JPH0665904A - スキッドプレートアセンブリ、コンクリート鋸およびスキッドプレートを支持するための方法 - Google Patents

スキッドプレートアセンブリ、コンクリート鋸およびスキッドプレートを支持するための方法

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JPH0665904A
JPH0665904A JP4321981A JP32198192A JPH0665904A JP H0665904 A JPH0665904 A JP H0665904A JP 4321981 A JP4321981 A JP 4321981A JP 32198192 A JP32198192 A JP 32198192A JP H0665904 A JPH0665904 A JP H0665904A
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blade
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 湿ったコンクリートの表面に溝を切り込むた
めのコンクリート切断鋸を提供する。 【構成】 コンクリート鋸(20)は支持構造上に装着
されたモータ従動回転切断ブレード(46)を含む。コ
ンクリート鋸は車輪によって切断中支持され、回転切断
ブレードが通過しコンクリートを切断するスロットを有
するスキッドプレート(42)を有する。スキッドプレ
ートはコンクリート鋸に可動式に取り付けられ、切断中
切断ブレードを取り囲むコンクリート表面(30)と接
触を保つように切断中コンクリートに抗して弾力的に付
勢される。スキッドプレートは切断中平坦であるように
曲げられた構成に強制される。可変速トランスミッショ
ンは駆動的に車輪(48)に接続され、切断中コンクリ
ートを横断する鋸を推進する。センサはスキッドプレー
トと切断ブレードの相対位置を検出し、堅い骨材との遭
遇時に、可変速トランスミッションと協働して鋸をスロ
ーダウンし、柔らかいコンクリートとの遭遇時に鋸をス
ピードアップする電気信号を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】この発明はコンクリートに溝を切り込む
ための装置に関する。より特定的に、この発明は湿った
または未乾燥のコンクリートの表面に沿って移動し、回
転切断ブレードを使ってコンクリートの表面に溝を切り
込むコンクリート溝カッタに関する。
【0002】コンクリートは注がれたとき通常は粘性が
あり、かつゆえに流れて注がれた領域を満たすように広
がる。一旦注がれると、コンクリートは硬化プロセスに
おいて固まり始め、遂にはその典型的な岩の堅さの状態
に到達する。コンクリートが注がれるときから固まると
きまでの間に、コンクリートは通常表面が平滑でかつ平
らであるか、または何らかの他の分離した表面仕上げお
よび外観を有することを確実にするように加工または仕
上げされる。
【0003】通常、溝はコンクリートが硬化中に縮むと
きに発生するコンクリートの応力を逃がすのを助けるよ
うにコンクリートに切り込まれる。もし溝がコンクリー
トの表面のみに配置されれば、その溝はそこでコンクリ
ートがひび割れる可能性のある弱い平面を与え、かつゆ
えにひび割れの予想される場所を与える。もし溝が設け
られなければ、コンクリートはランダムにひび割れるで
あろう。
【0004】溝はまたコンクリート表面が実質的に固ま
った後でしばしばコンクリート表面に挿入される。これ
は通常大きなコンクリート切断装置を使って達成され、
この装置は回転砥石ブレードを有する重い鋸を使用し、
かつブレードが焼けてしまうことを妨げるために冷却剤
として水を使用する。これらの装置は典型的に非常に大
型で重量があり、かつ直径が10から24インチの範囲
にわたる大きな直径の切断ブレードを使用する。大きな
ブレード上の抵抗は非常に大きいので、鋸は湾曲経路を
切断する。ときどきブレードは垂直軸を中心に僅かに曲
がって、鋸がより真っ直ぐな線で切断することを引き起
こす。他の鋸はコンクリートが実質的に固まるまで使用
不可能であり、他の態様において、コンクリートの仕上
げ面はひどく傷つけられ、水潤滑剤がコンクリートを洗
い流し、かつ切断ブレードは溝に沿うコンクリート表面
を粉々に割る、欠く、裂く、ひびを入れるおよび磨損す
る(以下「磨損する」または「磨損している」という言
葉は磨損すること、欠くこと、裂くこと、ひびを入れる
ことおよび粉々に割ることを含む)。コンクリート表面
が実質的に固まった後コンクリート表面を切断する大型
の水潤滑切断機械は、しばしばコンクリートが著しい応
力およびひび割れを経験した後に表面に溝を刻む。これ
らの大きな機械もまたしばしば溝に隣接する表面を磨損
する。
【0005】数種類の軽量コンクリート切断機械がコン
クリートがまだ硬化している間にコンクリートを切断す
るために開発されてきた。湿ったコンクリートの表面を
傷つける可能性を低減するために、これらのコンクリー
ト鋸は典型的に非常に軽量であり、かつ水潤滑剤を使用
しない。結果として、それらは耐久度を犠牲にしてき
た。つまり、これらの鋸は典型的に長期間の間にわたる
1日に何時間もの、毎日の長期間の酷使に耐えるのに十
分丈夫ではない。これらの鋸は典型的に手で持つことの
できる大きさであり、かつ早く摩耗する直径が4ないし
6インチの小さな切断ブレードを回転させる小さなモー
タを使用する。かかる鋸は米国特許第4,869,201 号に説
明される。
【0006】したがって、ひび割れを招くように実質的
に硬化していないコンクリートに磨損を生じさせること
なく溝を切り込むことが可能であり、なお長期間の酷使
に耐えるのに十分堅固なコンクリート切断鋸に対する要
求が存在する。
【0007】
【発明の概要】この発明は円状のコンクリート切断ブレ
ード、湿ったコンクリートに切り込まれた溝の磨損を妨
げるための浮動スキッドプレートを有するコンクリート
切断鋸を使用し、かつ有利に2組の支持車輪を使用す
る。この鋸はコンクリートが仕上げられた後で、コンク
リートがその岩のような堅さに到達する前に、好ましく
はコンクリートが十分に縮んで切断された溝によって規
定された平面以外の平面に沿ってひび割れを生じさせる
前に、コンクリートに溝を切り込むために有利に使用さ
れる。
【0008】この発明はコンクリート鋸を使ってコンク
リートを切断するための方法および装置を含み、この鋸
は溝を切り込むためにコンクリート表面の一部を横切る
ときに第1の軸を中心に回転する回転切断ブレードでコ
ンクリート表面に溝を切り込む。切断ブレードはコンク
リートの表面で回転して溝を切り込む。この鋸は複数個
の車輪によって、切断中コンクリートの表面上で可動式
に支持される。溝付きスキッドプレートは鋸から垂下し
て、切断中切断ブレードに隣接するコンクリート表面を
支持し、回転切断ブレードはコンクリートを切断するよ
うにスロットを介して延在し、スロットは切断中コンク
リート表面の磨損を抑制するように切断ブレードに対し
て構成される。スキッドプレートは鋸がコンクリートか
ら傾いて離れている間でさえも、切断中コンクリート表
面と支持接触したままであることが可能であるように、
鋸に対して可動式に装着される。スキッドプレートはコ
ンクリート表面に抗して弾力性をもって付勢され、それ
はスキッドプレートが切断ブレードの十分な部分に沿っ
てコンクリート表面の支持を維持し、切断ブレードが切
断中コンクリート表面から部分的に上昇するときでさ
え、溝に隣接するコンクリート表面の磨損を抑制するた
めである。
【0009】有利に、スキッドプレートは、コンクリー
ト表面に抗して付勢されるときのスキッドプレートの任
意の所望されない変形に逆らうように弾力性をもって変
形され、その目的は磨損を抑制するようにコンクリート
表面を支持するスキッドプレートの部分が、スキッドプ
レートが切断中コンクリートに抗して付勢される場合
に、実質的に平坦なままであるようにすることである。
【0010】さらなる実施例において、モータ従動動力
が車輪の少なくとも1つに設けられ、切断中コンクリー
ト表面を横切る鋸を推進する。可変速液圧トランスミッ
ションがモータおよび車輪の少なくとも1つと駆動連通
するように配置される。センサはスキッドプレートと切
断ブレードとの間の相対運動を検知し、その相対運動に
応答して電気信号を与える。可変速液圧トランスミッシ
ョンの出力は電気信号に応答して変化し、鋸が切断中コ
ンクリート上を移動する速度を制御する。
【0011】さらなる実施例において、鋸の重心は鋸を
支持する車輪の2つを接続する車軸を中心に実質的に平
衡が保たれるが、ブレードをコンクリートに付勢するよ
うに切断ブレードに対して予め定められた力を加えるの
に十分な量だけ鋸の縦方向軸に沿ってそれから僅かにず
らされる。さらなる実施例において、鋸の重心はまたず
らされ、その目的はスキッドプレートが切断される溝の
磨損を防ぐのに十分コンクリートを支持する一方で、コ
ンクリート表面に容認できないほどに印を付けないよう
にすることである。有利に、その圧力は、湿ったコンク
リートを切断するために使用される場合には、切断中コ
ンクリート表面と接触するスキッドプレートのその部分
に対して平方インチ当り1ポンドより少ない。
【0012】さらに他の実施例において、鋸に装着され
る転がり可能な支持は、切断中予め定められた力でコン
クリート表面に抗して弾力性をもって付勢され、切断中
鋸を安定化するのを助ける。さらに他の実施例におい
て、スキッドプレートのスロットは切断中ブレードの切
断端縁に隣接して均一の幅を有し、そのスロット幅は切
断中ブレードの切断端縁に隣接する支持部分の厚さの
1.0と1.3倍との間である。
【0013】この発明のこれらのおよび他の局面は以下
の図面を参照する以下の説明を研究することから明らか
になるであろう。
【0014】
【例示された実施例の説明】図1、図4および図11に
示されるように、この発明の一局面に従うコンクリート
表面30に溝38を切り込むためのコンクリート鋸20
がある。このコンクリート鋸20は軽量であるように設
計され、8−14インチ(20−35cm)の直径を有
する大きな直径切断ブレード46を使用するが、直径が
4−6インチ(10−15cm)のより小さなブレード
を使用してもよい。一般に、このコンクリート鋸20は
フレーム24上に装着され、かつスキッドプレート42
を介して延在する切断ブレード46を駆動するモータ2
2からなる。
【0015】フレーム24は好ましくは2つの主要セク
ション、一般に平面である下部支持表面26と、上方向
に延在する支持部材28とを有する支持構造である。下
部支持表面26はコンクリート表面30に一般に平行な
実質的に矩形のプレートである。上方向に延在する支持
部材28は2つの一般に平行な側面32a、32bを含
み、それらは下部支持表面26の対向する側面から垂直
方向に上昇し、かつ下部支持表面より幾分上で出合っ
て、倒立「U」形状の構造を形成する。上方向に延在す
る支持部材28の頂上は制御パネル34として使用され
る幅広い平坦な表面を含む。
【0016】下部支持表面26は実質的に平坦であり、
表面26の周囲に垂下側面36を有し、その側面36は
コンクリート表面30に向けて垂下する。これらの側面
36は溶接、スタンピングまたは圧延によって作られる
ことが可能であり、軽量を維持しながら支持表面26を
強化する役割を果たす。
【0017】第1の組の車輪40はフレーム24の縦方
向の重心の近くであるが、鋸20の後部または後端部に
向けてコンクリート鋸20に取り付けられる。鋸20の
縦方向軸は一般に溝38に平行である。横断軸は縦方向
軸に実質的に垂直であり、かつコンクリート表面30に
実質的に平行である。第1の組の車輪40は下部支持表
面26の側面36を通過し、かつそれに回転可能に装着
される車軸44に接続される。車軸44は横断軸に実質
的に平行であり、車輪40の各々は側面36に隣接して
広く間隔をあけられた支持を鋸20に与える。車軸44
は後で説明されるように、その上に切断ブレード46が
装着されるシャフトの約17インチ(43cm)後部に
装着される。この第1の組の車輪40はフレーム24の
両側面36の間に置かれ、その結果両方の車輪はコンク
リート表面30に切り込まれている溝38の一方の側面
に対して一定の間隔を保つ。この態様で、第1の組の車
輪40は溝38からある距離をおかれ、かつゆえに溝が
切り込まれた後溝38に影響を及ぼさないであろう。第
1の組の車輪40は鋸20が湿ったコンクリートを切断
するために使用された場合に、コンクリート30の表面
を回復不能に損なうことがないような好ましくは十分な
大きさである。
【0018】第1の組の車輪40はそれらが切断ブレー
ド46に正確に平行に移動しないようにある角度で曲げ
られる。切断ブレード46は切断鋸20の一方側面上に
置かれるので、ブレード上の切断抵抗はコンクリート鋸
がその上に切断ブレードが装着される鋸の側面に向けて
曲がっている経路に沿って移動することを引き起こす。
この抵抗を補償し、鋸20を直線に沿って移動させるた
めに、第1の組の車輪40はそれらが切断ブレード46
に対して平行にならないように曲げられる。第1の組の
車輪40は2〜3度切断ブレード46から離れる方向を
向き、かつゆえにコンクリート30の表面に抗して摩擦
抵抗を生み出し、この抵抗は切断ブレード46の抵抗と
反対に作用し、かつそれを補償する。
【0019】第2の組の車輪41は鋸20の前方または
前端部近くでフレーム24に取り付けられ、第1の組の
車輪40と重心の反対側に置かれる。第2の組の車輪4
1は第1の組の車輪40と同様に切断されている溝38
の一方側上に置かれ、かつゆえに溝と干渉しないであろ
う。第2の組の車輪41は横断方向に配向された車軸4
8に取り付けられる。蝶番レバー50はコンクリート表
面30に面するフレーム24の表面に回転可能に装着さ
れた一方端部を有し、レバー50の第2の端部は車軸お
よび第2の組の車輪41が支持表面26に向かい、かつ
コンクリート表面30から離れる方向にレバー50上で
回転できるように車軸48に接続される。
【0020】車軸48はまた後部車軸44上に載ってい
る縦方向に配向されたレバーバール52の第1の端部に
も接続される。レバーバール52の第2の端部は垂直方
向に配向されたアクメねじ54の一方端部を係合する。
ねじ54の他方端部は制御パネル34上に置かれたハン
ドル56に接続される。アクメねじ54はゆえに下部支
持表面26の軸受(図示せず)を通って下方向にハンド
ル56から延在し、そこでレバーバール52の第2の端
部と係合し、ひいては第2の組の車輪41がその上に装
着される車軸48に取り付けられる。
【0021】有利に、鋸20はコンクリート表面30に
溝38を切り込んでいる間第1の組の車輪40およびス
キッドプレート42によって支持され、鋸に三点支持を
与える。
【0022】第2の組の車輪41はコンクリート表面3
0と接触するように置かれ、スキッドプレート42がコ
ンクリートの表面上に載っていないことが所望される場
合に、コンクリート表面30に支持を与える。第2の組
の車輪41は主に非切断または非動作期間の間、たとえ
ばコンクリート鋸を降ろすまたは積むためにコンクリー
トの様々なスラブの方へおよびそれらから切断鋸20を
転がすことが所望される場合、コンクリート鋸がコンク
リートのスラブ上を移動して、溝38を切断するために
コンクリート鋸を整列させている場合、または切断ブレ
ード46もしくはスキッドプレート42を交換すること
が所望される場合などに係合される。第2の組の車輪4
1はレバーバール52に抗してアクメねじ54を延在さ
せるまたは引っ込めることによって昇降可能である。
【0023】溝38が切り込まれる場合、切断鋸20は
チョーク線または当該技術分野において既知であり、か
つここに詳細に説明されない他の照準合わせおよび整列
手段によって線で描かれた切断されるべき所望の線と整
列される。回転切断ブレード46はそれからコンクリー
ト30の表面に下げられる。これはアクメねじの下部端
部がコンクリート表面30に向けてレバーバール52の
第2の端部を押圧するように、アクメねじ54を回すこ
とによって達成される。バール52は車軸44を中心に
枢支し、その第1の端部および車軸48および前方車輪
41が支持26に向けて、かつコンクリート表面30か
ら離れて移動することを引き起こす。これにより第2の
組の車輪41は持ち上げられてフレーム24下でもとに
もどり、その結果コンクリート鋸が第1の組の車輪40
がその上に装着される車軸44を中心に枢支するとき、
スキッドプレート42がその上に装着される切断鋸20
の前端部がコンクリート表面30に向けて降下され、つ
いにはスキッドプレート42がコンクリート表面上に載
り、その後回転ブレード46はスロットを介して延在
し、コンクリートを切断する。このように第2の組の車
輪41をコンクリート表面と接触するように移動させる
ためのレバー配列が与えられる。
【0024】溝38が切り込まれるときにコンクリート
が十分に湿っていれば、溝の端縁は溝40がその上を走
った場合、またはスキッドプレート42がその上をこて
で平らにした場合に変形する。スキッドプレート42は
溝38が車輪40によって踏みつけられないまたは損傷
を与えられないように、第1の組の車輪40から十分な
距離をおいてフレーム24の一方側面36に取り付けら
れる。スキッドプレート42はコンクリート30の表面
に平滑に接触するように設計され、かつゆえに切断中コ
ンクリート表面30の中に引きずられないように十分な
幅および長さである。
【0025】図3および図5を参照して、スキッドプレ
ート42は溝38が切り込まれているときにコンクリー
ト30の表面と接触する中間部分60を有する。スキッ
ドプレート42はまた前端縁62および後端縁64を有
し、それらは上方向にかつ中間部分60から離れて、か
つゆえにコンクリート30の表面から離れて湾曲する。
前後端縁62および64は好ましくは再び湾曲して端部
66になり、この端部は平坦でありかつ中間部分60に
実質的に平行に、しかし離れる方向に延在する。スキッ
ドプレート42の端部66はコンクリート30の表面か
らある距離分離れて垂直方向にずれ、その結果中間部分
60はコンクリート表面30に接触するのに十分な距離
だけ鋸20から垂下し、それは切断中コンクリート表面
を支持し、かつ溝38に隣接するコンクリート表面30
の磨損を抑制するためである。
【0026】スキッドプレート42は切断ブレード46
がスキッドプレート42を通過してコンクリート30の
表面に行くのを許容するスロット68を有する(図1
0)。このスロット68は好ましくはスキッドプレート
42の縦方向軸70に沿って置かれ、この軸は鋸20の
縦方向軸に一般に平行である。スロット68は中間部分
60に中心を置かれ、前端縁62の真後ろの点から後端
縁64の始まり近くの点まで延在する。スロット68は
閉じられ、かつスキッドプレート42の前端縁近くで終
結する前端部72を有する。スロット68はまたやはり
閉じられ、スキッドプレート42の後端縁64近くで終
結する後端部74を有する。
【0027】スロット68は内側側面76a、76bを
有し、それらはスキッドプレート42を介してコンクリ
ート30の表面に面しかつ接触するスキッドプレートの
底まで延在する。スロット68の後端部74近くの点
で、窪み78はスキッドプレート42の底表面に延在
し、かつスロット68の後端部74からスキッドプレー
ト42の後端縁64まで延在する。スロット68の後端
部74あたりの窪み78は、スキッドプレート42が切
断された溝38の上をこてで平らにすることを妨げる。
他の形状の窪み、またはトンネル、または開いた後端部
を有するスキッドプレート42でさえ、類似の効果を達
成するように設計可能である。このトンネルは米国特許
第4,869,201 号に記載され、一方この溝はその特許に
記載される鋸上で長く使用されてきた。
【0028】スキッドプレート42はスロット68から
外方向に延在する側面80を有する。側面80はコンク
リートが切断ブレード46によって表面にもたらされ、
かつかかるブレードから除けられるときに、コンクリー
ト鋸20の方に面する側面80の表面上に主に堆積され
るような幅である。有利には、側面80は除去されたコ
ンクリートが側面80上にある間に十分乾燥するのに十
分な幅であり、それはコンクリートが切断されているコ
ンクリート表面に再び付着しないようにするためであ
る。これによって溝38を切り込んでいる間に除去され
るコンクリートは湿ったコンクリート表面の一部になら
ずに、後から取り除かれ得るように湿ったコンクリート
表面30であってもその上に戻って堆積することができ
る。
【0029】図1、図5、図9および図10を参照し
て、スキッドプレート42は支持部材および案内部材の
双方として作用する。スキッドプレート42は実質的に
矩形の好ましくはステンレス鋼の金属シートから形成さ
れ、その結果スキッドプレートは極端な速度で摩耗しな
いであろう。
【0030】スキッドプレート42は好ましくは長さが
約9.5インチ(24cm)、幅2インチ(5cm)で
あり、総面積が約19平方インチの中間支持部分60を
有する。例示されるスキッドプレート42は端から端ま
で約13インチ(33cm)の長さである。スキッドプ
レートは切断中コンクリート表面と接触する約19平方
インチの面積を有する。スキッドプレート42の厚さは
その中間セクション60と比較してその端部66で変化
してもよいが、製造を容易にするために全スキッドプレ
ート42に対して均一な厚さを有することが好ましい。
有利に、中間セクションは約.1046インチ(.26
6cm)の厚さを有する12ゲージステンレス鋼から製
造される。この厚さは相応じてスロット68の深さもま
た.1046インチであることを意味する。
【0031】ガード82はスキッドプレート42とフレ
ーム26との間を延在する。ガード82は切断ブレード
46から除けられ、かつそれから噴出させられる除去さ
れたコンクリートが、ガード82によって止められるよ
うに寸法において十分な幅である。この態様において、
切断ブレード46によって溝38から除去されたコンク
リートはコンクリート30の表面上に直接噴出し戻され
ない。
【0032】ガード82は様々な材料および形状から製
造されてもよいが、示されるようにそれらは軽量アルミ
ニウムから作られ、かつ形状が矩形である。ガード82
はスキッドプレート42と同一の幅であり、かつその外
側端縁で内方向に有利に湾曲し、コンクリート材料をス
キッドプレート上に内方向に偏向させるのを助ける。ガ
ード82はスキッドプレート42に装着されてもよい
が、スキッドプレートが摩耗し、取り替えられるときに
取り替える必要がないようにフレーム26に好ましくは
接続される。ガード82は溶接、ねじ、ボルトなどによ
って、好ましくはスキッドプレート42の持ち上げられ
た平坦部分66上の点でスキッドプレート42またはフ
レーム26に取り付けられ得る。
【0033】図2および図5を参照して、スキッドプレ
ート42はスキッドプレート42上の装着部材86に接
続されるシャフト84にその端部66の各々で装着され
る。装着部材86はスキッドプレート42の端部66に
回転可能に接続される。例示されるこれらの部材86は
U形状である。部材86はねじ切りされたファスナ88
でスキッドプレート42に装着され、このファスナは部
材を通ってスキッドプレートまで通過する。部材86を
取り付けるファスナ88もまたガード82がスキッドプ
レート42に接続されればコンクリートガード82を所
定場所に保持し得る。
【0034】円筒状のシャフト84はスキッドプレート
42に最も近い第1の端部で2つの平行な平坦側面94
を有する。平坦側面94は装着部材86の平坦な内側装
着面に対応する。装着部材86および平坦側面94はそ
れらを貫通する穴90を有し、シャフト84の平坦側面
94を装着部材86に固定するためのピン92を収容す
る。シャフト84の端部を装着部材86にピンで留める
ことはシャフト84に対するスキッドプレート42の横
断軸を中心とした回転を見込む。
【0035】有利に、2つの部材86のうちの1つの穴
90は縦方向スロット91の形状に形作られ、その中で
ピン92はスキッドプレート42に一般に平行に摺動可
能である。スロット付き穴91はスキッドプレート42
が横方向に移動して、スキッドプレート42の両端部が
お互いに対して垂直方向に移動した場合にその距離変化
を補償することを許容する。シャフト84が金属から作
られることが所望され、その結果それらは摩耗力に抵抗
があり、かつスキッドプレート42を支持するのに十分
な強さを有する。
【0036】図1、図2および図5を参照して、シャフ
ト84は矩形のブレードハウジング96に延在する第2
の端部を有し、このハウジングは切断ブレード46の一
部分を取り囲むように鋸20に固定される。ブレードハ
ウジング96はスキッドプレート42を支持するシャフ
ト84を受け入れるように整列されたボア98を有す
る。ブレードハウジング96はさらに回転切断ブレード
46を受け入れるための半円状の中空セクション100
を有する。取り外し可能なプレート102はコンクリー
ト鋸20から離れる方向に面するその側面上でブレード
ハウジング96に取り付けられる。プレート102は切
断ブレード46を収容する中空セクション100を覆
い、かつブレード46の一方側面への完全なアクセスを
可能にする。
【0037】ボア98はブレードハウジング96を通っ
て垂直方向に延在し、一般に矩形のハウジングの両端部
近くで、円状の中空セクション100の両端部上に置か
れる。これらのボア98はその中にシャフト84を摺動
可能に収容するようにシャフト84より僅かに直径が大
きい。
【0038】図2および図5を参照して、スロット11
6は各シャフト84の縦の一部に沿って置かれる。ロッ
ド114の一方の端部はブレードハウジング96に固定
され、他方の端部はボア112を介し、シャフトのスロ
ット116に通過する。ロッド114およびスロット1
16の配列は、シャフト84および取り付けられたスキ
ッドプレート42がブレードハウジング96から自由に
ならないようにボア98でシャフト84を可動式に接続
する。ロッド114およびスロット116の配列は、シ
ャフト84が各ロッド114がその対応するスロット1
16の中で移動する程度まで独立に垂直方向に移動する
ことを許容する。スロット116の長さはシャフト84
の動きの量およびスキッドプレート42の対応する端部
を決定する。ロッド114はロッド114がスロット1
16の端部にあたったときにシャフト84の動きを制限
するための限界ストップとしての役割を果たす。
【0039】バネ120はシャフト84を収容する各ボ
ア112の内側に位置決めされる。バネ120は各シャ
フト84のより小さな円筒状の頂上端部122上に載っ
ている。調整ねじ124はブレードハウジング96の頂
上近くの点で各ボア98の中のバネ120より上に位置
決めされ、かつゆえにシャフト84の頂上端部122に
抗してバネを挟む。バネ120はボア98に容易に挿入
され得るように好ましくはコイルバネである。バネ12
0は調整ねじ124を使ってボア112の中に圧縮され
る。この調整ねじ124は、例示されるように、対応す
るねじ山を有するボア98の頂上部分と係合するねじ切
りされたプラグである。調整ねじ124はボア112の
中を進められてシャフト84に抗してバネ120を圧縮
し、シャフト84がコンクリート30の表面に向けて下
方向に曲げられる力を変える。
【0040】シャフト84の頂上端部122と調整ねじ
124との間のバネ120の各々の圧縮は、シャフト8
4を鋸20から離れる方向に、かつコンクリート30の
表面に向けて弾力性をもって付勢する。シャフト84は
対応してスキッドプレート42をコンクリートの表面に
向けて強制する。これは予め定められた力でコンクリー
ト表面30に抗してスキッドプレート42を押圧するの
を援助するために必要である。バネの大きさおよび圧縮
の量はその力を変えるために使用され得る。
【0041】スキッドプレート42は説明されるように
コンクリート切断鋸20に対して可動式に装着される。
この態様において、スキッドプレート42はコンクリー
ト鋸20が切断中コンクリート表面を横断するときにコ
ンクリート30の表面の支持を維持しながら、かつコン
クリート表面を支持するためにスキッドプレート42上
に予め定められた力を与えながら、鋸20に対して浮動
してもよい。これが重要なのはスキッドプレート42は
切断されている溝38を取り囲むコンクリート表面30
のための支持として作用するからである。もしスキッド
プレート42がコンクリートに抗してあまりに強く押圧
されれば、それはコンクリート表面30に容認できない
ほどに印をつける、または損害を与えるであろう。もし
不十分な支持が切断中コンクリート表面に与えられれ
ば、その表面は溝38に隣接して磨損するであろう。
【0042】図1に例示されるように、ブレードハウジ
ング96はその前方右手コーナーでフレーム24の下部
延在側面36に装着される。モータ駆動シャフト104
(図5)はフレーム24に最も近いブレードハウジング
96の側面を通過する。このシャフト104はモータ2
2によって駆動され、切断ブレード46を回転させる。
シャフト104は切断ブレード46および締付ナット1
06がその上で位置決めされるように取り外し可能なプ
レート102の側面から十分な距離のところで終結す
る。有利に、プレート102はシャフト104と整列さ
れた円状の穴110を有し、プレート102を取り外す
ことなくブレード46を取り外すためにナット106へ
のアクセスを可能にする。切断ブレード46はこのよう
に切断シャフト104に垂直に装着されて、溝38を切
り込む。ブレードハウジング96はまた切断ブレード4
6によって除けられた浮遊している粒子からユーザを保
護するための安全シールドを提供する。ブレードハウジ
ング96は任意の材料から製造され得るが、しかしなが
ら有利には鋼またはアルミニウムが使用される。
【0043】図1および図5を参照して、ブレードハウ
ジング96の円状の中空セクション100を覆うプレー
ト102は、ブレードハウジング96の円状の中空セク
ション100の内側にアクセスできるように取り外し可
能である。このプレート102は任意の態様で取り付け
られてもよいが、しかしながらプレートが簡単に取り外
し可能であることが好ましいので、ねじ108などによ
る取り付けが適当である。
【0044】2つのシャフト84の各々は独自の独立し
た調整ねじ124を有するので、各バネ120の圧縮は
個別化された下方向の力がシャフト84の各々に与えら
れるように調整され得る。さらなる個別化された調整は
より堅いまたはより弱いバネ120を使用することによ
って行なわれ得る。ロッド114をスロット116の場
所に対してハウジング96内の異なった位置に置くこと
は、ブレードハウジング96に対するスキッドプレート
42の各端部の位置の調整を可能にする。ロッド114
はまたスキッドプレート42の動きを制限するための限
界ストップとして作用する。これらの個別化された調整
はスキッドプレート42が以下のように、つまりスキッ
ドプレートがコンクリート表面と接触していない場合に
スキッドプレートの端部がコンクリート表面30に対し
て異なった垂直位置にあり、かつスキッドプレート42
がコンクリート表面30に抗して付勢される力の調整を
可能にするように調整されることを許容する。
【0045】図11を参照して、第2の組の車輪41が
持ち上げられたとき、鋸20は後部車輪40およびスキ
ッドプレート42によって支持される。車輪41が持ち
上げられるので、鋸20は後部車軸44を中心に枢支
し、スキッドプレート42が弧を描いて一般に水平なコ
ンクリート表面30に接近することを引き起こし、それ
は通常スキッドプレート42の前部がその表面と接触す
る前にスキッドプレート42の後部を表面30と接触さ
せる。スキッドプレート42がコンクリート表面30上
まで降下されたとき、スキッドプレート42の後端縁6
4がまずコンクリートの表面に接触するか、または代替
的にスキッドプレートが完全に水平な態様で表面に接触
することが好ましい。もしスキッドプレート42の前端
縁62がコンクリート表面30にまず接触すれば、コン
クリート表面は切断ブレード46が降下されるときにス
キッドプレートの前端縁によって抉られかつ裂かれるで
あろう。
【0046】例示されるコンクリート鋸20において、
スキッドプレート42は前端縁62に接続されたシャフ
ト84のスロット116を後端縁64に接続されたシャ
フト84のそれより短くすることによって、後端縁64
が前端縁62よりコンクリート30の表面に近くなるよ
うに傾斜される。したがって、スキッドプレート42は
切断ブレード46が降下されたときに、スキッドプレー
トの後端縁64がまずコンクリート30の表面に接触す
るように傾斜されるであろう。もしスキッドプレート4
2およびブレード46が完全に垂直方向に位置決め可能
であり、かつ枢支しなければ、スキッドプレート42は
コンクリート30の表面に対して傾いてもよいし水平で
あってもよいと考えられる。
【0047】スキッドプレート42がコンクリート30
の表面と係合していない場合、コンクリート30の表面
に最も近い切断ブレード46の端縁より下にあることも
またスキッドプレート42にとって望ましい。この態様
において、スキッドプレート42が切断ブレード46が
コンクリート30の表面に接触するように降下された場
合、スキッドプレートは切断ブレード46の前にコンク
リートの表面と好ましくは接触するであろう。この態様
において、スキッドプレート42は切断が始まるときに
切断されるべき領域の周りのコンクリート30の表面を
既に支持しており、切断された溝38は磨損しないであ
ろう。切断前のスキッドプレート42による接触はシャ
フト84の長さを調整することによって、かつバネ12
0の圧縮を調整することによって達成され、それはスキ
ッドプレート42がコンクリート30の表面と接触して
いない場合に、スキッドプレートが切断ブレード46ほ
どコンクリート表面から垂直方向に離れないように行な
われる。
【0048】好ましくはブレード46は6インチ(15
cm)の厚さにわたってコンクリートスラブに約1.2
5ないし1.5インチの深さの溝38を切り込み、これ
はアメリカコンクリート協会(the America
n Concrete Institute)によって
推奨されるようなスラブ厚さの4分の1より小さい切り
込みであり、かつその後潤滑されたコンクリート鋸が続
く。有利に、10インチ(25.4cm)直径の切断ブ
レード46が、深さが約1.1875ないし1.375
インチ(3ないし3.5cm)のコンクリート30の表
面に延在する。切断ブレード46が切り込む正確な深
さ、かつゆえに切断されている溝38の深さはブレード
46がコンクリート表面30に抗して付勢される力に依
存し、この力はブレード46および鋸20に対して可動
式に装着される弾力性をもって装着されたスキッドプレ
ート42によって抵抗または反抗される。
【0049】ブレード46にかけられる下方向の力は、
切断鋸20の重心を第1の組の車輪40のあたりに第1
に置くことによって制御される。切断鋸20の重心は僅
かにずれるが、その結果約8ないし10ポンドの力がブ
レード46にかけられ、その力はコンクリートに抗して
押圧するスキッドプレート42によって部分的に相殺さ
れる。このように、鋸20の重量は後部車軸44上で実
質的に平衡を保たれるが、切断ブレード46およびスキ
ッドプレート42に予め定められた力をかけるのに十分
な量だけずらされる。
【0050】スキッドプレート42およびブレード46
によってコンクリートに対してかけられる重量は、1つ
の方法において、車軸44がフレーム24の中心に向け
て装着された場合に、第1の組の車輪40の車軸44の
上でほぼ中心をおかれた点でモータ22を装着すること
によって調整され得る。代替的に、この調整はフレーム
24の後部により近く、切断ブレード46から離れる位
置に第1の組の車輪40を装着し、それからこれらの車
輪が回転する車軸44の後部にモータ22を移動させる
ことによって行なわれ得る。
【0051】図1、図4および図11に例示されるよう
に、モータ22はフレーム24の下部支持表面26に、
好ましくはそれをフレームにボルトで留めることによっ
て装着される。前に述べたように、所望の力がスキッド
プレート42に対してかけられるように第1の組の車輪
40上にコンクリート鋸20の重量を位置決めするため
に、モータ22はその質量が第1の組の車輪40を支持
する車軸44の周りに第1に中心を置かれるように装着
されなければならない。モータ22の正確な場所はその
車軸44上の第1の組の車輪40を含む鋸構造の残りの
部分の正確な重量および位置決めに依存する操作によっ
て決まる。
【0052】モータ22は切断ブレード46を回転さ
せ、かつコンクリート鋸20を駆動する動力源である。
このモータ22はどんな型であってもよい。3600R
PM最高速度を有するガソリン動力のブリッグズ・アン
ド・ストラットン(Briggs & Stratto
n)9馬力モータが適当であると考えられる。鋸20は
ガスタンクが半分一杯になった状態で平衡を保たれ、ガ
スの重量の鋸20の平衡に対する影響を平均する。
【0053】モータ22は車軸44に対して移動できる
ように摺動可能に装着されてもよいし、または代替的
に、車軸44はフレーム24に対して移動できるように
位置決め可能であってもよい。
【0054】例示されるように、切断鋸20の重量の大
半は鋸20の後部車軸44を中心に平衡が保たれる。車
軸44を中心に平衡が保たれる重量は第2の組の車輪4
1(鋸20が切断していない場合)、またはスキッドプ
レート42およびブレード46(鋸20が切断している
場合)に対して予め定められた力をかけるために使用さ
れる。スキッドプレート42上の相対的に低い力、たと
えば湿ったコンクリートに対して約1psi以下の力
は、スキッドプレートが湿ったコンクリートに沈むまた
はコンクリート表面30を掘るもしくは粉砕することを
妨げるのを助ける。この重量分布および可動式シャフト
84を有するスキッドプレート42の独立した動きは、
切断ブレード46がある大きな骨材にあたった場合に上
方向にコンクリート表面30から離れる方向に移動する
ことを可能にする一方で、スキッドプレート42はコン
クリート表面30との接触を維持して磨損を抑制する。
【0055】水潤滑鋸を使用する通常のコンクリート切
断動作は、磨損を防ぐために堅いときにコンクリートを
切断することによってコンクリート切断を達成する。水
潤滑鋸はしばしば100ポンドを超える切断ブレード上
の重い下方向の力、および高い馬力のモータを使用して
ブレードを駆動する。コンクリート30が湿った状態で
切断される場合、ひび割れを抑制するためにこの切断鋸
20を使用する場合に所望されるように、コンクリート
中の骨材は切断ブレード46によって粉砕され、押し出
され、かつゆえにコンクリートの均一性を破壊し、早い
コンクリートの磨損を結果としてもたらす。しかしなが
ら、切断ブレード46が骨材との最初の接触からの初期
の衝撃を減じるように骨材から僅かに離れる方向に移動
することを許容されれば、これは大幅に低減される。湿
ったコンクリートに切り込まれた結果として生じる溝3
8は、従来の堅い切断鋸に対して必要とされるほど深く
ないとしても、適切なひび割れ成長を依然として生じる
であろうと考えられる。1.25ないし1.5インチ
(3.18ないし3.81cm)の切断深さは、直径が
2インチ(5.08cm)までであり、厚さが5インチ
(12.7cm)を超える骨材を有するコンクリートに
は有利であると考えられる。1.1875インチの公称
切断深さは、上の範囲より下であるが、これもまた適切
であると考えられ、深さはブレードの摩耗および動きと
ともに.25インチより少なく変化する。
【0056】図5および図6を参照して、約.5インチ
(1.3cm)の幅であり、厚さが.060インチの鋼
ストラップの形状の2つの薄い荷重支え部材128はス
キッドプレート42の2つの端部66の間で延在する。
これらの荷重支え部材128は切断ブレード46の各側
面上に1つ置かれる。荷重支え部材128は緊張状態で
あり、その結果それらは端部62、64をお互いの方向
に引っ張り、中間部分60を鋸20から離れる方向で、
かつコンクリート表面30に向かって僅かに曲げる。部
材128はスキッドプレート42をこの曲げられた構成
に強制し、強制部材とも呼ばれ得る。端部62、64の
配向に依存して、部材128はスキッドプレート42を
コンクリートに向けて外方向に、またはコンクリートか
ら離れて内方向に曲げることが可能である。
【0057】荷重支え部材は.060インチの厚さのア
ルミニウムのストリップから作られ、中心部分は打ち抜
かれて、幅が0.25インチであり、打ち抜かれていな
い金属によってその端部で結合される2つの縦方向スト
ラップまたは部材128を残すことが可能であると考え
られる。穴が端部片に打ちあけられ、部材128を端部
62、64に接続するために必要とされるファスナおよ
びピンの通過を許容する。このアルミニウムバージョン
はより少ない部品および簡単な製造を提供する。金属は
鋼バージョンより柔らかい一方で、それは相対的に短い
使用寿命を有する、なぜならそれはスキッドプレートが
摩耗し、取り替える必要があるまで持続しさえすればよ
いからであり、そのとき部材128もまた、好ましくは
スキッドプレート42とともに全体のアセンブリとして
取り替えられ得る。
【0058】荷重支え部材128は切断中スキッドプレ
ート42が曲がることを妨げる。より大きな10インチ
(25.4cm)の直径ブレード46は、切断中コンク
リートを支持して、磨損を防ぐためにより長いスキッド
プレート42を必要とし、ブレード46に沿う支持は切
断端縁に制限されてもよいが、この支持は有利にはブレ
ード46の全長に沿って延在する。スキッドプレートは
コンクリート表面30上に載っているスキッドプレート
の中間部分60から垂直方向にずれる端部66を有する
ので、かつスキッドプレートは相対的に薄いので、スキ
ッドプレートは切断ブレード46がバネ120および部
材88によってコンクリートに抗して付勢された場合、
その中間部分60でコンクリートから離れる方向に曲が
る。この問題を救済するために、荷重支え部材128は
スキッドプレート42がコンクリート表面30から離れ
る方向に曲がることを防ぐために使用される。
【0059】荷重支え部材128は次のような長さでな
ければならない、つまりスキッドプレート42がコンク
リート30の表面と接触していない場合は、スキッドプ
レートが外方向にまたはコンクリート30の表面に向け
て下方向に曲がり、かつスキッドプレートがコンクリー
ト30の表面と接触している場合には、スキッドプレー
トは実質的に平坦であるような長さである。荷重支え部
材128によって曲げられる量はバネ120および部材
88による曲げによって相殺される。これらの荷重支え
部材128はワイヤ、平坦ストリップ、シャフトなどの
ような任意の型であってもよい。荷重支え部材128は
溶接、ボルト締めまたは当該技術分野に既知の他の手段
によってスキッドプレート42の端部66に取り付けら
れ得る。例示された実施例においては、ピンが端部66
に置かれる。穴は荷重支え部材128の端部に置かれる
が、穴の間の距離はピンの間の距離より僅かに小さいの
で、その結果スキッドプレート42は荷重支え部材が設
置された場合僅かに曲がる。もしスキッドプレート42
が中間部分60が切断中にコンクリートの方に向けて曲
がるように装着されていれば、荷重支え部材128によ
る初期の曲げの方向は逆になるであろう。
【0060】代替的に、曲げを防ぐために、スキッドプ
レート42はコンクリートの表面と接触していない場合
にはコンクリート表面30に向けて自然に曲がるよう
に、かつスキッドプレート42がコンクリートの表面と
接触している場合にはスキッドプレートが平坦であるよ
うに予め応力が与えられるかまたは撓まされてもよい。
この曲げはスキッドプレートの中間部分60で頂点を有
しなければならない。スキッドプレート42は、図8に
示されるように、たとえば部分60の端縁を上方向に撓
ませることによって、またはその上にリブを置くことに
よって曲げに抵抗するように堅くされることが可能であ
るとも考えられる。
【0061】図7を参照して、ペッグ125が曲げを防
ぐために使用される代替の実施例が示される。ペッグ1
25の一方の端部はブレードハウジング96に弾力性を
もって装着され、ペッグ125の他方の端部はスキッド
プレート42の中心近くの点でスキッドプレート42の
側面80と係合する。スキッドプレート42は負荷をか
けられた場合に、ペッグ125の弾力性のある支持のた
めにその中心で曲がることを妨げられる。弾力性のある
装着は部材88およびバネ120に類似のバネ負荷をか
けられたシャフトによって達成される。
【0062】図5を参照して、切断ブレード46は2つ
の平坦な側面127a、127b、前切断端縁126お
よび後端縁129を有する円状の薄いブレードである。
ブレード46は前切断端縁が鋸20の前部または前端部
に向けてコンクリート表面30から出て回転するように
上向き切断回転で回転する。切断ブレード46は頑丈な
ものであってもよいし、または示されるように外側切断
セグメント131が装着される中心セクションを有して
もよい。切断セグメント131はコンクリート材料が表
面に運ばれるようにそれらの間にスロットを有する歯を
有する。切断セグメント131はカーボランダムまたは
ダイヤモンド含浸マトリックスから典型的に作られる。
【0063】図1、図4および図11を参照して、切断
ブレード46はブレードハウジング96に通っていく回
転切断シャフト104に装着される。例示される実施例
において、切断シャフト104は横断方向に装着され
る。フレーム24の下部支持セクション26の表面に
は、ベルト132のための開口部(図示せず)がある。
ベルト132は切断シャフト104に固定されるプーリ
(図示せず)、およびモータ22の駆動シャフト上のプ
ーリ136に接続される。
【0064】切断ブレード46の反時計回りの動きは切
断ブレードの前切断端縁126がコンクリート30の表
面から出て動くようなものである。言い換えれば、切断
ブレード46はコンクリート鋸20のその前方向の動き
を妨げるように移動する。この態様において、切断ブレ
ード46はコンクリートを除去し、かつそれを切断セグ
メント131のスロットの表面にもたらし、そこでそれ
はスキッドプレート42の側面36上に堆積される。切
断されている溝38の周りのコンクリート30の表面は
スキッドプレート42の支持を介して磨損から保護さ
れ、それは切断ブレード46の少なくとも前切断端縁1
26を取り囲み、かつコンクリート30の表面を支持す
る。
【0065】モータ22のクランクシャフト138には
プーリ136および140が装着される。一方のプーリ
136は切断シャフト104および切断ブレード46を
駆動するベルト132に接続される。他方のプーリ14
0は鋸駆動メカニズム144に接続されるベルト142
に接続される。
【0066】駆動メカニズム144はプーリ従動トラン
スミッション146および第1の組の車輪40を回転さ
せる駆動車輪148を含む。モータ22上のプーリ14
0はトランスミッション146上に装着されたプーリ1
50に接続されるベルト142を回転させる。このトラ
ンスミッション146はベルト142の回転速度を低減
し、かつ動力を車軸152に伝える。車軸152上には
駆動車輪148が装着される。これらの駆動車輪148
は第1の組の車輪40と選択可能に接触するように装着
される。駆動メカニズム144はコンクリート鋸20に
枢支可能に接続され、かつ制御パネル34上に置かれる
レバー154にロッド153によって接続される。ユー
ザはレバー154を引き上げることによって駆動メカニ
ズム144を脱係合することが可能であり、それは駆動
車輪148を第1の組の車輪40との接触から外れるよ
うに持ち上げる。
【0067】切断鋸20はこのようにユーザによって押
されてもよいし、または代替的にモータ22によって自
己駆動してもよい。ユーザが自己駆動メカニズム144
に切断鋸20を駆動させることを許容することが好まし
い、なぜなら駆動メカニズムはより均一の速度で鋸を駆
動するからであり、ひいては切断された溝38のより少
ないばらつきになる。
【0068】ハンドル156は上部延在支持部材28に
取り付けられる。ハンドル156は「U」形状に形成さ
れ、かつその自由端部で上部支持フレーム28に接続さ
れる金属からなる管状のセクションである。ハンドル1
56には快適な押し動作のためのクッション(図示せ
ず)が設けられてもよい。ハンドル156はその上を鋸
が動作している切断線を維持するように切断鋸20を案
内するためにオペレータによって使用され、駆動メカニ
ズム144が脱係合した場合には、コンクリート鋸20
を押すために使用される。
【0069】動作において、コンクリート鋸20上のモ
ータ22が始動され、切断ブレード46が回転し始め
る。切断ブレード46は第2の組の車輪41を引っ込め
ることによってコンクリート30の表面に向けて下げら
れる。スキッドプレート42はその後端縁64かまたは
表面と平坦になっているところのいずれかでコンクリー
ト30の表面に接触する。スキッドプレート42がコン
クリートの表面上に接触した後、切断ブレード46はス
キッドプレート42のスロット68を介してコンクリー
ト表面30まで下げられる。切断ブレード46はその最
も低い点まで下げられ、それは切断ブレードがコンクリ
ート30の表面と約1.25ないし1.375インチ
(3.2ないし3.5cm)の深さまで係合するところ
である。駆動メカニズム144はそれから好ましくは係
合され、コンクリート鋸20はオペレータの案内で動き
始め、溝38を切り込み始める。
【0070】湿ったコンクリートのための通常の切断動
作において、約.09インチ(.29cm)幅の切断セ
グメント131を有する直径約10インチ(25.4c
m)の切断ブレード46は適当であると考えられる。切
断ブレード46はぐらつかないように平坦でなければな
らない。切断セグメント131の幅は切断ブレード46
がコンクリート応力を和らげ、かつ必要なコンクリート
ひび割れ始めを与えるのに十分な幅の溝38を与えるよ
うに選択される。
【0071】より大きな直径のコンクリート切断ブレー
ドはより小さなブレードよりぐらつく傾向にある。スロ
ットと切断ブレードとの間の空間が切断された溝の品質
に影響を及ぼすので、コンクリートブレードのぐらつき
の量は初めて重要になる。切断ブレード46はコンクリ
ート30の表面に正確に垂直に回転可能に装着されない
かもしれず、かつ切断ブレードは完全に平坦ではないか
もしれないので、切断セグメントがぐらつくことを引き
起こし、コンクリート切断のために以前に必要とされた
より制限的な寸法上の公差を必要とする。もしぐらつき
があまりに大きくなれば、切断セグメント131はスロ
ット68の側面76a、76bをすり減らし、スロット
68が幅広くなり過ぎた場合は、溝38の品質は悪化す
る。ブレード46の平坦面(flatteners)上
の約.001インチの振れ公差は有利であると考えられ
る。これらの公差は以前の鋸において許容されたよりず
っと小さく、それはより大きな直径の切断ブレード46
の使用が良い溝特性を維持するためにより接近した公差
を必要とするからである。
【0072】コンクリート鋸20による溝38の切断は
注いだ後約2時間以内に、または鋸20がコンクリート
表面30に許容できないほど印をつけることなくコンク
リート表面30を横切って移動できるような時間に好ま
しくは起こる。コンクリートはまだ柔らかい間に鋸20
によって切断されるので、切断ブレード46を取り囲む
スロット68の大きさは溝38の磨損を防ぐのに十分切
断ブレードを取り囲むコンクリート表面30に支持を与
えるように設計されなければならない。スキッドプレー
ト42のスロット68の幅および長さは切断された溝3
8の特性を決定する際に重要である。幅の広すぎるスロ
ット68は切断ブレード46を取り囲むコンクリートが
磨損することを引き起こし、かつゆえに結果として生じ
る溝38およびそれを取り囲むコンクリート表面30が
不満足な表面特性を有することを引き起こすことが決定
された。
【0073】スロット68はスロットの側面76a、7
6bが切断ブレード46の切断セグメント131の側面
127a、127bにできるだけ接近し、切断セグメン
ト131とスロット側面との間が接触しないような幅を
有することが好ましい。切断ブレード46はその側面で
完全に平面ではないかもしれないので、かつ切断ブレー
ド46がぐらつく傾向にあるという事実のために、スロ
ット68の幅は有利に切断セグメント131の側面に接
近して均一に維持される。しかしながら、スロット68
の幅は固有のブレードのぐらつきおよび不整列を収容し
なければならず、かつゆえにスロット幅は切断ブレード
46の幅より幾分広くなければならない。約.118な
いし.120インチ(.23−.30cm)のスロット
幅は特定されたスキッドプレート42にとって有利であ
ると考えられるが、.13インチ(.33cm)の僅か
に広いスロット幅は製造するのが僅かに容易でありなが
ら満足に動作すると考えられる。
【0074】このように、米国特許第4,869,201 号で説
明されるように湿ったコンクリートを切断するために、
満足なスロット68は切断セグメント131の両側面の
各々から約.020インチ(.51mm)の間隔を有す
ると考えられ、その結果全スロット幅は.09インチの
厚さの切断セグメントを有する切断ブレード46に対し
て約.13インチ(.33cm)である。この公差は切
断ブレード46のばらつきを考慮するとともに、切断ブ
レードに隣接するコンクリート表面30を適切に支持す
るのに十分大きくなければならない。スロット68の端
縁から切断ブレード46(セグメント131を含む)の
側面までの距離は、有利には湿ったコンクリートに対し
て.125インチより小さい。1インチの1/32ない
し1/16の間隔は湿ったコンクリートに対してより有
利であり、好ましくはぶつかることなくできるだけ接近
している。この局面は米国特許第4,869,201 号に説明さ
れ、その特許の明細書は引用により援用される。スロッ
ト68の幅がこの範囲より広くなれば、溝38を囲むコ
ンクリート表面30は悪化する。1200psiより堅
いコンクリートを切断するために、より広いブレード間
隔が使用され得る。鋸20はより堅いコンクリートで使
用するのに適当であるが、しかしもしコンクリートがあ
まりに堅ければ、ブレード46が過熱することを妨げる
ために水潤滑を使用しなければならない。
【0075】スキッドプレート42のスロット68の幅
はスロット68の置かれているスキッドプレート42の
中間部分80の厚さの1倍と1.25倍との間であるこ
ともまた望ましい。好ましくは、スキッドプレート42
はこの中間部分80で.1046インチ(.267c
m)の厚さである。スロットの方が幅が広いので、スキ
ッドプレートに1ないし1.25倍の厚さの小さな幅の
スロット68を機械で作るまたは打ち抜くことは困難で
ある。好ましいスキッドプレートは製造可能である一方
で、ブレード46とほぼ同時に摩耗するという利点を有
する。したがって、スキッドプレート42および切断ブ
レード46は鋸20が使用されていない時間を最少限に
するために最適には同時に交換され得る。
【0076】スロット68は切断セグメント131の少
なくとも前端縁を取り囲むのに十分な長さであることも
また所望される。有利に、スロット68はコンクリート
表面30と接触する切断ブレード46の実質的な長さを
取り囲み、かつ好ましくはスキッドプレート42を通過
するブレード46の全長に沿って延在する。しかしなが
ら、再び切断ブレード46の不完全さおよびスキッドプ
レート42に対するブレード46の動きのために、スロ
ット68が各端部上で切断ブレードより僅か.25イン
チ(.64cm)分遠くに延在する公差は受け入れ可能
である。この.25インチ(.64cm)の公差は再び
ブレード後端縁129および前端縁126の前後でコン
クリート表面30の必要な支持を与える。
【0077】図12ないし図22を参照して、コンクリ
ート表面230に溝238を切り込むためのコンクリー
ト鋸220の改良された代替の実施例が示される。この
鋸220もまた軽量になるように設計され、有利に8−
14インチ(20−35cm)の直径を有する切断ブレ
ード246を使用するが、多くの現行の湿った切断鋸上
で使用されるような直径が4−6インチ(10−15c
m)より小さなブレードもまた使用され得る。現行の水
潤滑コンクリート切断鋸はしばしば直径が約24インチ
(61cm)の切断ブレードを使用する。かかるブレー
ドは適当な調整がこの開示に与えられた様々な部品に行
なわれれば、ここに一般に説明されたような鋸220上
で使用可能である。しかしながら好ましくは、約10イ
ンチ(25cm)の直径を有するブレード246が使用
される。
【0078】一般に、コンクリート鋸220はスキッド
プレート242を介して延在する切断ブレード246を
駆動するフレーム224上に装着されたモータ222か
らなる。モータ222は縦方向の重心のちょうど前の点
でフレーム224に装着される。モータ222はそれを
フレーム224にボルトで締めるまたは溶接することに
よって装着され得る。モータ222は切断ブレード24
6を回転させ、かつ鋸220の他の部品を駆動する動力
源である。このモータ222はいずれの型であってもよ
い。3600r.p.m.の最高速度を有する9h.
p.ブリッグズ・アンド・ストラットンガソリンモータ
は適当であると考えられる。
【0079】モータ222の速度は制御パネル234上
に装着されるタコメータ395によってモニタされ、そ
の速度はモータ222および制御パネル234に接続さ
れたスロットルケーブル397を使用することによって
遠隔から変更可能である。モータ222は、当業者に明
らかであるように、モータ222に接続された手動チョ
ーク387と係合することによって、かつモータ222
に電気的に接続されるイグニションキースイッチ389
を回すことによって遠隔から始動され得る。インジケー
タライト390はモータ222が動いていることを示す
ために設けられ、時間メータ393はモータ222が動
いた時間数を測定しかつ表示するためにインジケータラ
イト390に電気的に接続され得る。ライト390およ
び時間メータ393は当業者に明らかであるように、電
気的に動力を与えられ、かつモータ222に接続され得
る。
【0080】フレーム224は2つの主要部分、2つの
ビーム225を接続するプレート223を含む下部支持
表面226、および下部支持表面226から上方向に延
在する側面228、229を有する支持構造である。下
部支持表面226は各側で矩形ビーム225に接続され
る矩形プレート223を主に含む。プレート223は鋼
またはアルミニウムのような金属から製造される。金属
ビーム225はプレート223の各側の底に装着され、
下方向に垂下する。
【0081】側面228、229は下部支持表面226
の両側から垂直に立上がる2つの一般に平行なプレート
部材を含む。側面228、229は鋼、アルミニウム、
または他の鋸220構造を支持する他の耐久材料から製
造されてもよい。
【0082】金属面プレート227は鋸20の前部にお
いてその端部で側面228、229を接続する。
【0083】ヘッドライト377は鋸220の前のコン
クリート表面230を照射するために面プレート227
の矩形の切り込みに装着される。サイドライト378は
切り込まれている溝238の周りの領域を照射するため
に、切断ブレード246が装着されている点の真後ろの
側面229に装着され得る。ライト377、378の双
方はワイヤによってスイッチ399に接続され、バッテ
リ405によって動力が与えられる。
【0084】2つの側面228、229の頂上はフレー
ム224の前部に蝶番で留められたフード382によっ
て接続される。フード382は鋸220の前部を中心に
枢支可能であり、かつ側面228と229との間の頂上
の他の態様では開いている表面を覆うように延在する。
示されるようなフード382は好ましくは金属から作ら
れるが、耐久プラスチックから作ることも可能である。
フード382は鋸220の内側に付加的な空気アクセス
を与えるために、鋸220の後部に面するその端部に開
口部を有する持ち上げられた部分383を有する。線形
のアクチュエータ384(図13)がフード382の前
および側面(図12)229に取り付けられ、フード3
82を開閉する。このアクチュエータ384は電気的に
動力を与えられ、かつ当業者に明らかであるように、電
気配線によってアクチュエータに接続される2方向トグ
ル388と係合することによって活性化される。
【0085】カバー385は鋸220の後部端部で側面
228、229に枢支可能に装着される。カバー385
はコンクリートに最も近い側面228、229の底から
制御パネル234まで上方向に延在する金属の薄いプレ
ートであり、以下に説明される。側面228、229、
フード382、およびカバー385はこのようにコンク
リート230の表面に面する側面を除いてすべての上で
フレーム224の周りの囲いを形成するように作用す
る。
【0086】図12、図14、および図15に例示され
るように、整列ガイド370はその上で溝238が切り
込まれている側面229の外側に装着される。整列ガイ
ド370は鋸220の側面229に枢支可能に装着され
る約4フィート(1.2m)の長さの長い柱を含む。整
列ガイド370はその自由端部に装着されるローラサイ
ト372を有する。アクチュエータ376は側面229
の内側の整列ガイド370のピボットに装着されて、使
用または非使用位置へのガイドの動力を与えられた回転
を与える。このアクチュエータは電気的に動力を与えら
れ、制御パネル234に装着されるトグル396から制
御され、それは電気配線によってアクチュエータ376
に接続され、当業者に明らかなとおりであろう。ストッ
プ374はガイドの移動を制限するために、ガイド37
0のピボット点の後部に側面229の外側上に装着され
る。
【0087】制御パネル234は鋸220の後部近くの
側面228、229に接続される。制御パネル234は
手動チョーク387、フードアクチュエータトグル38
8、イグニションキースイッチ389、インジケータラ
イト390、クロックオン/オフスイッチ391、クロ
ック392、時間メータ393、アンペアメータ39
4、タコメータ395、ガイドアームアクチュエータト
グル396、スロットルケーブル397、歯車アクチュ
エータ398、ヘッドライトスイッチ399、制御パネ
ルアクチュエータトグル400、第2の組の車輪アクチ
ュエータおよび駆動トグル401、全長切断ライト40
2、駆動インジケータライト403、ならびにトランス
ミッションアクチュエータトグル404(図18)を含
む複数個のゲージおよび制御を含む囲いを含む。
【0088】制御パネル234は制御パネル234の側
面を通過して鋸側面228、229にいたるピン237
によって鋸220に枢支可能に接続される(図14)。
制御パネル234の後部は制御パネルが遠隔から枢支可
能であることを許容するように、アクチュエータ239
で鋸220の後部に接続される。アクチュエータ239
は電気的に動力を与えられ、電気配線によってアクチュ
エータ239に接続される制御パネル234上の2方向
トグル400によって活性化される。
【0089】ハンドル254a,bはその後部側面で制
御パネル234の各側面に装着される(図13)。ハン
ドル254a、bは制御パネル234から延在する円筒
状のグリップを含む。その上で溝238が切り込まれて
いる鋸220の側面上のハンドル254aは、ケーブル
を駆動するために回転または捩じることが可能である。
オートバイのハンドクラッチに類似のスクイーズグリッ
プ256が他方のハンドル254bに取り付けられる。
グリップ256はそれに取り付けられたアクチュエータ
249ケーブルを引っ張るようにハンドル254bに抗
して閉じることが可能である。
【0090】第1の組の車輪240は縦方向軸に沿って
鋸224の重心の場所の近くでコンクリート鋸220に
取り付けられるが、鋸220の後部または後端部に向け
て僅かにずれる。鋸220の縦方向軸は溝238に一般
に平行である。横断軸は縦方向軸に実質的に垂直であ
り、かつコンクリート表面230に実質的に平行であ
る。第1の組の車輪240はフレーム224のビーム2
25を通過し、かつそれに回転可能に装着される横断車
軸244に接続される。車軸244は横断軸に実質的に
平行であり、車輪240の各々は側面228、229に
隣接して、鋸220のために幅広く間隔をあけられた支
持を与える。車軸244は後で説明されるように、その
上に切断ブレード246が装着されるシャフトの約18
インチ(46cm)後部に置かれる。第1の組の車輪2
40はフレーム224の側面228と229との間に置
かれ、好ましくは双方の車輪は切り込まれている溝23
8の一方側面に一定の間隔を保つ。
【0091】第1の組の車輪240における車輪の各々
は、好ましくは直径10インチ(25.4cm)、およ
び接触幅4インチ(10.2cm)の平滑なトレッド空
気タイヤを有し、かつゆえにコンクリート230に広い
接触領域を与える。理想的には、車輪240は鋸220
が湿ったコンクリートを切断するために使用される場合
でさえも、コンクリートを受容できないほどに変形させ
ないように、有利に寸法決めされる。有利には、車輪は
鋸220が道路舗装適用の場合には、深さが1/16イ
ンチより大きいギザギザでコンクリート表面230に永
久に印をつけないように選択されるが、住宅または商業
適用の場合には、どんな目に見えて知覚できる変形も所
望されないが、しかし約5.75ポンドの重さがあり、
1.125インチの直径を有する鋼ロッドが、コンクリ
ートの表面から約24インチの高さから落とされたとき
に、ロッドの平坦な端部で約1/32インチ以下のギザ
ギザをつけるような堅さを有するコンクリートを切断す
るために使用される場合には、しばしば容認できるが、
ある住宅または商業適用のためにコンクリートを切断す
る場合には、コンクリート表面のどんな目に見える変形
も所望されない。鋸220がより堅いコンクリートを切
断するために使用される場合は、より堅いコンクリート
は湿ったコンクリートより損傷を受けにくくなるので車
輪はより小さくかつより堅くてもよい。
【0092】第1の組の車輪240は、米国特許第4,86
9,201 号に説明されるように、鋸220が湿ったコンク
リートを切断するために使用される場合に、コンクリー
ト230の表面を回復不能に傷つけない他の大きさおよ
び構成であってもよい。より小さな車輪を使用してもよ
いが、そのときはコンクリートは鋸220が使用される
前により堅くなっていなければならない。
【0093】第2の組の車輪241は鋸220の前部ま
たは前端縁近くのフレーム224に接続され、鋸220
の重心の第1の組の車輪240と反対側に置かれる。第
2の組の車輪241は直径5インチ(12.7cm)、
かつ幅約2インチ(5.1cm)で好ましくはゴムから
作られる。第2の組の車輪241は、第1の組の車輪2
40と同様に、切り込まれている溝238の一方側上に
置かれる。
【0094】図13を参照して、第2の組の車輪241
は横断方向に配向された車軸248上に装着される。車
軸248は回転可能な部材250の一方端部を通過す
る。回転可能な部材250はその他方端部でフレーム2
24にピン251を使って回転可能に接続される。アク
チュエータ252は一方端部でフレーム224に接続さ
れ、その他方端部で回転可能な部材251に接続するよ
うに延在する。アクチュエータ252は回転可能な部材
250に抗して押圧するバネ253がその上に装着され
る。電気的配線(図示せず)がアクチュエータ252を
制御パネル234上のアクチュエータトグル401に接
続する。アクチュエータ252の駆動は車輪241がコ
ンクリート表面230と接触するように回転することを
許容する。
【0095】スキッドプレート242は溝238が車輪
240によって踏まれないまたは損傷を受けないよう
に、第1および第2の組の車輪240、241の位置か
ら十分な距離をおいてフレーム224の側面229に取
り付けられる。スキッドプレート242は先行のスキッ
ドプレート42と同様に設計され、構成され、かつ動作
し、詳細な説明は共通の部分および動作に対して繰返さ
ない。スキッドプレート242はコンクリート230の
表面と平滑に接触するように設計され、かつゆえにコン
クリート表面230の中を引きずられないように十分な
幅および長さである。
【0096】図16を参照して、スキッドプレート24
2は溝238が切り込まれているときに、コンクリート
230の表面と接触する中間部分260を有する。スキ
ッドプレート242もまた前端縁262および後端縁2
64を有し、それと共に平坦でありかつ中間部分260
から離れる方向に延在する端部266を有する。スキッ
ドプレート242の端部266はコンクリート230の
表面から垂直にある距離離れる方向にずれているので、
その結果中間部分260はコンクリート表面230と接
触するのに十分な距離鋸220から垂下し、それは切断
中コンクリート表面を支持するためであり、かつ溝23
8に隣接するコンクリート表面230の磨損を抑制する
ためである。
【0097】図16を参照して、スキッドプレート24
2は切断ブレード246がスキッドプレート242をコ
ンクリート230の表面まで通過させることを許容する
スロット268を有する。このスロット268はスキッ
ドプレート242の縦方向軸に沿って置かれ、この軸は
鋸220の縦方向軸に一般に平行である。スロット26
8は閉じられた前端部272を有し、スキッドプレート
242の前端縁262近くで終結する。スロット268
はまたやはり閉じられた後端部274を有し、スキッド
プレート242の後端縁264近くで終結する。スロッ
ト268の後端部274の近くの点で、スキッドプレー
ト42の窪み78(図3)に類似の窪み(図示せず)は
スキッドプレート242の底表面に延在する。
【0098】理想的には、鋸220は第1の組の車輪2
40と第2の組の車輪241とによってコンクリート表
面230上で支持される。鋸220がコンクリート表面
230に溝238を切り込むために使用されている場
合、第2の組の車輪241は引っ込められた位置にあ
る。この位置は完全に引っ込められているアクチュエー
タ252に対応する。
【0099】有利に、第2の組の車輪241はそれらが
切断中鋸220を依然として支持し、かつ安定化させる
ようにアクチュエータ252によって部分的にのみ引っ
込められる。車輪241はバネ253のみが車輪241
をコンクリート230と接触するように付勢するように
十分引っ込められる。バネ253は車輪241がコンク
リート表面230に対して及ぼし得る力を制限する一方
で、依然として鋸220をより安定化させる。部分的に
テストされた一実施例において、約10ポンドの力で第
2の組の車輪241をコンクリート表面230に抗して
弾力性をもって働かせるバネ253が、ブレード246
に対して4ポンドの力で、かつスキッドプレート242
に対して約19ポンドの下方向の力で湿ったコンクリー
トを切断するのに適当であると考えられた。バネ253
からの力を変えることはコンクリート230の堅さ、鋸
220の重心の具体的な場所、およびコンクリート23
0に対して切断ブレード246およびスキッドプレート
242によって加えられた具体的な力に依存して使用さ
れ得る。
【0100】第2の組の車輪241は主に非切断または
非動作期間の間、たとえばコンクリート鋸を下ろすまた
は積むためにコンクリートの様々なスラブへおよびそれ
らから切断鋸220を転がすことが所望される場合、コ
ンクリート鋸が溝238を切り込むために鋸を整列する
ためにコンクリートのスラブ上で操作されているとき、
または切断ブレード246またはスキッドプレート24
2を取り替えることが所望される場合などに、コンクリ
ート230と完全に係合される。かかる場合、第2の組
の車輪241はアクチュエータ252によって下方向に
延在される。オペレータは回転可能な部材250、かつ
ゆえに車軸248および第2の組の車輪241を下方向
にフレーム224から離れるが、コンクリート表面23
0に向けて押圧するアクチュエータ252と係合するよ
うに制御パネル234上のスイッチを入れる。
【0101】図16を参照して、スキッドプレート24
2はスキッドプレート242上の装着部材286に接続
されるシャフト284にその両端部266の各々で装着
される。装着部材286はスキッドプレート242の端
部266に回転可能に接続される。これらの部材286
はU形状として例示され、スキッドプレート242に装
着される。
【0102】装着部材286はシャフト284とスキッ
ドプレート242との間の回転を考慮するように、シャ
フト284の平坦側面294を装着部材286に固定す
るためのピン292を収容するためのそれらを通過する
穴290を有する平坦側面293を有する。ピン292
はスキッドプレート242が容易に取り外されるかまた
は取り付けられることを許容するように取り外し可能で
ある。有利に、2つの部材286のうちの1つは縦方向
スロット291の形状の穴290を有し、そこでピン2
92はスキッドプレート242に一般に平行に摺動し、
スキッドプレート242の端部がお互いに対して垂直に
移動するとき、スキッドプレート242が距離変化を補
償するために横方向に移動することを許容する。
【0103】荷重支え部材238は切断ブレード246
の各側に1つ置かれ、スキッドプレート242の両端部
266を接続する。荷重支え部材238は緊張状態であ
り、その結果それらはお互いに向けて端部266を引っ
張り、かつ中間部分260を鋸220から離れ、かつコ
ンクリート表面230に向かう方向に僅かに曲げる。
【0104】支持277は装着部材286との接続の真
上でシャフト284の各々に装着される。支持277は
シャフト284を受け入れるためのボアをそこに有する
主に矩形のプレートであり、かつ例示されるようにボル
トによって接続される2つの片を含む。しかしながら、
溶接のような他の方法によって支持277をシャフト2
84に取り付けることは可能である。
【0105】カムブロック279は支持277の端部を
接続する。カムブロック279はその側面で十字に類似
する。カムブロック279の長く薄い部分は支持277
を接続する一方で、カム281がその上に置かれた十字
片は中間にあり、かつカムブロックの長い部分に平行に
装着される。カム281は長手にされ、それに沿って置
かれた様々な隆起または位置を有する。カム281の正
確な形状は以下に完全に説明されるように、鋸220の
速度を制御するために使用される速度検知装置によって
決定される。
【0106】図16および図22に例示されるように、
装着ブラケット283は鋸220に面するブレードハウ
ジング296の側面から延在する。ブラケット283は
L形状であり、コンクリート鋸220に向けて僅かに外
方向に、かつそれからコンクリート表面230に向けて
下方向に延在するようにブレードハウジング296に取
り付けられる。ブラケット283は溶接、ねじなどによ
ってブレードハウジング296の前部とハウジングの中
心との間のほぼ半分のところでブレードハウジング29
6に装着される。マイクロスイッチ285は、(カム2
81が装着される)スキッドプレート242と(マイク
ロスイッチ285が接続される)ブレード246および
ハウジング296との間に相対的な運動があるとすぐ、
マイクロスイッチ285が様々な位置でカム281と係
合するようにブラケットの底中心近くでブラケット28
3に取り付けられる。
【0107】マイクロスイッチ285はローラの延在位
置に依存してスイッチ285と係合または脱係合する作
用をする延在ローラまたはピンを有する型である。スイ
ッチは3つの位置を有し、それはローラがスイッチに抗
して完全に圧縮された場合、スイッチが正の電圧を伝え
る位置、ローラがスイッチから半分延在された場合スイ
ッチが負の電圧を伝える位置、およびローラがスイッチ
から完全に延在された場合スイッチが何の電圧も伝えな
い位置の3つである。示されるようにスイッチ285は
相応じてねじ切りされた穴を介してそれがブラケット2
38に置かれることを許容するねじ切りされた領域を有
する。スイッチ285はもちろん任意の種類の他の態様
でも装着され得る。スイッチ285はカムブロック27
9に向けて延在し、スイッチ285のローラはブレード
246とスキッドプレート242との間の相対的な運動
があるとすぐ様々な位置でカム281と係合するよう
に、カムブロックの十字部分と接触する。
【0108】図16を参照して、シャフト284はブレ
ード246の一部分を取り囲むように鋸220に留めら
れる矩形のブレードハウジング296に延在する第2の
端部を有する。ブレードハウジング296はスキッドプ
レート242を支持するシャフト284を受け入れるよ
うに整列されたボア298を有する。ブレードハウジン
グ296はその中に回転切断ブレード246が受け入れ
られる半円状の中空セクション300を有する。取り外
し可能なプレート302はブレードハウジング296に
取り付けられて、ブレード246の一方側への完全なア
クセスを可能にする。ブレードハウジング296および
プレート302はユーザを切断ブレード246によって
除けられた浮遊している粒子から保護するための安全シ
ールドを与える。
【0109】ボア298はブレードハウジング296を
介して垂直方向に延在し、かつ円状の中空セクション3
00の両端部上で一般に矩形のハウジングの両端部近く
に置かれる。これらのボア298はシャフト284より
僅かに大きな直径であり、その結果その中にシャフト2
84を摺動可能に収容する。
【0110】ガード282はスキッドプレート242に
向けて支持277から垂下する。ガード282は切断ブ
レード246から除けられ、それから噴出された除去さ
れたコンクリートがガード282によって止められるよ
うに寸法において十分幅広い。
【0111】図16を参照して、スロット316は各シ
ャフト284の長さの一部分に沿って置かれる。ロッド
314の一方の端部はブレードハウジング296に留め
られ、他方の端部はブレードハウジング296のボア3
12を通過し、シャフトのスロット316まで通る。ロ
ッド314およびスロット316の配列はシャフト28
4および取り付けられたスキッドプレート242がブレ
ードハウジング296から自由にならないように、ボア
298においてシャフト284を可動式に接続する。
【0112】バネ320はシャフト284を収容する各
ボア312の内側に位置決めされる。バネ320は各シ
ャフト284のより小さな円筒状の頂上端部322の上
に載っている。調整ねじ324はブレードハウジング2
96の頂上近くの点で各ボア298の中でバネ320よ
り上に位置決めされ、かつゆえにバネをシャフト284
の頂上端部322で抗するように挟む。バネ320は湿
ったコンクリートを切断する場合約4−5ポンド/イン
チのバネ率を有する好ましくはコイルバネである。より
大きなバネ率がより堅いコンクリートのために使用され
得るが、それはスキッドプレート242のコンクリート
表面230へのギザギザがより堅いコンクリートではそ
れほど重要な関心事ではないからである。バネ320は
調整ねじ324でボア312に圧縮される。調整ねじ3
24はボア298の中を進められて、バネ320をシャ
フト284に抗して圧縮し、シャフトをコンクリート2
30の表面に向けて下方向に弾力性をもって付勢する。
【0113】シャフト284の頂上端部322と調整ね
じ324との間のバネ320の各々の圧縮は、コンクリ
ート230の表面に向けてシャフト284を弾力性をも
って付勢する。シャフト284はこのようにスキッドプ
レート242をコンクリートの表面に向けて対応して強
制する。これは予め定められた力でスキッドプレート2
42をコンクリート表面230に抗して押圧するのを助
けるために必要である。
【0114】カム281およびマイクロスイッチ285
を除いて、浮動スキッドプレート242の全体の構造、
装着および動作はスキッドプレート42に類似してお
り、説明を省略する。
【0115】図12に例示されるように、ブレードハウ
ジング296はその前右手コーナでフレーム224の下
部延在側面229に装着される。ブレード駆動シャフト
304はフレーム224に最も近いブレードハウジング
296の側面を通過する。シャフト304は切断鋸22
0に垂直に、かつゆえに切断されている溝238に垂直
に装着される。シャフト304は切断ブレード246お
よび締付ナット306がその上に位置決めされるよう
に、取り外し可能なプレート302の側面から十分な距
離をおいたところで終結する。切断ブレード46は駆動
シャフト304に垂直に装着され、溝238を切り込
む。
【0116】図19および図20に例示されるように、
スロット310はピン312による係合のためにシャフ
トの長さに平行な駆動シャフト304に置かれる。ピン
312はフレーム224の面プレート227を介して装
着され、脱係合された位置にバネバイアスをかけられ
る。係合された場合、ピン312はシャフト304の回
転を妨げるようにスロット310に入る。これはユーザ
が駆動シャフト304をロックし、かつ切断ブレード2
46を取り替えることができるようにスパナで締付ナッ
ト306を取り外すことを許容する。
【0117】図16を参照して、切断ブレード246は
切断ブレード46に類似であり、詳細な説明は繰返さな
い。
【0118】バッテリ405は鋸220の側面228の
1つの内側に取り付けられた出っ張り406上に設定さ
れ得る。バッテリ405はここに示された情報があれば
当該技術分野で既知の態様で制御パネル234上のスイ
ッチおよびゲージに、ならびに発電機(図示せず)に接
続される。バッテリ405の電流出力は当業者に明らか
であるように、制御パネル234上の電流計394に配
線を接続することによって測定され得る。
【0119】クランクシャフト338はその上に切断ブ
レード246が装着される鋸220の側面の方向にモー
タ222から延在する。二重プーリ336はクランクシ
ャフト338上に装着される。ベルト332は二重プー
リ336とブレード駆動シャフト304上に置かれたプ
ーリ334との間に装着される。他のベルト342は二
重プーリ336と以下に説明される鋸駆動メカニズム3
44上のプーリ340との間に装着される。任意のベル
ト緊張プーリ345はベルトを維持するために設置され
てもよい。
【0120】図17に例示されるように、鋸駆動メカニ
ズム344は駆動支持プレート350上に装着された駆
動車軸352に動力を与える可変速液圧トランスミッシ
ョン346を含む。駆動支持プレート350はフレーム
224を中心に回転可能であるように、一方端部でフレ
ーム224に枢支可能に接続される矩形の金属プレート
である。プレート350の他方の端部はそれに駆動メカ
ニズム344を装着するために鋸220の後部に向けて
フレーム224から延在する。アクチュエータ351は
プレート350の後部および側面228と229との間
を延在するブラケットに接続される。アクチュエータ3
51は制御パネル234上のスイッチ398に電気的に
接続される。アクチュエータ351はたとえばユーザが
手で鋸を押したい場合に、ユーザが鋸駆動メカニズム3
44を完全に脱係合することを許容する。
【0121】鎖354はトランスミッション駆動歯車に
装着され、トランスミッションを駆動車軸352に接続
する。駆動車軸352は車軸352が回転できるように
駆動支持プレート350に装着される。スリーブ353
は車軸352の端部の各々上に装着される。各スリーブ
353は耐久プラスチックから作られ、通常スリーブ3
53が車軸352と共に回転するように車軸352に十
分ピッタリと合う。車軸352はプレート350がその
通常の係合された位置にある場合、スリーブ353が第
1の組の車輪240の転がり表面と駆動接触し、鋸22
0が移動することを引き起こすように支持プレート35
0に位置決めされる。アクチュエータ351は車輪24
0からスリーブ353を脱係合して、鋸220の自己推
進を止めることが可能である。
【0122】トランスミッション346は駆動支持プレ
ート350に装着される。トランスミッション346は
前方向、後ろ方向および中立位置を有する液圧で動力を
与えられたトランスミッションである。トランスミッシ
ョン346は速度を変えるためのシフトレバー356を
有する。シフトレバー356の自由端は線形アクチュエ
ータ360のアーム362に接続される。アクチュエー
タ360は好ましくはアーム362を駆動するための2
4−ボルト電気モータを有する。アクチュエータ360
はその動作速度を低減するために12ボルトで動力を与
えられる。アクチュエータ360は第2の組の車輪およ
びアクチュエータおよび駆動インジケータライト403
に電気的に接続される駆動トグル401が動いたときに
活性化される。任意に、アクチュエータ360はトラン
スミッションアクチュエータトグル404を使用するこ
とによって別個に制御可能であり、このトグルは当業者
に明らかであるように、アクチュエータ360のモータ
363に電気的に接続され得る。通常、アクチュエータ
360はシフトレバー356が中立位置にあるところの
位置に対応する位置まで完全に延在される。トグル40
1が活性化された場合にのみ、アクチュエータ360に
動力を与えるモータ363によりアクチュエータ、かつ
ゆえにシフトレバーは順方向速度に向けて実際に移動す
る。
【0123】バネ364はアクチュエータアーム362
の端部と鋸220の側面229との間で圧縮される。バ
ネ364はシフトレバー356を逆歯車に移動させない
ようにする。逆にシフトされるべきトランスミッション
のために、バネ364は以下に説明されるようにハンド
ル254aを使用して克服されなければならない。バネ
364およびアクチュエータ360はトグル404が前
方向位置にひっくり返されたとき、アクチュエータ36
0は鋸220のシフトレバー356を15ft/min
(4.6m/min)の切断速度に対応する位置まで動
かすように選択される。
【0124】ケーブル361は捩じりハンドル254a
およびシフトレバー356に取り付けられる。ケーブル
および取り付けはケーブルがシフタ356およびアーム
362をどちらかの方向に押すまたは引っ張ることを許
容するのに十分剛性であり、シフタ356を逆に引っ張
るのに十分遠くまで延在する。このように、鋸220の
速度はハンドル254aによって手動で制御され得る。
【0125】上の情報があれば、当業者は固定速度トラ
ンスミッションをモータに接続して、鋸220がコンク
リート230の表面を横切って推進される速度を、モー
タの速度を直接操作することによって、かつトランスミ
ッションの速度をモータのスロットル制御を介して間接
的に操作することによって変えることが可能であること
もまた考えられる。
【0126】助力を向けるための部分ブレーキ243は
ブレード246および切り込まれている溝238と反対
の車軸の側面上で車軸352に接続される。このブレー
キは圧縮ブロック247a、bおよびアクチュエータケ
ーブル249を含む。圧縮ブロック247a、bは半円
状の切り込みを有する金属片であり、それはブロックが
お互いに抗して閉じられた場合、円状のボアを形成す
る。ブロック247a、bはスリーブ245のあたりに
装着され、以下に説明されるようにアクチュエータケー
ブル249によって一体に引っ張られて、スリーブ25
3上で閉じる。ケーブル249は一方のブロック247
aを通過し、他方の247bに取り付けられる。アクチ
ュエータケーブル249の他方の端部は上に説明された
ように制御パネル234上のハンドル254bに取り付
けられたグリップ256に接続される。グリップ256
が締めつけられない場合、アクチュエータケーブル24
9はブロック247a、bがお互いに接触しないように
十分長い。グリップ256が締めつけられた場合、ケー
ブル249はスリーブ253に抗してブロック247
a、bを一緒に引っ張る。
【0127】コンクリート230に溝238を切り込む
ことが所望される場合は、鋸220はそれを第1および
第2の組の車輪240、241上で転がすことによって
所定位置に動かされる。切断鋸は整列ガイド370を使
用して切断されるべき所望の線と整列される。ストップ
374に対して非使用位置にあるべきガイド370は、
ガイド370に接続されたアクチュエータ376と係合
することによって下げられる。ガイド370はコンクリ
ート230の表面の真上に載るようになるまで枢支さ
れ、ローラサイト372は切断されるべき線に沿って置
かれる。モータ222はイグニションスイッチ389を
回すことによって始動され、スキッドプレート242は
オペレータがトグルボタン401を押した場合に第2の
組の車輪241が引っ込められたときにコンクリート2
30の表面に向けて下げられる。このときトランスミッ
ション346はその中立位置にあり、かつ鋸220は動
いていないが、切断ブレード246は回転しているであ
ろう。第2の組の車輪241は引っ込められるので、鋸
220は後部車軸224を中心に枢支し、スキッドプレ
ート242が弧を描いて一般に水平なコンクリート表面
230に接近することを引き起こし、この弧は通常スキ
ッドプレート242の後部をスキッドプレート242の
前部が表面に接触する前に表面230と接触するように
させる。代替的に、スキッドプレート242は完全に水
平な態様で表面と接触し得る。スキッドプレート242
の前端縁262がまずコンクリート表面230と接触す
れば、コンクリート表面は切断ブレード246が下げら
れたときスキッドプレート242の前端縁によって抉ら
れかつ裂かれるであろう。
【0128】例示されるコンクリート鋸220におい
て、スキッドプレートは前端縁262に接続されたシャ
フト284のスロット316を後端縁262に接続され
たシャフト284のスロットより短くすることによっ
て、後端縁264が前端縁262よりコンクリート23
0の表面に近くなるようにスキッドプレート242は傾
斜される。したがって、スキッドプレート242は、切
断ブレード246が下げられたとき、スキッドプレート
の後端縁264がまずコンクリート230の表面に接触
するように再び傾斜されるであろう。もしコンクリート
鋸220が枢支しなければ、スキッドプレート242は
傾斜してもよいし、またはコンクリート230の表面に
対して水平であってもよいことが考えられる、なぜなら
コンクリート鋸220が真っ直ぐ下に下がったとき、こ
れらのスキッドプレート配列のいずれかはコンクリート
表面の抉れを妨げるであろうからである。
【0129】スキッドプレート242がコンクリート2
30の表面と係合していない場合、コンクリート230
の表面に最も近い切断ブレード246の端縁より下にあ
ることもまたスキッドプレート242にとって望まし
い。この態様において、スキッドプレート242が切断
ブレード246がコンクリート230の表面と接触する
ように下げられた場合、スキッドプレートは切断ブレー
ド246より前に好ましくはコンクリートの表面と接触
するであろう。この態様において、スキッドプレート2
42は切断が始まるとき切断されるべき領域の周りのコ
ンクリート230の表面を既に支持しており、切断され
ている溝238は磨損しないであろう。これはシャフト
284の長さを調整することによって、かつ第1の実施
例およびスキッドプレート42に関して論じられたよう
にバネ320の圧縮を調整することによって達成され得
る。
【0130】スキッドプレート242はコンクリート2
30の表面と接触するように下げられ、それから第2の
組の車輪241は切断ブレード246がスキッドプレー
ト242のスロット268を通ってコンクリート表面2
30まで移動するまでさらに引っ込められる。切断ブレ
ード246はその最も低い点まで下げられ、それは切断
ブレードが約1.25ないし1.375インチ(3.2
ないし3.5cm)の深さまでコンクリート230の表
面と係合する点であるが、1.1825インチの公称深
さもまた適当であると考えられる。
【0131】切断ブレード246が切断する正確な深
さ、かつゆえに切断されている溝238の深さは、ブレ
ード246がコンクリート表面230に抗して付勢され
る力および鋸220の速度に依存する。
【0132】ブレード246に加えられる下方向の力
は、切断鋸220の重心を第1の組の車輪240を接続
する車軸にわたって主に置くことによって制御される。
切断鋸220の重心はしかしながら僅かにずれされて、
予め定められた力をスキッドプレート242に加える。
ずれの量は切断されるべきコンクリートの堅さに依存し
て変化し得る。コンクリートの表面から約24インチの
高さから落とされた場合に約5.75ポンドの重みがあ
り、1.125インチの直径を有する鋼ロッドが、ロッ
ドの平坦な端部で約.5インチ(1.27cm)のギザ
ギザを作るような堅さを有する湿ったコンクリートに対
して、そのずれは約4ポンドの力に対する力がブレード
246に対して加えられ、かつ約1psi以下の力がス
キッドプレート242によって加えられるようなもので
ある。このように、鋸220の重さは後部車軸224に
わたって実質的に平衡が保たれるが、切断ブレード24
6およびスキッドプレート242に対して予め定められ
た力を加えるのに十分な量だけずらされる。この力は切
断されるべきコンクリートの堅さと共に変化し、より堅
いコンクリートでは増大する。
【0133】10インチの直径ブレード246を有する
1 3/16インチ(1.1875インチまたは3c
m)の公称切断深さに対して、ブレード246をコンク
リートに付勢する力は、浮動スキッドプレート242を
コンクリート230に抗して付勢するバネ230を圧縮
するために必要とされる力に加えて、約4ポンドである
と考えられる。これはロッドのギザギザが約.5インチ
である湿ったコンクリートについてそうである。より堅
い骨材を有する湿ったコンクリートに対して、切断ブレ
ード246に対する約5ポンドの力が適当であると考え
られる。
【0134】何らかの大きな堅い骨材にあたったときの
ように、ブレード246がコンクリート230から上昇
したとき、バネ230は鋸220を介してブレード24
6に回復力を加え、ブレードをコンクリートに戻すよう
に付勢する。プレート246が15/16インチ(.9
375インチまたは2.38cm)の深さまで上昇した
場合、ブレード242に対する下方向の力は、ロッドの
ギザギザが約.5インチである湿ったコンクリートでは
約6ポンドであると考えられる。約4−5 1b/in
のバネ定数が湿ったコンクリートに対するバネ320の
各々に適当であると考えられる。
【0135】もしブレード246の直径が9インチ(2
2.9cm)であれば、約4ポンドのブレード246に
対する下方向の力が適当であると考えられる。8インチ
(20.3cm)直径のブレード246に対して、約
3.7ポンドのブレード246に対する下方向の力が適
当であると考えられる。バネ定数およびブレード246
に対する下方向の力は線形に変化すると考えられる。こ
れらの力およびバネ定数は現行の最も良い概算であり、
まだ実験的に実証されていない。
【0136】ブレード246およびスキッドプレート2
42によって加えられる力は、車軸244がフレーム2
24の中心に向けて装着された場合、第1の組の車輪2
40の車軸244から適当にずれた点でモータ222の
装着場所を選択することによって、1つの方法において
調整され得る。代替的に、この力は第1の組の車輪24
0をフレーム224の後部により近く、かつ切断ブレー
ド246から離れた位置に装着し、その上でこれらの車
輪が回転する車軸244の後部のモータ222を動かす
ことによって調整され得る。部品の場所をシフトするこ
とよりもむしろ、平衡重量の付加もまたブレード246
およびスキッドプレート242上の力を変えるために使
用され得る。異なった直径の切断ブレード246が使用
されたときにスキッドプレート242によって加えられ
た力を調整するために、モータ222は車軸244に対
して動かされてもよいし、車軸244はフレーム224
に対して動かされてもよいし、または平衡重量が加えら
れてもよい。
【0137】例示されるように、鋸220の重量の大半
は、それは総量で約200−250ポンドであると考え
られるが、後部車軸244にわたって中心を置かれる。
鋸220は切断中第2の組の車輪241に対して約10
ポンドの力を、切断中スキッドプレート242に対して
19−20ポンドの力を、10−インチブレード246
で1.1875インチの切断深さのために切断ブレード
246に対して約4ポンドの力を加えるように平衡が保
たれる。鋸ブレード246は公称切断深さのあたりで浮
動し、より柔らかいコンクリートではより深く沈み、よ
り堅いコンクリートでは、または大きいまたは堅い骨材
に遭遇した場合には僅かに上昇する。鋸ブレード246
に対する力はこのように切断中僅かに変化する。
【0138】スキッドプレート242は大きさが約19
平方インチであり、その結果スキッドプレート242に
よってコンクリート230に対して加えられる約1ps
i以下の圧力が存在する。コンクリートの表面から約2
4インチの高さから落とされた場合に、約5.75ポン
ドの重さがあり、1.125インチの直径を有する鋼ロ
ッドが、ロッドの平坦な端部で約.5インチ(1.27
cm)のギザギザを作るような堅さを有する湿ったコン
クリートを切断するために、重量分配はスキッドプレー
ト242に対する力が.5psiより小さくないし、
1.25psiより大きくないようにされ、約.8−
1.0psiの圧力が好ましい。スキッドプレート24
2上の低い圧力はスキッドプレートが湿ったコンクリー
トの中に沈むまたはそれが湿っている場合にコンクリー
ト表面230を掘るまたは粉砕することを妨げるのを助
ける。1200psiより堅いコンクリートが切断され
る場合、十分な支持が切断された溝238の磨損を防ぐ
ために与えられる一方で、スキッドプレートによってコ
ンクリート表面230に受け入れられない印がつくこと
を回避する限り、より小さなスキッドプレートが使用さ
れ得る。
【0139】切断ブレード246に対するスキッドプレ
ート242のこの重量分配および独立した動きは、ブレ
ード246が何らかの大きな骨材にあたった場合に、切
断ブレード246が上方向に、コンクリート表面230
から離れて移動することを許容し、一方スキッドプレー
ト242は磨損を抑制するためにコンクリート表面23
0との接触を維持する。
【0140】有利に、切断中コンクリート表面230上
で鋸を可動式に支持する鋸220の部分の大きさは、コ
ンクリート上の鋸を支持する部分がコンクリートに1/
16インチ(.159cm)より大きい永久的なギザギ
ザを残さないように寸法決めされる。鋸220はコンク
リートがコンクリートの表面から約24インチの高さか
ら落とされた場合に、約5.75ポンドの重さを有し、
1.125インチの直径を有する鋼ロッドが、ロッドの
平坦な端部で約.5インチ(1.27cm)のギザギザ
を作るような堅さを有する場合に、磨損することなく溝
238を切断するのに適当であると考えられる。支持部
分は主に車輪240を含み、かつ必要であれば車輪24
1を含む。より少ない程度に、スキッドプレートが予め
定められた力でコンクリート230に抗して付勢される
ときに支持部分はまたスキッドプレート242であると
も考えられ、その程度まで鋸220の一部分を支持する
のを助ける。
【0141】鋸220はロッドが1/32インチ以下の
ギザギザを作る場合のように、磨損することなくより堅
いコンクリートに溝238を切り込むのに適当であると
考えられる。好ましくは、鋸220はコンクリート23
0がひび割れる前に使用される。鋸220はより堅いコ
ンクリートを切断するために使用されるので、切断ブレ
ード246に対する下方向の力は増大される必要があ
り、一方スキッドプレート242に対する力は、十分な
力が溝に隣接するコンクリートに支持を維持するために
加えられて、切り込まれた溝のところでコンクリートの
磨損を抑制する限り、低減され得る。
【0142】一旦切断ブレード246がコンクリート表
面にあれば、オペレータは溝238を切り込み始めるこ
とが可能である。鋸220は手動で押すことが可能であ
るが、駆動メカニズム344が使用されることが好まし
い。駆動メカニズム344はより均一な速度で鋸220
を駆動し、ひいては切断された溝238により少ないば
らつきを生じさせる。
【0143】オペレータが第2の組の車輪アクチュエー
タおよび駆動トグル401と係合し、切断ブレード24
6がコンクリート230の表面まで下がるように第2の
組の車輪241を持ち上げるのと同時に、動力はマイク
ロスイッチ285、かつゆえにアクチュエータ360に
伝えられる。切断ブレード246がコンクリート230
まで下がったとき、その中立位置で始まったマイクロス
イッチ285ローラは、スイッチ285によって負の電
圧がモータ363に送られるようにカム281の持ち上
げられた部分まで移動する。しかしながら、モータ36
3はその完全に延在された位置にあり、かつ負の電圧は
その延在を変化させない。ブレード246はスキッドプ
レート242に接近し続けるので、スイッチ285はカ
ム281のもう1つの持ち上げられた部分に移動し、そ
れはさらにスイッチ285を圧縮し、正の電圧がアクチ
ュエータモータ363に送られることを引き起こし、ト
ランスミッション346が鋸220を前方向に推進する
ように、アクチュエータ360がシフトレバー356を
引っ込めかつ動かすことを引き起こす。ブレード246
がその所望の切断深さに到達するとき、スイッチ285
上のローラは最も高いカムから中立位置まで落ちる。こ
のように切断ブレード246が完全に下げられたとき、
ローラは高いカム隆起より上に移動し、ローラがスイッ
チ285が中立である位置にある最終位置に落ち着く。
この位置は鋸220が好ましくは15ft/min
(4.6m/min)の予め設定された速度で前方向に
動いている位置に対応する。オペレータはシフタ356
をより遅いトランスミッション設定に向けて引っ張るた
めにハンドル254を捩じることによって鋸220をス
ローダウンすることが可能である。
【0144】ベルト332でモータ222に接続される
切断ブレード246は、切断ブレードの前切断端縁32
6がコンクリート230の表面から外に移動するよう
に、湿ったコンクリートを切断する場合には好ましくは
反時計回りの動きで回転する。言い換えれば、切断ブレ
ード246は湿ったコンクリートを切断している場合に
は、その前方向のコンクリート鋸220の動きを妨げる
ように動く。この態様で、切断ブレード246はコンク
リートを除去し、それを切断セグメント331のスロッ
トにおいて表面にもたらし、そこでそれはスキッドプレ
ート242の側面236上に堆積される。
【0145】上述のように、切断ブレード246はそれ
がコンクリート表面230で遭遇する骨材から離れて上
方向に移動することを許容される。これが所望されるの
は、切断されているコンクリート230が湿っている場
合に、この鋸220を使用する場合に望ましいように、
コンクリート中の骨材が切断ブレード246によって粉
砕され、押し出され、かつゆえにコンクリートの一体性
を破壊し、コンクリートの磨損を結果として生じる可能
性があるからである。ブレード246が移動することを
許容することは、骨材に対する衝撃を弱め、かつコンク
リート表面230に対する損傷を低減する。しかしなが
ら、切断ブレード246がそれが遭遇し得る任意の骨材
から離れてコンクリート表面230から出て移動するこ
とを許容される一方で、これは溝238が非均一の深さ
を有することを引き起こす傾向にある。1.25ないし
1.5インチ(3.2ないし3.8cm)の有利な切断
深さを維持するために、または1.1875インチの代
替の公称深さを維持するために、切断ブレード246は
始めに骨材から離れて上方向に移動することを許容さ
れ、その後それを通ってより下方向に切断するように骨
材に対して下方向に付勢される。浮動スキッドプレート
242はブレード246が動くときにコンクリート表面
230が支持されることを許容する。それによって鋸2
20がスローダウンする速度制御システムが与えられ
る。
【0146】ブレード246が骨材を切断することを可
能にするメカニズムは図21および図22に最もよく示
される。切断ブレード246が溝238を切断中であっ
て、一片の骨材に遭遇するとき、ブレード246はコン
クリート230を去るかのように上方向に移動する。こ
れが起こると、マイクロスイッチ285は最も高いカム
より上方向にブレード246およびハウジング296と
共に移動し、モータ263に負の電圧を送ってアクチュ
エータが延在し鋸220をスローダウンさせることを引
き起こす持ち上げられたカム位置まで動く。トランスミ
ッション236の速度はたとえ電圧が突然落ちたとして
も比較的ゆっくり変化するであろうが、これは一部には
液圧トランスミッション236の応答時間のためであ
り、また一部にはアクチュエータ360上のモータ36
3が24ボルトで動くように設定されているが、実際に
使用される電圧は約12ボルトであるからである。
【0147】鋸220がスローダウンした場合、切断ブ
レード246はそれが遭遇した骨材を切り通す時間を有
するであろう。ブレード246は骨材を切り通すので、
ブレードはコンクリート表面230に戻って降下し、マ
イクロスイッチ285のローラは、前に説明されたよう
に鋸220がスピードアップすることを引き起こす最も
高いカム位置にカム283に沿って戻るであろう。マイ
クロスイッチ285上のローラは鋸が繰返し骨材に遭遇
しかつそれを切り通すときに、鋸220がスピードアッ
プまたはスローダウンする位置の間を行きつ戻りつする
ことが予期される。この態様において、遭遇される骨材
は突然の衝撃によって押し出されず、しかも実質的に一
定の溝深さを維持するために切断され、すべては鋸22
0の移動速度を最大限にしながら行なわれる。
【0148】マイクロスイッチは電圧を増大または減少
させるための唯一の手段ではなく、かつゆえに切断ブレ
ード246がスキッドプレート242に対して移動する
ときに鋸220の移動速度を制御する唯一の手段ではな
い。線形ポテンショメータはスキッドプレート242
と、鋸ブレード246と共に移動する鋸220の一部と
の間に接続され得ると考えられる。線形ポテンショメー
タからの電圧はブレード246およびスキッドプレート
242の相対位置と共に継続的に変化し、その目的は鋸
220の速度を変化させるために使用され得る連続制御
信号を送ることであり、これは3つの離れた位置を有す
る上に説明されたマイクロスイッチ285と異なる。実
際、ボア298において付勢されたコイルは磁化された
シャフト284を取り囲み、上に述べられたように使用
するための線形ポテンショメータを形成することが可能
である。
【0149】ここに開示された内容を考えれば、速度制
御を実現化する様々な他の方法が当業者によって考案さ
れ得る。したがって切断ブレードとスキッドプレートと
の間の相対運動に応答する信号を発生するための様々な
手段が与えられる。より広く表現すると、スキッドプレ
ートと切断ブレードの動きと相関関係のあり得る鋸の部
分との間の相対運動を検出するために説明された様々な
方法があり、この検出された相対運動に応答して発生さ
れる信号は、切断ブレードがコンクリート表面230を
通って移動する速度を変化させるために使用され得る。
【0150】コンクリート鋸220による溝238の切
断は好ましくは注入後約2時間以内に、または鋸220
がコンクリート表面230に受容できないほどに印をつ
けることなくコンクリート表面230を横切って移動で
きるようなときに発生する。コンクリート230はまだ
湿っていて柔らかい間に好ましくは切断されるので、切
断ブレード246を取り囲むスロット268の大きさは
溝238の磨損を妨げるのに十分切断ブレードを取り囲
むコンクリート表面230に支持を与えるように設計さ
れなければならない。スキッドプレート242のスロッ
ト268の幅および長さは、米国特許第4,768,201 号で
論じられたように、湿ったコンクリートを切断する場合
切断された溝238の特性を決定する際に重要である。
切断セグメントの幅に対してスロット268の幅があま
りに広いと、スロット268に隣接するコンクリート表
面の磨損を引き起こすことが決定された。コンクリート
が固まるにつれ、スロット268と隣接する切断ブレー
ド246との間のより広い空間は磨損することなく収容
され得るが、切断する前にコンクリートのひび割れを有
する危険性もまたコンクリートがより堅くなるにつれて
増大する。スキッドプレート242の様々な局面の相対
的空間および設計はスキッドプレート42に関して上に
論じられたのと同一であり、ここで説明を繰返さない。
【0151】切断ブレード246は切断鋸20の一側面
に置かれるので、切断抵抗はコンクリート鋸がその上に
切断ブレードが装着される鋸の側面に向けて曲がってい
る経路に沿って移動することを引き起こすであろう。こ
の抵抗を補償するために、かつ鋸220を直線で移動さ
せるために、オペレータはブレーキブロック247a、
bを駆動車軸352上のスリーブ253に抗して押圧す
るグリップ256と係合することができる。ブレーキ2
43はスリーブ253が車軸352と共に回転するのを
中止することを引き起こすが、車軸352が回るのを止
めない。つまり、スリーブ253は車軸352上で滑
り、隣接する車輪240を駆動しない。このように切断
ブレード246の反対の鋸220の側面上の車輪に対す
る駆動は中止される。その上に切断ブレード246が置
かれている鋸220の側面229上の車輪のみが駆動さ
れているので、これは鋸220が切断ブレード246か
ら離れる方向に幾分回り始めることを引き起こし、かつ
ゆえにブレード抵抗を補償する。この態様で、オペレー
タは選択的にブレーキ243を係合させて、所望される
正確な切断線を維持することが可能である。このよう
に、鋸220を操作するために車輪の1つの回転を変え
るための手段が有利に設けられる。
【0152】装置の配列およびその方法についての上述
の説明はこの発明の原理の適用を例示するにすぎず、他
の多くの実施例および修正がこの発明の精神および範囲
から逸脱することなく行なわれ得ることが理解されるで
あろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】動作中のコンクリート鋸の斜視図である。
【図2】スキッドプレート支持の分解された斜視図であ
る。
【図3】スキッドプレートの底斜視図である。
【図4】駆動メカニズムおよび様々な車輪を概略的に例
示するコンクリート鋸の側面図である。
【図5】ブレードハウジング、切断ブレード、および支
持を有するスキッドプレートの切離し図である。
【図6】スキッドプレート、コンクリートガード、荷重
支え部材、および装着部材の斜視図である。
【図7】スキッドプレートが曲がることを妨げる代替の
方法を示すスキッドプレートの斜視図である。
【図8】スキッドプレートが曲がることを妨げる代替の
方法を示すスキッドプレートの斜視図である。
【図9】コンクリート表面に入る直前の切断ブレードを
示すブレードハウジングおよびスキッドプレートの部分
側面図である。
【図10】コンクリート表面に入った後の切断ブレード
を示すブレードハウジングおよびスキッドプレートの部
分側面図である。
【図11】鋸が前方向に駆動され、かつ溝を切り込んで
いるときの鋸の位置を概略的に例示するコンクリート鋸
の側面図である。
【図12】コンクリート鋸の代替の実施例の斜視図であ
る。
【図13】2組の車輪、トランスミッション、モータお
よび制御パネルを概略的に示すコンクリート鋸の代替の
実施例の側面図である。
【図14】コンクリート鋸の代替の実施例の側面図であ
る。
【図15】コンクリート鋸の代替の実施例の他の側面図
である。
【図16】代替のコンクリート鋸のコンクリート切断ブ
レード、スキッドプレートおよびブレードハウジングの
分解図である。
【図17】コンクリート鋸の代替の実施例のトランスミ
ッション駆動を例示する概略図である。
【図18】制御パネルの斜視図である。
【図19】代替の実施例の切断駆動シャフトと係合する
ためのピンを示す部分側面図である。
【図20】代替の実施例の切断駆動シャフトと係合して
いるときのピンを示す部分側面図である。
【図21】マイクロスイッチトランスミッション制御の
部分および接続を例示するブロック図である。
【図22】スキッドプレート、ブレードハウジングおよ
びマイクロスイッチの前面図である。
【符号の説明】
20 コンクリート鋸 30 コンクリート表面 38 溝 42 スキッドプレート 46 切断ブレード 48 車軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 592247931 アラン・レイ・チウミナッタ ALAN RAY CHIUMINATT A アメリカ合衆国、92504 カリフォルニア 州、リバーサイド、マリポーサ・アベニ ュ、16862 (72)発明者 エドワード・アール・チウミナッタ アメリカ合衆国、92504 カリフォルニア 州、リバーサイド、エベレット、16405 (72)発明者 アラン・レイ・チウミナッタ アメリカ合衆国、92504 カリフォルニア 州、リバーサイド、マリポーサ・アベニ ュ、16862

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート鋸と共に使用するためのス
    キッドプレートアセンブリであって、コンクリート表面
    に鋸がその上を移動するときに溝を切り込む前切断端縁
    を有する回転切断ブレードを有し、 スキッドプレートと、 スキッドプレートが周期的に取り替えられるように、コ
    ンクリート鋸に解除可能に固定されるように構成された
    スキッドプレート上の第1の装着部分と、さらにそれを
    介して切断ブレードが切断中に延在するスロットを有す
    る平坦支持部分とを含み、支持部分は切断中支持部分が
    ブレードの少なくとも前切断端縁に隣接するコンクリー
    トの表面を支持して、ブレードが切断中コンクリートの
    表面の一部分を横切って移動するときに回転ブレードに
    よって切り込まれる溝の端縁の磨損を抑制するように第
    1の装着部分から垂下する、スキッドプレートアセンブ
    リ。
  2. 【請求項2】 スロットは切断中ブレードの少なくとも
    切断端縁に隣接して実質的に均一の幅を有し、その幅は
    切断中ブレードの切断端縁に隣接する支持部分の厚さの
    1.0倍と1.25倍との間である、請求項1に記載の
    スキッドプレートアセンブリ。
  3. 【請求項3】 スキッドプレートは支持部分に接続さ
    れ、スキッドプレートが周期的に取り替えられるように
    コンクリート鋸に解除可能に固定されるように構成され
    た第2の装着部分をさらに含む、請求項1に記載のスキ
    ッドプレートアセンブリ。
  4. 【請求項4】 スロットはスキッドプレートで終結する
    閉じられた前端部および後端部を有し、スロットは切断
    中ブレードの切断端縁に隣接して.118と.13イン
    チとの間の幅を有し、かつ切断中ブレードの切断端縁に
    隣接する支持部分は約.1インチの厚さを有する、請求
    項1に記載のスキッドプレートアセンブリ。
  5. 【請求項5】 スロットは実質的に均一の幅であり、切
    断中スロットを介して延在する鋸ブレードの直径の少な
    くとも半分に対応する距離の間延在する、請求項1ない
    し3のいずれか1つに記載のスキッドプレートアセンブ
    リ。
  6. 【請求項6】 スキッドプレートを鋸に固定するための
    スキッドプレートの各端部に隣接する回転可能な接続を
    さらに含み、回転可能な接続は各接続が支持部分が切断
    中コンクリート表面を支持することを許容するように、
    切断中それを中心に切断ブレードが回転する第1の軸に
    実質的に平行な軸を中心にスキッドプレートが回転する
    ことを許容するように配向される、請求項1に記載のス
    キッドプレートアセンブリ。
  7. 【請求項7】 回転可能な接続の各々は第1および第2
    のヨーク部材によって形成される一般にU形状を有する
    ヨークを含み、ヨーク部材はそれを介してファスナが挿
    入されてスキッドプレートを鋸に固定することが可能な
    同軸の開口部を各々有する、請求項6に記載のスキッド
    プレートアセンブリ。
  8. 【請求項8】 一方のヨークの開口部は円状の穴を含
    み、かつ他方のヨークの開口部はスロットを含む、請求
    項7に記載のスキッドプレートアセンブリ。
  9. 【請求項9】 回転可能な接続の一方はスキッドプレー
    トがスキッドプレートの長さに沿って一般に移動すると
    ともに回転することを許容するように構成される、請求
    項6に記載のスキッドプレートアセンブリ。
  10. 【請求項10】 第1および第2の装着部分と連通し
    て、お互いに対して予め定められた位置をとるようにそ
    れらを付勢する荷重支え部材をさらに含む、請求項3に
    記載のスキッドプレートアセンブリ。
  11. 【請求項11】 支持部分はもしスキッドプレートが鋸
    上に設置されれば、しかしスキッドプレートが切断のた
    めにコンクリート表面と接触して置かれる前に切断され
    るべきコンクリート表面に向かうであろう方向に曲げら
    れる、請求項1に記載のスキッドプレートアセンブリ。
  12. 【請求項12】 支持部分はもしスキッドプレートがコ
    ンクリートを切断する際に使用するために鋸上に設置さ
    れれば、しかしスキッドプレートが切断のためにコンク
    リート表面と接触して置かれる前にコンクリート表面か
    ら離れるであろう方向に曲げられる、請求項1に記載の
    スキッドプレートアセンブリ。
  13. 【請求項13】 荷重支え部材はスキッドプレートが切
    断のために表面に抗して静止していない場合に支持部分
    を変形させ、かつ支持部分はスキッドプレートが鋸上に
    設置され、コンクリートを切断するために使用される場
    合に実質的に平坦である、請求項10に記載のスキッド
    プレートアセンブリ。
  14. 【請求項14】 荷重支え部材は第1および第2の装着
    部分の相対的な位置がスキッドプレートが鋸上に設置さ
    れる場合であって、支持部分が切断されるべき表面と接
    触する前に切断されるべき表面に向けて変形するよう
    に、お互いに向けて移動することを引き起こす、請求項
    12に記載のスキッドプレートアセンブリ。
  15. 【請求項15】 支持部分の変形はスキッドプレートが
    鋸上に設置される場合であって、支持部分が切断される
    べき表面と接触する前に、支持部分の中央が切断される
    べき表面から離れる方向に延在することを引き起こす、
    請求項12に記載のスキッドプレートアセンブリ。
  16. 【請求項16】 ブレードによって切断された溝の端縁
    の磨損を抑制するように、切断ブレードの十分な部分に
    隣接する実質的に平坦な位置に支持部分を付勢するため
    の手段をさらに含む、請求項1に記載のスキッドプレー
    トアセンブリ。
  17. 【請求項17】 コンクリート鋸であって、コンクリー
    ト表面に鋸がその上を移動するときに溝を切り込むため
    の前切断端縁を有する回転切断ブレードを有し、 モータによって駆動される回転切断ブレードを含み、そ
    の双方はフレーム上に装着され、 フレームに接続され、切断されるべき表面上で可動式に
    鋸を支持する少なくとも1つの車輪と、 鋸から垂下して、切断中切断ブレードに隣接するコンク
    リート表面を支持するスキッドプレートとを含み、スキ
    ッドプレートはそれを介して回転切断ブレードが延在し
    てコンクリートを切断するスロットを含み、スキッドプ
    レートは切断ブレードが切断中コンクリート表面から部
    分的に上昇したときでさえも、溝に隣接するコンクリー
    ト表面の磨損を抑制するように、切断ブレードの十分な
    部分に沿ってコンクリート表面の支持をスキッドプレー
    トが維持するように、鋸に対して可動式に装着され、か
    つコンクリート表面に向かって弾力性をもって付勢され
    る、コンクリート鋸。
  18. 【請求項18】 モータと連通するトランスミッション
    をさらに含み、少なくとも前記車輪は切断中コンクリー
    ト表面を横断して鋸を推進する、請求項17に記載の
    鋸。
  19. 【請求項19】 切断ブレードの位置に対するスキッド
    プレートの動きを検知し、相対的な位置に応答して電気
    信号を発生するための手段をさらに含む、請求項17ま
    たは請求項18に記載の鋸。
  20. 【請求項20】 切断中に予め定められた力でコンクリ
    ート表面に抗して鋸が弾力性をもって付勢され、鋸を安
    定化させるのを助けるように鋸に可動式に装着された転
    がり支持をさらに含む、請求項17に記載の鋸。
  21. 【請求項21】 スキッドプレートの両端部と連通し
    て、お互いに対して予め定められた位置をとるようにそ
    れらを付勢する荷重支え部材をさらに含む、請求項17
    に記載の鋸。
  22. 【請求項22】 フレームに接続されて切断されるべき
    表面上で鋸を可動式に支持する2つの車輪を含み、前記
    2つの車輪は共通車軸によって接続され、鋸の重心は車
    軸を中心に実質的に平衡を保たれるが、鋸の縦方向軸に
    沿って切断ブレードに予め定められた力を加え、ブレー
    ドをコンクリートに付勢するのに十分な量だけそれから
    僅かにずれる、請求項17に記載の鋸。
  23. 【請求項23】 鋸の重心は切断ブレードをコンクリー
    トの方向に付勢する力が切断される溝の公称切断深さが
    1.1875インチである場合に約4ポンドであるよう
    にずらされる、請求項17に記載の鋸。
  24. 【請求項24】 鋸の重心は結果としてスキッドプレー
    トが切断される溝の磨損を妨げるのに十分であるが、切
    断中コンクリート表面と接触するスキッドプレートのそ
    の部分に対して平方インチ当り1ポンドを超えない圧力
    を加えることをもたらす量だけずらされる、請求項17
    に記載の鋸。
  25. 【請求項25】 スキッドプレートは請求項1ないし請
    求項16のいずれか1つに記載される、請求項17に記
    載の鋸。
  26. 【請求項26】 コンクリート鋸のためのスキッドプレ
    ートを支持する方法であって、コンクリート鋸は鋸がコ
    ンクリート表面に溝を切断するために表面の一部分を横
    断するときに第1の軸を中心に回転する回転切断ブレー
    ドで溝を切り込み、 磨損を抑制するために切断中溝に隣接するコンクリート
    表面を支持するのに十分な距離鋸からスキッドプレート
    の支持部分を垂下するステップと、 それを介して切断ブレードが切断中延在するスロットを
    垂下する支持部分に形成するステップとを含み、スロッ
    トは溝の磨損を抑制するように切断ブレードに対して構
    成され、さらに磨損を抑制するために切断中支持部分が
    移動することを許容するために、切断中それを中心に切
    断ブレードが回転する第1の軸に実質的に平行な軸を中
    心にスキッドプレートが回転することを許容するよう
    に、スキッドプレートの各端部を鋸に回転可能に装着す
    るステップを含む、方法。
  27. 【請求項27】 スキッドプレートの一方の端部を、ス
    キッドプレートのその端部がスキッドプレートの長さに
    沿う軸に沿って移動するとともに回転することを許容す
    るように鋸に摺動可能に接続するステップをさらに含
    む、請求項26に記載の方法。
JP4321981A 1992-02-14 1992-12-01 スキッドプレートアセンブリ、コンクリート鋸およびスキッドプレートを支持するための方法 Expired - Lifetime JP2859502B2 (ja)

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