JPH0664875B2 - フロツピ−デイスクの中心円板加工方法 - Google Patents

フロツピ−デイスクの中心円板加工方法

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JPH0664875B2
JPH0664875B2 JP25832485A JP25832485A JPH0664875B2 JP H0664875 B2 JPH0664875 B2 JP H0664875B2 JP 25832485 A JP25832485 A JP 25832485A JP 25832485 A JP25832485 A JP 25832485A JP H0664875 B2 JPH0664875 B2 JP H0664875B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば直径3.5インチの磁気シートを用いる
マイクロ・フロツピーデイスクに適用するのに最適なも
のであつて、特に、金属の中心円板(マグネツトチヤツ
キング用)の外周にシート状記録媒体を固着してあるフ
ロツピーデイスクの中心円板加工方法に関するものであ
る。
〔発明の概要〕
本発明は、金属の中心円板の少なくとも中心孔の外周に
小径のリングを合成樹脂にて一体にアウトサート成形し
て設け、その中心円板の外周にシート状記録媒体を固着
してあるマイクロ・フロツピーデイスク等のフロツピー
デイスクの中心円板加工方法において、金属シートの供
給、その金属シートからの中心円板のプレス加工及び中
心円板への少なくともリングのアウトサート成形を一環
して行えるように構成することにより、中心円板の生産
性を著しく向上することができるようにしたものであ
る。
〔従来の技術〕
本発明の出願人が先に出願したマイクロ・フロツピーデ
イスクの先願例(特願昭60−211976号)を第5図によつ
て説明する。
この先願例のマイクロ・フロツピーデイスク1は、ステ
ンレス等の金属の円形平板からなる中心円板2の外周及
び中央部と外周近傍部とにほヾ正方形状の中心孔3とほ
ヾ長方形状の偏心孔4とをプレス加工によつて形成し、
この中心円板2の外周の上部にフランジ5をABS樹脂等
の合成樹脂によつて一体にアウトサート成形して設け、
シート状記録媒体である直径3.5インチの磁気シート6
をフランジ5の上面に接着剤7によつて接着して固着
し、この中心円板2の中心孔3の全周をバーリング加工
によつて上方に折曲げてほヾ角筒状をなす周壁8を一体
に形成し、この中心円板2の上部で周壁8の外周に同心
円形状をなす小径のリング9をABS樹脂等の合成樹脂に
よつて一体にアウトサート成形して設けたものである。
そして、鎖線で示す如く、このマイクロ・フロツピーデ
イスク1が上下ハーフ11、12からなるカートリツジ13内
に回転自在に収納された状態では、中心円板2が下ハー
フ12に設けられたターンテーブル挿入孔14内に遊嵌され
ている。そして上ハーフ11の下面に一体成形された円形
状をなす位置決め用リブ15が中心円板2の小径のリング
9の外周に嵌合されて、このリブ15によるリング9の位
置決めによつてカートリツジ13内での中心円板2及び磁
気シート6の水平方向の位置決めがなされている。
そして、鎖線で示す如く、このマイクロ・フロツピーデ
イスク1が中心円板2によつてターンテーブル17上に水
平にマグネツトチヤツキングされ、中心孔3及び偏心孔
4内にターンテーブル17の中心ピン18及び駆動ピン19が
挿入されて、このマイクロ・フロツピーデイスク1がタ
ーンテーブル17によつてカートリツジ13内で回転駆動さ
れる。そして磁気シート6の上下記録面に接触された上
下一対の録再ヘツド20が磁気シート6の水平回転に伴つ
てその磁気シート6の半径方向に移動されて、これら両
録再ヘツド20によつて磁気シート6の上下記録面が選択
的に記録、再生される。
この先願例によれば、磁気シート6の外径に対する中心
円板2のフランジ5の外径を充分に小さく構成すること
ができるので、磁気シート6に対する両録再ヘツド20の
当り(接触状態)を良くすることができて、記録、再生
の精度を著しく向上させることができ、特に2MB用(高
密度記録用)のマイクロ・フロツピーデイスクに最適で
ある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この先願例の中心円板2の構造では、予
じめプレス加工した円形平板からなる中心円板2を成形
金型内に作業者の手作業やロボツトを用いて1枚づつ挿
入してフランジ5及びリング9のアウトサート成形を行
わなせればならない。
従つて、中心円板2にフランジ5及びリング9をアウト
サート成形する上でのロスタイムが非常に大きく、中心
円板2の生産性(単位時間当りの生産量)が非常に低か
つた。
本発明は、フロツピーデイスクの中心円板加工方法にお
いて、金属シートの供給、その金属シートからの中心円
板のプレス加工及び中心円板への少なくともリングのア
ウトサート成形を一環して行えるようにするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、フロツピーデイスクの中心円板加工方法にお
いて、供給ロールから供給されて巻取ロールに巻取られ
る金属シートの移送経路に沿つて前プレス加工部と、ア
ウトサート成形部と、後プレス加工部とを順次配置し、
金属シートの移送に伴つて前プレス加工部でその金属シ
ートに少なくとも円形凹部とその中心に配置する中心孔
とをプレス加工した後、アウトサート成形部でその金属
シートの少なくとも前記中心孔の外周に小径のリングを
合成樹脂にて一体にアウトサート成形し、最後に後プレ
ス加工部でその金属シートの少なくとも前記円形凹部の
外周をフランジ領域を残して打ち抜くように構成したも
のである。
〔作 用〕
本発明は、供給ロールから供給されて巻取ロールに巻取
られるべく移送される金属シートから中心円板を打ち抜
く前に少なくともリングをアウトサート成形し、そのア
ウトサート成形後に金属シートから中心円板を打ち抜く
ので、先願例のように、予じめプレス加工した円形平板
からなる中心円板を成形金型内に1枚づつ挿入するよう
な手間を省くことができる。この結果、金属シートの供
給、その金属シートからの中心円板のプレス加工及び中
心円板への少なくともリングのアウトサート成形を一環
して行うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明を適用したマイクロ・フロツピーデイスク
の中心円板加工方法の実施例を第1図〜第4B図によつて
説明する。
先ず、本発明の加工方法によつて加工された中心円板を
用いたマイクロ・フロツピーデイスクの構造を第3図に
よつて説明する。
このマイクロ・フロツピーデイスク23は、ステンレス等
の金属の円形平板からなる水平な中心円板24の中央部と
外周近傍部とにほヾ正方形状の中心孔25とほヾ長方形状
の偏心孔26とをプレス加工によつて形成し、この中心円
板24の外周の上部にほヾ垂直な円筒部27を介して水平な
フランジ28をプレス加工によつて形成し、中心孔25の全
周をバーリング加工によつて上方に折曲げてほヾ角筒状
をなす周壁29を形成し、中心孔25の外周である周壁29の
外周と、円筒部27の内周とに小径のリング30と大径のリ
ング31とをABS樹脂等の合成樹脂によつて一体にアウト
サート成形して設け、大径のリング31の上端にフランジ
28の上面28aと面一の端面31aと、その端面31aの内側に
位置する円筒状凸部31bとを設け、シート状記録媒体で
ある直径3.5インチの磁気シート32を大径のリング31の
円筒状凸部31bの外側で、端面31aとフランジ28の上面28
aとに跨つた状態で、これら端面31aと上面28aとに接着
剤33による接着によつて固着したものである。なお両リ
ング30、31の合成樹脂は周壁29及び円筒部27の各々の下
端の折曲げコーナ部に設けられた多数の小孔34、35内に
入り込んで中心円板24に強力に結合されている。
そして、鎖線で示す如く、先願例と同様に、このマイク
ロ・フロツピーデイスク23が上下ハーフ11、12からなる
カートリツジ13内に回転自在に収納された状態では、中
心円板24が下ハーフ12に設けられたターンテーブル挿入
孔14内に遊嵌され、上ハーフ11の下面に一体成形された
円形状をなす位置決め用リブ15が中心円板24の小径のリ
ング30の外周に嵌合されて、このリブ15によるリング30
の位置決めによつてカートリツジ13内での中心円板24及
び磁気シート32の水平方向の位置決めがなされている。
そして、鎖線で示す如く、このマイクロ・フロツピーデ
イスク23が中心円板24によつてターンテーブル17上に水
平にマグネツトチヤツキングされ、中心孔25及び偏心孔
26内にターンテーブル17の中心ピン18及び駆動ピン19が
挿入されて、このマイクロ・フロツピーデイスク23がタ
ーンテーブル17によつてカートリツジ13内で回転駆動さ
れる。そして磁気シート32の上下記録面に接触された上
下一対の録再ヘツド20が磁気シート32の水平回転に伴つ
てその磁気シート32の半径方向に移動されて、これら両
録再ヘツド20によつて磁気シート32の上下記録面が選択
的に記録、再生される。
このマイクロ・フロツピーデイスク23によれば、先願例
と同様に、磁気シート32の外径に対する中心円板2のフ
ランジ28の外径を充分に小さく構成することができるの
で、磁気シート32に対する両再録ヘツド20の当り(接触
状態)を良くすることができて、記録、再生の精度を著
しく向上させることができ、特に2MB用(高密度記録
用)のマイクロ・フロツピーデイスクに最適である。
次に、第1図〜第2D図によつて、中心円板24の加工方法
を説明する。
先ず、第1図において、帯状で長尺なステンレスシート
等からなる金属シート37は供給ロール38から供給されて
巻取ロール39に巻取られるべく矢印a方向に間欠送りさ
れる。そしてこの金属シート37の移送経路に沿つて前プ
レス加工部40と、アウトサート成形部41と、後プレス加
工部42とが順次配置されている。
そして、金属シート37の矢印a方向への間欠送りに伴つ
て、先ず前プレス加工部40にて、第2A図及び第2B図に示
す如く、ポンチ44、45及びダイ46、47によつて金属シー
ト37に、中心孔25、偏心孔26、多数の小孔34、35が打ち
抜かれると共に円形凹部48がプレス加工されて、その円
形凹部48の外周に円筒部27が形成される。またこの前プ
レス加工部40にて、第2B図に示す如く中心孔25の全周が
ポンチ49によつてバーリング加工されて周壁29が形成さ
れる。
次に、金属シート37の矢印a方向への間欠送りに伴つ
て、円形凹部48がアウトサート成形部41へ送られる。そ
して第2C図に示す如く、成形金型50、51の間に円形凹部
48が位置決めされた状態で、内外2つのキヤビテイ52、
53内にABS樹脂等の溶融樹脂が射出ノズル54、55から射
出されて、リング30、31が周壁29の外周と円筒部27の内
周とに一体にアウトサート成形される。
次に、金属シート37の矢印a方向への間欠送りに伴つ
て、円形凹部48が後プレス加工部42へ送られて、第2D図
に示す如く、ポンチウ56及びダイ57によつて円形凹部48
の外周をフランジ28の領域を残して打ち抜くようにし
て、金属シート37から中心円板24を打ち抜く。
なお、偏心孔26の打ち抜きに関しては前プレス加工部40
又は後プレス加工部42の何れの加工部でプレス加工して
も良い。
第4A図は中心円板24の変形例を示したものであり、円筒
部27の直径を大径のリング31の水平方向における肉厚分
だけ小さくして、その円筒部27の外周にそのリング31の
合成樹脂にて一体にアウトサート成形したものである。
そしてこの変形例の場合は、第4B図に示す如くアウトサ
ート成形時に、例えばフランジ28に設けた樹脂注入口58
から溶融樹脂をキヤビテイ53内に射出して一体にアウト
サート成形する。
以上、本発明の実施例に付き述べたが、本発明は実施例
に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて
各種の有効な変更が可能である。
また本発明は、マイクロ・フロツピーデイスクの中心円
板加工方法に限定されることなく、各種方式で記録、再
生される各種のフロツピーデイスクの中心円板加工方法
に適用可能である。
〔発明の効果〕
本発明は、フロツピーデイスクの中心円板加工方法にお
いて、金属シートの供給、その金属シートからの中心円
板のプレス加工及び中心円板への少なくともリングのア
ウトサート成形を一環して行えるので、中心円板の生産
性(単位時間当りの生産量)が非常に高く、生産コスト
を下げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4B図は本発明の一実施例を示したものであつ
て、第1図は加工装置全体の斜視図、第2A図〜第2D図は
加工順序を説明する断面図、第3図はマイクロ・フロツ
ピーデイスクの断面図、第4A図は変形例の断面図、第4B
図は変形例の加工を説明する断面図である。 第5図は先願例の断面図である。 また図面に用いられた符号において、 23……マイクロ・フロツピーデイスク 24……中心円板 25……中心孔 27……円筒部 28……フランジ 30……小径のリング 31……大径のリング 32……磁気シート 37……金属シート 38……供給ロール 39……巻取ロール 40……前プレス加工部 41……アウトサート成形部 42……後プレス加工部 48……円形凹部 である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給ロールから供給されて巻取ロールに巻
    取られる金属シートの移送経路に沿つて前プレス加工部
    と、アウトサート成形部と、後プレス加工部とを順次配
    置し、 金属シートの移送に伴つて前プレス加工部でその金属シ
    ートに少なくとも円形凹部とその中心に位置する中心孔
    とをプレス加工した後、アウトサート成形部でその金属
    シートの少なくとも前記中心孔の外周に小径のリングを
    合成樹脂にて一体にアウトサート成形し、最後に後プレ
    ス加工部でその金属シートの少なくとも前記円形凹部の
    外周をフランジ領域を残して打ち抜くように構成したフ
    ロツピーデイスクの中心円板加工方法。
JP25832485A 1985-09-25 1985-11-18 フロツピ−デイスクの中心円板加工方法 Expired - Fee Related JPH0664875B2 (ja)

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