JPH0665581U - 上部に収納庫を備えたスチール家具の鎖錠装置 - Google Patents

上部に収納庫を備えたスチール家具の鎖錠装置

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JPH0665581U
JPH0665581U JP7241891U JP7241891U JPH0665581U JP H0665581 U JPH0665581 U JP H0665581U JP 7241891 U JP7241891 U JP 7241891U JP 7241891 U JP7241891 U JP 7241891U JP H0665581 U JPH0665581 U JP H0665581U
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 錠に固設した、平板で製作された一端を折り
曲げ形成した係止片、他端を折り曲げ形成した作動片を
備えたデッドボルトと、該デッドボルトに係合して上下
動する作動棒10とによるロック装置と、該ロック装置
の作動棒10の上動により回動する断面扇形の扇の要を
中心に回動できる第1連結具20と、該第1連結具20
と係合案内する連結板23と、該連結板23に弾発力を
保持する連結板バネと、該連結板23の一端に連結軸2
5で連結した係止部材27とを各々連結係合した連結作
動係止装置とを扉3、あるいは本体の適宜箇所に設けた
上部に収納庫を備えたスチール家具の鎖錠装置。 【効果】 扉の鎖錠と同時にロッカー上部に備えた収納
庫の蓋も鎖錠することができ、1回の操作で両者の鎖錠
が可能なので操作が極めて簡素化され、しかも1個の錠
で扉用、収納庫の蓋用に兼用できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、上部に収納庫を備えたスチール家具の扉と上部収納庫の蓋を、同時 に係止鎖錠する鎖錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の上部に収納庫を備えたスチール家具の場合、扉用、収納庫用と 各々別個に鎖錠装置が独立して設けられたものが一般的に知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の従来の技術においては、扉の錠と収納庫の錠が、別個に 設けられているので、どちらか一方だけ鎖錠して、他方の鎖錠をし忘れたり、ま た、確実に鎖錠するには、必ず2度鎖錠しなければならないという煩雑な操作が 必要であるという問題点があった。 本考案は、この点に鑑み、扉の鎖錠を行えば、必ず収納庫の蓋も鎖錠されると いう上部に収納庫を備えたスチール家具の鎖錠装置を提供することを目的とする ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記の課題の解決を図ったもので、上部に収納庫を備えたスチール 家具の鎖錠装置において、錠とロック装置と連結作動係止装置とを備えた、扉と 収納庫の蓋を同時に鎖錠できるという技術手段を、さらに具体化したものとして 、扉または家具本体の適宜箇所に、錠に固設した、平板で製作された一端を折り 曲げ形成した係止片、他端を折り曲げ形成した作動片を備えたデッドボルトと、 該デッドボルトに係合して上下動する作動棒とによるロック装置と、該ロック装 置の作動棒の上動により回動する断面扇形の扇の要を中心に回動できる第1連結 具と、該第1連結具と係合案内する連結板と、該連結板に弾発力を保持する連結 板バネと、該連結板の一端に連結軸で連結した係止部材とを各々連結係合した連 結作動係止装置とを設けるという技術手段を採用した。
【0005】
【作用】
本考案は、以上の技術的手段を採用することにより、錠の操作により連係し、 同時に扉と収納庫の蓋の鎖錠を行うことができるという作用を奏するものである 。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付図面で詳細に説明する。 図示の実施例は、上部に収納庫2(例えばストッカー等)を具備したロッカー であるけれども、他の収納庫等の金属製組立家具にも応用できるものである。 図1は本考案の一実施例に係る収納庫2を具備したロッカーの概略外観図で、 1はロッカー本体、2は上部に設けた収納庫、3は扉、4はロッカー本体に固定 された前面板である。 次に、具体的な一実施例について、図2〜図10に基づいて説明すると、先ず 、収納庫2を備えたスチール家具において、錠5とロック装置6と連結作動係止 装置37とを備えた、扉3と収納庫(この実施例の場合はストッカー)2の蓋( この実施例の場合は旋回蓋)9を同時に鎖錠できるようにした上部に収納庫を備 えたスチール家具の鎖錠装置で、これをさらに詳細に説明すると、扉3に設けた 錠5とロック装置6との関連構成は、図2〜図7で示すように、鍵7により開閉 する錠5に固定したデッドボルト8により扉3の開閉と、ロッカーの上部に設け た収納庫2の蓋9の開閉を司る作動棒10を上下動させるものである。具体的な 一実施例の構造は、錠5を取り付ける広幅な平板を立てるようにした状態で、一 端は狭幅に切断して、これを略L字状に直角に2度折り曲げて、この一端部は扉 3の裏側、固定前面板4の裏側、あるいは側板12に設けた係止部13に引っか けるようにした係止片11で、他端部は、切込みを入れて直角に水平に折り曲げ た作動片14で、これに作動棒10の一端を係合できるようにしてある。また、 この作動棒10は、ロッカー本体1の扉3、固定前面板4、並びに扉補強板36 等の適宜の位置に固設したもので、例えば合成樹脂製の案内部材15に摺動自在 に取り付けられている。さらに、扉3の表板、裏板の間、固定前面板4の表板、 裏板の間に位置するように配設し、この作動棒上端部16を扉3、固定前面板4 、等の上端部17に穿設した孔18に取り付けたガイド19を介して矢印Aのよ うに出入する。また、図3、図4、図6に示してあるように、従来公知のラッチ 装置が引手板31の操作によりラッチ33がラッチ作動棒32を介して作動する ように扉3に設けられているが、この詳細については、従来公知のものなので説 明は省略する。 次に、作動棒10を矢印Aのように上下動させるために、鍵7により、鎖錠、 解錠操作を行い、デッドボルト8の一端部である係止片11が係止部13に係脱 するもので、これと同時に、図8〜図10に示すように収納庫2の蓋9を鎖錠、 解錠できるようにしたものである。その詳細について以下に述べると、側面から みて扇形をした第1連結具20を係合し、この第1連結具20の要の部分を第1 支点21として、前述の作動棒10の上下動により回動する。この第1連結具2 0の回動により上部に設けた係合突部34が第2連結具22と係合し、この係合 した第2連結具22の凹部35を案内にして第2連結具22を水平に旋回させる 。この旋回により該第2連結具22を固設している略T字形の連結板23が第2 支点24を中心にして回動する。この回動により残りの一端に連結軸25を介し て収納庫2の蓋9の端部に穿設された係止孔26に係脱できる係止部材27が矢 印Cのように回動するものである。なお、前記連結板23は通常(鎖錠しない場 合)下方に押し下げられるように連結板バネ28の弾発力で付勢されている。こ の連結板バネ28は、一片は連結板23に、他片は扉3の天井部に固設した受け 具29の一部の固定部30に係止させているものである。 以上のように、ロッカーの垂直な扉の鎖錠と、このロッカー上部に設けた収納 庫2の蓋9を同時に鎖錠できるように、鍵7の回転操作によりデッドボルト8の 一端部に設けた係止片11で扉3自体の鎖錠を、そしてこのデッドボルト8の他 端に係合した作動棒10の上下動を水平方向に旋回、あるいは上下方向に旋回で きるように変換できるものであれば、種々設計変更できるものである。 また、 図示したものは錠5、並びにデッドボルト8等の関連部材を扉3に取り付けたも のを説明したが、固定の前面板4等、本体の適宜の位置に取り付けることも可能 なことはいうまでもない。 次に、動作について説明すると、通常の使用状態である解錠した時の状態から 説明すると、図8で示してあるように、連結板バネ28の付勢力で常に連結板2 3は、図10の2点鎖線で示したように左側に位置しているので、この連結板2 3の一端に固設された第2連結具22は同じく2点鎖線で示したように左側に位 置する。さらに、図9で示してあるように第1連結具20は、矢印Bの左下方に 押圧されて、結果として作動棒10は、下方に押し下げられた状態を保持してい る。このため、作動棒10の下端部に係合したデッドボルト8の作動片14が下 方に押し下げられるため、他端の係止片11は上方に押し上げられるので係止部 13との係止が解除される。また、図2、図8、図9に示してあるように、通常 の解除状態から鎖錠状態にする動作を説明すると、鍵7によって錠5を鎖錠方向 に回動すると、これによりデッドボルト8が回動し、係止片11が係止部13に 係止され、扉3が鎖錠状態になる。これと同時に作動片14が上動することによ り作動片14に係合されている作動棒10が上動し、この作動棒10の上動によ り第1連結具20が第1支点21を中心に矢印B方向に旋回し、さらに、一部に 第2連結具22を固設した連結板23が受け具29に一端部を取り付けた第2支 点24を中心に旋回するので、該連結板23の一端部に連結軸25で回動自在に 連結した係止部材27を矢印Cのように水平旋回させて収納庫2の蓋9の下端部 に設けた係止孔26に係止するものである。
【0007】
【考案の効果】
本考案は、以上の構成に基づき次の効果を得ることができる。 (1)扉の鎖錠と同時にロッカー上部に備えた収納庫の蓋も鎖錠することができ 、1回の操作で両者の鎖錠が可能なので操作が極めて簡素化された。 (2)扉用、収納庫の蓋用と個々に錠を設ける必要がない、一個の錠で兼用でき る実用的な効果が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す外観斜視図である。
【図2】本考案の一実施例で鍵、錠、デッドボルト、作
動棒等の関連構成を示す概略斜視図である。
【図3】前記実施例における錠、デッドボルト、係止
片、作動片、作動棒等の関連構成を示す正面図である。
【図4】前記実施例におけるデッドボルト、作動棒、係
止部等の関連構成を示す平断面図である。
【図5】前記実施例における扉の上部を作動棒が貫通し
た所を示す断側面図である。
【図6】前記実施例におけるラッチ装置を示す平面図で
ある。
【図7】前記実施例における扉に作動棒を取り付けた状
態を示す一部説明断面図である。
【図8】前記実施例における収納庫の蓋の鎖錠関係を示
す概略斜視図である。
【図9】前記実施例における収納庫の蓋の鎖錠関係を示
す正断面図である。
【図10】前記実施例における収納庫の蓋の鎖錠関係を
示す平面図である。
【符号の説明】
1‥‥ロッカー本体 2‥‥収納庫 3‥‥扉 4‥‥前面板 5‥‥錠 6‥‥ロック装置 7‥‥鍵 8‥‥デッドボル
ト 9‥‥蓋 10‥‥作動棒 11‥‥係止片 12‥‥側板 13‥‥係止部 14‥‥作動片 15‥‥案内部材 16‥‥作動棒の
上端部 17‥‥側板の上端部 18‥‥孔 19‥‥ガイド 20‥‥第1連結
具 21‥‥第1支点 22‥‥第2連結
具 23‥‥連結板 24‥‥第2支点 25‥‥連結軸 26‥‥係止孔 27‥‥係止部材 28‥‥連結板バ
ネ 29‥‥受け具 30‥‥固定部 31‥‥引手板 32‥‥ラッチ作
動棒 33‥‥ラッチ 34‥‥係合突部 35‥‥凹部 36‥‥扉補強板 37‥‥連結作動係止装置

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に収納庫2を備えたスチール家具に
    おいて、錠5とロック装置6と連結作動係止装置37と
    を備え、扉3と上部収納庫2の蓋9を同時に鎖錠できる
    ようにしたことを特徴とする上部に収納庫を備えたスチ
    ール家具の鎖錠装置。
  2. 【請求項2】 錠5に固設した、平板で製作された一端
    を折り曲げ形成した係止片11、他端を折り曲げ形成し
    た作動片14を備えたデッドボルト8と、該デッドボル
    ト8に係合して上下動する作動棒10とによるロック装
    置6と、該ロック装置6の作動棒10の上動により回動
    する断面扇形の扇の要を中心に回動できる第1連結具2
    0と、該第1連結具20と係合案内する連結板23と、
    該連結板23に弾発力を保持する連結板バネ28と、該
    連結板23の一端に連結軸25で連結した係止部材27
    とを各々連結係合した連結作動係止装置37とによりな
    ることを特徴とする請求項1記載の上部に収納庫を備え
    たスチール家具の鎖錠装置。
  3. 【請求項3】 錠5とロック装置6とを扉3に設けたこ
    とを特徴とする請求項1、または請求項2に記載の上部
    に収納庫を備えたスチール家具の鎖錠装置。
  4. 【請求項4】 錠5とロック装置6を扉3以外の家具本
    体の適宜箇所に設けたことを特徴とする請求項1、また
    は請求項2に記載の上部に収納庫を備えたスチール家具
    の鎖錠装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5796359U (ja) * 1980-12-04 1982-06-14
JPH02103473U (ja) * 1989-02-04 1990-08-16

Patent Citations (2)

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JPS5796359U (ja) * 1980-12-04 1982-06-14
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