JPH066655Y2 - ワイヤハーネス用成形プロテクタ - Google Patents

ワイヤハーネス用成形プロテクタ

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JPH066655Y2
JPH066655Y2 JP1988001626U JP162688U JPH066655Y2 JP H066655 Y2 JPH066655 Y2 JP H066655Y2 JP 1988001626 U JP1988001626 U JP 1988001626U JP 162688 U JP162688 U JP 162688U JP H066655 Y2 JPH066655 Y2 JP H066655Y2
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JP
Japan
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wire harness
connector
support base
protector
electric wire
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Application number
JP1988001626U
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JPH01109229U (ja
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雄二 正木
鋼二 成瀬
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、ワイヤハーネスを収容する一方、所要の分岐
回路を形成してコンパクトなワイヤハーネスシステムを
も成形できるワイヤハーネス用成形プロテクタに関する
ものである。
(従来の技術) 従来、例えば車体フレームの所要部位に固定され、その
中にワイヤハーネスを収容し、その配設姿勢を整えると
共に、ワイヤハーネス中の分岐回路を形成すべき電線と
接続して所要の分岐回路を形成するようにしたワイヤハ
ーネス用成形プロテクタが考案されている(実開昭60
−28418号公報参照)。
これを簡単に説明すると、第5図〜第7図において、ワ
イヤハーネス用成形プロテクタ1は、薄肉樹脂板から成
る横断面U字状の溝形状を有し、その中央部分は取付け
られる車体フレームの形状に沿って湾曲した湾曲部3が
形成してあり、底部等に設けた取付片4によって車体フ
レームのコーナ部位等に取付けられる。そして、その溝
の中にワイヤハーネス2を収容し、コーナ部位における
ワイヤハーネス2の配設姿勢を整え、且つ保持する様に
構成されている。
このワイヤハーネス用成形プロテクタ1には、側壁5
A,5Bのうち、内側側壁5Aの内周面に沿って可撓性
プリント配線板6が添着してある。そして、内側側壁5
Aの所要位置には縦方向に切設したスリット7A,7B
があり、添着した可撓性プリント配線板6の両端部がス
リット7A,7Bから外方へ導き出されるようになって
いる。なお、可撓性プリント配線板6は第6図の様に帯
状の可撓性薄板体から成り、その上には所要の分岐回路
が印刷配線されると共に、その両端部には印刷配線回路
の接続部分となる露出した端末8が並設されている。
一方、前記のスリット7A,7Bの近傍においてワイヤ
ハーネス成形用プロテクタ1の両端寄りの内側側壁5A
の外側にはコネクタ保持部9が形成してある。このコネ
クタ保持部9は、ワイヤハーネス2中の分岐回路を形成
すべき電線10の端部に圧着した端子12を収容するコ
ネクタ11を挿着保持し、端子12と前記の端末8を接
続させることを意図して設けたもので、これにより、端
末8と電線10が接続されて所要の分岐回路を形成する
ように構成されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記した従来の技術にあっては、可撓性
プリント配線板を使用するので、分岐回路のパターンが
容易に変更できず汎用性に乏しく問題となっている。ま
た、電線の接続部が可撓性プリント配線板の端末に限ら
れるので、多くの電線が接続できず、多種多様の分岐回
路を得ることは不可能であり、この面からも問題となっ
ている。
本考案はこのような問題点を解消するためになされたも
のであり、ワイヤハーネスシステムにおける分岐回路に
おいて変更が生じても容易に対処でき、しかも多種多様
の分岐回路も容易に得られるワイヤハーネス用成形プロ
テクタを提供することを目的とするものである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案は、ワイヤハーネスを
収容するプロテクタ本体と、このプロテクタ本体の側壁
に設けられた支持台と、この支持台の外側に前記ワイヤ
ハーネスの配索方向とほぼ平行に形成された複数の横溝
と、前記支持台と嵌合するコネクタとからなり、前記支
持台と前記コネクタの嵌合にあわせて、前記プロテクタ
本体内から導出され、前記支持台の横溝に位置決めされ
た所定の電線に対し、前記コネクタに挿通した他方の電
線を、前記コネクタ内に内蔵された圧接端子を介して接
続するように構成したことを特徴としている。
(作用) 上記構成とすることにより、プロテクタ本体内の所定の
電線に、接続すべき他方の電線を圧接端子を介して極め
て容易に接続できるので、ワイヤハーネスシステムにお
ける所望の分岐回路を容易に得ることができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図〜第4図に基づいて説
明する。
第1図〜第4図において、ワイヤハーネス21を収容し
て車体フレーム等のコーナ部位等に配設され、前記ワイ
ヤハーネス21の配設姿勢を整えるプロテクタ本体22
の一側の側壁23には、両側にスリット24を形成する
ようにして支持台25が設けられている。この支持台2
5の外側には、前記ワイヤハーネス21中の所定の電線
26が前記スリット24より導出されて位置決めされ、
他方の前記スリット24よりプロテクタ本体22内に復
帰するに際して案内支持される横溝27が、ワイヤハー
ネス21の配索方向とほぼ平行に4個並設されている。
この支持台25の上方部位には2個の係合突起28が形
成されている。
支持台25には前記横溝27内に位置決めされた前記電
線26に圧接させて所望の分岐回路を形成する圧接端子
29を先端に備えた他方の電線30が挿通支持されるキ
ャビティ31を多数(本実施例では20個)有するコネ
クタ32が圧接嵌合する。コネクタ32の上方部位には
前記係合突起28と係合する係合孔33が2個設けられ
ている。
すなわち、第4図に示すように横溝27にて位置決めさ
れた電線26に圧接端子29が食い込むようにして他方
の電線30が接続され、所望の分岐回路をワイヤハーネ
スシステムに形成する訳である。このとき、支持台25
とコネクタ32の圧接嵌合は、係合突起28と係合孔3
3との係合により保持される。
このように、プロテクタ本体22内のワイヤハーネス2
1中の所定の電線26は、支持台25の多数の横溝27
に位置決めされると共に、支持台25とコネクタ32の
嵌合にあわせて、コネクタ32に多数内蔵された圧接端
子29を介して他方の電線30と接続されるので、分岐
回路の変更に対して容易に対処できると共に、多種多様
の分岐回路も極めて容易に形成できる。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案によれば、プロテクタ本体の
側壁に設けられた支持台と、この支持台と嵌合し圧接端
子を多数内蔵したコネクタとから構成したので、ワイヤ
ハーネスシステムにおける分岐回路の変更に対して容易
に対処できて汎用性に極めて優れると共に、多種多様の
分岐回路も極めて容易に形成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案に係る一実施例を示したもの
で、第1図は要部を示す分解斜視図、第2図は組立前の
状態の斜視図、第3図は組立状態の斜視図、第4図は組
立状態の断面説明図、第5図〜第7図は従来例を示した
もので、第5図は平面視説明図、第6図は可撓性プリン
ト配線板の斜視図、第7図は第5図の斜視図である。 21……ワイヤハーネス、22……プロテクタ本体、2
3……側壁、24……スリット、25……支持台、26
……電線、27……横溝、28……係合突起、29……
圧接端子、30……他方の電線、31……キャビティ、
32……コネクタ、33……係合孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤハーネスを収容するプロテクタ本体
    と、このプロテクタ本体の側壁に設けられた支持台と、
    この支持台の外側に前記ワイヤハーネスの配索方向とほ
    ぼ平行に形成された複数の横溝と、前記支持台と嵌合す
    るコネクタとからなり、前記支持台と前記コネクタの嵌
    合にあわせて、前記プロテクタ本体内から導出され、前
    記支持台の横溝に位置決めされた所定の電線に対し、前
    記コネクタに挿通した他方の電線を、前記コネクタ内に
    内蔵された圧接端子を介して接続するように構成したこ
    とを特徴とするワイヤハーネス用成形プロテクタ。
JP1988001626U 1988-01-12 1988-01-12 ワイヤハーネス用成形プロテクタ Expired - Lifetime JPH066655Y2 (ja)

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JP1988001626U JPH066655Y2 (ja) 1988-01-12 1988-01-12 ワイヤハーネス用成形プロテクタ

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Publication Number Publication Date
JPH01109229U JPH01109229U (ja) 1989-07-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6028418U (ja) * 1983-07-29 1985-02-26 トヨタ自動車株式会社 ワイヤハ−ネス用成形プロテクタ
JPS61117526U (ja) * 1984-12-28 1986-07-24

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Publication number Publication date
JPH01109229U (ja) 1989-07-24

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