JPH0665592B2 - 冷房装置付エレベータの運転装置 - Google Patents

冷房装置付エレベータの運転装置

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JPH0665592B2
JPH0665592B2 JP63059743A JP5974388A JPH0665592B2 JP H0665592 B2 JPH0665592 B2 JP H0665592B2 JP 63059743 A JP63059743 A JP 63059743A JP 5974388 A JP5974388 A JP 5974388A JP H0665592 B2 JPH0665592 B2 JP H0665592B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は冷房装置を備えたエレベータを運転する装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図は例えば特公昭61−42709号公報に示された従来
の冷房装置付エレベータを示す断面図であり,図におい
て(1)はエレベータのかご,(2)は冷房装置,(3)は冷房
装置(2)の凝結水を貯留するタンク,(4)はタンク(3)内
の凝結水を排水するための排水機構,(8)は排水をエレ
ベータの昇降路外へ排水する排水設備である。
第7図は従来の冷房装置の凝結水排水運転装置の一例を
示すブロツク図であり,(5)はタンク(3)内の凝結水が満
水になつたことを検出する満水検出手段,(9)は満水検
出手段(5)が満水を検出することにより排水のためのエ
レベータの運転を制御する排水運転指令手段,(12)は満
水を検出することにより冷房装置の運転を停止する冷房
装置停止手段,(10)は排水運転指令手段(9)による排水
準備動作が完了することに基づき排水機構(4)を開き排
水をおこなう排水手段である。
エレベータのかご(1)に冷房装置(2)を搭載しかご内に冷
風を送る設備において,冷房装置(2)の凝結水の排水装
置として従来は凝結水をタンク(3)に集め,タンク内が
満水になることを満水検出手段(5)で検出し,これをも
とに冷房装置(2)の運転を止めてかつ排水運転指令手段
(9)により,乗客不在となつた後のかご(1)を排水設備
(8)のある所定の位置まで走行させ,通常は最下階であ
る所定の位置に到着する等の排水準備が完了次第,排水
手段(10)により排水機構(4)を開き,タンク(3)内の凝結
水を排水設備(8)へ排水している。
又他の例の冷房装置の排水装置は,実開昭60−195878号
公報に示される如く,エレベータのかごが最下階に到着
する度に,排水機構を動作させて排水タンク内の凝結水
を排出するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
特公昭61−42709号公報に示された従来の運転装置は上
述の様にタンク(3)内の凝結水が満水になつた時に冷房
装置(2)を停止させることによりタンクから凝結水が
あふれ出し昇降路内の機器が水をかぶる等の被害を受け
ることを防止しているが,最近の冷房装置(2)はマイコ
ン制御方式による運転がほとんどであり冷房装置スイツ
チの操作以外の原因で一度停止させると異常停止と判断
してしまい,簡単には再起動させないように制御する。
このような場合,再度冷房運転を再開させるためには,
係員がかご(1)の中に入り運転スイツチを人為的に再操
作しなければならず,省力化の点から冷房装置を安易に
停止させてしまうことができないという問題があつた。
この解決手段として冷房装置(2)の運転を遠隔で操作す
る手段があるが装置が複雑となり高価である等の問題が
あつた。又実開昭60−195878号公報に示される排水装置
ではタンク(3)内の凝結水が満水になつても,かごが最
下階に行かない場合,凝結水があふれ出し昇降路内の機
器が被害を受けるという問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので冷房装置(2)を運転したままで凝結水の排水を
おこない,更に万一排水ができない状態の場合でも昇降
路機器が被害を受けない様なものとし,信頼性の高いエ
レベータの冷房装置の凝結水排水運転装置を得ることを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明における冷房装置付エレベータの運転装置は冷
房装置から発生する凝結水がタンクに満水になることを
検出する満水検出手段と,かごを所定の位置に運転させ
る排水運転指冷手段と,タンクの排水機構を開いて排水
設備へ凝結水を排水させる排水手段を持ち,タンクが満
水になるなどしてから所定時間たつて排水のための動作
が行なわれているかどうかを検出する応答動作検出手段
と,もし排水のための応答動作をしていなければ冷房装
置を停止させる冷房装置停止手段を設けたものである。
〔作用〕
この発明における冷房装置付エレベータの運転装置はタ
ンク内の凝結水が満水になつた場合,かごを排水設備の
ある位置まで運転させ凝結水を排水させるが,この時冷
房装置は運転を続けたままとし,満水を検出してから又
は排水運転を指冷してから一定時間後になつても排水の
ための動作がなされていない時に冷房装置の運転を停止
させる。
〔実施例〕
第1図は,この発明の一実施例である冷房装置付エレベ
ータを示す昇降路断面図であり,(1)はかごで,(2)は冷
房装置,(3)は冷房装置の凝結水を貯水するタンク,(4)
はタンク(3)内の凝結水を排水するための制御弁などを
有する排水機構,(5)はタンク内の凝結水が満水になる
と動作する満水検出手段,(6)はタンク内の凝結水がな
くなると動作する干水検出手段,(7)はかごが最下階に
あるとき動作する最下階かご位置検出手段,(8)はタン
ク(3)の凝結水を昇降路外へ排水する排水設備である。
第2図はこの発明による冷房付エレベータの排水運転装
置の一実施例を示す全体構成ブロツク図であり,(9)は
満水検出手段(5)によりかごに最下階での排水運転を指
令する排水運転指令手段,(10)はかごが最下階に到着
し,最下階かご位置検出手段(7)により,排水機構(4)を
動作させて凝結水を排水し,干水検出手段(6)により排
水機構(4)を停止させて排水を停止させる排水手段,(1
1)は排水運転指令手段(9)から排水指令が出されてから
所定時間(例えば5分)経過しても排水のための応答動
作に入らないと動作する応答動作検出手段,(12)は応答
動作検出手段(11)により冷房装置(2)を停止させる冷房
装置停止手段,(13)は冷房装置(2)を停止するとき,係
員等に警報する警報装置である。
第3図は第2図の実施例の構成機器の接続を示す回路図
である。
満水検出手段(5),干水検出手段(6),最下階かご位置検
出手段(7)からの出力は入力回路(14)へ入力される。CPU
(15)は入力回路(14)からの信号を受けて判断し,メモリ
(16)へ記憶する。
またCPU(15)は出力回路(17)に信号を送り,出力回路(1
7)は冷房装置(2)の制御,排水機構(4)の制御,警報装置
(13)の制御を行なう。
次に,上記実施例の動作を,第4図のマイクロコンピユ
ータのメモリ(16)に記憶されたプログラムを示すフロー
チヤートを参照しながら説明する。
今,タンク(3)内の凝結水が満水になり,満水検出手段
(5)が動作したとすると,ステツプ(18)においてYESを判
定し,ステツプ(19)へ進み,かごを最下階へ走行させる
ための排水運転指令を出す。排水運転指令が出てから所
定時間(例えば5分)未満であれば,ステツプ(20)にお
いてNOを判定し,ステツプ(21)へ進む。
かごが最下階に到着するとステツプ(21)においてYESを
判定し,ステツプ(22)へ進み,排水機構(4)を動作させ
て凝結水を排水設備(8)へ排水する。
次に,ステツプ(23)へ進み,干水検出手段(6)が動作す
るまで排水を続け,干水検出手段(6)が動作すると,ス
テツプ(23)においてYESを判定し,排水を終了する。こ
のような動作に際しては,ステツプ(20)でYESの判断を
しないため冷房装置(2)は動作を継続し,かご内の空気
調和を良好に保つことができる。
次に,排水運転指令が出てから所定時間経過してもかご
が最下階に到着して排水動作を開始しないと,ステツプ
(20)においてYESを判定し,ステツプ(24)へ進み冷房装
置(2)を停止させ,次にステツプ(25)にて係員室に警報
を出す。なお時計開始のトリガーとしては満水検出手段
(5)を使用しても同一の機能が得られる。
このように,排水動作が適正に行なわれないことを検出
し,その検出によりはじめて冷房装置(2)を停止させる
ようにしているため,それまでの間は冷房装置(2)を運
転継続させることができ,また係員が冷房装置(2)の再
起動のためにかごまで行つて作業するというようなこと
が可及的に少なくなり,省力化を実現することができ
る。
又,上述の様な冷房装置付のエレベータはホテル等顧客
へのサービスを最優先とする場所に設置されることが多
いが,このような場合排水運転指令が出され,これによ
り最下階へのかご帰着指令が出てからも,サービスが優
先されることからかごは呼びに答えながら最下階へ運転
されるため直ちに排水動作に入るとは限らない。特に,
タンク(3)内の水を抜くためには数分間必要であり,か
ごを最下階に停止させたままにしなければならず,乗客
を載せたままで排水動作を行なうことには問題があるこ
とから,乗客がいなくなつて排水動作を行なうことが望
ましい。従つて,かごに乗客がいなくなるまで通常の運
転を続けることとなるが,その場合,いつになつたら排
水動作に移れるか予測できない。
この様に満水を検出しても同時にかご呼びがない等の条
件をまつてはじめてかごは最下階に動くので,なかなか
排水が行なえないようなケースがある。そのために,タ
ンクに若干の余裕を設けることもひとつの方策である
が,上記実施例のように,所定時間経過後にかごが最下
階へ到着したかどうかを確認する手段を採用することは
サービ低下を可能な限り防止するとともに水があふれ出
る事故をも防止するという点において,極めて有効であ
る。
一方,第5図の他の実施例の如く,タンクを干水状態と
するに必要な所定時間経過したかどうかの判断ステツプ
(26)を排水動作のステツプ(22)と「排水完了か?」のス
テツプ(23)の間に入れることにより排水機構(4)が正常
に動作しているかどうかの判定を追加することができ
る。このようにすれば排水機構(4)などの故障により排
水動作が行なえないことにより発生する不都合をもあわ
せて解消することができる。
〔発明の効果〕
以上のように,この発明によれば,冷房装置を運転した
まま排水動作を可能としたので,冷房装置を再起動させ
るために係員がかご内に乗り込むというようなことを減
少でき,また,排水のための動作が適正に行なわれない
場合は,冷房装置を確実に停止させるように構成したの
で,タンク内の凝結水があふれ出て昇降路機器が被害を
受けることがなく,信頼性の高い冷房装置付エレベータ
の運転装置が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である冷房装置付エレベー
タの断面図,第2図はこの発明の一実施例を示す全体構
成ブロツク図,第3図はこの発明の一実施例の接続を示
す回路図,第4図及び第5図はこの発明の一実施例の動
作を示すフローチヤート図,第6図は従来の冷房装置付
エレベータを示す断面図,第7図は従来の冷房装置の排
水運転装置の一例を示すブロツク図である。 (1)はエレベータのかご,(2)は冷房装置,(3)はタン
ク,(4)は排水機構,(5)は満水検出手段,(9)は排水運
転指令手段,(11)は応答動作検出手段,(12)は冷房装置
停止手段である。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】かごに設置された冷房装置から発生する凝
    結水を貯留するタンクと,このタンクの満水を検出する
    満水検出手段と,この満水検出手段が満水を検出するこ
    とによりかごを排水のための所定の位置に運転させる排
    水運転指令手段と,かごが所定位置へ到着したことを検
    出することにより前記タンクの排水機構を開き排水設備
    へ貯留した凝結水を排水させる排水手段と,前記満水検
    出手段が満水を検出した後,又は前記排水運転指令手段
    が指令を発した後,前記排水運転指令に応答した動作が
    行なわれたか否かの検出動作を行ない,所定時間経過し
    てもその応答動作が行なわれていないことを検出すると
    出力を発する応答動作検出手段と,この応答動作検出手
    段の出力がない時は前記冷房装置の運転を維持し,出力
    が発せられた時は前記冷房装置の運転を停止させる停止
    手段とを備えたことを特徴とする冷房装置付エレベータ
    の運転装置。
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