JPH0665015U - 牽引台車 - Google Patents

牽引台車

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Publication number
JPH0665015U
JPH0665015U JP754893U JP754893U JPH0665015U JP H0665015 U JPH0665015 U JP H0665015U JP 754893 U JP754893 U JP 754893U JP 754893 U JP754893 U JP 754893U JP H0665015 U JPH0665015 U JP H0665015U
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JP
Japan
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tow truck
truck
tow
rail member
towing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP754893U
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English (en)
Inventor
満弥 徳留
政司 滝沢
修 白神
孝幸 叶丸
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】荷物の積み降ろし作業が容易で、作業時間の短
縮を図ることができ、また安全性を向上できる牽引台車
を提供することにある。 【構成】ガイドレール4を敷設した前部牽引台車1と、
この前部牽引台車1の後部に水平面内で左右方向に回動
自在な牽引部材10を介して連結されるとともに、ガイ
ドレール8を敷設した後部牽引台車2と、前部牽引台車
1と後部牽引台車2との間に掛け渡され前記両ガイドレ
ール4,8を連結する渡りレール部材22とからなり、
この渡りレール部材22の前端部を前部牽引台車1に固
定し、その後端部を牽引部材10の連結軸11を曲率中
心とする円弧部23に形成するとともに、後部牽引台車
2に渡りレール部材22の円弧部23と後部牽引台車2
とを相対的に移動自在に支持する支持ローラ25を設け
たことにある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、自動車生産工場等でペイントボデー等を運搬する場合 に用いる牽引台車に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車生産工場等においては、工場内でホワイトボデー、ペイントボデー等 を運搬する場合に牽引台車を用いている。この牽引台車は、一般に第3図に示す ように構成されている。
【0003】 すなわち、1は前部牽引台車で、2は後部牽引台車であり、基本的構成は同一 である。前部牽引台車1について説明すると、台車本体3には前後方向に亘って ガイドレール4が設けられ、また下面の四隅部には車輪5が設けられている。台 車本体3の前端部には牽引部材6が取り付けられ、これは小型トラック等の牽引 車両(図示しない)の後端部に連結されるようになっている。
【0004】 後部牽引台車2の台車本体7にも前後方向に亘ってガイドレール8が設けられ 、また下面の四隅部には車輪9が設けられている。台車本体7の前端部には牽引 部材10が取り付けられ、これは前部牽引台車1の後端部に設けられた連結軸1 1に連結され、後部牽引台車2は水平面内で左右方向に回動自在に牽引されるよ うになっている。
【0005】 後部牽引台車2のガイドレール8はその長手方向の中間部が枢支軸12を支点 として回動自在に構成されている。すなわち、ガイドレール8の前部8aが上が り、後部8bが下がり、荷物の積み降ろしの際に、その後端部が地面に接するこ とができるようにシーソ式に傾倒可能になっている。
【0006】 さらに、後部牽引台車2の前端部には蝶番13によって渡りレール部材14が 起立・倒伏可能に設けられている。この渡りレール部材14は倒伏時に前部牽引 台車1と後部牽引台車2との間に掛け渡されるプレート15と、このプレート1 5の上面に設けられガイドレール4と8とを連結する渡りガイドレール16とか ら構成されている。
【0007】 このように構成された牽引台車によって例えばペイントボデー等のボデー17 を運搬する場合、まず、前部牽引台車1と後部牽引台車2とを図3に示すように 前後方向一直線上に並べる。次に、後部牽引台車2のガイドレール8を傾倒して その後端部を地面に接するとともに、渡りレール部材14を蝶番13を支点とし て倒伏させ、前部牽引台車1と後部牽引台車2とを連結する。
【0008】 この状態で、ボデー17を積載した小台車18を後部牽引台車2の後方に移動 させ、ガイドレール8の後端部から小台車18をガイドレール8に乗せ、小台車 18を作業者19が押すことにより、後部牽引台車2に乗せる。小台車18をさ らに前方へ移動させ、渡りレール部材14を渡って前部牽引台車1に移動させる 。
【0009】 前部牽引台車1にボデー17を積載した小台車18を乗せた後、渡りレール部 材14を蝶番13を支点として起立させ、同様な方法で後部牽引台車2に2台目 のボデー17を積載した小台車18を乗せる。
【0010】 前部牽引台車1および後部牽引台車2にボデー17を積載した小台車18を乗 せた後、前部牽引台車1を牽引用車両によって牽引することにより、ボデー17 を目的地に運搬することができる。この場合、渡りレール部材14は起立状態に あるため、前部牽引台車1に対して後部牽引台車2が牽引部材10を介して連結 されているため、前部牽引台車1が左右方向に旋回する場合においても連結軸1 1を支点として回動し、前部牽引台車1に追従して後部牽引台車2が走行するこ とになる。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前述のように構成された牽引台車は、前部牽引台車1に積み降ろ しする際には、前部牽引台車1と後部牽引台車2とを前後方向一直線上に並べ、 前部牽引台車1と後部牽引台車2との間に渡りレール部材14を倒伏状態にセッ トしなくてはならないため、積み降ろし作業に時間がかかる。また、走行時には 渡りレール部材14を起立しなくてはならないが、これを忘れることがあり、さ らに渡りレール部材14は重量物であるため、起立・倒伏が困難で、危険性も伴 う。
【0012】 この考案は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、 荷物の積み降ろし作業が容易で、作業時間の短縮を図ることができ、また安全性 の高い牽引台車を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この考案は、前述した目的を達成するために、牽引用車両に牽引されるとと もに、上面に前後方向に亘ってガイドレールを敷設した前部牽引台車と、この前 部牽引台車の後部に水平面内で左右方向に回動自在な牽引部材を介して連結され るとともに、上面に前後方向に亘ってガイドレールを敷設した後部牽引台車と、 前部牽引台車と後部牽引台車との間に掛け渡され前記両ガイドレールを連結する 渡りレール部材とからなる牽引台車において、前記渡りレール部材の前端部を前 記前部牽引台車に固定し、その後端部を前記牽引部材の枢支点を曲率中心とする 円弧部に形成するとともに、前記後部牽引台車に前記渡りレール部材の円弧部と 後部牽引台車とを相対的に移動自在に支持する支持ローラを設けたことを特徴と する。
【0014】
【作用】
渡りレール部材の後端部は牽引部材の枢支点を曲率中心とする円弧部に形成 され、後部牽引台車に設けた支持ローラに支持されているため、前部牽引台車が 左右方向に旋回すると、渡りレール部材の円弧部と後部牽引台車とが相対的に移 動し、後部牽引台車は牽引部材の枢支点を支点として回動して前部牽引台車に追 従しながら走行する。
【0015】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明するが、図3と同一構成部 分は同一番号を付して説明を省略する。
【0016】 図1および図2に示すように、前部牽引台車1の後端部には蝶番21によって 渡りレール部材22が枢着され、渡りレール部材21は倒伏・起立可能に設けら れている。
【0017】 この渡りレール部材22の先端部は角型で、後端部は牽引部材10の枢支点と しての連結軸11を曲率中心とする円弧部23に形成されている。この円弧部2 3は後部牽引台車2の先端部に設けられた円弧凹部24に嵌合されている。すな わち、円弧凹部24も前記連結軸11を曲率中心とする円弧に形成され、渡りレ ール部材22が倒伏状態にあっても後部牽引台車2は連結軸11を支点として左 右方向に回動自在になっている。
【0018】 後部牽引台車2の円弧凹部24に位置する底部には複数個の支持ローラ25が ローラ受け台26によって支持されており、この支持ローラ25によって渡りレ ール部材21の円弧部23の下面が支持されている。すなわち、支持ローラ25 はその軸心を水平に支持されており、渡りレール部材22の円弧部23と後部牽 引台車2とが相対的に移動自在に支承されている。
【0019】 渡りレール部材22の上部には2条の連絡レール27が前後方向に亘って設け られている。この連絡レール27は前部牽引台車1のガイドレール4および後部 牽引台車2のガイドレール8の間隔と同一で、渡りレール部材22を倒伏したと きガイドレール4と8とを連結するようになっている。
【0020】 さらに、連絡レール27の後端側と後部牽引台車2のガイドレール8の前端側 は高幅部29a,29bに形成され、前部牽引台車1と後部牽引台車2とが一直 線上に並ばなくても、ガイドレール4と8とを連絡レール27によって連絡する ことができ、図3に示すようにボデー17を積載した小台車18は後部牽引台車 2から前部牽引台車1に乗り移ることができるようになっている。
【0021】 このように構成された牽引台車によってボデー17を運搬する場合、まず、前 部牽引台車1と後部牽引台車2とを前後方向一直線上に並べるが、連絡レール2 7とガイドレール8には高幅部29a,29bに形成されているため、必ずしも 一直線上にする必要がない。
【0022】 次に、後部牽引台車2のガイドレール8を傾倒してその後端部を地面に接し、 この状態で、ボデー17を積載した小台車18を後部牽引台車2の後方に移動さ せ、ガイドレール8の後端部から小台車18をガイドレール8に乗せ、小台車1 8を作業者19が押すことにより、後部牽引台車2に乗せる。小台車18をさら に前方へ移動させると、渡りレール部材22の連絡レール27を渡って前部牽引 台車1に移動させることができる。前部牽引台車1にボデー17を積載した小台 車18を乗せた後、同様な方法で後部牽引台車2に2台目のボデー17を積載し た小台車18を乗せる。
【0023】 前部牽引台車1および後部牽引台車2にボデー17を積載した小台車18を乗 せた後、前部牽引台車1を牽引用車両によって牽引することにより、ボデー17 を目的地に運搬することができる。この場合、渡りレール部材22は倒伏状態で あるが、円弧部23が後部牽引台車2の支持ローラ25に支承されているため、 前部牽引台車1が左右方向に旋回する場合においても連結軸11を支点として回 動し、前部牽引台車1に追従して後部牽引台車2が走行することになる。
【0024】 したがって、牽引台車1および後部牽引台車2にボデー17を積載した小台車 18を乗せ、牽引用車両によって牽引する場合、渡りレール部材22を起立する 必要がなく、倒伏状態のままで走行できるため、渡りレール部材22を起立した り、倒伏する作業が不要となる。 なお、前記一実施例においては、自動車のボデーを運搬する牽引台車について 説明したが、材料、プレス加工品等を運搬する牽引台車にも適用できる。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、渡りレール部材の後端部は牽引部 材の枢支点を曲率中心とする円弧部に形成され、後部牽引台車に設けた支持ロー ラに支持されているため、前部牽引台車が左右方向に旋回すると、渡りレール部 材の円弧部と後部牽引台車とが相対的に移動し、後部牽引台車は牽引部材の枢支 点を支点として回動して前部牽引台車に追従しながら走行することを特徴とする 。
【0026】 したがって、渡りレール部材を起立する必要がなく、倒伏状態のままで走行で き、荷物の積み降ろし作業が容易で、作業時間の短縮を図ることができ、また安 全性を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係わる牽引台車の平面
図。
【図2】同実施例の渡りレール部材を拡大して示す平面
図および側面図。
【図3】従来の牽引台車の平面図および側面図。
【符号の説明】
1…前部牽引台車、2…後部牽引台車、4,8…ガイド
レール、10…牽引部材、22…渡りレール部材、23
…円弧部、25…支持ローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 叶丸 孝幸 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 牽引用車両に牽引されるとともに、上面
    に前後方向に亘ってガイドレールを敷設した前部牽引台
    車と、この前部牽引台車の後部に水平面内で左右方向に
    回動自在な牽引部材を介して連結されるとともに、上面
    に前後方向に亘ってガイドレールを敷設した後部牽引台
    車と、前部牽引台車と後部牽引台車との間に掛け渡され
    前記両ガイドレールを連結する渡りレール部材とからな
    る牽引台車において、 前記渡りレール部材の前端部を前記前部牽引台車に固定
    し、その後端部を前記牽引部材の枢支点を曲率中心とす
    る円弧部に形成するとともに、前記後部牽引台車に前記
    渡りレール部材の円弧部と後部牽引台車とを相対的に移
    動自在に支持する支持ローラを設けたことを特徴とする
    牽引台車。
JP754893U 1993-02-26 1993-02-26 牽引台車 Withdrawn JPH0665015U (ja)

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JP754893U JPH0665015U (ja) 1993-02-26 1993-02-26 牽引台車

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JP754893U JPH0665015U (ja) 1993-02-26 1993-02-26 牽引台車

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JPH0665015U true JPH0665015U (ja) 1994-09-13

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970508