JP2939471B1 - 容器運搬用台車 - Google Patents

容器運搬用台車

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JP2939471B1 JP23457598A JP23457598A JP2939471B1 JP 2939471 B1 JP2939471 B1 JP 2939471B1 JP 23457598 A JP23457598 A JP 23457598A JP 23457598 A JP23457598 A JP 23457598A JP 2939471 B1 JP2939471 B1 JP 2939471B1
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Abstract

【要約】 【課題】 軽くて経済的な収集箱でも、その移動ができ
るようにするための収集箱を積載して運搬すること。 【解決手段】 左右両側に配設した主梁部41に懸垂状
に固着した複数の懸垂腕部42と、懸垂腕部42の左右
一対の下端の各々に、その両端を固着した支持梁部43
とからなる台車本体52と、台車本体52の下部に配設
した固定車輪60と、台車本体52の前部に牽引車10
との連結のための牽引手段53とを具備し、台車本体5
2の上に廃棄物収集箱30を積載して廃棄物収集箱運搬
用台車40を運搬することができるので、廃棄物収集箱
30には牽引力が掛からないので、廃棄物収集箱30の
強度は少なくてよく、ポリエチレンやアルミニューム或
いは金網などの材料で軽くて経済的な廃棄物収集箱30
の使用が可能となり、従来の収集箱20相互の連結スペ
ースが不要となり牽引物全体の長さが短くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴミや廃棄物を収
集するための収集箱をその収集場所に配置したり、それ
を収集したりするのに使用する廃棄物収集箱運搬用台
車、または、工場内の各所に部品を集配するのに使用す
る集配箱運搬用台車等に使用される容器運搬用台車に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の収集箱を運搬する状態を示
す側面からみた概念図である。
【0003】廃棄物の収集箱をゴミや廃棄物の収集場所
或いは焼却または埋め立てなどの処分場まで移動するた
めに、従来は、牽引車10とキャスターまたは車輪22
を具備する複数の収集箱20を連結棒23で各々連結
し、牽引車10により牽引して移動して収集箱20の集
配作業を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
手段は収集箱20を直列に連結して牽引するため、牽引
車10の直後に連結した収集箱20には、その後に連結
される数の収集箱20を牽引するための牽引力に耐える
強度が要求される。ところが、どの収集箱20が牽引車
10の直後に連結されるかは、収集場所の配置や処分場
への移動の順序を決めることが困難である関係から特定
できない。
【0005】したがって、総ての収集箱20を牽引車1
0の直後に連結した牽引力に耐える強度に作製する必要
があり、そのためコストも重量も増加していた。
【0006】そこで本発明は、軽くて経済的な容器でも
その移動ができるように運搬でき、人力でも積み下しが
容易な容器運搬用台車の提供を課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる容器運
搬用台車は、左右両側に平行して対向配置した主梁部
と、前記両主梁に懸垂状に固着した複数の懸垂腕部と、
前記対向する主梁部の懸垂腕部相互を連結し、前記対向
する主梁部の下部に位置する支持梁部と、前記支持梁部
の上に敷設した床部からなる台車本体と、前記台車本体
の主梁部に配設された複数の車輪と、前記台車本体の主
梁部の一方の端部側に配設された連結のための牽引手段
と、前記台車本体の主梁部の他方の端部側に軸支され、
前記台車本体の床部の上面側と地面との間を掛渡す位置
と跳ね上げた位置を維持する乗降用橋板とを具備するも
のである。
【0008】請求項2にかかる容器運搬用台車の乗降用
橋板は、1枚または2枚からなるものである。
【0009】請求項3にかかる容器運搬用台車の前記台
車本体の主梁部に配設された複数の車輪は、このうちの
前方あるいは後方の車輪を旋回自在としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の容器運搬用台車を
廃棄物収集箱運搬用台車とする実施の形態で説明する。
【0011】図1は本発明の実施の形態である廃棄物収
集箱運搬用台車を示す斜視図である。図2は本発明の実
施の形態である廃棄物収集箱運搬用台車の側面図、図3
は図1の平面図、図4は図2のA−A切断線によるA−
A矢視断面拡大図、図5は図2のB−B切断線によるB
−B矢視断面拡大図、図6は図3のC−C切断線による
C−C矢視断面拡大図、図7は本発明の実施の形態であ
る廃棄物収集箱運搬用台車に廃棄物収集箱を積載して運
搬する状態を示す側面からみた概念図である。
【0012】図において、左右両側に隔てて配置した溝
形鋼からなる主梁部41の各々の下面に懸垂状に角形鋼
管からなる7本の懸垂腕部42を左右同間隔で溶接によ
り固着する。左右一対の懸垂腕部42の下端に角形鋼管
からなる支持梁部43を各々溶接により固着する。な
お、最後部の懸垂腕部42aと支持梁部43aは強度上
大形にしてある。なお、ここで、懸垂腕部42と支持梁
部43は、1本の棒材、管材を彎曲させて形成してもよ
い。
【0013】主梁部41と支持梁部43の長さは、廃棄
物収集箱30を縦横どの方向に最大何個積載するかによ
って適宜決定される。従来の収集箱相互を連結していた
連結棒23のスペース(図8参照)が不要となり、従来
と同様の個数の収集箱30を積載し牽引すると仮定する
場合には、従来の牽引長さより主梁部41の長さは短く
なる。懸垂腕部42の長さは廃棄物収集箱運搬用台車4
0の深さに当たるので運搬中に廃棄物収集箱30が倒れ
脱落しないようにするため廃棄物収集箱30の高さの1
/3乃至1/5程度が適当である。
【0014】なお、図7は廃棄物収集箱30を一列並べ
た例であるが二列並べ、運搬する方法もある。この場合
の支持梁部43の長さは一列の場合の長さの2倍程度と
なる。
【0015】廃棄物収集箱運搬用台車40の移送のため
の固定車輪60及び旋回車輪62は、それらの固定車輪
60及び旋回車輪62を保持する固定金具61及び旋回
金具63を台車本体52の前記主梁部41の下面に固着
している。このとき、固定車輪60の地面との接触位置
が支持梁部43の下面より下になり、廃棄物収集箱運搬
用台車40の最低地上高が確保できるように設定してい
る。
【0016】本発明の実施の形態では、台車本体52の
非牽引側である後方両側には、非旋回である固定車輪6
0を2個、牽引側である前方両側に旋回車輪62を2個
の計4輪車としているが、本発明を実施する場合には、
これに限るものではなく、中央部両側に旋回車輪を更に
装着した6輪車として構成し、台車本体52の強度を増
し全体としては軽くすることができる。また、3輪車と
して構成することもできる。また、廃棄物収集箱運搬用
台車40の前方は、牽引用腕部55の連結穴58を牽引
車10により持ち上げ保持して、後方両側の固定車輪6
0のみの2車輪とすることもできる。
【0017】更に、非旋回車輪と旋回車輪の組合せも自
由に選択でき、6輪車の例では中央両側を非旋回車輪と
し、前方及び後方の両側を旋回車輪とすれば、より小曲
がりができることになり道路上の急な曲がりカーブも容
易に通過できるので好ましい。
【0018】本実施の形態の床部44は、鉄板、アルミ
板、ステンレス板、合成樹脂板等の板材を支持梁部43
の上に敷設したもので、廃棄物収集箱運搬用台車40を
この上に積載するものである。特に、本発明の実施の形
態では、図4に示すように長手方向に2分し、各々の両
端を縁曲げした形状の床用鋼板を二列敷きつめ、廃棄物
収集箱運搬用台車40の積載移動方向を特定し、無用な
移動を拘束しているが、本発明を実施する場合には、こ
れに限るものではなく、金網または木製の板でもよい。
【0019】ここで、固定車輪60及び旋回車輪62の
回転軸は、支持梁部43の上に敷設した床部44の上面
付近に設定し、廃棄物収集箱運搬用台車40の安定性を
良くすると共に、廃棄物収集箱30の積み下しを容易に
し、その際のショックを小さくしている。
【0020】なお、廃棄物収集箱30に移動用の車輪3
2やキャスターがなくリフトカーで持ち上げ積載するよ
うな場合では、前記支持梁部43の各々の間隔が廃棄物
収集箱30の巾より狭ければ、床部44は必ずしも必要
ではない。
【0021】牽引手段53は廃棄物収集箱運搬用台車4
0を牽引車10と連結し、牽引するもので、自在継手5
6、牽引用腕部55、連結穴58を有するフック板57
より構成され、台車本体52の前部に配設されている。
本発明を実施する場合の牽引手段53は、廃棄物収集箱
運搬用台車40を牽引車10と連結し、牽引できる構造
を有しておればよい。
【0022】乗降用橋板47は、地面上に配置してある
廃棄物収集箱30を廃棄物収集箱運搬用台車40の床板
44に積み下ろしするためのもので、図6及び図5に示
すように、蝶番46を介して支持梁部43の最後端部に
配設されている。本発明の実施の形態では、乗降用橋板
47も床部44と同様2分し、二列設け各々の裏面中央
付近には補強を兼ね止梁部48を溶接により固着し、こ
の止梁部48の端部にはストッパー50を係合する凹部
48aが設けてある。また、ハンドル49はここを握り
乗降用橋板47を蝶番46を介して上げ下ろしするもの
で各々の乗降用橋板47の上面の外側端部に固着されて
いる。
【0023】ストッパー50は、乗降用橋板47を図6
の想像線で示すように、蝶番46を介して上に跳ね上げ
て係止するもので、主梁部41の各々の最後端の上面に
略L字状棒体が回動可能に圧縮つる巻バネ51により常
時前方に引かれるよう付勢したものである。
【0024】なお、横梁部45は、台車本体52の補強
を兼ね積載した廃棄物収集箱30が運搬中に前方にずれ
落ちるのを防止するものである。
【0025】このような構成の本発明の実施の形態であ
る廃棄物収集箱運搬用台車40は、次のように、廃棄物
収集箱30の集配作業を行うことができる。
【0026】牽引車10と廃棄物収集箱運搬用台車40
とを牽引手段53の連結穴58を用いて連結し、牽引車
10により廃棄物収集箱運搬用台車40を廃棄物収集箱
30が配置してある収集場所まで移送する。
【0027】次に、廃棄物収集箱運搬用台車40のスト
ッパー50を後方に引いて回動し、乗降用橋板47に固
着した止梁部48の端部に設けた凹部48aとの係合を
解き、ハンドル49を握り乗降用橋板47を蝶番46を
介して回動し、その一端を地面上に下ろす。これで図6
及び図2に示すように地面と廃棄物収集箱運搬用台車4
0の床板44との間に傾斜した橋板、即ち、乗降用橋板
47が地面と床部44との間に渡されたことになる。
【0028】このような状態にして廃棄物収集箱30の
車輪32を利用して、乗降用橋板47の上を押し上げて
廃棄物収集箱運搬用台車40の床部44上に廃棄物収集
箱30を積載する。積載が終わったなら、前述とは逆に
ハンドル49などの操作を行い乗降用橋板47を図6の
想像線で示す位置に立て、積載した廃棄物収集箱30の
ずれ落ち防止も兼ねて固定し、次の収集場所或いは廃棄
物処理場へ移動する。
【0029】廃棄物収集箱30を廃棄物収集箱運搬用台
車40より下ろす場合は前述の積載操作の逆の順に操作
を行えばよい。
【0030】このような操作により廃棄物収集箱30の
廃棄物収集箱運搬用台車40への積み下ろし及び移動の
繰り返し作業により、廃棄物収集箱30の集配作業を行
うのである。
【0031】なお、廃棄物収集箱30の廃棄物収集箱運
搬用台車40への積み下ろしを牽引車10などに別に設
置したクレーン或いはリフトカーにより吊り上げて行う
方法もあり、この方法によれば廃棄物収集箱30の車輪
32及び廃棄物収集箱運搬用台車40の乗降用橋板47
などは必要ではなくなる。
【0032】特に、本実施の形態では、台車本体52の
床部44を2枚の板から形成したものであるが、本発明
を実施する場合には、本実施の形態のように、廃棄物収
集箱30のキャスターが特定の方向のみ進行できるよう
に構成すると、その取扱いが容易になる。なお、積載す
る廃棄物収集箱30のキャスター間隔が規格化されてお
れば、床部44をレール状の凹部とすることができる。
勿論、その間隔には網等を張設して、他も容器等が積載
できるようにするのが好ましい。
【0033】このように、本実施の形態の廃棄物収集箱
運搬用台車40は、左右両側に平行して対向配置した主
梁部41と、両主梁41に懸垂状に固着した複数の懸垂
腕部42と、対向する主梁部41の懸垂腕部42相互を
連結し、対向する主梁部41の下部に位置する支持梁部
43と、支持梁部43の上に敷設した床部44からなる
台車本体52と、台車本体52の主梁部41に配設され
た複数の固定車輪60及び旋回車輪62からなる車輪
と、台車本体52の主梁部41の一方の端部側に配設さ
れた連結のための牽引手段53と、台車本体52の主梁
部41の他方の端部側に軸支され、台車本体52の床部
44の上面側と地面との間を掛渡す位置と跳ね上げた位
置を維持する乗降用橋板47とを具備するものである。
【0034】したがって、台車本体52の上に廃棄物収
集箱30を積載して廃棄物収集箱運搬用台車40を牽引
し、それを運搬することができるので、廃棄物収集箱3
0には直接牽引力が掛からないので、廃棄物収集箱30
の強度は少なくてよいので、ポリエチレン等の合成樹
脂、アルミニューム或いは金網などの材料で軽くて経済
的な廃棄物収集箱30の使用が可能となるばかりか、従
来の収集箱20相互間の連結スペースが不要となり運搬
物全体の長さが短くなる。
【0035】また、廃棄物収集箱30を載せる床部44
までを低くし、しかも、乗降用橋板47によって乗降自
在にしているから、廃棄物収集箱30の底部に配設する
キャスターの直径が小さくても、容易に廃棄物収集箱3
0を床部44に載せることができる。
【0036】更に、本実施の形態の廃棄物収集箱運搬用
台車40の乗降用橋板47は、2枚で形成しており、そ
の軽量化により跳ね上げの操作性を良くしている。しか
し、1枚板として実施することもでき、この場合には、
操作対象が1枚となるからワンタッチ操作が可能であ
る。乗降用橋板47を1枚または2枚で形成するか否か
の判断は、乗降用橋板47の重量、廃棄物収集箱30の
重量、廃棄物収集箱30のキャスター径等によって決定
される。
【0037】なお、廃棄物収集箱運搬用台車40に廃棄
物収集箱30を積載する場合には、廃棄物収集箱30を
1列または複数列の積載とすることができ、それによっ
て、乗降用橋板47の幅及び台車本体52の幅が設定さ
れる。このとき、廃棄物収集箱30の方向性によって、
幅を狭くしてもよいし、広くしてもよい。
【0038】そして、本実施の形態の廃棄物収集箱運搬
用台車40の台車本体52の主梁部41に配設された複
数の車輪は、このうちの前方あるいは後方の車輪を旋回
自在の旋回車輪62としたものである。即ち、台車本体
52の回動を自在にするために、台車本体52の主梁部
41に配設された複数の車輪のうち、いくつかを旋回車
輪62とし、台車本体52の旋回を容易にしたものであ
る。即ち、道路の急な曲がりカーブでも、より小曲がり
きき、容易に通過することができる。
【0039】なお、台車本体52に配設した車輪数を3
輪とするものでは、旋回自在の旋回車輪62を1輪と
し、それを主梁部41間に配設した横梁部45の中間位
置に配設するのが望ましい。
【0040】なお、上記実施の形態では、廃棄物収集箱
運搬用台車40について説明したが、本発明を実施する
場合には、廃棄物収集箱30の収集ばかりでなく、部品
との集配、宅配或いは郵便物の集配、配膳等の容器を集
配するのに好適であり、容器運搬用台車として使用でき
る。
【0041】勿論、このときには、廃棄物収集箱30
は、部品との集配、宅配或いは郵便物の集配、配膳等の
容器となる。本発明においては、これらの容器を集配容
器と呼ぶこととする。しかし、この集配容器は、収集ま
たは配達の一方のみ使用されるものも含むものとする。
【0042】
【発明の効果】以上のように、請求項1にかかる容器運
搬用台車は、左右両側に平行して対向配置した主梁部、
前記両主梁に懸垂状に固着した複数の懸垂腕部及び前記
対向する主梁部の懸垂腕部相互を連結し、前記対向する
主梁部の下部に位置する支持梁部、前記支持梁部の上に
敷設した床部とからなる台車本体と、前記台車本体の主
梁部に配設された複数の車輪と、前記台車本体の主梁部
の一方の端部側に配設された連結のための牽引手段と、
前記台車本体の主梁部の他方の端部側に軸支され、前記
台車本体の床部の上面側と地面との間を掛渡す位置と跳
ね上げた位置を維持する乗降用橋板とを具備するもので
ある。
【0043】したがって、台車本体の上に廃棄物収集容
器を含む集配容器を積載してこの容器運搬用台車を牽
引、運搬することができるので、集配容器には直接牽引
力が掛からないので、集配容器の強度を強くする必要が
なくなるので、ポリエチレン等の合成樹脂、アルミニュ
ーム或いは金網などの材料で軽くて経済的な集配容器の
使用が可能となるばかりか、従来の収集箱相互間等の連
結スペースが不要となり運搬物全体の長さが短くなり、
その取扱いが容易になる。そして、床部が低いことから
人力でも積み下しが容易となる。
【0044】また、集配容器を載せる床部を低くし、し
かも、乗降用橋板によって乗降自在にしているから、集
配容器の底部に配設するキャスターの直径が小さくて
も、容易に床部に載せることができ、同様に、床部から
下すことができる。
【0045】請求項2にかかる容器運搬用台車は、請求
項1の前記乗降用橋板を、1枚または2枚としたもので
あるから、請求項1の効果に加えて、集配容器の特性に
よって、上げ下げの特性を設定することができ、この乗
降用橋の上を利用して、集配容器の台車本体への積み下
ろし作業を容易に行うことができる。
【0046】請求項3にかかる容器運搬用台車は、請求
項1または請求項2の前記台車本体の主梁部に配設され
た複数の車輪を、このうちの前方或いは後方の車輪を旋
回自在としたものであるから、請求項1または請求項2
に記載の効果に加えて、より小曲がりがきき、急な曲が
りも容易に通過することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の容器運搬用台車としての実施
の形態である廃棄物収集箱運搬用台車を示す斜視図であ
る。
【図2】 図2は本発明の容器運搬用台車としての実施
の形態である廃棄物収集箱運搬用台車の側面図である。
【図3】 図3は本発明の容器運搬用台車としての実施
の形態である廃棄物収集箱運搬用台車の平面図である。
【図4】 図4は図2のA−A切断線によるA−A矢視
断面拡大図である。
【図5】 図5は図2のB−B切断線によるB−B矢視
断面拡大図である。
【図6】 図6は図3のC−C切断線によるC−C矢視
断面拡大図である。
【図7】 図7は本発明の実施の形態である廃棄物収集
箱運搬用台車に廃棄物収集箱を積載して運搬する状態を
示す側面からみた概念図である。
【図8】 図8は従来の収集箱を運搬する状態を示す側
面からみた概念図である。
【符号の説明】
30 廃棄物収集箱 40 廃棄物収集箱運搬用台車 41 主梁部 42 懸垂腕部 43 支持梁部 44 床部 45 横梁部 47 乗降用橋板 52 台車本体 53 牽引手段 60 固定車輪 62 旋回車輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B62K 27/00 B62K 27/00 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65F 3/00 B60P 3/00 B62B 3/04 B62K 27/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両側に平行して対向配置した主梁部
    と、前記両主梁に懸垂状に固着した複数の懸垂腕部と、
    前記対向する主梁部の懸垂腕部相互を連結し、前記対向
    する主梁部の下部に位置する支持梁部と、前記支持梁部
    の上に敷設した床部からなる台車本体と、 前記台車本体の主梁部に配設された複数の車輪と、 前記台車本体の主梁部の一方の端部側に配設された連結
    のための牽引手段と、 前記台車本体の主梁部の他方の端部側に軸支され、前記
    台車本体の床部の上面側と地面との間を掛渡す位置と跳
    ね上げた位置を維持する乗降用橋板とを具備することを
    特徴とする容器運搬用台車。
  2. 【請求項2】 前記乗降用橋板は、1枚または2枚から
    なることを特徴とする請求項1に記載の容器運搬用台
    車。
  3. 【請求項3】 前記台車本体の主梁部に配設された複数
    の車輪は、このうちの前方あるいは後方の車輪を旋回自
    在としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の容器運搬用台車。
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