JPH0665922B2 - ボイラの建設方法 - Google Patents
ボイラの建設方法Info
- Publication number
- JPH0665922B2 JPH0665922B2 JP59258927A JP25892784A JPH0665922B2 JP H0665922 B2 JPH0665922 B2 JP H0665922B2 JP 59258927 A JP59258927 A JP 59258927A JP 25892784 A JP25892784 A JP 25892784A JP H0665922 B2 JPH0665922 B2 JP H0665922B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boiler
- heat exchange
- blocks
- section
- block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
- Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)
- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はボイラ、特に自然対流型のボイラの建設方法に
関する。
関する。
自然対流型のボイラは、上部および下部に熱交換部およ
び燃焼部が夫々配置されており、これらの部分の外周部
には、多数の長いパイプが縦方向に配置されている。従
来の前記ボイラの建設方法としては、ボイラ建設現場に
前記多数の長いパイプを輪送し、これらのパイプにより
熱交換部および燃焼部を組み立てボイラの建設を行なっ
ていた。
び燃焼部が夫々配置されており、これらの部分の外周部
には、多数の長いパイプが縦方向に配置されている。従
来の前記ボイラの建設方法としては、ボイラ建設現場に
前記多数の長いパイプを輪送し、これらのパイプにより
熱交換部および燃焼部を組み立てボイラの建設を行なっ
ていた。
しかし、上記従来のボイラの建設方法では、多数の長い
パイプをボイラ建設現場に輪送する必要があり、この輪
送作業はかなり面倒であり、また現場で熱交換部および
燃焼部を組み立てるので、組立工数が多くなり、長期間
の現地での組立のため、特に海外工事に於いては日本人
の長期出張等でコスト高になつていた。
パイプをボイラ建設現場に輪送する必要があり、この輪
送作業はかなり面倒であり、また現場で熱交換部および
燃焼部を組み立てるので、組立工数が多くなり、長期間
の現地での組立のため、特に海外工事に於いては日本人
の長期出張等でコスト高になつていた。
本発明は、このような問題を解決し、輪送作業が容易
で、かつ組立工数が少なくコストを低減させることがで
きるボイラの建設方法を提供することを目的とするもの
である。
で、かつ組立工数が少なくコストを低減させることがで
きるボイラの建設方法を提供することを目的とするもの
である。
かかる目的達成のため、本発明は、ボイラの熱交換部お
よび燃焼部をあらかじめ横方向に各々要素を単位として
分割して複数のブロツクにしておき、これらのブロツク
をボイラ建設現場に輪送し、該ブロツクの外周部に配置
された複数のパイプを互いに突合わせて溶接しながら各
ブロツクを縦方向に組み立てるものである。
よび燃焼部をあらかじめ横方向に各々要素を単位として
分割して複数のブロツクにしておき、これらのブロツク
をボイラ建設現場に輪送し、該ブロツクの外周部に配置
された複数のパイプを互いに突合わせて溶接しながら各
ブロツクを縦方向に組み立てるものである。
上述の方法によれば、適宜の長さに切断されたブロツク
毎の複数のパイプを互いに突合わせ自動溶接装置又は溶
接工による溶接によつてボイラの建設が行なわれる。
毎の複数のパイプを互いに突合わせ自動溶接装置又は溶
接工による溶接によつてボイラの建設が行なわれる。
以下、本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。
第1図は、本発明に係る方法を実施したボイラの一例た
る自然対流型ボイラ1を示したもので、上部に熱交換部
2、下部に燃焼部3が夫々配置されており、また熱交換
部2の上方にはペントハウス4、燃焼部3の下方にはホ
ツパ5が夫々配置されている。そしてこれらの部分の外
周部には自然循環路6が縦方向に配置されている。
る自然対流型ボイラ1を示したもので、上部に熱交換部
2、下部に燃焼部3が夫々配置されており、また熱交換
部2の上方にはペントハウス4、燃焼部3の下方にはホ
ツパ5が夫々配置されている。そしてこれらの部分の外
周部には自然循環路6が縦方向に配置されている。
熱交換部2は、内部に複数の熱交換要素8が収容されて
おり、第2図から第6図にも示すように、横方向に熱交
換要素8に分割された第1から第5のブロツク10、11、
12、13、14からなつている。また各ブロツクの外周部に
は、適宜の長さに切断された複数のパイプ15が縦方向に
配置されている。
おり、第2図から第6図にも示すように、横方向に熱交
換要素8に分割された第1から第5のブロツク10、11、
12、13、14からなつている。また各ブロツクの外周部に
は、適宜の長さに切断された複数のパイプ15が縦方向に
配置されている。
燃焼部3は、二つの燃焼要素からなり、第7図および第
8図にも示すように、横方向に燃焼要素に分割された第
6および第7のブロツク16、18からなり、これらのブロ
ツクの外周部には、熱交換部2の各ブロツクと同様適宜
の長さに切断された複数のパイプ15が縦方向に配置され
ている。またペントハウス4およびホツパ5も、第9図
および第10図にも示すように、横方向に適宜の長さに分
割されており、外周部には、熱交換部2の各ブロツクと
同様適宜の長さに切断された複数のパイプ15が縦方向に
配置されている。
8図にも示すように、横方向に燃焼要素に分割された第
6および第7のブロツク16、18からなり、これらのブロ
ツクの外周部には、熱交換部2の各ブロツクと同様適宜
の長さに切断された複数のパイプ15が縦方向に配置され
ている。またペントハウス4およびホツパ5も、第9図
および第10図にも示すように、横方向に適宜の長さに分
割されており、外周部には、熱交換部2の各ブロツクと
同様適宜の長さに切断された複数のパイプ15が縦方向に
配置されている。
なお第1図において、20はヘツダ、21はウイントボツク
スである。
スである。
つぎに、本発明の実施例の作用を説明する。
ボイラ1を構成する熱交換部2、燃焼部3、ペントハウ
ス4およびホツパ5は、あらかじめ横方向に適宜の長さ
に分割された複数のブロツクとなつており、これらのブ
ロツクをボイラ建設現場に輪送し、これらのブロツクの
外周部に縦方向に配置されたパイプ15を互いに突合せて
自動溶接装置又は溶接工によつて該パイプ15間を溶接し
ながら順次各ブロツクを組み立てることによつてボイラ
1の建設が行なわれる。
ス4およびホツパ5は、あらかじめ横方向に適宜の長さ
に分割された複数のブロツクとなつており、これらのブ
ロツクをボイラ建設現場に輪送し、これらのブロツクの
外周部に縦方向に配置されたパイプ15を互いに突合せて
自動溶接装置又は溶接工によつて該パイプ15間を溶接し
ながら順次各ブロツクを組み立てることによつてボイラ
1の建設が行なわれる。
尚、上記実施例において、ボイラ1を横方向に分割した
ブロツク10、11、12、13、14、16、18は、熱交換部2の
熱交換要素又は燃焼部3の燃焼要素自体であつたが、本
発明はこれに限定されず、熱交換要素又は燃焼要素を単
位として複数のブロツクに分割されていればよく、例え
ば、2要素を1ブロツクとしたものと、1要素を1ブロ
ツクとしたものを組み合わせても良い。分割数の少ない
場合で2ブロツク、最大の分割数の場合で全要素数のブ
ロツク数になる。
ブロツク10、11、12、13、14、16、18は、熱交換部2の
熱交換要素又は燃焼部3の燃焼要素自体であつたが、本
発明はこれに限定されず、熱交換要素又は燃焼要素を単
位として複数のブロツクに分割されていればよく、例え
ば、2要素を1ブロツクとしたものと、1要素を1ブロ
ツクとしたものを組み合わせても良い。分割数の少ない
場合で2ブロツク、最大の分割数の場合で全要素数のブ
ロツク数になる。
上述のとおり、本発明によれば、ボイラはあらかじめ横
割りに複数のブロツクに分割され各ブロツクのパイプも
適宜の長さに切断されているので、搬入・搬出時に反転
・引起し等の作業が不要となり、そのままの置き方で現
地持込み組立が可能となり、輪送のための作業能率が高
まるとともに、組立工数が少なくなりコストを大幅に低
減させることができる。
割りに複数のブロツクに分割され各ブロツクのパイプも
適宜の長さに切断されているので、搬入・搬出時に反転
・引起し等の作業が不要となり、そのままの置き方で現
地持込み組立が可能となり、輪送のための作業能率が高
まるとともに、組立工数が少なくなりコストを大幅に低
減させることができる。
第1図は本発明に係る方法の実施に用いることができる
ボイラの縦断面図、第2図は第1のブロツクの斜視図、
第3図は第2のブロツクの斜視図、第4図は第3のブロ
ツクの斜視図、第5図は第4のブロツクの斜視図、第6
図は第5のブロツクの斜視図、第7図は第6のブロツク
の斜視図、第8図は第7のブロツクの斜視図、第9図は
ペントハウスの斜視図、第10図はホツパの斜視図であ
る。 1……ボイラ、2……熱交換部、 3……燃焼部、6……自然循環路、 15……パイプ、 10、11、12、13、14、16、18……第1から第7のブロツ
ク。
ボイラの縦断面図、第2図は第1のブロツクの斜視図、
第3図は第2のブロツクの斜視図、第4図は第3のブロ
ツクの斜視図、第5図は第4のブロツクの斜視図、第6
図は第5のブロツクの斜視図、第7図は第6のブロツク
の斜視図、第8図は第7のブロツクの斜視図、第9図は
ペントハウスの斜視図、第10図はホツパの斜視図であ
る。 1……ボイラ、2……熱交換部、 3……燃焼部、6……自然循環路、 15……パイプ、 10、11、12、13、14、16、18……第1から第7のブロツ
ク。
Claims (1)
- 【請求項1】上部に熱交換部、下部に燃焼部が夫々配置
されかつこれらを囲うように自然循環路が縦方向に配置
されたボイラの建設方法において、前記ボイラを横方向
に前記熱交換部及び前記燃焼部に分割し、更に前記熱交
換部はその熱交換要素を単位として複数のブロツクに分
割し、前記燃焼部はその燃焼要素を単位として複数のブ
ロツクに分割し、これらのブロツクの外周部に縦方向に
配置された複数のパイプを互いに突合せて溶接しながら
各ブロツクを縦方向に組み立てることを特徴とするボイ
ラの建設方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59258927A JPH0665922B2 (ja) | 1984-12-07 | 1984-12-07 | ボイラの建設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59258927A JPH0665922B2 (ja) | 1984-12-07 | 1984-12-07 | ボイラの建設方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61138004A JPS61138004A (ja) | 1986-06-25 |
JPH0665922B2 true JPH0665922B2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=17326971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59258927A Expired - Lifetime JPH0665922B2 (ja) | 1984-12-07 | 1984-12-07 | ボイラの建設方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0665922B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3768448A (en) * | 1972-01-20 | 1973-10-30 | Foster Wheeler Corp | Support for reheater and superheater elements |
JPS6020002A (ja) * | 1983-07-14 | 1985-02-01 | 三菱重工業株式会社 | 吊下げ型ボイラの構築法 |
-
1984
- 1984-12-07 JP JP59258927A patent/JPH0665922B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61138004A (ja) | 1986-06-25 |
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