JPH066620A - カラー画像伝送システム - Google Patents
カラー画像伝送システムInfo
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- JPH066620A JPH066620A JP4159772A JP15977292A JPH066620A JP H066620 A JPH066620 A JP H066620A JP 4159772 A JP4159772 A JP 4159772A JP 15977292 A JP15977292 A JP 15977292A JP H066620 A JPH066620 A JP H066620A
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- color
- circuit
- space
- standard
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 相互接続性を改善する。
【構成】 イメージ・スキャナ30は、送信すべき原稿
画像のRGB信号を出力する。色変換回路32はスキャ
ナ30の出力を標準RGB空間に変換し、符号化回路3
4は多値符号化する。その符号化データはメモリ36及
び通信制御回路38を介してG4回線(ISDN)に出
力される。G4回線からの受信信号は通信制御回路38
及びメモリ36を介して復号化回路40に印加され、復
号される。復号化回路40は、標準RGB空間の受信画
像信号を出力する。文字付加回路42は受信画像にヘッ
ダ等を付加し、対数変換回路44は回路42の出力を標
準CMY空間に対数変換する。色変換回路46は、回路
44のCMY出力を、接続するプリンタ48の色特性に
合致するCMY信号(プリンタCMY空間)に変換す
る。
画像のRGB信号を出力する。色変換回路32はスキャ
ナ30の出力を標準RGB空間に変換し、符号化回路3
4は多値符号化する。その符号化データはメモリ36及
び通信制御回路38を介してG4回線(ISDN)に出
力される。G4回線からの受信信号は通信制御回路38
及びメモリ36を介して復号化回路40に印加され、復
号される。復号化回路40は、標準RGB空間の受信画
像信号を出力する。文字付加回路42は受信画像にヘッ
ダ等を付加し、対数変換回路44は回路42の出力を標
準CMY空間に対数変換する。色変換回路46は、回路
44のCMY出力を、接続するプリンタ48の色特性に
合致するCMY信号(プリンタCMY空間)に変換す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー画像を伝送(又
は電送)するカラー画像伝送装置に関する。
は電送)するカラー画像伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカラー・ファクシミリでは、送信
側の画像入力手段であるイメージ・スキャナのカラー読
み取り特性の色空間(以下、スキャナRGBと略す。)
と、受信側の画像出力手段であるプリンタのカラー画像
形成の色空間とは通常一致しないので、イメージ・スキ
ャナによる画像入力から、符号化、送受信、復号化、文
字付加及びCMY系への対数変換までをイメージ・スキ
ャナの色空間に合わせた後、最終的に、色変換回路によ
りスキャナの色空間をプリンタの色空間に変換してい
る。
側の画像入力手段であるイメージ・スキャナのカラー読
み取り特性の色空間(以下、スキャナRGBと略す。)
と、受信側の画像出力手段であるプリンタのカラー画像
形成の色空間とは通常一致しないので、イメージ・スキ
ャナによる画像入力から、符号化、送受信、復号化、文
字付加及びCMY系への対数変換までをイメージ・スキ
ャナの色空間に合わせた後、最終的に、色変換回路によ
りスキャナの色空間をプリンタの色空間に変換してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成では、同一のカラー読み取り特性のイメージ・スキャ
ナを具備する装置間でしか、画像を伝送できない。換言
すると、異なるメーカの画像伝送装置や、同一のメーカ
であっても画像入力手段を利用する画像伝送装置間で
は、画像を伝送できないということになる。これでは、
不便このうえない。
成では、同一のカラー読み取り特性のイメージ・スキャ
ナを具備する装置間でしか、画像を伝送できない。換言
すると、異なるメーカの画像伝送装置や、同一のメーカ
であっても画像入力手段を利用する画像伝送装置間で
は、画像を伝送できないということになる。これでは、
不便このうえない。
【0004】また、従来例では、受信画像に付加する文
字をスキャナ特性のRGB空間で加入するので、使用者
の色感覚とずれがあり、実際上、微妙な色を指定するの
は難しかった。更には、従来例では、受信画像に付加す
る文字をRGB信号で指定するので、色変換回路による
変換後では、シアン、マゼンタ又はイエローの単色にな
らなず、印刷文字がきれいにならないという問題点があ
る。
字をスキャナ特性のRGB空間で加入するので、使用者
の色感覚とずれがあり、実際上、微妙な色を指定するの
は難しかった。更には、従来例では、受信画像に付加す
る文字をRGB信号で指定するので、色変換回路による
変換後では、シアン、マゼンタ又はイエローの単色にな
らなず、印刷文字がきれいにならないという問題点があ
る。
【0005】本発明は、このような不都合を解消したカ
ラー画像伝送システムを提示することを目的とする。
ラー画像伝送システムを提示することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカラー画像
伝送システムは、カラー画像データ及び文字コードを送
信し、可視画像を再生するカラー画像伝送システムであ
って、当該カラー画像データを伝送用標準色データに変
換するよりも後段で、当該カラー画像画像データに当該
文字コードに応じた色データを合成する合成手段を有す
ることを特徴とする。
伝送システムは、カラー画像データ及び文字コードを送
信し、可視画像を再生するカラー画像伝送システムであ
って、当該カラー画像データを伝送用標準色データに変
換するよりも後段で、当該カラー画像画像データに当該
文字コードに応じた色データを合成する合成手段を有す
ることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記手段により、伝送用標準色空間データとし
てカラー画像データを伝送するので、画像入力手段及び
画像出力手段の色特性に制限されなくなり、相互接続性
が向上する。
てカラー画像データを伝送するので、画像入力手段及び
画像出力手段の色特性に制限されなくなり、相互接続性
が向上する。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0009】図1は、本発明の第1実施例の構成ブロッ
ク図を示す。図1において、30は、原稿画像をカラー
読み取りするイメージ・スキャナであり、読み取った画
像を独自の色空間のRGB信号(各8ビット)で出力す
る。32はイメージ・スキャナ30の出力を標準の色空
間(例えば、NTSCテレビジョン信号の色空間)に変
換する色変換回路であり、RGB信号(各8ビット)を
出力する。なお、標準の色空間としては、現在使用され
ているものでなく、仮想的なものでもよいが、NTSC
系を使用すると、コンピュータ処理した画像の送信や受
信した画像のコンピュータ処理に便利である。
ク図を示す。図1において、30は、原稿画像をカラー
読み取りするイメージ・スキャナであり、読み取った画
像を独自の色空間のRGB信号(各8ビット)で出力す
る。32はイメージ・スキャナ30の出力を標準の色空
間(例えば、NTSCテレビジョン信号の色空間)に変
換する色変換回路であり、RGB信号(各8ビット)を
出力する。なお、標準の色空間としては、現在使用され
ているものでなく、仮想的なものでもよいが、NTSC
系を使用すると、コンピュータ処理した画像の送信や受
信した画像のコンピュータ処理に便利である。
【0010】34は色変換回路32のRGB出力を多値
符号化する符号化回路、36は送信しようとする符号化
データ又は受信した符号化データを一時記憶するメモ
リ、38は、G4回線(例えば、ISDN回線)との接
続を制御する通信制御回路である。
符号化する符号化回路、36は送信しようとする符号化
データ又は受信した符号化データを一時記憶するメモ
リ、38は、G4回線(例えば、ISDN回線)との接
続を制御する通信制御回路である。
【0011】40は、受信した符号化データを復号する
復号化回路である。復号化回路40は、受信したカラー
画像信号を標準のRGB空間で出力する。42は、復号
化回路40の出力(受信画像)にカラー文字を付加する
文字付加回路である。文字付加回路42は、付加する各
文字の色を、R,G,Bそれぞれについて0〜255の
範囲の整数値で指定できる。
復号化回路である。復号化回路40は、受信したカラー
画像信号を標準のRGB空間で出力する。42は、復号
化回路40の出力(受信画像)にカラー文字を付加する
文字付加回路である。文字付加回路42は、付加する各
文字の色を、R,G,Bそれぞれについて0〜255の
範囲の整数値で指定できる。
【0012】44は文字付加回路42によりカラー文字
を付加された受信画像を標準RGB空間から標準CMY
空間に対数変換する対数変換回路である。標準CMY空
間は、仮想的な又は標準的なカラー・プリンタに対する
濃度信号である。46は、対数変換回路44の出力(標
準CMY空間)を、接続するカラー・プリンタ48の色
特性に合致するCMY信号に変換する色変換回路であ
る。色変換回路46での変換は、3行3列の係数行列を
用いた簡単なマトリクス演算である。
を付加された受信画像を標準RGB空間から標準CMY
空間に対数変換する対数変換回路である。標準CMY空
間は、仮想的な又は標準的なカラー・プリンタに対する
濃度信号である。46は、対数変換回路44の出力(標
準CMY空間)を、接続するカラー・プリンタ48の色
特性に合致するCMY信号に変換する色変換回路であ
る。色変換回路46での変換は、3行3列の係数行列を
用いた簡単なマトリクス演算である。
【0013】図1の動作を説明する。送信側では、イメ
ージ・スキャナ30が、送信すべき原稿画像をカラー読
み取りし、独自の色空間におけるR,G,B各8ビット
信号を出力する。色変換回路32はイメージ・スキャナ
30の出力を、標準の色空間、例えば、NTSC方式の
RGB空間に変換する。符号化回路34は色変換回路3
2の出力を多値符号化し、その符号化データはメモリ3
6を介して通信制御回路38に供給され、通信制御回路
38からG4回線(ISDN)に出力される。
ージ・スキャナ30が、送信すべき原稿画像をカラー読
み取りし、独自の色空間におけるR,G,B各8ビット
信号を出力する。色変換回路32はイメージ・スキャナ
30の出力を、標準の色空間、例えば、NTSC方式の
RGB空間に変換する。符号化回路34は色変換回路3
2の出力を多値符号化し、その符号化データはメモリ3
6を介して通信制御回路38に供給され、通信制御回路
38からG4回線(ISDN)に出力される。
【0014】G4回線から通信制御回路38に入力した
データはメモリ36を介して復号化回路40に印加され
る。復号化回路40はメモリ36からの符号化データを
復号し、受信画像のカラー画像信号を出力する。復号化
回路40の出力は標準RGB空間のRGB信号である。
文字付加回路42は、復号化回路40から出力される受
信画像にヘッダ等の文字情報を付加する。ここで付加す
る文字の色は、文字毎に8ビットの標準RGB空間で指
定する。
データはメモリ36を介して復号化回路40に印加され
る。復号化回路40はメモリ36からの符号化データを
復号し、受信画像のカラー画像信号を出力する。復号化
回路40の出力は標準RGB空間のRGB信号である。
文字付加回路42は、復号化回路40から出力される受
信画像にヘッダ等の文字情報を付加する。ここで付加す
る文字の色は、文字毎に8ビットの標準RGB空間で指
定する。
【0015】対数変換回路44は、図2に示されるよう
な特性であり、文字付加回路42により文字を付加され
た標準RGB空間の受信画像を、標準CMY空間に対数
変換する。色変換回路46は、対数変換回路44のCM
Y出力(標準CMY空間)を、接続するプリンタ48の
色特性に合致するCMY信号(プリンタCMY空間)に
変換する。色変換回路46での変換は、3行3列の係数
行列を用いた簡単なマトリクス演算である。プリンタ4
8は色変換回路46の出力に従い、印刷用紙上にカラー
画像を印刷する。
な特性であり、文字付加回路42により文字を付加され
た標準RGB空間の受信画像を、標準CMY空間に対数
変換する。色変換回路46は、対数変換回路44のCM
Y出力(標準CMY空間)を、接続するプリンタ48の
色特性に合致するCMY信号(プリンタCMY空間)に
変換する。色変換回路46での変換は、3行3列の係数
行列を用いた簡単なマトリクス演算である。プリンタ4
8は色変換回路46の出力に従い、印刷用紙上にカラー
画像を印刷する。
【0016】このように、本実施例では、通信回線上で
は標準色空間でカラー画像を伝送する。従って、受信側
では、送信側のイメージ・スキャナの特性を気にしなく
て済み、装置間の相互接続性が向上する。色変換回路3
2から色変換回路46までは標準的な色空間を採用する
ので、コンピュータ上で処理された文書及び画像やスチ
ル・ビデオ・フロッピーの再生画像を送信したり、受信
した画像をコンピュータに取り込むのにも適用しやすく
なる。イメージ・スキャナ30及びプリンタ48の変更
にも、色変換回路32,46の設計変更のみで対処でき
るという利点がある。
は標準色空間でカラー画像を伝送する。従って、受信側
では、送信側のイメージ・スキャナの特性を気にしなく
て済み、装置間の相互接続性が向上する。色変換回路3
2から色変換回路46までは標準的な色空間を採用する
ので、コンピュータ上で処理された文書及び画像やスチ
ル・ビデオ・フロッピーの再生画像を送信したり、受信
した画像をコンピュータに取り込むのにも適用しやすく
なる。イメージ・スキャナ30及びプリンタ48の変更
にも、色変換回路32,46の設計変更のみで対処でき
るという利点がある。
【0017】また、ヘッダ等として付加する文字の色を
標準RGB空間で指定できるので、使用者の感覚に合致
しており、R,G,Bの各色が混合した色も選択しやす
くなる。
標準RGB空間で指定できるので、使用者の感覚に合致
しており、R,G,Bの各色が混合した色も選択しやす
くなる。
【0018】図1に示す実施例では、文字付加回路42
で付加する文字が、プリンタ48でシアン、マゼンタ又
はイエローの単色印刷されるようにするには、文字付加
回路42で指定する色、即ちR,G,Bの配分を、色変
換回路46の変換係数を考慮して使用者が逆算しなけれ
ばならず、実質的に非常に困難である。図3は、この点
を改善した実施例の構成ブロック図を示す。図1と同じ
回路要素には同じ符号を付してある。即ち、送信側は図
1と同じである。
で付加する文字が、プリンタ48でシアン、マゼンタ又
はイエローの単色印刷されるようにするには、文字付加
回路42で指定する色、即ちR,G,Bの配分を、色変
換回路46の変換係数を考慮して使用者が逆算しなけれ
ばならず、実質的に非常に困難である。図3は、この点
を改善した実施例の構成ブロック図を示す。図1と同じ
回路要素には同じ符号を付してある。即ち、送信側は図
1と同じである。
【0019】図3において、50は、復号化回路40か
ら出力される受信画像を標準RGB空間から標準CMY
空間に対数変換する対数変換回路である。52は、対数
変換回路50の出力(標準CMY空間)を、接続するカ
ラー・プリンタ48の色特性に合致するCMY信号に変
換する色変換回路である。54は、色変換回路52の出
力画像(受信画像)にカラー文字を付加する文字付加回
路である。文字付加回路54で付加する文字の色は、プ
リンタ48のCMY空間で指定する。
ら出力される受信画像を標準RGB空間から標準CMY
空間に対数変換する対数変換回路である。52は、対数
変換回路50の出力(標準CMY空間)を、接続するカ
ラー・プリンタ48の色特性に合致するCMY信号に変
換する色変換回路である。54は、色変換回路52の出
力画像(受信画像)にカラー文字を付加する文字付加回
路である。文字付加回路54で付加する文字の色は、プ
リンタ48のCMY空間で指定する。
【0020】対数変換回路50及び色変換回路52の内
部構成は、それぞれ図1の対数変換回路44及び色変換
回路46と全く同じであり、文字付加回路54の内部構
成は、付加する文字の色が標準RGB空間かプリンタC
MY空間かを除いて、文字付加回路42と同じである。
部構成は、それぞれ図1の対数変換回路44及び色変換
回路46と全く同じであり、文字付加回路54の内部構
成は、付加する文字の色が標準RGB空間かプリンタC
MY空間かを除いて、文字付加回路42と同じである。
【0021】図3に示す実施例では、受信画像(復号化
回路40の出力は、先ず、対数変換回路50により標準
CMY空間に変換され、色変換回路52によりプリンタ
CMY空間に変換された後、文字付加回路54によりヘ
ッダなどの文字情報を付加される。文字付加回路54で
は、付加する文字をプリンタCMY空間で色指定するの
で、プリンタ48のシアン・インク、マゼンタ・インク
又はイエロー・インクの単色で指定できる。
回路40の出力は、先ず、対数変換回路50により標準
CMY空間に変換され、色変換回路52によりプリンタ
CMY空間に変換された後、文字付加回路54によりヘ
ッダなどの文字情報を付加される。文字付加回路54で
は、付加する文字をプリンタCMY空間で色指定するの
で、プリンタ48のシアン・インク、マゼンタ・インク
又はイエロー・インクの単色で指定できる。
【0022】なお、ヘッダなどの文字を標準のCMY空
間で色指定したい場合には、図4に示すように、標準C
MY空間をプリンタCMY空間に変換する色変換回路5
8の前段に、文字付加回路56を配置すればよい。文字
付加回路56は、付加する文字の色を標準CMY空間で
色指定する以外は、文字付加回路54と同じである。色
変換回路58の内部構成は、図1の色変換回路46及び
図3の色変換回路52と全く同じである。
間で色指定したい場合には、図4に示すように、標準C
MY空間をプリンタCMY空間に変換する色変換回路5
8の前段に、文字付加回路56を配置すればよい。文字
付加回路56は、付加する文字の色を標準CMY空間で
色指定する以外は、文字付加回路54と同じである。色
変換回路58の内部構成は、図1の色変換回路46及び
図3の色変換回路52と全く同じである。
【0023】図4の実施例では、受信画像(復号化回路
40の出力は、先ず、対数変換回路50により標準CM
Y空間に変換され、文字付加回路56によりヘッダなど
の文字情報を付加される。色変換回路58が、ヘッダな
どの文字情報を付加された受信画像を、標準のCMY空
間からプリンタCMY空間に色変換する。
40の出力は、先ず、対数変換回路50により標準CM
Y空間に変換され、文字付加回路56によりヘッダなど
の文字情報を付加される。色変換回路58が、ヘッダな
どの文字情報を付加された受信画像を、標準のCMY空
間からプリンタCMY空間に色変換する。
【0024】次に、受信画像に付加する文字を標準RG
B空間で選択でき、しかも、印刷段階でシアン、マゼン
タ又はイエローの単色で印刷できるようにした実施例を
説明する。図5は、その実施例の概略構成ブロック図を
示す。図1と同じ回路要素には同じ符号を付してある。
即ち、送信側は図1と同じである。
B空間で選択でき、しかも、印刷段階でシアン、マゼン
タ又はイエローの単色で印刷できるようにした実施例を
説明する。図5は、その実施例の概略構成ブロック図を
示す。図1と同じ回路要素には同じ符号を付してある。
即ち、送信側は図1と同じである。
【0025】図5において、60は、復号化回路40の
出力(受信画像)にカラー文字を付加する文字付加回路
である。文字付加回路60は、付加する各文字の色を、
R,G,Bそれぞれについて0〜255の範囲の整数値
で指定できる。文字付加回路60は、受信画像を出力す
るときには文字識別信号をノンアクティブにし、付加し
た文字を出力するときには文字識別信号をアクティブに
する。
出力(受信画像)にカラー文字を付加する文字付加回路
である。文字付加回路60は、付加する各文字の色を、
R,G,Bそれぞれについて0〜255の範囲の整数値
で指定できる。文字付加回路60は、受信画像を出力す
るときには文字識別信号をノンアクティブにし、付加し
た文字を出力するときには文字識別信号をアクティブに
する。
【0026】62は文字付加回路60によりカラー文字
を付加された受信画像を標準RGB空間から標準CMY
空間に対数変換する対数変換回路、64は、対数変換回
路62の出力(標準CMY空間)を、接続するカラー・
プリンタ68の色特性に合致するCMY信号に変換する
色変換回路である。66は、文字付加回路60からの文
字識別信号に応じて、当該文字識別信号がノンアクティ
ブのときには色変換回路64の出力(a接点)を選択
し、当該文字識別信号がアクティブのときには対数変換
回路62の出力(b接点)を選択して、プリンタ68に
供給するスイッチである。
を付加された受信画像を標準RGB空間から標準CMY
空間に対数変換する対数変換回路、64は、対数変換回
路62の出力(標準CMY空間)を、接続するカラー・
プリンタ68の色特性に合致するCMY信号に変換する
色変換回路である。66は、文字付加回路60からの文
字識別信号に応じて、当該文字識別信号がノンアクティ
ブのときには色変換回路64の出力(a接点)を選択
し、当該文字識別信号がアクティブのときには対数変換
回路62の出力(b接点)を選択して、プリンタ68に
供給するスイッチである。
【0027】文字付加回路60の内部構成は、文字識別
信号を出力する点を除き、図1の文字付加回路42と全
く同じであり、また、対数変換回路62及び色変換回路
64の内部構成は、それぞれ、図1の対数変換回路44
及び色変換回路46と全く同じである。
信号を出力する点を除き、図1の文字付加回路42と全
く同じであり、また、対数変換回路62及び色変換回路
64の内部構成は、それぞれ、図1の対数変換回路44
及び色変換回路46と全く同じである。
【0028】文字付加回路60は復号化回路40の出力
(標準RGB空間の受信画像)に標準RGB空間でヘッ
ダなどの文字情報を付加し、対数変換回路62はヘッダ
などの文字情報を付加された受信画像を標準RGB空間
から標準CMY空間に対数変換する。また、色変換回路
64は、対数変換回路62の出力を標準CMY空間から
プリンタCMY空間に色変換する。ここまでは、図1の
実施例と全く同じである。
(標準RGB空間の受信画像)に標準RGB空間でヘッ
ダなどの文字情報を付加し、対数変換回路62はヘッダ
などの文字情報を付加された受信画像を標準RGB空間
から標準CMY空間に対数変換する。また、色変換回路
64は、対数変換回路62の出力を標準CMY空間から
プリンタCMY空間に色変換する。ここまでは、図1の
実施例と全く同じである。
【0029】図5に示す実施例では、文字付加回路60
からの文字識別信号に従い、スイッチ66は、文字付加
回路60でヘッダなどの文字情報を付加していない部
分、即ち受信画像のタイミングでは、色変換回路64の
出力を選択し、文字付加回路60でヘッダなどの文字情
報を付加した部分では、対数変換回路62の出力を選択
する。選択した信号はプリンタ68に印加され、カラー
画像印刷される。即ち、受信画像は、プリンタCMY系
に変換されて、適切な色で印刷され、文字付加回路60
で付加された文字は、標準CMY空間の色配分で印刷さ
れる。
からの文字識別信号に従い、スイッチ66は、文字付加
回路60でヘッダなどの文字情報を付加していない部
分、即ち受信画像のタイミングでは、色変換回路64の
出力を選択し、文字付加回路60でヘッダなどの文字情
報を付加した部分では、対数変換回路62の出力を選択
する。選択した信号はプリンタ68に印加され、カラー
画像印刷される。即ち、受信画像は、プリンタCMY系
に変換されて、適切な色で印刷され、文字付加回路60
で付加された文字は、標準CMY空間の色配分で印刷さ
れる。
【0030】対数変換回路62は標準RGB空間を標準
CMY空間に変換するので、接続するプリンタ68の色
印刷特性に関わらず、標準CMY空間でシアン、マゼン
タ又はイエローが0(最小値)又は255(最大値)に
なる標準RGB空間のRGB値を知ることは容易であ
り、予め知ることができる。図5に示す実施例では、付
加する文字については標準CMY空間のカラー信号をプ
リンタ68に供給するので、付加する文字がシアン、マ
ゼンタ又はイエローの単色で印刷されるような色指定
は、非常に容易になる。
CMY空間に変換するので、接続するプリンタ68の色
印刷特性に関わらず、標準CMY空間でシアン、マゼン
タ又はイエローが0(最小値)又は255(最大値)に
なる標準RGB空間のRGB値を知ることは容易であ
り、予め知ることができる。図5に示す実施例では、付
加する文字については標準CMY空間のカラー信号をプ
リンタ68に供給するので、付加する文字がシアン、マ
ゼンタ又はイエローの単色で印刷されるような色指定
は、非常に容易になる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、カラー画像データを所定の伝送用
標準色データに変換するよりも後段でカラー画像情報を
伝送するので、相互接続性が格段に向上する。また、受
信画像に付加するヘッダなどの文字情報も、接続するプ
リンタに応じた好ましい色で印刷できるようになる。
に、本発明によれば、カラー画像データを所定の伝送用
標準色データに変換するよりも後段でカラー画像情報を
伝送するので、相互接続性が格段に向上する。また、受
信画像に付加するヘッダなどの文字情報も、接続するプ
リンタに応じた好ましい色で印刷できるようになる。
【図1】 本発明の第1実施例の概略構成ブロック図で
ある。
ある。
【図2】 対数変換回路44の特性図である。
【図3】 本発明の第2実施例の概略構成ブロック図で
ある。
ある。
【図4】 本発明の第3実施例の概略構成ブロック図で
ある。
ある。
【図5】 本発明の第4実施例の概略構成ブロック図で
ある。
ある。
30:イメージ・スキャナ 32:色変換回路 34:
符号化回路 36:メモリ 38:通信制御回路 4
0:復号化回路 42:文字付加回路 44:対数変換
回路 46:色変換回路 48:プリンタ 50:対数
変換回路 52:色変換回路 54:文字付加回路 5
6:文字付加回路 58:色変換回路 60:文字付加
回路 62:対数変換回路 64:色変換回路 66:
スイッチ 68:プリンタ
符号化回路 36:メモリ 38:通信制御回路 4
0:復号化回路 42:文字付加回路 44:対数変換
回路 46:色変換回路 48:プリンタ 50:対数
変換回路 52:色変換回路 54:文字付加回路 5
6:文字付加回路 58:色変換回路 60:文字付加
回路 62:対数変換回路 64:色変換回路 66:
スイッチ 68:プリンタ
Claims (5)
- 【請求項1】 カラー画像データ及び文字コードを送信
し、可視画像を再生するカラー画像伝送システムであっ
て、当該カラー画像データを伝送用標準色データに変換
するよりも後段で、当該カラー画像画像データに当該文
字コードに応じた色データを合成する合成手段を有する
ことを特徴とするカラー画像伝送システム。 - 【請求項2】 前記伝送用標準色データがRGBデータ
であることを特徴とする請求項1に記載のカラー画像伝
送システム。 - 【請求項3】 前記合成手段は、前記伝送用標準色デー
タをプリンタ用色データに変換した後に、前記文字コー
ドに応じた色データを合成する手段であることを特徴と
する請求項1に記載のカラー画像伝送システム。 - 【請求項4】 前記プリンタ用色データはCMYデータ
であることを特徴とする請求項1に記載のカラー画像伝
送システム。 - 【請求項5】 前記カラー画像データは原稿読取り装置
から出力されるRGBデータであることを特徴とする請
求項1に記載のカラー画像伝送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4159772A JPH066620A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | カラー画像伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4159772A JPH066620A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | カラー画像伝送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066620A true JPH066620A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15700931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4159772A Withdrawn JPH066620A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | カラー画像伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066620A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7733526B2 (en) | 2005-10-12 | 2010-06-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for converting input color space into CMYK color space |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP4159772A patent/JPH066620A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7733526B2 (en) | 2005-10-12 | 2010-06-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for converting input color space into CMYK color space |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |