JPH0664718B2 - 薄膜磁気ヘツド - Google Patents
薄膜磁気ヘツドInfo
- Publication number
- JPH0664718B2 JPH0664718B2 JP60142542A JP14254285A JPH0664718B2 JP H0664718 B2 JPH0664718 B2 JP H0664718B2 JP 60142542 A JP60142542 A JP 60142542A JP 14254285 A JP14254285 A JP 14254285A JP H0664718 B2 JPH0664718 B2 JP H0664718B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- insulating film
- magnetically permeable
- thin film
- magnetoresistive effect
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/33—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only
- G11B5/39—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only using magneto-resistive devices or effects
- G11B5/3903—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only using magneto-resistive devices or effects using magnetic thin film layers or their effects, the films being part of integrated structures
- G11B5/3906—Details related to the use of magnetic thin film layers or to their effects
- G11B5/3916—Arrangements in which the active read-out elements are coupled to the magnetic flux of the track by at least one magnetic thin film flux guide
- G11B5/3919—Arrangements in which the active read-out elements are coupled to the magnetic flux of the track by at least one magnetic thin film flux guide the guide being interposed in the flux path
- G11B5/3922—Arrangements in which the active read-out elements are coupled to the magnetic flux of the track by at least one magnetic thin film flux guide the guide being interposed in the flux path the read-out elements being disposed in magnetic shunt relative to at least two parts of the flux guide structure
- G11B5/3925—Arrangements in which the active read-out elements are coupled to the magnetic flux of the track by at least one magnetic thin film flux guide the guide being interposed in the flux path the read-out elements being disposed in magnetic shunt relative to at least two parts of the flux guide structure the two parts being thin films
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、薄膜磁気ヘッドに係り、特にヨークタイプ
の磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド(以下単にMRヘッドと
称する)に関する。
の磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド(以下単にMRヘッドと
称する)に関する。
[発明の技術的背景] 近年磁気記録が高密度化されるに伴い、薄膜技術を用い
て製造されるMRヘッドが注目されている。このヨークタ
イプMRヘッドは従来は第2図に一部断面斜視図として示
すように、磁性体基盤1上に絶縁膜2を介してMR素子5
を形成し、その両端にNi−Zn−フェライトなどの透磁性
絶縁膜11aおよび11bを形成する。さらに透磁性絶縁膜11
aおよび11bの両端に透磁性薄膜7aおよび7bを形成し、MR
素子上にSiO2などの絶縁膜12を介してバイアス3を形
成したものである。
て製造されるMRヘッドが注目されている。このヨークタ
イプMRヘッドは従来は第2図に一部断面斜視図として示
すように、磁性体基盤1上に絶縁膜2を介してMR素子5
を形成し、その両端にNi−Zn−フェライトなどの透磁性
絶縁膜11aおよび11bを形成する。さらに透磁性絶縁膜11
aおよび11bの両端に透磁性薄膜7aおよび7bを形成し、MR
素子上にSiO2などの絶縁膜12を介してバイアス3を形
成したものである。
しかしながら、従来の第2図に示すMRヘッドのように、
MR素子5端部に透磁性絶縁膜11aおよび11bを形成する場
合は、通常透磁性絶縁膜11aおよび11bをArイオンビーム
等によりエッチングしなければならなかった。この際、
透磁性絶縁膜11aおよび11bとMR素子5とのエッチングの
選択比が少ないため、MR素子5がダメージを受けるとい
う問題があった。MR素子5の厚さは200Å程度などで、
そのダメージは大きく、場合によっては透磁性絶縁膜11
aおよび11bの切れ目において断線するという問題があっ
た。
MR素子5端部に透磁性絶縁膜11aおよび11bを形成する場
合は、通常透磁性絶縁膜11aおよび11bをArイオンビーム
等によりエッチングしなければならなかった。この際、
透磁性絶縁膜11aおよび11bとMR素子5とのエッチングの
選択比が少ないため、MR素子5がダメージを受けるとい
う問題があった。MR素子5の厚さは200Å程度などで、
そのダメージは大きく、場合によっては透磁性絶縁膜11
aおよび11bの切れ目において断線するという問題があっ
た。
[背景技術の問題点] 上述したように、従来のMRヘッドによれば、MR素子5を
覆うNi−Zn−フェライトなどの透磁性絶縁膜をエッチン
グする際に、MR素子5がダメージを受け、断線するとい
う問題があり、製造時の歩留まりを向上できないという
問題があった。
覆うNi−Zn−フェライトなどの透磁性絶縁膜をエッチン
グする際に、MR素子5がダメージを受け、断線するとい
う問題があり、製造時の歩留まりを向上できないという
問題があった。
[発明の目的] この発明は上記欠点を除去し、磁気効率の良いヨークタ
イプMRヘッドの生産効率を向上することを目的とする。
イプMRヘッドの生産効率を向上することを目的とする。
[発明の概要] 上記目的を達成するために、この発明では、ヨークタイ
プ磁気抵抗効果型の磁気コアを形成する磁気抵抗効果素
子と、前記磁気抵抗効果素子上の全面に形成した絶縁性
の軟磁性体と、前記軟磁性体に接し、前記磁気コアを形
成するように配設したヨーク部材と、前記軟磁性体上に
直接形成され、前記磁気抵抗効果素子に磁気的なバイア
スをかけるバイアス導体とを具備している。
プ磁気抵抗効果型の磁気コアを形成する磁気抵抗効果素
子と、前記磁気抵抗効果素子上の全面に形成した絶縁性
の軟磁性体と、前記軟磁性体に接し、前記磁気コアを形
成するように配設したヨーク部材と、前記軟磁性体上に
直接形成され、前記磁気抵抗効果素子に磁気的なバイア
スをかけるバイアス導体とを具備している。
[作用] このように構成されたものにおいては、磁気抵抗効果素
子上に形成された絶縁性の軟磁性体をエッチングする必
要がないため、磁気抵抗素子のダメージをなくし、断線
の可能性をなくすことができる。
子上に形成された絶縁性の軟磁性体をエッチングする必
要がないため、磁気抵抗素子のダメージをなくし、断線
の可能性をなくすことができる。
[発明の実施例] この発明の実施例を図面を参照し、詳細に説明する。
第1図はこの発明の一実施例のMRヘッドを示す斜視図で
ある。フェライトなどからなる磁性体基板1上にはSiO
2などからなる第1の絶縁膜2が形成されており、、こ
の第1の絶縁膜2を介してMR素子5が形成されている。
このMR素子5の前面を覆うように第2の絶縁膜であるNi
−Zn−フェライトなどの透磁性絶縁膜11が形成されてい
る。前記第1の絶縁膜2上にはそれぞれ対向する一端が
前記透磁性絶縁膜11を被覆するように、パーマロイなど
からなる2個の透磁性薄膜7aおよび7bが対向して形成さ
れており、透磁性薄膜7aおよび7bの間には不連続部が設
けられており、磁気コアを形成する。また、透磁性薄膜
7bは前記第1の絶縁膜を貫通して磁性体基板1に直接接
続している。透磁性絶縁膜11上には、MR素子5に磁気的
なバイアスをかけるバイアス3を形成する。
ある。フェライトなどからなる磁性体基板1上にはSiO
2などからなる第1の絶縁膜2が形成されており、、こ
の第1の絶縁膜2を介してMR素子5が形成されている。
このMR素子5の前面を覆うように第2の絶縁膜であるNi
−Zn−フェライトなどの透磁性絶縁膜11が形成されてい
る。前記第1の絶縁膜2上にはそれぞれ対向する一端が
前記透磁性絶縁膜11を被覆するように、パーマロイなど
からなる2個の透磁性薄膜7aおよび7bが対向して形成さ
れており、透磁性薄膜7aおよび7bの間には不連続部が設
けられており、磁気コアを形成する。また、透磁性薄膜
7bは前記第1の絶縁膜を貫通して磁性体基板1に直接接
続している。透磁性絶縁膜11上には、MR素子5に磁気的
なバイアスをかけるバイアス3を形成する。
ここで、MR素子5と透磁性絶縁膜11は交換結合してお
り、その磁化は透磁性薄膜7aから流入する磁束に応じて
一体となって回転する。
り、その磁化は透磁性薄膜7aから流入する磁束に応じて
一体となって回転する。
上述した絶縁膜2、MR素子5、透磁性薄膜7aおよび7bお
よび透磁性絶縁膜11はそれぞれ公知の各種リソグラフィ
技術によって形成されている。
よび透磁性絶縁膜11はそれぞれ公知の各種リソグラフィ
技術によって形成されている。
この実施例では、MR素子5上の前面をNi−Zn−フェライ
トなどの透磁性絶縁膜11で覆うように形成するため、透
磁性薄膜7aおよび7bやバイアス3をArイオンビーム等に
よりエッチングする際、透磁性絶縁膜11がMR素子5を保
護し、機能部であるMR素子5のダメージをなくすことが
できる。
トなどの透磁性絶縁膜11で覆うように形成するため、透
磁性薄膜7aおよび7bやバイアス3をArイオンビーム等に
よりエッチングする際、透磁性絶縁膜11がMR素子5を保
護し、機能部であるMR素子5のダメージをなくすことが
できる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、Ni−Zn−フェ
ライトなどの磁性絶縁膜をMR素子の上全面を覆うように
形成することにより、製造時のMR素子へのダメージをな
くし、製品の歩留まりを向上することができる。
ライトなどの磁性絶縁膜をMR素子の上全面を覆うように
形成することにより、製造時のMR素子へのダメージをな
くし、製品の歩留まりを向上することができる。
第1図は、この発明の一実施例のMRヘッドを示す斜視図
である。 第2図は、従来のMRヘッドを示す斜視図である。 1……磁性体基板、2……第1の絶縁膜、5……MR素
子、7a……透磁性薄膜(磁気コア)、7b……透磁性薄膜
(磁気コア)、11……透磁性絶縁膜(第2の絶縁膜)。
である。 第2図は、従来のMRヘッドを示す斜視図である。 1……磁性体基板、2……第1の絶縁膜、5……MR素
子、7a……透磁性薄膜(磁気コア)、7b……透磁性薄膜
(磁気コア)、11……透磁性絶縁膜(第2の絶縁膜)。
Claims (1)
- 【請求項1】ヨークタイプ磁気抵抗効果型の磁気コアを
形成する磁気抵抗効果素子と、 前記磁気抵抗効果素子上の全面に形成した絶縁性の軟磁
性体と、 前記軟磁性体に接し、前記磁気コアを形成するように配
設したヨーク部材と、 前記軟磁性体上に直接形成され、前記磁気抵抗効果素子
に磁気的なバイアスをかけるバイアス導体とを具備した
ことを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60142542A JPH0664718B2 (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 薄膜磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60142542A JPH0664718B2 (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 薄膜磁気ヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS626421A JPS626421A (ja) | 1987-01-13 |
JPH0664718B2 true JPH0664718B2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=15317770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60142542A Expired - Lifetime JPH0664718B2 (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 薄膜磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0664718B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE1007775A3 (nl) * | 1993-11-22 | 1995-10-17 | Philips Electronics Nv | Magneetkop, voorzien van een kopvlak en een dunnefilm structuur, en werkwijze voor het vervaardigen van de magneetkop. |
JPH10241123A (ja) * | 1997-02-28 | 1998-09-11 | Nec Corp | 磁気抵抗効果ヘッド |
EP0889460B1 (en) * | 1997-07-04 | 2003-09-24 | STMicroelectronics S.r.l. | An electromagnetic head with magnetoresistive means connected to a magnetic core |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5977618A (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-04 | Sony Corp | 磁気抵抗効果形磁気ヘツド |
-
1985
- 1985-07-01 JP JP60142542A patent/JPH0664718B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS626421A (ja) | 1987-01-13 |
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