JPH0664809A - 折帳搬送集積装置 - Google Patents

折帳搬送集積装置

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JPH0664809A
JPH0664809A JP22005792A JP22005792A JPH0664809A JP H0664809 A JPH0664809 A JP H0664809A JP 22005792 A JP22005792 A JP 22005792A JP 22005792 A JP22005792 A JP 22005792A JP H0664809 A JPH0664809 A JP H0664809A
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Kinichiro Ono
謹一郎 大野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 折帳1を集積手段まで搬送する手段におい
て、回転駆動機構を省いて機械の簡素化を図り、また集
積処理能力を高め、さらに損紙をなくすことができるよ
うにする。 【構成】 折帳1を集積手段Fに搬送する搬送手段A
に、所定の間隔で折帳1を個別に保持する保持手段Bを
設け、また搬送手段Aの上流側に保持手段Bに折帳1を
保持させる保持補助手段Cを、また下流側に保持した折
帳1を集積手段Fに向けて解放する解放補助手段Dを設
け、保持補助手段Cの作用後かつ解放補助手段Dの作用
前に保持手段Bを選択的に左右いずれかに所定角度回動
させる方向変換手段Eを設けた構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば輪転機より排
出される折帳を、多数の保持手段で個別に保持して搬送
し、適宜部数集積する折帳搬送集積装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】前記のような、例えば1部つかみ式のグ
リップ機構等の保持手段を備えたキャリヤなどの搬送装
置にて、折帳を保持して搬送し所定位置にて折帳をグリ
ップ機構より解放して集積手段に堆積させて集積する折
帳搬送集積装置は公知であり、例えば特公平1−387
43号公報および「印刷発送の自動化を探る」(昭和5
8年7月20日、日本新聞協会発行の109頁第4図ス
タッキングシステム)に示されるものがある。
【0003】特公平1−38743号公報に示される従
来例は、コンベヤ上でうろこ状に重なり合って搬送され
る印刷物を、1部つかみ式のグリッパーが1部ずつ保持
して搬送する。この搬送装置の搬送方向には、間隔をあ
けて二つの堆積室が前後して設けられ、それぞれの堆積
室上方でグリッパーを開放作動させ印刷物を堆積室に供
給する。そして、一方の堆積室に所定の堆積が行われる
と、引き続き他方の堆積室に堆積が行われ、この間に前
記一方の堆積室が空にされる作動がくりかえされるもの
である。「印刷発送の自動化を探る」(昭和58年7月
20日、日本新聞協会発行の109頁第4図スタッキン
グシステム)に示されるものは、前記特公平1−387
43号公報と同様の1部つかみ式のグリッパーによる搬
送装置で搬送方向に設けた堆積室が180度回転機構に
より回転し、堆積室上方でグリッパーの開放で供給され
る印刷物を所定部数毎に180度交互に積み重ねられる
機構となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の折
帳搬送集積装置の機構では、例えば新聞のような折帳で
は折目の部分が厚いため同一向きのみにて集積させた場
合、折目側が高くなった荷姿の集積体となり集積手段か
ら搬出された後、荷崩れを起こし、以後の処理に不都合
をきたすばかりでなく、折帳が汚損乃至破損されて使用
不可となることも少なくなかった。
【0005】また、回転機構を備えた堆積室では、集積
した印刷物が回転機構による回転および停止運動による
衝撃によっても汚損乃至破損されるものとなった。回転
機構の存在及び回転、停止の繰り返しに充分耐え得るた
めの機構の付加等のために小型化、簡素化が難しく、ま
た集積処理能率もあまり良好でなかった。よって、折帳
の向きを適宜選択的にかえて安定した集積体を作成でき
る簡素化した集積装置が望まれていた。
【0006】本発明は上記のことにかんがみなされたも
ので、折帳を集積手段までの搬送手段において、所定部
数毎交互に向きを変えるため、従来のように集積手段を
その都度回転させて集積させる必要がなく、その回転駆
動機構も一切省くことができ、機械の簡素化がなされ、
更に、集積手段までの折帳搬送速度に関係なく、所定部
数毎に向きの異なる折帳を連続して集積手段に落下させ
ることができるため、集積処理能力を高めることとな
り、また、集積体の荷崩れや堆積室内での衝撃による汚
損乃至破損をなくし得て、こうした汚損乃至破損による
損紙をなくすことに寄与することができる折帳搬送集積
装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の係る折帳搬送集積装置は、折帳を集積する
集積手段と、折帳を集積手段に搬送し得るよう集積手段
を経由して設けられた搬送手段と、搬送手段に所定の間
隔で設けられかつ折帳を個別に保持する保持手段と、保
持手段に折帳を保持せしめる保持補助手段と、保持した
折帳を集積手段に向けて解放せしめる解放補助手段と、
保持補助手段の作用後かつ解放補助手段の作用前に保持
手段を選択的に左右いずれかに所定角度旋回させる方向
変換手段とを有し折帳を適宜部数ずつ一定の角度だけ向
きを変えて集積するようにした構成となっている。
【0008】
【作 用】搬送手段に間隔をおいて設けられた保持手
段により、個別に保持された折帳は、その搬送途中に設
けられた方向変換手段で保持手段が選択的に左右いずれ
かに所定角度回転させられることで、保持された折帳の
向きが変えられる。集積手段の上方に設けた解放補助手
段が保持手段に作用して、保持する折帳を解放し落下さ
せる。その結果集積手段にて所定部数毎に一定の角度だ
けずれた状態で交互に積み重ねられた集積体が作成され
る。
【0009】
【実 施 例】この発明の実施例を図面に従って説明す
る。図1はこの発明の実施例の概要を示す側面図、図2
と図3は折帳の搬送経路を示す図1のH矢視図、図4は
折帳集積体の斜視図、図5は保持手段の一部破断側面
図、図6は保持手段の下部咥板15とそれに連結する主
要作動部のみを示し図5のP矢視した部分平面図、図7
は保持手段の上部咥板14とそれに連結する主要作動部
のみを示し図5のQ矢視した部分平面図、図8は保持手
段が折帳を保持し進行しながら一定角度向きを変え開放
する動作を示す側面図、図9は図8の平面図である。こ
の発明の実施例では図1に示すように、図示しない輪転
機よりうろこ状に重なり合ってコンベヤ36上を搬送さ
れる印刷物の折帳紙列Sより、1部ずつ折帳1を保持し
て搬送し、適宜部数ずつ一定の角度だけ向きを変えて集
積するもので、その構成としては、搬送手段A、保持手
段B、保持補助手段C、解放補助手段D、方向変換手段
E、集積手段Fとからなっており、以下にそれぞれの構
成を説明する。
【0010】(1)搬送手段A この搬送手段Aは図示しない輪転機より設けられたコン
ベヤ36の上方から、このコンベヤ36より離れた位置
に設けられた集積手段Fの上方にわたって設けられてお
り、チェーン2、ガイドバー3、搬送ガイド19、折帳
計数部37、分岐板20等からなっている。
【0011】そして上記チェーン2は図示しないフレー
ム部材に2本平行にして走行案内されており、かつその
一部から上記コンベヤ36の終端部上方位置から集積手
段Fの上方にわたるようにしてループ状に配置されてい
る。また図示しない駆動手段により上記コンベヤ36と
同調する速度で駆動されるようなっている。ガイドバー
3は上記2本のチェーン2を一定間隔で連結するもの
で、両チェーン2とは略直角にして両端がチェーン2に
固定されている。搬送ガイド19はループ状に構成され
ており、かつ上記チェーン2のループの外側にこれと平
行にして図示しないフレームに固定されて設けられてい
る。またこの搬送ガイド19は各ガイドバー3の略中央
を結ぶ線の外側に設けられている。そしてこの搬送ガイ
ド19は搬送手段Aのコンベヤ36の上方から集積手段
Fの上方を過ぎた位置までのいわゆる搬送経路Gで分岐
して2つの分岐路X,Yとなり、合流して再び1経路と
なるようにしてある。
【0012】折帳計数部37は保持手段Bが折帳1を保
持し、その折帳1を検知できる搬送路上の位置に固定す
る。そして折帳1を所定部数計数すると図示しない信号
出力手段により信号が発せられるようになっている。分
岐板20は上記搬送ガイド19の分岐路X,Yの上流側
(コンベヤ36側)の分岐点に設けられており、図示し
ない駆動手段にて2本の分岐路X,Yを選択的に開閉す
るようになっている。この分岐板20の作動タイミング
は、例えば折帳計数部37から分岐点までの距離を搬送
手段Aのチェーン2の駆動軸回転に比例連動して出力さ
れるパルス信号の数で求めておき、折帳計数部37から
所定部数計数完了の信号を受けとり、更に予め求めてお
いたパルス信号数をカウントした後に出力される作動信
号により分岐板20を作動するようにしている。これに
より所定部数の折帳1は交互に両分岐路X,Yにそって
進行させられる。なおこの両分岐路X,Yの下流側(集
積手段側)の合流点は集積手段Fの上方より下流側に位
置されている。
【0013】(B)保持手段B 保持手段Bは図5に示すように搬送手段Aの各ガイドバ
ー3に摺動自在に係止されていると共に、この保持手段
Bの一部は搬送手段Aの搬送ガイド19に両側を挟まれ
るようにして(図2,図3,図9)チェーン2の走行に
伴い搬送ガイド19の経路を進行し、コンベヤ36の終
端に搬送されてせり出した折帳1を1部ずつ保持して集
積手段Fの上方で解放するようになっている。そしてこ
の保持手段Bはスライダー4、軸受5、スリーブ6、ば
ね9、連結棒8、ブラケット12、コロ13a,13
b,13c,13d、コロ7、上部咥板14、ブラケッ
ト10、コロ11a,11b,11c,11d、下部咥
板15、プランジャ38及び39等からなっている。
【0014】スライダー4は搬送手段Aの各ガイドバー
3に摺動自在に貫通している。ガイドバー3の断面形状
は、例えば四角形になっていて、これに嵌合するスライ
ダー4はガイドバー3の軸まわりには回転しないように
なっている。軸受5は上記スライダー4の先端部に、軸
心がこのスライダー4の摺動方向と直角方向になるよう
にして設けられている。スリーブ6はこの軸受5に回転
自在に嵌合支持されており、このスリーブ6内にばね9
が内設されている。連結棒8は軸方向の中間部につばが
設けてあり、軸部に上記ばね9が遊嵌してスリーブ6に
摺動自在に貫通されている。上記つばにばね9が当接し
て連結棒8は上方へ付勢されている。
【0015】ブラケット12は上記スリーブ6の上端に
固着されており、かつこれを上記連結棒8が摺動自在に
貫通している。このブラケット12は図7に示すように
十字形に四方へ脚部を伸ばすような形状になっており、
この各脚部の先端部に上記コロ13a,13b,13
c,13dが回転自在に支持されている。なおこの各コ
ロは直線状に伸びる2本の脚部のコロ13c,13dは
脚部の下側に、また前記2本の脚部と直角方向に伸びる
2本の脚部のコロ13a,13bは脚部の上側にそれぞ
れ位置されている。コロ7はスリーブ6の下端部の外周
に回転自在に嵌合されている。そしてこのコロ7は搬送
ガイド19に挟まれるようにして搬送手段Aの走行によ
り搬送ガイド19の経路を進行して行くようになってい
る。
【0016】上部咥板14はスリーブ6の下面に、搬送
手段Aの上流側へ向けて固着されている。(図5、図
7)。ブラケット10は連結棒8の上部に固着されてお
り、かつ図6に示すように、十字形に四方へ脚部を伸ば
すような形状になっており、この各脚部の先端部に上記
コロ11a,11b,11c,11dが回転自在に支持
されている。なおこの各コロは直線状に伸びる2本の脚
部コロ11c,11dは脚部の上側に、また前記2本の
脚部と直角方向に伸びる2本の脚部のコロ11a,11
bは脚部の下側にそれぞれ位置されている。
【0017】上部咥板14はスリーブ6の下面に、コロ
13dを支持する脚部と同じ向きになるように固着され
ている(図7)。この下部咥板14はコロ13a〜13
dが作用を受けて回転するスリーブ6と一体状に回転す
るようになっている。下部咥板15は連結棒8の下側軸
端部に、コロ11dを支持する脚部と同じ向きになるよ
うに固着されている(図6)。この下部咥板15はコロ
11a,〜11dが作用を受けて回転する連結棒8と一
体状に回転し、連結棒8がばね9に抗して下動した状態
でこれと一体に下動し、連結棒8がばね9の付勢力にて
上動した状態で上部咥板14側に付勢対向するようにな
っている。上側のプランジャ38はスライダー4の側面
に突設し、内蔵するばねなどで調整可能な付勢力によっ
て先端部をスリーブ6の周面に当接しており(図5)、
軸受5に支持されているスリーブ6が後述する各手段の
ガイド板等の作用を受けないときに、不必要に回転しな
いようにする回り止め作用をするようになっている。下
側のプランジャ39は上記のプランジャ38と同様の構
造と目的でスリーブ6に設けられ、連結棒8に当接して
これの回り止めの作用をするようになっている。
【0018】(3)保持補助手段C 保持補助手段Cは上記した保持手段Bに作用してこれに
折帳1を1部ずつ保持させるものであり、この保持補持
手段Cは、分岐点の上流側に配設されており、上,下の
ガイド板21,22からなっていいる(図8,図9)。
そして上側のガイド板21は搬送方向に移動される保持
手段Bの上方で連結棒8を押下げるような位置に図示し
ないフレームに固定されている。また下側のガイド板2
2は上記上側のガイド板21で押下げられた連結棒8に
設けられ、かつ下部咥板15の上方に位置するコロ11
dに当接してこれを搬送方向上流側に90度回動させる
位置に設けられている。
【0019】(4)解放補助手段D 解放補助手段Dは保持手段Bに作用してこの保持手段B
にて保持された折帳1を解放する作用を行なうものであ
る。そしてこの解放補助手段Dは集積手段Fの上方で、
かつ両分岐路X,Yのそれぞれ上方に設けられており、
それぞれの解放補助手段Dは上記保持補助手段Cと同様
に上,下のガイド板24,25からなっている(図8,
図9)。上側のガイド板24は搬送される保持手段Bの
上方で連結棒8を押下げる位置に固定されている。また
下側のガイド板25は上記上側のガイド板24で押下げ
られる連結棒8に設けられた4本の脚の各コロのうち、
分岐路X,Yの外側に位置し、かつ脚の上側に位置する
コロ11cに当接してこれを搬送方向上流側へ90度回
動させる位置に設けられている。
【0020】(5)方向変換手段E 方向変換手段Eは搬送手段Aの両分岐路X,Yの径路
に、これの分岐点から各解放補助手段Dの上流側にわた
って設けられ、この各径路を通る保持手段Bに作用して
これら保持されている折帳1の向きを所定角度(例えば
90°)にわたって変換するものであり、ガイド板23
にて構成されている。このガイド板23は各分岐路X,
Yのそれぞれの径路の外側に配置され、スリーブ6に固
着された方のブラケット12の脚の上側に支持されたコ
ロ13a(あるいは13b)と、上動状態における連結
棒8に固着されたブラケット10の脚の下側に支持され
たコロ11a(あるいは11b)に当接してこれらを搬
送方向上流側へ90度回動させるようになっている。
【0021】(6)集積手段F 集積手段Fは解放補助手段Dの作用により落下する折帳
1を所定部数集積し、集積体として機外へ排出するよう
になっており、バスケット30、プッシャー32、流体
圧シリンダー33、仮受板31、コンベヤ35からなっ
ている。バスケット30は解放補助手段Dの下方に設け
られ、1部ずつ落下する折帳1を荷姿よく集積させるよ
うに側面板等が設けられている。プッシャー32はバス
ケット30内に集積した集積体34の側面を押圧して機
外へ排出させるもので、例えば折帳計数部37から集積
手段Fまでの距離を搬送手段Aのチェーン2の駆動軸回
転に比例連動して出力されるパルス信号の数で求めてお
き、折帳計数部37から所定部数計数完了の信号を受け
取り、さらに予め定めておいたパルス信号数をカウント
した後に出力される指令信号により、まず後に説明する
仮受板31が作動し、その作動後に駆動源である上記流
体圧シリンダー33が起動してプッシャー32を作動さ
せるようになっている。
【0022】仮受板31はバスケット30の外側に待機
するように設けられ、図示しない駆動手段の作用により
前記のタイミングでバスケット30内の上下方向中間部
に差し出され、落下する折帳1を仮に受けとめるように
なっている。プッシャー32による集積体34の排出
後、プッシャー32が復帰すると、仮受板31は復帰し
待機するようになっている。コンベヤ35はバスケット
30より排出される集積体34を受取り、図示しない駆
動手段にて搬送するようになっている。
【0023】次に上記構成における動作を説明する。保
持補助手段Cより上流側での保持手段Bは、図1に示す
ように、図示しないガイド板により、これの上部咥板1
4が搬送手段Aの上流側に向けられ、また下部咥板15
は側方へ向けられている。そしてこの各保持手段Bが保
持補助手段Cの位置にくると、この保持補助手段Cの作
用により下部咥板15が下動しながら上部咥板14の下
側へ回動し、その後上動して、この両咥板14,15に
より、コンベヤ36上を搬送されてきた折帳紙列Sより
折帳1が1部ずつ咥えられるように保持される。
【0024】次に図2に示すように、折帳1を保持した
各保持手段Bは搬送手段Aによって搬送され、その搬送
径路Gの途中で折帳計数部37にて保持した折帳1が計
数され、次いで分岐板20で搬送ガイド19の一方の分
岐路Xに従って進行し、図9に示すように、この分岐路
X上で、方向変換手段Eのガイド板23にてコロ11
a,13aが側方位置から中央位置側に回動されて両咥
板14,15は折帳1を保持した状態で進行しながら反
時計方向に90°向きが変えられる。
【0025】続いて集積手段Fのバスケット30の上方
で図9に示すように、解放補助手段Dの作用により、下
部咥板15が下動しながら搬送手段Aの下流側へ90°
回動して、この両咥板14,15に保持された折帳1が
落下される。折帳計数部37により計数された所定部数
の折帳1が上記一方の分岐路Xへ進行し終ると、折帳計
数部37または折帳計数部37の信号によって作動する
図示しない信号手段により図3に示すように分岐板20
が切換作動され、後続の折帳1を他方の分岐路Yへと進
行させる。
【0026】上記他方の分岐路Yに従って進行する折帳
1は図3に示すように作動し、この分岐路Y上で、方向
変換手段Eのガイド板23にてコロ11a,13bが側
方位置から中央位置側に回動されて両咥板14,15は
折帳1を保持した状態で進行しながら時計方向に90°
向きが換えられる。続いて集積手段Fのバスケット30
の上方で解放補助手段Dの作用により、下部咥板15が
下動しながら搬送手段Aの下流側へ90°回動して、こ
の両咥板14,15に保持された折帳1が落下される。
【0027】次に、分岐路X,Yにおいて、解放補助手
段Dの作用により折帳1を解放した保持手段Bの上部咥
板14と下部咥板15は、下流側に設けられた上記分岐
路X,Yに設けられている方向変換手段Eと同様の作用
をする図示しないガイド板による方向変換手段によっ
て、保持補助手段Cに至る前に回動させ、向きを修正し
ておく。分岐路X,Yは合流し、保持手段Bは再び1経
路となった搬送ガイド19を進行する。集積手段Fにて
所定部数毎に180°交互に向きを変え積み重ねられた
折帳集積体34はプッシャー32の作動により機外のコ
ンベヤ35へ排出され下流行程へと搬送される。また、
折帳集積体34が排出される間、順次落下する折帳1
は、バスケット30の上下方向中間部を閉鎖する仮受板
31上に集積され、折帳集積体34が排出されプッシャ
ー32が復帰した後、仮受板31が復帰しバスケット3
0に落下させられる。
【0028】
【発明の効果】この発明では、折帳を集積手段までの搬
送手段において、所定部数毎交互に向きを換えるため、
従来のように集積手段をその都度回転させ集積させる必
要がなく、その回転駆動機構を一切省くことができ、機
械の簡素化がなされた。更に、集積手段までの折帳搬送
速度に関係なく、所定部数毎に向きの異なる折帳を連続
して集積手段に落下させることができるため、集積処理
能力を高めることとなった。また、集積体の荷崩れや堆
積室内での衝撃による汚損乃至破損をなくし得て、こう
した汚損乃至破損による損紙をなくすことに寄与するこ
ととなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の概要を示す側面図である。
【図2】一方の分岐路を折帳を保持して進行する保持手
段を示す図1のH矢視図である。
【図3】他方の分岐路を折帳を保持して進行する保持手
段を示す図1のH矢視図である。
【図4】折帳集積体を示す斜視図である。
【図5】保持手段の要部を破断して示す側面図である。
【図6】保持手段の下部咥板とそれに連結する主要作動
部のみを示す図5のP矢視分部平面図である。
【図7】保持手段の上部咥板とそれに連結する主要作動
部のみを示す図5のQ矢視分部平面図である。
【図8】保持手段が折帳を保持し進行しながら一定角度
向きを変え開放する動作を示す側面図である。
【図9】図8と同様の作動状態を示す平面図である。
【符号の説明】
A…搬送手段、B…保持手段、C…保持補助手段、D…
解放補助手段、E…方向変換手段、F…集積手段、G…
搬送経路、S…折帳紙列、X,Y…分岐路、1…折帳、
2…チェーン、3…ガイドバー、4…スライダー、5…
軸受、6…スリーブ、7,11a,11b,11c,1
1d,13a,13b,13c,13d…コロ、8…連
結棒、9…ばね、10,12…ブラケット、14…上部
咥板、15…下部咥板、19…搬送ガイド、20…分岐
板、21,22,23,24,25…ガイド板、30…
バスケット、31…仮受板、32…プッシャー、33…
流体圧シリンダー、34…折帳堆積体、35,36…コ
ンベヤ、37…折帳計数部、38,39…プランジャ
ー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折帳を集積する集積手段と、折帳を集積
    手段に搬送し得るよう集積手段を経由して設けられた搬
    送手段と、搬送手段に所定の間隔で設けられかつ折帳を
    個別に保持する保持手段と、保持手段に折帳を保持せし
    める保持補助手段と、保持した折帳を集積手段に向けて
    解放せしめる解放補助手段と、保持補助手段の作用後か
    つ解放補助手段の作用前に保持手段を選択的に左右いず
    れかに所定角度旋回させる方向変換手段とを有し折帳を
    適宜部数ずつ一定の角度だけ向きを変えて集積すること
    を特徴とする折帳搬送集積装置。
JP22005792A 1992-08-19 1992-08-19 折帳搬送集積装置 Expired - Fee Related JP2533825B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1547951A1 (en) * 2003-12-26 2005-06-29 Tokyo Kikai Seisakusho, Ltd. Signature-stacking apparatus

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