JPH0665776U - 熱交換装置の積層構造 - Google Patents

熱交換装置の積層構造

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JPH0665776U
JPH0665776U JP839893U JP839893U JPH0665776U JP H0665776 U JPH0665776 U JP H0665776U JP 839893 U JP839893 U JP 839893U JP 839893 U JP839893 U JP 839893U JP H0665776 U JPH0665776 U JP H0665776U
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JP
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fibrous
heat exchange
exchange device
fibrous sheet
fluid adhesive
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JP839893U
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敬 高橋
勉 高橋
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敬 高橋
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 単純な構造をした、軽量でしかも手軽に製作
のできる安価な熱交換装置の積層体構造を提供する。 【構成】 広い面積の不織布、織布、編布あるいは和紙
等の繊維質シート1を単独で使用し、またはバックアッ
プ層2に接着した状態で用い、この繊維質シートの少な
くとも一方の表面に熱媒体の移動経路に沿った向きに間
隔を置いて複数の流動状接着剤3をすじ状に付着させ、
この流動状接着剤を繊維質シートに含浸させて、流動状
接着剤の含浸した部分とそうでない部分からなる保液性
に差を持たせた規正線を形成し、これら繊維質シートを
互いに積み重ね、積層した繊維質シートをクランプ装置
により圧縮固定するかホットプレスにより一体化してな
る熱交換装置の積層構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、可撓性シート素材を利用して製作される熱交換装置、とりわけ熱交 換装置の積層構造に係る。
【0002】
【従来の技術】
ハニカム構造の熱交換装置、金属薄板を多数積層してなる熱交換装置は周知で ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
こうした従来の熱交換装置は比較的高度の製造技術を要し、高価である。簡単 に製造でき、輪郭形状も比較的自由に選択でき、しかも安価であり、軽量で取扱 いの容易な熱交換装置が必要とされている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、広い面積の不織布、織布、編布あるいは和紙等の繊維質シー トを単独で使用し、またはバックアップ層に接着した状態で用い、この繊維質シ ートの少なくとも一方の表面に熱媒体の移動経路に沿った向きに間隔を置いて複 数の流動状接着剤をすじ状に付着させ、この流動状接着剤を繊維質シートに含浸 させて、流動状接着剤の含浸した部分とそうでない部分からなる保液性に差を持 たせた規正線を形成し、これら繊維質シートを互いに積み重ね、積層した繊維質 シートをクランプ装置により圧縮固定するかホットプレスにより一体化してなる 熱交換装置の積層構造が得られる。
【0005】
【作用および考案の効果】
繊維質シートに設けた流動状接着剤の含浸した部分とそうでない部分により熱 媒体の移動方向が拘束されるが、同時に、積層溶着またはクランプ圧縮した状態 で流動状接着剤の含浸していない部分はスペーサとしての流動状接着剤含浸部分 の両側にあって熱媒体通路の潰れるのを防いでいる。
【0006】 前述した構造によれば、数枚の積層構造から数千枚におよぶ非常に厚い積層体 のものまで自由に選択ができる。こうして形成される積層体は、数十センチから 数メートルの幅を持つ例えばコイル材の繊維質シートを使用する場合、長さにつ いては特に制限がない。適当な長さごとに切断することができる。
【0007】 繊維質シートの積層は、シートを上方から下に向けて送り出しながら振り分け 棒を左右に揺動させ、シートを繰り返し反転させて折り重ねる方法を取れば、比 較的短時間の内に多数のシート層を積み重ねることができる。
【0008】
【実施例】
以下、添付図面に沿って本考案の一実施例につき詳細に説明する。 図1は本考案に係る熱交換装置の積層構造を模式的に示す拡大説明図であり、 図2は繊維質シートの積層パターンの一例を縦断面にして示す部分図である。
【0009】 図1に示す積層構造の熱交換装置は、図面用紙に直行する向きに通路の形成さ れた蓄熱装置である。
【0010】 図示の蓄熱装置には、広い面積の不織布、織布、編布あるいは和紙等の繊維質 シート1が単独で、またはバックアップ層2に接着した状態で用いられる。この 繊維質シート1の少なくとも一方の表面には、熱媒体の移動経路に沿った向きに 間隔を置いて複数の流動状接着剤3をすじ状に付着させ、この流動状接着剤3を 繊維質シートに含浸させて、流動状接着剤の含浸した部分とそうでない部分4か らなる保液性に差を持たせた規正線を形成してある。流動状接着剤のすじ状供給 は、例えばコイル材の繊維質シートを連続送りしながら搬送方向に規正線を形成 する方式を用いて製作することができる。
【0011】 これら繊維質シート1は互いに積み重ねられ、積層した繊維質シートは図示の クランプ装置5により圧縮固定するかホットプレスにより一体化される。
【0012】 図3は、振分け手段6を使用した繊維質シート1の積層方法の一例を示してい る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による熱交換装置の一例を示す模式図。
【図2】本考案による熱交換装置の積層例を示す断面説
明図。
【図3】繊維質シートの積層方法の一例を示す概略図。
【符号の説明】
1 繊維質シート 2 バックアップ層 3 流動状接着剤 4 流動状接着剤の含浸していない部分 5 クランプ装置 6 振分け手段

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広い面積の不織布、織布、編布あるいは
    和紙等の繊維質シートを単独で使用し、またはバックア
    ップ層に接着した状態で用い、この繊維質シートの少な
    くとも一方の表面に熱媒体の移動経路に沿った向きに間
    隔を置いて複数の流動状接着剤をすじ状に付着させ、こ
    の流動状接着剤を繊維質シートに含浸させて、流動状接
    着剤の含浸した部分とそうでない部分からなる保液性に
    差を持たせた規正線を形成し、これら繊維質シートを互
    いに積み重ね、積層した繊維質シートをクランプ装置に
    より圧縮固定するかホットプレスにより一体化してなる
    熱交換装置の積層構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された熱交換装置の積層
    構造において、前記繊維質シートのすじ状の流動状接着
    剤含浸部分が隣接する繊維質シートのすじ状の流動状接
    着剤含浸部分に対し交差している熱交換装置の積層構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された熱交換装置の積層
    構造において、前記バックアップ層が樹脂シートからな
    る熱交換装置の積層構造。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載された熱交換装置の積層
    構造において、前記バックアップ層が金属薄板からなる
    熱交換装置の積層構造。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載された熱交換装置の積層
    構造において、前記積層され一体化された繊維質シート
    のブロックは必要な大きさのものに切断分割される熱交
    換装置の積層構造。
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