JPH0665870A - 染料混合物で皮革を染色する方法 - Google Patents

染料混合物で皮革を染色する方法

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JPH0665870A
JPH0665870A JP5159835A JP15983593A JPH0665870A JP H0665870 A JPH0665870 A JP H0665870A JP 5159835 A JP5159835 A JP 5159835A JP 15983593 A JP15983593 A JP 15983593A JP H0665870 A JPH0665870 A JP H0665870A
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Alois Puentener
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    • D06P3/00Special processes of dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the material treated
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    • D06P3/32Material containing basic nitrogen containing amide groups leather skins
    • D06P3/3206Material containing basic nitrogen containing amide groups leather skins using acid dyes
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一方が2乃至8個のスルホ基を有し、他方が
3乃至7個のスルホ基を有している少なくとも2種の、
金属を含有しない染料を含む混合物(その混合物はスル
ホ基2個を有する染料を多くとも1種を含有している)
を皮革の染色、特に三色法染色に使用する。 【効果】 皮革をこの染料混合物で鮮明な色相に染色で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は染料混合物で皮革を染色する方
法、特に皮革を三色法で染色する方法ならびにこの方法
で染色された皮革に関する。皮革を三色法染色を含む染
料混合物で染色する方法はすでに公知でありそしてきわ
めて首尾よく実用に供されている。しかしながら、公知
染料混合物は明色相での染色に対する適合性に限界があ
り、公知の染料混合物を使用しては明色相で皮革を三色
法染色することはこれまで不可能であった。この理由
は、三色法染色の場合、異る濃度でも色相の一定な再現
性ある染色を行うためには均一なカラービルド・アップ
性を保証することが必要であり、このため使用される染
料間の相溶性に特別な必要条件が存在するからである。
しかもそれらの必要条件は皮革の起源出所の異なるごと
にまた前処理の異なるごとにそれぞれ満足されなければ
ならないのである。
【0002】したがって、本発明の目的は明るい色相で
の染色を可能にする染料混合物による皮革の染色法を提
供することである。さらに、明色相での皮革の三色法染
色を可能にするために特に適当な染料混合物を提供する
ことである。これらの目的は以下に記載する本発明によ
って達成される。すなわち、本発明は染料混合物で皮革
を染色する方法に関し、そして本発明の方法は、一方が
2乃至8個のスルホ基を有しそして他方が3乃至7個の
スルホ基を有している少なくとも2種の、金属を含有し
ない染料を含む混合物を使用し、その混合物はスルホ基
2個を有する染料を多くとも1種を含有している染料混
合物で皮革を染色する方法である。本発明の方法の好ま
しい実施態様においては、下記(a)、(b)、(c)
からなる群から選択された少なくとも2種の染料が使用
される。
【0003】(a) 式
【化18】
【0004】〔式中、R1 とR2 は互いに独立的に水
素、C1 −C4 アルキルまたはC1 −C4 アルコキシ、
3 とR4 は互いに独立的にC1 −C4 アルキルまたは
1 −C4 アルコキシ、Xはハロゲンまたは式
【化19】 (式中のフェニル基は未置換あるいはC1 −C4 アルキ
ルまたはC1 −C4 アルコキシによって置換されてい
る)の基を意味する〕の黄染料、
【0005】(b) 式
【化20】
【0006】〔式中、R5 とR6 は互いに独立的に水
素、C1 −C4 アルキルまたはC1 −C4 アルコキシ、
Xはハロゲンまたは式
【化21】 (式中のフェニル基は未置換あるいはC1 −C4 アルキ
ルまたはC1 −C4 アルコキシによって置換されてい
る)の基を意味する〕の赤染料、または式
【化22】
【0007】〔式中、X2 とX3 は互いに独立的にハロ
ゲンまたは式
【化23】 (式中のフェニル基は未置換あるいはC1 −C4 アルキ
ルまたはC1 −C4 アルコキシによって置換されてい
る)の基を意味し、R7 は水素、C1 −C4 アルキルま
たはC1 −C4 アルコキシ、そしてmは1または2の数
である〕の赤染料、
【0008】(c) 式
【化24】
【0009】〔式中、nは3または4の数、R8 とR9
は互いに独立的に水素またはC1 −C4 アルキル、Yと
1 は互いに独立的に水素、ハロゲン、C1 −C4 アル
キル、C1 −C4アルコキシ、フェニルまたはフェノキ
シを意味する(ただし、フェニルとフェノキシ中のフェ
ニル基はC1 −C4 アルキルまたはC1 −C4 アルコキ
シによって置換されていてもよい)〕の青染料。
【0010】アルキル基は直鎖状または分枝状でありう
る。したがって、適当なC1 −C4アルキルの例はメチ
ル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、イソブチル、 sec−ブチル、tert−ブチルなどであ
る。もちろん、メチルとエチルが好ましい。ハロゲンは
フッ素、臭素、ヨウ素または塩素であり、特に塩素が好
ましい。適当なアルコキシ基の例はメトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソ
ブトキシ、tert−ブトキシなどであり、メトキシとエト
キシが好ましい。
【0011】好ましくは、式(1)の黄染料、式(2)
または(2a)の赤染料、式(3)の青染料を含有する
染料混合物が本発明の方法によって三色法染色のために
使用される。式(1)の染料において、R1 は好ましく
はR2 と同じ意味を有する。特に好ましくは、R1 とR
2 は共に水素、メチルまたはメトキシを意味する。とり
わけ水素が好ましい。さらに、式中の両スルホ基がアゾ
基に対してm−位置に存在している式(1)の黄染料を
使用するのが好ましい。式(1)の染料中のXは特に塩
素そしてさらに特にフェニルアミノである。
【0012】本発明の方法の特に好ましい実施態様にお
いては、下記式の黄染料が使用される。
【化25】
【0013】さらに、本発明の方法の好ましい実施態様
においては、R5 がR6 と同じ意味を有し、好ましくは
両者が水素、メチルまたはメトキシ、特にメトキシであ
る式(2)の赤染料が使用される。さらに、式中の両方
のスルホ基がアゾ基に対してo−位置に存在している式
(2)の赤染料を使用するのが好ましい。X1 は好まし
くは未置換のフェニルアミノまたはメチル、エチル、メ
トキシまたはエトキシによって置換されたフェニルアミ
ノである。特に好ましくは、X1はメトキシフェニルア
ミノである。さらに、本発明の方法の好ましい実施態様
においては、R7 が水素である式(2)の赤染料が使用
される。さらに、2つのトリアジンアミノ基がp−位置
でR7 −置換フェニレン基に結合している式(2a)の
赤染料を使用するのが好ましい。好ましくは、X2 とX
3 は同種であり、特に両者は塩素であり、そしてmは特
に2である。
【0014】本発明の方法の特に好ましい実施態様にお
いては下記式(5)または(5a)の赤染料が使用され
る。
【化26】
【0015】さらに、本発明の方法の好ましい実施態様
においては、R8 とR9 がそれぞれC1 −C2 アルキル
である式(3)の青染料が使用される。さらに、YとY
1 がそれぞれハロゲン、特に塩素である式(3)の青染
料、およびnが3である式(3)の青染料を使用するの
が好ましい。
【0016】本発明の方法の特に好ましい実施態様にお
いては、下記式の青染料が使用される。
【化27】
【0017】本発明による方法の特に好ましい実施態様
においては、式(4)の黄染料と式(5)の赤染料と式
(6)の青染料とを含有する染料混合物が三色法染色の
ために使用される。本発明の染色法においては、式
(1)、(2)、(2a)または(3)の染料に加え
て、さらに他の染料を使用することができる。これは、
たとえば、上記した染料によって得られる色よりも鈍色
または暗色である色相またはやや異なる色相が所望され
る場合に好都合である。好ましくは、使用される付加的
染料は2または3個のスルホ基を有する染料である。式
(1)、(2)、(2a)または(3)の染料との相容
性が良好であることから、付加的染料としては特に下記
に記載される染料が使用される。
【0018】下記式の褐色染料
【化28】 式中、pは1または2の数そしてqとrは互いに独立的
に0または1の数である。
【0019】下記式の褐色染料
【化29】
【0020】あるいは下記式の黒染料
【化30】
【0021】式中、R10とR11は互いに独立的に OH ま
たは NH2、Xは -NH- または -NHCO- 、qは0または1
の数である。
【0022】好ましく使用される付加的染料は、下記式
のいずれかの褐色染料
【化31】 又は
【化32】
【0023】または下記式の黒染料である。
【化33】 又は
【化34】
【0024】本発明による染料は陰イオン性であり、そ
の塩の形、特にアルカリ金属塩またはアンモニウム塩の
形で使用するのが有利である。適当なアルカリ金属塩の
例は特にリチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩であ
る。また、アンモニウム塩は、たとえば、C1 −C6
ルキルまたはヒドロキシ−C1 −C6 アルキル基によっ
て置換された有機アミンの塩をも意味するものと理解さ
れる。本発明の方法で使用される染料は公知であるかあ
るいはそれ自体公知の方法によって製造することができ
る。本発明の方法により染浴中で使用される染料の量は
所望される色の深さにより決定され、広い範囲で選択す
ることができる。一般的には、染色されるべき皮革の重
量を基準にして、0.1乃至10重量%、好ましくは
0.5乃至4重量%の量の染料が使用される。
【0025】水と染料のほかに、染浴はさらに添加剤を
含有することができる。たとえば、所望pH値に調整する
ための酸、塩基または塩のごとき添加物および染色助剤
たとえば湿潤剤、加脂剤、色濃化剤、均染剤、浸透促進
剤及び/又は泡防止剤を含有することができる。本発明
の方法は特定の種類の皮革に限定されず、各種の皮革、
たとえば、クロム皮革、再鞣し皮革、又は羊、牛又は豚
のベロア皮革などに適用しうるという大きな利点を有し
ている。染色は好ましくは吸尽法により、たとえば、
1.5:1乃至20:1、好ましくは2:1乃至10:
1の浴比かつ20乃至100℃、好ましくは30乃至6
0℃の温度で実施される。所望または必要な場合には、
皮革に前処理たとえば中和処理あるいは縮充(filling)
の処理を施すことができる。
【0026】染色時間は皮革の種類ならびに所望される
色の深さによる。ただし、一般的には30乃至180分
間の範囲である。染色後、皮革を洗浄して常法により仕
上げをする。本発明の方法によれば鮮明な色相に染色さ
れかつ優れた堅牢性、たとえば、耐光堅牢性や耐湿潤堅
牢性の優れた皮革染色物が得られる。各染料はほぼ同程
度まで皮革に浸透するから、皮革の表面の染色の色と皮
革に深い層の染色の色とが同じ色に仕上がる。各染料は
本染色に使用するために相互に混合される。この場合、
各染料を本染色方法に使用するため個別の原液に調製し
ておいてもよいし、また、各染料を一緒にして単一の原
液に調合しておくこともできる。
【0027】さらに、本発明は、少なくとも1種の式
(1)の黄染料と少なくとも1種の式(2)または(2
a)の赤染料と少なくとも1種の式(3)の青染料とを
含有する三色法染料混合物にも関する。本発明による好
ましい三色法染料混合物は、式(1)の黄染料を1乃至
98重量%、式(2)または(2a)の赤染料を1乃至
98重量%、式(3)の青染料を1乃至98重量%含有
する。特に好ましくは、式(1)の黄染料を10乃至7
0重量%、式(2)の赤染料を10乃至50重量%、式
(3)の青染料を10乃至50重量%含有する。以下、
本発明をさらに実施例によって説明する。これら実施例
は本発明を限定するものではない。実施例中の部とパー
セントは重量ベースである。各染料は市場で入手可能な
粉末形状あるいは液体形状で使用された。記載されてい
る染料の量は希釈剤を配合した100%染料市販品ベー
スの数値である。
【0028】実施例1 クロム鞣しした雌牛皮革100部(剃毛した重量)を3
0℃の水300部中で15分間洗いそして次に水300
部、中和剤(芳香族スルホン酸と脂肪族ジカルボン酸の
ナトリウム塩)2部、炭酸水素ナトリウム0.5部とよ
りなる浴に入れて30℃の温度で60分間中和する。続
いて室温で水300部の中で15分間洗浄する。以上の
ごとく処理した皮革を水300部と下記の染料からなる
染料混合物0.79部から新規に仕立てられた浴に入れ
て50℃の温度で30分間染色する。
【0029】下記式の黄染料 ・・・0.39部
【化35】 下記式の青染料 ・・・0.40部。
【化36】
【0030】このあと合成加脂剤(スルホン化脂肪族炭
化水素、脂肪酸およびその誘導体をベースとした調合
物)3部を浴に添加し、さらに30分後に85%ギ酸
0.5部を添加する。同じ温度で染色をさらに30分間
続けそして洗浄後この染色された皮革を常法どおり仕上
げする。しかして、良好な染色堅牢性と純色を有する緑
に均染された皮革が得られた。使用された染料どうしの
相溶性は良好であった。皮革の表面をかるく研磨(buff
ing)したところ、2種の染料が同じ深さまで皮革を染色
していることが確認された。
【0031】実施例2 クロム鞣しした雌牛皮100部(剃毛した重量)を実施
例1に記載したように中和し、次に合成液体再鞣し剤
(多価フェノールスルホン酸とホルムアルデヒドおよび
尿素との縮合生成物)7部を加えた同じ浴中で30℃の
温度で処理を行う。このあと、室温の水300部に入れ
て15分間洗浄する。この再なめしされたクロム牛皮を
水300部と実施例1で使用した染料混合物1.58部
からなる浴に入れて50℃の温度で染色する。30分間
染色後、実施例1記載の合成加脂剤3部を浴に添加し、
さらに30分後に85%ギ酸1部を添加する。酸性化し
た後、さらに30分間50℃の温度で処理を続ける。こ
のあと、皮革を冷水で洗いそして仕上げする。しかして
得られた純緑色染色牛革は堅牢性に優れ、色相は純粋で
あった。使用された染料の相容性は、実施例1と同じ方
法で試験した結果、この皮革の場合にもきわめて良好で
あった。さらに、この染色物の色相は再なめしされてい
ないクロム牛皮を同じ染料混合物で染色した実施例1の
染色物の色相とほとんど一致していた。
【0032】実施例3 実施例2の操作をくりかえした。ただし今回は実施例2
で使用された再鞣し剤の代わりに強い陰イオン性の再鞣
し剤(フェノールスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮
合生成物)3部を使用した。陰イオン性の高い表面を有
する皮革が得られた。得られた染色物の色相は再なめし
されていないクロム牛革を染色した実施例1の染色物の
色相および再なめしされたクロム牛皮を染色した実施例
2の染色物の色相とほとんど一致していた。
【0033】実施例4 実施例1の操作をくりかえした。ただし今回は実施例1
で使用された染料混合物の代わりに式(4)の黄染料
0.22部、式(6)の青染料0.33部および下記式
の赤染料0.17部からなる染料混合物0.72部を使
用した。
【化37】 鮮明な中間褐色に染色された皮革を得た。使用された3
種の染料の相容性は非常に良好であった。皮革の表面を
かるく研磨したところ、すべての染料が同じ深さまで皮
革を染色していることが確認された。
【0034】実施例5 実施例2の操作をくりかえした。ただし今回は実施例2
で使用された染料混合物の代わりに実施例4で使用され
た染料混合物1.44部を使用した。得られた染色物は
その色相の点において、再なめしされていないクロム牛
皮を実施例4により染色して得られた染色物と同じであ
った。
【0035】実施例6 クロム鞣しした雌牛皮100部(剃毛した重量)を実施
例2に記載したように中和し、再鞣しした。このあと水
300部、式(4)の染料0.52部および式(6)の
染料0.54部を含む浴に入れて50℃で30分間染色
した。30分後、実施例1記載の合成加脂剤3部を添加
し、さらに30分後85%ギ酸1部を添加した。酸性化
した後、さらに30分間50℃の温度で処理を続けた。
このあと、皮革を水300部中に色濃化助剤(ポリ第四
アミン/酸化エチレン付加物)1部を含有する新鮮な浴
で後処理した。15分間処理後、上記染料の半分量を染
浴に添加し、そして染色を50℃の温度で15分間続け
た。ついで85%ギ酸0.25部を添加した。さらに2
0分間の後、染色を完了した。染色された皮革を冷水で
洗浄した。常法どおり仕上げしたこの染色物は優れた堅
牢性を示しそして完全純緑色相を呈していた。その色は
色濃化助剤を使用しなかった対照染色物と比較してより
豊潤かつ深い色であった。式(4)、(5)、(6)の
染料からなる他の染料混合物を使用した場合にも同様な
結果を得た。
【0036】実施例7 クロム鞣し衣料用ベロア皮革100部(乾燥重量)を、
水1000部と24%アンモニア2部の溶液に入れ、5
0℃の温度で60分間ウエルトバック(welt back)処理
し、そのあと50℃の水1000部で15分間洗浄し
た。上記予備処理をした後、この皮革を水1000部、
24%アンモニア2部、実施例1で使用した染料混合物
6.32部からなる染浴に入れて50℃の温度で染色し
た。60分間染色後、浴を85%ギ酸4部で酸性化し、
このあとさらに20分間染色を続けた。水1000部、
ホルムアルデヒド、ジシアンジアミド、塩化アンモニウ
ムおよびエチレンジアミンよりなる縮合生成物2.5部
および85%ギ酸0.5部を含有する新鮮な浴の中で5
0℃の温度で45分間処理した後、染色された皮革を仕
上げした。得られた染色皮革は純緑色相を有していた。
この染色物は優れた堅牢性ならびに優れた被覆力を示し
た。
【0037】実施例8 クロム鞣ししたスプリットベロア皮革100部(乾燥重
量)を水1000部および24%アンモニア2部の溶液
中で50℃の温度で60分間ウエルトバック処理し、そ
のあと50℃の水1000部で15分間洗浄した。上記
予備処理をした後、この皮革を水1000部、24%ア
ンモニア2部、実施例1で使用した染料混合物3.16
部を含む新鮮な染浴に入れて50℃の温度で染色した。
60分間染色後、85%ギ酸4部を添加し、このあとさ
らに20分間で上記温度で染色を続けた。染色された皮
革を冷水で洗浄しそして仕上げをした。純緑色に染色さ
れたこの皮革は優れた堅牢性ならびにベロア側と裏側と
の間の色の均等性を有していた。
【0038】実施例9 実施例1の操作をくりかえした。ただし今回は実施例1
で使用された染料混合物の代わりに下記式(5a)の赤
染料0.48部と式(6)の青染料0.40部とからな
る染料混合物0.88部を使用した。これによって濃い
紫色に染色された皮革を得た。
【化38】
【0039】実施例10 実施例2の操作をくりかえした。ただし今回は実施例2
で使用された染料混合物の代わりに実施例9で使用され
た染料混合物1.76部を使用した。得られた染色物は
その色において、再鞣しされていないクロム牛革を実施
例9により染色して得られた染色物と同じであった。
【0040】実施例11 実施例1の操作をくりかえした。ただし今回は実施例1
で使用された染料混合物の代わりに実施例4記載の式
(5)の赤染料0.25部と式(6)の青染料0.5部
とからなる染料混合物0.75部を使用した。これによ
って濃い紫色に染色された皮革を得た。
【0041】実施例12 実施例2の操作をくりかえした。ただし今回は実施例2
で使用された染料混合物の代わりに実施例11で使用さ
れた染料混合物1.50部を使用した。得られた染色物
はその色において、再鞣しされていないクロム牛革を実
施例11により染色して得られた染色物と同じであっ
た。
【0042】実施例13 実施例1の操作をくりかえした。ただし今回は実施例1
で使用された染料混合物の代わりに、実施例1記載の式
(4)の黄染料0.34部、式
【化39】 の褐色染料0.25部、及び式
【化40】 の褐色染料0.25部とよりなる染料混合物0.84部
を使用した。濃い中間褐色に染色された皮革を得た。
【0043】実施例14 実施例1の操作をくりかえした。ただし今回は実施例1
で使用された染料混合物の代わりに、式
【化41】 の黒染料0.5部と実施例1記載の式(6)の青染料
0.5部とよりなる染料混合物1.0部を使用した。濃
い紺色に染色された皮革を得た。
【0044】実施例15 実施例2の操作をくりかえした。ただし今回は実施例2
で使用された染料混合物の代わりに実施例14で使用さ
れた染料混合物2.0部を使用した。得られた染色物は
その色の点において、再なめしされていないクロム牛革
を実施例14により染色して得られた染色物と同じであ
った。
【0045】実施例16 実施例1の操作をくりかえした。ただし今回は実施例1
で使用された染料混合物の代わりに、実施例1記載の式
(4)の黄染料0.34部と式
【化42】 の褐色染料0.5部とからなる染料混合物0.84部を
使用した。濃い暗褐色に染色された皮革を得た。
【0046】実施例17 実施例1の操作をくりかえした。ただし今回は実施例1
で使用された染料混合物の代わりに、実施例1記載の式
(6)の青染料0.5部と式
【化43】 の黒染料0.5部とからなる染料混合物1.0部を使用
した。濃いダークブルーに染色された皮革を得た。
【0047】実施例18 実施例1の操作をくりかえした。ただし今回は実施例1
で使用された染料混合物の代わりに、式(11)の褐色
染料0.25部、式(12)の褐色染料0.25部およ
び実施例1記載の式(6)の青染料0.50部とからな
る染料混合物1.0部を使用した。濃いダークグレーに
染色された皮革を得た。
【0048】実施例19〜35 式(4)の黄染料、式(5)の赤染料、式(6)の青染
料を次表に記載した量(部)使用して実施例1、2およ
び4の操作をくり返して皮革を染色した。これにより下
記表に記載した色の皮革染色物を得た。実施例 式(4) の染料 式(5) の染料 式(6) の染料 色 相 19 0.33 0.13 0.25 緑褐色 20 0.16 0.25 0.25 赤褐色 21 0.40 0.05 0.30 緑灰色 22 0.16 0.13 0.50 褐色 23 0.28 0.07 0.43 暗緑色 24 0.20 0.30 0.10 オレンジ褐色 25 0.07 0.15 0.60 バイオレット 26 0.10 0.35 0.15 ボルドー色 27 0.07 0.30 0.30 帯青ボルドー 28 0.44 0.17 ── 赤オレンジ 29 0.33 0.25 ── スカーレット赤 30 0.22 0.34 ── 中性赤色 31 ── 0.10 0.80 バイオレット 32 ── 0.30 0.40 赤紫色 33 ── 0.40 0.20 帯青ボルドー 34 0.13 ── 0.80 青緑色 35 0.26 ── 0.60 緑色
【0049】実施例36 式(5)の赤染料0.25部、式(6)の青染料0.1
0部および実施例17記載の式(15)の黒染料1.0
部を使用して実施例1乃至4の操作をくりかえして皮革
を染色した。薄いバイオレット色相に染色された皮革を
得た。
【0050】実施例37 式(4)の黄染料0.07部、式(5)の赤染料0.1
0部、実施例13記載の式(11)の褐色染料0.35
部および実施例13記載の式(12)の褐色染料0.3
5部を使用して実施例1乃至4の操作をくりかえして皮
革を染色した。オレンジ褐色相に染色された皮革を得
た。
【0051】実施例38 実施例1と同様に操作を実施した。ただし今回は実施例
1で使用された染料混合物の代わりに、式(13)の褐
色染料0.5部と実施例1記載の式(6)の青染料0.
50部とからなる染料混合物1.0部を使用した。濃い
灰色がかったバイオレット色に染色された皮革を得た。
【0052】実施例39 実施例13に記載したように染色を実施した。ただし今
回は、実施例13で使用された式(12)の褐色染料の
代わりに式
【化44】 の褐色染料を同量使用した。同様に濃い中間褐色に染色
された皮革を得た。
【0053】実施例40 実施例17に記載したように染色を実施した。ただし今
回は、実施例17で使用された式(15)の黒染料の代
わりに式
【化45】 の褐色染料を同量使用した。同様に濃いダークブルーに
染色された皮革を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キャンベル トーマス ページ ドイツ国,エフリンゲン−キルヘン 7859,ハウプトストラーセ 4 (72)発明者 アロイス ピュンテナー スイス国,ラインフェルデン 4310,プル ファーヴェク 13

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方が2乃至8個のスルホ基を有しそし
    て他方が3乃至7個のスルホ基を有している少なくとも
    2種の、金属を含有しない染料を含む混合物を使用し、
    その混合物はスルホ基2個を有する染料を多くとも1種
    を含有していることを特徴とする染料混合物で皮革を染
    色する方法。
  2. 【請求項2】 下記(a)、(b)、(c)からなる群
    から選択された少なくとも2種の染料を使用する請求項
    1記載の方法: (a) 式 【化1】 〔式中、 R1 とR2 は互いに独立的に水素、C1 −C4 アルキル
    又はC1 −C4 アルコキシ、 R3 とR4 は互いに独立的にC1 −C4 アルキル又はC
    1 −C4 アルコキシ、 Xはハロゲン又は式 【化2】 (式中のフェニル基は未置換あるいはC1 −C4 アルキ
    ル又はC1 −C4 アルコキシによって置換されている)
    の基を意味する〕の黄染料、 (b) 式 【化3】 〔式中、R5 とR6 は互いに独立的に水素、C1 −C4
    アルキル又はC1 −C4アルコキシ、 Xはハロゲンまたは式 【化4】 (式中のフェニル基は未置換あるいはC1 −C4 アルキ
    ル又はC1 −C4 アルコキシによって置換されている)
    の基を意味する〕の赤染料、又は式 【化5】 〔式中、 X2 とX3 は互いに独立的にハロゲン又は式 【化6】 (式中のフェニル基は未置換あるいはC1 −C4 アルキ
    ル又はC1 −C4 アルコキシによって置換されている)
    の基を意味し、 R7 は水素、C1 −C4 アルキル又はC1 −C4 アルコ
    キシ、そしてmは1または2の数である〕の赤染料、 (c) 式 【化7】 〔式中、 nは3又は4の数、 R8 とR9 は互いに独立的に水素又はC1 −C4 アルキ
    ル、 YとY1 は互いに独立的に水素、ハロゲン、C1 −C4
    アルキル、C1 −C4アルコキシ、フェニル又はフェノ
    キシを意味する(ただし、フェニルとフェノキシ中のフ
    ェニル基はC1 −C4 アルキル又はC1 −C4 アルコキ
    シによって置換されていてもよい)〕の青染料。
  3. 【請求項3】 式(1)の黄染料、式(2)又は(2
    a)の赤染料および式(3)の青染料を含有する染料混
    合物を三色法染色のために使用する請求項1又は2に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 R1 がR2 と同じ意味を有する式(1)
    の黄染料を使用する請求項1乃至3のいずれかに記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 R1 とR2 が共に水素、メチル又はメト
    キシ、特に水素である式(1)の黄染料を使用する請求
    項1乃至4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 式中の両方のスルホ基がアゾ基に対して
    m−位置に存在している式(1)の黄染料を使用する請
    求項1乃至5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 Xが塩素又は特にフェニルアミノを意味
    する式(1)の黄染料を使用する請求項1乃至6のいず
    れかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 式 【化8】 の黄染料を使用する請求項1乃至7のいずれかに記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 R5 がR6 と同じ意味を有する式(2)
    の赤染料を使用する請求項1乃至8のいずれかに記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 R5 とR6 が共に水素、メチル又はメ
    トキシ、特に、メトキシを意味する式(2)の赤染料を
    使用する請求項1乃至9のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 式中の両方のスルホ基がアゾ基に対し
    てo−位置に存在している式(2)の赤染料を使用する
    請求項1乃至10のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】 X1 が未置換のフェニルアミノ又はメ
    チル、エチル、メトキシ又はエトキシによって置換され
    たフェニルアミノ、特にメトキシフェニルアミノである
    式(2)の赤染料を使用する請求項1乃至11のいずれ
    かに記載の方法。
  13. 【請求項13】 R7 が水素である式(2a)の赤染料
    を使用する請求項1乃至8のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】 2つのトリアジンアミノ基がp−位置
    でR7 −置換フェニレン基に結合している式(2a)の
    赤染料を使用する請求項1乃至8のいずれか又は請求項
    13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 X2 とX3 が同種である式(2a)の
    赤染料を使用する請求項1乃至8のいずれか又は請求項
    13又は14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 X2 とX3 がそれぞれ塩素である式
    (2a)の赤染料を使用する請求項1乃至8又は請求項
    13乃至15のいずれかに記載の方法。
  17. 【請求項17】 mが2である式(2a)の赤染料を使
    用する請求項1乃至8又は13乃至15のいずれかに記
    載の方法。
  18. 【請求項18】 式 【化9】 又は式 【化10】 の赤染料を使用する請求項1乃至17のいずれかに記載
    の方法。
  19. 【請求項19】 R8 とR9 がそれぞれC1 −C2 アル
    キルである式(3)の青染料を使用する請求項1乃至1
    8のいずれかに記載の方法。
  20. 【請求項20】 YとX1 がそれぞれハロゲン、特に塩
    素である式(3)の青染料を使用する請求項1乃至19
    のいずれかに記載の方法。
  21. 【請求項21】 nが3である式(3)の青染料を使用
    する請求項1乃至20のいずれかに記載の方法。
  22. 【請求項22】 式 【化11】 の青染料を使用する請求項1乃至21のいずれかに記載
    の方法。
  23. 【請求項23】 式 【化12】 (式中、 pは1又は2の数、 qとrは互いに独立的に0又は1の数である)の褐色染
    料、又は式 【化13】 の褐色染料を付加的に使用する請求項1乃至22のいず
    れかに記載の方法。
  24. 【請求項24】 式 【化14】 (両式中、 R10とR11は互いに独立的にOH又はNH2 、 Xは−NH−又は−NHCO−、 qは0又は1の数である)の黒染料を付加的に使用する
    請求項1乃至22のいずれかに記載の方法。
  25. 【請求項25】 式 【化15】 【化16】 の褐色染料を付加的に使用する請求項23記載の方法。
  26. 【請求項26】 式 【化17】 の黒染料を付加的に使用する請求項24記載の方法。
  27. 【請求項27】 式(4)の黄染料、式(5)の赤染料
    および式(6)の青染料を含む染料混合物を三色法染料
    のために使用する請求項1、3、8、18、22のいず
    れかに記載の方法。
  28. 【請求項28】 付加的に色濃化助剤を含有している染
    浴を使用する請求項1乃至27記載のいずれかに記載の
    方法。
  29. 【請求項29】 色濃化助剤としてエトキシル化アルキ
    ルアミンを含有している染浴を使用する請求項28記載
    の方法。
  30. 【請求項30】 請求項2に記載した少なくとも1種の
    式(1)の黄染料、少なくとも1種の式(2)又は(2
    a)の赤染料、少なくとも1種の式(3)の青染料を含
    有している三色法染料混合物。
  31. 【請求項31】 式(1)の黄染料を1乃至98重量
    %、式(2)又は(2a)の赤染料を1乃至98重量
    %、式(3)の青染料を1乃至98重量%含有している
    請求項30記載の三色法染料混合物。
  32. 【請求項32】 式(1)の黄染料を10乃至70重量
    %、式(2)の赤染料を10乃至50重量%、式(3)
    の青染料を10乃至50重量%含有している請求項31
    記載の三色法染料混合物。
  33. 【請求項33】 請求項1乃至29のいずれかに記載の
    方法によって染色された、あるいは請求項30乃至32
    のいずれかに記載の三色法染料混合物を使用して染色さ
    れた皮革。
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