JPH0666777U - 教育用玩具を兼ねるパズル - Google Patents

教育用玩具を兼ねるパズル

Info

Publication number
JPH0666777U
JPH0666777U JP712493U JP712493U JPH0666777U JP H0666777 U JPH0666777 U JP H0666777U JP 712493 U JP712493 U JP 712493U JP 712493 U JP712493 U JP 712493U JP H0666777 U JPH0666777 U JP H0666777U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
puzzle
pieces
triangular
hypotenuse
square
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP712493U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0749989Y2 (ja
Inventor
義彦 江口
Original Assignee
義彦 江口
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 義彦 江口 filed Critical 義彦 江口
Priority to JP712493U priority Critical patent/JPH0749989Y2/ja
Publication of JPH0666777U publication Critical patent/JPH0666777U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0749989Y2 publication Critical patent/JPH0749989Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)
  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パズル遊びをしながら「三平方の定理」の学
習も自然に行うことができる教育用玩具を兼ねるパズル
を提供すること。 【構成】 辺cを斜辺とし他の2辺をa、bとする直角
三角形の三角形パズル片1Cの4枚と、前記辺aを斜辺
として前記三角形パズル片1Cと相似形に形成した三角
形パズル片1Aの4枚と、前記辺bを斜辺として前記三
角形パズル片1C、1Aと相似形に形成した三角形パズ
ル片1Bの4枚と、前記同種類の三角形パズル片の4枚
をもって各斜辺を一辺とする正方形を形成したときに生
じる各々の中央空間部2A、2B、2Cを均等分割した
単位パズル片3とからなることを基本構成としたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パズル遊びをしながら「三平方の定理」の学習も自然に行うことが できる教育用玩具を兼ねるパズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、子供用玩具としてパズルが広く利用されており子供達の人気商品の ひとつになっている。そして、このパズルには通常、様々な模様や色彩が施され ていて子供達に興味を起こさせつつ楽しく遊べると同時に、算数遊びや図工遊び 等ができるように、例えば、各ピースに数字などを書き入れておく等の工夫がさ れているものもある。しかし、「三平方の定理」のような少し高度なものについ てはパズルを利用して習得するという考え方は全く存在しなかった。そこで、本 考案者は「三平方の定理」をパズルの面積に関連づけてパズル遊びをしながら自 然に習得することができないものか種々工夫を重ねてみた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記のような背景のなかで試行錯誤を繰り返した結果、パズル遊びを しながら「三平方の定理」の学習も自然に行うことができる教育用玩具を兼ねる パズルを提供することを目的として完成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本考案の教育用玩具を兼ねるパズルは、 辺cを斜辺とし他の2辺をa、bとする直角三角形の三角形パズル片の4枚と、 前記辺aを斜辺として前記三角形パズル片と相似形に形成した三角形パズル片の 4枚と、前記辺bを斜辺として前記三角形パズル片と相似形に形成した三角形パ ズル片の4枚と、前記同種類の三角形パズル片の4枚をもって各斜辺を一辺とす る正方形を形成したときに生じる各々の中央空間部を均等分割した単位パズル片 とからなることを基本構成としたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
このように構成されたものにおいては、各パズル片を組み合わせながらパズル 遊びを行うものであることは従来のパズルと同様であるが、斜辺をcとし他の2 辺をa、bとする直角三角形の三角形パズル片の4枚を各斜辺cを一辺とする正 方形を形成したうえ中央空間部を単位パズル片で埋めたものの上に、辺aを斜辺 とした三角形パズル片の4枚と辺bを斜辺とした三角形パズル片の4枚と残りの 単位パズル片を載せてゆけば完全に埋め尽くされるから、辺cを一辺とする正方 形の面積が辺aを一辺とする正方形の面積とbを一辺とする正方形の面積の和に 等しいことが遊びながらにして体得できることとなる。
【0006】
【実施例】
次に、本考案を図示の実施例について詳細に説明する。 図面は、辺a:b:c=3:4:5の関係にある架空の直角三角形Sをベース にパズルを形成した場合を示すものであって、1A、1B、1Cは前記辺a、b 、cをそれぞれ斜辺として前記直角三角形Sと相似形に形成される各辺の比が3 :4:5の関係にある三角形パズル片であって、これらの三角形パズル片1A、 1B、1Cはいずれも4枚1組として用いられる。
【0007】 2A、2B、2Cは前記した各組毎に三角形パズル片1A、1B、1Cをその 斜辺を一辺とし直角部が内側になるよう4枚宛を規則的に配列して正方形を形成 した時に生じる各々の中央空間部であって、該中央空間部2A、2B、2Cには a2:b2:c2 即ち9:16:25となるよう均等分割された単位パズル片3で埋 められている。なお、実施例のように各辺の比が3:4:5の関係にある直角三 角形Sにおいては、前記中央空間部2A、2B、2Cを正方形の単位パズル片3 となるように均等分割すれば合計50個の単位パズル片3が形成されることとな る。
【0008】 なお、図2に示されるように、前記の三角形パズル片1A、1B、1Cはいず れも更にランダムに分割してパズルとしての趣向性をより高めることもでき、ま た各三角形パズル片1A、1B、1Cの表面に模様4を施した場合には子供達に 更に遊び感覚を与えることができるとともにデザイン的にも優れたものとするこ とができ、また、単位パズル片3も正方形とする必要はなく例えば図3に示すよ うな形状とすることもできる。
【0009】 このように構成されたものにおいては、各パズル片を組み合わせながらパズル 遊びを行うものであることは従来のパズルと同様であるが、例えば各三角形パズ ル片1A、1B、1Cおよび単位パズル片3を図1ように並べたとすると、辺c を一辺とする正方形の面積c2 が辺aを一辺とする正方形の面積a2 と辺bを一 辺とする正方形の面積b2 の和に等しいことが遊びながらにして体得できること となる。何故ならば、図4に示されるように辺cを一辺とする正方形からなる収 納用ケース10を用意してこの収納用ケース10内に三角形パズル片1Cと25 個の単位パズル片3で構成した正方形を収納してゆけば、収納用ケース10内に 完全に収納配列されることとなるが、そのうえに載せられるように三角形パズル 片1A、1Bと残りの25個の単位パズル片3を収納配列してゆけば前記した一 段目を完全に覆って2段目が形成されることとなり、三角形パズル片1Cと25 個の単位パズル片3で構成した正方形と、三角形パズル片1A、1Bと残りの2 5個の単位パズル片3で構成した正方形とが同面積であり、c2=a2 +b2 の関 係、即ち「三平方の定理」を自然に体得することができることとなる。また、前 記の各中央空間部2A、2B、2Cに収められる単位パズル片3の数は9個、16個、 25個であり、25=9+16の関係からも、朧げながら辺cを一辺とする正方 形の面積c2 が辺aを一辺とする正方形の面積a2 と辺bを一辺とする正方形の 面積b2 の和に等しいことが予測され、遊びながらにしてc2=a2 +b2 の関係 、即ち「三平方の定理」を体得できることとなる。 なお、前記単位パズル片3は図3に示すように任意形状のブロックに分割した ものとすることもでき、この場合にも中央空間部2A、2B内に収められる単位 パズル片3の面積の和が中央空間部2Cに収められる単位パズル片3の面積に等 しいことをパズル遊びをしながら立証することができる。
【0010】
【考案の効果】
以上の説明からも明らかなように、本考案はパズルとしても十分に楽しめるも のであることは勿論のこと、パズル遊びをしながら「三平方の定理」の学習も自 然に行うことができるものであり、数学に興味をもたせることのできる教育用玩 具として適切なものである。 よって本考案は従来の問題点を一掃した教育用玩具を兼ねるパズルとして、そ の実用的価値は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す平面図である。
【図2】三角形パズル片の他の実施例を示す平面図であ
る。
【図3】単位パズル片の他の実施例を示す面積の和の説
明図である。
【図4】本考案の実施例をケース内に収納した状態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1A 三角形パズル片 1B 三角形パズル片 1C 三角形パズル片 2A 中央空間部 2B 中央空間部 2C 中央空間部 3 単位パズル片

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 辺cを斜辺とし他の2辺をa、bとする
    直角三角形の三角形パズル片(1C)の4枚と、前記辺aを
    斜辺として前記三角形パズル片(1C)と相似形に形成した
    三角形パズル片(1A)の4枚と、前記辺bを斜辺として前
    記三角形パズル片(1C)、(1A)と相似形に形成した三角形
    パズル片(1B)の4枚と、前記同種類の三角形パズル片の
    4枚をもって各斜辺を一辺とする正方形を形成したとき
    に生じる各々の中央空間部を均等分割した単位パズル片
    (3) とからなることを基本構成としたことを特徴とする
    教育用玩具を兼ねるパズル。
  2. 【請求項2】 三角形パズル片(1A)、(1B)、(1C)が更に
    ランダムに分割されている請求項1に記載の教育用玩具
    を兼ねるパズル。
  3. 【請求項3】 三角形パズル片(1A)、(1B)、(1C)の表面
    に模様が施されている請求項1または請求項2に記載の
    教育用玩具を兼ねるパズル。
JP712493U 1993-02-25 1993-02-25 教育用玩具を兼ねるパズル Expired - Lifetime JPH0749989Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP712493U JPH0749989Y2 (ja) 1993-02-25 1993-02-25 教育用玩具を兼ねるパズル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP712493U JPH0749989Y2 (ja) 1993-02-25 1993-02-25 教育用玩具を兼ねるパズル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0666777U true JPH0666777U (ja) 1994-09-20
JPH0749989Y2 JPH0749989Y2 (ja) 1995-11-15

Family

ID=11657334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP712493U Expired - Lifetime JPH0749989Y2 (ja) 1993-02-25 1993-02-25 教育用玩具を兼ねるパズル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0749989Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0749989Y2 (ja) 1995-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3637217A (en) Puzzle with pieces in the form of subdivided rhombuses
CA1112862A (en) Three dimensional design toy
US5356151A (en) Gameboard and scale model game
US5445390A (en) Mathematical board game apparatus
US6116603A (en) Apparatus and method of playing a math capturing and recapturing game
US6609712B1 (en) Math manipulative educational learning game
US4927158A (en) Game
JPH0749989Y2 (ja) 教育用玩具を兼ねるパズル
US4136882A (en) Domain game with elastic piece retention
JPH0538769Y2 (ja)
US1339399A (en) Educational game-board
WO1997026963A1 (en) The modular, adaptable puzzle
JP2580444Y2 (ja) パズルブロック玩具
CN214512707U (zh) 一种搭建策略型积木益智玩具
JPS5841552Y2 (ja) 数字を用いた学習玩具
JP3006394U (ja) かな文字の室内娯楽用品
JPH0434539Y2 (ja)
JPH0524398Y2 (ja)
JP3078263B2 (ja) 知育玩具
RU15858U1 (ru) Игра
RU2089254C1 (ru) Способ проведения игры
TWM537695U (zh) 益智遊戲教具
JPH0623341Y2 (ja) 英語教習遊戯具
WO2023033774A1 (en) Multipurpose educational material
JPH029830Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960607