。さらに、チップドレッサーを駆動するための電源やエアの供給源を探さ なければならず、ときには長い延長コードや延長ホースに接続する必要があり作 業が面倒であるという問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上述の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、特 に電動モータを駆動体とする電動チップドレッサーにおいて、どこの場所でも容 易に溶接チップの切削加工が可能になり、電源コード等が周辺の機器等と干渉す ることがなく作業性を向上させることができる電動チップドレッサーを提供しよ うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記問題点を解決するために本考案の電動チップドレッサーは、溶接電極とな る溶接チップの切削整形を行う電動チップドレッサーにおいて、内部に充電可能 な蓄電池を有する電源供給体を前記電動チップドレッサーに着脱自在に設け、こ の電源供給体から供給される電源により駆動する駆動体を備えることを特徴とす る。 また、前記電源供給体にAC/DC変換器を設けたものとしてもよく、さらに 、前記電源供給体は、外部交流電源から供給される交流電源を前記AC/DC変 換器を介して前記蓄電池に充電できる充電機構を備えているものとして構成して もよい。
【0006】
【作用】
内部蓄電池を充電した電源供給体を電動チップドレッサーに装着し、電動チッ プドレッサーのスイッチをオンにすると、蓄電池から供給される電源により直流 モータなどの駆動体が駆動して溶接チップの切削整形が可能になる。 また、前記電源供給体にAC/DC変換器を設けるものとすれば、電源供給体 に電源コードを接続し、電源コードのプラグを100Vあるいは200Vの一般 工場電源等のコンセントに接続することにより、外部交流電源から電源の供給を 受けて溶接チップを切削加工することができる。さらに、前記蓄電池とAC/D C変換器とを接続し、過充電防止機構等の充電機構を備えることにより、前記外 部電源から直接蓄電池に充電することが可能になる。
【0007】
【実施例】
本考案の一実施例を図面に従って説明する。 図1は本考案の電動チップドレッサーを示す概略図である。 符号3は、例えば直流9.6Vで駆動する電動モータを内蔵する本体で、この 本体3の先端側に前記電動モータの駆動力の伝達や分配を行うギヤボックス2が 設けられている。溶接チップ7の切削整形を行う先端部1には、図示しないY形 または略三角形状の切削刃が取り付けられており、端面を切削整形しようとする 溶接チップ7の軸線の回りに回転できるようになっている。 符号4は把持部で、作業者がこの把持部4を握ってトリガ4bを引くと電動モ ータに電源が供給されて駆動するようになっている。この態様により、トリガ4 bを引いて電動モータを駆動させると、この駆動力はギヤボックス2を経て先端 部1に伝達され、切削刃を回転させる。
【0008】 符号5は、蓄電池を内蔵した電源供給体としての電源アダプタである。この電 源アダプタ5は、把持部4に設けられた電源アダプタ5の装着部4aに着脱自在 に装着されている。電源アダプタ5の先端にはコネクタ(図示せず)が、また、 装着部4a内にはこのコネクタに係合できるピン(図示せず)が設けられていて 電源アダプタ5を装着部4aに挿入して押し込むと、コネクタとピンとが係合し て電源アダプタ5から電動モータへの電源の供給を可能にする。なお、この電源 アダプタ5は、100Vまたは200Vの交流電圧を9.6Vの直流電圧に変換 するAC/DC変換器を内蔵しており、適宜に電源コード10を電源アダプタ5 に接続することにより、外部の一般交流電源から電源の供給を受けることもでき るようになっている。
【0009】 図2は、電源アダプタ5内の蓄電池を充電するための充電器の概略図である。 図示はしないが、充電器8にはプラグ9から取り込んだ100Vもしくは20 0Vの交流電圧を9.6Vの直流電圧に変換するAC/DC変換器と、過充電を 防止するための過充電防止機構およびインジケータなどの各種充電機構が設けら れている。また、この充電器8には、電源アダプタ5のコネクタと係合できるピ ンを有する装着部11が複数設けられており、同時に複数個の電源アダプタ5の 充電ができるようになっている。電源アダプタ5をこの装着部11に挿入して押 し込むと、前記コネクタとピンとが係合して充電可能な状態となる。
【0010】 上述のように構成された電動チップドレッサー6の作用を説明する。 充電器8により蓄電池が充電された電源アダプタ5を、電動チップドレッサー 6の装着部4aに挿入し装着する。電動チップドレッサー6の先端1を溶接チッ プ7,7の間に挿入し、溶接チップ7を軸線方向に移動させて図示しない切削刃 に当接させる。次に、トリガ4bを引くと、電源アダプタ5から電源が供給され て電動モータが駆動し切削刃が回転して溶接チップ7,7の切削整形を行う。 100Vまたは200Vの交流電源のコンセントが作業しようとする溶接装置 の近傍に有る場合や、充電を終えた電源アダプタ5が無いような場合には、電源 アダプタ5に電源コード10を接続し、プラグを前記コンセントに差し込んで交 流電源の供給を受けることにより作業を行うことができる。
【0011】 なお、電源アダプタ5に内蔵された蓄電池とAC/DC変換器とを接続してA C/DC変換器から蓄電池への充電を可能にするとともに、過充電防止機構等の 充電機構を設けることにより、別体の充電器8によらずに蓄電池への充電が可能 になる。また、上記実施例においては、把持部4に電源供給体5を装着するもの として説明したが、電源供給体5を着脱自在に設ける位置はこれに限られるもの でないことは言うまでもない。 さらに、上記の実施例では比較的低電圧(9.6V)で駆動する電動モータを 使用したので、複数本の乾電池を電源として電動モータを駆動させるように構成 することも可能である。
【0012】
【考案の効果】
この考案の電動チップドレッサーは、蓄電池を内蔵する着脱自在な電源供給体 を用いることにより電源コードを不要とすることができるので、電動チップドレ ッサーの取り回しが容易となり、また、電源コードと周辺機器との干渉がなくな り作業性が向上する。さらに、電源を探したり延長コード等を介在させたりする 必要がなくなるので、いかなる作業場所においてもただちに溶接チップの切削整 形作業を行うことができる。 また、充電電圧は7.2V〜12V程度と比較的低電圧であるため、冷却水用 による水濡れや溶接散り等の影響を受けやすい作業環境下にあっては、万一の感 電事故に対しても安全性が向上する。
【提出日】平成5年2月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【考案の効果】
この考案の電動チップドレッサーは、蓄電池を内蔵する着脱自在な電源供給体 を用いることにより電源コードを不要とすることができるので、電動チップドレ ッサーの取り回しが容易となり、また、電源コードと周辺機器との干渉がなくな り作業性が向上する。さらに、電源を探したり延長コード等を介在させたりする 必要がなくなるので、いかなる作業場所においてもただちに溶接チップの切削整 形作業を行うことができる。 また、充電電圧は7.2V〜12V程度と比較的低電圧であるため、冷却水に よる 水濡れや溶接散り等の影響を受けやすい作業環境下にあっては、万一の感電 事故に対しても安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の電動チップドレッサーを示す概略図
である。
【図2】電源供給体を充電するための充電器の概略図で
ある。
【符号の説明】
1:先端部 2:ギヤボックス 3:電動モータ 4:把持部 5:電源供給体 6:電動チップドレッサー 7:溶接チップ 8:充電器 9:電源プラグ 10:電源コード 11:装着部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接電極となる溶接チップの切削整形を
    行う電動チップドレッサーにおいて、 内部に充電可能な蓄電池を有する電源供給体を前記電動
    チップドレッサーに着脱自在に設け、この電源供給体か
    ら供給される電源により駆動する駆動体を備えることを
    特徴とする電動チップドレッサー。
  2. 【請求項2】 前記電源供給体にAC/DC変換器を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の電動チップドレッ
    サー。
  3. 【請求項3】 前記電源供給体は、外部交流電源から供
    給される交流電源を前記AC/DC変換器を介して前記
    蓄電池に充電できる充電機構を備えていることを特徴と
    する請求項2記載の電動チップドレッサー。
JP352993U 1993-02-09 1993-02-09 電動チップドレッサー Pending JPH0666877U (ja)

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JP352993U JPH0666877U (ja) 1993-02-09 1993-02-09 電動チップドレッサー

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JP352993U JPH0666877U (ja) 1993-02-09 1993-02-09 電動チップドレッサー

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JPH0666877U true JPH0666877U (ja) 1994-09-20

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ID=11559921

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JP352993U Pending JPH0666877U (ja) 1993-02-09 1993-02-09 電動チップドレッサー

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0247158B2 (ja) * 1984-06-18 1990-10-18 Eastman Kodak Co

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0247158B2 (ja) * 1984-06-18 1990-10-18 Eastman Kodak Co

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